JPS62275070A - 導電性サイアロン焼結体およびその製造方法 - Google Patents
導電性サイアロン焼結体およびその製造方法Info
- Publication number
- JPS62275070A JPS62275070A JP60250435A JP25043585A JPS62275070A JP S62275070 A JPS62275070 A JP S62275070A JP 60250435 A JP60250435 A JP 60250435A JP 25043585 A JP25043585 A JP 25043585A JP S62275070 A JPS62275070 A JP S62275070A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sintered body
- weight
- volume
- sialon sintered
- sintering
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 8
- 238000005245 sintering Methods 0.000 claims description 38
- ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N Tin Chemical compound [Sn] ATJFFYVFTNAWJD-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N Atomic nitrogen Chemical compound N#N IJGRMHOSHXDMSA-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
- 229910052581 Si3N4 Inorganic materials 0.000 claims description 12
- NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N Titanium nitride Chemical compound [Ti]#N NRTOMJZYCJJWKI-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 11
- 239000000203 mixture Substances 0.000 claims description 11
- HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N silicon nitride Chemical compound N12[Si]34N5[Si]62N3[Si]51N64 HQVNEWCFYHHQES-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000007789 gas Substances 0.000 claims description 9
- 229910052757 nitrogen Inorganic materials 0.000 claims description 8
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000002156 mixing Methods 0.000 claims description 3
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 2
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 229910052727 yttrium Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 239000012071 phase Substances 0.000 description 17
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 9
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 9
- 238000009760 electrical discharge machining Methods 0.000 description 8
- 230000003647 oxidation Effects 0.000 description 8
- 238000007254 oxidation reaction Methods 0.000 description 8
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 7
- 238000001272 pressureless sintering Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 150000004767 nitrides Chemical class 0.000 description 4
- KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N Isopropanol Chemical compound CC(C)O KFZMGEQAYNKOFK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910001873 dinitrogen Inorganic materials 0.000 description 3
- 238000007731 hot pressing Methods 0.000 description 3
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 150000001247 metal acetylides Chemical class 0.000 description 3
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000003610 charcoal Substances 0.000 description 2
- 239000013078 crystal Substances 0.000 description 2
- 238000005520 cutting process Methods 0.000 description 2
- 239000012299 nitrogen atmosphere Substances 0.000 description 2
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 2
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 2
- PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N aluminium oxide Inorganic materials [O-2].[O-2].[O-2].[Al+3].[Al+3] PNEYBMLMFCGWSK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 1
- 229910052593 corundum Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000000280 densification Methods 0.000 description 1
- 238000001035 drying Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 1
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 239000007791 liquid phase Substances 0.000 description 1
- 239000011812 mixed powder Substances 0.000 description 1
- 238000013001 point bending Methods 0.000 description 1
- 238000011160 research Methods 0.000 description 1
- 238000001878 scanning electron micrograph Methods 0.000 description 1
- 239000006104 solid solution Substances 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000010936 titanium Substances 0.000 description 1
- 229910052723 transition metal Inorganic materials 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000004584 weight gain Effects 0.000 description 1
- 235000019786 weight gain Nutrition 0.000 description 1
- 238000009763 wire-cut EDM Methods 0.000 description 1
- 229910001845 yogo sapphire Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Ceramic Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
〔産業上の利用分野〕
本発明は導電性にすぐれ、放電加工が可能な高強度のサ
イアロン焼結体およびその製造方法に関する。
イアロン焼結体およびその製造方法に関する。
サイアロン焼結体は耐酸化性にすぐれ、高温強度が高い
のでタービンブレード、ターボチャージャーローター等
の高温構造用材料、熱間加工用のダイス、ロール等の工
具などとしての用途が期待されている。しかし、サイア
ロン焼結体は高硬度。
のでタービンブレード、ターボチャージャーローター等
の高温構造用材料、熱間加工用のダイス、ロール等の工
具などとしての用途が期待されている。しかし、サイア
ロン焼結体は高硬度。
高靭性のために機械加工が難しく、複雑形状の部材を作
製することはほとんど不可能であった。
製することはほとんど不可能であった。
このため、焼結体に導電性を付与し、放電加工を可能と
したものが提案されてた。例えば、特開昭57−188
453号公報、特開昭57−200265号公報、特開
昭58−20782号公報、特開昭59−207881
号公報等参照。これらの文献はrva、Va、VIa族
遷移金属元素の酸化物、窒化物、硼化物等を添加するこ
とにより、窒化ケイ素、サイアロンに導電性を付与し放
電加工を可能としたものを提案している。
したものが提案されてた。例えば、特開昭57−188
453号公報、特開昭57−200265号公報、特開
昭58−20782号公報、特開昭59−207881
号公報等参照。これらの文献はrva、Va、VIa族
遷移金属元素の酸化物、窒化物、硼化物等を添加するこ
とにより、窒化ケイ素、サイアロンに導電性を付与し放
電加工を可能としたものを提案している。
〔発明が解決しようとする問題点]
しかし、これら公知のものは、主としてホットプレス法
により加圧焼結して焼結体を得ているものであり、ホッ
トプレス法を用いた場合には板状の焼結体しか得られず
、構造材料として使用するためには形状上の制約が大き
いという難点がある。
により加圧焼結して焼結体を得ているものであり、ホッ
トプレス法を用いた場合には板状の焼結体しか得られず
、構造材料として使用するためには形状上の制約が大き
いという難点がある。
特開昭58−20782号および特開昭59−2078
81号公報には常圧焼結について示唆する記載もあるが
、その詳細については全く開示されていない。さらに特
開昭58−20782号および特開昭59−20788
1号公報記載の組成のものにおいては常圧焼結しても良
好な焼結体は得られないことがわかった。すなわち、こ
れら公報記載の組成のものを常圧焼結した場合には相対
密度80%以下、曲げ強度が常温において35kg/龍
2以下となってしまい、限られた部材としてしか用いる
ことが出来ないという問題点があることが判明した。そ
の上、これら公知のサイアロン焼結体は必ずしも高温に
おける耐酸化性が十分でない。
81号公報には常圧焼結について示唆する記載もあるが
、その詳細については全く開示されていない。さらに特
開昭58−20782号および特開昭59−20788
1号公報記載の組成のものにおいては常圧焼結しても良
好な焼結体は得られないことがわかった。すなわち、こ
れら公報記載の組成のものを常圧焼結した場合には相対
密度80%以下、曲げ強度が常温において35kg/龍
2以下となってしまい、限られた部材としてしか用いる
ことが出来ないという問題点があることが判明した。そ
の上、これら公知のサイアロン焼結体は必ずしも高温に
おける耐酸化性が十分でない。
従って、本発明の目的は、強度が高くかつ放電加工が可
能であるとともに高温耐酸化性の優れた導電性サイアロ
ンを提供することである。
能であるとともに高温耐酸化性の優れた導電性サイアロ
ンを提供することである。
本発明のもう1つの目的は、種々の形状の焼結体が得ら
れるように常圧又は300 kg/crA以下のガス圧
の窒素中で焼結する導電性サイアロン焼結体の製造方法
を提供することである。
れるように常圧又は300 kg/crA以下のガス圧
の窒素中で焼結する導電性サイアロン焼結体の製造方法
を提供することである。
本発明者等は上記目的に鑑み鋭意研究の結果、窒化ケイ
素に対して所定の割合の焼結助剤と窒化チタンとを配合
することにより、高強度及び高い高温耐酸化性を有する
とともに放電加工が可能である導電性サイアロン焼結体
を得ることができることを発見し、本発明に到った。
素に対して所定の割合の焼結助剤と窒化チタンとを配合
することにより、高強度及び高い高温耐酸化性を有する
とともに放電加工が可能である導電性サイアロン焼結体
を得ることができることを発見し、本発明に到った。
本発明の導電性サイアロン焼結体は、窒化ケイ素と、窒
化ケイ素に対して6〜25重量%の1種又は2種以上の
焼結助剤と、窒化ケイ素と焼結助剤との合計に対して3
0体積%を越え70体積%未満の窒化チタンとを混合焼
結したことを特徴とするものである。
化ケイ素に対して6〜25重量%の1種又は2種以上の
焼結助剤と、窒化ケイ素と焼結助剤との合計に対して3
0体積%を越え70体積%未満の窒化チタンとを混合焼
結したことを特徴とするものである。
焼結助剤は、好ましくは3〜10重量%のY2O3,2
〜7重量%のAANポリタイプ及び1〜8重景重量A
l 203からなる。一方、窒化チタンは好ましくは3
5〜60体積%より好ましくは40〜60体積%である
。
〜7重量%のAANポリタイプ及び1〜8重景重量A
l 203からなる。一方、窒化チタンは好ましくは3
5〜60体積%より好ましくは40〜60体積%である
。
本発明の導電性サイアロン焼結体は300kg/d以下
のガス圧の窒素中で焼結することにより得ることができ
るが、常圧焼結又はガス圧焼結のいずれでもよい。
のガス圧の窒素中で焼結することにより得ることができ
るが、常圧焼結又はガス圧焼結のいずれでもよい。
窒化ケイ素は難焼結性であるため、6〜25重量%の焼
結助剤を添加する。好ましい焼結助剤はY2O3、Al
2O2)Aj2N 、 ApNポリタイプ(A N N
中にSiとOが固溶したもの。A/Nと類似の結晶構造
を有する凝多形の一種である。)、hO等である。この
うちANzOi、AlN、AlNポリタイプは窒化ケイ
素と混合焼結することによりβ′−サイアロンを形成す
る。中でも望ましい焼結助剤はY2O3とAlNポリタ
イプとAl2O3の組合せからなるものである。
結助剤を添加する。好ましい焼結助剤はY2O3、Al
2O2)Aj2N 、 ApNポリタイプ(A N N
中にSiとOが固溶したもの。A/Nと類似の結晶構造
を有する凝多形の一種である。)、hO等である。この
うちANzOi、AlN、AlNポリタイプは窒化ケイ
素と混合焼結することによりβ′−サイアロンを形成す
る。中でも望ましい焼結助剤はY2O3とAlNポリタ
イプとAl2O3の組合せからなるものである。
ここで3〜10重量%のY2O3を添加するのはホット
プレスに頼らず常圧焼結又はガス圧焼結を可能にするた
めであり、Y2O3が3重量%未満では焼結体が緻密化
せず、Y2O3が10重量%を超えると高温強度の低下
が著しい。上記のように比較的多量のY2O3添加を行
なうのは常圧焼結又はガス圧焼結を行なう場合の特徴で
あり、また不可欠なものである。尚、従来技術のように
ホントプレス法を用いる場合においては、3〜10重量
%のY2O3を添加することは、ホットプレス時に液相
のしみ出しを発生させダイス等の破損を招く恐れが有り
好ましくない。
プレスに頼らず常圧焼結又はガス圧焼結を可能にするた
めであり、Y2O3が3重量%未満では焼結体が緻密化
せず、Y2O3が10重量%を超えると高温強度の低下
が著しい。上記のように比較的多量のY2O3添加を行
なうのは常圧焼結又はガス圧焼結を行なう場合の特徴で
あり、また不可欠なものである。尚、従来技術のように
ホントプレス法を用いる場合においては、3〜10重量
%のY2O3を添加することは、ホットプレス時に液相
のしみ出しを発生させダイス等の破損を招く恐れが有り
好ましくない。
また、本発明においてAlNポリタイプの量を2〜7重
量%に限定するのは、2重量%未満では高温強度が著し
く低く、また7重量%を超えると焼結性が低下し、強度
が低下するからである。
量%に限定するのは、2重量%未満では高温強度が著し
く低く、また7重量%を超えると焼結性が低下し、強度
が低下するからである。
また、A ff zo、3量を1〜8重量%に限定する
のは、1重量%未満では焼結性が低く、密度の上昇が困
難であり、8重量%を超えると高温強度の低下が著しい
からである。
のは、1重量%未満では焼結性が低く、密度の上昇が困
難であり、8重量%を超えると高温強度の低下が著しい
からである。
導電性に関してはIVa族の元素(T i + Z r
+ Hf )の炭化物及び窒化物は全て満足であるが
、TiC又はZr又はHfの炭化物又は窒化物を含有す
るサイアロン焼結体は高温耐酸化性が低いことがわかっ
た。
+ Hf )の炭化物及び窒化物は全て満足であるが
、TiC又はZr又はHfの炭化物又は窒化物を含有す
るサイアロン焼結体は高温耐酸化性が低いことがわかっ
た。
従って、高温強度、放電加工性及び高温耐酸化性の優れ
たサイアロン焼結体を得るためには窒化チタンを使用す
ることが必須である。
たサイアロン焼結体を得るためには窒化チタンを使用す
ることが必須である。
TiNの添加量を30体積%を越え70体積%未満とす
るのは30体積%以下では導電性が不十分であり、70
体積%以上では高温強度の低下が著しいためである。T
iNの添加量は好ましくは35〜60体積%、より好ま
しくは40〜60体積%である。本発明の導電性サイア
ロン焼結体はβ′−サイアロン相、TiN相及び粒界相
の3相からなっているが、導電性に寄与するTiN相が
焼結体中で相互に十分接触し出すのは、TiNの添加量
が30体積%を越えてからである。TiN量が増加する
につれてTiN相の相互接触が密になり、焼結体の導電
性は急激に上昇する。ところがそれにつれて焼結体の強
度も低下する。従って、導電性と強度との両方の観点か
ら、TiN 量は上記範囲に限定される。
るのは30体積%以下では導電性が不十分であり、70
体積%以上では高温強度の低下が著しいためである。T
iNの添加量は好ましくは35〜60体積%、より好ま
しくは40〜60体積%である。本発明の導電性サイア
ロン焼結体はβ′−サイアロン相、TiN相及び粒界相
の3相からなっているが、導電性に寄与するTiN相が
焼結体中で相互に十分接触し出すのは、TiNの添加量
が30体積%を越えてからである。TiN量が増加する
につれてTiN相の相互接触が密になり、焼結体の導電
性は急激に上昇する。ところがそれにつれて焼結体の強
度も低下する。従って、導電性と強度との両方の観点か
ら、TiN 量は上記範囲に限定される。
本発明における焼結体の電気抵抗率はI X 10−’
Ω・am以下であることが好ましいが、その理由は、常
圧焼結により得られたダイス、ローラー等の部品、特に
厚さ301鳳を超えるもののワイヤーカット放電加工は
電気抵抗率lX10−’Ω・価を越えると加工速度が著
しく小さくなるためである。
Ω・am以下であることが好ましいが、その理由は、常
圧焼結により得られたダイス、ローラー等の部品、特に
厚さ301鳳を超えるもののワイヤーカット放電加工は
電気抵抗率lX10−’Ω・価を越えると加工速度が著
しく小さくなるためである。
また、本発明によるサイアロン焼結体の製造方法におい
て、常圧焼結又はガス圧焼結を用いるのは、ダイス、ロ
ーラー等の複雑形状の大型部品をホットプレスで焼結す
ることは殆んど不可能であり、常圧焼結又はガス圧焼結
によってのみその製造が可能であるからである。
て、常圧焼結又はガス圧焼結を用いるのは、ダイス、ロ
ーラー等の複雑形状の大型部品をホットプレスで焼結す
ることは殆んど不可能であり、常圧焼結又はガス圧焼結
によってのみその製造が可能であるからである。
装置上の制約がないという観点から常圧焼結が望ましい
。この場合、窒素のガス圧は0.5〜2 kg/ cn
lである。しかし、窒素のガス圧を上昇させると、一層
緻密な焼結体が得られる。この場合耐圧構造の炉とする
必要があるが、ホットプレスと異りタイスを用いないの
で、種々の形状の焼結体を得ることができる。窒素のガ
ス圧は炉の耐圧性の観点から300kg/ant程度ま
でとするのが好ましい。
。この場合、窒素のガス圧は0.5〜2 kg/ cn
lである。しかし、窒素のガス圧を上昇させると、一層
緻密な焼結体が得られる。この場合耐圧構造の炉とする
必要があるが、ホットプレスと異りタイスを用いないの
で、種々の形状の焼結体を得ることができる。窒素のガ
ス圧は炉の耐圧性の観点から300kg/ant程度ま
でとするのが好ましい。
本発明における焼結温度は1600〜1900℃である
が、その理由は、1600°C未満では焼結時の緻密化
が不十分であり、1900°Cを超えるとSi3N4が
分解を起こすからである。好ましい焼結温度の範囲は1
650〜1800℃である。
が、その理由は、1600°C未満では焼結時の緻密化
が不十分であり、1900°Cを超えるとSi3N4が
分解を起こすからである。好ましい焼結温度の範囲は1
650〜1800℃である。
本発明により得られた焼結体は焼結後HIP処理を行な
い信頼性を向上させることも可能である。
い信頼性を向上させることも可能である。
本発明において導電材として用いられる窒化チタンは難
融性で高硬度であり、また抵抗率は〜10−5Ωcmと
低くさらに正の抵抗温度係数を有する。窒化チタン粉末
は513N4中に均一に分散し、導電性を向上させるた
めにはできるだけ微細な粒子が良く好ましくは平均粒径
5μm以下である。
融性で高硬度であり、また抵抗率は〜10−5Ωcmと
低くさらに正の抵抗温度係数を有する。窒化チタン粉末
は513N4中に均一に分散し、導電性を向上させるた
めにはできるだけ微細な粒子が良く好ましくは平均粒径
5μm以下である。
既に述べた通り、本発明の導電性サイアロン焼粘体はβ
′−サイアロン相、TiN相及び粒界相の3相からなっ
ているが、粒界相中にはY、 Si、 Al。
′−サイアロン相、TiN相及び粒界相の3相からなっ
ているが、粒界相中にはY、 Si、 Al。
0、Nが存在し、非晶質相となっている。この粒界相に
より、TiN粒子を最大70体積%未満と多量に含む場
合にも焼結が良好に進行する。
より、TiN粒子を最大70体積%未満と多量に含む場
合にも焼結が良好に進行する。
本発明を以下の実施例によりさらに詳細に説明する。
遣財1辻上
焼結助剤として9重量%のY2O3,4重量%のAlN
ポリタイプ及び6重量%のA f 20.+をSi:+
N4粉末に添加し、得られた混合物に対して45体積%
の窒化チタンを調合し、イソプロピルアルコール中でボ
ールミルした。乾燥後5%PVA溶液を10%加え、ら
いかいした混合粉末を金型に充填し、1トン/cfl!
の圧力で成形した。これを1750℃、1気圧で1時間
窒素雰囲気中で焼結した。得られたサイアロン焼結体の
特性を以下に示す。
ポリタイプ及び6重量%のA f 20.+をSi:+
N4粉末に添加し、得られた混合物に対して45体積%
の窒化チタンを調合し、イソプロピルアルコール中でボ
ールミルした。乾燥後5%PVA溶液を10%加え、ら
いかいした混合粉末を金型に充填し、1トン/cfl!
の圧力で成形した。これを1750℃、1気圧で1時間
窒素雰囲気中で焼結した。得られたサイアロン焼結体の
特性を以下に示す。
相対密度 99.0%
室温抵抗率 5.0X10−’ΩGビッカース硬さ
く荷重10kg) 1410曲げ強さく室温)
74に+r/鵬璽2* 〃(1000℃) 69kg/n2注水4点曲げ試
験(上部スパン3011下部スパン10鶴) このサイアロン焼結体の放電加工性を調べた。
く荷重10kg) 1410曲げ強さく室温)
74に+r/鵬璽2* 〃(1000℃) 69kg/n2注水4点曲げ試
験(上部スパン3011下部スパン10鶴) このサイアロン焼結体の放電加工性を調べた。
放電加工の条件及び結果は以下の通りである。
サイアロン焼結体厚さ:50龍
方決:ワイヤーカット(0,2鮪i同)電流:110V
、1.2Aの直流 装置:ジャバソクスL450 放電加工速度:0.1m/分 なお、得られたサイアロン焼結体の走査型電子顕微鏡写
真を第1図に示す。第1図において、白色相はTiN相
であり、黒炭色相はβ′−サイアロン相、白炭色相は粒
界相である。
、1.2Aの直流 装置:ジャバソクスL450 放電加工速度:0.1m/分 なお、得られたサイアロン焼結体の走査型電子顕微鏡写
真を第1図に示す。第1図において、白色相はTiN相
であり、黒炭色相はβ′−サイアロン相、白炭色相は粒
界相である。
尖践桝又
焼結助剤として5重量%のYz(h、7重量%のAiポ
リタイプ及び5重量%のA A taxを5i3Na粉
末に添加し、それに40〜70体積%のTiNを調合し
た。これから実施例1と同一の方法で焼結体を作製した
。その特性を表1に示す。
リタイプ及び5重量%のA A taxを5i3Na粉
末に添加し、それに40〜70体積%のTiNを調合し
た。これから実施例1と同一の方法で焼結体を作製した
。その特性を表1に示す。
表1
実施例3
SiJn粉末(粒度0.7μm、α化率93%)、Y2
O3粉末(粒度1μm、99.99%)、A1ポリタイ
プ粉末(結晶型21R2粒度2μm、98.8%)。
O3粉末(粒度1μm、99.99%)、A1ポリタイ
プ粉末(結晶型21R2粒度2μm、98.8%)。
A l 20+粉末(粒度0.5μm、99.5%)を
用いYzOi、へlポリタイプ、Ajl!203量を第
2表に示すように種々変化させた組成にて配合し、これ
らに対しTiN粉末(粒度2μm、98.8%)を45
体積%添加した後混合、成形を行ない、1830°C2
3時間、1気圧窒素中で常圧焼結を行なった。
用いYzOi、へlポリタイプ、Ajl!203量を第
2表に示すように種々変化させた組成にて配合し、これ
らに対しTiN粉末(粒度2μm、98.8%)を45
体積%添加した後混合、成形を行ない、1830°C2
3時間、1気圧窒素中で常圧焼結を行なった。
これら焼結体の組成、密度7強度、電気抵抗率および厚
さ5關の試料についてのワイヤーカット加工の可否を第
2表に示す。この結果から本発明においてYz(h、へ
j2Nポリタイプおよび八1203の各含有量は、それ
ぞれ重量%で3〜10%、2〜10%および1〜8%が
良いことが明らかである。
さ5關の試料についてのワイヤーカット加工の可否を第
2表に示す。この結果から本発明においてYz(h、へ
j2Nポリタイプおよび八1203の各含有量は、それ
ぞれ重量%で3〜10%、2〜10%および1〜8%が
良いことが明らかである。
ス」l江工
実施例3と同様の原料を用い、
Si□N4−7重量%、Yz(h5重量%、ANzOi
−3重量%、ANNポリタイプの組成にて配合後、種々
の体積率のTiNを添加し実施例1と同様に焼結し、評
価を行なった。
−3重量%、ANNポリタイプの組成にて配合後、種々
の体積率のTiNを添加し実施例1と同様に焼結し、評
価を行なった。
結果を第3表に示す。この結果から本発明におけるTi
Nの含有量は、30体積%を越え、70体積%未満が好
ましいこと明らかである。
Nの含有量は、30体積%を越え、70体積%未満が好
ましいこと明らかである。
叉施烈工
実施例4と同じ材料につき試料厚さを変えワイヤーカッ
ト加工を行なった。放電加工速度(龍/mi口)を第4
表に示す。
ト加工を行なった。放電加工速度(龍/mi口)を第4
表に示す。
実施例6
実施例4と同一組成のSi3N4. Yz03. A
E Nポリタイプ、i20.に45体積%の■a族元素
の炭化物、窒化物を添加し、実施例1と同様の方法によ
り焼結体を得た。それらにつき強度試験および、酸化増
量の調査を行なった結果を第5表に示す。
E Nポリタイプ、i20.に45体積%の■a族元素
の炭化物、窒化物を添加し、実施例1と同様の方法によ
り焼結体を得た。それらにつき強度試験および、酸化増
量の調査を行なった結果を第5表に示す。
スJ1生り
実施例3と同じ原料を用い5isN4(0,5)重1%
、 Y2O35重ffi%、 A (l zo33重’
t%、Al)1ポリタイプの組成にて配合し、TiNを
45体積%添加したものにつき成形後、常圧焼結および
ホットフツスにより焼結を行なった。なお焼結条件は以
下の通りであり、これらの特性を第6表に示す。
、 Y2O35重ffi%、 A (l zo33重’
t%、Al)1ポリタイプの組成にて配合し、TiNを
45体積%添加したものにつき成形後、常圧焼結および
ホットフツスにより焼結を行なった。なお焼結条件は以
下の通りであり、これらの特性を第6表に示す。
常圧焼結1830℃X3hr 1 kg/cffl窒素
中ホットプレス 1750℃X lhr、圧力150
kg / c+d 。
中ホットプレス 1750℃X lhr、圧力150
kg / c+d 。
1kg/cjIt 窒素中
去Jl建1
SiJa 84重量%、Y2O:17重量%、へβNポ
リタイプ4重量%及びA/J*5重量%からなる混合物
に種々の割合のTiNを配合し、1650℃、100気
圧の窒素中で2時間焼結した。得られた焼結体の電気抵
抗率とTiN含有量との関係を求めた。結果を第2図に
示す。第2図から明らかな通り、TiN含有量が30体
積%程度のときは電気抵抗率は急激に低下しており、3
5体積%に達すると電気抵抗率の増加率は著しくゆるや
かになる。
リタイプ4重量%及びA/J*5重量%からなる混合物
に種々の割合のTiNを配合し、1650℃、100気
圧の窒素中で2時間焼結した。得られた焼結体の電気抵
抗率とTiN含有量との関係を求めた。結果を第2図に
示す。第2図から明らかな通り、TiN含有量が30体
積%程度のときは電気抵抗率は急激に低下しており、3
5体積%に達すると電気抵抗率の増加率は著しくゆるや
かになる。
特に40体積%になると電気抵抗率はlXl0−3Ω・
cm以下となり、十分である。
cm以下となり、十分である。
本発明の導電性サイアロン焼結体は、1000°Cまで
の強度低下が小さく、高温耐酸化性が高い。
の強度低下が小さく、高温耐酸化性が高い。
また導電性を有するため放電加工が可能である。
さらに常圧焼結又はガス圧焼結により製造することが可
能であるため、従来不可能であった大型の複雑形状をも
つダイス等広い範囲に適用が可能である。
能であるため、従来不可能であった大型の複雑形状をも
つダイス等広い範囲に適用が可能である。
第1図は本発明による焼結体の組織の一例を示す走査型
電顕による金属組織写真であり、第2図はTiN含有量
と電気抵抗率との関係を示すグラフである。 t−7’iijりβ・嘱す喀″′、−だ乱)炉 、・
′:;1 、V − xlo−3第2図 TiN含有量(vol’10) 手続補正書(方式〕 11.7.□167,1.3,15.1持許庁長官殿
1で)事件の表示 昭和60年持許願第250435号 発 明 の 名 称 導電性サイア1ン焼結体およびそ
り)製造方法補正をする者 り墳とのr4係 特許出願人 二 11 所 東京都千代田区丸の内証目1番2号名
1f、 15081 El立金属株式会社代
理 人 補正の対象
電顕による金属組織写真であり、第2図はTiN含有量
と電気抵抗率との関係を示すグラフである。 t−7’iijりβ・嘱す喀″′、−だ乱)炉 、・
′:;1 、V − xlo−3第2図 TiN含有量(vol’10) 手続補正書(方式〕 11.7.□167,1.3,15.1持許庁長官殿
1で)事件の表示 昭和60年持許願第250435号 発 明 の 名 称 導電性サイア1ン焼結体およびそ
り)製造方法補正をする者 り墳とのr4係 特許出願人 二 11 所 東京都千代田区丸の内証目1番2号名
1f、 15081 El立金属株式会社代
理 人 補正の対象
Claims (7)
- (1)(a)窒化ケイ素と、 (b)前記窒化ケイ素に対して6〜25重量%の1種又
は2種以上の焼結助剤と、 (c)前記窒化ケイ素と前記焼結助剤との合計に対して
、30体積%を越え70体積%未満の窒化チタンとを 混合焼結したことを特徴とする導電性サイアロン焼結体
。 - (2)特許請求の範囲第1項に記載の導電性サイアロン
焼結体において、前記焼結助剤は3〜10重量%のY_
2O_3、2〜7重量%のAlNポリタイプ及び1〜8
重量%のA_2O_3からなることを特徴とする導電性
サイアロン焼結体。 - (3)特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の導電性
サイアロン焼結体において、窒化チタンの含有量は35
〜60体積%であることを特徴とする導電性サイアロン
焼結体。 - (4)特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の導電性
サイアロン焼結体において、窒化チタンの含有量は40
〜60体積%であることを特徴とする導電性サイアロン
焼結体。 - (5)Y_2O_33〜10重量%、AlNポリタイプ
2〜7重量%、Al_2O_31〜8重量%、および残
部Si_3N_4の合計に対し、30体積%を越え70
体積%未満のTiNを含有し、粒界相が、Y、Si、O
、N、Al、を含む非晶質相であることを特徴とする導
電性サイアロン焼結体。 - (6)3〜10重量%のY_2O_3と、2〜7重量%
のAlNポリタイプと、1〜8重量%のAl_2O_3
残部Si_3N_4との混合物と、前記混合物に対して
30体積%を越え70体積%未満のTiNとを配合し、
成形した後、1600〜1900℃の温度において30
0kg/cm^2以下のガス圧の窒素中で焼結すること
を特徴とする導電性サイアロン焼結体の製造方法。 - (7)特許請求の範囲第6項に記載の導電性サイアロン
焼結体の製造方法において、前記窒素が常圧であること
を特徴とする方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE19863614141 DE3614141A1 (de) | 1985-06-19 | 1986-04-25 | Leitfaehiger siliciumnitrid-sinterkoerper und verfahren zu seiner herstellung |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59-236355 | 1984-11-09 | ||
JP23635584 | 1984-11-09 | ||
JP60-133806 | 1985-06-19 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62275070A true JPS62275070A (ja) | 1987-11-30 |
JPH0227307B2 JPH0227307B2 (ja) | 1990-06-15 |
Family
ID=16999570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60250435A Granted JPS62275070A (ja) | 1984-11-09 | 1985-11-08 | 導電性サイアロン焼結体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62275070A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0492797U (ja) * | 1990-12-28 | 1992-08-12 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109277A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | Kagaku Gijutsucho Mukizai | Manufacture of silicon nitride sintered body |
JPS5820782A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-07 | 住友電気工業株式会社 | 窒化けい素焼結体およびその製造方法 |
JPS58213678A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-12 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削工具および耐摩耗工具用サイアロン基焼結材料 |
JPS59207881A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | 工業技術院長 | セラミツク焼結体およびその製造法 |
-
1985
- 1985-11-08 JP JP60250435A patent/JPS62275070A/ja active Granted
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS55109277A (en) * | 1979-02-15 | 1980-08-22 | Kagaku Gijutsucho Mukizai | Manufacture of silicon nitride sintered body |
JPS5820782A (ja) * | 1981-07-27 | 1983-02-07 | 住友電気工業株式会社 | 窒化けい素焼結体およびその製造方法 |
JPS58213678A (ja) * | 1982-06-01 | 1983-12-12 | 三菱マテリアル株式会社 | 切削工具および耐摩耗工具用サイアロン基焼結材料 |
JPS59207881A (ja) * | 1983-05-13 | 1984-11-26 | 工業技術院長 | セラミツク焼結体およびその製造法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0227307B2 (ja) | 1990-06-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3339652B2 (ja) | 複合材料およびその製造方法 | |
TW397807B (en) | Aluminium nitride sintered body | |
US5773733A (en) | Alumina-aluminum nitride-nickel composites | |
JP2829229B2 (ja) | 窒化ケイ素系セラミックス焼結体 | |
JPH0627036B2 (ja) | 高強度高靭性TiB▲下2▼セラミックス | |
JPS62275070A (ja) | 導電性サイアロン焼結体およびその製造方法 | |
JPH07172921A (ja) | 窒化アルミニウム焼結体およびその製造方法 | |
JP2808637B2 (ja) | 導電性ジルコニア焼結体 | |
JP2000515481A (ja) | セラミック複合構造体からなる成形体の製造法 | |
JP2981689B2 (ja) | 高強度Al2 O3 −SiC複合焼結体及びその製造方法 | |
JP4301617B2 (ja) | Dbc回路基板用窒化アルミニウム焼結体の製造方法およびdbc回路基板の製造方法 | |
JPH06191953A (ja) | 窒化アルミニウム質焼結体 | |
JP2684250B2 (ja) | 窒化珪素質焼結体及びその製造方法 | |
JP4702978B2 (ja) | 窒化アルミニウム焼結体 | |
JPH0331669B2 (ja) | ||
JPS6317264A (ja) | 導電性サイアロン焼結体 | |
WO1987003867A1 (en) | High-strength ceramics containing alpha-sialon | |
JPH0461828B2 (ja) | ||
JPH0432031B2 (ja) | ||
JPH0511062B2 (ja) | ||
JP2687633B2 (ja) | 窒化珪素焼結体の製造方法 | |
JPS6197169A (ja) | 強じん性金属ホウ化物基超硬耐熱材料 | |
JP2573720B2 (ja) | 窒化珪素焼結体の製造法 | |
JPH0535107B2 (ja) | ||
JPS63303865A (ja) | 導電性サイアロン焼結体およびその製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |