JPS62272607A - 増幅装置 - Google Patents

増幅装置

Info

Publication number
JPS62272607A
JPS62272607A JP11458386A JP11458386A JPS62272607A JP S62272607 A JPS62272607 A JP S62272607A JP 11458386 A JP11458386 A JP 11458386A JP 11458386 A JP11458386 A JP 11458386A JP S62272607 A JPS62272607 A JP S62272607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
differential amplifier
feedback
amplifier circuit
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11458386A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsumi Yamamoto
克己 山本
Takayuki Suzuki
隆幸 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11458386A priority Critical patent/JPS62272607A/ja
Publication of JPS62272607A publication Critical patent/JPS62272607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 3、発明の詳細な説明 〔産業上の利用分野〕 本発明は差動増幅回路を有する増幅装置に係り。
例えば複数の差動増幅回路の出力から所望の出力を切り
換え選択する技術に適用して有効な技術に関するもので
ある。
Ct;(゛来技術〕 電iiη音声をディジタル化してPCMハイウェイに出
力すると共に、PCMハイウェイから供給されるディジ
タル信号を音声信号化して出力するコーグ・デコーダ(
以下単にC0DECとも称する)回路において、その音
声信号の入力段に、音声信号のゲイン調整用アンプが設
けられる。尚、c。
1))・;C回路について記載された文献の例としては
昭和59年11月30日オーム社発行のISIハンドブ
ックJP627及びP628がある。
ところで、斯る(”: OD E C回路が、ハンドセ
ラ1−通話及びハンズフリー通話可能な電話器に適用さ
れる場合、C0DEC回路に供給される夫々の音声信号
レベルが異なるため、夫々個別にゲイン調すi曾が必I
変になる。そのため、ゲイン調整アンプを、ハシ1クセ
ツ1へ通話用とハンズフリー通話用ニ夫々−17用化す
ることができる。その場合、夫々のゲイン調整アンプの
出力端子は、夫々アナログスイッチを介して次段の増幅
回路やアナログ・ディジタル変換回路に接続され、斯る
アナログスイッチの選択動作によって入力信号の選択が
行なわれるようになっている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところで、上記したようにアナログスイッチを介して音
声信号が次段の増幅回路などに供給される場合、斯るア
ナログスイッチのオン抵抗が次段の増幅回路のゲインな
どに影響をLi、えることがあり、信号処理上そのよう
なオン抵抗を無視し得ないことがある。
本発明の目的は、入出力の切り換えなどに用いられるア
ナログスイッチのオン抵抗の影響を実質的に除去するこ
とができる増幅装置を提供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述及び添付図面から明らかになるであろう
〔問題点を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、帰還率が個別に設定される夫々の差−4= 動増幅回路のための負帰還ループの一部に共通経路を有
して成る負帰還回路を設け、その負帰還回路において、
夫々の差動増幅回路の出方端子と上記共通経路との間に
アナログスイッチを結合して成るものである。
〔作 用〕
」1記した手段によれば、夫々のアナログスイッチが負
帰還回路に含まれるから、当該アナログスイッチのオン
抵抗は、斯る負帰還回路におけるその帰還率の設定要素
に含まれることになり、それによって、アナログスイッ
チのオン抵抗が次段における増幅回路のゲインに与える
影響は実質的に除去される。
〔実施例1−〕 第1図は本発明に係る増幅装置の1一実施例を示す回路
図である。
同図に示される回路は、ハンドセット通話及びハンズフ
リー通話可能な電話器に適用されるC01) E C回
路における、音声信号の入力段及び音声信号の出力段に
適用されるものである。斯るC○D E C回路は、特
に制限されないが、公知の半導体集積回路製造技術によ
って1つの半導体基板に形成される。
同図においてAMP]はその非反転入力端子が外部端子
1) ]に結合される差動増幅回路である。
斯る外部端子P1は、図示しないハンズフリー通話器に
備えられるコンデンサマイクロフォンのようなマイクロ
フォンから出力される第1−音声信号S1が供給される
ものである。また、A M I) 2はその非反転入力
端子が外部端子P2に結合される差動増幅回路である。
断る外部端子1) 2は、図示しないハンドセット通話
器に備えられるマイクロフォンから出力される第2音声
信号S2が供給されるものである。
上記両差動増幅回路A M P ]及びAMP2は、帰
還率が格別に設定される夫々の差動増幅回路AMPI及
びAMP2のための負帰還ループの一部に共通経路c 
r、を有して成る負帰還回路PB1−を備える。この負
帰還回路F B Iは、夫々の差動増幅回路A M P
 1及びAMP2の出力端子と」1記共通経路CLとの
間に相補型MO8FETから成るようなアナログスイッ
チSWI及びSW2が結合され、更に、−1−記共通経
路CLが接続される外部端(−P 3と夫々の差動増幅
回路AMPI及びA、M丁)2の反転入力端子が格別に
接続される外部端子P4及び1)5とに抵抗分圧回路D
Rが結合されて、負帰還ループが構成されるようになっ
ている。上記抵抗分圧回路DRは、上記外部端子P3と
回路の接地端子Gndとの間に抵抗回路網RCが結合さ
れ、斯る抵抗回路網RCの所望のタップTj及び’、1
.” nが大々外部端子P4及びR5に結合されて成る
1、な才9、」―記抵抗回路網RCは、特に制限されな
いが、マニュアル操作でトリミング可能な図示しない選
択手段が設けられ、それによって、所望のタップが選択
され得るようになっている。斯る抵抗分圧回路1) R
において、所望の抵抗分圧比が1!Fられるようなタッ
プ′I″jの位置が選択されることにより、その抵抗分
圧比によって決定される帰還率が差動増幅回路AMP]
に設定される。同様に、所望の抵抗分圧比が得られるよ
うなタップTnの位置が選択されることにより、その抵
抗分圧比によって決定される帰還率が差動増幅回路AM
P2に設定される。ここで、両差動増幅回路AMP1及
びAMP2に対して格別にゲイン調整可能な負帰還ルー
プの一部は共通経路CLとされているから、夫々の差動
増幅回路A、MP1及びA M、 R2に対して格別に
帰還率を設定するための抵抗回路網RCが結合されるべ
き外部端子は、斯る共通経路c r、に接続する1つの
外部端子P3で済む。
上記アナログスイッチSWI及びSW2は、夫々切り換
え制御信号φ1及びφ2によってスイッチ制御される。
切り換え制御信号φ1は、ハンズフリー通話が選択され
るときにハイレベルのような選択レベルにされ、それに
よって、アナログスイッチSWIがオン状態にされる。
また、切り換え制御信号φ2は、ハンドセラ1〜通話が
選択されるときにハイIノベルのような選択レベルにさ
れ、それによって、アナログスイッチSW2がオン状態
にされる。ハンドセット通話とバンズフリー通話とは、
両通話が選択的に可能な図示しない電話セラI〜の切り
換えスイッチによって何れかが選択されるものであるか
ら、」1記アナログスイッチSW1及びSW2は斯る通
話方式の選択状態に応じて相補的にスイッチ動作される
ここで、相補型MO8FETから成る」二記アナログス
イッチS W 1及びSW2は、その性質上オン抵抗を
有するが、その回路配置から明らかなように、大々負帰
還回路FBIによって形成される負帰還ループに含まれ
ている。その結果として、斯る負帰還回路FB1に含ま
れる抵抗分圧回路D■くによって夫々の差動増幅回路A
MPI及びAMl) 2のゲイン調整が行なわれる場合
、」1記アナログスイッチS W 、1及びSW2のオ
ン抵抗は、帰還率を決定するための抵抗分圧比に含まれ
ることになる。それにより、アナログスイッチSWI及
びSW2から出力される信号が、予め抵抗素子R]及び
R2によってゲイン設定されて成る反転増幅回路AMP
3の反転入力端子に供給されるようなとき、斯るアナロ
グスイッチSW]及びSW2のオン抵抗がその反転増幅
回路AMP3に予め設定されているゲインに影響を及ぼ
すことはない。したがって、反転増幅回路AMP3のよ
うな次段の増幅回路における増幅度の安定化を図ること
ができる。なお、」1記負帰還回路FBに含まれる共通
経路CLは、抵抗回路網RCが結合されるべき外部端子
P3に起き変えることができるが、その場合には、」1
記アナログスイッチSWI及びSW2が負帰還ループに
含まれるようにその出力端子は斯る外部端子P3に直接
結合される必要がある。
上記反転増幅回路AMP3の出力信号はアナログ・ディ
ジタル変換回路ADCに供給され、それによってディジ
タル変換された信号が図示しないPCMハイウェイに供
給されるようになっている。
一方、CoDEC回路において、図示しないPCMハイ
ウェイから供給されるディジタル信号は、ディジタル・
アナログ変換回路DACに供給される。
ここで、通話状態において、人間の聴覚心理学的観点に
よれば、自己の送話用マイクロフォンに供給される音声
の一部が自己の受話用スピーカを介して聞こえる(これ
を単に側音とも称する)ことが好ましい。そこで、上記
ディジタル・アナログ変換回路DACから出力される相
手側の音声信号に送信側から発せられる自己の音声信号
を加算して、それを送信側の受話用スピーカに供給する
側音加算処理が行なわれる。斯る側音加算処理が必要と
されるのは直接受話器で耳を塞いで通話するようなハン
ドセット通話のときであり、ハンズフリー通話において
はその性質上側音加算処理は必要とされないばかりか、
逆にハウリング防止の観点から側音加算処理が為されて
はならない。
上記した観点より、次に、ハンドセット通話時にのみ側
音加算処理を行なうための構成を説明する。
第1図において、AMP4は、入力信号を加算するため
の差動増幅回路であ、その非反転入力端子は回路の接地
端子Gndに結合され、また、その反転入力端子は外部
端子P6に結合されると共に、その出力端子が外部端子
P7に結合される。上記外部端子P6及びP7は抵抗素
子R3によって結合され、それによって斯る差動増幅回
路A、 M P 4の負帰還経路が形成される。また、
上記外部端子P6は、抵抗素子R5を介して外部端子P
8に結合されると共に、抵抗素子R6を介して外部端子
P9に結合される。上記外部端子P8は、上記ディジタ
ル・アナログ変換回路DACから出力される音声信号が
供給され、また、上記外部端子P9は、上記差動増幅回
路AMP2から出力される音声信号が供給される。した
がって、斯る外部端子P8及びP9に夫々音声信号が供
給されると、上記差動増幅回路A M P 4は、外部
端子P9を介して供給される音声信号をR6/R4の比
で決まる値に基づいて増幅すると共に、外部端子P8か
ら供給される音声信号をR5/ R4で決まる値に基づ
いて増幅するように、それらを加算して、言い換えるな
ら、側音加算して、その出力端子から出力する。
斯る差動増幅回路AMP4によって行なわれる側音加算
処理が、ハンドセット通話時にのみ行なわれるようにす
るため、上記差動増幅回路AMP2は、ハンズフリー通
話が選択されるとき、その非反転入力端子に接地電位を
受けて斯る接地電位を出力可能なバッファアンプに切り
換え可能とされる。即ち、差動増幅回路AMP2の非反
転入力端子が相補型MO8FETから成るようなアナロ
グスイッチSW3を介して回路の接地端子Gndに結合
されると共に、相補型MO8FETから成るようなアナ
ログスイッチSW4を介して上記負帰還回路ドB1と異
なる新たな負帰還回路FB2が形成される。上記アナロ
グスイッチSW3及びSW4は、と記切り換え制御信号
φ]、に基づいて同相でスイッチ動作される。
切り換え制御信号φ1は、上記した如くハンズフリー通
話が選択されるときにハイレベルのような選択レベルに
されるから、ハンドセット通話が選択されるときはロウ
レベルのような非選択レベルにされ、それによって上記
アナログスイッチSW3及びSW4はオフ状態にされる
。したがって、ハンドセット通話時において、差動増幅
回路AMP 2は、外部端子P2を介して供給される音
声信号、即ち、ハンドセット通話器に備えられるマイク
ロフォンから出力される第2音声信号s2、を増幅する
正転増幅回路として機能される。その結果として、斯る
差動増幅回路AMP2がら出力される音声信号は、この
ときオン状態にされているアナログスイッチSW2を介
して後段の回路に供給される一方、上記差動増幅回路A
MP4に供給され、その供給信号が、上記ディジタル・
アナログ変換回路DACから斯る差動増幅回路AMP4
に供給される相手側の音声信号に側音加算処理されて、
斯る差動増幅回路AMP4がら当該ハンドセラ1〜通話
用スピーカに供給される。
一方、ハンズフリー通話が選択されることによって切り
換え制御信号φ1がハイレベルのような選択レベルにさ
れると、それによって、上記アナログスイッチSW3及
びSW/lはオン状態にされる。したがって、ハンズフ
リー通話時において、差動増幅回路AMP2は、その非
反転入力端子に接地電位を受けて斯る接地電位を出力可
能なゼロ出力型のバッファアンプとして機能される。そ
の結果として、ハンズフリー通話時においてハンドセッ
ト通話器のマイクロフォンに供給されてしまうような音
声信号が加算回路として機能する差動増幅回路A M、
 P 4には供給されず、それによって、ハンズフリー
通話用スピーカには相手側から供給される音声信号だけ
が出力されることになり、ハウリングを生ずる事態が確
実に防止される。なお、ハンズフリー通話時において、
上記アナログスイッチSW2はオフ状態にされるから、
ハンズフリー通話用マイクロフォンを介して供給される
第1音声信号S1が、側音加算処理されることは当然な
い。
上記したように、ハンドセット通話時にのみ側音加算処
理を行なうようにするために、上記差動増幅回路AMP
2が、ゼロ出力型バッファアンプとして機能選択可能に
構成されるから、言い換えるなら、差動増幅回路AMO
2の出力が選択的に接地電位を採り得るように構成され
るから、差動増幅回路AMP4のような後段の増幅回路
に信号を選択的に供給する必要があるとき、そのための
アナログスイッチを、斯る差動増幅回路AMP2の出力
端子と差動増幅回路AMP4の入力端子との間に設ける
必要はない。仮に、選択的に信号を後段に供給するため
の特別なアナログスイッチが設けられると、そのスイッ
チのオン抵抗が斯る後段の増幅回路のゲインに無視し得
ない影響を及ぼすことになる。したがって、本実施例に
従えば、差動増幅回路AMP4の一方のゲインは、抵抗
素子R4及びR6の抵抗値の比のみで決まり、それによ
って、差動増幅回路AMP4に対して高精度のゲイン調
整が可能となる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得ることができる
(1)上記差動増幅回路AMPI及びAMP2に対して
格別にゲイン調整を施すための負帰還ループの一部が共
通経路CLとされるから、夫々の差動増幅回路AMPI
及びAMP2に対して格別に帰還率を設定するための抵
抗回路網RCが結合されるべき外部端子は、斯る共通経
路CLに接続すべき1つの外部端子P3で済む。
(2)無視し1!)ないオン抵抗をその性質土石するア
ナログスイッチSW1及びSW2は、負帰還回路17 
R1によって夫々形成される負帰還ループに含まれるか
ら、断る負帰還回路FBIに含まれる抵抗分圧回路D 
Rによって夫々の差動増幅回路AMPI及びA M、 
P 2のゲイン調整が行なわれる場合、上記アナログス
イッチSWI及びSW2のオン抵抗は、帰還率を決定す
るための抵抗分圧比に含まれることになる。それにより
、アナログスイッチSW1及びSW2から出力される信
号が、予めゲイン設定されて成る反転増幅回路AMP3
のような後段の増幅回路に供給されるとき、斯るアナロ
グスイッチSWI及びSW2のオン抵抗がその反転増幅
回路AMP3に予め設定されているゲインに影デPを及
ぼすことはない。
(3)上記効果(2)より、反転増幅回路AMP3のよ
うな次段の増幅回路における増幅度の安定化を図ること
ができる。言い換えるなら、反転増幅回路へMP3のゲ
イン調整においてアナログスイッチ5Wl−及びSW2
のオン抵抗は実質的に無視され、高精度なゲイン調整が
可能となる。
(4)上記差動増幅回路AMP2は、ゼロ出力型バッフ
ァアンプとして機能選択可能に構成されるから、言い換
えるなら、差動増幅回路AM○2の出力が選択的に接地
電位を採り肴!)るように構成されるから、差動増幅回
路A M P 4のような次段の増幅回路に信号を選択
的に供給する必要があるとき、そのためのアナログスイ
ッチを、斯る差動増幅回路へM P 2の出力端子と差
動増幅回路AMP4の入力端子との間に特別に設ける必
要はない。
(5)上記効果(4)より、差動増幅回路A M P 
4の一方のゲインは、抵抗素子R4及びR6の抵抗値の
比のみで決まり、それによって、差動増幅回路AMP4
に対して高精度のゲイン調整が可能となる。仮に、信号
を次段しこ選択的に供給するための特別なアナログスイ
ッチが設けられると、そのスイッチのオン抵抗が斯る次
段の増幅回路のゲインに無視し得ない影響を及ぼすこと
になる。
〔実施例2〕 第2図は本発明に係る増幅回路の]実施例を示す回路図
である。同図に示される回路は、ハンド上21〜通話や
ハンズフリー通話可能な電話器に適用されるCOD I
F: C回路において、上記側音加算処理酸いは交信中
の割込み音のような着信音の加算処理などのための加算
回路構成に適用されるもので、特に、制御信号に基づい
てゲイン調整、即ち音量調整可能な回路である。斯るC
0DEC回路は、特に制限されないが、公知の半導体集
積回路製造技術によって1つの半導体基板に形成される
。。
第2図においてAMP5は、入力信号を加算するための
差動増幅回路であり、その非反転入力端rは、回路の接
地端子Gndに結合される。斯る差動増幅回路AMP5
の反転入力端子と出力端子との間には、夫々、帰還抵抗
素子R10及びR3,1によって帰還率が決定される当
該差動増幅回路AM P 5のための帰還回路F” B
10及びF B 1.1が形成される。上記帰還回路F
BIO及びF B 1.1は、上記犬々の帰還抵抗素子
RIO及びR11と差動増幅回路A M I) 5の入
力端子との間に結合される相補型MO8FETで成るよ
うなアナログスイッチ5WiO及び5WI−1が含まれ
る。斯るアナログスイッチS W i O及び5WII
は、夫々切り換え制御信号φ10及びφ11によって相
補的にスイッチ動作され、それによってアナログスイッ
チSW]−〇及びSW1]のうちの何れかがオン状態に
されることによって、」1記帰還回路F″B10及びF
 B 、L 1のうちの何れかが選択されるようになっ
ている。
上記夫々のアナログスイッチSW1.O及びSW]]と
上記帰還抵抗素子R]、 O及びR1,1との間に、第
1入力信号FSを受ける入力抵抗素子R12及びR1,
3が夫々結合される。また、上記夫々のアナログスイッ
チS W 1.0及びSWl、1と−に記帰還抵抗素子
RIO及びR]、]との間に、第2入力信号SSを上記
アナログスイッチSW1.O及びSWl、1の相補スイ
ッチ動作によって選択されるべき一方の帰還回路F B
 10又はF B 11に入力抵抗素子R14を介して
供給可能な相補型MO8FETで成るようなアナログス
イッチ5WI2及び2O− 8W13が結合される。斯るアナログスイッチ5W12
及び5W13は、夫々上記同様の切り換え制御信号φ1
]及びφ10によって相補的にスイッチ動作される。
以−Lのように構成された回路において、切り換え制御
信号φ]−〇がハイレベルのような選択レベルにされる
と、アナログスイッチ5W10及び5W1−2がオン状
態にされる。それによって、上記帰還回路FBIOが選
択され、斯る帰還回路FB10に第1信号FS及び第2
信号SSが供給される。斯る回路接続状態において、差
動増幅回路AMP5は、抵抗素子RIO及びR12で決
まる値に増幅される第1信号FS、及び抵抗素子R1,
0及びR1,4で決まる値に増幅される第2信号SSを
加算してその出力端子から出力する。一方、上記とは逆
に切り換え制御信号φ11がハイレベルのような選択レ
ベルにされると、アナログスイッチSW1.1及び5W
I3がオン状態にされる。それによって、上記帰還回路
FBIIが選択され、斯る帰還回路F B 1.1に第
1信号FS及び第2信SSが供給される。斯る回路接続
状態において、差動増幅回路A M I) 5は、抵抗
素子R11−及びR13で決まる値に増幅される第1信
号FS、及び抵抗素J′−R1J及びR14で決まる値
に増幅される第2信号SSを加算してその出力端子から
出力する。
したがって、例えば、帰還抵抗素子RIO及びRlLの
抵抗値を同一に設定しておくと、第2信号SSに対する
第1信号FSの加算率が、切り換え制御信号φ11及び
φ10の4;11補的組合せレベルに応じて変更可能と
される。即ち、第1信号ドSに対して、入力抵抗素子R
]、2及びR1,3の抵抗値に応じて差動増幅回路A 
M P 5のゲインが2通りに設定可能となる。その結
果として、第1信号F S及び第2信号SSが音声信号
であるなら、第2信号SSに加算されるべき第1信号F
’ Sの音量調整が可能となる。
ここで、アナログスイッチS W ]、 O及び5W1
1−が上記した相補スイッチ動作されるとき、差動増幅
回路AMP5におけるイマジナルショート(仮想接地)
について考察する。第2信号SSは、帰還抵抗素子Ri
 O及びR11とアナログスイッチSW1.O及び5W
IIとの間に供給され、且つ斯るアナログスイッチS 
W i O及び5WIIはハイインピーダンスである差
動増幅回路AMP5の入力端子に結合されているから、
斯るアナログスイッチ5WIO及び5WII自体に無視
し得ないオン抵抗があっても、そのようなオン抵抗によ
って差動増幅回路A、MP5の反転入力端子に電圧降下
を生ずることはなく、その限りにおいて差動増幅回路へ
M P 5のイマジナルショートを良好に維持させるこ
とができる。従って、第1信号FSに対して設定される
べきゲインがアナログスイッチswto及びSWi 1
のオン抵抗によって変動されることはない。なお、本実
施例において、アナログスイッチ5W12及びSWl、
3に無視し得ないオン抵抗がある場合には、それによる
電圧降下が生ずることに注意する必要がある。
なお、−1−記したように、第1−信号FSに対して、
入力抵抗素子R12及びR13の抵抗値に応じて−2,
’3− 差動増幅回路AMP5のゲインを2通りに切り換え設定
可能として、第2信号SSに加算されるべき第1信号F
Sの音量調整などを1つの差動増幅回路によって達成す
るには、上記実施例におけるアナログスイッチSW1.
2及びS W i 3を廃止して、その代りに、差動増
幅回路AMP5の反転入力端子に入力抵抗素子R1,/
lを介して直接第2信号を供給する構成を採ることもで
きる。その場合には、第2図に示される回路構成とは異
なり、その回路接続の性質上、アナログスイッチSW1
.0及びSWl、1に電流が流れる結果、斯るアナログ
スイッチswto及び5WLIのオン抵抗によって電圧
降下を生じ、その限りにおいて、差動増幅回路AMP5
のイマジナルショートを良好に維持させることができな
くなる。
ところで、本実施例で説明したゲイン調整可能な加算回
路構成において、アナログスイッチ自体のオン抵抗が無
視し得ない場合であっても、音量調整のような複数通り
のゲイン設定可能な加算回路を1つの差動増幅回路によ
って構成することができ、そのようなオン抵抗の影響に
よるゲインの変動が実質的に無視し得るような着信音を
加算するような回路に適用される場合には、加算処理及
び複数通りのゲイン設定が1つの差動増幅回路によって
得られるという効果が最大限に発揮されることになる。
上記実施例によれば以下の作用効果を得ることができる
(1)第2信号SSは、帰還抵抗素子R,LO及び■く
11とアナログスイッチ5WIO及びSWl、1との間
に供給され、且つ斯るアナログスイッチ5WiO及びS
WI lはハイインピーダンスである差動増幅回路AM
P5の入力端子に結合されているから、断るアナログス
イッチ5W10及び5W11自体に無視し得ないオン抵
抗があっても、そのようなオン抵抗によって差動増幅回
路A M P 5の反転入力端子に電圧降下を生ずるこ
とはなく、その限りにおいて差動増幅回路AMP5のイ
マジナルショー1〜を良好に維持させることができる。
(2)第1信号FS及び第2信号SSを加算する1つの
差動増幅回路AMP5において、斯る差動増幅回路AM
P5の帰還経路がアナログスイッチのスイッチ動作に基
づいて選択的に切り換えられることに呼応して入力抵抗
も切り換えられるから、複数溝りにゲイン設定可能な加
算回路を1つの差動増幅回路によって構成することがで
きる。
以十本発明者によってなされた発明を実施例に基づいて
具体的に説明したが、本発明は上記各実施例に限定され
るものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種
々変更可能である。
例えば、上記実施例1では一対の差動増幅回路AMPI
及びAMP2の出力が選択的に供給される次段を反転増
幅回路AMP3としたが、それに限定されるものではな
く、信号処理」−その前段に配置されるアナログスイッ
チのオン抵抗が問題となり得るような種々の回路に変更
可能である。また、共通経路CLを備える帰還回路に結
合される差動増幅は上記実施例1のように2つに限定さ
れず、適宜個数とすることができる。
更に、ゼロ出力形式のバッファアンプに機能選択可能な
差動増幅回路AMP2は、上記上記実施例1では側音加
算処理のような加算回路に選択的に信号を供給するため
に利用したが、それに限定されるものではなく、次段へ
の信号の選択的供給に際してアナログスイッチを用いた
場合のようにそれにおけるオン抵抗が信号処理上無視し
得ない種々の回路に変更可能である。
上記実施例2では2つの信号を加算する場合について説
明したが、それに限定されるものではなく、それ以上の
種類の信号を加算する構成に拡張1−1丁能である。そ
の場合、加算されるべき信号の数に応じた数の帰還経路
、アナログスイッチ、及び入力抵抗が新たに設けられな
ければならない。
以」二の説明では主として本発明者によってなされた発
明をその背景となった技術分野であるC○1D E C
回路に適用した場合について説明したが、それに限定さ
れるものではなく、アナログ系或いは通信用などの半心
体集積回路やその他種々の回路に適用することができる
。本発明は、少なくとも差動増幅回路とアナログスイッ
チのようなスイソチ素子が用いられる条件のものに適用
可能である。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば下記の通りである。
すなわち、帰還率が格別に設定される夫々の差動増幅回
路のための負帰還ループの一部に共通経路を有して成る
負帰還回路を設け、その負帰還回路において、夫々の差
動増幅回路の出力端子と上記共通経路との間にアナログ
スイッチを結合して構成されることにより、斯るアナロ
グスイッチが負帰還回路に含まれるから、そのアナログ
スイッチのオシ抵抗が次段における増幅回路のゲインに
与える影響は実質的に除去可能とされるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本節1及び第2発明に係る増幅装置の1、実施
例を示す回路図、 第2図は本第3発明に係る増幅装置の1実施例を示す回
路図である。 AMPl・・・差動増幅回路、AMP2・・・差動増幅
回路、F’lt+−・・・負帰還回路、CL・・・共通
経路、DIく・・・抵抗分圧回路、RC・・・抵抗回路
網、Pl乃至1’9・・・外部端子、SWI乃至SW4
・・・アナログスイッチ、φ1及びφ2・・・切り換え
制御信号、AMT) 2・・・反転増幅回路、FB2・
・・負帰還回路、AMP 4・・・差動増幅回路、AM
P5・・・差動増幅回路、F’B10及びF R1]・
・・負帰還回路、RIO及びR1,1・・・帰還抵抗、
R12乃至R14・・・入力抵抗、swto乃至5Wi
3・・・アナログスイッチ、FS・・・第1入力信号、
SS・・・第2入力信号。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、入力信号を増幅するための複数の差動増幅回路と、
    帰還率が個別に設定される夫々の差動増幅回路のための
    帰還ループの一部に共通経路を有して成る帰還回路とを
    備えることを特徴とする増幅装置。 2、上記帰還回路は、夫々の差動増幅回路の出力端子と
    共通経路との間に結合されるスイッチ素子が含まれるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の増幅装置。 3、上記帰還回路は、上記共通経路が接続される外部端
    子と夫々の差動増幅回路の帰還を受けるべき入力端子が
    接続される外部端子とに結合される抵抗分圧回路が含ま
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の増幅
    装置。 4、帰還回路を備える差動増幅回路と、その差動増幅回
    路の入力端子に入力信号及び接地電位のいずれかを選択
    的に供給可能なスイッチ素子とを備え、そのスイッチ素
    子によって接地電位が上記差動増幅回路に供給されると
    き、それに呼応して当該差動増幅回路をバッファアンプ
    とすることを特徴とする増幅装置。 5、上記帰還回路は、増幅用に帰還率が設定される第1
    帰還経路と、バッファアンプ用に帰還率が設定される第
    2帰還経路とが、上記スイッチ素子の動作に呼応して選
    択可能に構成されて成るものであることを特徴とする特
    許請求の範囲第4項記載の増幅装置。 6、入力信号を加算するための差動増幅回路と、帰還抵
    抗によって帰還率が決定される当該差動増幅回路のため
    の複数の帰還回路と、夫々の帰還抵抗と差動増幅回路の
    入力端子との間に設けられスイッチ動作によって選択的
    に帰還ループを形成するための第1スイッチ素子と、当
    該夫々の第1スイッチ素子と上記帰還抵抗との間に夫々
    結合されて第1入力信号を受ける入力抵抗と、上記第1
    入力信号に大して加算すべき第2入力信号を受けて上記
    差動増幅回路に供給するために設けられる他の入力抵抗
    とを備えることを特徴とする増幅装置。 7、上記第2入力信号を受ける入力抵抗は、上記差動増
    幅回路の入力端子に結合されるものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第6項記載の増幅装置。 8、上記第2入力信号を受ける入力抵抗は、上記第1ス
    イッチ素子と上記帰還抵抗との間に夫々結合されて上記
    第1スイッチ素子によって選択されるべき帰還回路を介
    して第2入力信号を上記差動増幅回路の入力端子に供給
    するための第2スイッチ素子の入力端子に結合されるも
    のであることを特徴とする特許請求の範囲第6項記載の
    増幅装置。
JP11458386A 1986-05-21 1986-05-21 増幅装置 Pending JPS62272607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458386A JPS62272607A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 増幅装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11458386A JPS62272607A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 増幅装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62272607A true JPS62272607A (ja) 1987-11-26

Family

ID=14641478

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11458386A Pending JPS62272607A (ja) 1986-05-21 1986-05-21 増幅装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62272607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262265A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Rohm Co Ltd 演算増幅器およびそれを用いた増幅回路、ならびに電子機器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006262265A (ja) * 2005-03-18 2006-09-28 Rohm Co Ltd 演算増幅器およびそれを用いた増幅回路、ならびに電子機器
JP4689309B2 (ja) * 2005-03-18 2011-05-25 ローム株式会社 増幅回路ならびに電子機器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5853556B2 (ja) 電話ライン回路用増幅回路
US7463743B2 (en) Electronic driving circuit for directing an audio signal selectively to one of two speakers
CA1143494A (en) Arrangement for applying signals to a telephone line
JPS62272607A (ja) 増幅装置
JPS6199451A (ja) 電話機
US7433477B2 (en) Audio superpositioning
US4944002A (en) Current switch for use in telephony systems or the like
KR920001990Y1 (ko) 하울링(Howling) 방지용 동시통화 회로
KR100224565B1 (ko) 교환기 가입자 시스템의 에코 캔설레이션 이득 오차 보상 회로
JPS6361515A (ja) 自動車電話装置における音量可変方式
KR200306837Y1 (ko) Wll 단말기의 송화음량 조절장치
JPH01168146A (ja) 電話機
KR100446530B1 (ko) 전화단말기에서 링음레벨 조절회로
JPS62150915A (ja) ゲイン調整回路
JPH0456450A (ja) 増幅回路
JPS63268341A (ja) 電話回線接続回路
JPH0273752A (ja) 電話装置
JPS63268343A (ja) 電話回線接続回路
JPH09121131A (ja) ミキサコンソールのためのモノリシック集積可能なミキサネットワーク
JPS6393248A (ja) 受話増幅器
JPS63202164A (ja) 電話機
JPH10247832A (ja) オーディオ信号増幅回路
JPH0568280A (ja) デイジタル電話機
JPH0738635A (ja) 電話機の側音レベル制御回路
JPH08274844A (ja) 電話機における受話音量制御回路