JPS62270810A - 繊維強化合成樹脂から成る駆動軸ならびに該駆動軸を作製する方法および装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ６、発明の詳細な説明 本発明は、繊維強化合成樹脂製中空軸として構成してあ
り、回転トルクの伝達のため、場合によっては、空転し
ないよう且つ軸線方向へ確保して接続結合を行う金属製
接続手段を接続端に装備した駆動＠（特に、継手軸）に
関する。本発明には、更に、硬化可能な樹脂を含浸した
ファイバストランドを巻付心棒にラセン状に巻き、場合
によっては、軸線方向補強材を封入して、中空軸を構成
し、中空軸の接続端に、場合によっては、回転トルク伝
達のため、空転しないよう且つ軸線方向へ確保して接続
結合を行う金属製接続手段を巻いて結合することによっ
て、繊維強化合成樹脂製駆動軸を製造する方法および装
置を記載する。

特に自動車工業マは、車両重量を減少するため多くの努
力がなされている。このため、例えば、駆動ラインの軸
（特に、カルダン軸）を鋼ｆはなく繊維強ｆヒ合成樹脂
から成る中空軸として構成する。しρ・しながら、この
場合、大きい回転トルクの伝達のため、駆動軸または従
動軸に中空軸を空転しないよう接続結合することは困難
〒ある。

西独特許第３．００７，８９６号の場合、接続結合のた
め、フランジを有し外面にスプラインを設けた金属製パ
イプスタッドを使用し、あらかじめ作製した繊維強化中
空軸に上記スタッドを軸線方向へ差込んで中空軸にスプ
ラインを切って、中空軸と接続要素とを空転したよう円
周方向へ形状結合させる。

西独公開第５．４２１，１９１号の場合も、中空軸に差
込まれるパイプスタッドを有する金属製フランジを、外
側スプラインを介して、史に、帯金によって、中空シャ
フトに固定する。

西独公開第２．９５０，５８１号の場合、多分割接続要
素を繊維強化合成樹脂製中空軸から成る駆動軸に締付は
固定する。

英国特許第２．Ｉ　Ａ　６，０９７号の場合、樹脂を含
浸したファイバストランドをラセン状に巻いて中空シャ
フトを作製する際、フランジ状接続およびパイプヌタツ
ドを備えた金属製接続要素を上記中空軸の端部に固定す
る。

繊維強化合成樹脂製駆動軸の上述のすべての接続結合方
式には、駆動軸の端部に固定した大きい金属製接続要素
によって、曲げに決定的な回転数が不利な影響を受ける
と云う欠点がある。何故ならば、重量が極めて大きいた
め、曲げに決定的な回転数が低下するからである。

更に、この公知の接続結合方式の場合、力導入態様が好
ましくない。何故ならば、設置した・ゼイプスタツドを
介する力導入が、当接する繊維強化合成樹脂製中空軸の
最内層〒のみ行われるのフ、伝達されるねじり力によっ
て層間に剪断応力が生ずるからマある。この層間剪断応
力は、最内層と次の層との間！最大であるの↑、巻いた
中空軸の各層間の剪断強度が、伝達可能な回転トルクの
レベルを決定する。

本発明の目的は、繊維強化合成樹脂力・ら成る駆動軸に
おいて力導入（特に、ねじり力の伝達）を改善すること
にある。更に目的とするところは、ねじり強度、軸線方
向確保および同心度に関する要求が満足されるよう接続
結合を行うことにある。

上記の目的は、上述の種類の駆動軸において、本発明に
もとづき、中空軸の壁ρ）も半径方向内方へ延びる円環
状端面フランジを接続端に形成し、力導入を端面フラン
ジに直接的に行うことによって達成される。

駆動軸の接続端の本発明に係る構成によって。

補助接続手段として大きく重い材料部分が完全に避けら
れるρ）、減量されるのフ、駆動軸に余分な重量が加わ
ることがなく、従って、曲げに決定的な回転数は好適な
範囲にある、 本発明にもとづき、同軸の力導入時に駆動軸の内壁また
は外壁に顕著に現れる層間剪断応力を避は得るよう有利
な力導入を行うことが１きる。力導入は、例えば、回転
継手フはなくゴム製継手板を介して行うことができる。

この場合、接続は、例えば、ネジ結合によって行うこと
ができる。この場合、できる限り好適な力関係が得られ
るよう、フぎる限り、中空軸の端面フランジの周縁にお
いてネジ結合を行う。この場合、力線は、継手ディスク
から端面フランジを介して駆動軸に至る。

本発明の実施例の場合、端面フランジには、軸線方向へ
延びる開口を規則的な間隔なＷいて周縁に分布させて形
成する。これらの開口は、トルク伝達時に４％きる限り
好適な力関係が達成されるよう、端面フランジのｆきる
限り外側に、堵」ち、駆動軸の外周の近傍に配置するの
が好ましい。この場合、上記開口は、力伝達のために継
手を接続する接続要素（例えば、不）、ピン、ブシュ）
ノ受容に役二つ・ 別の実施例にもとづき、対向受けで端面フランジの内面
に当接する保持手段（例えば、金属製ブシュまたはネジ
またはピン）を挿入ｆきる。例えば、ブシュは、端面フ
ランジからのブシュまたはネジの抜出しを防止すること
を目的とする任意の形状のフランジ縁またはネジ頭を有
することができる。この場合、上記保持手段は、簡単に
、ネジ、ネジパイプなどを介する継手の接続に使用でき
る。

端面フランジに開口または保持手段を均一に同心に配置
したことによって、対応して均一な力伝達が保証される
。

駆動軸の端面フランジ九設けた保持手段は１例えば・プ
シ１の挿入時、軸線方向へ突出してよく、あるいは、端
面フランジの外面と面一を交じてよい。丁ぺての場合、
本発明にもとづき、保持手段は、中空軸の直径内に半径
方向へ延びるヨウ構成、配置する。ρ）＜シて、継手の
接続のための庚要ヌベーヌが、駆動軸によって決まる外
径を越えて延びることはない。従って、本発明にもとづ
き構成した駆動軸を使用した場合、小さいコンパクトな
構造が得られる。

本発明の別の実施例の場合、円環状端面フランジの中央
開口にブシュを挿入することも↑きる。

端面フランジに挿入したすべてのブシュの外壁に輪郭を
設けることができ、かくして、端面フランジに対する結
合面が拡大される。

駆動軸の肉厚は、伝達子べき回転トルクのレベルによっ
て決まる。本発明にもとづき、端面フランジの肉厚は、
少くとも、中空軸の肉厚と四−に、好ましくは、中空軸
の肉厚よりも太きく構成する。

ρ１くして、端面フランジは、常に、伝達子べき回転ト
ルクに関して十分な状態に設計される。これは１本発明
に係る駆動軸において、例えば、硬化可能な樹脂を含浸
させたファイバストランドから成り端面フランジを含む
中空軸を連続的にラセン状に巻くことによって、達成さ
扛る。

本発明忙おいて便用するファイバストランドは、ファイ
バ々またはフィラメントρ）ら成る単なるストランドお
よびまたは、例えば％織ったテープフある。この場合、
ファイバとしては、特に、ガラス繊維およびまたは炭系
繊維を使用する。硬化可能な樹脂としては５例えば、エ
ポキシ樹脂ベースの樹脂およびまたは硬化可能な別の適
切な樹脂またはこの種の樹脂の混合物を使用マきる。

本発明に係る駆動軸の製造法は、円筒形回転体を製造す
るための公知の、特に、不連続式の巻付設備から出発す
る。この場合、含浸処理したファイバぐストランドを心
棒に右ネジおよび左ネジとしてテープ状に巻付ける。こ
の場合、更に、縦方向補強材を軸線方向へ設けることも
フきる。場合によっては、英国特′ｆｆ第２，１４６．
０９７号に記載の如き金属製接続手段を巻付けて結合す
ることもできる。

ゼデーは、室温において巻き、高温において乾燥、硬化
させる。

本発明に係る駆動軸の作製の場合、中空軸を円環面にわ
たって半径方向内方へ巻く際、ファイバスス）９７ドを
端面側の接続端にわたってラセン状に案内し、反転し、
再びもどし、円環状端面フランジな９窒シャフトに一体
に巻付ける。この場合、端面フラン・ジは、平面をなし
半径方向へまたはほぼ半径方向へ延びるよう巻付けるの
が好ましい。

巻向体の容積は一定〒あるのフ、巻付けた端面７ランジ
について、必然的Ｋ、中空軸に比して肉厚が大きくなる
。従って、端面７ランジの補強は不要である。何故なら
ば、端面フランジは、すべての場合、中空軸によって伝
達〒きる力に耐え得るからである。

方法の構成において、本発明にもとづき、巻付時、円環
状端面７ランジに、軸線方向へ延びる開口を規則的な間
隔を置いて周縁に分布させて形成することを提案する。

本発明に係る方法の好ましい実施例の場合、巻付時、円
環状端面フラン、ジに、巻付によってブシュ、ネジ、ピ
ンなどの形の保持手段を規則的な間隔を置いて周縁に分
布させて結合す゛る。

ファイバストランドの巻付により駆動シャフトを作製す
るｋは、下記の１要な設備部分を有する巻付設備が必要
フある。ファイバ〆ピンを備えたスタンド、引出された
ファイバのために均一な張力を保証するガイド、含浸浴
（例えば、フーチングロール）、ファイバストランドを
均一に供給する案内装置、心棒ホルダおよび駆動装置を
含む巻付心棒。

本発明に係る駆動軸を作製する巻付装置は、巻付心棒の
少くとも１つの・ぞイブ端には、接続すべき巻付心棒の
外径に対応する外径を有する巻付フランジディスクが載
せてあり、巻付心棒および７ランジデイスクを介して軸
線方向へ延びる着脱自在の中央固定装置Ｃ２１，２２，
２５）によって固定してあることを特徴とする。この巻
伺フランジディスクは、中空軸に一体に巻付けるべき端
面フランジの成形当接面として役立つ。この場合、巻付
フランジディスクの当接面は、半径方向へまたはほぼ半
径方向へ延びるか、容積一定によって決まる角度をなし
て内方へ僅かに凹んでいる。巻付フランジディスクの外
面の内方への傾きは、巻付け１こフランジの厚さ補償に
役立つので、端面フランジは、半径方向へ面一をなす。

本発明の実施例にもとづき、巻付フランジディスクの外
側端面には、保持手段を挿入するのに役立つ開口を規則
的な間隔を置いて周縁に分布させて設けることができる
。軸線方向開口を有するまたはブシュ、ネ・ジなどを形
成した駆動軸の端面フランジを構成するため、巻付７ラ
ンジデイヌクまたはその開口には、ブシュ、ネジなどの
形の保持手段またはピンの形のスペーサを設置または挿
入する＠上記保持手段またはスペーサは、駆動シャフト
の巻付後に容易に取外し得るＪ−５、巻付フランジディ
スクに取付ける。

端面フランジの開口または保持手段の作製を容易にする
ため、更に、軸線方向へ突出し、保持手段の完全な巻付
を容易にするカバーキャップを保持手段に抜ぶせること
を提案する。このカバーキャップも、巻付後に容易に取
外し得るよう被ぶせる。このカバーキャップはスペーサ
の機能を果す。

中空軸の径が小さく且つ円環状端面フランジを片側にだ
け形＃：する場合は、パイプの形の単一の巻付心棒を使
用マきる。駆動軸の両側に円環状端面フランジを形成−
［る場合は、折畳自在の巻付心棒または、いわゆる、消
失形巻付心棒を使用する。

中空の巻付心棒の端部に端面フランジの巻付型として設
置した巻付フランジディスクに１例えば。

巻付心棒の内径に対応する外径を有するスタノＰを形成
し、ρ・くしで、上記スタッドを巻付心棒端に載せて形
状結合させる。異なる構造の端面フランジに対応して、
異なる構造の巻付フランジディスクを使用〒きる。保持
手段は、例えば、接漕力の弱い接Ｎ刑によって、巻付フ
ランジディスクの開口に挿入、接清でき、かくして、保
持手段は。

巻付操作中、固定されるが、巻付操作の終予後、７７７
　）　７’　イ、；１．　り１）ｓ　Ｃ：、容易に取外
丁ことができる。

本発明に係る方法および装置によって、硬ｆヒ可能な樹
脂を含浸したファイバストランドカラ、開放端を巻付に
よって中央開口を除いて閉じ、ρ・くして一体に巻付け
た端部フランジを継手の接続フランジとして使用する形
式のパイプとして、駆動軸（特に、自動車の継手軸）を
巻くことが１きる。

端面にわたって且つまた、場合によっては、端面に加工
される開口または保持手段にわたってファイバストラン
ドを自由に案内〒きるよう、巻付心棒の端部には、特に
、フランジディスクの形の。

フランジ状部材を取付ける。

駆動軸の端面、即ち、形成せる端面フランジに、好まし
くは、周縁に分布させて設置するより小さい開口には、
例えば、上記開口のまわりに巻付ファイバストランドを
案内するため、ネジ・ナツト結合体またはブシュを使用
する。

本発明にもとづき、繊維強化合成樹脂製駆動軸を少量生
産の場合も大量生産の場合も経済的に作製できる。本発
明に係る駆動軸自体は、所要スペースが小さいことを特
徴とし、各種の接続方式が可能フあり、調心状態が良く
、例えば、穿孔時の如きファイバの損傷を招くことなく
、接続を行うことが可能である。更に、駆動軸は、接続
の１こめに金属部材を全くまたは殆んど使用しないの↑
。

特に軽ｔ１ある。

実施例を示す添付の図面を参照して以下に本発明の詳細
な説明する。

第１図に示した駆動軸は、樹脂を含浸したファイバスト
ランドを巻付は硬化させた中空軸１から成り、端面には
、巻付Ｔｌｃよって、中央開口１２を有する円環状端面
フランジ１０が形成されている。

端面フランジ１０は、中空軸１とともに連続的に巻く。

中空軸１へのまたは逆方向の回転トルクの伝達は、継手
（例えば、接続を備えたゴムデづスフ３）を例えばネジ
で固定した一体の端面フランジ１０を介して行われる。

力導入は、直接に、端面フランジ１０を介して中空軸１
へ行われる。

第２図の駆動軸の場合、中空軸１の端部１１に形成され
１こ円環状端面フランジ１０は、更に、巻付［よって端
面フランジに結合、固定されＩＩｕＩ線方向へ、即ち、
中空軸１の縦方向へ延びる保持手段４を備えている。上
記保持手段４は、伝達のためｆきる限り好適な力状態が
得られるようできる限り周縁に配置する。保持手段４は
、例えば、貫通孔ヲ有する金属製ブシュまたは突出する
ネジゼルトとして構成フきる。

第３図に、円環状端面フランジ１０を含む中空軸１を形
成するためラセン状に連続的に巻いたファイバストラン
ド２の経路を模式的に示した。端面１゛は、端面フラン
ジ１０の形成のため、第３図に示した如く、ファイバス
トランドを導く。軸線方向へ延びる保持部材４または貫
通孔７については、ファイバストランド２を対応して案
内する〇中空軸に一体に端面フランジを巻付ける場合、
巻きの容積一定にもとづき、端面フランジ１０の肉厚ｄ
は、中空軸１の肉厚口よりも対応して大きくなる（第４
．５図参照）。かくして、巻付心棒２０およば巻付フラ
ンジディスク２４から構成される対向型に応じて、巻付
心棒を半径方向へ接続した場合僅ρ）に凸の形状の端面
フランジ１０が得られ（第４図）、一方、巻付フランジ
ディスク２４の対向型が凹である場合は、外面１０１が
半径方向へ延びる端面フラン・ジが得られる（第５図）
。

中空軸１の円環状端面フランジ１０の内外の端面１０１
、　１０２の形状は、第４図の形状と第５図の形状との
間で任意に構成フきる。中空軸１の縦軸線を６′ｔ％示
した。

第６図に、運転中の巻付装置の部分断面図を示した。管
状の巻付心棒２０は、中空軸１に端面フランジ１０を巻
付けるべき端部において、差込んだ巻付フランジディス
ク２４で閉じである。巻付フランジディスクは巻付心棒
２０の外径に対応する外径を有し、巻付心棒２０の内径
に対応する突出した頚軸２４１を備えており、従って１
巻付心棒２０は、頚軸２４１に沿って摺動させて、フラ
ンジディスク２４によって形成されたショルダ２４１に
当接し、外面ｆ面一をなす。巻付フランジディスク２４
の端面２４３には継手の所望の接続方式に対応して、開
口２５が周縁に均一に分布させて設けである。巻付フラ
ンジディスク２４および巻付心棒２０は、押し棒２１、
ネジロッド２２およびナツト２３によって統合保持され
る。中空軸１の端面フランＸ）１０の対応する個所に、
軸線方向の１つの開ロアを設げるか、ゾクユ４１または
ネジ４２の形の保持手段を設けるかに応じて、フランジ
ディスク２４の開口２５に、対応する構造部材（例えば
、金属ブシュ、ネジ、ゼルト）ヲ挿入し、容易に取外し
得るよう、例えば、締付によって固定する。第６図の実
施例の場合、開口２５には、頭部プレート４２２に有す
るネジ４２が挿入してあり、ネジシャフトと頭部プレー
トとの間には、更に、頚軸４２１が構成されている。こ
の場合、ファイバストランドは、巻付心棒２ｏ、端部の
フランジディスク２４および押し＃２１のまわりに巻ρ
すれて端面フランジ１０を含む中空軸１を形成する。こ
の場合、同時に、ネジ４２も巻かれる。ネジシャフト４
２３の耐層な避けるため、補助手段として、（例えば、
合成樹脂製の）カバーキャップ５をネジシャフト４２３
に被せ頚軸４２１上に置き、例えば、巻付操作中、引剥
し得る接着剤で固定するか、締付ける。

第８図に、第６図にもとづき巻いて作製した、即ち、フ
ランジ１ｏを形成し、ネジ４２の形の保持手段を結合し
た繊維強化駆動軸１を示した。この場合、ネ・ジ４２は
、頭部プレートフ端面７ランジ１０の内面に当接し、従
って、端面フランジから引抜かれることはない。この場
合、ネジ４２−１１％継手を接続した場合の力尋人は、
端面７ランジ１゜を介して中空軸へ行われる。

第７図に１周縁受げブシュ４１を巻付けた端面フランジ
を有する駆動軸を示した。この場合、受ケフシュ４１は
、同じく、端面７ランジの内面に当接する当接フランジ
４１２を有する。当接フランジは、任意の形状１あって
よく、寸法は、利用ｆきるスペースに応じて決まる。ブ
シュ４１の内面にはネジを構成できる。更に、端面フラ
ンジに対する接合面を増大するため、ブシュ外面にスプ
ラインまたはネジを設けることもできる、これは、第８
図のネジの頚軸についても当てはまる。

第９．１０図に示した如く、端面フランジの中央開口１
２の範囲に、即ち１貫通する押し俸２１の範囲に、場合
によってはネジを備えたブシュ４３．１４をいっし裏に
巻くことも！きる。

端面フランジにブシュを巻付ける場合も（第７図）、補
助手段としてカバーキャップなブシュに被せ、作製後、
除去する。巻付操作中、ブシュが固定されるよう、ブシ
ュの当接フランジをフランジディスクの開口に挿入する
。巻付操作後の解体時、７ランジデイスクは容易に取外
丁ことが１き、一方、ブシュまたは金属ネジは、端面７
ランジ内に残り、樹脂（例えば、エポキシ樹脂）の硬化
時、同時に、繊維強化合成樹脂に対して強固な結合を行
う。

端面フランジの周縁に分布させて配置するブシュ、ネジ
、ボルトなどの形の保持手段の数は、接続される継手ま
たは接続手段および伝達すべき回転トルクのレベルに応
じて決マル。

【図面の簡単な説明】

第１．２図は、異なる構造の接続端な有する駆動軸の斜
視図、第６図は、第２図の駆動軸の接続端の巻付ノにタ
ーンを示す図面、第４，５図は、駆動軸の各種接続端の
横断面図、第６図は、巻付時の駆動軸の接続端の部分横
断面図、第７〜１０図は、駆動軸の各種接続端の部分横
断面図ｆある。 １・・・中空軸、　　３・・・継手、　４・・・保持手
段。 １０・・・端面フランジ、　　１１・・・接続端代理人
　弁理士（８１０７）佐々木　清　隆　　　１．。 （は７り）３名）　　　゛・ Ｆｉｇ、３ Ｆｉｇ、７　　　　　　　　　Ｆｉｇ、８Ｆｉｇ、９　
　　　　　　　　Ｆｉｇ、１０手続　ネｒｌｊ　ＪＥ　
　書　（方式）％式％ １、事件の表示 昭和６２年特許願第０２６４１８９号 ２゜発明の名称 繊維強化合成樹脂から成る駆動軸 ならびに該駆動軸を作製する方法および装置３、補正を
する者 事件との関係：特許出願人 名　称　ユニ・カルダン・アクチェンゲゼルシャフト４
、代理人 住所〒１００ 東京都千代田区霞がｌ１１１３丁目２番５号　需が関ビ
ル２９階霞が関ビル内郵便局　私古箱第４９号 栄光特許事務所 ６、補正の対象 （１、発明の名称を正確に記載した適正な願よ。 ならびに該駆動軸を作製する方法Ｊ＞、ｌびに置」と補
正づる。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）繊維強化合成樹脂製中空軸として構成してあり、回
   転トルク伝達のため、場合によつては、空転しないよう
   且つ軸線方向へ確保して接続結合を行う金属製接続手段
   を接続端に装備した駆動軸（特に、継手軸）において、
   接続端（１１）には、中空軸（１）の壁から半径方向内
   方へ延びる円環状端面フランジ（１０）が形成してあり
   、力導入（回転トルク伝達）が、直接に端面フランジへ
   行われることを特徴とする駆動軸。 ２）端面フランジ（１０）には、軸線方向へ延びる関口
   （７）が均一な間隔を置いて周縁に分布させて形成して
   あることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の駆動
   軸。 ３）開口（７）には、対向受け（４１２、４２２）で端
   面フランジ（１０）の内面（１０２）に当接する保持手
   段（４）（例えば、ブシユ（４１）またはネジ（４２）
   または同様のもの）が挿入してあることを特徴とする特
   許請求の範囲第２項記載の駆動軸。 ４）保持手段（４）が、端面フランジ（１０）の外面（
   １０１）と面一をなすことを特徴とする特許請求の範囲
   第３項記載の駆動軸。 ５）保持手段（４）が、中空軸の直径内に半径方向へ延
   びていることを特徴とする特許請求の範囲第６項または
   第４項記載の駆動軸。 ６）端面フランジ（１０）の肉厚ｄが、中空軸（１）の
   肉厚Ｄ上りも大きいことを特徴とする特許請求の範囲第
   １〜５項の１つに記載の駆動軸。 ７）端面フランジ（１０）の中央開口（１２）には、ブ
   シユ（４３、４４）が挿入してあることを特徴とする特
   許請求の範囲第１〜６項の１つに記載の駆動軸。 ８）端面フランジ（１０）を備えた中空軸（１）が、硬
   化可能な樹脂を含浸し連続的にラセン状に巻いたアイバ
   ストランドから作製してあることを特徴とする特許請求
   の範囲第１〜７項の１つに記載の駆動軸。 ９）硬化可能な樹脂を含浸したファイバストランドを巻
   付心棒にラセン状に巻いて、場合によつては、軸線方向
   補強材を封入して、中空軸として構成し、場合によつて
   は、中空軸の接続端に、回転トルク伝達のため、空転し
   ないよう且つ軸線方向へ確保して接続結合を行う金属製
   接続手段を巻いて結合した形式の駆動軸（特に、継手軸
   ）を製造する方法において、中空シャフト（１）を円環
   面にわたつて半径方向内方へ巻く際、ファイバストラン
   ド（２）を端面側の接続端（１１）にわたつてラセン状
   に案内し、反転し、再びもどし、円環状端面フランジ（
   １０）を中空シャフト（１）に一体に巻付けることを特
   徴とする方法。 １０）巻付時、軸線方向へ延びる開口（７）を円環状端
   面フランジ（１０）に規則的な間隔を置いて周縁に分布
   させて形成することを特徴とする特許請求の範囲第９項
   記載の方法。 １１）巻付時、ブシユ、ネジ、ピンなどの形の保持手段
   （４１、４２、４３、４４）を円環状端面フランジに規
   則的な間隔を置いて周縁に分布させて結合することを特
   徴とする特許請求の範囲第９項または第１０項記載の方
   法。 １２）巻付時、端面フランジの範囲でファイバストラン
   ドを反転することによつて、中空軸よりも厚い端面フラ
   ンジを作製することを特徴とする特許請求の範囲第９〜
   １１項の１つに記載の方法。 １３）特許請求の範囲第１〜８項の１つに記載の駆動軸
   を製造する装置であつて、管状巻付心棒と、巻付心棒に
   平行に往復運動自在の、巻付けるべきファイバストラン
   ドの案内装置と、ファイバストランドの樹脂含浸装置と
   を有する形式のものにおいて、巻付心棒（２０）の少く
   とも１つのパイプ端には、接続すべき巻付心棒の外径に
   対応する外径を有する巻付フランジディスク（２４）が
   載せてあり、巻付心棒およびフランジディスクを介して
   軸線方向へ延びる着脱自在の中央固定装置（２１、２２
   、２６）によつて固定してあることを特徴とする装置。 １４）巻付フランジディスク（２４）の外側端面（２４
   ３）には、保持手段（４）を挿入する開口（２５）が規
   則的な間隔を置いて周縁に分布させて構成してあること
   を特徴とする特許請求の範囲第１３項記載の装置。 １５）巻付フランジディスク（２４）またはその開口（
   ２５）には、ブシユ、ネジ、ピンまたは同様のもの（４
   １、４２、４３）の形の保持手段（４）が挿入してある
   ことを特徴とする特許請求の範囲第１３項または第１４
   項記載の装置。 １６）保持手段（４）には、カバーキャップ（５）が被
   せてあることを特徴とする特許請求の範囲第１５項記載
   の装置。