JPS62270242A - 転造加工工具 - Google Patents
転造加工工具Info
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- JPS62270242A JPS62270242A JP11326186A JP11326186A JPS62270242A JP S62270242 A JPS62270242 A JP S62270242A JP 11326186 A JP11326186 A JP 11326186A JP 11326186 A JP11326186 A JP 11326186A JP S62270242 A JPS62270242 A JP S62270242A
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- 238000005096 rolling process Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 238000003825 pressing Methods 0.000 claims abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 abstract description 11
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000737 periodic effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
3、発明の詳細な説明
技術分野
本発明は、互いに平行な多数の凸条が形成された加工面
を有し、その加工面と被加工部材の外周面とを押圧して
転造加工を行う転造加工工具に係り、特に加工面に形成
された凸条の形状を変更できる転造加工工具に関するも
のである。
を有し、その加工面と被加工部材の外周面とを押圧して
転造加工を行う転造加工工具に係り、特に加工面に形成
された凸条の形状を変更できる転造加工工具に関するも
のである。
従来技術
ねじや歯車等を成形加工するために転造加工工具が従来
から多用されている。かかる転造加工工具は、互いに平
行な多数の凸条が形成された加工面を有し、その加工面
と被加工部材の外周面とを押圧しつつその被加工部材を
相対的に転勤させることにより、その被加工部材の外周
面に前記凸条に対応した凹凸を形成するもので、平ダイ
スおよび丸ダイスが一般的に知られている。
から多用されている。かかる転造加工工具は、互いに平
行な多数の凸条が形成された加工面を有し、その加工面
と被加工部材の外周面とを押圧しつつその被加工部材を
相対的に転勤させることにより、その被加工部材の外周
面に前記凸条に対応した凹凸を形成するもので、平ダイ
スおよび丸ダイスが一般的に知られている。
発明が解決しようとする問題点
ところで、このような転造加工工具を用いて形成される
凹凸の形状は、その加工面に形成された凸条の形状によ
って定まるのが原則であるが、実際に形成される凹凸の
形状は必ずしも凸条の形状と完全に対応するわけではな
く、加工条件等により、一般に歯すじ誤差と称するよろ
めきを生じることが知られている。この対策として、転
造加工工具の凸条に、上記歯すじ誤差を相殺するよろめ
きを予め与えておくことが考えられているが、このよろ
めきは加工条件等により種々異なるものであり、転造加
工工具としての汎用性がないなどの問題があった。
凹凸の形状は、その加工面に形成された凸条の形状によ
って定まるのが原則であるが、実際に形成される凹凸の
形状は必ずしも凸条の形状と完全に対応するわけではな
く、加工条件等により、一般に歯すじ誤差と称するよろ
めきを生じることが知られている。この対策として、転
造加工工具の凸条に、上記歯すじ誤差を相殺するよろめ
きを予め与えておくことが考えられているが、このよろ
めきは加工条件等により種々異なるものであり、転造加
工工具としての汎用性がないなどの問題があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上記問題点を解決するために為されたものであ
り、その要旨とするところは、互いに平行な多数の凸条
が形成された加工面を有し、その加工面と被加工部材の
外周面とを押圧しつつその被加工部材を相対的に転勤さ
せることにより、その被加工部材の外周面に前記凸条に
対応した凹凸を形成する転造加工工具であって、(al
前記加工面と略直角を成し且つ前記凸条と交差する互い
に平行な多数の分割面で分割した形状を成す多数の部分
工具と、(b)その多数の部分工具を前記分割面と平行
であって且つ前記加工面と平行な方向において相互の相
対移動可能に保持する保持部材と、(C1その保持部材
に保持された前記多数の部分工具を相互の相対移動不能
にその保持部材に固定する固定手段とを含んで構成した
ことにある。
り、その要旨とするところは、互いに平行な多数の凸条
が形成された加工面を有し、その加工面と被加工部材の
外周面とを押圧しつつその被加工部材を相対的に転勤さ
せることにより、その被加工部材の外周面に前記凸条に
対応した凹凸を形成する転造加工工具であって、(al
前記加工面と略直角を成し且つ前記凸条と交差する互い
に平行な多数の分割面で分割した形状を成す多数の部分
工具と、(b)その多数の部分工具を前記分割面と平行
であって且つ前記加工面と平行な方向において相互の相
対移動可能に保持する保持部材と、(C1その保持部材
に保持された前記多数の部分工具を相互の相対移動不能
にその保持部材に固定する固定手段とを含んで構成した
ことにある。
作用および発明の効果
このような転造加工工具によれば、保持部材に保持され
た多数の部分工具を、分割面と平行であって且つ加工面
と平行な方向において相互に相対移動させることにより
、それ等の部分工具によって構成される凸条の形状を容
易に変更することができる。したがって、歯すじ誤差に
対応させて凸条によろめきを与える際には、多数の部分
工具を適宜相対移動させて固定するだけで良く、製品に
要求される自由な歯すじの凹凸を高精度に、しかも簡便
に転造加工することが可能となるのである。
た多数の部分工具を、分割面と平行であって且つ加工面
と平行な方向において相互に相対移動させることにより
、それ等の部分工具によって構成される凸条の形状を容
易に変更することができる。したがって、歯すじ誤差に
対応させて凸条によろめきを与える際には、多数の部分
工具を適宜相対移動させて固定するだけで良く、製品に
要求される自由な歯すじの凹凸を高精度に、しかも簡便
に転造加工することが可能となるのである。
また、このような本発明の転造加工工具によれば、上記
歯すじ誤差を解消するために凸条の形状を変更するだけ
でなく、形成すべき凹凸形状が僅かに異なる複数種類の
製品を転造加工する場合においても、一つの転造加工工
具によって加工することができる利点がある。
歯すじ誤差を解消するために凸条の形状を変更するだけ
でなく、形成すべき凹凸形状が僅かに異なる複数種類の
製品を転造加工する場合においても、一つの転造加工工
具によって加工することができる利点がある。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図〜第3図において、10は断面がコの字形状を成
す長手状のツールホルダであり、互いに平行な側壁部1
2.14を備えている。このツールホルダ10は保持部
材を成すもので、上記側壁部12.14間には多数の部
分工具16.16゜・・が挿入されている。部分工具1
6はツールホルダ10と略同じ長さ寸法を有する板状を
成し、側壁部12.14と平行な姿勢で互いに重ね合わ
された状態で、その下端面がツールホルダ10の内側底
面18に当接させられている。また、これ等の部分工具
16,16. ・・は、それぞれ内側底面18上を側
壁部12.14に案内されつつ長手方向において相互の
相対移動可能に保持されている。側壁部12.14間の
寸法は、部分工具16.16. ・・の板厚寸法を加
算した値よりも僅かに大きい値に設定されているのであ
り、互いに接触させられる各部分工具16,16.
・・の側壁面20,20. ・・は、それぞれ分割面
を構成している。 。
す長手状のツールホルダであり、互いに平行な側壁部1
2.14を備えている。このツールホルダ10は保持部
材を成すもので、上記側壁部12.14間には多数の部
分工具16.16゜・・が挿入されている。部分工具1
6はツールホルダ10と略同じ長さ寸法を有する板状を
成し、側壁部12.14と平行な姿勢で互いに重ね合わ
された状態で、その下端面がツールホルダ10の内側底
面18に当接させられている。また、これ等の部分工具
16,16. ・・は、それぞれ内側底面18上を側
壁部12.14に案内されつつ長手方向において相互の
相対移動可能に保持されている。側壁部12.14間の
寸法は、部分工具16.16. ・・の板厚寸法を加
算した値よりも僅かに大きい値に設定されているのであ
り、互いに接触させられる各部分工具16,16.
・・の側壁面20,20. ・・は、それぞれ分割面
を構成している。 。
このようにツールホルダ10に保持された部分工具16
,16. ・・の上端面は、前記内側底面18と略平
行な一つの加工面22を構成している。
,16. ・・の上端面は、前記内側底面18と略平
行な一つの加工面22を構成している。
加工面22は、部分工具16の長手方向の両側に食付き
部24と逃げ部26とを備えている。また、その加工面
22を構成する各部分工具16,16゜・・の上端面に
は、それぞれその長手方向に対して角度θだけ傾斜した
向きの切欠が一定の間隔を隔てて多数設けられており、
各部分工具16,16、・・の長手方向における端面2
8,28. ・・がその長手方向と直角な一平面内に
位置させられた時、それ等の切欠は、第2図から明らか
なようにそれぞれ角度θだけ(9斜した方向へ一直線上
に配列されるようになっている。これにより、加工面2
2上には、各部分工具1.6,16. ・・に跨って
一定のリード角θの互いに平行な多数のリード溝30,
30. ・・が形成される。なお、それ等のリード溝
30.30.・・間の凸部により、互いに平行な多数の
凸条32が構成されている。
部24と逃げ部26とを備えている。また、その加工面
22を構成する各部分工具16,16゜・・の上端面に
は、それぞれその長手方向に対して角度θだけ傾斜した
向きの切欠が一定の間隔を隔てて多数設けられており、
各部分工具16,16、・・の長手方向における端面2
8,28. ・・がその長手方向と直角な一平面内に
位置させられた時、それ等の切欠は、第2図から明らか
なようにそれぞれ角度θだけ(9斜した方向へ一直線上
に配列されるようになっている。これにより、加工面2
2上には、各部分工具1.6,16. ・・に跨って
一定のリード角θの互いに平行な多数のリード溝30,
30. ・・が形成される。なお、それ等のリード溝
30.30.・・間の凸部により、互いに平行な多数の
凸条32が構成されている。
一方、ツールホルダ10の前記側壁部12には、複数の
ボルト穴34,34. ・・が形成されているととも
に、反対側の側壁部14のボルト穴34゜34、・・と
対応する位置には、それぞれねじ穴36.36. ・
・が形成されている。また、上記各部分工具16.16
. ・・には、それ等の端面28がツールホルダ10
の端面38と略−敗する状態において、上記ボルト穴3
4.ねじ穴36と対応する位置に、それぞれ部分工具1
6の長手方向に長い長大40,40. ・・が形成さ
れている。
ボルト穴34,34. ・・が形成されているととも
に、反対側の側壁部14のボルト穴34゜34、・・と
対応する位置には、それぞれねじ穴36.36. ・
・が形成されている。また、上記各部分工具16.16
. ・・には、それ等の端面28がツールホルダ10
の端面38と略−敗する状態において、上記ボルト穴3
4.ねじ穴36と対応する位置に、それぞれ部分工具1
6の長手方向に長い長大40,40. ・・が形成さ
れている。
そして、固定手段としてのポル)42.42が、各ボル
ト穴34,34. ・・からそれぞれ各部分工具16
,16. ・・に形成された長穴40,40、・・内
を挿通してねし穴36.36. ・・に螺合され、且
つ締め付けられることにより、各部分工具16,16.
・・は相互の相対移動が不能な状態でツールホルダ
lOに固定される。ボルト穴34はボルト42の頭部4
4と略同じ大きさとされており、これ等のボルト穴34
と頭部44とが係合さぜられることにより、部分工具1
6とツールホルダ10とは強固に固定されるようになっ
ている。
ト穴34,34. ・・からそれぞれ各部分工具16
,16. ・・に形成された長穴40,40、・・内
を挿通してねし穴36.36. ・・に螺合され、且
つ締め付けられることにより、各部分工具16,16.
・・は相互の相対移動が不能な状態でツールホルダ
lOに固定される。ボルト穴34はボルト42の頭部4
4と略同じ大きさとされており、これ等のボルト穴34
と頭部44とが係合さぜられることにより、部分工具1
6とツールホルダ10とは強固に固定されるようになっ
ている。
なお、このような転造加工工具において、加工面22を
構成する各部分工具16.16. ・・の上端面に設
けられる前記切欠は、例えば、各部分工具16,16.
・・を第2図に示されているようにそれ等の端面2
8,28. ・・が端面38と一致する状態でツール
ホルダ10に組み付け、且つポル)42,42. ・
・によって固定した状態において、それ等の部分工具1
6,16. ・・に跨ってリード角θの溝加工を施す
ことにより、容易に形成することができる。
構成する各部分工具16.16. ・・の上端面に設
けられる前記切欠は、例えば、各部分工具16,16.
・・を第2図に示されているようにそれ等の端面2
8,28. ・・が端面38と一致する状態でツール
ホルダ10に組み付け、且つポル)42,42. ・
・によって固定した状態において、それ等の部分工具1
6,16. ・・に跨ってリード角θの溝加工を施す
ことにより、容易に形成することができる。
そして、以上のように構成された転造加工工具は、前記
多数の部分工具16,16. ・・がポル)42,4
2. ・・によりツールホルダ10に固定された状態
で使用され、加工面22と平行であって且つ長手方向に
直角な軸心まわりの回転可能に保持された被加工部材の
外周面を加工面22に押圧しつつ、その被加工部材を転
造加工工具の長手方向へ相対的に転動させることにより
、前記凸条32に対応した凹凸が被加工部材の外周面に
形成される。
多数の部分工具16,16. ・・がポル)42,4
2. ・・によりツールホルダ10に固定された状態
で使用され、加工面22と平行であって且つ長手方向に
直角な軸心まわりの回転可能に保持された被加工部材の
外周面を加工面22に押圧しつつ、その被加工部材を転
造加工工具の長手方向へ相対的に転動させることにより
、前記凸条32に対応した凹凸が被加工部材の外周面に
形成される。
ここで、本実施例の転造加工工具は多数の部分工具16
,16. ・・から構成され、それ等の部分工具16
.16・・はボルト42,42. ・・を緩めること
により、長穴40とボルト42との係合によって規制さ
れる一定の範囲内において、ツールホルダ10の側壁部
12.14に案内されつつ内側底面18上をその長手方
向に沿って、換言すれば、分割面を成す側壁面20と平
行であって且つ加工面22と平行な方向へ相互に相対移
動させることができる。このため、例えば第2図におい
て一点鎖線で示されているように、各端面28.28.
・・が階段状となる状態で各部分工具16.16・
・をツールホルダ10に固定すれば、各部分工具16,
16. ・・に設けられた前記切欠は角度θだけ傾斜
しているものの、それ等の切欠が連なって形成されるリ
ードa30のリード角を角度θよりも大きくできるなど
、リード溝30の形状すなわら凸条32の形状を容易に
変更し得るのである。したがって、かかる本実施例の転
造加工工具によれば、形成すべき凹凸形状が異なる複数
種類の製品を一つの工具で形成することが可能となる。
,16. ・・から構成され、それ等の部分工具16
.16・・はボルト42,42. ・・を緩めること
により、長穴40とボルト42との係合によって規制さ
れる一定の範囲内において、ツールホルダ10の側壁部
12.14に案内されつつ内側底面18上をその長手方
向に沿って、換言すれば、分割面を成す側壁面20と平
行であって且つ加工面22と平行な方向へ相互に相対移
動させることができる。このため、例えば第2図におい
て一点鎖線で示されているように、各端面28.28.
・・が階段状となる状態で各部分工具16.16・
・をツールホルダ10に固定すれば、各部分工具16,
16. ・・に設けられた前記切欠は角度θだけ傾斜
しているものの、それ等の切欠が連なって形成されるリ
ードa30のリード角を角度θよりも大きくできるなど
、リード溝30の形状すなわら凸条32の形状を容易に
変更し得るのである。したがって、かかる本実施例の転
造加工工具によれば、形成すべき凹凸形状が異なる複数
種類の製品を一つの工具で形成することが可能となる。
一方、このような転造加工工具によって被加工部材に凹
凸を形成すると、その形成された凹凸の形状は前記凸条
32の形状に対応するのが原則であるが、加工条件等に
よって歯すじ誤差を生じる。
凸を形成すると、その形成された凹凸の形状は前記凸条
32の形状に対応するのが原則であるが、加工条件等に
よって歯すじ誤差を生じる。
例えば、各部分工具16,16. ・・の端面28゜
28、・・を一致させておけば、加工面22にはリード
角θのリード溝30が形成されるが、このような転造加
工工具を用いて転造加工を行っても、被加工部材に奇数
の凹凸を転造する場合には被加工部材に形成される凹凸
の歯すじは必ずしも一定でなく、第4図に示されている
ように、工具の歯すじ(凸条32の形状)Aに対して被
加工部材に形成される凹凸の歯すじ(凹凸の形状)Bに
は歯すじ誤差と称する周期的なよろめきが生じるのであ
る。
28、・・を一致させておけば、加工面22にはリード
角θのリード溝30が形成されるが、このような転造加
工工具を用いて転造加工を行っても、被加工部材に奇数
の凹凸を転造する場合には被加工部材に形成される凹凸
の歯すじは必ずしも一定でなく、第4図に示されている
ように、工具の歯すじ(凸条32の形状)Aに対して被
加工部材に形成される凹凸の歯すじ(凹凸の形状)Bに
は歯すじ誤差と称する周期的なよろめきが生じるのであ
る。
これに対し、工具の歯すじを前記第4図においてCで示
されているように、凹凸の歯すじBのよろめきを相殺す
るように予めよろめかせておけば、そのような工具によ
って形成される凹凸の歯すじは、一定のリード角θの前
記歯すじAと略一致させられる。このような場合に、本
実施例の転造加工工具においては、上述したように加工
面22の凸条32の形状を容易に変更し得るところから
、第5図および第6図に示されているように、予め部分
工具16,16. ・・を相対移動させて、前記歯す
じCと一致するように凸条32のリード角αを角度θを
中心としてよろめかせることが容易に可能なのである。
されているように、凹凸の歯すじBのよろめきを相殺す
るように予めよろめかせておけば、そのような工具によ
って形成される凹凸の歯すじは、一定のリード角θの前
記歯すじAと略一致させられる。このような場合に、本
実施例の転造加工工具においては、上述したように加工
面22の凸条32の形状を容易に変更し得るところから
、第5図および第6図に示されているように、予め部分
工具16,16. ・・を相対移動させて、前記歯す
じCと一致するように凸条32のリード角αを角度θを
中心としてよろめかせることが容易に可能なのである。
なお、上述したのはよろめきのない一定のリード角θの
凹凸を形成する場合であるが、よろめきを有する凹凸を
形成する場合であっても、歯すじ誤差を考慮して各部分
工具16,16. ・・を相対移動させて固定すれば
良いのであり、本実施例の転造加工工具によれば、製品
に要求される自由な歯すじの凹凸を高精度に、しかも簡
便に転造加工することが可能なのである。
凹凸を形成する場合であるが、よろめきを有する凹凸を
形成する場合であっても、歯すじ誤差を考慮して各部分
工具16,16. ・・を相対移動させて固定すれば
良いのであり、本実施例の転造加工工具によれば、製品
に要求される自由な歯すじの凹凸を高精度に、しかも簡
便に転造加工することが可能なのである。
次に、本発明の他の実施例を説明する。なお、以下の実
施例において前記実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
施例において前記実施例と共通する部分には同一の符号
を付して説明を省略する。
先ず、第7図の実施例は、前記実施例に比較して、多数
の部分工具50,50. ・・によって構成される加
工面52が、その幅方向において凹形状に湾曲させられ
ているものであり、外周面が凸形状に膨出させられた歯
車等を転造加工するものである。また、第8図の実施例
は、上記第7図の実施例とは逆に外周面が凹形状に湾曲
させられたウオーム等を転造加工するもので、多数の部
分工具54..54. ・・によって構成される加工
面56が、その幅方向において凸形状に膨出させられて
いる。
の部分工具50,50. ・・によって構成される加
工面52が、その幅方向において凹形状に湾曲させられ
ているものであり、外周面が凸形状に膨出させられた歯
車等を転造加工するものである。また、第8図の実施例
は、上記第7図の実施例とは逆に外周面が凹形状に湾曲
させられたウオーム等を転造加工するもので、多数の部
分工具54..54. ・・によって構成される加工
面56が、その幅方向において凸形状に膨出させられて
いる。
第9図および第10図に示されている実施例は、本発明
が丸ダイスに適用された場合であり、円板形状を成す多
数の部分工具58,58. ・・は、それぞれその中
央に形成された取付穴60内に保持部材としてのツール
ホルダ62の円筒部64が嵌入されることにより、円周
方向における相互の相対回転可能に保持されており、そ
れ等の外周面によって円筒形状を成す一つの加工面66
が構成されている。また、各部分工具58,58.
・・には一円周上に等角度間隔で複数の長穴68.68
、・・が形成されており、それ等の長穴68゜68、・
・内にそれぞれ固定手段としてのボルト70.70.
・・が挿入され、ツールホルダ62のフランジ72に
形成されたねじ穴74,74゜・・に螺合されて締め付
けられることにより、部分工具58.5B、 ・・は
相互の相対回転が不能とされた状態でツールホルダ62
に固定されている。
が丸ダイスに適用された場合であり、円板形状を成す多
数の部分工具58,58. ・・は、それぞれその中
央に形成された取付穴60内に保持部材としてのツール
ホルダ62の円筒部64が嵌入されることにより、円周
方向における相互の相対回転可能に保持されており、そ
れ等の外周面によって円筒形状を成す一つの加工面66
が構成されている。また、各部分工具58,58.
・・には一円周上に等角度間隔で複数の長穴68.68
、・・が形成されており、それ等の長穴68゜68、・
・内にそれぞれ固定手段としてのボルト70.70.
・・が挿入され、ツールホルダ62のフランジ72に
形成されたねじ穴74,74゜・・に螺合されて締め付
けられることにより、部分工具58.5B、 ・・は
相互の相対回転が不能とされた状態でツールホルダ62
に固定されている。
この実施例においても、ボルト70,70. ・・を
緩めることにより、各部分工具58,58゜・・は、長
穴68とボルト70との係合によって規制される範囲内
において、円周方向における相互の相対回転が許容され
、加工面66に形成されている凸条の形状を容易に変更
することができる。
緩めることにより、各部分工具58,58゜・・は、長
穴68とボルト70との係合によって規制される範囲内
において、円周方向における相互の相対回転が許容され
、加工面66に形成されている凸条の形状を容易に変更
することができる。
なお、互いに摺接する各部分工具58,58. ・・
の側壁面76は分割面を構成している。
の側壁面76は分割面を構成している。
以上、本発明のいくつかの実施例を図面に基づいて詳細
に説明したが、これ等はあくまでも本発明の一具体例で
あり、例えば部分工具16,50゜54.58の数を増
減したり、或いはクラウニング加工など他の加工を施す
転造加工工具に本発明を適用したりするなど、本発明は
その精神を逸脱することなく当業者の知識に基づいて種
々の変更。
に説明したが、これ等はあくまでも本発明の一具体例で
あり、例えば部分工具16,50゜54.58の数を増
減したり、或いはクラウニング加工など他の加工を施す
転造加工工具に本発明を適用したりするなど、本発明は
その精神を逸脱することなく当業者の知識に基づいて種
々の変更。
改良を加えた態様で実施することができる。
第1図は本発明の一実施例である転造加工工具の一部を
切り欠いた正面図である。第2図は第1図の転造加工工
具の一部を切り欠いた平面図である。第3図は第2図に
おける■−■断面図である。 第4図は転造加工工具の歯すじと製品の歯すじとの間に
生じる歯すじ誤差を説明する図である。第5図は第1図
の転造加工工具における各部分工具を相互に相対移動さ
せた場合の部分平面図である。 第6図は第5図の転造加工工具の加工面に形成された凸
条のリード角を説明する図である。第7図は本発明の他
の実施例を示す側面図である。第8図は本発明の更に別
の実施例を示す側面図である。 第9図は本発明が丸ダイスに適用された場合の一実施例
を示す一部を切り欠いた正面図である。第10図は第9
図の実施例の側面図である。 10、.62 :ツールホルダ(保持部材)16.50
,54.58n部分工具 20.76:側壁面(分割面) 22.52,56.66:加工面 32:凸条 42.70:ボルト(固定手段) 出願人 工ヌエッチケービルグー株式会社同 オ
ーニスジー株式会社 第1図
切り欠いた正面図である。第2図は第1図の転造加工工
具の一部を切り欠いた平面図である。第3図は第2図に
おける■−■断面図である。 第4図は転造加工工具の歯すじと製品の歯すじとの間に
生じる歯すじ誤差を説明する図である。第5図は第1図
の転造加工工具における各部分工具を相互に相対移動さ
せた場合の部分平面図である。 第6図は第5図の転造加工工具の加工面に形成された凸
条のリード角を説明する図である。第7図は本発明の他
の実施例を示す側面図である。第8図は本発明の更に別
の実施例を示す側面図である。 第9図は本発明が丸ダイスに適用された場合の一実施例
を示す一部を切り欠いた正面図である。第10図は第9
図の実施例の側面図である。 10、.62 :ツールホルダ(保持部材)16.50
,54.58n部分工具 20.76:側壁面(分割面) 22.52,56.66:加工面 32:凸条 42.70:ボルト(固定手段) 出願人 工ヌエッチケービルグー株式会社同 オ
ーニスジー株式会社 第1図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 互いに平行な多数の凸条が形成された加工面を有し、該
加工面と被加工部材の外周面とを押圧しつつ該被加工部
材を相対的に転動させることにより、該被加工部材の外
周面に前記凸条に対応した凹凸を形成する転造加工工具
であって、 前記加工面と略直角を成し且つ前記凸条と交差する互い
に平行な多数の分割面で分割した形状を成す多数の部分
工具と、 該多数の部分工具を前記分割面と平行であって且つ前記
加工面と平行な方向において相互の相対移動可能に保持
する保持部材と、 該保持部材に保持された前記多数の部分工具を相互の相
対移動不能に該保持部材に固定する固定手段と を有することを特徴とする転造加工工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326186A JPS62270242A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 転造加工工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11326186A JPS62270242A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 転造加工工具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62270242A true JPS62270242A (ja) | 1987-11-24 |
Family
ID=14607671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11326186A Pending JPS62270242A (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 | 転造加工工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62270242A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153362A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Ricoh Co Ltd | 一成分現像方法 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP11326186A patent/JPS62270242A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02153362A (ja) * | 1988-12-06 | 1990-06-13 | Ricoh Co Ltd | 一成分現像方法 |
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