JPS6227010A - 逆浸透処理方法 - Google Patents

逆浸透処理方法

Info

Publication number
JPS6227010A
JPS6227010A JP60162816A JP16281685A JPS6227010A JP S6227010 A JPS6227010 A JP S6227010A JP 60162816 A JP60162816 A JP 60162816A JP 16281685 A JP16281685 A JP 16281685A JP S6227010 A JPS6227010 A JP S6227010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reverse osmosis
stage
module
treatment
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP60162816A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0462768B2 (ja
Inventor
Shigeo Okonogi
小此木 成夫
Mamoru Tomita
守 冨田
Yasuo Fukuwatari
康夫 福渡
Koichi Matsumoto
耕一 松本
Yoshitaka Tamura
吉隆 田村
Teruhiko Mizota
輝彦 溝田
Atsushi Nakajima
篤 中島
Haruo Endo
遠藤 晴雄
Ikuro Sato
佐藤 幾郎
Koji Inagaki
稲垣 孝二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHOKUHIN SANGYO MAKU RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Original Assignee
SHOKUHIN SANGYO MAKU RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHOKUHIN SANGYO MAKU RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI filed Critical SHOKUHIN SANGYO MAKU RIYOU GIJUTSU KENKYU KUMIAI
Priority to JP60162816A priority Critical patent/JPS6227010A/ja
Priority to EP86305659A priority patent/EP0210837B1/en
Priority to DE86305659T priority patent/DE3689135T2/de
Priority to DK351986A priority patent/DK351986A/da
Publication of JPS6227010A publication Critical patent/JPS6227010A/ja
Priority to US07/655,199 priority patent/US5266202A/en
Publication of JPH0462768B2 publication Critical patent/JPH0462768B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/12Controlling or regulating
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/14Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment
    • A23C9/142Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration
    • A23C9/1427Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by dialysis, reverse osmosis or ultrafiltration by dialysis, reverse osmosis or hyperfiltration, e.g. for concentrating or desalting
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D61/00Processes of separation using semi-permeable membranes, e.g. dialysis, osmosis or ultrafiltration; Apparatus, accessories or auxiliary operations specially adapted therefor
    • B01D61/02Reverse osmosis; Hyperfiltration ; Nanofiltration
    • B01D61/025Reverse osmosis; Hyperfiltration
    • B01D61/026Reverse osmosis; Hyperfiltration comprising multiple reverse osmosis steps

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Nanotechnology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は逆浸透処理方法に関し、詳しくは、逆浸透膜の
透過流束を経時的に一定に維持しながら処理することに
より、処理能力の低下が生じることのない安定な逆浸透
処理方法に関する。
本発明の逆浸透処理方法は、その適用によって所期の目
的を達成する処理液であるならば、いがなるものであっ
ても、これに適用することができるが、食品加工の分野
に適する。
〔技術の背景および従来技術の説明〕
逆浸透処理方法は、浸透圧以上の圧力を作用させ、逆浸
透膜を通して溶液から溶媒を分離して、溶質を1m縮す
る方法であり、一般には、膜および装置の耐圧性能の範
囲内である2〜6 MPaの圧力において、より高い圧
力を作用させるほど単位膜面積当りの処理能力は増大し
、溶質のal1度も高めることができる。
それゆえに、複数の逆浸透モジュールを直列に接続し、
処理液の下流に向けて溶質の濃度を順次上げてゆくよう
に操作される多段連続式逆浸透装置を用いる場合、すべ
てのモジュールにその最大許容圧を作用させて運転すれ
ば、透過流束を大きく保つことができるので、これまで
はこのような操作法が効率的な方法と考えられてきた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは、乳製品の逆浸透処理について研究を続け
ているが、チーズホエーをこれまでの多段連続式逆浸透
装置において、すべてのモジュールにその最大許容圧を
作用させて運転したところ、処理時間の経過とともに各
段のモジュールにおける透過流束の低下による処理能力
の低下に遭遇した。このような透過流束の低下は、チー
ズホエーのほかに牛乳、脱脂乳、果汁、豆乳またはUF
バーミニイトなどの食品にみられる現象であって、脱脂
乳およびUFバーミニイトについては、ヒデインクらの
報告〔ヒデインクら:ジャーナル・オブ・ダイアリ・サ
イエンス(Hlddlnk et al :J、Dai
ry Sci、 )第63巻、第204頁(1980年
)〕があり、またチチーズホエについては、本発明者ら
の実験の他に、リムの報告〔リム、ティー・エイチ:ジ
ャーナル・オブ・ダイアリ・サイエンス(Li11. 
T、H,、et al : J、Dairy Sci、
 ) 第54巻、第306頁(1971年)〕およびス
ミスの報告〔スミス、ビー・アール:オーストラリア・
ジャーナル・オブ・ダイアリ・テクノロジー(Smlt
h、 B、R,: Au5t、 J、Dairy Te
ch、 )第33巻、第57頁(1978年)〕がある
このような透過流束の低下を克服するために、処理液の
pHの変更および/または処理装置の頻繁な洗浄工程の
導入が考えられるが、これらの措置は必ずしも充分なも
ので暎なく、また連続式逆浸透処理方法では、冷却操作
または他の操作を後続させ、連続プロセスとした場合、
逆浸透装置の処理能力の変化を生じると、後続するプロ
セスの能力もこれに追随して変化させねばならず、これ
は大きな開国であり、また透過流束の低下の発生自体は
腰回への付着・汚染が生じていることを示していて、食
品の処理では、頻繁な装置洗浄を必要とすることも大き
な問題点である。
本発明の目的は、これらのrJJ題点を解決しうる新規
な逆浸透処理方法を提供することにある。
〔問題点を解決する手段〕
本発明者らの実験によると、平均操作圧を高くした場合
、操業の継続とともに透過流束の低下を生じる限界の平
均操作圧(限界圧力)があるから、逆浸透処理をこの限
界圧力よりも低い平均操作圧で行なうが、処理能力の低
下を避けるには、限界圧力の下方近傍であることが好ま
しい。
逆浸透装置として、複数のモジュールを含み、各モジュ
ールには処理液の給液口および排液口を連通ずる循環ル
ープを付設して、単一段の処理機構を形成し、各モジュ
ールの循環ループを直列に接続して多段の処理機構を形
成し、!前段および最後段の循環ループに該逆浸透装置
の供給液口および排出液口を設けた逆浸透装置(6fl
ループ逆浸透装置)を使用し、各段の平均操作圧を後段
に向けて順次昇圧する。この各段の平均操作圧の昇圧は
、各モジニールの循環ループ内および/または循環ルー
プ相互間に昇圧ポンプを設け、これらの昇圧ポンプの作
動によって各段の平均操作圧を昇圧するのが好ましい。
前記の循環ループ逆浸透装置の各モジュールにおける逆
浸透膜の目の粗さを後段に向けて順次粗いものとすると
、たとえ、各段の平均操作圧が同一であっても、処理操
作の時間の経過とともに透過流束の低下することがない
が、この場合、各段の平均操作圧を後段に向けて順次高
くシ、それによって、より安全に操業することもできる
第6図(a)は、前記の循環ループ逆浸透装置の一例で
ある。1は】段目のモジュール、2は2段目のモジュー
ル、3は3段目のモジュールであり、4は処理液供給ポ
ンプ、5は調圧弁であり、21は1段目のモジュールl
の循環ループ、22は2段目のモジュール2の循環ルー
プ、23は3段目のモジュール3の1Iiii!!!ル
ープであり、11は循環ループ21の循環ポンプ、12
は循環ループ22のWINポンプそして13は補環ルー
プ23の循環ポンプである。
第7図(a)は、前記の循環ループ逆浸透装置における
循環ループ内および/またはWa環ループ相互間に昇圧
ポンプを設けたものの一例である。
6は2段目のモジュール2の循環ループ22の昇圧ポン
プ、モして7は3段目のモジュール3の循環ループ23
の昇圧ポンプであり、他の図面符号は前記のM6mと同
じである。
第6図(b)は第6図(a)の前記の循環ループ逆浸透
装置における圧力の変化とその分布位置を示す図表であ
り、第7図(b)は第7図(a)の昇圧ポンプを設けた
循環ループ逆浸透装置における圧力の変化とその分布位
置を示す図表である。
これらの昇圧ポンプおよび循環ポンプに、さらに背圧弁
を適宜組合せて、後段に向けて、平均操作圧を順次昇圧
し、かつその平均操作圧を所望の限界圧力の下方近傍内
に設定することもできる。
以下において、実験例および実施例により本発明をさら
に詳細に説明する。
実験例1 第1図(a)に示す3段連続式逆浸透装置において、最
大許容圧を作用させて運転する従来法による実験である
第1図(a)において、1は1段目のモジュール、2は
2段目のモジュール、3は3段目のモジュールであり、
11は1段目の循環ポンプ、12は2段目の1lIi!
i環ポンプ、+3は3段目のa環ポンプであり、21は
1段目の循環ループ、22は2段目の循環ループ、23
は3段目の循環ループであり、4は処理液供給ポンプで
あり、モして5は調圧弁である。
処理液としてチーズホエー〔脂肪0.05%(重量、以
下同じ)、蛋白MO・8%、乳W4・6596、灰分0
.5%、水分94%、pH6−4’:lを使用し、第1
図(a)に示す3段連続式逆浸透装置において、下記の
処理条件の下で、逆浸透a縮を行なった。
(処理条件) モジュール数:3基 モジュール形式: アルフ7−ラパル(Alfa Laval )社製、中
間分岐型Arlamo −26 有効膜面積: 7;92i (モジュール当り)逆浸透
g!: FL −190、(商品名、今人エンジニアリング社製
) 処理液温:約40℃ 各モジュール内平均操作圧: 3.9 MPa濃縮倍率
:3倍 濃縮倍率は、処理液供給ポンプ4による供給量に対し、
製品液量(濃縮液量)が約1/3になるように、処理液
供給ポンプ4と調圧弁5を調整した。
各+1ii環ポンプ11.12および13はモジュール
内循環流量約90OA / hrの能力で、モジュール
内圧力損失は0.4 MPaであり、またモジュールが
中間分岐型であるので、各循環ポンプの実吐出流量は、
循環流量の約2倍であって、約18001 / hrで
あった。
第1図(b)は、第1図(a)における各モジュール1
.2および3内を径由する流路の圧力値の分布位置を第
1図(a)と一点鎖線で対応させて示したものである。
モジュール内の操作圧は点線で示される。
上記の逆浸透処理の結果、各段のモジュールの透過流束
は、N2図に示す経時変化を示した。第2r!gJにお
いて、(イ)は1段目のモジュールの透過流束の経時変
化、(ロ)は2段目のモジュールの透過流束の経時変化
、(ハ)は3段目のモジュールの透過流束の経時変化を
示す。
最終製品液は3倍濃縮され、固形公約18%のものを得
ることができたが、各段における透過流束の低下が激し
いため、運転開始から30分後に5001 / hrの
処理能力があったのに、3時間径に、約2201 / 
hrにまで低下し、この操業では処理能力の点で、工業
的に安定した運転を維持することができないことがわか
る。
実験例2 実験例1のチーズホエーのpH6,4のものをpH5,
8のものに変更した以外は実験例1と同様にして、逆浸
透処理を行なった。
この実験の結果における各段のモジュールの透過流束の
経時変化を第3図に示した。第3図における(イ)、(
ロ)および(ハ)は実験例1と同じである。
その結果によると、処理液のpHの変更によって、透過
流束の低下の度合は小さくなっているものの、処理能力
の安定な維持はできないことがわかる。
実験例1および2によると、逆浸透処理において、操作
圧をできるだけ大きくすることにより処理能力を上げる
ことは、安定な操業の維持の点に問題のあることがわか
ったので、本発明者らは操作圧を種々変更し、111縮
度および透過流束などとの関係を検討し、問題点の解決
の糸口を探った。
実験例3 処理液のチーズホエーを、pH6,3および固形分12
%(脂肪0.1%、蛋臼質1.6%、乳1419.3%
および灰分1.0%)のチーズホエーにしたこと、逆浸
透装置のモジュール数を1基(1段階処理)にしたこと
、処理温度を約35℃にしたこと、および平均操作圧を
、運転開始から約28分間は1−8 hlPaとし、そ
の後16分間は3.9 MPaに設定したこと以外は実
験例1と同様にして、逆浸透処理を行なった。
この実験における透過流束の経時変化を第4図に示す。
第4図によると、操作圧が1.8 MPaの低圧では、
透過流束の経時的低下が全くないのに対して、3・9 
MPaの高圧では、透過流束は経時的に急激に低下した
。このことから、平均操作圧を低くすれば、透過流束は
低い水準であっても、一定値に維持することができるこ
とがわかる。
実験例4 実験例3における操作圧の変更を第5図に示すとおり1
.8 MPaから3.1 MPaまでの間に細分して昇
圧したこと以外は、実験例3と同様にして、逆浸透処理
を行なった。
この実験では、一定に維持しうる、すなわち低下するこ
とのない最大の透過流束と平均操作圧の関係を求めるこ
とができる。
結果は第5図に示すとおりであった。
第5図によると、操作圧が2.6 MPaの場合に、経
時的に低下することのない最大の透過流束16.4 I
I / hrが得られ、これ以下の操作圧であるならば
、透過流束を一定値に維持しうろことがわかる。すなわ
ち、透過流束を経時的に一定値に維持しようとするため
の操作圧には上限値(限界圧力)があり、操作圧がこの
上限の限界圧力以下であるならば、透過流束を経時的に
一定値に維持すること、すなわち、処理能力を一定にa
mすることができることがわかる。そして操作圧をこの
限界圧力の下方近傍に設定すれば、透過流束を経時的に
高い値の一定値に維持すること、すなわち、処理能力の
高いところで一定に維持することができることがわかる
実験例S 本実験では、処理液のa縮度に伴って、限界圧力および
最大の一定透過流束がいかに変化するかを調べた。
実験例1において、3段連続処理することに代えて、1
段目で連続処理した液を一度系外のタンク(図示なし)
に保持し、その液を2段目で連続処理して、他の系外の
タンク(図示なし)に保持し、最後に3段目で連続処理
して、最終濃縮液とする方法を採用したこと以外は、実
験例1と同様にして、逆浸透処理を行ない、各段におけ
る限界圧力および素人の一定透過流束(経時的に低下し
ない透過流束の最大[)を求めた。
さらに処理液を実験例2のチーズホエーに代えて同じ逆
浸透処理を行なった。
結果は第1表に示すとおりであった。
第1表 処理液の濃縮度に伴なう限界圧力および第1表
によると、同一の逆浸透膜を用いて処理する場合、処理
液の1度が増加すると、最大の一定透過流束は減少し、
逆に限界圧力は増加することがわかる。したがってモジ
ュールを含む各箇環ループ、すなわち各段が直列に接続
された連続式逆浸透装置では、各段において最大の一定
透過流束を得るには、径段に向けてその操作圧を頭次昇
圧することを必要とすることがわかる。それゆえ、第1
図(a)のポンプ配置の従来型の装置では、各段の平均
操作圧が第1図(b)に示すとおり定圧であるために、
利用することができない。
以上の実験例1〜5の結果によると、次のことが明らか
になった。
■ホエー、牛乳、脱脂乳、果汁、豆乳およびUFバーミ
ニイトのような食品の逆浸透処理において、通例の操作
圧の下では、その透過流束が経時的に低下することが知
られているが、平均操作圧をある一定値より低く設定す
れば、透過流束が低下しないこと。すなわち、透過流束
を一定に維持しろる操作圧に、上限の限界圧力が存在す
ること。
■前記■の限界圧力以下において、平均操作圧の増加に
応じて、一定透過流束(経時的に低下しない透過流束)
も増加するから、限界圧力において最大の一定透過流束
が得られること。
■最大の一定透過流束は処理液の物性によって決まり、
処理液の濃縮度が増加するにしたがって、最大の一定透
過流束は減少するが、上限の限界圧力は増加すること。
実験例6 実験例1〜5において使用した逆浸透装置における逆浸
透膜は、いずれも同amのもので、その目の粗さは同じ
であった。本実験では、逆浸透膜の種類(目の粗さ)と
最大の一定透過流束および限界圧力との関係を試験した
実験例4に使用した逆浸透膜のFL −190よりも目
の細かい逆浸透膜のPL −198、および目の粗い逆
浸透膜のPL−170(いずれも商品名、今人エンジニ
アリング社製)を使用し、実験例4と同様にして逆浸透
処理を行なった。
その結果は、Fムー198の逆浸透膜を使用した場合の
限界圧力は3−23 MPaであり、また最大の一定透
過流束は+6.41 / hr −rdであった。
FL −170の逆浸透膜を使用した場合の限界圧力は
2.33 MPaであり、また最大の一定透過流束は+
6.41 / hr −rdであった。
この結果によると、限界圧力は、逆浸透膜の目が細かく
なると上昇し、逆浸透膜の目が徂くなると低下するが、
量大の一定透過流束は、逆浸透膜の目の徂さと関係なく
一定であることがわかる。
実験例7 実験例6の知見に基づいて、逆浸透膜の目を粗くするこ
とによって、概ね限界圧力を一定にすることができるこ
とを確認する実験を行なった。
実験例5において、1段目に使用する逆浸透膜を目の細
かいFL −198とし、また3段目に使用する逆浸透
膜を目の粗いFL −170として、各段における透過
速度を実験例5の2段目のそれに近ずけるようにして、
他は実験例5と同様にして、逆浸透処理を行なった。
その結果は、第2表に示すとおりであった。
(以下余白) 第2表 逆浸透膜の目の粗さに伴なう限界圧力お第2表
の結果を実験例5の第1表の結果と比べると、最大の一
定透過流束はほとんど同じで、平均操作圧は低下したこ
とがわかる。
このように、連続的逆浸透処理において、各モジュール
の透過流束を最大かつ一定にして、処理能力の安定的な
維持をはかるには、逆浸透装置として、複数のモジュー
ルを含み、各モジュールには、処理液の給液口および排
液口を連通ずる循環ループを付設して、単一段の処理機
構を形成し、かつ各段の循環ループを直列に接続して、
多段の処理機構を形成し、最前段および最後段の循環ル
ープに該逆浸透装置の供給液口および排出液口を設ける
とともに、各段に設置された逆浸透膜を、その目の粗さ
を後段に向けて順次粗くした逆浸透装置を使用し、各段
の平均操作圧を略々同一に維持すること、すなわち各段
の逆浸透膜の種類を後段に向けて順次目の粗いものに変
更することにより、各段の限界圧力を略々同一に設定す
ることがよい。
この場合の逆浸透装置としては、第1図(a)に示され
るような従来型の逆浸透装置を使用することもできる。
以上の各実験例の結果によると、限界圧力以下の平均操
作圧において処理能力の安定的な維持を図る連続的逆浸
透処理方法としては、操作圧を後段に同けて順次昇圧す
る方法および後段に向けて順次逆浸透膜の目を徂くして
ゆく方法があるが、これを組合わせる方法、すなわち後
段に同けて順次逆浸透膜の目を租くするとともに、後段
に向けて順次昇圧する方法も採用することができる。
以下において本発明の実施の一例を説明するが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。
実施例1 処理装置として、第1[ffl (a)のフローシート
に示される3段連続式逆浸透装置の代りに単一段の処理
の連続式逆浸透装置を使用した。使用したモジュールは
、Ar1a+no  26 C商品名、アルファ・ラパ
ル(Alpha Laval )社製〕であり、これに
PL−190(商品名、今人エンジニアリング社製、塩
排除率:約90%のPBIL型)の逆浸透膜を装着した
。モジュール1基の有効膜面積は7.92 rrlであ
った。
予め平均操作圧を順次昇圧する実験を実験例4と同様に
して行ない、限界圧力が3・09 MPaであることを
確認した。
処理液として、チーズホエー(脂肪0.05%、蛋白質
0.8%、乳糖4.65%、灰分0.5%、水分94%
、pH6,4) を使用し、モジュール内温度を10℃
とし、処理液供給ポンプ4により1291/hrにおい
て供給し、循環ポンプ11によりモジュール内平均循環
流量を約90011 / hrとし、調圧弁5の調整に
より平均操作圧が1.5 MPaになるようにして運転
した。
処理操作において、水通過流束は運転開始から30分後
に5−71 / hr−一の定常状態に達し、2時間3
4分後でも変化がなく、一定であった。この間、全固形
分9%にamされたホエーを84II/hrの能力で安
定して得ることができた。
実施例2 実施例Iと同じ装置および処理液を使用し、処理液供給
ポンプ4による供給量を37812 / hrとし、調
圧弁5のvI整により平均操作圧を2・9 MPaにな
るようにしたこと以外は実施例1と同様にして運転した
運転開始から約30分後に定常状態に達し、さらに2時
間38分運転を継続した。水通過流束は、運転開始から
30分後で16.51 / hr−m”、2時間38分
後でも+6.41/ hr −y&であり、この間、全
固形分9%に濃縮されたホエーを2481 / hrの
能力で安定して得ることができた。
実施例3 実施例1で使用した単一段の逆浸透装置を3つ直列に並
べ、その間にバランス用のタンクを設置した逆浸透装置
を使用した。処理液は実施例1と同一であり、運転温度
を40°Cとしたこと以外は、モジュールおよびモジュ
ール内平均循環流量も実施例1と同様であった。
濃縮後のモジュール円平均固形分を、1段目、2段目お
よび3段目において、それぞれ約8.5%、約12.5
%および約18%に設定し、それぞれの固形分濃度のホ
エーについて、予め平均操作圧を順次昇圧する実験を実
験例4と同様にして行ない、限界圧力が、1段目、2段
目および3段目において、それぞれ1.24 MPa 
、 1.64 MPaおよび2+05MPaであること
を確認した。
処理液供給ポンプ4により、固形分6%のホエーを1段
目の単一段の逆浸透装置に205.1 / hrにおい
て供給し、循環ポンプによりモジュール内を循環させ、
工段目排出口の調整弁の調整により平均操作圧が1.2
4 MPaになるようにして運転した。運転開始から3
0分後に定常状態に達し、全固形分8.56%にanさ
れたホエーを141J/hrの安定した能力で2時間得
ることができた。この間、水通過流束は8.081 /
 hr −rrfにm持された。
得られたa縮液を−たんバランスタンクに受け、そのホ
エーを、1段目への供給と同様に、次の2段目の逆浸透
装置に14+ 1 / hrにおいて供給し、循環ポン
プによりモジュール内を循環させ、1段目と同様にして
、平均操作圧を1.64 MPaに調整した。運転開始
から約30分後に定常状態に達し、全固形分12.75
%にa縮されたホエーを921/hrの安定した能力で
2時間得ることができた。この間、水通過流束は6.1
9β/br−一に維持された。
得られた濃縮液を−たんバランスタンクに受け、そのホ
エーを、2段目への供給と同様にして、次の3段目の逆
浸透装置に92 A / hrにおいて供給し、循環ポ
ンプによりモジュール内を循環させ、前記と同様にして
、平均操作圧を2・04 MPaに調整した。運転開始
から約30分後に定常状態に達し、全固形分17.95
%に111mされたホエーを6371/hrの安定した
能力で2時間得ることができた。この間、水通過流束は
3.661 / hr em!に維持された。
実施例4 第6図(a)に示す3段連続式逆浸透装置を使用した。
モジュール、逆浸透膜および処理液は実施例1と同一で
あり、モジュール内平均循環流量は90011 / h
rとした。
3倍@縮時のモジュール内平均固形分を、1段目、2段
目および3段目において、それぞれ約8・5%、約12
.5%および約18%に設定し、それぞれの固形分濃度
のホエーについて、予め平均操作圧を順次昇圧する実験
を実験例4と同様にして行ない、40°Cにおいて運転
するときの限界圧力が、1段目、2段目および3段目に
おいて、それぞれ!、24 MPa 、 1.64 M
Paおよび2.05 MPaであることを確認した。
処理液供給ポンプ4により、チーズホエーを、40°C
の温度および205 l / hrの流量において供給
し、循環ポンプ11、!2および13によりホエーを各
モジュールに循環させ、調圧弁5および各モジュールの
後のポンプの後の調整弁(図示せず)により、平均操作
圧が、1段目、2段目および3段目において、それぞれ
1.24 MPa 、 1.64 MPaおよび2.0
4 MPaになるように、そしてモジュール内の温度が
約40℃になるようにして運転した。
運転開始から60分後に、定常状態に達し、各段の水通
過流束は、1段目、2段目および3段目において、それ
ぞれ8.081 / hr −rrl、 6.191/
hr’dおよび3.661 / hr−rrlであり、
運転開始から7時間後までは、これらの変化はなく、全
固形分18%に濃縮されたホエーを63A/hrの能力
で安定して得ることができた。
実施例5 第7図(a)の3段連続式逆浸透装置を使用した。モジ
ュールおよび使用した逆浸透膜は実施例4と同一である
が、1段目の循環ループと2段目の+1liil環ルー
プの間および2段目の循環ループと3段目の循環ループ
の間に昇圧用のポンプ6および7を設置した。
処理液として、炭酸ガスを溶解して、pH5,8とした
以外は実施例1と同様のチーズホエーを使用し、40℃
において3倍m縮するものとし、この時の各モジュール
内平均固形分を、1段目、2段目および3段目において
、それぞれ7.7%、11.6%および17.4%に設
定した。それぞれの固形分濃度のホエーについて、予め
平均操作圧を順次昇圧する実験を実験例4と同様にして
行ない、40℃において運転する時の限界圧力が、1段
目、2段目および3段目において、それぞれ2.18M
Pa 、 2.93 MPaおよび3.29 MPaで
あることを確認した。
処理液供給ポンプ4により、処理液のチーズホエーを7
36 A / hrにおいて供給し、循環ポンプ+1.
12および13により、ホエーを各モジュールにimさ
せた。調圧弁5および各モジュールの後のm整弁(図示
せず)をvs整し、また昇圧ポンプ6および7を作動し
て、各モジュールの平均操作圧が、1段目、2段目およ
び3段目において、それぞれ2.16 MPa 、 2
.91 MPaおよび3+27 MPaになるように、
また温度が40″Cになるようにして運転した。運転開
始から30分後に、定常状態に達し、各段の水通過流束
は、1段目、2段目および3段目において、それぞれ2
5.17!/hr−セ、23.71 / hr −m’
および14.9z/hr−dであり、運転開始から7時
間後までは、これらの変化はなく、全固形分18%の濃
縮されたホエーを2321 / hrの能力で安定して
得ることができた。
実施例6 第1図(a)の3段連続式逆浸透装置を使用した。モジ
ュールは実施例1と同一であるが、逆浸透膜は、1段目
、2段目および3段目において、それぞれFL −19
8、FL −190およびPL −170(各々商品名
、今人エンジニアリング社製)を装着した。これらの逆
浸透膜は順次目が粗くなっているが、有効膜面積はいず
れも7.92 m”であった。
処理液として、実施例5と同じチーズホエーを使用し、
実施例5と同様に3倍濃縮するものとし、この時の各モ
ジュール内平均固形分を、1段目、2段目および3段目
において、それぞれ7.7%、11・6%および17・
4%に設定した。それぞれの固形分濃度のホエーについ
て、予め平均操作圧を雁次昇圧する実験を実験例4と同
様にして行ない、40℃において運転する時の限界圧力
が、1段目、2段目および3段目において、それぞれ2
.93MPa 、 2.93 KPaおよび2−95 
MPaであることを確認した。
処理液供給ポンプ4により、処理液のチーズホエーを、
40°Cの温度および7201 / hrの流量におい
て供給し、循環ポンプ11.12および13により、各
モジュールに約9001 / hrの′a環量において
循環させた。調圧弁5および各モジュールの後の調整弁
(図示せず)を調整し、すべてのモジュールの平均操作
圧が2−9 MPaになるように、また温度が40℃に
なるようにして運転した。運転開始から約30分後に定
常法部に達し、各段の水通過流束は、1段目、2段目お
よび3段目において、それぞれ25.01 / hr−
rr?、23.41 / hr −rn’および14.
51 / hr−一であり、運転開始から7時間後まで
は、これらの変化はなく、全固形分18%の濃縮された
ホエーを2221 / hrの能力で安定して得ること
ができた。
実施例7 第7図(a)の3段連続式逆浸透装置を使用した。フロ
ー形式は実施例6と異なるが、使用したモジュールおよ
び装着した膜は実施例6と同一であった。
処理液として、実施例1と同じチーズホエーを使用し、
40″Cにおいて3倍lI!縮するものとし、この時の
各段のモジュール内平均固形分を、1段目、2段目およ
び3段目において、それぞれ8.5%、12.5%およ
び18%に設定した。それぞれの固形分濃度のホエーに
ついて、予め平均操作圧を頭次昇圧する実験を実験例4
と同様にして行ない、40℃において運転する時の限界
圧力が、1段目、2段目および3段目において、それぞ
れ1.56MPa 、 1.64 MPaおよび1.6
4 MPaであることを確認した。
処理液供給ポンプ4により、処理液のチーズホエーを、
40°Cの温度および1951 / hrの流量におい
て供給し、循環ポンプ+1.12および13により、各
モジュールに9001 / hrの循環量において循環
させた。調圧弁5および各モジュールの後の調整弁(図
示せず)をtINMシ、1段目のモジュールの平均操作
圧が1.54 MPaになるように、またさらに昇圧ポ
ンプ6を作動し、2段目のモジュールの平均操作圧が1
.50 MPaになるように、さらに昇圧ポンプ7を作
動し、3段目のモジュールの平均操作圧が1.62 M
Paになるようにそれぞれ設定し、さらにすべてのモジ
ュール内の温度が406Cになるようにして運転した。
運転開始から60分後に定常駅部に達し、各段の水通過
流束は、1段目、2段目および3段目において、それぞ
れ7.781/hr−m”、5.651/hr −一お
よび3.6671 / hr−一であり、運転開始から
5時間後までは、これらの変化はなく、この間全固形公
約I8%のImIflされたホエーを601 / hr
の能力で安定して得ることができた。
〔発明の効果〕
本発明の逆浸透処理方法は、逆浸透膜の透過流束を経時
的に一定に維持しながら処理することができるので、処
理能力を一定に維持し、かつ膜面への付着および汚染を
防止することができ、さらに連続運転において安定な操
業を維持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図の(a)は、従来の3段連続式逆浸透装置のフロ
ーシートであり、第1図の(b)は第1図(a)の装置
内の圧力分布を示す図表であり、第2図は実験例1にお
ける透過流束の経時変化を示す図表であり、第3図は実
験例2における透過流束の経時変化を示す図表であり、
第4図は実験例3における透過流束の経時変化を示す図
表であり、第5図は実験例4における透過流束の経時変
化を示す図表であり、第6図の(a)は本発明で使用す
る逆浸透処理装置の一例のフローシートであり、第6図
(b)は第6図(a)の装置内の圧力分布を示す図表で
あり、第7図(a)は本発明で使用する逆浸透処理装置
の他の一例のフローシートであり、そして第7面(b)
は第7図(a)の装置内の圧力分布を示す図表である。 〔図面符号〕 1:モジュール 2:モジュール 3:モジュール 4:処理液供給ポンプ 5:調圧弁 6:昇圧ポンプ 7:昇圧ポンプ 11:@環ポンプ 】2:循環ポンプ 13:循環ポンプ 21:循環ループ 22:W1環ループ 23:循環ループ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)逆浸透処理方法において、逆浸透装置のモジュー
    ル内の平均操作圧を、処理液の透過流束を一定値に維持
    する限界圧力以下に設定し、処理を行なうことを特徴と
    する逆浸透処理方法。
  2. (2)平均操作圧が、限界圧力の下方近傍内に設定され
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の逆浸
    透処理方法。
  3. (3)逆浸透装置が、複数のモジュールを含み、各モジ
    ュールには処理液の給液口および排液口を連通する循環
    ループが付設されて単一段の処理機構を形成し、かつ各
    段の循環ループが直列に接続されて多段の処理機構を形
    成し、最前段および最後段の循環ループに該逆浸透装置
    の供給液口および排出液口を設けた逆浸透装置であって
    、各段の平均操作圧が、後段に向けて順次昇圧されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の逆浸透処理方法。
  4. (4)各モジュールにおいて設定された平均操作圧の昇
    圧が、各モジュールの循環ループ内および/または循環
    ループ相互間に設けられた昇圧ポンプにより行なわれる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載の逆浸透
    処理方法。
  5. (5)逆浸透装置が、複数のモジュールを含み、各モジ
    ュールには処理液の給液口および排液口を連通する循環
    ループが付設されて単一段の処理機構を形成し、最前段
    および最後段の循環ループに該逆浸透装置の供給液口お
    よび排出液口を設け、各段に設置された逆浸透膜がその
    目の粗さを後段に向けて順次粗くされている逆浸透装置
    であって、各段の平均操作圧が略々同一に維持されてい
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項
    に記載の逆浸透処理方法。
  6. (6)逆浸透装置が、複数のモジュールを含み、各モジ
    ュールには処理液の給液口および排液口を連通する循環
    ループが付設されて単一段の処理機構を形成し、かつ各
    段の循環ループが直列に接続されて多数の処理機構を形
    成し、最前段および最後段の循環ループに該逆浸透装置
    の供給液口および排出液口を設け、各段に設置された逆
    浸透膜がその目の粗さを後段に向けて順次粗くされてい
    る逆浸透装置であって、各段の平均操作圧が後段に向け
    て順次昇圧されていることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の逆浸透処理方法。
  7. (7)処理液が、チーズホエーであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の
    逆浸透処理方法。
  8. (8)処理液が、牛乳、脱脂乳、果汁、豆乳およびUF
    パーミエイトからなる群より選択されたものであること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項ないし第6項のいず
    れかに記載の逆浸透処理方法。
JP60162816A 1985-07-25 1985-07-25 逆浸透処理方法 Granted JPS6227010A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60162816A JPS6227010A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 逆浸透処理方法
EP86305659A EP0210837B1 (en) 1985-07-25 1986-07-23 Reverse osmosis treatment process
DE86305659T DE3689135T2 (de) 1985-07-25 1986-07-23 Verfahren zur Anwendung von umgekehrter Osmose.
DK351986A DK351986A (da) 1985-07-25 1986-07-24 Fremgangsmaade ved omvendt osmose
US07/655,199 US5266202A (en) 1985-07-25 1991-02-14 Reverse osmosis treatment process

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60162816A JPS6227010A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 逆浸透処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6227010A true JPS6227010A (ja) 1987-02-05
JPH0462768B2 JPH0462768B2 (ja) 1992-10-07

Family

ID=15761770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60162816A Granted JPS6227010A (ja) 1985-07-25 1985-07-25 逆浸透処理方法

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP0210837B1 (ja)
JP (1) JPS6227010A (ja)
DE (1) DE3689135T2 (ja)
DK (1) DK351986A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457294U (ja) * 1990-09-26 1992-05-15

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3807258A1 (de) * 1988-03-05 1989-09-14 Membraflow Gmbh & Co Kg Filter Verfahren und vorrichtung zum filtrieren von fluessigen medien
AT404434B (de) * 1997-06-12 1998-11-25 Frings Recycling Anlagen Gmbh Verfahren zum aufbereiten eines für eine elektrophoretische lackierung eingesetzten elektrolyten
EP3823740A4 (en) 2018-07-20 2022-04-13 Porifera, Inc. OSMOSMODULES WITH RECIRCULATION LOOPS
CN111213712B (zh) * 2019-10-23 2023-09-19 内蒙古蒙牛乳业(集团)股份有限公司 浓缩方法以及设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328082A (en) * 1976-08-18 1978-03-15 Ebara Infilco Co Ltd Membrane separating method
JPS5946186A (ja) * 1982-09-07 1984-03-15 Chlorine Eng Corp Ltd 高温かん水の逆浸透プロセスによる脱塩方法
JPS5966391A (ja) * 1982-10-05 1984-04-14 Hibiya Sogo Setsubi Kk 逆浸透脱塩法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3836457A (en) * 1973-03-19 1974-09-17 Westinghouse Electric Corp System for concentrating solutions by low pressure recycling
GB2130069A (en) * 1982-08-06 1984-05-31 Foremost Mckesson Whey treatment process and product
EP0220749B1 (en) * 1983-03-10 1992-08-12 C.P.C. Engineering Corp. Method for enhancing the flux rate of cross-flow filtration systems

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5328082A (en) * 1976-08-18 1978-03-15 Ebara Infilco Co Ltd Membrane separating method
JPS5946186A (ja) * 1982-09-07 1984-03-15 Chlorine Eng Corp Ltd 高温かん水の逆浸透プロセスによる脱塩方法
JPS5966391A (ja) * 1982-10-05 1984-04-14 Hibiya Sogo Setsubi Kk 逆浸透脱塩法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0457294U (ja) * 1990-09-26 1992-05-15

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0462768B2 (ja) 1992-10-07
EP0210837A3 (en) 1987-09-30
DK351986D0 (da) 1986-07-24
DK351986A (da) 1987-01-26
DE3689135T2 (de) 1994-05-05
EP0210837B1 (en) 1993-10-06
DE3689135D1 (de) 1993-11-11
EP0210837A2 (en) 1987-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2338433C2 (ru) Способ диафильтрации продукта и устройство для осуществления способа
AU2005216829B2 (en) Apparatus and method for micro or ultrafiltration
JP2002209561A (ja) 野菜及び/又は果実処理物の逆浸透濃縮装置、逆浸透濃縮方法及び逆浸透濃縮物
US5266202A (en) Reverse osmosis treatment process
JPS6227010A (ja) 逆浸透処理方法
JP5135676B2 (ja) 逆浸透膜分離装置の運転方法
JP4304573B2 (ja) 逆浸透膜による高濃度溶液の処理方法
JP7319119B2 (ja) 水処理方法および水処理装置
JP2001078732A (ja) トマトジュースの逆浸透濃縮方法
JPH0334365B2 (ja)
JP4332774B2 (ja) 逆浸透膜による高濃度溶液の処理方法および処理装置
JP3912067B2 (ja) 一次純水製造装置
JP7044848B1 (ja) 液処理装置、純水製造システム及び液処理方法
JP3375070B2 (ja) 膜処理装置および造水方法
EP3462893B1 (en) Method for concentrating raw milk
JP2022135710A (ja) 水処理方法および水処理装置
US11413582B2 (en) Filtration device
EP3823740A1 (en) Osmosis modules having recirculation loops
WO2023214111A1 (en) A reverse osmosis desalination method and apparatus for achieving high permeate recovery from low salinity raw water
JP2010104920A (ja) 逆浸透膜分離装置の運転方法
WO2022044363A1 (ja) 濃縮方法、濃縮装置、水処理方法、および水処理装置
JP2022186382A (ja) 水処理方法および水処理装置
JP2023038919A (ja) 水処理装置および水処理方法
JP2001321641A (ja) 造水方法
JP3190218B2 (ja) 造水装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees