JPS62268314A

JPS62268314A - 遮蔽用半導電層付ゴム・プラスチツクチユ−ブ

Info

Publication number: JPS62268314A
Application number: JP61110161A
Authority: JP
Inventors: 孝一吉田; 千歳　正則
Original assignee: Hitachi Cable Ltd
Current assignee: Hitachi Cable Ltd
Priority date: 1986-05-14
Filing date: 1986-05-14
Publication date: 1987-11-20

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］本発明は電線・ケーブルの配線に用いられる保護管とし
ての遮蔽用半導電層刊ゴム・プラスチックチューブに関
する、特にエレクトロニクス関連に使用される電線・ケ
ーブルの遮蔽用半導電層（−１ゴム・プラスチックチュ
ーブに関するものである。

［従来の技術］電線・ケーブルの配線に用いられる保護管として、多量
のゴム・プラスチックチューブが使用されている。これ
らはその目的、環境及び経済性により材料が選ばれる。

、その材料として例えばポリエチレン系、架橋ポリエチ
レン系、ポリ塩化ビ二ル系、架橋ビニル系、エチレン・
プ１１ピレンゴム系舌がある。又特に耐熱、耐油、ｆＡ
薬品性、難燃ｔＬ　、耐屈曲性および電気特性を具備し
た特殊環境に耐え得る材料として、テトラフオＤ　、Ｔ
ヂレンーブ［１ピレン其重合体の混和物が適当と考えら
れている。

（例えば特開昭５８−４２０６号公報参照）１ノかｌノ
ながら、近年エレク［・ｌ］ニクス関連の発展にＪ、す
、この種の材料のみでは寸分な機能を発揮することが出
来す、電磁シールド等、何らかの遮蔽が要求される傾向
にある。

このように−遮蔽層を要求されるヂＪ−ブの対策と（）
で最も簡便な方法としては、ヂ〕−ブの表面に導電性塗
料を塗布する方法であり、本格的には金属編組や遮蔽用
半導電ｆ！Ｉデーブをブコーブ表面に施づことであった
１、［発明が解決しＪ：つとする問題点］しかるに、導電性ψ判を塗布する方法は均一な塗イ１」
厚が出しにくく、ブ：Ｌ−ブの伸縮により塗料が剥ｍ　
する、又耐熱性等のｙ−１−−ブの特徴と塗料の性能と
を合致させることが困難である等の問題があり、金属編
組や遮蔽用半導電１ｅｔ−，ｉ−ブをチューブ表面に施
Ｊこと（よ、ヂ］−１のΦ１４が人になる、取付作業が
難しい、］ス１〜的に割高になる等の問題点を有してい
た。

本発明の目的は前記した従来技術の欠点を解澗（）、チ
ューブの伸縮性を有し、耐熱、耐油、耐薬品性、ガ燃性
、耐屈曲性高絶縁抵抗に優れ、重量も増えず、取扱い容
易で比較的安価な遮蔽用半導電層イ」ゴム・ブノスヂッ
クチコーブを提供することにある。

「問題点を解決づるための手段」即ち、本発明はゴム・プラスナック゛市気絶縁材料をヂ
コーブの絶縁層とし、テトラフル″Ａロ１丁チレンープ
ロピレン系共重合体１００重量部に対し、導電性カーボ
ンブラックを３０〜１５０重量部混和した組成物Ｊ：り
なる半導電層を該ブコーゾの遮蔽用半導電）内とする２
層構成より成る遮蔽用半導電層付ゴム・プラス升ツクブ
ーユーブである。

本発明におけるゴム・ブフスヂック電気絶縁材利として
一般的には例えばポリ−「チレン系、架橋ポリ」−ヂレ
ン系、ポリ塩化ビニル系、架橋ビニル系、エチレン・プ
ロ１ピレンゴム系等があげられるが、特に耐熱性、耐油
性、耐薬品性、難燃性、耐屈曲性、おＪ：ぴ電気特性を
具備した特殊環境に耐える材ＩＩと１ノで、テトラフル
第１コ１ニヂレンーブ１−】ピレン系共重合体の混和物
が好ましい。

本発明におけるｙトラフルオロエヂレンープロピレン系
共小合体の混和物とは、デトラフルオロエチレンープロ
ピレン系共千合体からなる含フッ素１ラストマーと酸化
マグネシウム、酸化カルシウム、酸化鉛から選ばれる金
属酸化物の少なくとも１種のケイ酸質充填剤とを含有し
、前記含フッ素Ｊ’−ラストマー１００重量部に対重る
金属酸化物およびケイ酸質充填剤の含有割合がそれぞれ
０．１〜１５　ｆｉ　：１部である組成物を加硫せしめ
てなる含フッ素Ｘｆラストマー電気絶縁材料をいう。

又、本発明における絶縁層及び半導電層（二相いるテト
ラフルオ［ＩＴエチレンプロピレン系共重合体と１）で
は、主成分のデトラフルＡ１−」エチレンと−４＝プ［」ピレンに加えて、これらど共Φ合ＩＪＪ能な成分
、例えばエチレン、イソエチレン、アクリル酸およびそ
のアルギルエステル、フッ化ビニル、フッ化ビニリデン
、ヘキサソルオ［１ブ［１ペン、クロ目ニブールビニルン、パーフルオロアルキルビニルエーテル等を適当に含
有せしめたものであってもよい。

かかる重合体において、テ１〜ラフルオロエヂレン／プ
ロピレンの含有モル比としては９５１５〜３０／７０，
特に９０／１０〜４５１５５の範囲から選定することが
、耐熱性、成形性等の面から好ましく、また、適宜加え
られる主成分以外の成分の含有ｈ）とｌノでは通常５０
モル％以下、特に３０モル％以下の範囲から選定するこ
とが好ましい。

本発明のチコーブの遮蔽用半導電層として使用する組成
物の導電性カーボンブラックの配合量を規定した理由は
、３０重量部に満たなければ電気機器類の半導電性材料
として要求される導電性が得られないためであり、また
１５０重昂郡部越えると機械強度、押出加■性が著しく
低下するからである。体積同右抵抗を１０２〜１０４Ω
−ｃｍにするにはカーボンブラックの配合部は４０重州
都・〜７０重亀部が好まｌノい。

本発明のチューブを上記絶縁層及び半導電層の組成で２
層描成に製作するには、絶縁層と半導電層の材わ１を夫
々別の押出機で夫々の条件で軟化しそれを１つのヘッド
に合流させた２層押出力式を用いる。しかる　後常圧で
８０−２５０℃の温度で加硫を行う。押出・加硫時に押
出されるチューブの内面に圧縮空気か綿糸等の力糸を入
れることにより内径を定める。

本発明によるチューブは上記製造方法では下記の寸法の
ものを製作することが出来る。

１）　チューブの内径・・・３．０〜４０ｍｍφ２）全
層の内厚・・・０　、５〜３　、　Ｏｍｍ　ｊ３）半導
電層の厚さ−０，１〜０．３ｍｔ尚、本発明は半導電層
を絶縁層の外側に設けたものだ（）でなく、第２図に示
す如く半導電層２を絶縁層１の内側に設けたチ１−ブも
含む。

又ヂｊ−ブの絶縁層として、ポリエチレン系、架橋ポリ
エチレン系、ポリ塩化ビニル系、架橋ビニル系、エチレ
ン・プ１１ピレンゴム系等を用いる場合は、それと絹合
わざる半導電層のテトラフルオロエチレン−１１］ピレ
ン共重合体に対し、絶縁層と同系のポリマーをブレンド
して用いることが一体化したチ、１−−ブを製作するの
に望ましい。

なお、チューブの発展材料として収縮チューブがあるが
、本発明のブーユーブは充分対応することが出来る。

１−作　　用］本発明において、テトラフルオ「」エブレンープロピレ
ン系共重合体１００千酊部に対１ノ、導電性カーボンブ
ラックを３０〜１５０ｔｆｉｆｆｉ部を混和した組成よ
りなる半導電層をチューブの遮蔽用半導電層とし、１体
構造のチューブとすることにより、含ノッ索１ラストマ
の優れｌこ、耐熱性、耐油性、耐薬品性、外燃性、耐屈
曲性を兼ねそなえた遮蔽半導電層が得られる。

［実施例１本発明の一実施例について説明する。但し、本発明はこ
の実施例に限られるものではない。

絶縁層、半導電層の組成として下記のものを用いた。。

一組　成− （成　　　　分）　　　　　　　　　（絶縁Ｈ）　　　
（半導電層）−ｊドラフルオルエチレン−プロピレン共
重合体〈数平均分子量；５万、Ｃ２Ｆａ　／　　Ｃ３Ｈ
日の含有モル比５４／４６）　　　１００重量部　１０
０重量部ジクミルパーオキサイド　　　　　　　　　　
　　　３　　ｎ　　　　　２　　ｎトリアリルシアネー
ト　　　　　　　　　　　　１　／ｌ　　　　１　〃Ｍ
Ｔカーボン　　　　　　１〃　　−〃マ　　グ　　ネ　
　シ　　ア　　　　　　　　　　　　　　　　　２　〃
　　　　　２　〃上記より成る組成物を夫々２層押出方
式で押出成形し、更に架橋を行い第１図に示づ゛ような
、内層に絶縁層１、外層に半導電層２の２層構造のチュ
ーブを作製した。

寸法条件は、チューブの内径５ｍφ、肉厚１　ｍｍｔ、
内層の絶縁層厚み０．８５ｓｔ、外層の半導電層厚み０
．１５ｓｔとした。

押出温度は７０〜９０°、架橋条件は１６５〜１８０℃
のグリセリン槽にて６０〜８０秒加熱とした。

これによって、耐熱性、耐油性等に優れた性能を有する
遮蔽層（＝ｌの一体化したゴム・プラスデックチューブ
を得ることが出来た。

［発明の効果］このようにゴｌ＼・プラスチック電気絶縁材料をチュー
ブの絶縁層とし、デトラフルオロエチレンープロピレン
共重合体に導電性カーボンブラックを混和した半導電層
をヂコ、−１の遮蔽用半導電層とする２層構造の遮蔽用
半導電層付ゴム・プラスチックデー１−ブとすることに
より、伸縮性を有し、耐熱性、耐油性、耐薬品性、難燃
性、耐屈曲性、高絶縁抵抗トニ優れ、型槽も増えず、取
扱い容易で、化較的安価な遮蔽用半導電層付ゴム・プラ
スデックチューブを得ることが出来た。本発明のチュー
ブは特にＪレクトニクス関連に使用される電線・ケーブ
ルの保護管として有益である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の遮蔽用半導電層付ゴム・プラスチック
ヂコーブの一実施例で、半導電層をヂコーブ外側に施し
たものの断面図、第２図は同じく半導電層を内側に施し
たものの断面図である。１：絶縁層、２二半導電層。代理人　弁理士　薄　１）利　幸一矛１閃休２回

Claims

【特許請求の範囲】

（１）ゴム・プラスチック電気絶縁材料をチューブの絶
縁層とし、テトラフルオロエチレン−プロピレン系共重
合体１００重量部に対し、導電性カーボンブラックを３
０〜１５０重量部混和した組成物よりなる半導電層を該
チューブの遮蔽用半導電層とする２層構造より成る遮蔽
用半導電層付ゴム・プラスチックチューブ。
（２）当該ゴム・プラスチック電気絶縁材料が、テトラ
フルオロエチレン−プロピレン系共重合体からなる含フ
ッ素エラストマーと、酸化マグネシウム、酸化カルシウ
ム、酸化鉛から選ばれる金属酸化物の少なくとも１種と
ケイ酸質充填剤とを含有し、前記含フッ素エラストマー
１００重量部に対する金属酸化物およびケイ酸質充填剤
の含有割合がそれぞれ０．１〜１５重量部および１〜１
００重量部である組成物を加硫せしめてなる含フッ素エ
ラストマー電気絶縁材料であることを特徴とする特許請
求の範囲第１項記載の遮蔽用半導電層付ゴム・プラスチ
ックチューブ。
（３）チューブの内径が３．０〜４０ｍｍ、肉厚０．５
〜３．０ｍｍであることを特徴とする特許請求の範囲第
１項又は第２項記載の遮蔽用半導電層付ゴム・プラスチ
ックチューブ。