JPS62267865A - 取引処理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ｔａ）技術分野 この発明は、ＥＣＲ（電子式ギヤソシュレジスタ）およ
びＣＡＴ端末（カード認証端末装置）の取引データをク
ラスタコントローラを介してクレジットセンタまたはス
トアコントローラに送信する取引処理システムに関する
。

（ｂ）発明の概要 この発明に係る取引処理システムは、クラスタコントロ
ーラが、ＥＣＲからの売上データをストアコントローラ
へ送信している途中に、ＣＡＴＱ末からクレジットセン
タへの電文送信要求があった場合、この電文の送信を優
先して行うようにした。

゛　このようにしたことによって、接客処理であり、実
時間性が要求されるタレジットカード（取引）認証動作
を、売上データの吸い上げに優先して行い、顧客サービ
スを向上することができるようにしたものである。

（Ｃ１従来技術とその欠点 小売店舗等においてオンラインで取引処理および売上管
理を行うシステムとして、現金取引を取り扱うＥＣＲお
よびクレジットカードによる取引を処理するＣＡＴ端末
と、クレジット会社のセンタ装置およびストアコントロ
ーラの間にクラスタコントローラを接続し、このクラス
タコントローラがこれら端末装置とセンタ装置およびス
トアコントローラとの交信を制御するシステムがある。

このようなシステムでは、全ての通信はクラスタコント
ローラを介し、このクラスタコントローラの制御によっ
て行われるため、交信の混乱がなく、また回線敷設が容
易で経費が少なくてすむ利点がある。このため、はとん
どのオンライン売上管理システムにおいてはこの方式が
採用されているしかしながら、このようなシステムに用
いられる従来のクラスタコントローラは、全ての交信要
求を順次処理していたため、バッチ処理で行われるスト
アコントローラによるＥＣＲの現金売上データの吸い上
げ作業中に、実時間性が要求されるＣ　Ａ　’１’端末
装置からのカード認証電文送信要求があってもこのデー
タの吸い上げを終了するまではこの電文の送信（カード
認証処理）は行われなかった。

このため、接客処理であるクレジット取引がとどこおり
顧客を待たせることとなり、顧客へのサービス低下につ
ながる欠点があるとともに、現場における取引処理効率
を低下させる原因にもなっていた。

（ｄ）発明の目的 この発明は上記欠点に鑑み、直接顧客が関わるカード認
証電文の送信を他の処理に優先することのできる取引処
理システムを提供することを目的とする。

（ｅ１発明の構成および効果 この発明は、クレジットファイルを有するクレジットセ
ンタと、 売上管理ファイルを有するストアコントローラと、 クレジット取引および／または現金取引を処理する複数
の端末装置と、 前記クレジットセンタ、前記ストアコントローラおよび
前記端末装置間の交信を制御するクラストコントローラ
と、 からなる取引処理システムにおいて、 Ｆｌｌ　記クラスタコントローラに、一つの端末装置か
ら前記ストアコントローラへの売上データの送信中に、
他の端末装置からクレジットセンタへの電文の送信要求
があったとき、前記売上データの送信を中断し、この電
文を優先して送信する有線処理手段を設けたことを特徴
とする。

以上のように構成することによってこの発明によれば、 売上データの送信中であっても、端末装置の一つに電文
送信要求が生じた場合には直ちにその処理を行うことが
できる。これによって、クレジット取引を行う顧客を待
たせる時間が少なくなり、顧客サービスの向上につなが
るうえ、取引現場の処理効率の向上にも寄与することが
できる。

（ｒ）実施例 第２図はこの発明の実施例である取引処理システムの構
成を示す図である。各装置間の交信を制御するクラスタ
コントローラｌには、店舗のレジ等に設置されるＣＡＴ
端末２およびＥＣＲ３が複数台接続されている。また、
クレジット取引を管理するクレジット会社のセンタ装置
４および現金売上を管理するストアコントローラ５も回
線を介してこのクラスタコントローラｌに接続されてい
る。

第３図は前記クラスタコントローラ１の制御部のブロッ
ク図である。制御装置であるｃｐｕｉ。

には制御プログラム等を記憶しているＲＯＭＩＩ、デー
タの一時記憶を行うＲＡＭ１２が接続されているほか、
ストアコントローラ５と交信するためのストアコントロ
ーラ側転送部１３．クレジット会社のセンタ装置と交信
するための上位側伝送部１４．ＣＡＴ端末およびＥＣＲ
と交信するための下位側伝送部１５が接続されている。

第４図はｍＩ記ＲＡＭ１２の部分構成図である。

エリアＭ１はカード認証のための電文送信要求の待ち行
列であり、エリアＭ２は売上データをストアコントロー
ラに送信する売上精算要求の待ち行列である。ＣＡＴ端
末２からカード認証電文の送信要求がクラスタコントロ
ーラ１に入力されるとその要求は一旦この待ち行列に入
力される。また・、端末装置からの精算要求や各点検時
刻の売上点検要求等は売上精算要求の待ち行列に一旦記
憶される。クラスタコントローラｌはこの待ち行列の先
頭から順に作業を処理していく。但し、エリアＭ１に記
憶されている電文送信要求を常に優先的に処理し、この
要求を全て処理したとき、すなわち、待ち行列に記憶さ
れている要求がなくなったときに売上精算要求の作業を
処理する。

第１図は前記クラスタコントローラ１の制御部゛の動作
を示すフローチャートである。ステップｎ１　（以下、
「ステップｎｉｊを’ｎｉ」という。

）からＲ４は待機ルーチンである。ｎｌではＥＣＲ３の
売上点検時刻になったか否かを判断する。

Ｒ２では各ＥＣＲ３のメモリに設定されている精算フラ
グを点検する。この点検フラグはＥＣＲ３の稼動が終了
し、最後の売上データの吸い上げを要求するときにオン
される。Ｒ３では前記ｎ２の点検によってオンしていた
精算フラグがあったか否かを判断する。Ｒ４では何れか
のＣＡＴ端末２から電文送信要求があるか否かを判断す
る。

ＥＣｒ！３の売上点検時刻になった場合にはｎｌの判断
で０５に進み、まず一端末に売上データの送信を要求す
る。その端末装置からの売上データを受信したのち（Ｒ
６）、前記待ち行列（エリアＭｌ）を参照し電文送信要
求がＣＡＴ端末２から人力されているか否かを判断する
（ｎｌ）。電文送信要求が人力されていなければ次のデ
ータ送信を要求しくＲ８）、全端末装置に関してこの作
業が終了したことをＲ９で判断するまで作業を続行する
。但し、−回のデータの送信（−回当たり２５６バイト
の売上データが送信される。）毎に前記電文送信要求の
有無をｎｌで判断する。

また、精算フラグがオンしたおりＲ３の判断で動作がｎ
ｌＯに進んだ場合には該当の端末装置に売上データの送
信を要求する。その端末装置から売上データを受信しく
ｎ１ｌ）、いずれかのＣＡＴ端末２から電文送信要求が
人力されているか否かを判断する（ｎ１２）。電文送信
要求が入力されていなければｎ１３で全ての売上データ
の送信が終了したことを判断するまでｎｌＯ以下の動作
を繰り返す。■ブロックのデータ送信毎に電文送信要求
の有無をｎ１２で判断する。

また、Ｒ４で電文送信要求があることを判断した場合お
よびｎｌ、ｎ１２で売上データ送信途中で電文送信要求
が発生したことを判断した場合にはｎ１４に進み、カー
ドデータを含む電文をクレジット会社のセンタ装置４に
送ってその認証を受ける等のカード認証処理を行う。

ｎｌ、　　ロ１２．ｎ１４がこの発明の優先取引手段に
対応する。

このようにこの取引処理システムによれば、ＥＣＲ３の
売上データの点検中または精算中であっても、常にＣＡ
Ｔ端末装置２の電文送信要求の有無をチェックするよう
にし、電文送信要求が発生した場合には直ちにその電文
をクレジット会社のセンタ装置に送信することができる
ようにした。

これによって、顧客に応対して行われるクレジット取引
処理を常に優先して行うことができ、顧客を待たせるこ
とがなくなるとともに取引現場の取引処理効率の向上を
図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である取引処理システムに使
用されるクラスタコントローラの制御部の動作を示すフ
ローチャート、第２図は上記取引処理システムの構成を
示す図、第３図は前記クラスタコントローラの制御部の
ブロック図、第４図は前記クラスタコントローラのＲＡ
Ｍの部分構成図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）　クレジツト管理フアイルを有するクレジツトセ
   ンタと、 売上管理フアイルを有するストアコントローラと、 クレジツト取引および／または現金取引を処理する複数
   の端末装置と、 前記クレジツトセンタ、前記ストアコントローラおよび
   前記端末装置間の交信を制御するクラスタコントローラ
   と、 からなる取引処理システムにおいて、 前記クラスタコントローラに、一つの端末装置から前記
   ストアコントローラへの売上データの送信中に、他の端
   末装置からクレジツトセンタへの電文の送信要求があつ
   たとき、前記売上データの送信を中断し、この電文を優
   先して送信する優先処理手段を設けたことを特徴とする
   取引処理システム。