JPS62267657A - 空燃比センサの温度制御装置 - Google Patents

空燃比センサの温度制御装置

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JPS62267657A
JPS62267657A JP61110581A JP11058186A JPS62267657A JP S62267657 A JPS62267657 A JP S62267657A JP 61110581 A JP61110581 A JP 61110581A JP 11058186 A JP11058186 A JP 11058186A JP S62267657 A JPS62267657 A JP S62267657A
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三木 政之
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清光 鈴木
Takao Sasayama
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車用ガソリンエンジンなどの空燃比制御
に使用される空燃比センサの加熱装置に係り、特に酸素
ポンプ方式の空燃比センサに好適な温度制御装置に関す
る。
C従来の技術〕 自動車用のガソリンエンジンでは、その排気ガス成分を
監視して燃料供給量を制御し、吸入空気量に対する燃料
量、いわゆる空燃比が常に所定値に保たれるように制御
するのが望ましい。
そこで、このような、空燃比制御の為には、いわゆる空
燃比センサが必要になる。
ところで、このような空燃比センサとしては、従来から
種々の検出原理によるものが開発され、実用化されてい
るが、その一種に酸素ポンプ方式%式% この酸素ポンプ方式の空燃比センサ(以下、単に空燃比
センサという)によれば、空燃比が過濃側から稀薄側ま
での広い範囲にわたって検出が可能であり、広範囲での
空燃比制御を行なうことができるが、反面、その検出動
作に温度依存性があり、このため、使用中、かなり厳密
な温度制御が必要になる。
そのため、このような空燃比センサでは、その検出素子
(セル)にヒータを設け、このヒータに供給すべき加熱
用の電流をセルの温度に応じて制御し、これによりセル
の温度を常に所定値に保って使用するようにしていた。
しかして、このためには、セルの温度を検出する必要が
あるが、そのために従来から、セル自体の内部抵抗が持
つ温度依存性を利用し、この内部抵抗を測定して温度を
検出する方法が広く採用されていた。
例えば、特開昭57−187646号公報によれば、直
流電圧に交流電圧を重畳させた信号を検出セルに印加し
、この交流電圧成分の温度依存性によりセルの温度を検
出して制御を行なう方法が開示されており、同様に、特
開昭57−192852号公報にも交流により検出セル
の内部抵抗を検出する方法が開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記した従来例では、検出セルの内部抵抗の測定に交流
を用いているため、セルによる空燃比の測定のための直
流信号と、温度検出のための交流信号とを分離しなけれ
ばならないという問題点があった。
本発明は、上記した従来例の問題点に充分に対処し、交
流信号を用いることなく、簡単な構成で容易に、しかも
正確に空燃比センサの温度制御を行なうことができるよ
うにした装置の提供を目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点は、検出セルの内部起電力を抽出し。
これによりセルの内部抵抗測定時での内部起電力をキャ
ンセルすることにより解決される。
〔作 用〕
検出セルの内部起電力がキャンセルされるので、セルの
内部抵抗の測定を直流により簡単に行なうことができる
。すなわち、従来例で交流を用いているのは、検出セル
の内部起電力の形等を受けないで内部抵抗の測定を行な
うためであるが、本発明によれば、;の内部起電力がキ
ャンセルされるため、直流を用いて簡単、かつ正確にセ
ルの内部抵抗を測定することができる。
〔実施例〕
以下、本発明による空燃比センサの温度制御装置につい
て、図示の実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例で1図において、1は空燃比
センサの検出セル、2−4はブリッジ回路構成用の抵抗
、5はコンデンサ、6.7は電子スイッチ、8はスイッ
チ制御回路、9〜11は電圧源として働くオペアンプ、
12.13は比較回路として動作するオペアンプ、14
は検出セル加熱用のヒータ、1′5はヒータ電流制御用
のトランジスタである。
空燃比センサの検出セル1は第2図に示すように、ジル
コニア固体電解質21を挟んで大気側の白金fP1極2
2と排気側の白金電極23とを設け。
さらにジルコニア固体電解質21の排気側の表面を、白
金電極23も含めてガス拡散抵抗体24で覆ったもので
あり、この第2図で、(a)は袋管状型のものを示し、
(b)は厚膜プロセス又は薄膜プロセス等により作製さ
れる板状型のものを示す。そして、このようにして作製
された検出セル1にそれぞれ加熱用のヒータ14が配置
される。
第1図に戻り、抵抗2〜4は検出セル1と共にブリッジ
回路を構成し、従って、抵抗2は検出セル1の内部抵抗
R1と等しい抵抗値とし、かつ。
抵抗3.4も同じ抵抗値とするのが一般的である。
コンデンサ5はサンプリング機能をはだすためのもので
、検出セル1の内部起電力Exを保持する鋤きをする。
電子スイッチ6.7はFET(K%効果型トーランジス
タ)で構成され1回路全体の機能を抵抗測定モードとサ
ンプリングモードとに切換える働きをする。
スイッチ制御回路8は電子スイッチ6.7に制f19(
16号を供給し、第3図に示すタイミングで、これらの
スイッチ6.7を交互にオン・オフさせる働きをする。
オペアンプ9は電圧Vpgの電圧源として働き、オペア
ンプ10は同じく電圧Vrの電圧源と、そしてオペアン
プ11はコンデンサ5に保持された電圧Esの電圧源と
してそれぞれ働く。
オペアンプ12は検出セル1と抵抗3との接続点に現れ
る電圧と、オペアンプ10から供給される電圧Vrとを
比較し、検出電圧v、3を発生する働きをする。
オペアンプ13は検出セル1と抵抗3の接続点に現れる
電圧と、抵抗2.4の接続点に現れる電圧とを比較して
制#fl!圧vhを発生する働きをする。
トランジスタ15は、ヒータ14に流れる電流を、制御
電圧vhに応じて制御する働きをする。
なお、vbはバッテリ電圧を、そしてrp+t:検出セ
ル1に流九る電流をそれぞれ表わす。
次に、この実施例の動作について説明する。
上記したように、この実施例では、電子スイッチ6.7
により抵抗測定モードと、サンプリングモードとに交互
に順次1時分割で切換らハで動作するが、このとき、第
3rBにおける期間tx、すなわちスイッチ6がオフで
スイッチ7がオンのときがサンプリングモードであり2
期間tz、すなわちスイッチ6がオンでスイッチ7がオ
フのときが抵抗測定モードである。
そこで、まず1期間tzにおけるサンプリングモードで
の動作について説明する。
このモードでは、上記したように、電子スイッチ6はオ
フで電子スイッチ7がオンになっているから、このとき
の等価回路は第4図(a)に示すようになり、コンデン
サ5が検出セル1と並列に接続された形となる。そして
、この結果、このコンデンサ5は、検出セル1の内部起
電力E1に電圧VPgを加えた電圧によって充電され1
期間txが経過する間にその端子電圧Egは(Ez+V
pg)に等し、くなる6つまり、このモードでは、検出
セル1の内′3起電力E1と電圧VPgとがコンデンサ
5によってサンプリングされることになる。
次1・こ1期間t21;おける抵抗測定モードでの動作
について説明する。
このモードでは、電子ス・rクチ6がオンで電子スイッ
チ7はオフになるから、このときでの等価回路は第41
21の(1,)に示すようになり、検出セル1の内部抵
抗Rzと抵抗2,3.4により、1!圧Voをf!WX
@圧とする直流ブリッジ回路が形成されることになる。
しかして、このとき、共通?a位と検出セル1の上側端
子との間には内部起電力E1とな圧vpgを加算した電
圧が現れているが、一方、抵抗2と共通電位間には、こ
の期間↑二の直前の期間txに電圧Esに充電されてい
るコンデンサ5が接続さ狂、この電圧E!Iは検出セル
1の上側端子の電圧と等しく保たれている。
この結果、検出セル1の内部起電力E1と電圧Vpαと
はコンデンサ5のt圧Eiによってキャンセルされ、検
出セル1の内部抵抗R1と抵抗2゜それに抵抗3.4に
よるブリッジ回路のバランス状態とは全く無関係となり
、オペアンプ13の出力には、直Jffi圧Voのもと
で動作するブリッジ回路により検出セル1の内部抵抗R
1の抵抗j直を表わす制御電圧vt、hが取り出される
ことになる。
すなわち、従来例で交流電圧を用いているのは。
これらの電圧Ex、VPgの影響を受けないで内部抵抗
Rユの抵抗値を測定するためであるが、この実施例によ
れば、上記したように、これらの電圧をキャンセルした
状態で動作させることができるため、交流を用いること
なく、直流を用いて簡単に検出セル1の内部抵抗Rxを
測定することができる。
なお、この実施例で、噴出セル1に印加されている電圧
VPgは、ポテンシャルグラウンドと呼ばれ、検出セル
lによる検出電流rpが双方向に流れることを考慮して
与えられるもので4例えば直流の4vの電圧が用いられ
ている。
ここで、酸素ポンプ方式の空燃比センサの動作について
説明する。
この実施例では、第2図の(a)、(h)いずれの型式
の検出セルを用いてもよく、これらはいずれも同じよう
に動作するもので、まず、検出すべき排気ガスの状態が
空気過剰率λ〉1のリーン域になっているときには、岡
山金電極22.23の間に、大気側のfitW22を陽
極とする励起電圧veが印加されるようにする。そうす
ると、これにより、酸素ポンプ151象によって排気ガ
ス中の酸素濃度Peに対応したポンプ電流Ipが、大気
側モードでの動作について説明する。
このモードでは、上記したように、電子スイッチ6はオ
フで電子スイッチ7がオンになっているから、このとき
の等価回路は第4図(a)に示すようになり、コンデン
サ5が検出セル1と並列に接続された形となる。そして
、この結果、このコンデンサ5は、検出セルlの内部起
電力E1に電圧VPgを加えた電圧によって充電され、
期間t1が経過する間にその端子電圧E−1は(E1+
Vpg)に等しくなる。つまり、このモードでは。
検出セルlの内部起電力E1と電圧VPgとがコンデン
サ5によってサンプリングされることになる。
次に、期間tZにおける抵抗測定モードでの動作につい
て説明する。
このモードでは、11!子スイツチ6がオンで電子スイ
ッチ7はオフになるから、このときでの等価回路は第4
図の(b)に示すようになり、検出セル1の内部抵抗R
1と抵抗2.3.4により、電圧V o f!:電w、
電圧とする直流ブリッジ回路が形成されることになる。
しかして、このとき、共通電位と検出セル1の上側端子
との間には内部起電力E1と電圧VPgを加算した電圧
が現れているが、一方、抵抗2と共通電位間には、この
期間tzの直前の期間txに電圧E=、に充電されてい
るコンデンサ5が接続され、この電圧Esは検出セル1
の上側端子の電圧と等しく保たれている。
この結果、検出セル1の内部起電力Exと電圧VPgと
はコンデンサ5の電圧E5によってキャンセルされ、噴
出セル1の内部抵抗R1と抵抗2、それに抵抗3,4に
よるブリッジ回路のバランス状態とは全く無関係となり
、オペアンプ13の出力には、直流電圧Voのもとで動
作するブリッジ回路により検出セル】の内部抵抗Rxの
抵抗値を表わす制御電圧vthが取り出されることにな
る。
すなわち、従来例で交流電圧を用いているのは。
これらの電圧E1、VPgの影響を受けないで内部抵抗
Rzの抵抗値+a 測定するためであるが、この実施例
によれば、上記したように、これらの電圧をキャンセル
した状態で動作させることができるため、交流を用いる
ことなく、直流を用いて簡単に検出セル1の内部抵抗R
1を測定することができる。
なお、この実施例で、検出セル1に印加されている電圧
VPgは、ポテンシャルグラウンドど呼ばれ、検出セル
1による検出電流Ipが双方向に流れることを考慮して
与えられるもので9例えば直流の4vの電圧が用いられ
ている。
ここで、酸素ポンプ方式の空燃比センサの動作について
説明する。
この実施例では、第2図の(a)、(b)いずれの型式
の検出セルを用いてもよく、これらはいずれも同じよう
に動作するもので、まず、検出ずべき排気ガスの状態が
空気過剰率λ〉1のリーン域になっているときには、岡
山金電極22.23の間に、大気側の電極22をpIi
I棲とする励起電圧Veが印加されるようにする。そう
すると、これにより、酸素ポンプ現象によって排気ガス
中の酸素濃度Paに対応したポンプ電流Ipが、大気側
の電極22から排気側の電極23に向って流れる。
このポンプ電流Ipはオペアンプ12から供給さjxる
もので、その大きさは次式で表わされる。
Ip=  (4F/RT)  ・ (DS/l)  ・
Pe・−・・(1) ここで、Fはファラデ一定数、Tは絶対温度。
Rは気体定数、Dはガスの拡散定数、Sはガス拡散孔の
断面図、lはガス拡散孔の長さである。
このとき、大気側fiv1122には電圧Vrが、そし
て排気側電極23には電圧VPgがそれぞれ印加されて
いるので、結局、検出セル1には、これらの電圧の差の
電圧が上記した励起電圧Veとして印加される″ことに
なる。
そして、この励起電圧Veは次式で表わされる値をとり
実用上からは約0.5v程度となる。
V e = I p−Rx + (RT/ 4 F) 
・1n(Pa/Pe) =IP拳Rz+E       ・・・・(2)ここで
、Raは大気中での酸素濃度、Eはネルンストンの法則
で与えられる起電力であり、従つて、この(2)式の右
辺の第1項は検出セル1による電圧降下を表わすことに
なり、この結果、検出電圧Voは次式のようになる。
Vo=1p−R3+Ve+Vpg  ・・・・(3)こ
こで、R3は抵抗3の抵抗値である。
そして、二九ら(2)、(3)式から vo=工PIR−4+ve+vPg ・・・・(4)と
なり、従って、排気ガス中の酸素濃度Peに対応して変
化するポンプ電流Ipによって検出電圧Voが定まるた
め、この電圧Voにより排気ガス中での酸素濃度Pe、
つまりλ〉1のリーン域での空燃比を検出することが出
来る。
次に、このような空燃比センサの温度依存性について説
明する。
(1)式から明らかなように、検出セル1のポンプ電流
1pには温度依存性があるため、この補償が不可欠とな
る。第5図はこのような検出セルのV−I特性を示した
もので、この図から明らかなように、セルの特性は、温
度によって限界電流(ポンプ電流Ipの飽和した値のこ
と)が変化するものとなっており、このため、検出電圧
Voが温度依存性をもち、温度の形響を受ることになる
第1図に戻り、この検出セル1の温度補償は、加熱用の
ヒータ14に流れる電流をセル1の温度に応じて制御し
、これにより、このセル1の温度を一定の高温度に保つ
ようにすることによって行なわれる。
しかして、このためには、検出セル1の温度を検出する
必要がある。
そこで、この実施例では、第4図(b)に示すように、
抵抗2,3.4を用い、これにより検出セルlの内部抵
抗R1と共に抵抗ブリッジ回路が構成されるようにし、
このとき、上記したように、コンデンサ5にサンプルさ
れている電圧E5により検出セル1の内部起電力Elが
キャンセルされるようにしたものである。
まず、第3図の期間t1においては、電子スイッチ6が
オフされてポンプ電流1pがカットされるため、このと
きには、上記(2)式の右辺の第1項は零となり、第4
図(a)に示すようにして、コンデンサ5には起電力E
1と電圧Vpbとの和の電圧が保持され、この結果、オ
ペアンプ10の出力電圧もこの電圧(E x +V p
g )となり、従って、次のt2の期間では第4図(b
)のようになる。
そこで、いま、オペアンプ13のプラス入力端子の電圧
を+e、マイナス入力端子の電圧を−eとすると、これ
らの電圧は次式のようになる。
+e= (V o  (E +V Pg) ) R1/
(R−4+R1)・・・・(5) e = (V o  (E’+V pg) ) R2、
/ (RJ+R2)・・・・(6) そして、オペアンプ12の安定条件により1次式が成立
する。
(Vo −(E +V pg) ) Rz /(R3+
R1)=rvo  (E’+VPg))R2/(Rj+
R2)・・・・(7) ここで、ft電圧とE′とが等しいことから、この(7
)式を整理すると。
Ra / R2= Rs / R1・・・・(8)とな
り2ブリッジ回路の平衡条件が成立する。
なお、ここで、R2、Rs 、RJはそれぞれ抵抗2.
3.4の抵抗値である。
そこで、このオペアンプ13の出力電圧Thをトランジ
スタ15に印加してやれば、ヒータ14に供給される電
流が制御され、これにより、(8)式で表わされるバラ
ンス条件が?1i足するようし;、つまり、検出セル1
の内部抵抗R1が外部の抵抗R2の抵抗値と等しくなる
ように、検出セル1の温度が、たとえば700度以上の
所定の高温度に一定に保たれ、空燃比の検出が常に高精
度で得られるような温度制御が行なわれることになる。
第7図は上記実施例による温度制御の結果を示したもの
で、実線は本発明を適用した場合を、そして破線はそう
でない場合をそれぞれ示しており、この図から明らかな
如く4本発明の場合には、排気ガス温度が約200度以
上で安定した検出が可能なことが判る。
次に1本発明の他の実施例について説明する。
自動車のエンジンでは、空燃比領域がλ〉lのリーン域
に限らず、λ=1の理論空燃比点、それにλくlのリッ
チ域でも運転される。
従って、空燃比センサとしても、このような広範囲にわ
たる空燃比の検出が可能なものが望ましい、そして、上
記した酸素ポンプ方式の空燃比センサによれば、このよ
うな広範囲での検出が可能である。
そこで、このような場合でも本発明を適用して温度制御
を行なうことを考えてみると、第2図に示すような酸素
ポンプ方式の検出セルでは、上記したように、λ〉1の
リーン域では大気側電極22から排気側電極23に向っ
てポンプ電流IPが流れ、λ=1の理論空燃比でポンプ
電流IPが零になるが、その後、λく1のリッチ域では
、排気側型tr!23から大気側電極22に向ってポン
プ電流rpが流れる。
そこで、このような広範囲での空燃比センサにおける温
度制御を行なうためには、第1図の実施例のままでは不
向きで、オペアンプ13の動作を切換えてやる必要があ
る。
第8図は、このような広範囲空燃比センサに本発明を適
用した一実施例で、20〜22はオペアンプ、23〜2
5はダイオード、26〜29は抵抗、そして30はコン
デンサである。また、この実施例では、第1図の場合で
のオペアンプ13に代えて2個のオペアンプ13A、1
3Bが用いられでいるが、その他は第1図の実施例と同
じである。なお、この実施例では、電子スイッチ6.7
としてFET(fi界効果トランジスタ)を用いている
オペアンプ20.21.22はいずれも比較器として用
いられ、このうちオペアンプ20.21は検出セル1の
ポンプ電流の反転を検出する働きをし、オペアンプ22
は起動時でのクイックスタート制御用で勿ろ。
次に、この実施例の動作について説明する5既に説明し
たように、電圧Vrはλ=1のときに電圧■oと等しく
なり、λ〉1のリーン域では電圧V r < V oと
なり、λくlのリッチ域では電圧Vr>voとなる。そ
こで、この関係を利用して、この実施例では比較器の切
換を行なうようになっている。
まず、上記(3)式から、電圧v1〕はVo=1pRs
+(Vr  Vpg)+Vpg・・・・(9) と表わされる。
これから、λ〉1の91域では電圧V o > V r
となり、オペアンプ20の出力は ’ H” 、オペア
ンプ21の出力は “L nとなるが1反対に、λく1
の領域では電圧V+>(vrとなり、 オペアンプ20
の出力は I HII、オペアンプ21の出力は” L
 ”となる。
一方、オペアンプ13A、13Bの出力にはブリッジ回
路の両辺の大小関係によって、それぞれ″)(II 、
 ” [、IIの電圧がオン・オフ的に呪われる。
そこで、オペアンプ13A、20’z一方のオ…、オペ
アンプ13B、21を他方の組とし、これに抵抗26.
28を組合わせると、これらは各々アンド回路を摺成し
、各組のオペアンプの双方の出力が rr H71にな
ったときだけ、その組の出力がtz Hnになる。
一方、2個のダイオード23.24はオア回路を構成し
、この結果、オペアンプの各組の出力を合成して取り出
す働きをする。
従って、検出セル1による酸素ポンプ電流Ipの方向が
いずれの向きとなっても、検出セル1の内部抵抗R1,
抵抗2.3.4から構成されるブリッジ回路のバランス
状態は、オペアンプ13A。
13Bのいずれかの出力によって検出され、抵抗2つを
介してトランジスタ15に供給されることになり、温度
制御を行なうことができる。
従って、この実施例によれば、空燃比状態をリーン域か
らリッチ域の全てにわたって広範囲に検出する空燃比セ
ンサに適用して、検出セルの温度を常に所定の一定の高
温度に制御することができ。
精度の高い空燃比センサを得ることができる。
ところで、この第8図の実施例では、ダイオード25を
介してオペアンプ22の出力もトランジスタ15に供給
されるようになっている。
しかして、このオペアンプ22の十人力には一定の識別
電圧Vthが印加されており、他方、その−人力には抵
抗28とコンデンサ30からなる積分回路の出力が印加
されるようになっている。
この結果、自動車のイグニッションスイッチがオンにさ
れたときなどで、回路全体に@源が与えられたときには
、このオペアンプ22の十人力の電圧は直に立上るが、
その−人力の電圧は所定の時間遅れをもって上昇してゆ
くため、このオペアンプ22は、電源が投入されたとき
だけ、そのときから所定の一定時間だけ ”H″′′出
力生することになる。
従って、この実施例によれば、検出セル1を含むブリッ
ジ回路のバランス状態と無関係に1回路始乃時には、必
ずヒータ14に電流が供給されることになり、検出セル
1の’tH度が所定の一定の高温度に達するまでの時間
を充分に短縮することができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば、空燃比センサの
検出セルの内部抵抗検出に障害となる内部起電力を確実
にキャンセルすることができるから、従来技術の問題点
に充分に対処し、交流を用いることなく、直流のままで
簡単に、しかも高精度で検出セルの温度を検出し、温度
制御を確実に行なうことができ、空燃比を安定して検出
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による空燃比センサの温度制御装置の一
実施例を示す回路図、第2図(a)、(b)はそれぞれ
検出セルの一例を示す断面図、第3図(a)、(b)は
動作説明用のタイミングチャート。 第4図(a)、(b)はそれぞれ動作説明用の等価回路
図、第5図は空燃比センサの温度依存性の一例を示す特
性図、第6図は同じくその内部抵抗の温度依存性を示す
特性図、第7図は本発明による効果を説明するための特
性図、第8図は本発明の他の一実施例を示す回路図であ
る。 l・・・・空燃比センサの検出セル、2〜4・・・・ブ
リッジ回路構成用の抵抗、5・・・・サンプリング用の
コンデンサ、6.7・・・・電子スイッチ、8・・・・
スイッチ制御回路、9〜11・・・・電圧源用のオペア
ンプ、12.13・・・・比較回路用のオペアンプ、1
4・・・・加熱用のヒータ、15・・・・ヒータ制御用
のトランジスタ。 第1区 l−一・−検出上ル 6.7−−−電子スイ・フ÷ 8−一−−−スイ・ソチ制4p巨は各 14−−−−−加無J@こ−ダ 第2図 (0)       (b) 第3図 第4図 (a)        (b) V。 第5FA 第6図 IQ3/Tc (K力 第7図 がスラ五71  Tg(@C) 第8図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.センサ素子の内部抵抗変化によりその温度を検出し
    て加熱用ヒータの電流制御を行なう方式の空燃比センサ
    の温度制御装置において、上記センサ素子の内部起電力
    を取込んで保持するサンプリング手段を設け、このサン
    プリング手段により保持した電圧により上記センサ素子
    の内部抵抗測定時での上記内部起電力の影響をキャンセ
    ルするように構成したことを特徴とする空燃比センサの
    温度制御装置。
  2. 2.特許請求の範囲第1項において、上記サンプリング
    手段による電圧保持動作と上記内部抵抗測定時での動作
    とが交互に時分割で行なわれるように構成されているこ
    とを特徴とする空燃比センサの温度制御装置。
  3. 3.特許請求の範囲第1項において、上記センサ素子の
    内部抵抗の測定が直流ブリッジ回路方式で行なわれるよ
    うに構成されていることを特徴とする空燃比センサの温
    度制御装置。
  4. 4.特許請求の範囲第3項において、上記直流ブリッジ
    回路力式における該ブリッジ回路からの電圧検出動作が
    、正極性と負極性にまたがって行なわれるように構成さ
    れていることを特徴とする空燃比センサの温度制御装置
  5. 5.特許請求の範囲第1項において、上記加熱用ヒータ
    が、起動加熱回路を備えていることを特徴とする空燃比
    センサの温度制御装置。
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