JPS62266167A - 単分子膜の製造方法 - Google Patents

単分子膜の製造方法

Info

Publication number
JPS62266167A
JPS62266167A JP61108845A JP10884586A JPS62266167A JP S62266167 A JPS62266167 A JP S62266167A JP 61108845 A JP61108845 A JP 61108845A JP 10884586 A JP10884586 A JP 10884586A JP S62266167 A JPS62266167 A JP S62266167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hydrophilic
group
monomolecular film
groups
compound
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61108845A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Saotome
靖 五月女
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP61108845A priority Critical patent/JPS62266167A/ja
Publication of JPS62266167A publication Critical patent/JPS62266167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y30/00Nanotechnology for materials or surface science, e.g. nanocomposites
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/18Processes for applying liquids or other fluent materials performed by dipping
    • B05D1/185Processes for applying liquids or other fluent materials performed by dipping applying monomolecular layers
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B82NANOTECHNOLOGY
    • B82YSPECIFIC USES OR APPLICATIONS OF NANOSTRUCTURES; MEASUREMENT OR ANALYSIS OF NANOSTRUCTURES; MANUFACTURE OR TREATMENT OF NANOSTRUCTURES
    • B82Y40/00Manufacture or treatment of nanostructures

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は有機単分子膜、特に親水性基材に吸着可能で
あり、かつ吸着後に気体側表面(基材と反対側)に親水
性基、もしくは反応性親水性基を有することを特徴とす
る有機単分子膜の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 有機化合物の単分子膜、累積膜には数多くの用途がある
。エレクトロニクスの分野では、例えば、膜厚を正確に
制御した半導体装置用絶縁躾、磁気ディスク装置等の保
護潤滑膜、光電変換膜、光学的情報記録膜、光学的情報
記憶膜などへの応用が検討されている。これらの目的の
ために、単分子膜、累積膜を作製する方法として、水面
−にで両親媒性物質を高度に分子配向させて単分子層と
し、その単分子層を基材上に写し取る方法、いわゆるラ
ングミコアープロジェット法が多く用いられている。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、この方法で作製される11j分子膜、累
積膜を構成する材料分子は、一般に長鎖アルキル基の一
方の末端のみに親水基を有するものである。かかる構成
分子から成る単分子膜、累積膜を作製する場合は、熱力
学的な安定性の問題から、膜の支台、すなわち基材と逆
側である気体側に疎水″[)1部分を露出さ1!た膜構
成にしておく必要かある。bし気体側に親水椎部分を露
出さけて〔13いても、放間しでおくだC−J−r 3
7?)成分子の反転が起こり、表面は疎水・1ノ1に変
わってしまうことか知られている。
したがって従来IJ1親水″111基を気体側に露出し
た形の単分子膜を形成すること(3j、非常に置引1て
あり、従って単分子膜あるいはその累積膜を作製後にそ
の上に親水性物質を吸着させたりnジに物質を反応ざゼ
て新しい機能を付与するには、この困難さか大きな問題
となっていた。
しかし、親水性基には一般に反応円に富むものか多く、
もしかかる膜が作成できれば、単分子膜、あるいはその
累積膜の表面に反応゛1)1を付与てきることになる。
親水性基のこのような反応゛[)1あるい(,1親水・
1)1そのらのを利用し−で、例えば、半う神体装動用
絶縁層、磁気ディスク装置等の保護1171滑層、光電
変換機能を持つ層、光学的情報記録層、光学的情報h1
]゛臣層などを単分子膜上に設(Jることかできるよう
になるわ(Jである。
本発明の目的は以ト述ぺた問題点を解決りるために、新
規<i中分子膜の製造方法をJf供することにあるが、
具体的に(ユ、親水″1]1支台)こ吸着11■能てあ
り、かつ吸着後に気体側、すイ【わら阜+4と反対側に
親水性基を有Mる有機単分子膜の製造方法を提供するこ
とにある。
1問題点を解決するための手段] 本発明は一般式: %式%() (式中、X−Rは炭素原子数が8以上、望ましくは14
以−4二の炭化水素基を示す)で示される1種または2
種以上の有機化合物の両端の親水・111塁を疎水性保
護基に☆換して俊、ラングミ」アーブロジ■ツ1〜法を
用い−C親水゛[)]基板−にに配向制御して吸着させ
る事を特徴とする単分子膜の製造方法である。
本発明の要旨とするところは、同一の親水性基を両末端
に有する有機化合物を1¥利としで、−ノングミ]アー
ブロシTツ1へ法を用いて親水性基材十に基材側と気体
側の両方に親水・1ノ1基を持つ単分子膜を製造覆るに
際し、原料物質である同一の親水・1ノ1基を両末端に
1了り−る有機化合物の両端の親水性基をノいこ疎水性
保ぬ基によって保護しでおき、水面上C一方のみを脱保
護させるということて゛ある。
本発明におU、Jる単分子膜の親水性基である前記一般
式(I)のXとしではじドロキシル基、カルボキシル基
、メルカ11〜基、ヂオカルボキシル基、ジヂオカル小
キシル基、スルフィノ基、スルホ基、カルバモイル [1り換アミノ阜等があげられ、単分子膜形成物質はこ
れらの親水性基のうちの1種を両末端に右するイi機化
合物である。また前記一般式(I)のRとしてt.i;
二価の鎖式飽和炭化水素基、鎖式飽和炭化水素基また(
J,これらの炭化水系」tの一部に1個また【」、2個
以上の71二しン基を含む炭化水素基があげられる。
これらの化合物【J,1種のみを用いでもよいし、も【
)必要があれば2種以上を混合して用いてもよい。
本発明の方法によれぽ回−の親水1ノ1早を両末端1ζ
( −  4 ・、− にイ1−するh開化合物の両端の親水・M基を疎水阜C
保訛しておき水面1−で片側のみが11))保護覆るよ
う41条1′1を!うえることにより、ラングミーノア
−J[1ジ1ツ1〜法を用いて単分子膜を形成すること
かで゛きる。
そのために用いることのできる疎水″1)1保訴早どし
て(よ、1〜リメヂルシリル阜、ジメチルイソJ1ー1
ビルシリル阜、ジメチルターン1フ1−1′1ルシリル
基のような1−リ)フルキルシリル基、ジ[てド1ー1
ビ′7ニル基等を含むニーjル系保訴阜、同じく土スj
ル糸保護早、1〜リフ[1[1酢酸)′ミド等のような
アミF系保護阜など一般にh法合成化学の分野C′用い
られるしののうち適切なものを使えは′よい3。
これらの疎水゛lJl保護基の選択にあたって(ま水面
上で片側の保Ha+のみが適当な条イ′1で1。1,ず
れるt> (7)が選ばれる、。
このようにして両端の親水性ηルを疎水1ノ1保護以て
゛保護した化合物を用い、ノ1〈而−1−C゛保訴基の
一方のみをはずし、単分子膜どし′(配向さ1Jてフン
グミ−Ij′−ブ[]ジー■ツ1〜法(5二よー)TJ
親水慴早+A −1−、 1;m)・ 写し取る。水面上では片側の保護基だ(プがはずれるよ
うに、水中の各種イオン濃度、水の温度、水面上での展
開時間<rどの諸条件を適切に選択する必要かある。ざ
らに、水中には、水面の単分子膜の塩を生成するような
金属イオンが含まれていてもよい。
本発明の方法では両端の親水・1)1基を共に疎水化す
るので、片末端のみを疎水化しておくのに比べて一般の
有機溶剤に溶解しやすいという点で有利である。ラング
ミュアーブロジ■ツ1〜法では、原料物質を有機溶剤に
溶かしておくことか必要であるから、原オ′:1物質の
溶解性は大きい方が望ましい。
また、片側だ(プを選択的に疎水性保護基によって保護
するよりも同時に保護したはうが容易な場合も数多いと
考えられるので本方法の利点は溶解性のみに有るわけで
は無い。
得られる単分子膜は表面が疎水性保護基で保護されてい
るので、適当に調整した試薬溶液の中に浸すか、適当な
試薬蒸気に曝すなどの方法によって遊離の親水′1/J
基とすることかできる。
[作 用] 両末端に同一の親水性基を有する有機化合物を原石とし
、保護基とその脱保護条件を適切に選択することにより
、ラングミュアーブロジエツ]へ法によって、親水性基
材上に、表面に親水=t’1基を持たせた単分子膜を作
製することができる。本発明の方法によると、両末端の
親水性基を疎水性保護基により疎水化しておき、水面上
で片側のみの保護基が脱保護するような条件を与えさえ
すれば、単分子膜として配向させ、親水性基村上に写し
取ることができる。親水性基材に写し取った後の脱保護
は、表面に目的通りの親水性基を設(プるための手段で
ある。
[実施例] 次に本発明を実施例によって説明する。
実施例 1.16−ジカルポキシヘキサデカン(4mmoで)の
テトラヒドロフラン(20d)溶液に2.2倍量のジメ
チルイソプロピルシリルクロリドと2.2倍量のトリエ
チルアミンを加え、30分間50°Cで加熱した。O′
Cに冷却後、ヘキサンを30mN加え、0°Cの水で水
洗(3X30mi2)シた。硫酸マグネシウムで乾燥後
、減圧で溶媒を除去し、1,16−ビス(ジメヂルイソ
プロビルシリロキシカルボニル)ヘキザデカンを得た。
この物質50μmOβを10m(!のクロロホルムに溶
解して、pHを4.5に調製した塩酸水溶液上に展開し
て、表面圧を25dVn/Cm”に保ちつつ、石英基板
上に写し取った。写し取ったままの基板表面の表面エネ
ルキーを液滴の接触角から計算すると、21erg/C
…2であり、非常に疎水性が大きかった。
続いてこの基板をpH4,0の塩酸水溶液に浸してから
よく水洗することにより基板上に1,16−ジカルボキ
シヘキサデカンの単分子膜を1qだ。基板表面の表面エ
ネルギーは51erq/Cm2と大きく、高い親水性を
示した。この単分子膜の高い親水性は、室温で1週間放
置しておいても全く変化しなかった。
次にこの1,16−ジカルボキシヘキサデカンが単分子
膜として配向、吸着した石英基板上で、この単分子膜表
面の親水性基(ここではカルボキシル基)の反応性を利
用した実験を行なった。
分子量約3000の重合体 0=C=N−CF2(C2F40)p−(CF20)q
−CF2−N=C=0(p:q=1:1、各構造単位は
不規則である)をフレオンに溶解し、0.08重量%の
溶液を作製した。この溶液をカルホキシル基が表面に設
けられている前記石英基板上に2500回/分の回転速
度で回転塗布し、100℃で焼成した後、フレオンで洗
浄した。
得られた基板の表面エネルギーを重合体と接触させる前
と比較したところ、接触前の51から17er(]/C
m2に大幅に減少していることがわかった。
もしカルボキシル基とイソシアナート基が反応していな
ければ、フレオンによる洗浄で重合体は単分子膜上から
はずれてしまうはずである。従って本発明の方法で製造
した単分子膜上の親水性基の反応性が有効にいかされ、
単分子膜表面のカルボキシル基は重合体の末端のイソシ
アナート基と反応していることがわかる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明の方法によって得られる単分
子膜は親水性基をその表面に有しているので、親水性基
の反応性あるいは親水性そのものを利用して種々の応用
が期待される。
゛、、 −11−’;゛、1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式: X−R−X (式中、Xは親水性基、Rは炭素原子数が8以上の炭化
    水素基を示す) で示される1種または2種以上の有機化合物の両端の親
    水性基を疎水性保護基に変換して後、ラングミュア−ブ
    ロジエット法を用いて親水性基板上に配向制御して吸着
    させる事を特徴とする単分子膜の製造方法。
JP61108845A 1986-05-12 1986-05-12 単分子膜の製造方法 Pending JPS62266167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61108845A JPS62266167A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 単分子膜の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61108845A JPS62266167A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 単分子膜の製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62266167A true JPS62266167A (ja) 1987-11-18

Family

ID=14495041

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61108845A Pending JPS62266167A (ja) 1986-05-12 1986-05-12 単分子膜の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62266167A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999010383A1 (de) * 1997-08-23 1999-03-04 Stefan Seeger Aminoalkyltrialkylsilylcellulosen und ein verfahren zur beschichtung von oberflächen

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999010383A1 (de) * 1997-08-23 1999-03-04 Stefan Seeger Aminoalkyltrialkylsilylcellulosen und ein verfahren zur beschichtung von oberflächen
CN1106403C (zh) * 1997-08-23 2003-04-23 分子机械及工业有限公司 纤维素醚和涂敷过的片状载体材料上固定生物分子的方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
ES2386906T3 (es) Organopolisiloxanos sustituidos y su uso
EP3078686B1 (en) Block copolymer
EP1328529B1 (en) Well-defined nanosized building blocks for organic/inorganic nanocomposites
TWI753112B (zh) 嵌段共聚物及含有相分離結構之結構體的製造方法
JP3302394B2 (ja) 層状粘土鉱物薄膜の製造方法
JPS62266167A (ja) 単分子膜の製造方法
WO2015146103A1 (ja) 有機薄膜形成用溶液及びそれを用いた有機薄膜形成方法
JPS62266171A (ja) 単分子膜の製造方法
JPS62266165A (ja) 単分子膜の製造方法
JPS62266161A (ja) 単分子膜
JPS62266163A (ja) 単分子膜
JPS62266170A (ja) 単分子膜の製造方法
JPS62266172A (ja) 単分子膜の製造方法
JPS62266166A (ja) 単分子膜の製造方法
JPS62266162A (ja) 単分子膜
JPS62266168A (ja) 単分子膜の製造方法
JP4108164B2 (ja) 化学吸着単分子膜の製造方法
JPH02307572A (ja) 均斉薄膜の形成方法
JP5347359B2 (ja) o−ニトロベンジル基含有シラザン化合物及び用途
JP2002220488A5 (ja)
JPS62266169A (ja) 単分子膜の製造方法
JP6777736B2 (ja) ジブロックコポリマーの自己組織化によりナノメートル構造の作成を可能にする方法
JPS62266164A (ja) 単分子膜
JP3013934B2 (ja) 表面活性の低い薄膜
JP2003146625A (ja) 非シリカ系メソ構造体及びその製造方法