JPS62264956A

JPS62264956A - 印刷機のインキ装置および湿し装置における橋渡しロ−ラの制御装置

Info

Publication number: JPS62264956A
Application number: JP62019578A
Authority: JP
Inventors: アルント、イエンツシュ; ペーター、ヘルマン; ウォルフガング、ミューラー; ホルスト、ザッヘルス
Original assignee: Kombinat Polygraph Werner Lamberz VEB; Polygraph Leipzig Kombinat Veb
Current assignee: Kombinat Polygraph Werner Lamberz VEB; Polygraph Leipzig Kombinat Veb
Priority date: 1986-04-21
Filing date: 1987-01-29
Publication date: 1987-11-17
Also published as: DE3640805A1; DD248320B5; US4790244A; DD248320A1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明は、版胴が選択的に第１のインキローラあるいは
湿しローラに接触されるか、あるいは両方のローラに同
時に接触されるような印刷機のインキ装置および湿し装
置における橋渡しローラの制御装置に関する。

〔従来の技術〕

昔から印刷の質を改善する努力が図られている。

印刷の質は、印刷型反作用、いわゆる型形成によってひ
どく低下される。この型形成は、インキおよび湿し剤を
塗る場合に効果的である。橋渡しローラがそれらの塗り
ローラに接触することによって、非常に改善が図れる。

ドイツ民主共和国特許第１５６２３８号公報において、
直線ガイドを備え偏心輪によって制御される支持レバー
に支持されている橋渡しローラが知られている。この橋
渡しローラは、偏心輪の回転によって、インキローラ、
湿しローラあるいはこれら両方に同時に接触される。

この方式の場合、橋渡しローラがインキローラに接触し
ている場合、湿し装置が洗浄できず、紙（ストッパ）な
しの機械運転の際に両方の塗りローラに接触する場合、
インキ装置が湿し剤で過剰に濡らされるという欠点があ
る。同様に橋渡しローラが湿しローラに接触している場
合、湿し装置が洗浄できないという欠点がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明の目的ζヰ、湿し剤の供給が実際の需要に良好に
適合され、インキ装置および湿し装置が各基本位置にお
いて共通して洗浄できるような橋渡しローラの制御装置
を提供することにある。

本発明の課題は、インキ装置と湿し装置との間の橋渡し
ローラによる直接的な接続が分離されるか、インキ装置
と湿し装置との間の予め行われていない直接的な接続が
橋渡しローラによって行われるように、橋渡しローラの
制御装置を改善することにある。

〔問題点の解決手段〕

本発明によればこの課題は、インキ塗り胴の中心の回り
を揺動できるレバーと、このレバーにヒンジ接続され橋
渡しローラを支持する支持レバーとの成す角度が、前記
レバーに設けられた調整ボルトによって調整でき、スト
ッパにおいてインキローラを版胴から離隔することによ
って、橋渡しローラが、 −インキローラに予め接触している場合はその接触が維
持され、 −インキローラおよび湿しローラに予め接触している場
合は湿しローラとの接触が中断され、−湿しローラに予
め接触している場合は湿しローラとの接触が保持され、
インキローラに対して接触される、ように揺動され、橋渡しローラのあらゆる従前位置にお
いて、インキローラおよび湿しローラの離隔によってい
つでも、橋渡しローラがインキローラおよび湿しローラ
に対して同時に接触されることによって達成される。

〔実施例〕

以下、図面に示した実施例を参照して本発明を詳細に説
明する。

版胴１には、インキローラ２および湿しローラ３が接し
ている。インキローラ２にはインキ塗り胴４によってイ
ンキが供給される。インキ塗り胴４に対して同心的に、
インキローラ２を支持する支持レバー５が配置されてい
る。この支持レバー５はインキローラ２から突出したア
ーム６を有しており、このアーム６にはカムローラ７が
固定されている。このカムローラ７は、インキローラ２
の離隔作用をする揺動可能なカム８と協動する。

版胴１には同様に湿しローラ３が接している。

この湿しローラ３は中間ローラ９を介して、湿し剤容器
１０の中に漬かっているすくいローラ１１と協動する。

湿しローラ３はリンク機構１２を介して中間ローラ９と
一緒に調整できる。リンク機構１２は、印刷機の相応し
た制御指令を受ける空気圧シリンダ（図示せず）によっ
て切り換えられる。

橋渡しローラ１３は支持レバー１４に支持されており、
この支持レバー１４の一端は、インキロ−ラ４の中心の
回りを揺動できるレバー１５にヒンジ接続されている。

レバー１５はアーム１６を有し、このアーム１６の端部
には調整ボルト１７が設けられている。この調整ボルト
１７によって、レバー１５と支持レバー１４との間のそ
の都度必要な角度位置が調整される。

橋渡しローラ１３の調整にとって重要な位置の検出は、
調整ボルト１７またはアーム１６に設けられたスケール
における図示してない目盛によって達成される。

橋渡しローラ１３はその軸部で、横が開いている溝１８
の中に支持されている。この溝１８の深さを調整するた
めに、調整ボルト１９が設けられている。溝を上側にお
いて制限するために、制限ボルト２０が設けられている
。

橋渡しローラの制御装置は次のように作用する。

位置Ｉ（第２図参照）において、橋渡しローラ１３は第
１のインキローラ２に接触し、これによってまず型形成
を解消するために用いられる。支持レバー１４の溝１８
で案内された橋渡しローラ１３の軸部は、調整ボルト１
９によって支持されている。ストッパの作用でインキロ
ーラ２は離隔され、これによって同時に橋渡しローラ１
３、支持レバー１４およびレバー１５はインキ塗り胴４
の中心の回りを揺動する。この位置Ｉ′において橋渡し
ローラ１３は更にインキローラ２に接しており、湿しロ
ーラ３に対する間隔が大きくなるだけである。この位置
において、版胴１へのインキの供給はインキローラの離
隔によって中断される。

版胴における湿し材膜を維持するために、湿しローラ３
は接触されたままとされる。

位置Ｉ′において、インキローラ２および湿しローラ３
は版胴１から離隔されている。湿しローラの離隔距離は
１．橋渡しローラ１３が同時にインキローラ２および湿
しローラ３に接触するような大きさである。この位置Ｉ
′においてインキ装置および湿し装置が洗浄される。

位置■（第２図参照）において、橋渡しローラ１３は同
時にインキローラ２および湿しローラ３に接触している
。この位置を得るために、調整ボルト１７は、スケール
における所定の位置が得られるまでねじられる。支持レ
バー１４およびレバー１５によって形成された角度はα
１である。

更に調整ボルト１９は、橋渡しローラ１３の軸部がもは
や接触しなくなるまでねじ戻される。位置■は特に、連
続印刷において多量の湿し材が必要とされる場合に使用
される。ストッパの作用における位置■′において、イ
ンキローラ２は版胴１から離隔され、これによって橋渡
しローラ１３は湿しローラ３から離隔される。橋渡しロ
ーラ１３が揺動して離れた際、その軸部は調整ボルト１
９と再び接触する。

この位置は特に、インキ装置がこの場合湿し材で濡らさ
れないので、用紙なしに機械が運転される場合に意味が
ある。位置■′において、インキローラ２および湿しロ
ーラ３は版胴１から離隔されている。橋渡しローラ１３
はこの位置において、インキローラ２および湿しローラ
３に接触している。位置■′において、インキ装置およ
び湿し装置の洗浄ができる。

位置■において、橋渡しローラ′３は湿しローラ３と接
触している。この位置を得るために、調整ボルト１７は
、スケールにおける所定の位置が得られるまでねじられ
る。支持レバー１４およびレバー１５によって形成され
る角度α２となる。

この位置において、橋渡しローラ１３の軸部と調整ボル
ト１９とは接触しない。この位置■はたいていの場合、
湿し剤とインキとが良好に調和している場合に選定され
る。ストッパの作用における位置■′において、インキ
ローラ２は版胴１から離隔され、橋渡しローラ１３はイ
ンキローラ２と接触される。

この位置■は、橋渡しローラ１３および離隔したインキ
ローラ２を介して湿し材がインキ装置に供給され、これ
によって蒸発した湿し剤が連続して補充されるという利
点を有している。位置■′はインキが水と良好に調和し
ている場合だけ有利に使用される。

位置■１においてインキローラ２および湿しローラ３は
版胴１から離隔されている。橋渡しロ−ラ１３が同時に
インキローラ２および湿しローラ３に接触している。こ
の位置においてインキ装置および湿し装置は同時に洗浄
される。

これらすべての切換位置において、橋渡しローラ１３は
その自重並びに支持レバー１４およびレバー１５の重量
によって、インキローラ２およびないし湿しローラ３に
押しつけられる。

切換位置Ｉ、　　ｎ、　ｍはそれぞれ連続印刷位置を表
している。切換位置Ｉ’、ＩＩ’、ｍ’　は、ストッパ
の作用における基本切換への連続切換位置であり、切換
位置Ｉ’、ＩＩ’、ＩＩＩ’は、インキ装置および湿し
装置が一緒に洗浄できる基本位置である。

【図面の簡単な説明】

第１図は橋渡しローラの制御装置の概略構成図、第２図
は橋渡しローラの異なった位置における概略構成図であ
る。１・・・版胴、２・・・インキローラ、３・・・湿しロ
ーラ、４・・・インキ塗り胴、５・・・支持Ｌツバ−１
６・・・アーム、７・・・カムローラ、８・・・カム、
′９・・・中間ローラ、１０・・・湿し剤容器、１１・
・・すくいローラ、１２・・・リンク機構、１３・・・
橋渡しローラ、１４・・・支持レバー、１５・・・レバ
ー、１６・・・アーム、１７・・・調整ボルト、１８・
・・溝、１つ・・・調整ボルト、２０・・・制限ボルト
。

Claims

【特許請求の範囲】１、橋渡しローラを支持する支持レバーが、インキ塗り
胴の中心の回りを揺動できるレバーにヒンジ接続され、
橋渡しローラがレバーの長孔内において案内され、その
自重によってインキローラおよび湿しローラの少なくと
も一方に押しつけられ、インキローラがカム機構によっ
て、および湿しローラが空気圧式によってそれぞれ版胴
に対して接触あるいは離隔されるような印刷機のインキ
装置および湿し装置における橋渡しローラの制御装置に
おいて、インキ塗り胴（４）の中心の回りを揺動できるレバー（
１５）と、このレバー（１５）にヒンジ接続され橋渡し
ローラ（１３）を支持する支持レバー（１４）との成す
角度が、前記レバー（１５）に設けられた調整ボルト（
１７）によって調整でき、ストッパにおいてインキロー
ラ（２）を版胴（１）から離隔することによって、橋渡
しローラ（１３）が、 −インキローラ（２）に予め接触している場合はその接
触が維持され、 −インキローラ（２）および湿しローラ（３）に予め接
触している場合は湿しローラ（３）との接触が中断され
、 −湿しローラ（３）に予め接触している場合は湿しロー
ラ（３）との接触が保持され、インキローラ（２）に対
して接触される、ように揺動され、橋渡しローラ（３）のあらゆる従前位
置において、インキローラ（２）および湿しローラ（１
３）の離隔によっていつでも、橋渡しローラ（１３）が
インキローラ（２）および湿しローラ（３）に対して同
時に接触されることを特徴とする印刷機のインキ装置お
よび湿し装置における橋渡しローラの制御装置。