JPS62264585A - 避雷器内蔵カツトアウト - Google Patents
避雷器内蔵カツトアウトInfo
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- JPS62264585A JPS62264585A JP10717186A JP10717186A JPS62264585A JP S62264585 A JPS62264585 A JP S62264585A JP 10717186 A JP10717186 A JP 10717186A JP 10717186 A JP10717186 A JP 10717186A JP S62264585 A JPS62264585 A JP S62264585A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
(産業上の利用分野)
この発明は、配電用変圧器の一次側に設置して過負荷電
流や短絡電流あるいは雷サージによる閃絡事故から、変
圧器を保護するとともに、電線路の停電事故を防上する
避雷器内威力ノドアウトに関するものである。
流や短絡電流あるいは雷サージによる閃絡事故から、変
圧器を保護するとともに、電線路の停電事故を防上する
避雷器内威力ノドアウトに関するものである。
(従来の技術)
従来、カットアウトの本体碍子に収容部を設けて、この
内部に非直線抵抗体、電極及び放電ギャップ等を収納し
てなる避雷器内蔵カットアウトが種々知られている。
内部に非直線抵抗体、電極及び放電ギャップ等を収納し
てなる避雷器内蔵カットアウトが種々知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
ところが、従来のカットアウトでは密閉手段にOリング
やパツキン類を用いて収容部を密閉しているので、温度
変化や経年によるハラキンなどの劣化によって、内部に
湿気や水分の浸入をきたし、収容部の内周面、非直線抵
抗体の外周面及び放電ギャップを/Sl潤あるいは結露
させて、避雷器の放電特性を低下させたり、沿面漏洩電
流を増加させて非直線抵抗体の劣化や破損を招いて続流
遮断性能その他の避雷器機能を低下あるいは喪失させて
地絡事故などを誘発するなどの懸念があるとともに、そ
の設備数の膨大さの故に、故障検出あるいは取替など保
守上の経費や労力負担も大きく、電線路の安定的維持の
面から、無劣化の避雷器あるいはそれを内蔵したカット
アウトの開発が望まれていた。この発明は、上記問題点
を解消した避雷。
やパツキン類を用いて収容部を密閉しているので、温度
変化や経年によるハラキンなどの劣化によって、内部に
湿気や水分の浸入をきたし、収容部の内周面、非直線抵
抗体の外周面及び放電ギャップを/Sl潤あるいは結露
させて、避雷器の放電特性を低下させたり、沿面漏洩電
流を増加させて非直線抵抗体の劣化や破損を招いて続流
遮断性能その他の避雷器機能を低下あるいは喪失させて
地絡事故などを誘発するなどの懸念があるとともに、そ
の設備数の膨大さの故に、故障検出あるいは取替など保
守上の経費や労力負担も大きく、電線路の安定的維持の
面から、無劣化の避雷器あるいはそれを内蔵したカット
アウトの開発が望まれていた。この発明は、上記問題点
を解消した避雷。
器内蔵カットアウトの提供を目的とするものである。
発明の構成
(問題点を解決するための手段)
この発明は前記問題点を解決するために、課電側及び負
荷側の電極室に、それぞれ固定電極を設けてなる磁V5
製の本体碍子と、該本体碍子に軸着した絶縁蓋と、該絶
縁蓋に装着され、前記両面定電極間を接続あるいは開放
するヒユーズ筒とを有するカットアウトにおいて、 前記本体碍子は一方の電極室に開口形成した空腔に、低
融点ガラスなどの無機質絶縁層をf4着形成して、一体
に接合封着した非直線抵抗体を備えるという手段を採用
している。
荷側の電極室に、それぞれ固定電極を設けてなる磁V5
製の本体碍子と、該本体碍子に軸着した絶縁蓋と、該絶
縁蓋に装着され、前記両面定電極間を接続あるいは開放
するヒユーズ筒とを有するカットアウトにおいて、 前記本体碍子は一方の電極室に開口形成した空腔に、低
融点ガラスなどの無機質絶縁層をf4着形成して、一体
に接合封着した非直線抵抗体を備えるという手段を採用
している。
(作用)
この発明は前記手段を採用したことにより、次のように
作用する。本体碍子と非直線抵抗体などの避雷器部材と
を低融点ガラスなど無機質絶縁材料を溶着して一体に接
合封着しているので避雷器構造を簡素化して、碍子本体
内での収容空間を、縮小できるとともに、前記の接合個
所は温度変化や経年によって吸湿、劣化することがなく
、気密性が長期にわたって安定的に保持できる。
作用する。本体碍子と非直線抵抗体などの避雷器部材と
を低融点ガラスなど無機質絶縁材料を溶着して一体に接
合封着しているので避雷器構造を簡素化して、碍子本体
内での収容空間を、縮小できるとともに、前記の接合個
所は温度変化や経年によって吸湿、劣化することがなく
、気密性が長期にわたって安定的に保持できる。
(実施例)
以下、この発明を具体化した第一実施例を第1図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
磁器製の本体碍子l内には隔壁2,2で区画した電源側
電極室3及び負荷側電極室4が形成されている。該両電
極室3,4内には、それぞれ固定電極5.6及び消弧室
7.8が基端部分をセメントあるいは合成樹脂等の充填
物9をもって埋込固着されている。前記固定電極5.6
には、それぞれ接続端子10.11が取着され、図示し
ない電源側リード線と負荷側リード線とにそれぞれ接続
される。
電極室3及び負荷側電極室4が形成されている。該両電
極室3,4内には、それぞれ固定電極5.6及び消弧室
7.8が基端部分をセメントあるいは合成樹脂等の充填
物9をもって埋込固着されている。前記固定電極5.6
には、それぞれ接続端子10.11が取着され、図示し
ない電源側リード線と負荷側リード線とにそれぞれ接続
される。
本体碍子1の開放側には、絶縁蓋12が開閉自在に軸着
され、該絶縁蓋12の内側には前記固定電極5.6間を
接続、開放する一対の接触刃13a、13bを備えたヒ
ユーズ筒13が着脱可能に装着され、また、本体碍子1
の上面には接地側取付金具22が前記充填物9により固
着される。以上は従来のカットアウトに一般的な構造で
ある。
され、該絶縁蓋12の内側には前記固定電極5.6間を
接続、開放する一対の接触刃13a、13bを備えたヒ
ユーズ筒13が着脱可能に装着され、また、本体碍子1
の上面には接地側取付金具22が前記充填物9により固
着される。以上は従来のカットアウトに一般的な構造で
ある。
本発明では、前記本体碍子1には、予め負荷側電極室4
のL方部に一端が開口し、他端が本体碍子lの外側へ開
口する空腔4aを水平方向に形成し、さらに内側開口端
の前方に位置して言通孔を有する隔壁1aを垂下形成す
るとともに、前記空腔4aには中間部に配した放電ギャ
ップ14を挟んで、2個の非直線抵抗体15,15、す
なわち酸化亜鉛(ZnO)を主体とした焼結物などの避
雷器素子が嵌装され、該放電ギャップ14と非直線抵抗
体15.15とは、その外周面と空腔4aの内周面との
間に硼珪酸鉛ガラスの粉末材料など低融点の無機質絶縁
材料を充填し、本体碍子1とともに加熱炉中で400℃
〜600℃に加熱して隙間なく溶着して無機質絶縁層1
6を形成して碍子本体1と非直線抵抗体15.15及び
放電ギャップ14とを一体接合している。
のL方部に一端が開口し、他端が本体碍子lの外側へ開
口する空腔4aを水平方向に形成し、さらに内側開口端
の前方に位置して言通孔を有する隔壁1aを垂下形成す
るとともに、前記空腔4aには中間部に配した放電ギャ
ップ14を挟んで、2個の非直線抵抗体15,15、す
なわち酸化亜鉛(ZnO)を主体とした焼結物などの避
雷器素子が嵌装され、該放電ギャップ14と非直線抵抗
体15.15とは、その外周面と空腔4aの内周面との
間に硼珪酸鉛ガラスの粉末材料など低融点の無機質絶縁
材料を充填し、本体碍子1とともに加熱炉中で400℃
〜600℃に加熱して隙間なく溶着して無機質絶縁層1
6を形成して碍子本体1と非直線抵抗体15.15及び
放電ギャップ14とを一体接合している。
尚、前記放電ギャップ14は、磁器などの絶縁性セラミ
ックスより絶縁筒体14aと該絶縁筒体14aを挟み、
所定の気中ギャップGを介して対向配設した一対の放電
電極14b、14bとをもって構成され、各部材を予め
銀ペイントによる焼付け、または、ろう着などによって
接合したユニットにしておくか、あるいは、個々に、前
記非直線抵抗体15.15とともに積み重ねて空腔4a
内に収容するなど任意の手順で実施できる。
ックスより絶縁筒体14aと該絶縁筒体14aを挟み、
所定の気中ギャップGを介して対向配設した一対の放電
電極14b、14bとをもって構成され、各部材を予め
銀ペイントによる焼付け、または、ろう着などによって
接合したユニットにしておくか、あるいは、個々に、前
記非直線抵抗体15.15とともに積み重ねて空腔4a
内に収容するなど任意の手順で実施できる。
また、放電電極11b、14bには、金屈材料のほか、
電気抵抗の小さいセラミックス体、例えば硼化ジルコニ
ウム(ZrB2:熱膨張係数4゜5 X 10−’ 、
比抵抗2.5X10−”Ω・cm)あるいは硼化チタン
(T i B2 : p4>膨張係数4.6×i o
−’ 、比抵抗2〜3X10−’Ω・cm)等、高温強
度や熱的衝撃抵抗に優れ、かつpヨ膨張係数が磁器(熱
膨張係数4〜6.5XIO−’)に近い材料を用いても
よい。前記したように、本体碍子lの空腔4aに、一体
に接合封着した非直線抵抗体15.15の一端には集電
板17、課電側電極18及び端子ボルト19が順次連接
され、該端子ボルト19は、空腔4aの開口端の前方に
形成した前記隔壁1aの貫通孔を通して導出するととも
に前記固定電極6には接続導体20が接続され、さらに
、該接続導体20は前記端子ボルト19をもって隔壁l
a上に締付固定されて端子ボルト19に圧接され、前記
固定電極6と非直線抵抗体15に電気的に接続されてい
る。
電気抵抗の小さいセラミックス体、例えば硼化ジルコニ
ウム(ZrB2:熱膨張係数4゜5 X 10−’ 、
比抵抗2.5X10−”Ω・cm)あるいは硼化チタン
(T i B2 : p4>膨張係数4.6×i o
−’ 、比抵抗2〜3X10−’Ω・cm)等、高温強
度や熱的衝撃抵抗に優れ、かつpヨ膨張係数が磁器(熱
膨張係数4〜6.5XIO−’)に近い材料を用いても
よい。前記したように、本体碍子lの空腔4aに、一体
に接合封着した非直線抵抗体15.15の一端には集電
板17、課電側電極18及び端子ボルト19が順次連接
され、該端子ボルト19は、空腔4aの開口端の前方に
形成した前記隔壁1aの貫通孔を通して導出するととも
に前記固定電極6には接続導体20が接続され、さらに
、該接続導体20は前記端子ボルト19をもって隔壁l
a上に締付固定されて端子ボルト19に圧接され、前記
固定電極6と非直線抵抗体15に電気的に接続されてい
る。
尚、前記負荷側電極室4の上方部は、隔壁1aの下端に
当接して配設した蓋板21によって区画されて空間部と
なるとともに、蓋板21の下方側には、前記のように充
填物9をもって固定電極6が固定されており、また、前
記接続導体20は蓋板21と充填物9とを通して、端子
ボルト19と固定電極6間を接続している。
当接して配設した蓋板21によって区画されて空間部と
なるとともに、蓋板21の下方側には、前記のように充
填物9をもって固定電極6が固定されており、また、前
記接続導体20は蓋板21と充填物9とを通して、端子
ボルト19と固定電極6間を接続している。
他方の非直線抵抗体15の一端には、集電板17及び接
地側電極23が連接されるとともに、空腔4aの開口端
面にクッション24を介してキャップ金具25が本体碍
子lにかしめ固定されて、該ギャップ金具25が前記接
地側電極23及び集電板17を介して非直線抵抗体15
に接続され、さらに、キャップ金具25に設けた端子ボ
ルト26を接地線27に接続して接地される。
地側電極23が連接されるとともに、空腔4aの開口端
面にクッション24を介してキャップ金具25が本体碍
子lにかしめ固定されて、該ギャップ金具25が前記接
地側電極23及び集電板17を介して非直線抵抗体15
に接続され、さらに、キャップ金具25に設けた端子ボ
ルト26を接地線27に接続して接地される。
尚、前記において、非直線抵抗体1.5.15と放電ギ
ャップ14との間には金属板あるいは金属箔などの導電
体を配設したり、放電ギャップ14をユニットにして、
非直線抵抗体15.15との間を銀ペイントで焼付ける
などの手段を適宜に併用して実施することが望ましい 前記のように構成した避電器内蔵カットアウトの作用に
ついて説明する。
ャップ14との間には金属板あるいは金属箔などの導電
体を配設したり、放電ギャップ14をユニットにして、
非直線抵抗体15.15との間を銀ペイントで焼付ける
などの手段を適宜に併用して実施することが望ましい 前記のように構成した避電器内蔵カットアウトの作用に
ついて説明する。
本発明では、カットアウト部分は略従来一般のカットア
ウトに準するが、負荷側の固定電極6より接地線27に
至る間に配置した内蔵避電器によって、雷サージが侵入
すると、非直線抵抗体15の非直線抵抗作用により、放
電ギャップGでは、雷インパルスの過電圧が閃絡して雷
サージ電流を放電するとともに電圧上昇を抑制して、カ
ットアウトや変圧器ブッシングでの閃絡や絶縁劣化及び
続流放電を阻止して、変圧器を保護する。
ウトに準するが、負荷側の固定電極6より接地線27に
至る間に配置した内蔵避電器によって、雷サージが侵入
すると、非直線抵抗体15の非直線抵抗作用により、放
電ギャップGでは、雷インパルスの過電圧が閃絡して雷
サージ電流を放電するとともに電圧上昇を抑制して、カ
ットアウトや変圧器ブッシングでの閃絡や絶縁劣化及び
続流放電を阻止して、変圧器を保護する。
また、カットアウトの内蔵避電器は本実施例では、非直
線抵抗体15.15と放電ギャップ14とを、本体碍子
1の空腔4aとの間に低融点ガラスなどを隙間なく溶着
形成してなる無機質絶縁層16を介して磁器製の本体碍
子1に一体に接合封着しているので、避電器の課電側と
接地側との間には、従来の避電器のように、連続した空
隙部分がなく、また、外部環境、温度変化及び経年によ
る接合部の劣化がないので湿気や水分の浸入がなく、従
って、避電器が湿潤、結露しないので、放電特性の低下
や、沿面漏洩電流による非直線抵抗体15.15の劣化
がなく、避雷器の信頼性、耐久性が向上する。
線抵抗体15.15と放電ギャップ14とを、本体碍子
1の空腔4aとの間に低融点ガラスなどを隙間なく溶着
形成してなる無機質絶縁層16を介して磁器製の本体碍
子1に一体に接合封着しているので、避電器の課電側と
接地側との間には、従来の避電器のように、連続した空
隙部分がなく、また、外部環境、温度変化及び経年によ
る接合部の劣化がないので湿気や水分の浸入がなく、従
って、避電器が湿潤、結露しないので、放電特性の低下
や、沿面漏洩電流による非直線抵抗体15.15の劣化
がなく、避雷器の信頼性、耐久性が向上する。
次に、本発明の第二実施例を第2図によって説明する。
この実施例では、本体碍子lに形成した負荷側電極室4
の側方上面には底部16に備えた貫通孔により一端が開
口し、他端が本体碍子1の外側へ開口する空腔4bを垂
直方向に形成している。
の側方上面には底部16に備えた貫通孔により一端が開
口し、他端が本体碍子1の外側へ開口する空腔4bを垂
直方向に形成している。
前記空腔4bには、底部1bより負荷側電極室4へ導出
する課電側電極28を銀ペイントなどの導電性材料を焼
付けて一方端に固着した非直線抵抗体29を配設し、空
腔4bの内周面との空隙部を前記第一実施例と同様に低
融点ガラスよりなる無機質絶縁層16を介して、課電側
電極28及び非直線抵抗体29を本体碍子1へ一体に接
合封着する。また、非直線抵抗体29の他端には集電板
17及び接地側電極23が連接されるとともに、空腔4
bの開口端面にクッション30を介してキャップ金具3
1を本体碍子1にろう着して固着し、該キャップ金具3
1が前記接地側電極23及び集電板17に接続され、さ
らに、キャップ金具31に設けた端子ボルト26に接地
線27を接続して接地される。
する課電側電極28を銀ペイントなどの導電性材料を焼
付けて一方端に固着した非直線抵抗体29を配設し、空
腔4bの内周面との空隙部を前記第一実施例と同様に低
融点ガラスよりなる無機質絶縁層16を介して、課電側
電極28及び非直線抵抗体29を本体碍子1へ一体に接
合封着する。また、非直線抵抗体29の他端には集電板
17及び接地側電極23が連接されるとともに、空腔4
bの開口端面にクッション30を介してキャップ金具3
1を本体碍子1にろう着して固着し、該キャップ金具3
1が前記接地側電極23及び集電板17に接続され、さ
らに、キャップ金具31に設けた端子ボルト26に接地
線27を接続して接地される。
前記課電側電極28はその端子部分が底部1bの貫通孔
より導出されるとともに前記固定電極6に固設した接続
導体32を底部1bに締付は固定して、非直線抵抗体2
9と固定電極6とを電気的に接続している。
より導出されるとともに前記固定電極6に固設した接続
導体32を底部1bに締付は固定して、非直線抵抗体2
9と固定電極6とを電気的に接続している。
尚、前記非直線抵抗体29は、実施例のように単体では
なく、高さの小さいものを所定個数、その中間に導電板
17などの導電体を適宜に介装して、分割配置してもよ
い。
なく、高さの小さいものを所定個数、その中間に導電板
17などの導電体を適宜に介装して、分割配置してもよ
い。
本実施例の内蔵避電器はギャップレスであるが本発明に
基づく作用は第一実施例と同様である。
基づく作用は第一実施例と同様である。
さらに、第3図により第三実施例について説明する。
この実施例では、第二実施例と同様に、本体碍子lの負
荷側電極室4の上面に一端が開口する空腔4cを設ける
が、該空腔4Cは本体碍子1の上面に一体連設した筒状
突出部lc内に形成して、本体碍子1の外側へ開口させ
ている。
荷側電極室4の上面に一端が開口する空腔4cを設ける
が、該空腔4Cは本体碍子1の上面に一体連設した筒状
突出部lc内に形成して、本体碍子1の外側へ開口させ
ている。
前記空腔4cには下方より放電ギャップ33、非直線抵
抗体15.15の頃に積み重ねて配設し、前述の手段で
無機質絶縁N16を介して本体碍子1へ一体に接合封着
する。
抗体15.15の頃に積み重ねて配設し、前述の手段で
無機質絶縁N16を介して本体碍子1へ一体に接合封着
する。
放電ギャ7プ33はセラミックスの絶縁筒体33aとそ
れを挟持する再放電電極33b、33Cとよりなり、一
方の課電側の放電電極33bは、空腔4cの開口端に配
した蓋板34及びその下方に配した絶縁ブロック35を
通して負荷側電極室4へ導出して固定電極6に接続され
ている。
れを挟持する再放電電極33b、33Cとよりなり、一
方の課電側の放電電極33bは、空腔4cの開口端に配
した蓋板34及びその下方に配した絶縁ブロック35を
通して負荷側電極室4へ導出して固定電極6に接続され
ている。
また、非直線抵抗体15の接地側端面は第一実施例と同
様に集電板17、接地側電極23、キャップ金具25、
端子ボルト26及び接地線27に接続している。前記筒
状突出部1cにはバンド形の接地側取付金具36が締付
固定される。
様に集電板17、接地側電極23、キャップ金具25、
端子ボルト26及び接地線27に接続している。前記筒
状突出部1cにはバンド形の接地側取付金具36が締付
固定される。
本実施例では内蔵避雷器に係わる作用は特に前記実施例
と変わらないが避雷器収容部である筒状突起部lcにカ
ットアウトの接地側取付金具を装着することにより支持
碍子部としてカットアウトの課電部より接地部に至る沿
面距離を増すことが可能となり、耐塩形カットアウトへ
の適用に便宜がある。
と変わらないが避雷器収容部である筒状突起部lcにカ
ットアウトの接地側取付金具を装着することにより支持
碍子部としてカットアウトの課電部より接地部に至る沿
面距離を増すことが可能となり、耐塩形カットアウトへ
の適用に便宜がある。
以上第一、第二、第三実施例の説明で明らかなように、
本発明では、避雷器の信頼性、耐久性の向上とともに主
要部材である非直線抵抗体及び、放電ギャップ、さらに
電極などを、低融点ガラスなどの無機質絶縁層を介して
本体碍子へ一体に隙間なく接合封着するので避雷器構造
も簡素になり、従って、収容空間の縮小が可能となる。
本発明では、避雷器の信頼性、耐久性の向上とともに主
要部材である非直線抵抗体及び、放電ギャップ、さらに
電極などを、低融点ガラスなどの無機質絶縁層を介して
本体碍子へ一体に隙間なく接合封着するので避雷器構造
も簡素になり、従って、収容空間の縮小が可能となる。
発明の効果
以上詳述したように、本発明の避雷器内蔵カットアウト
は本体碍子内に、溶着形成した無機質絶縁層によって、
避雷器の構成部分を一体的に接合封着しているので、構
造を簡素にでき、かつ外部環境、温度変化、及び経年に
よる劣化がなく、耐久性、信頼性を高める効果がある。
は本体碍子内に、溶着形成した無機質絶縁層によって、
避雷器の構成部分を一体的に接合封着しているので、構
造を簡素にでき、かつ外部環境、温度変化、及び経年に
よる劣化がなく、耐久性、信頼性を高める効果がある。
第1図、第2図、及び第3図はそれぞれ本発明の第一、
第二及び第三実施例を示す縦断面図である。 1・・・本体碍子、3・・・電源側電極室、4・・・負
荷側電極室、4a、4b、4c・・・空腔5.6・・・
固定電極、14・・・放電ギャップ15・・・非直線抵
抗体、16・・・無機質絶縁層2つ・・・非直線抵抗体
、33・・・放電ギヤ・7プ特 許 出 願 人 中部
電力 株式会社日本碍子 株式会社 株式会社 高松電気製作所
第二及び第三実施例を示す縦断面図である。 1・・・本体碍子、3・・・電源側電極室、4・・・負
荷側電極室、4a、4b、4c・・・空腔5.6・・・
固定電極、14・・・放電ギャップ15・・・非直線抵
抗体、16・・・無機質絶縁層2つ・・・非直線抵抗体
、33・・・放電ギヤ・7プ特 許 出 願 人 中部
電力 株式会社日本碍子 株式会社 株式会社 高松電気製作所
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、課電側及び負荷側の電極室にそれぞれ固定電極を設
けてなる磁器製の本体碍子と、該本体碍子に軸着した絶
縁蓋と、該絶縁蓋に装着され、前記両固定電極間を接続
あるいは開放するヒューズ筒とを有するカットアウトに
おいて、 前記本体碍子は一方の電極室に開口形成した空腔に低融
点ガラスなどの無機質絶縁層を溶着形成して、一体に接
合封着した非直線抵抗体を備えたことを特徴とする避雷
器内蔵カットアウト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10717186A JPS62264585A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 避雷器内蔵カツトアウト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10717186A JPS62264585A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 避雷器内蔵カツトアウト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62264585A true JPS62264585A (ja) | 1987-11-17 |
Family
ID=14452278
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10717186A Pending JPS62264585A (ja) | 1986-05-09 | 1986-05-09 | 避雷器内蔵カツトアウト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62264585A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63313489A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-21 | Nippon Kouatsu Electric Co | アレスタ−内蔵形高圧カットアウト |
JPH01140533A (ja) * | 1987-11-26 | 1989-06-01 | Nippon Kouatsu Electric Co | アレスター内蔵形高圧カットアウトの直列ギャップ装置の封入方法 |
JPH0237544U (ja) * | 1988-08-31 | 1990-03-13 | ||
JP2007165238A (ja) * | 2005-12-16 | 2007-06-28 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 接地用器具及び接地短絡装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949178A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | 中部電力株式会社 | 避雷碍子 |
JPS59148294A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | 音羽電機工業株式会社 | 耐雷ユニツト |
-
1986
- 1986-05-09 JP JP10717186A patent/JPS62264585A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5949178A (ja) * | 1982-09-14 | 1984-03-21 | 中部電力株式会社 | 避雷碍子 |
JPS59148294A (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-24 | 音羽電機工業株式会社 | 耐雷ユニツト |
Cited By (5)
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JPS63313489A (ja) * | 1987-06-15 | 1988-12-21 | Nippon Kouatsu Electric Co | アレスタ−内蔵形高圧カットアウト |
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JP4749143B2 (ja) * | 2005-12-16 | 2011-08-17 | 中国電力株式会社 | 接地用器具及び接地短絡装置 |
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