JPS5838768Y2 - 送電線の支持装置 - Google Patents
送電線の支持装置Info
- Publication number
- JPS5838768Y2 JPS5838768Y2 JP6633779U JP6633779U JPS5838768Y2 JP S5838768 Y2 JPS5838768 Y2 JP S5838768Y2 JP 6633779 U JP6633779 U JP 6633779U JP 6633779 U JP6633779 U JP 6633779U JP S5838768 Y2 JPS5838768 Y2 JP S5838768Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lightning arrester
- power transmission
- transmission line
- support
- supported
- Prior art date
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- Expired
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- Insulators (AREA)
- Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)
- Thermistors And Varistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は避雷装置を有する送電線の支持装置に関する
ものである。
ものである。
従来の送電線の支持装置は、第1図に示すように支持が
いし2と避雷装置8が共に垂直に吊り下げられ、送電線
3と避雷装置8とが可溶線9によって接続されており、
避雷装置8を流れる故障電流により可溶線9が溶けて避
雷装置8が送電線3から切り離されるように構成されて
いた。
いし2と避雷装置8が共に垂直に吊り下げられ、送電線
3と避雷装置8とが可溶線9によって接続されており、
避雷装置8を流れる故障電流により可溶線9が溶けて避
雷装置8が送電線3から切り離されるように構成されて
いた。
このため可溶線9が溶断した時に避雷装置8の下端子8
aと送電線3との気中絶縁距離を保たねばならないので
、支持部1bが長くなって鉄塔1を大きくしなければな
らないという欠点があった。
aと送電線3との気中絶縁距離を保たねばならないので
、支持部1bが長くなって鉄塔1を大きくしなければな
らないという欠点があった。
この考案はこのような欠点を解消するためになされたも
ので、避雷装置の他端と送電線とが切り離されたとき、
避雷装置の他端が送電線から遠ざかる方向に回動するよ
うにしたことによって鉄塔を小形にできる送電線の支持
装置を提供する。
ので、避雷装置の他端と送電線とが切り離されたとき、
避雷装置の他端が送電線から遠ざかる方向に回動するよ
うにしたことによって鉄塔を小形にできる送電線の支持
装置を提供する。
以下、図について説明する。
第2図において、1は鉄塔で鉄塔本体1aとこの鉄塔本
体1aがら水平方向に突出した支持部1bとによって構
成されている。
体1aがら水平方向に突出した支持部1bとによって構
成されている。
2は一端が支持部1aに吊り下げられた支持碍子で、他
端で送電線3を支持している。
端で送電線3を支持している。
4は一端が支持部1bに支持され他端は送電線3との距
離が一端と支持がいし2の一端との距離よりも短かくな
るように重力線に対して傾斜して送電線3と接続された
避雷装置で、故障電流が流れたとき他端が切り離される
ように構成されている。
離が一端と支持がいし2の一端との距離よりも短かくな
るように重力線に対して傾斜して送電線3と接続された
避雷装置で、故障電流が流れたとき他端が切り離される
ように構成されている。
なお、上記避雷装置4の一端は他端が切り離されたとき
、他端に露出している非絶縁部が送電線3の課電圧と絶
縁が確保できる距離まで移動するように回動可能にされ
ている。
、他端に露出している非絶縁部が送電線3の課電圧と絶
縁が確保できる距離まで移動するように回動可能にされ
ている。
第3図は避雷装置4の詳細を示している。
避雷器部5はかいし5aとその内部に収納され酸化亜鉛
(ZnO)を主成分とする電圧−電流特性の非直線性が
すぐれた高温焼結素子5b(ZnO素子と称す)とによ
って形成されている。
(ZnO)を主成分とする電圧−電流特性の非直線性が
すぐれた高温焼結素子5b(ZnO素子と称す)とによ
って形成されている。
ギャップ部6は一端が避雷器部5のふたを共用するフラ
ンジ6aと連結され他端が絶縁板6bと連結された絶縁
筒6cとギャップ部Gとリアクトル6dとによって構成
されている。
ンジ6aと連結され他端が絶縁板6bと連結された絶縁
筒6cとギャップ部Gとリアクトル6dとによって構成
されている。
ギャップGは絶縁板6bを貫通する電極6eとフランジ
6aとによって形成されている。
6aとによって形成されている。
切離部7は一端が絶縁板6bに連結され他端がフランジ
7aに連結された絶縁筒7bとこの絶縁筒7b内に配置
された可溶線7Cと断路部りによって構成されている。
7aに連結された絶縁筒7bとこの絶縁筒7b内に配置
された可溶線7Cと断路部りによって構成されている。
断路部りはシャン)7dと、このシャント7dを電極6
eおよびフランジ7aに電流する圧縮ばね7eと、この
圧縮ばね7eをフランジ7aに固定する止め板7fとポ
ルl−7gによって構成されている。
eおよびフランジ7aに電流する圧縮ばね7eと、この
圧縮ばね7eをフランジ7aに固定する止め板7fとポ
ルl−7gによって構成されている。
さらに、高温焼結素子5bを介して鉄塔本体1aの支持
部1bと電気的に接続されたフランジ6aや、リアクト
ル6dおよび可溶線7Cを介してフランジ6aに接続さ
れたフランジ7aが避雷装置4の他端に露出している。
部1bと電気的に接続されたフランジ6aや、リアクト
ル6dおよび可溶線7Cを介してフランジ6aに接続さ
れたフランジ7aが避雷装置4の他端に露出している。
正常状態における避雷装置4は鉄塔本体1aと反対側に
傾斜して配置され、避雷装置4の他端の非絶縁部と鉄塔
本体1aとの気中絶縁距離が確保されている。
傾斜して配置され、避雷装置4の他端の非絶縁部と鉄塔
本体1aとの気中絶縁距離が確保されている。
第4図はこの考案の一実施例の等価回路を示し、避雷器
部5および支持碍子2は静電容量として等価回路が書か
れている。
部5および支持碍子2は静電容量として等価回路が書か
れている。
次に動作を説明する。
第2図は正常状態を示している。
この状態で鉄塔に落雷があり電撃による衝撃電流により
ZnO素子5bが通電した時、この衝撃電圧は周波数が
高いためリアクトル6dのインピーダンスが大きくなり
、雷電流は可溶線7Cに流れないでギャップGに電圧が
印加されることになる。
ZnO素子5bが通電した時、この衝撃電圧は周波数が
高いためリアクトル6dのインピーダンスが大きくなり
、雷電流は可溶線7Cに流れないでギャップGに電圧が
印加されることになる。
したがって雷電流はZnO素子5bからギャップG、シ
ャン)7dを経て送電線3に流れる。
ャン)7dを経て送電線3に流れる。
一方、異常状態すなわちZnO素子5bが破壊して導通
状態になった時は、商用周波数の地絡電流が送電線から
流れるが、地絡電流は周波数が低いのでリアクトル6d
のインピーダンスは十分低く、従って地絡電流はりアク
ドル6dを経由して可溶線7Cに流れ可溶線7Cが溶断
する。
状態になった時は、商用周波数の地絡電流が送電線から
流れるが、地絡電流は周波数が低いのでリアクトル6d
のインピーダンスは十分低く、従って地絡電流はりアク
ドル6dを経由して可溶線7Cに流れ可溶線7Cが溶断
する。
可溶線7Cが切れる時にアークが発生し、絶縁筒7b内
の圧力が上昇して絶縁筒7bが破壊される。
の圧力が上昇して絶縁筒7bが破壊される。
絶縁筒7bが破壊すると避雷装置4の他端が送電線3か
ら切り離され、第5図に示すように避雷装置4の重力に
よって送電線3から遠さ゛かる方向に回動して垂直状態
になる。
ら切り離され、第5図に示すように避雷装置4の重力に
よって送電線3から遠さ゛かる方向に回動して垂直状態
になる。
この状態では避雷装置4の非絶縁部と送電線3との間に
は気中絶縁に必要な距離が保持されている。
は気中絶縁に必要な距離が保持されている。
第6図は他の実施例を示し、支持がいし2と避雷装置4
の両者を傾斜させてV字状に配置したものである。
の両者を傾斜させてV字状に配置したものである。
この考案によると、避雷装置を重力に対して傾斜して配
置することによって避雷装置の他端が送電線から切り離
された時に、避雷装置の非絶縁部が送電線との絶縁を保
てる位置まで回動するように構成したので、支持部を短
くして鉄塔を小さくすることができる。
置することによって避雷装置の他端が送電線から切り離
された時に、避雷装置の非絶縁部が送電線との絶縁を保
てる位置まで回動するように構成したので、支持部を短
くして鉄塔を小さくすることができる。
第1図は従来の送電線の支持装置を示す正面図、第2図
はこの考案の一実施例の正面図、第3図は避雷装置の縦
断面、第4図はこの考案による等価回路図、第5図は避
雷装置の切離状態を示す正面図、第6図はこの考案の他
の実施例の正面図である。 図中、1は鉄塔、1aは鉄塔本体、1bは支持部、2は
支持がいし、3は送電線、4は避雷装置である。 なお各図中同一符号は同二又は相当部分を示す。
はこの考案の一実施例の正面図、第3図は避雷装置の縦
断面、第4図はこの考案による等価回路図、第5図は避
雷装置の切離状態を示す正面図、第6図はこの考案の他
の実施例の正面図である。 図中、1は鉄塔、1aは鉄塔本体、1bは支持部、2は
支持がいし、3は送電線、4は避雷装置である。 なお各図中同一符号は同二又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 鉄塔本体から水平方向に突出した支持部に一端が支持さ
れた支持がいしの他端によって送電線を支持し、一端が
上記支持部の上記支持がいしより鉄塔本体側に支持され
故障電流が流れた時に他端が切り離されるように構成さ
れた避雷装置の他端を上記送電線に接続したものにおい
て、上記避雷装置の他端と上記送電線との距離が上記避
雷装置と上記支持がいしの各一端間の距離よりも短くな
るように重力線に対して傾斜して配置され、上記避雷装
置の他端が切り離されたとき上記避雷装置の非絶縁部が
上記送電線の課電圧と絶縁が維持できる距離まで移動す
るように上記避雷装置の一端が回動可能に支持されてい
ることを特徴とする送電線の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6633779U JPS5838768Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 送電線の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6633779U JPS5838768Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 送電線の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55166119U JPS55166119U (ja) | 1980-11-29 |
JPS5838768Y2 true JPS5838768Y2 (ja) | 1983-09-01 |
Family
ID=29300294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6633779U Expired JPS5838768Y2 (ja) | 1979-05-17 | 1979-05-17 | 送電線の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838768Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-05-17 JP JP6633779U patent/JPS5838768Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55166119U (ja) | 1980-11-29 |
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