JPS6226416A - ガス瞬間式給湯機のガス比例弁制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はガス瞬間式給湯機のガス比例弁制御装置、詳し
くは必要熱量に対する供給ガス量を燃焼用空気の供給Ｎ
１との関係において最適に制御する装置に関する。

（従来の技術） 従来、ガス瞬間式給湯機は、第６図に示すように設定温
度、給水温度、出湯温度及び水量から演砕される必要熱
量に基づいて、ガス比例弁の目標開度と燃焼用空気供給
ファンの目標回転数を設定し、この目標開度、目標回転
数に応じた開度出力信号９回転数出力信号を夫々の出力
回路に送出して比例弁を目標開度に開弁すると共にファ
ンを目標回転数で回転させる構造である。

ところが、ファンの応答速度は比例弁の応答速度より遅
いため、給温温度を急激に変化させる場合（例えば冷温
水シャワーとして用いる場合）、第７図に示すように低
温から高温に変化させるときにはガス量の増加に風聞の
増加が伴わず図中（イ）の部分では黄炎現象を生じ熱交
換器の劣化を引き起こし、高温から低温に変化させると
きにはガス量に対して風聞過多となって図中（ロ）部分
ではリフトを生じ吹き消えによるガス洩れの危険がある
。

（発明が解決しようとする問題点） 本発明が解決しようとする問題点は、比例弁をファンの
応答速度に合わせて動かす様にすることである。

（問題を解決するための手段） 上記問題点を解消するために本発明が講する技術手段は
、設定温度、給水温度、出湯渦電及び水量に基づいて必
要熱量を演算する手段、必要熱量に基づき比例弁の目標
開度を設定する手段、比例弁の目標開度と風聞検出手段
が検出する燃焼用空気供給ファンの実［１とを比較し、
比較結果に対応した補正量を目標比例弁開度に加算して
比例弁開度出力回路に比例弁開度出力信号を送出する手
段、を備えるものである。

（作用） 而して、本発明の上記手段によれば、ガス比例弁は必要
熱…に基づいて設定された目標開度そのままの開度に開
弁するのではなく、燃焼用空気供給ファンの実風畿、即
ちファンの実際の回転数に基づいて補正された開度に開
弁する。

従って、出湯温度を急激に変化させる場合等、比例弁は
ファンの応答のＩれに同調して開度が設定される。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を図に基づいて説明する。

第２図において（１）は給Ｉ１１本体、（２）はコント
ローラーであり、上記給湯機本体（１）はガス配管（３
）を介して供給されるガスガバーナー（４）で燃焼し、
給水管路（５）を流動する水が熱交換器（６）で加熱さ
れ、給湯管路（７）を介して水栓、シャワー等の給湯器
具（８）に供給されるようになっている。

また給湯機本体（１）はバーナー（４）の下方に燃焼用
空気供給ファンく９）を備え、燃焼時、該ファン（９）
によりバーナー（４）に燃焼用空気が供給されるように
なっている。

上記ガス配管（３）には該管（３）を開閉する電磁弁（
１０）と、ガス量を比例的に制御する比例弁（１１）か
設けられ、給水管路（５）には水量センサー（１２）と
給水温センサー（１３）が設けられ、給湯管路（７）に
は給湯器センサー（１４）が設けられる。

また、ファン（９）には風量センサー（１５）が設けら
れる。

水量センサー（１２）は給水管路（５）を流動する水の
量に比例した周期でパルス信号を発生する公知の構造形
態を有する。

給水温センサー（１３）及び給水温センサー（１４）は
サーミスタ等からなる従来公知の構造を備え、夫々給水
管路（５）を流動して熱交換器（６）に入る水の温度、
熱交換器（６）を出て給湯管路（７）を流動する渇の温
度を検出して、それらの温度に応じた電圧信号を発生す
る。

また、風量センサー（１５）は、ファンモーター（１６
）の回転数を検出し、回転数に比例したパルス信号を発
生する。

一方、コントローラー（２）は給湯機本体（１）とは別
体に設けられており、電源スィッチ（１７）と温度設定
部（１８）を有する。

温度設定部（１８）は給温目標温度を設定するもので、
設定した温度に応じた電圧信号を発生する。

上記、各信号は給湯機本体（１）の機体内に設けたυ制
御部（１９）に受は入れられｃｏｕ（２０）で処理され
る。

即ち、ｃｐｕ（２０）は水量検出回路（２１）を介して
入力される水量センサー（１２）の信号を水量データー
ＱＨに変換すると共にＡ／Ｄ変換器（２２）を介して入
力される温度設定部（１８）。

給水温度センサー（１３）　、給ｍ１度センサー（１４
）の信号を夫々設定温度データーＴＳ、給水温度データ
ーＴＣ，給温温度データーＴＨに変換し、これら各デー
ターに基づいて必要熱間を演算Ｆ＝Ｑｌ（（ＴＳ　−Ｔ
Ｃ）＋ＱＨ（ＴＳ　−ＴＨ）・αする。

一方、風量センサー＜１５）の信号は風量検出回路（２
３）を介してｃｐｕ（２０）に受は入れられ、風量デー
ターＮ「に変更される。

また、ｃｐｕ（２０）は上記必要熱間に基づいてファン
モーター（１６）の目標回転数ＮＳを演算して設定する
と共にその目標回転数ＮＳを屓ｍデーターＮＲと比較し
てＲ制御しファン回転数出力回路（２４）にファン回転
数出力信号を送出し、同時に必要熱間に基づいて比例弁
（１１）の目標開度ＰＳを演算し設定すると共にこの目
標開度ＰＳを風聞データーＮｌ＋と比較し、比較結果に
対応した補正量を目標開度に加算して比例弁開度出力回
路（２５）に比例弁開度出力信号を送出する。

ファン回転数出力回路（２４）及び比例弁開度出力回路
（２５）は夫々上記出力信号を受けて出力を発生し、フ
ァンモーター（１６）、比例弁（１１）を適切な回転数
、開度に夫々駆動する。

従って、この発明によれば比例弁（１１）が目標開度に
開閉７る速度と、ファンモーター（１６）が目標回転数
に達する速度との関係は第５図の波形図のようになる。

即ち、比例弁（１１）の応答速度はファンモーター（１
６）の応答速度に略一致する。

（効果） 本発明は上記の構成であるから以下の利点をイｉする。

（１）比例弁の応答速度をファンモーターの応答速度に
略一致せしめることができるので、給湯温度を急激に変
化させてもガス聞と風囲は常に適切な関係を保つことが
ぐき、黄炎現象やリフトを生じることがない。

即ち、黄炎による熱交換器の劣化や、吹き消えによるガ
ス洩れの恐れがない。

【図面の簡単な説明】

第１図はクレーム対応図、第２図は本発明の一実施例を
示づ°ガス瞬間式給湯機の模式図、第３図はブロック図
、第４図はフローチャート、第５図は給湯温度を急激に
変化させたとぎの比例弁とファンモータ一応答状態を示
す波形図で、比例弁を二点鎖線、ファンモーターを実線
で示しである、第６図は従来の比例弁及びファンの制御
のフローチャート、第７図は同比例弁とファンモーター
の応答状態を示す波形図で、比例弁を二点破線、ファン
モーターを実線で示しである。 （ａ）：必要熱量を演専する手段 （ｂ）：比例弁の目標開度を設定する手段（Ｃ）：目標
開度を補正する手段 （１１）　：比例弁

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ａ）設定温度、給水温度、出湯温度及び水量に基づいて
   必要熱量を演算する手段、 ｂ）必要熱量に基づき比例弁の目標開度を設定する手段
   、 ｃ）比例弁の目標開度と風量検出手段が検出する燃焼用
   空気供給ファンの実風量とを比較し、比較結果に対応し
   た補正量を目標比例弁開度に加算して比例弁開度出力回
   路に比例弁開度出力信号を送出する手段、 を備えてなるガス瞬間式給湯機のガス比例弁制御装置。