JPS62264021A - ポリゴンユニツト - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、変調した光線を反射鏡で反射して、記録媒体
上を走査し、文字や画像を記録するファクシミリ、プリ
ンター、その他の画像記録装置のポリゴン（回転多面鏡
）に関するものである。

従来の技術 従来例を述べる前にまず、レーザビームプリンタにおけ
るレーザ走査系の要部のみの構成部材の配置関係を第３
図に示す。

第３図において、半導体レーザ３１から発光されたレー
ザ光３２は球面レンズ３３にて平行光に変換して、収束
レンズ系３４によってビーム偏光器である回転多面鏡３
５に向かって収束される。

ここで３６は、回転多面鏡を回転させる駆動モー夕であ
る。そして、回転多面鏡３５に達したレーザ光３２は偏
向され、入射光に対し、ある角度を保持し、それが出射
画角の中心として出射する。

そして収束レンズ系３７を通過し、記録媒体３８に到達
する。レーザ光が記録媒体上に走査されることにより、
記録媒体３８が感光し所定のパターンの画像記録（潜像
）が残る。

以上のようなレーザ走査系において、以下、従来の回転
多面鏡ユニットについて、同様に図面を参照しながら説
明する。

第４図は従来の回転多面鏡ユニットの平面断面図を示す
ものである。４１はモータの回転軸、４２は回転多面鏡
、４３はユニットを覆うフレーム、４４はガラスカバー
、４５は入射光、４６は画角の中心を通過する出射光１
．４７は必要最大画角の所を通過する出射光である。

以下その動作について説明する。

入射光４５はカバーガラス４４で屈折された後、回転多
面鏡４２に入射し、回転多面鏡４２により偏光された後
、同様にガラス４４面で屈折し、出射する。またフレー
ム４３とカバーガラス４４によりポリゴンユニットは密
封されており、騒音防止の効果を与えている。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記のような一枚のカバーガラス構成で
は、入射光４５と偏光画角の中心を通過する出射光はあ
る角度を持っているので、入射光あるいは偏光画角の中
心を通過する出射光が、カバーガラスに対して大きな角
度を持つことになる。

そのため、光線の透過率が低くなっている。また、偏光
画角の中心を通過する光線がカバーガラスに対し垂直に
出射しないと、画角が左右対称の位置を通過する光線は
、ガラスカバーに対して異なった角度を持つことになり
、左右画像のアンバランスを生じさせる。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために、本発明のポリゴンユニッ
トはフレームの側面に設けられ、入射光線が約９０°で
通過する第１の光透過カバーと、フレームの側面に設け
られ出射光線が通過する第２の光通過カバーを設け、第
２の光通過カバーは少なくとも偏光画角の中心を通る出
射光線が約９０°で通過する面を設けた。

作用 本発明は上記した構成によって、入射光の透過率を高（
することができる、また、画角に対し、左右対称の画像
を得ることが出来る。

実施例 以下本発明の実施例のポリゴンユニットについて図面を
参照しながら説明する。

第１図は本発明の実施例における平面断面図である。第
２図は第１図のＡ部詳細図である。第１図において、ｌ
はモータ回転軸、２は回転多面鏡、３はユニットを覆う
ているフレーム、４はカバーガラス１．５はカバーガラ
ス２．６は入射光、７は画角の中心を通過する出射光、
８は必要最大画角の所を通過する光線である。

以下その動作について説明する。

入射光６はカバーガラス（１）５に垂直に入射する事で
光線はガラス面で屈折せずに直進する。そして光線はモ
ータ回転軸１を中心として回転している回転多面鏡２で
偏光された後、カバーガラス（２）４に入射・する。画
角の中心を通る光線７は屈折せずに直進する。また、光
線７に対して左右対称な位置に入射した光線はカバーガ
ラスが無い場合に較べ同じだけ画角の内側を通るが、左
右の対称性は保たれる。

なお、出射光線にほぼ垂直になるようにカバーガラス２
に曲率を持たせたものはより良い出力画像を得ることが
できる。

また、実施例において、カバーガラスのかわりに、樹脂
カバーやその他、光を通過できる物を用いても同様の効
果を生ずる。

発明の効果 以上のように本発明は、入射光線に対し、光透過カバー
を垂直に設けることにより、光線の透過率を低下させな
い。

また偏光画角の中心を通る出射光線に対し、光透過カバ
ーを垂直に設けることにより左右画像の対称性を保つこ
とができる。またカバーガラス２に曲率を持たすことに
より、画像の均一性ならびに収差の少ない鮮明な画像を
得ることができる。

以上のカバーを用いポリゴンユニットを密封することに
より、回転多面鏡が回転することによって生じる風切音
を外に逃さない構造を得ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例におけるポリゴンユニットの正
面断面図、第２図は第１図のＡ部の詳細図、第３図はＬ
ＢＰにおけるレーザ走査系の要部のみの構成部材の配置
関係の説明図、第４図は従来のポリゴンユニットの正面
断面図である。 １・・・・・・モータ回転軸、２・・・・・・回転多面
鏡、３・・・・・・フレーム、４・・・・・・カバーガ
ラス１．５・・・・・・カバーガラス２゜ 代理人の氏名　弁理士　中尾敏男　はか１名３１−−−
千専庵Ｌ−ヂ ３２−−−Ｌ−ヂど−４ ３３−一抹ａＯいで ３４−−−１．、岸、しンズ“テ、 ３７−−ｑスｔレン１蓬（

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）入射光線を反射し、走査する回転多面鏡と上記回
   転多面鏡を回転させる回転手段と、上記回転多面鏡を覆
   うフレームと、上記フレームの側面に設けられ入射光線
   が約９０°で通過する第１の光透過カバーと、上記フレ
   ームの側面に設けられ出射光線が通過する第２の光通過
   カバーとを設け、上記第２の光通過カバーは少なくとも
   偏光画角の中心を通る出射光線が約９０°で通過する面
   を備えたことを特徴とするポリゴンユニット。
2. （２）第１の光透過カバーと第２の光透過カバーが一体
   となっていることを特徴とする特許請求の範囲第（１）
   項記載のポリゴンユニット。
3. （３）第２の光透過カバーが平面であることを特徴とす
   る特許請求の範囲第（１）項記載のポリゴンユニット。
4. （４）第２の光透過カバーが、すべての出射光線にほぼ
   垂直となるように、回転多面鏡の偏光点またはその近傍
   を中心とし、偏光された光線の走査平面上に曲率を持つ
   ことを特徴とする特許請求の範囲第（１）項記載のポリ
   ゴンユニット。