JPS62263314A - 新しい均一な重合体フイラメント - Google Patents

新しい均一な重合体フイラメント

Info

Publication number
JPS62263314A
JPS62263314A JP62107895A JP10789587A JPS62263314A JP S62263314 A JPS62263314 A JP S62263314A JP 62107895 A JP62107895 A JP 62107895A JP 10789587 A JP10789587 A JP 10789587A JP S62263314 A JPS62263314 A JP S62263314A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filament
spinning
venturi tube
speed
filaments
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP62107895A
Other languages
English (en)
Inventor
ベンジヤミン・チアトス・スジー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EIDP Inc
Original Assignee
EI Du Pont de Nemours and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Family has litigation
First worldwide family litigation filed litigation Critical https://patents.darts-ip.com/?family=25325624&utm_source=google_patent&utm_medium=platform_link&utm_campaign=public_patent_search&patent=JPS62263314(A) "Global patent litigation dataset” by Darts-ip is licensed under a Creative Commons Attribution 4.0 International License.
Application filed by EI Du Pont de Nemours and Co filed Critical EI Du Pont de Nemours and Co
Publication of JPS62263314A publication Critical patent/JPS62263314A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/88Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds
    • D01F6/92Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from mixtures of polycondensation products as major constituent with other polymers or low-molecular-weight compounds of polyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
    • D01F6/00Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof
    • D01F6/58Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products
    • D01F6/62Monocomponent artificial filaments or the like of synthetic polymers; Manufacture thereof from homopolycondensation products from polyesters
    • DTEXTILES; PAPER
    • D01NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
    • D01DMECHANICAL METHODS OR APPARATUS IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS
    • D01D5/00Formation of filaments, threads, or the like
    • D01D5/08Melt spinning methods
    • D01D5/098Melt spinning methods with simultaneous stretching

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Spinning Methods And Devices For Manufacturing Artificial Fibers (AREA)
  • Artificial Filaments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 隻哩烈1± 本発明は制御された高い引出し速度で溶融紡糸する改良
法によって製造された新規で均一な重合体フィラメント
に関する。
”tiへイに7ノニト、−嶌/1.す+!/壜!→!−
←−11Tマー::;::・1嘗1.ト5 km/m/
上の程度の高速における紡糸によって、直接に、すなわ
ち、延伸の必要なく、紡糸したままの条件で、製造する
ことができることは、古くから知られている。これは最
初にポリエステルに対しては米国特許第2,604,6
67号においてへベラ−により、またポリアミ上・に対
しては米国特許第2.957,747号中でポーリング
により開示されている。プロセスの経済性を向上さ仕る
ために、この10年間にわたって、可能な限り最高の紡
糸速度において、良好な性質を犠牲にすることなく、均
一な重合体フィラメンI・を溶融紡糸することに、増大
する興味か存在している。
フランクフォートらは、米国特許第4,134゜882
号及び4,195,051号中て゛、向上した染色性、
低い煮沸収縮及び良好な熱安定性を有する、5 km/
m/上の引き取り速度において直接に紡糸し且つ巻き取
ることによってy2造した、新規の均一なポリエステル
フィラメント及び連続フィラメント糸を開示している。
e)l jfさitた最高の引% R”Iq’JrW 
(*fi&丑Kt )唇R(1n n Vnm (7ツ
km1分)である。引き取り速度はく少なくとも部分的
に)フィラメントによって巻がれな第一の駆動ロール、
すなわち、送りロールの速度である。
たとえば、均一なフィラメント糸に対して適当であるよ
うな、均一な重合体フィラメントが望ましい場合には、
空気噴流放出器と対照的なものとして、一定の制御した
速度でフィラメン1−を引き取るために一定の制御した
速度で駆動するロール又は同等の積極手段を用いること
が肝要である。前者はたとえば不織製品のような、ある
種の用途に対しては中1−分ないが、多くの目的に対す
る連続フィラメント糸として使用するために十分に均一
であるフィラメントを与えることはできない。
タンジらの米国特許第4,415,726号は、いくつ
かの従来の文献をレビューし且つ常圧で染色することが
できるポリエステルフィラメント及び糸、及び少なくと
も5 km/分の高い紡糸(すなわち巻取り)速度で、
改善された紡糸安定性によって、かかるポリエステルを
製造するための方法を開示している。急冷と交叉流冷却
は避ける。押出たしフィラメントを少なくとも150℃
の加熱区域中に通じることが好ましい。重要な要素は、
フィラメントに対して真空すなわちアスピレータ−によ
る吸引を施すことである。これは紡糸速度の1710を
越える速度をフィラメンI・に与えることが好ましい。
加熱区域とアスピレータ−は、高速紡糸における高い紡
糸効率と安定性を達成する。タンジの特許の実施例9〜
14は、加熱区域とアスピレータ−の両者の使用を示し
ているのに対して、実施例1〜7は、加熱区域又はアス
ピレータ−なしの放射状の冷却を示している。これらの
実施例は、7及び8km/分及び実施例中で用いた最高
速度である9 km/分の各速度において、見たところ
相互に匹敵する性質を有するポリエステル糸を与える。
タンジの特許は12km/分に至るまでの速度の使用の
可能性を論じてはいない。
タンジは、その特許のポリエステル繊維が改良した染色
性を有している理由を記していないが、シミヅらは“ポ
リ(エチレンテレフタレー1− )の高速紡糸、構造の
発現及びその機構”と題する、1983年6月にトーン
バーンにおいて行なわれた第22回合成繊維シンポジウ
ムで発表した論文中で、複屈折と機械的性質の低下に結
び付く、表面〈外装)中の空隙による染色性の増大を預
推している。シミヅらは、他の専門家と同様に、5km
Z分の程度の高速でポリエステルフィラメントを紡糸す
るときには、ネッキング〈首状の変形)が生じることを
特記している。
一層高い速度で同様な又はより良い機械的性質を有する
フィラメント及び糸を溶融紡糸することは、たとえそれ
がタンジらが開示したような紡糸によって生じる空隙に
伴なう向上した染色性のものではなく、たとえば、通常
のポリエステルフィラメントに伴なう通常の染色性を有
するに過ぎないポリエステル製品を与えることを意味す
るにもせよ、経済的な見地から、きわめて望ましいこと
である。しかしながら、“紡糸速度の物理的限界゛と題
する、スl/バーワールド、1984年9月、8〜12
頁中のA、ジアビッキ教授による論有する繊維を与える
かどうか、また克服することができない紡糸速度に対す
る本質的な限界(経済的及び技術的観点にかかわる問題
は除いて、物理的及び物質的要因のみに注目して)が存
在するがどうかに疑問を呈している。ジアビッキ教授は
、それ以上では構造及び繊維の性質の一層の向上が期待
できないような速度が存在することを結論している。こ
れらの二つの文献において研究されたポリエステル繊維
の場合には、最高速度は、ジアビッキ教授による約5〜
7 km/分と思われる。これはタンジ及びジミヅによ
る9 km/分に至るまでの速度におけるタンジ及びシ
ミヅによって示された結果と一致する。
かくして、従来の文献において示され且つ予測されてい
る機械的な性質の低下を伴なうことなしに、従来よりも
高速における。′8融紡糸によって、重合体フィラメン
ト及び糸を取得するための改良方法を提供することは、
きわめて驚くべきことである。
るためにアスピレータ−を用いる、高い引き収り速度に
おける巻取りによって重合体フィラメントを製造するこ
とについてのタンジの開示と対照的に、加圧室中に押出
し且つ制御した速度でフィラメントを推進するために巻
取機又はその他の積極的に駆動するロールを使用するこ
となく、空気圧、たとえば空気ノズル又はアスピレータ
−を使用することによる重合体フィラメン1〜の製造に
ついてのいくつかの開示が9在する。それによって生し
るフィラメン)〜は、特に不織布において、多くの用途
を有しているか、巻取機又はその池の制御した積極的駆
動(1構を用いることなく、空気噴流のみを用いて糸を
進めることの結果としての開存の変動性(同じフィラメ
ント中及び異なるフィラメント間)のために、連続フィ
ラメント糸としての大部分の目的に対して必要な均一性
を有していない。実際に、生じるフィラメントは自然に
捲縮するほど不均質であることが多く、それは不織布と
して使用するためには有利であるかも知れないが、その
他の用途に対しては望ましくない。
免呼の」ソ集 本発明によれば、フィラメントの引き取りを助けるため
に同一方向に流れる気流を使用する、紡糸口金下の位置
におけるフィラメントのネッキングを包含している少な
くとも5km、’分の制御した高い引き取り速度で、紡
糸口金中の毛細管を通じて均一な重合体フィラメントを
溶融紡糸するための改良方法を提供するか、この改良は
約1 kg/cm2未満の制御した陽圧下に気流を紡糸
口金の直下に位置する加圧1:に保った囲んた区域中に
向けること及びフィラメントはそのネッキングの位置上
に位する狭窄部によって結合した収斂する入口と外側に
開いた出口を有するベンチュリ管を通って該区域の外へ
下方に進むことを特徴としている。
並流的な空気流を滑らかに促進し、それによってフィラ
メントに紡糸口金の面の近くで張力を加えるこのような
手段によって、このような高い引き取り速度で紡糸の連
続性を向上させることができる。ベンチュリ管中の加熱
空気又はその他のガスの速度はフィラメントの速度の約
1,5倍乃至約100倍とすることかでき、それによっ
て空気はフィラメントに対して引っばり作用を及ぼすと
共に、それを少なくとも100℃の温度に保つ。
ベンチュリ管を出るフィラメントの高い速度と高い温度
の結果として、池の場合にはこのような高い速度のフィ
ラメントにおいて一般的に生じるネッキングの程度か目
に見えて低下し、そのためにフィラメントは、より高度
に且つより均一に(非晶質部分と結晶性部分の間の差が
少ない)配向する。
その結果としてフィラメントは、特に引取り速度を7 
km/分以」二に増大させるときに、より高い強力を有
し且つより良い紡糸連続性が存在する。
熱い粘着性の重合体の多数の糸を収斂させ、しかも相互
に粘着したり又はベンチュリ管の壁に著るしく付着する
ことなく、十分な安定性をもって比較的細い狭窄部を有
するベンチ1り管を通過させることが可能であるという
ことは、予想外のことである。このような成功に対する
理由の一つは、ベンチュリ管上の区域における、きわめ
て低い加圧によるものと思われる。紡糸口金の直下の糸
の本質のために、ガイドを用いて粘着の問題を回避しよ
うとすることは実際的ではない。フィラメントが相互に
接触すると、従来から言われているように、それらは融
合するものと予想され、それらを分離することはきわめ
て困難て′ある。同様に、フィラメントが管に接触する
ごとに、それは重合体の付着物を残し、それかその後の
崖む着の傾向を一層増大させる。直径約1.cmの狭窄
部をもつベンチュリ管中を、310℃(重合体の融点よ
り約40°高い温度)において、具合よく紡糸すること
ができる。
吸引噴流は、ネックizロー(neck−draw)点
の下流で、すなわち、ベンチュリ管の下で使用して冷却
を助けると共に空気力学的な抗力を一層低下させ、それ
によ−)て、紡糸1畏力をさらに低下させ几つ紡糸の連
続性をB’j大さ仕ることか好ましい。
本発明のポリエステルフイラメンi・を第2図によって
さらに規定するが、この口1は切断端強力〈g/デニー
ル)とDSCSC吸温度(融点’C)の関係のグラフで
ある。本発明のポリエスデルフィラメントは、少なくと
もグラフ中の線BCによって確立されるものよりも大き
な切断端強力をもって、第2図中のAF3CDAが限る
区域内にあるが、これはTをDSC吸熱温度としtをg
/デニール単位での切断端強力とする場合に、t=79
.89−0.278Tの関係で表わすこともできる。
図示の具体例の詳!l!If葛妨用 図面を参照すると、例証のために選んだ具体例は、室1
2、すなわち、ハウジングの@壁11中に形成さぜる導
入管14を通じて加熱した不活性ガスを供給する側面的
に囲まれた区域を形成するハウジング10を包含する。
円形のjf413及び円形のじゃま板15がハウジング
10中に同心的に配置してあって、室12中に流入する
気体を均一に分布させる。紡糸パック16をハウジング
の中心に且つその直上に位置させる。紡糸口金(図中に
は示してない)を、パックに供給する溶融重合体から径
路中にフィラメン)−20を押出すために、紡糸パック
の底面に収り付ける。狭窄部28によってつなげた広が
った入口24と広がった出口26から成るベンチュリ管
22を、その入口においてハウジング10に結合する。
ベンチュリ管22の下流に配置した吸引噴流30の下方
に引き取りロール34が続いている。
操作においては、溶融した重合体を紡糸パック16中に
計り入れて、フィラメント20として押出す。ベンチュ
リ管22及び吸引噴流30を通じる気流によって助けら
れる引取りロール34によリフィラメン)・を紡糸口金
から引っばる。
引取り速度及び紡糸速度、並びに場合によっては巻取り
速度という用語は、フランクフォートら及びタンジが論
じている場合には、フィラメントを紡糸口金から引き取
る際にそれを積極的に押し進める第1の駆動ロールの線
状円周ロール速度を意味する。本発明においては、漏斗
、好まl、 (はベンチュリ管22を通じ且つアスピレ
ータ−30を通じる空気流は紡糸口金からフィラメント
20を引き離すことを助け、それによって、通常は多少
の気体力学的な抗力に抗してフィラメン)・を前進させ
且つ加速するようにして、第1の積極的に駆動するロー
ル32へのフィラメンI・の引き取りを助けるけれども
、このような空気流はフィラメントの引き取りに対して
寄与する唯一の力ではない。このことは前記のような紡
糸口金からフィラメントを引き収り且つ延伸するための
唯一の手段として空気流を使用する、すなわち、アスピ
レーター、空気ニジエフクーまたはその他の空気流装置
に加えて高速ロール又は巻取り機を使用していない、前
記のような従来の方法とは対照的である。
囲んだ区域12中の気体の温度は100〜250℃とす
ることができる。気体温度が低すぎるときは、それがフ
ィラメンI・を迅速に冷却しすぎる傾向があり、それに
よって繊維の断面にわたる比較的不均一な配向と低い強
度を与える。気体温度が高すぎると、紡糸性が低下する
。紡糸パック16の下面に位置する紡糸口金と漏斗すな
わちベンチュリ管22の狭窄部28ののどの間の好適間
隔は約6〜60インチ(15,2〜76.2cm)であ
る。この間隔か長過ぎろと、上部の加圧区域中のフィラ
メントの安定性に悪影を与える。のど、すなわち狭窄部
28の直径(又は断面区域の相当する幅)は約0.25
〜1インチ(0,6〜2.5cm)であることが好まし
いが、これはある程度、繊維束中のフィラメントの数に
依存する。長方形のみぞを用いる場合には、幅はさらに
小さく、たとえば0.1インチ程度の小さいものとする
ことができる。幅が小さ過ぎるときは、フィラメントは
ノズル中で相互に接触して融合するおそれがある。
狭窄部28の直径が大き過ぎるときは、相当して大址の
気流が、のど部に望ましい速度を保つために必要となり
、それがその区域において望ましくない乱流分生じさせ
、それによ−)でフィラメントの不安定性を生じさせる
ハウジング10の圧力は、ベンチュリ管中で望ましい流
速を保つために、十分な程度に高くなければならない。
通常は、寸法及び紡糸するフィラメントのデニール、粘
度及び速度に依存して、約0.05psig(0,00
3kg/cm2)乃至l psig (0,07kg/
c+n2)である。前記のよつに作かな加圧か重要であ
る。
狭窄部28の下部は外側に広がった出口26であり、こ
れは紡糸速度に依存して、約1〜30インチの長さであ
ることが好ましい。この長さが短か過ぎるときは、並流
する空気がフィラメントに対して有効であるには小さす
ぎる抗力を及ぼすのみとなる。この長さが長過ぎるとき
は、それがネック−ドロ一点を囲むあそれがあり、それ
は連続性に対する悪影響を伴って、十分に早期な冷却が
得られなくなれことを意味する。外側に広がった出口2
6の好適な幾何的形態は、借かな角度、たとえば、1°
〜2°で約10°以下の角度で放散しており、それによ
って外に広が−)た入口24、狭窄部28及び外に広が
った出口26が共同してベンチュリ管を形成する。これ
は高速の空気を減速して、著しい渦巻、すなわら、過度
の乱流を生じることなく、この区域からの出口において
常圧に達することを可能とする。放散の少ない管、たと
えば、一定直径の管もまた、速度によっては有効である
けれども、同じ気流を取得するために、より高い供給圧
力が必要となる。より大きい放散は過度の乱流と流れの
分離をもたらす。
ベンチュリ管22から出ると、糸はネック−ドロ一点に
達するまで急速に冷却する。紡糸口金の而から種々の距
離における糸の速度を、レーザードツプラー速度計によ
って測定した。ネック−ドロ一点におけるきわめて急激
且つ突然の変化が認められたか、これはフィラメントの
安定性の増大を伴って、糸の張力の急増を伴うものと思
われる。
ネック−ドロ一点の位置は紡糸速度に従って変化し、他
の条件が同様であれば紡糸速度が大であるほどネック−
ドロ一点が紡糸口金に近くなる。それは、スループット
、紡糸温度、フィラメント当りのデニール及びハウシン
グ10中の気体の温度によって、並びにベンチュリ管の
形態によっても影響を受ける。ベンチュリ管がないとき
は、9kmZ分において、2 、5 dpfのポリエス
テル糸に対して、紡糸口余丁約1フインチにすぎないネ
ック−ドロ一点、及び僅か4,5のネック−ドロー比が
認められた。しかしながら、好適であるベンチュリ管が
存在するときは、紡糸口金下30インチのネック−ドロ
一点と借か4,5のネック−ドロー比が認められた。
本発明を何らの理論にも限定するつもりはないけれども
、低いネック−ドロー比は、少なくとも部分的に強度と
連続性の改良に対して寄与するものと思われる。ネック
−ドローを横切って配向が生じるときは、この発現に対
して与えらtしる時間は、僅かマイクロ秒の程度であっ
て、きわめて短かい。このような短かい時間内では、長
鎖の分子に対しては、溶融物中に存在するものと思われ
る多くのからみ合いを通り抜けることは困難である。
かくして、低い配向の非晶質鎖の多くの分域が、ネック
−ドロー後の系中に持ち込まれる可能性がある。ネック
−ドロー比が高いほど、これらの分域がより大きくなり
且つ非晶質平均配向がより小さくなる。ベンチュリ管の
使用は一定紡糸速度におけるネック−ドロー比を著しく
低下さするから、平均非晶質配向、従って糸の強度と密
度が増大する。非晶質配向は、フィラメントの全複屈折
から広角X線回折による結晶性寄与を差引くことによっ
て、計算することができる。フィラメントの結晶度はフ
ィラメントの密度によって測定される。これらの計算は
、ベンチュリ管を用いるフィラメント紡糸の非晶質配向
はベンチコリ管を用いないときの同一速度におけるフィ
ラメント紡糸の場合よりらかなり高いことを示す。
ベンチュリ管から出るフィラメントは、好ましくはベン
チュリ管22の下流の適当な距離に置いた吸引噴流30
に入る前の短い距離で、大気中で冷却される。一般にネ
・ツク−トロ−は、ベンチュリ管と吸引噴流30の間の
この区域中で生じる。
吸引噴流によってフィラメン)・と共に吸引される空気
の兄はベンチュリ管から流出する空気の址よりも実質的
に大とすることができるから吸引噴流をベンチュリ管か
ら分離することが望ましく、それが乱流と糸の不安定性
をみちひくものと思われる流速の大きな不釣身を回避す
る。吸引噴流の機能はフィラメントを急速に冷却させて
その強度を増大させると共に空気力学的な抗力による紡
糸張力の増大を低下させることにある。
通常のよう1こ、仕上剤(帯電防止剤、潤滑剤)を塗布
器32によってフィラメントに付与する。
これは吸引噴流30の下流であるが、通常は引取りロー
ル34の前方でなければをらない。連続フィラメント糸
を製造することを目的とする場合には、フィラメントの
密着を提供するために、より合わせ噴流33を用いるこ
とができる。これは仕上剤塗布器の下流に位置させる。
本発明は染色性、強度及び熱安定性の新しい組合わせを
有するポリエステルm維の製造を可能ならしめる。通常
の繊成及び編成条件下に加工することができ且つ常圧下
に染色することができるような、これらの新規ポリエス
テル繊維を製造するためには、少なくとも約7 、00
0m/分の紡糸速度を用いることが好ましい。
本発明を以下の実施例においてさらに例証する。
え1鮭 1:2容量比のフェノールとテトラクロロエタンの混合
溶液中で測定するときに0.63の固有粘度を有するポ
リエチレンテレフタレートを、直径’5cmの円の円周
上に等間隔に配置した直径0125+nmの17の細孔
をイ1する紡糸口金から、310°(:の紡糸温度にお
いて押出1−な。押出したフィラメントを紡糸口金の面
の立子に設(すなLL、5cmの内径と13cI11の
長さを有する加熱筒中に通じた。加熱箇を180℃の温
度に保ち、同じ温度の空気を筒の内面の金網を通じて4
.5sctmの速度で供給した。円筒を紡糸口金から3
0cmの管の末端に位置させた9、5mm(0,375
” )の挟窄部直径をもつ収斂する管に接続させた。狭
窄部の先に2°の放散角度をもつ長さ17c+aの放散
する管(ベンチュリ管を形成する)が存在した。加熱し
た円筒は円筒中に供給する空気が収斂管及びベンチュリ
管の狭窄部中にのみ逸出することができるように紡糸ブ
ロックの底に対して密封した。紡糸口金下の室中に約0
 、15 psi (0,01kg/cm2)のプラス
の圧力を保持した。ベンチュリ管を出たのち、フィラメ
ントは約30〜80cI11にわたって空気中を移動し
たのち、3psigの空気圧で供給する吸入噴流に入っ
た。紡糸口金毛管を通じる重合体供給物を調節すること
により7.000m/分〜12.000m/分の速度で
デニールを保った。繊維の性質を下表に示す。
表 7.000     264      6.88.0
00     268      6/49.000 
    268      6.010.000   
  269      5.711.000     
271      5.412.000     27
3      5.2切断時強カー切断時強力は、AS
”l”MD2256に従って、10インチ(25,4c m)のゲージ長さの試料を使用し、6 5%の相対湿度と70下の温度に おいて、60%/分の伸張速度で、 デニール当たりのダラム単位で測定 しな。
煮沸収縮(BO3)−米国特許第4,156,071号
、縦欄6、第51行中 に記すようにして測定した。
DSC吸熱−吸熱(融点)は、20℃/分の加熱速度で
操作するデュポン1090型 示差走査熱量計を用い、示差走査熱 量計曲線の屈折点によって決定した。
300℃に加熱し且つく150℃まで 冷却したのち、重合体を20℃/分で 再加熱した。再加熱サイクルにおけ る重合体の吸熱は253℃であった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施において用いる装置の部分的に断
面としての概念的立面図である。 第2図は本発明のポリエステルフィラメントに対する切
断時強力とDSC吸熱温度の関係を示す図である。 特許出願人 イー・アイ・デュポン・デ・ニモアス・ア
ンド・カンパニー 代 理 人 弁理士 小田島 平 吉 ・′。 外1名

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、約264乃至約273℃の範囲のDSC吸熱温度を
    有し且つTをDSC吸熱温度℃とし、tをデニール当り
    のグラム単位における切断時強力として式t=79.8
    9−0.278Tによって表わす値よりも大きな切断時
    強力を有することを特徴とする連続フィラメントポリエ
    ステルヤーン。 2、本明細書の第2図中のABCDAが限る区域内に入
    る切断時強力を有する、少なくとも7km/分の紡糸速
    度で紡糸した連続フィラメントポリエステルヤーン。
JP62107895A 1986-04-30 1987-04-30 新しい均一な重合体フイラメント Pending JPS62263314A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US06/857,278 US4691003A (en) 1986-04-30 1986-04-30 Uniform polymeric filaments
US857278 1986-04-30

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62263314A true JPS62263314A (ja) 1987-11-16

Family

ID=25325624

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62107895A Pending JPS62263314A (ja) 1986-04-30 1987-04-30 新しい均一な重合体フイラメント

Country Status (12)

Country Link
US (1) US4691003A (ja)
EP (1) EP0245011B1 (ja)
JP (1) JPS62263314A (ja)
KR (1) KR940008075B1 (ja)
CN (1) CN1018462B (ja)
AU (1) AU586776B2 (ja)
BR (1) BR8702027A (ja)
CA (1) CA1290119C (ja)
DE (1) DE3766535D1 (ja)
ES (1) ES2018545B3 (ja)
IN (1) IN165888B (ja)
TR (1) TR23200A (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3941824A1 (de) * 1989-12-19 1991-06-27 Corovin Gmbh Verfahren und spinnvorrichtung zur herstellung von mikrofilamenten
GB9011464D0 (en) * 1990-05-22 1990-07-11 Ici Plc High speed spinning process
US6090485A (en) * 1996-10-16 2000-07-18 E. I. Du Pont De Nemours And Company Continuous filament yarns
US5824248A (en) * 1996-10-16 1998-10-20 E. I. Du Pont De Nemours And Company Spinning polymeric filaments
US6444151B1 (en) * 1999-04-15 2002-09-03 E. I. Du Pont De Nemours And Company Apparatus and process for spinning polymeric filaments
US6692687B2 (en) 2000-01-20 2004-02-17 E. I. Du Pont De Nemours And Company Method for high-speed spinning of bicomponent fibers
EP1248870B1 (en) * 2000-01-20 2011-08-24 INVISTA Technologies S.à.r.l. Method for high-speed spinning of bicomponent fibers
EP1518948B1 (en) 2000-05-25 2013-10-02 Advansa BV Multilobal polymer filaments and articles produced therefrom
US6673442B2 (en) 2000-05-25 2004-01-06 E.I. Du Pont De Nemours And Company Multilobal polymer filaments and articles produced therefrom
CA2411874A1 (en) * 2000-07-10 2002-01-17 E.I. Du Pont De Nemours And Company Method of producing polymeric filaments
US6899836B2 (en) * 2002-05-24 2005-05-31 Invista North America S.A R.L. Process of making polyamide filaments
RU2507325C2 (ru) * 2009-03-25 2014-02-20 Торэй Индастриз, Инк. Способ получения нетканого материала из волокна
CN103935838A (zh) * 2014-03-27 2014-07-23 吴江明佳织造有限公司 文丘里管并纱器
KR101647083B1 (ko) * 2014-12-31 2016-08-23 주식회사 삼양사 폴리에틸렌 섬유, 그의 제조방법 및 그의 제조장치
CN110565185B (zh) * 2019-09-19 2020-09-11 浙江裕源纺织有限公司 一种喷丝顺流且丝热匀的聚酯纤维纺丝设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966508A (ja) * 1982-10-01 1984-04-16 Toyobo Co Ltd 溶融紡糸方法
JPS6047928A (ja) * 1983-08-26 1985-03-15 Fujitsu Ltd 赤外線検知装置
JPS60259620A (ja) * 1984-06-06 1985-12-21 Toyobo Co Ltd 耐熱性高モジユラス低収縮ポリエステル繊維およびその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2604667A (en) * 1950-08-23 1952-07-29 Du Pont Yarn process
US4195051A (en) * 1976-06-11 1980-03-25 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for preparing new polyester filaments
US4134882A (en) * 1976-06-11 1979-01-16 E. I. Du Pont De Nemours And Company Poly(ethylene terephthalate)filaments
GB2002680B (en) * 1977-08-19 1982-01-13 Ici Ltd Process for the manufacture of polyester yarns
ZA784658B (en) * 1977-08-19 1979-08-29 Ici Ltd Process for the manufacture of polyester yarns
DE3263054D1 (en) * 1981-01-19 1985-05-23 Asahi Chemical Ind Polyester fiber dyeable under normal pressure and process for the production thereof
JPS57154410A (en) * 1981-03-13 1982-09-24 Toray Ind Inc Polyethylene terephthalate fiber and its production
US4426516A (en) * 1981-03-31 1984-01-17 Asahi Kasei Kogyo Kabushiki Kaisha Polyester fiber dyeable under normal pressure
US4425293A (en) * 1982-03-18 1984-01-10 E. I. Du Pont De Nemours And Company Preparation of amorphous ultra-high-speed-spun polyethylene terephthalate yarn for texturing
DE3503818C1 (de) * 1985-02-05 1986-04-30 Reifenhäuser GmbH & Co Maschinenfabrik, 5210 Troisdorf Vorrichtung zum Verstrecken von Monofilfadenbuendeln

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5966508A (ja) * 1982-10-01 1984-04-16 Toyobo Co Ltd 溶融紡糸方法
JPS6047928A (ja) * 1983-08-26 1985-03-15 Fujitsu Ltd 赤外線検知装置
JPS60259620A (ja) * 1984-06-06 1985-12-21 Toyobo Co Ltd 耐熱性高モジユラス低収縮ポリエステル繊維およびその製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP0245011B1 (en) 1990-12-05
AU586776B2 (en) 1989-07-20
IN165888B (ja) 1990-02-03
CA1290119C (en) 1991-10-08
TR23200A (tr) 1989-06-14
AU7212987A (en) 1987-11-05
ES2018545B3 (es) 1991-04-16
DE3766535D1 (de) 1991-01-17
CN1018462B (zh) 1992-09-30
CN87103156A (zh) 1987-11-11
KR870010229A (ko) 1987-11-30
EP0245011A2 (en) 1987-11-11
KR940008075B1 (ko) 1994-09-01
US4691003A (en) 1987-09-01
BR8702027A (pt) 1988-02-09
EP0245011A3 (en) 1988-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS62263314A (ja) 新しい均一な重合体フイラメント
EP0244217B1 (en) Process and apparatus
US4687610A (en) Low crystallinity polyester yarn produced at ultra high spinning speeds
US2957747A (en) Process for producing crimpable polyamide filaments
KR100643014B1 (ko) 다섬조사의 용융방사 방법 및 장치
TW591135B (en) Spinning device and method with cool air quenching
HU214358B (hu) Eljárás cellulózalapú formatestek előállítására
HU214308B (hu) Eljárás és berendezés cellulóz szálak előállítására
US6478996B1 (en) Method and apparatus for producing a highly oriented yarn
JP3394523B2 (ja) 重合体フィラメントを紡糸する方法
JP4101869B2 (ja) フィラメントの溶融紡糸方法
US4202855A (en) Method of producing continuous multifilament yarns
TW490512B (en) Melt-spinning process of spinning continuous polymeric filaments
JP2000503076A (ja) 溶融紡糸されたモノフイラメントを製造する方法及び装置
US6824717B2 (en) Method for melt spinning filament yarns
IE61581B1 (en) Method of producing polypropylene yarns and apparatus for carrying out the method
CN110079903B (zh) 电纺尼龙纳米纤维连续长线高支纱的制备方法和应用
JP3173911B2 (ja) 長繊維不織布の製造方法
US3188714A (en) Process of producing self-crimping fibers
US6132670A (en) Melt spinning process and apparatus
JP4062015B2 (ja) 糸条の捲縮加工ノズルおよび糸条の捲縮加工方法
JPS6024843B2 (ja) 合成繊維の直接紡糸延伸法
JPH04136211A (ja) 熱可塑性重合体繊維の製造方法
MXPA00008285A (en) Process and apparatus for the spinning of a multifilament yarn
JPS63235522A (ja) ポリ−パラフエニレンテレフタルアミド系繊維の製造法