JPS62263268A - 陰極析出型電着塗料組成物 - Google Patents

陰極析出型電着塗料組成物

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JPS62263268A
JPS62263268A JP10637586A JP10637586A JPS62263268A JP S62263268 A JPS62263268 A JP S62263268A JP 10637586 A JP10637586 A JP 10637586A JP 10637586 A JP10637586 A JP 10637586A JP S62263268 A JPS62263268 A JP S62263268A
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JP
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unsaturated carboxylic
reaction product
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JP10637586A
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Norihide Fujiki
法秀 藤基
Akitoshi Shirasaka
白坂 彰敏
Kiyoshi Taki
滝 清
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Shinto Paint Co Ltd
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Shinto Paint Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は陰極析出型電着塗料組成物に関するものである
。更に詳しくは、本発明は、低温硬化性で、塗面の平滑
性、物理性および耐候性などに優れた陰極析出型電着塗
料組成物に間するものである。
[従来の技術および発明が解決しようとする問題点]あ
る種の塩基性基を有する樹脂は、水中で陽イオン樹脂を
生じ、これを用いて電着塗装を行なうときは、樹脂が陰
極に析出する。この種の陰極析出型塗料は、酸基を有す
る樹脂を塩基で中和し、水溶性とした従来の陽極析出型
電着塗料の木質的な欠点、即ち、塗料浴への被塗物金属
の溶出およびそれに起因する各種の問題点を解消するこ
とができる。
かかる陰極析出型塗料については、既に多くの研究が知
られており、炭素−炭素二重結合を有する低重合度合成
重合体1例えば、液体ポリブタジェンのような不飽和基
含有高分子量化合物に7ミノ基を導入し酸で中和するこ
とにより、優れた被膜特性を与える陰極析出型電着塗料
用樹脂が得られることも知られている(特開昭51−1
1!1727号。
特開昭52−1471338号、特開昭53−1604
8号)。
上記の樹脂を塗膜成分とする陰極析出型電着塗料組生物
は、主として樹脂が含有する不飽和基の酸化重合により
硬化し、性能の浸れた塗膜を与えるが、実用的な硬化時
間で硬化させるためには。
比較的高い焼付温度を必要とする。また、水溶性マンガ
ン塩などの金属ドライヤーを添加することにより、比較
的低い焼付温度で塗膜を硬化できることも知られている
 (特開昭53−142444号)。
この場合、多量のドライヤーを必要とし、つきまわり性
などの電着塗装性能を悪化させたり、塗面が荒れやすい
などの問題を生じる。また、反応性の高いアクリル(メ
タクリル)性二重結合を樹脂に導入し、比較的低い焼付
温度で硬化させる方法も知られている(特開昭56−1
51777号)。
上記方法で焼付温度を下げるという目的はある程度達せ
られたが、近年省力化の観点から、電着塗膜の水研ぎを
省き上塗りを施すために電着塗膜の平滑性を向上するこ
と、および塗膜の衝撃強度を向上することが望まれてい
る。
本発明者らは種々研究した結果、ビスフェノールA型エ
ポキシ樹脂、またはノボラック型エポキシ樹脂の代りに
、本発明の(B)成分であるレゾルシンタイプのニポキ
シ樹脂を用いることによって、低温硬化性を損なわずに
、電着焼付塗膜の平滑性と物理性が改良できることを見
出し本発明に到達した。
従って、本発明の目的は、低温硬化性で、塗面の平滑性
と物理性と耐触性の優れた陰極析出型電着塗料を提供す
ることにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち1本発明は、 (A)500〜5,000の分子量で50〜500のヨ
ウ素価の炭素−炭素二重結合および2〜12重量%のオ
キシラン酸素を有する高分子化合物100g島り、一般
式 (式中、R【およびR2はその一部がヒドロキシル基で
置換されていてもよい炭素数1〜20の炭化水素を表わ
し、ただしR1とR2は環構造をとることができ、環構
造中には不飽和基を含むことができる)で表わされるア
ミン化合物を30〜300ミリモル、および 一般式 (式中R3およびR4は水素原子またはメチル基を表わ
す) で表わされるα、β不飽和カルボン酸O〜200ミリモ
ルの反応生成物100重量部、および(B)一般式 (式中R5および〜は水素原子またはメチル基、nは1
ないし10.好ましくは工ないし5の整数を表わす) で示されるジグリシジル化合物と該ジグリシジル化合物
1分子当り、一般式 (式中R3および糧は水素原子またはメチル基を表わす
) で表わされるα、β不飽和カルボン酸1.9〜2.1モ
ルの反応生成物10〜tsoz1部を必須成分として含
有する陰極析出型電着塗料組成物に係るものである。
本発明の(A)成分の出発原料である500〜5、00
0の分子量で50〜500のヨウ素価の炭素−炭素二重
結合を有する高分子化合物は、従来公知の方法で製造さ
れる。
すなわち、アルカリ金属または有機アルカリ金属化合物
を触媒として、炭素数4〜10の共役ジオレフィン単独
、あるいはこれらのジオレフィン同士、あるいは共役ジ
オレフィンおよびそれに対して50モル%以下の量の芳
香族ビニルモノマー、例えば、スチレン、α−メチルス
チレン、ビニルトルエンまたはジビニルベンゼンを、0
〜100℃の温度でアニオン重合または共重合させる方
法が代表的な製造方法である。
この場合、分子量を制御し、ゲル分などの少ない、淡色
の低重合体を得るためには、ベンジルナトリウムのよう
な有機アルカリ金属化合物を触媒とし、アルキルアリー
ル基を有す、5化合物1例えば、トルエンを連鎖移動剤
とする連鎖移動重合法(米国特許第3,789,090
号)、あるいはテトラヒドロフラン溶媒中でナフタリン
のような多環芳香族化合物を活性剤とし、ナトリウムの
ようなアルカリ金属を触媒とするリビング重合法(特公
昭42−17485号、同43−27432号)、ある
いはトルエン、キシレンのような芳香族炭化水素を溶媒
とし。
ナトリウムのようなアルカリ金属の分散体を触媒とし、
ジオキサンのようなエーテル類を添加して分子量を制御
する重合法(特公昭32−7448号。
同38− R45号、同34−10188号)などが好
適な製造方法である。また、■族金属、例えば、コバル
トまたはニッケルの7セチルアセトナ一ト化合物および
アルキルアルミニウムハロゲニドを触媒とする配位アニ
オン重合によって製造される(特公昭45−50?号、
同4fl−30300号)低重合体も用いることができ
る。
本発明の(A)成分は、前記不飽和化合物を過酸化水素
、過酸等の過酸化物を用いて、公知の方法でニポキシ化
し、オキシラン酸素基を酸素として2〜12重量%導入
することにより、ニボキシ化高分子化合物とした後、一
般式 (式中R1およびR2は前記と同じ) で表わされるアミン化合物を、溶媒の存在下あるいは不
存在下で、50〜200℃の温度で反応させた後、一般
式 (式中R3およびR4は前記と同じ) で示されるα、β不飽和カルボン酸を、100〜200
℃で反応させることによって製造される。
また、反応に用いられるアミンの例としては、ジメチル
アミン、ジエチルアミンなどの脂肪族アミン類、メチル
エタノールアミン、ジニタノールアミンなどのフルカノ
ールアミン類1モルホリン、ピペリジンなどの環状アミ
ン類などを挙げることができる。
付加させるアミンの量は、ニポキシ化高分子化合物10
0g当り30〜300ミリモル、好ましくは50〜20
0ミリモルである。
α、β不飽和カルボン酸の例としては、アクリル酸、メ
タクリル酸およびクロトン酸を挙げることができる。
付加させるα、β不飽和カルボン酸の量がニポキシ化高
分子化合物100g当りカルボン酸量として50〜15
0ミリモルになるように用いることが好ましい。
本発明の(B)成分は、一般式 (式中、R5および〜は水素原子またはメチル基、nは
工ないし10の整数を表わす) で示されるジグリシジル化合物を原料に用いる。
このジグリシジル化合物は一般式 (式中R5、−は前記と同じ) で示される低分子量ジグリシジル化合物とレゾルシンを
100〜250℃で反応させることによって得られる。
上記ジグリシジル化合物に温度O〜200℃、好ましく
は50−150℃で、一般式 (式中、R3およびR4は水素原子またはメチル基を表
わす) で示されるα、β不飽和モノカルボン酸、例えば、アク
リル酸、メタクリル酸、クロトン酸などを、ジグリシジ
ル化合物1モルに対して、実質的に2モル(すなわち、
1.9〜2.1モル)反応させることによって成分(B
)は製造できる。
反応を行なうに当っては、副反応を防止するために、ハ
イドロキノン、メト革ノン、N−フェニル−N−イソプ
ロピル−p−フェニレンジアミン、p−ベンゾキノンな
どのラジカル重合禁止剤を0.01〜1.0%添加し、
第三級アミン類や第四級アンモニウム塩類などの適当な
触媒を用いることが好ましい、また、溶媒の存在下およ
び不存在下で反応を行なうことができるが、溶媒を使用
する場合には、反応に対して不活性であり、かつ電着塗
料に使用できる溶媒、例えば、エチルセロソルブ、ブチ
ルセロソルブ、酢酸エチルセロソルブ、MI BKなど
を適量使用し1反応後除去することなく、そのまま(A
)成分と混合して電!塗料に利用することが実用上有利
である。
本発明において上記ジグリシジル化合物のニボ多量に残
存するならば、この基は、後に酸を加えて水溶化する際
に樹脂(A)の有する塩基性基と不都合な反応をし、ゲ
ル化を起こす結果、粘度が高くなり過ぎて水溶化に支障
をきたす4例えば、水溶化ができた場合でも水溶液が経
時変化を起こし、一定の電着特性、あるいは電M塗膜が
得られないなどの欠点を生じる。
成分(B)の含有量は、樹脂(A)の100重量部に対
し、10〜150重量部、好ましくは30〜Zoo重量
部の範囲である。
成分(E)の含有量がこれより少ないと、塗面の平滑性
と物理性と耐食性の改善が十分でなく、これより多いと
、水分散性を悪化させる。
本発明において成分(A)および成分(B)からなる組
成物を水溶化または水分散化するためには、成分(A)
および成分(B)をあらかじめ混合した後、成分(A)
の7ミノ基に対して0.1〜2、 O1好ましくは0.
2〜1.0モル当量のd!!酸、酢酸、プロピオン酸、
乳酸などの水溶性の有ja酸で中和し、水溶化すること
が好ましい。
本発明の組成物(A)および(B)を水に溶解または分
散させるに当り、溶解または分散を容易にし、水溶液の
安定性を向上させ、樹脂の流動性を改善し、塗膜の平滑
性を改善するなどの目的で、水溶性であり、しかも各樹
脂組成物を溶解し得るエチルセロソルブ、プロピルセロ
ソルブ、ブチルセロソルブ、エチレングリコールジメチ
ルエーテル、ジエチレングリニールジメチルエーテル、
ジアセトンアルコール、4−メトキシ−4−メチルペン
タノン−2、メチルニチルケトンなどの有機溶剤を、各
樹脂組成物100重量部当り10〜100重量部使用す
ることが好ましい。
本発明においては、前記必須成分の他に、マンガンおよ
びコバルトから選ばれる金属の有機酸の水溶性塩を配合
することができる。有4!1酸の水溶性金属塩の例とし
ては、酢酸マンガン、乳酸マンガン、酢酸コバルト、乳
酸コバルトなどが挙げられる。その添加量が金属量とし
て0.005重量部より少ないと、硬化性を促進する効
果が小さく、また1、0重量部より多過ぎると硬化性は
良いが、耐水性、耐食性などを低下させるので好ましく
ない、好ましい範囲は、金属量として0.01〜0.5
重量部である。
これらは水溶性であるので、成分(A)および成分(B
)の混合物を水溶化するのに用いる水にあらかじめ溶解
して添加するか、あるいは成分(A)および成分(B)
の混合物の水分散液に後から添加するなどの方法で添加
することができる。
本発明の陰極析出型電着塗料組成物にはさらに適当な顔
料を配合することができる0例えば、酸化鉄、酸化鉛、
ストロンチウムクロメート、カーボンブラック、二酸化
チタン、タルク、珪酸アルミニウム、硫酸バリウムの如
き顔料の一種または数種を配合することができる。
これらの顔料は、そのまま本発明の組成物に添加できる
が、あらかじめ成分(A)を中和し、水に分散させまた
は水溶液化したものの一部分に多量の顔料を加えて混合
し、ペースト状のマスターバッチとしたものを得て、こ
のペースト状の顔料を組成物に添加することかでさる。
[実施例] 次に実施例および比較例により本発明を更に具体的に説
明する。なお実施例および比較例の塗膜の物性テストは
JIS−に−5400に準じて行なった。
製造例1〔成分(A)の製造〕 5石ポリブタジェンB−2000(数平均分子量2.0
00.1.2結合65%)を過酢酸を用いてエポキシ化
し、オキシラン酸素含有量6.4%のエポキシ化ポリブ
タジェン(El)を製造した。
このエポキシ化ポリブタジェン(El)2. OOOg
およびエチルセロソルブ711.7gを2文オートクレ
ーブに仕込んだ後、ジメチルアミン140.0gを加え
、L 50 ’cで5時間反応させた後、未反応アミン
を留去し、ポリブタジェンのアミン付加物の溶液(EA
)を製造した0次に、上記溶液(EA)1.423.5
g、アクリル酸79.3g、ハイドロキノン7.6gお
よびエチルセロソルブ26.4gの混合物を添加し、さ
らに120℃で3時間45分反応させて本発明の成分(
A)の樹脂溶液(A1)を製造した。このもののアミン
価は98.1ミリモル/100g、酸価は5.3ミリモ
ル/100g、また固形分濃度は75.0重量%であっ
た。
製造例2〔成分(A)の製造〕 日石ポリプタジニンB−1800(lfi平均分子量1
800.1.2結合64%)を過酢酸を用いてエポキシ
化し、オキシラン酸素含有量6.5%のエポキシ化ポリ
ブタジェン(E2)を製造した。
このエポキシ化ポリブタジェン(E2)1. OOOg
およびエチルセロソルブ377gおよびメチルニタノー
ルアミン131.ofを、32セパラブルフラスコに仕
込み、170℃で6時間反応させた。
反応後、120℃まで冷却し、アクリル酸81.4g、
ハイドロキノン8.8gおよびエチルセロソルブ27.
1gの混合物を加え、120℃で4時間反応させて本発
明の成分(A)の樹脂溶液(A、)を製造した。
このもののアミン価は108.1ミリモル/100g、
i価は9.9ミリモル/ 100 g、そして固形分濃
度t±75重量%であった。
製造例3〔成分(B)の製造〕 ビスフェノールAジグリシジルエーテル(商品名二二ビ
コート828、油化シェルエポキシ■製。
エポキシ当量187)871.8g、レゾルシン128
.1g、およびN、N−ジメチルベンジルアミン0.5
gを、190℃で1時間反応させ、エポキシ当量445
のレゾルシン型エポキシ樹脂を製造した後、エチルセロ
ソルブ387.8gに溶解し、アクリル酸L63.3g
、ハイドロキノンLO,OgおよびN 、 N−ジメチ
ルアミノエタノール5.0gを添加し、120’0に加
熱して3時間反応させ。
本発明の成分(B)の樹脂溶液(B1)を合成した。
製造例4〔成分(B)の製造〕 ビスフェノールAジグリシジルエーテル(商品名:エビ
コート828、油化シェルエポキシ麹製、エポキシ当量
187) 1,496m、レゾルシン330gおよびN
 、 N−ジメチルベンジルアミン2.0gを185℃
で1時間反応させ、エポキシ当量930のレゾルシン型
エポキシ樹脂を製造した後、エチルセロソルブ640g
に溶解し、アクリル酸144g、ハイドロキノン10.
0gおよびN、N−ジメチルアミノエタノール5.0g
を添加し、120℃に加熱して3時間反応させ、本発明
の成分(B)の樹脂溶液(B2)を合成した。
製造例5〔比較のための(B)成分対応樹脂溶液の製造
〕 ビスフェノールAとエピクロルヒドリンをアルカリ触媒
の存在下で反応させて得た下記化合物として、エポキシ
当量450を持つビスフェノールタイプエポキシ樹脂(
商品名:エビコート1001、油化シ!kxポキシ■製
)1,000gをエチルセロソルブ373.3gに溶解
し、アクリル酸168g、ハイドロキノン10.0gお
よびN、N−ジメチルアミノエタノール6.0gを添加
し、120°Cで311%間反応させ、比較例に用いら
れる樹脂溶液(B−3)を合成した。
製造例6〔比較のための(E)成分 対応樹脂溶液の製造〕 ビスフェノールAとエピクロルヒドリンをアルカリ触媒
の存在下で反応させて得た下記化合物として、エポキシ
当量950を持つビスフェノールタイプエポキシ樹脂(
商品名:エピニート1004、油化シェルエポキシ株製
)1.000gをエチルセロソルブ344.2gに溶解
し、アクリル酸77.5 g、ハイドロキノンio、o
gt−JJ”びN、N−ジメチルアミノエタノールを5
.0g添加し、120°Cに加熱して3時間反応させ、
比較例に用いられる樹脂溶液(B−4)を合成した。
製造例7〔顔料ペーストの製造〕 製造例1で製造したポリブタジェンのアミン付加物の溶
液(EA)l、 000 gに酪酸31.6gを加え中
和した後、脱イオン水を加え25重量%の水溶液を調製
した。
この25重量%の水溶液400g、カーボンブラックL
og、塩基性珪酸鉛30g、チタニア110g、珪酸ア
ルミニウム100gおよびガラスピーズ500gを、I
JILステンレスビー刀−に入れ、高速回転ミキサーで
2時間激しくかきまぜた後ガラスピーズをシ濾過し、固
形分濁度が53.8重量%の顔料ペースト(PP)を調
製した。
実施例1 製造例1で製造した(A1)400 g、製造例3で製
造した(B1)400 gを、60℃で1時間混合し均
一にした後、■温に冷却し、酢酸10.6gを加え中和
した後、激しくかきまぜながら、脱イオン水を加え25
重量%の水溶液を調製した。
次にこの水溶液2,400gに製造例7で製造した顔料
ペース) (PP)433 gおよび酢酸マンガンを1
.Og含む脱イオン水1,334gを加え、十分に混合
し、固形分濃度が20重量%のt着塗料液を調製した。
上記電着塗料液を用いてカーボン電極を陽極とし、リン
酸亜鉛処理板(日本テストパネル社、Bt3004.0
.8X70X150mm)を陰極とし、陰極析出型電着
塗装を行った。テスト結果を表1に示した。
比較例1 製造例1で製造した(A1)400 g、製造例5で製
造した(B3)400 gを、60℃で1時間混合し均
一にした後、室温に冷却し、酢酸to、sgを加え中和
した後、激しくかきまぜながら脱イオン水を加え25重
量%の水溶液を調製した。
次にこの水溶液2,400gに製造例7で製造した顔料
ペースト(PP)433 gおよび酢酸マンガンを1.
0g、脱イオン水1,734gを加え十分に混合し、2
0重量%の電着塗料液を調製した。
上記電着塗料液を用いてカーボン電極を陽極とし、リン
酸亜鉛処理板(日本テストパネル社、Bt3004.0
.8X70X150mm)を陰極とし、陰極析出型電着
塗装を行った。テスト結果を表−1に示した。
表1 テスト結果 (1)メチルイソブチルケトンによるこナリテスト(1
分間に50回)0次のように判定した。
O:不変、 Δ:こすったところが曇る。
×:素地露出 (2)塗膜に施したカット部分からの最大鎖中で次のよ
うに判定。
■:lll1ffl以下、o:1〜2III11、Δ:
2〜3II11×=31以上(5%NaC1水溶液スプ
レー)実施例2 製造例2で製造した(A2)400 g、製造例4で製
造した(B、、)300 gを、80℃で30分混合し
均一にした後、室温に冷却し、酢酸12.1gを加え中
和した後、激しくかきまぜながら、脱イオン水を加え固
形分濃度が25重量%の水溶液を調製した。
次にこの水溶液2,400gに製造例7で製造した顔料
ペースト(PP) 346 gおよび酢酸コバルトを1
.5g含む脱イオン水を1,631g加え、十分に混合
し、固形分濃度が18重量%の電着塗料液を調製した。
上記電着塗料液を用いてカーボン電極を陽極とし、リン
酸亜鉛処理板(日本テストパネル社、Bt 3004.
0.8X70X160ma+)を陰極とし、陰極析出型
電着塗装を行った。テスト結果を表2に示した。
比較例2 製造例4で製造した(日、)を製造例6で製造した(B
4)に代える以外は全て実施例2と全く同じ条件で陰極
析出型電着塗料液を調製し、実施例2と同様の条件でテ
ストを行ない結果を表−2に示した。
表2 テスト結果 (1)メチルイソブチルケトンによるこすりテスト(1
分間に50回)0次のように判定した。
O:不変、 Δ:こすったところが曇る、×:素地露出 (2)塗膜に施したカット部分からの最大鎖中で次のよ
うに判定。
■:1mm以下、 Q: 1〜2mm、 Δ: 2〜3
mmX:3mm以上(5%NaCl水溶液スプレー)[
発明の効果] 本発明の組成物は、従来の陰極析出型型i塗料に比して
低温硬化性で塗面の平滑性と物理性および耐食性が優れ
るので、自動車工業分野その他あらゆる産業分野におい
て好適に利用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)(ィ) 500〜5,000の分子量で、
    50〜500のヨウ素価の炭素−炭素二重結合および2
    〜12重量%のオキシラン酸素を有する高分子化合物、 (ロ)該高分子化合物100g当り30〜300ミリモ
    ルの、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、R_1およびR_2はその一部がヒドロキシル
    基で置換されていてもよい炭素数1〜20の炭化水素を
    表わし、ただしR_1とR_2は環構造をとることがで
    き、環構造中には不飽和基を含むことができる) で表わされるアミン化合物、および (ハ)前記(1)の高分子化合物100g当り0〜20
    0ミリモルの、一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_3およびR_4は水素原子またはメチル基を
    表わす) で表わされるα、β不飽和カルボン酸の反応生成物10
    0重量部、および (B)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ (式中R_5およびR_6は水素原子またはメチル基、
    nは1ないし10、好ましくは1ないし5の整数を表わ
    す) で示されるジグリシジル化合物と該ジグリシジル化合物
    1分子当り1.9〜2.1モルの、一般式▲数式、化学
    式、表等があります▼ (式中R_3およびR_4は水素原子またはメチル基を
    表わす) で表わされるα、β不飽和カルボン酸の反応生成物10
    〜150重量部、 を必須成分として含有する陰極析出型電着塗料組成物。
JP10637586A 1986-05-09 1986-05-09 陰極析出型電着塗料組成物 Pending JPS62263268A (ja)

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JP2009149867A (ja) * 2007-11-29 2009-07-09 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物及び塗装物品
JP2009256491A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Kansai Paint Co Ltd カチオン電着塗料組成物

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