JPS62262918A - 植生板及びその製造方法 - Google Patents

植生板及びその製造方法

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JPS62262918A
JPS62262918A JP61107433A JP10743386A JPS62262918A JP S62262918 A JPS62262918 A JP S62262918A JP 61107433 A JP61107433 A JP 61107433A JP 10743386 A JP10743386 A JP 10743386A JP S62262918 A JPS62262918 A JP S62262918A
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JP
Japan
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soil
microorganisms
vegetation
sheet
producing
Prior art date
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Application number
JP61107433A
Other languages
English (en)
Inventor
太郎 中川
福田 尚人
志信 鈴木
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RONTAI KK
Original Assignee
RONTAI KK
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Publication date
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  • Cultivation Of Plants (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上のfり用分野) 本発明は、土木工事などによって人工的に造成されl二
切王法面等の緑化工事に使用される植生仮没びその製造
方法に関するものである。
t’ id: 1’り→古盆i) 従来より、農業の分野においては、植物の成育に寄与す
る土壌微生物を利用した植物の栽培技術か知られており
、とりわけマメ科植物と根粒菌との共生的関係を利用し
、根粒菌を吸着した植物種子を播種したり、根粒菌の培
養液を耕作地に直接散布する方法が実用に供されている
(発明か解決しようとする問題点) しかしながら、前記方法には以下に示す種々の問題点か
ある。
即ち、土壌微生物を地盤にむらなく均一密度で散布する
ことは困難である。
また、土壌微生物の死滅を防ぐために、その保管、取り
扱いには熟練した専門技術を必要とし、一般商品として
需要者が簡易に利用できない。
さらに、土壌微生物は環境条件の変化に弱いため、通常
、土壌と混合攪拌されて水分、温度、光、空気なとの諸
条件が適正に保持されていなければならないことから、
特に、土木工事等によって造成された切土法面などのよ
うに、気象条件の変化分向接受は易く環境条件が劣悪な
土壌に施工された場合、土壌微生物が死滅し、所期の効
果が得られない。
さらにまた、土壌微生物の中には土の中の一定の深さで
のみ生存可能な嫌気性のものがあり、この種の土壌微生
物は容易に利用できない。
本発明は、以上の点を改善するために、土壌微生物をf
lI用した植生板及びその製造方法を提供する乙のであ
る。
(問題点を解決するための手段) 第1の発明にかかる植生板は、繊維質シートの繊維間に
植物の成育に寄与する土壌微生物を介在させたしので、
第2の発明にかかる植生板の製造方法は、繊維質シート
に土壌微生物を含む液体を含浸するらので、第3の発明
は紙料液に植物の成育に寄与する土壌微生物を混合し、
この混合物をシート状に抄造するしのである。
(実施例) 以下、本発明にかかる植生板及びその製造方法を添付図
面に基づいて説明する。
第1図は本発明にかかる植生v;LAを示し、この植生
板Aはシート1に土壌微生物IOを含浸したもので、ソ
ート1は、バルブ2と叩解されてフィブリル化されたピ
ートモス、パーク等の植物性有機質土壌改良材3とを混
合し、その混合液を抄き込んで乾燥してなる水分解性シ
ートである。なお、ノート1およびその製造方法につい
ては本出願人によって特開昭61−25423号公報に
開示されている。
土壌微生物10は直接あるいは間接的に植物の成育に寄
与するもので、植物に供給する栄養源によって次のらの
が使用される。
1、窒素供給微生物〔窒素固定菌(アゾトバクタ、クロ
ストリジウム)、硝酸菌(亜硝酸生成細菌:ニトロゾモ
ナス、硝酸生成細菌:ニトロバクタ)、接合菌類、エン
ドボン類の糸状菌、らん藻(ネンジュモ目、スチゴネマ
目)〕、11  共生微生物〔根粒菌、内生菌、外生菌
〕、111  分解性微生物〔セルラーゼ菌(トリコデ
ルマ、バチルス、セルロモナス)〕1 、V 喀鮪#8を比給居士物rス雲仝蘭栢rフルテ士リ
ア、ベリシリウム、モリニア目)、放線菌〕、■1種子
の発芽、幼根の生育に寄与する微生物〔トリコデルマ菌
(アスペルギルス、ベリシリウム、シュードモナス)、
不完全菌類モリニア目〕、 vl、ビタミン供給微生物〔シュードモナスなどの不完
全菌、ミコバクテリア〕、 vii、ta物ホルモン供給微生物〔真菌植物、放線菌
、土壌アメーバ〕。
以下、前記植生板Aの製造方法を第2a図に従って説明
する。
まず、シートlに微生物IOを含む液体をスプレー等で
吹き付け、これをシート1のバルブ2、ト壌改良材3の
間に含浸さけろ。このとき、液体に含まれろ微生物IO
の濃度を適宜調整することによって、微生物10の含a
mを調整することがでとる。なお、ノートlを溝底する
バルブ2、土壌改良材3は天然繊維であるため、表面は
凹凸に富み、その凹凸間に微生物IOか良好に保持され
る。
つぎに、ヒータ、あるいは送風機などで、微生物lOが
死滅することがない条件のもとで乾燥して、植生基板A
を製造する。ただし、植生基板Aの施工時に引張強度が
満足されるものであれば、特に乾燥することを要しない
このようにして製造された植生基板Aは、第3a図に示
すように、植生地盤に敷設されて適宜手段によって固定
されたのち、その上に植物の種子5を吹付工法等によっ
て一様に播種する。
この結果、シート1は、空気中の水蒸気や雨水等を含み
徐々に分解し、土壌改良材として機能する。一方、植物
種子5は発芽、発根すると、をの根6は前記分解したシ
ートlを貫通して土中に侵入し、根6に付着した微生物
10によって植物7に栄養源が供給される。
例えば、微生物IOが根粒菌であれば、微生物10(根
粒菌)は植物7から無窒素化合物、塩類、および水分の
供給を受け、他方、微生物10は空気中の窒素を固定し
て窒素化合物を植物7に供給し、共生活動が営まれる。
また、微生物IOはパルプ2、土壌改良材3の一表面凹
凸部に保持されているため、微生物10の生存期間が長
く、良好な繁殖条件が維持されるととらに、微生物lO
は生存に必要な栄養源を土壌改良材3などから安定的に
得ることができる結果、微生物10は植物の生育に長期
間寄与することができる。
同時に、土中に棲息するその他の微生物も、前記凹凸部
に侵入し、良好な条件のもとで繁殖することができるた
め、植物の成育に好適な条件が複合的に形成される。
前記実施例では、シートlはパルプ2に有機質土壌改良
材3を抄き込んだものとしたが、これに限らず、従来公
知の水分解性シート、布、不織布などを使用するように
してもよい。
また、前記実施例では、シートlに微生物lOを含む液
体を含浸さ仕る方法として、スプレーで吹き付けるもの
としたが、その他の手段で吹き付けろようにしてもよい
さらに、シートlに微生物10を含む液体を吹き付けて
含浸するものとしたが、これに限らず、第2b図に示す
ように、シートlを直接微生物lOを含む液体に浸漬し
て含浸させるようにしてもよいし、第2C図に示すよう
に、紙料液に微生物lOを混合し、この混合物をシート
状に抄造した後乾燥するようにしてもよい。
そして、前記実施例では、植生地盤の上に敷設した植生
基板Aの上に植物種子を播種するものとしたが、これに
限らず、第3b図に示すように、土壌に播種した種子5
の上に植生基板Aを敷設するようにしてもよい。
また、第3C図に示すように、植生基板Aを上に一定厚
の土壌を覆土してもよい。このようにすれば、嫌気性微
生物を使用する場合でも土壌微生物10が死滅すること
がなく、有効に作用することができる。
さらに、植生基板Aは保水性や土壌微生物lOの吸着量
を大きくするため、坪量の大きい繊維層とした場合、植
物7の発芽、発根が阻害される恐れや、空気の流通が必
要な好気性の微生物lOを使用する場合、第3a〜3c
図に示すように、シートlに適宜間隔で孔4をあけたり
、シートlに疎めの部分を形成するようにしてもよい。
(発明の効果) 以上の説明で明らかなように、第1の発明にかかる植生
基板によれば、あらかじめ土壌微生物を含浸した植生基
板を土壌に敷設することができるため、均一密度で土壌
に微生物を供給することができる。 また、土壌微生物
は植生板の繊維間に保持され、外部環境に直接さらされ
ることがないため、死滅することなく、長期に亘ってそ
の効能を発揮することができる。
さらに、ユーザは直接土壌微生物を取扱う必要がないた
め専門的な技術を要せず、一般商品として)り用価値が
大になる。
さらにまた、嫌気性の土壌微生物をも使用することがで
きるため用途範囲か広がり実用価値が大になる。
第2.第3の植生基板の製造方法によれば、土壌微生物
を含む液体の微生物濃度を調整することによって、植生
基板に所望量の微生物を介在することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる植生基板の一部拡大断面図、第
2a図から第2c図は植生基板の製造方法を示す説明図
、第3a図から第3c図は植生基板の施工状況を示す図
である。 A 植生基板、  l ・シート、  2・・パルプ、
3・・土壌改良材、 4・・孔、  5・・・種子、1
0・微生物。 特 許 出 願 人 ロンタイ株式会社代 理 人 弁
理士 青 山  葆ほか28雑      滅

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維質シートの繊維間に植物の成育に寄与する土
    壌微生物を介在させたことを特徴とする植生板。
  2. (2)前記繊維質シートが、叩解されてフィブリル化し
    た植物性有機質土壌改良材とパルプとを抄造してなる有
    機質植生シートである前記特許請求の範囲第1項記載の
    植生板。
  3. (3)前記土壌微生物が根粒菌であることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第1項、第2項いずれか一つに記載
    の植生板。
  4. (4)繊維質シートに植物の成育に寄与する土壌微生物
    を含む液体を含浸させることを特徴とする植生板の製造
    方法。
  5. (5)前記繊維質シートが、叩解されてフィブリル化し
    た植物性有機質土壌改良材とパルプとを抄造してなる有
    機質植生シートである前記特許請求の範囲第4項記載の
    植生板の製造方法。
  6. (6)前記土壌微生物が根粒菌であることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第4項、第5項のいずれか一つに記
    載の記載の植生板の製造方法。
  7. (7)紙料液に植物の成育に寄与する土壌微生物を混合
    し、この混合物をシート状に抄造することを特徴とする
    植生板の製造方法。
  8. (8)前記紙料液が、パルプに叩解されてフィブリル化
    した有機質土壌改良材を含んでいることを特徴とする前
    記特許請求の範囲第7項記載の植生板の製造方法。
  9. (9)前記土壌微生物が根粒菌であることを特徴とする
    前記特許請求の範囲第■項、第■項のいずれか一つに記
    載の植生板の製造方法。
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