JPS62262741A - 脱色用吸着剤組成物 - Google Patents

脱色用吸着剤組成物

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JPS62262741A
JPS62262741A JP10306986A JP10306986A JPS62262741A JP S62262741 A JPS62262741 A JP S62262741A JP 10306986 A JP10306986 A JP 10306986A JP 10306986 A JP10306986 A JP 10306986A JP S62262741 A JPS62262741 A JP S62262741A
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acid
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後藤 邦男
Teiji Sato
悌治 佐藤
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正範 田中
Masashi Hatano
正志 羽田野
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は脱色用吸着剤組成物に関するもので、より詳細
には各種油脂姻戚いは各種抽出物中に含有される色素或
いは他の不純物を吸着除去する用途に有利に使用し得る
吸着剤組成物に関する。
(従来の技術) 従来、各a油脂姻戚いは天然物の抽出液等に含まれる色
素或いは他の不純物を除去する目的には、酸性白土、ツ
ーラスアース等のモンモリロナイト族粘土鉱物や、活性
白土等の該粘土鉱物の酸処理物が使用されている。
例えば、油脂類の脱色処理に際しては、上述したアルミ
ノケイ触質脱色用吸着剤を油脂当シ0.1乃至51量チ
の精で添加し、50乃至150℃の温度で5乃至30分
間攪拌し、次いで色素を吸尤した脱色剤を許過分離する
(発明が解決しようとする問題点) 上述したアルミノケイ酸質脱色処理用吸着剤は表面積が
大であシ、一般の色素類を吸着せしめるという目的には
概ね満足し得るものではあるが、成る種の色素類、例え
ば分子量の大きい着色成分を除去する目的には未だ十分
満足しイ0るものではなかった。
例えば、成熟の程度が完全で々い植物種子類にはクロロ
フィルが含有されておシ、このような種子類から採取さ
れる植物油脂中には当然のことながら、他の光色成分と
共にクロロフィル成分が含有されている。アルミノケイ
酸質吸着剤でこの種の油脂類を脱色処理すると、脱色油
の白色光による透過率は確かに向上するが、この脱色油
中には未だ無視し得ない量のクロロフィルが残留するこ
とが認められる。しかして、油脂類中に残留するクロロ
フィル等の高分子i着色成分は成品のフレーバー(香味
)特性に影響を及ぼすばかシではなく、変敗の原因とも
なることから、その除去が強く望まれている。
従って、本発明は油脂類や天然物抽出物中に含有される
不純着色成分の全てを有効に吸着除去し得る吸着剤組成
物を提供することを課題とする。
本発明はまた、広範な分子量の不純着色成分に対して優
れた吸着性を示す吸着剤組成物を提供することを諌組と
する。
(問題点を解決するための手段) 本発明の脱色用吸着剤組成物は、 囚 モンモリロナイト族粘土鉱物又はその酸処理から成
り且つ50tr?/i以上の比表面積を有するアルミノ
ケイ酸質吸着剤と、 (B)  層状9.#O5晶乃至は非晶質のケイ酸マグ
ネシウムから成り且つ200nl/11以上の比表面積
と50 +! / Ji’以上のメチレンブルー脱色力
(JISK−1470)を有するケイ酸マグネシウム質
吸着剤とを、 A:B=95:  5乃至50:50 特に    90:10乃至70:30OkiQ比で含
有することを特徴とする。
(作用) 本発明は、上記03)のケイ酸マグネシウム質吸着剤が
クロロフィル等の高分子着色物質の吸着除去に有効に作
用すると共に、このケイ酸マグネシウム質吸着剤(B)
を前記囚のアルミノケイ酸質吸着剤と併用すると、高分
子着色物質の除去率及び全着色物質の除去率が、上記吸
着剤(4)及び(B)の算術平均値から予測される値よ
シも高くなるという知見に基づくものである。
第1図は、吸着剤組成物中のケイ酸マグネシウム質吸着
剤(B)の含有量を拙々変化させて、下記条件 温度 110℃ 時間 20分 添加量   1,2重傷−% でナタネ油を脱色処理したときの、ケイ酸マグネシウム
含有量(横軸)と、処理油の白色光透過率(右縦軸)及
び処理油中のクロロフィル含有量(左縦軸)との関係を
示す。
上記第1図の結果によると、ケイ酸マグネシウム吸着剤
(B)を5乃至50重i%偶に10乃至30重51%の
蛍で組成物中に含有させることにより、クロロフィルの
残存量をkIA著に減少せしめながら、しかも夫々単独
使用の場合よシも、被処理油の透過率を頴著に向上させ
得ることが了解される。
本発明において、高分子量の着色物質とは、クロロフィ
ルのように、それ自体の分子量が500以上、特に70
0以上の色素類や、色素類とタンパク質及び/又は糖類
とが結合した高分子物質等が挙けられる。
本発明において、アルミノケイ酸質吸着剤囚とケイ酸マ
グネシウム質吸着剤(B)とを前述した量比で組合せ使
用することによシ被処理物質中の着色物質の除去率(光
線透過率)が相乗的に向上することの理由は未だ解明さ
れるに至っていないが、本発明者等はその理由を次のよ
うに推定している。
即ち、着色物質には、その分子量や化学組成によって種
々の吸光速度のものが混在しており、一方吸光剤には一
定のものを吸着して収容するための細孔と、該細孔中に
物質を吸着保持するための活性サイトとが存在するが、
本発明の吸着剤組成物では、吸着速度の比較的遅い着色
物質に対しても、吸着のだめの細孔と活性サイトとが維
持されるため、着色物質の吸着除去率の相乗的向上が得
られるものと思われる。
(発明の好適実施態様の説明) 本発明においては、アルミノケイ酸質吸着剤として、モ
ンモリロナイト族粘土鉱物或いはその酸処理物を使用す
る。この吸鑞剤は、50rr?711以上、特に100
m’/、9以上の比表面積を有することが脱色能の点で
重要である。大きな比表面積を有する限シ、酸性白土、
フラースアース、ベントナイト、サラベントナイト1、
バイデライト、ノントロナイト等の天然に産出するモン
モリロナイト族粘土をそのまま単独で或いは活性白土と
の組合せで用いることができる。
上述したモンモリロナイト族粘土鉱物は、一般にこれを
酸処理することによシ、比表面が増大し、吸着能も向上
することが知られておシ、従って酸処理物を用いること
が望ましい。
粘土鉱物の酸処理は、粘土鉱物の面指数(001)のX
−線回折ピークが原料粘土のそれに比して小さくなシ且
つ生成物のAt203:5102のモル比が1:5乃至
1:30の範囲となるように行うのがよい。酸処理条件
は、それ自体公知の条件に準することができる。例えば
、酸としては、硫酸、塩酸、硝酸等の鉱酸類や、ベンゼ
ンスルホン酸、トルエンスルホン酸、酢醒等の有機酸が
使用されるが、硫酸等の鉱νの使用が一般的でちる。粘
土鉱物と酸との接触方式も任意のものであってよく1例
えは粘土と敵とをスラリー状態で接触させるスラリー活
性法、粒状化した粘土と酸とを固−液接触させる粒状活
性法、粘土と酸との混合物を乾式(粒状物内)で反応さ
せ、次いで副生塩類を抽出する乾式活性法等を採用し得
る。酸の使用量は、酸処理条件によっても相違するが、
生成物中のAt203:5102のモル比が前述した範
囲となり、且つ粘土鉱物中のFe20s + MgO或
いはアルカリ金m分等の他の塩基性成分が一部除去され
るものであれはよい。例えば、乾式活性法では、粘土鉱
物中の塩基性成分に対して0.2乃至0.8当量、特に
0.3乃至0.6当量の醗又は酸水溶液を用いて、酸処
理を行う。反応条件は、60乃至300℃の温度及び1
0乃至600分間の時間から、前述した振作が満される
ように定める。反応生成物からの可溶性塩基成分の抽出
は、それらの加水分解が防止されるように、pH1以下
の水性媒体中で行う。
次いで水洗した後乾燥し、粉砕し、製品とする。
本発明で用いるケイ酸マグネ7クム質吸着剤は、層状微
結晶乃至は非晶質のケイ改マグネシウムがら成り、且つ
200ttm2/g以上、特に300n//1以上の比
表面積と50m//11以上、特に80m/I以上のメ
チレンブルー脱色力を有するものでなげればならない。
このケイ酸マグネシウム質吸鳥剤は、既に述べた通シ、
アルミノケイ酸質吸着剤のそれとは異々る活性吸着サイ
トと吸着細孔とを提供するものである。
このケイ酸マグネシウムは、5I04の四面体層とMg
O6のへWJ体層とが層状に結合した二N構造及び/又
はMgO,の四面体層をt’djK挾んで2つの310
4の四面体層がサントイ、チされた三層(14造を基本
としておシ、この基本構造がC軸方向に多数粕増された
ものでは層状微結晶性であシ、この積層の数が著しく少
ないか或いは積層の程度が不完全なものでは非晶質であ
る。
このケイ酸マグネシウムは上記層状構造に関連して、比
表面積が犬であり、また吸着性に優れている。また、ケ
イ酸マグネシウム質吸着剤は、アルミノケイ酸質吸着剤
とは、化学組成を異にするばかシではなく、その特性に
おいても下記第1表の点で相違する。
第1表 これらの特性を組合せることによシ、本発明の吸着剤組
成物では、優れた総合的な脱色性能が得られるものであ
る。
本発明に用いるケイ酸マグネシウムは、粘土鉱物の酸処
理により得られた活性ケイ散或は活性アルミノケイ酸と
、マグネシウムの酸化物、水醇化物又は反応条件下に前
記酸化物乃至水酸化物を形成し得る化合物とを、水の存
在下に反応させることによシ得られる。
活性アルミノケイ酸としては前述したものが使用され、
一方活性ケイ酸としては前述した粘土鉱物を徹底的に酸
処理した゛ものが使用される。
マグネシウム原料としては、マグネシウムの酸化物、水
酸化物または反応条件下に前記酸化物乃至水酸化物を形
成し得る化合物を使用し得る。このような化合物として
は、マグネシウムのアルコキシド等を挙げることができ
る。種々のマグネシウム塩をその場でマグネシウム水酸
化物に分解させて反応に供することもできるが、品質の
よいフィロケイ酸マグネシウム塩を製造するには、種々
の水浴性塩類の反応系への混入は可及的に避けるべきで
ある。マグネシウムの酸化物、水酸化物が好適なX(料
である。
活性ケイ酸分(St02)とマグネシウム原料(MgO
)とは、実質上化学量論的量で反応に用いるのがよい。
MgO: 5IO2のモル比は3:4であるのが好まし
いが、2:4乃至6:4の範囲内でモル比を変動させる
ことは許容できる。
両者の反応を80〜90℃の比較的低温で行うときには
非茜質のものが得られ、一方110乃至200℃の温度
で水熱処理することにより、層状微結晶のケイ酸マグネ
シウムが得られる。
本発り]に好適に使用されるケイ酸マグネシウムは、主
成分として、式 %式% 式中nは5以下の数である の組成を有し、面間隔4.5〜4.6X、2.5〜26
久及び1.5〜1.6XにX線回折ピークを有し、下記
式 %式% 式中、θ、は面間隔4.5〜4.6XのX線回折ピーク
におけるピーク垂線と挟角側ピーク接線とがなす角度、
θ2は該ピークにおけるピーク垂線と広角側ピーク接線
とがなす角度を示す、で定義される私層不整指数(l、
)が3.0以上であるものである。
本発明の組成物において、前記囚及びCB)の成分は混
合粉末の形で有利に使用されるが、所望によっては、混
合物を微細粒状に成形し、粒状吸着剤として用いてもよ
い。
吸着処理に際して、本発明の組成物を、被処理物質に対
して有効量、一般に0.1乃至5重量%の量で添加し、
所定の温度、一般に50乃至150℃の温度で攪拌下に
接触させて脱色処理を行う。
或いは、本発明の組成物を充填したカラムに、被処理物
を通して吸着処理を行うこともできる。
脱色に用いる原料としては、植物油脂、動物油脂、各種
鉱油類、その他各極農水産物の抽出物等を挙げることが
できる。
(発明の作用効果) 本発明の脱色用吸着剤組成物は、広範囲の着色成分に対
して優れた吸着性を示し、一段の処理でしかも比較的少
ない添加量で優れた脱色処理が可能となるという利点が
ある。
本発明を次の例で説明する。
試験方法 本明細舎における各項目の試験方法は下記によった。
1、  X線回折 本実施例においては、理学電気例)製X線回折装置(X
線発生装置4036 A  1.ゴニオメータ−212
5D11計数装置5071)を用いた。回折条件は下記
のとおりである。
ターゲット      Cu フィルター     N1 検出器      SC 電圧        35  kVp 電流        15mA カウント、フルスケール   8000  c/s時定
数       1sec 走査速度      2ンー チャート速度    2〜− 放射角       1゜ スリット巾     0.3 m+a 照角   60 2、抗層不整指数(1)測定方法 a、  X線回折の条件 ターゲット      Cu フィルター     Ni 検出器        SC 電圧        40  kVp 電流        20 mA カウント、フルスケール   4000  e/s詩定
数       2sec 走有速度      05γ細 チャート速度    0.5cm/m 放射角       10 スリット巾     0.3關 照角   6・ 測定回折角範囲   17°〜22°(2θ)なお本実
施例においては、上記条件に限定されるものではなく、
ベースラインよシのピーク高さを2〜5(7)の範囲に
なるように電圧、電流等の条件を設定すればよい。
b、積層不整指数(I ’)算出方法 上記X&1回折によって得られた回折角(2θ)19.
5°〜19.7°のピークの挟角側と広角側でそれぞれ
勾配の絶対値が最大になるようにピーク接線(ajb)
を引く。つぎに挟角側ピーク接線aと広角側ピーク接線
すの交点よシ垂線Cを下ろし、接線aと垂線Cの々す角
θ1及び接線すと垂線Cのなす角θ2を求める。
次式によシ拍層不整指数(I、)を求める。
3、BET比表面積(S、A) 各粉体の比表面積は窒素ガスの吸着によるいわゆるBE
T法に従って測定した。詳しくは次の文献を参照するこ
と。
S 嶺Brunauer 、 P 、H,Emmett
 、 E、Te1ler 。
J、Am、Ch@m、Soc 、Vol 、 60 、
309(1938)なお、本明細書における比表m1積
の測定はあらかじめ150℃になるまで乾燥したものを
0.5〜0.69秤量びんにとり、150℃の恒温乾燥
器中で1時間乾燥し、直ちに重量を精秤する。この試料
を吸着試料管に入れ150℃に加熱し、吸着試料管内の
真空度が10−’xmHgに到達するまで脱気し、放冷
後約−196℃の液体窒素中に吸着試料管を入れ、 PN27P0−0.05〜0.30 (PN2:窒素ガス圧力、P0=画定時の大気圧)の間
で4〜5点N2ガスの吸%rt1を測定する。そして死
容積を差し引いたN2ガスの吸着量を0℃、1気圧の吸
着量に変換しBET式に代入して、Vm(cc/9)(
試料面に単分子層を形成するに必要な謎素ガス吸着量を
示す)を求める。比表面積S、、A=4.35 XVm
Ctd/11)4、細孔容積(p、v) BET比表面積と同様の測定装置、a+11定方法によ
り、N2ガスのe、着量を求める。すなわち、PN2/
P0=O105〜0,97までの一196℃におけるN
2ガスの吸着量を111)j定し、縦軸に0℃、1気圧
に換算したN2吸着ハ、横軸にPN2/P0をとシ吸着
等り線を求める。つぎに、Kelvin式%式% : を用いて吸着等混線のPN2/P0を細孔半径に変換し
、細孔半径25〜300XにおけるN2吸着量ΔV(C
C/、?)を求め、次式によシ細孔容稙1:P、V、:
1を求める。
P、Vm1.55X10  XΔV  CcrJ&)5
、 メチレンブルー脱色力B(iJ定方法JIS  K
  1470活性炭試験方法に定める方法による。
6、脱色試験方法 脱色用吸着剤の性能を試験するには図2に示す脱色試験
器を用いる。詳しくは、化学と工業4.126(195
1)を参照すること。
脱色試験器には8本の硬質ガラス製大型試駁%(容[2
007りが油浴にセットできる。各試験も・には、下端
が丸くなった波形の8を押棒を入れ、その下端は試醗告
の底部に常に接触するようにゴム管で調節する。8本の
撹拌棒は中央の親歯車から分れた子歯車によって回転す
るので、その回転速度は全く等しく保たれる。中央の親
歯車の下に、は油浴を攪拌する攪拌羽がついていて、油
浴内の温度を均一に保っている。脱色試験は最大8個ま
で、任意の数で試験できる。
7、光線透過率(Tチ)測定 油等の色相は光電光度計〔平温産業■MEPO−B形、
使用セル20話〕を使用し、蒸留水の白色光線透過率を
100としたときの白色光線透過率を求める。
8、 ロビ?ンドによる色のσllI定方法油等の色相
は日本油化学協会制定基準油脂分析試験法(社団法人日
本油化学協会発行)2.3゜1.1b−71色に定める
方法によシ、ロビボン9、 クロロフィル量の測定方法 クロロフィル量の測定は日本油化学協会制定基準油脂分
析試験法2.14.17−71クロロフイルに定める方
法によシ求める。
10、酸価の測定方法 油脂の酸価は日本油化学協会制定基準油脂分析試験法2
.4.1−83酸価に定める方法によシ求める。
比較例1゜ 新潟県北蒲原郡中条町産・酸性白土を乾燥物換カーで1
000重■部とシ、それに34重量%の硫酸2800重
量部を加え、85℃の水浴で6時間加熱して酸処理を行
ない、水洗後、乾燥、粉砕して、風ひによシ粗粒を除き
、活性白土粉末を得た。
このものの比表面積は300(m’/、91であった。
比較例2゜ す1潟県北蒲原郡中条町産・酸性白土を乾燥物換算で1
000重量部とシ、それK 34 N量−〇硫酸280
0重量部を加え、85℃の水浴で3時間加熱して酸処理
を行ない、水洗後、乾燥、粉砕して、風ひによシ粗粒を
除き、活性白土粉末を得た。
このものの比表面積は200(m’/、9]であった。
比較例3゜ 新潟県新発田市小戸産・酸性白土1000gを110℃
に温度調節した電気乾燥機で乾燥し、粉砕して風ひによ
り粗粒を除き、酸性白土粉末を得た。このものの比表面
はxoo[:tf?/、9:lであった。
実施例1゜ 新潟県北蒲原郡中条町産・酸性白土を粗砕したのち線状
に成型(直径:3mm)したもの250gに、該粘土に
含有されているアルミニウム、マグネシウム、カルシウ
ム、鉄、ナトリウム、カリウム、チタニウム等の塩基性
金層成分の全ダラム当fat数(1,14グラム当i(
/100II乾煙物)の3.5倍グラム当量数に相当す
る硫酸、すなわち34%硫酸700−を加え、85℃の
水浴で15時間加熱し、酸処理を行なった。濾過eこよ
り水洗し、ケーキを得た。該ケーキの少量を110℃で
乾燥し、粉砕し、定量分析すると8102分は92.7
%(100℃乾燥物基準)であった。得られたケーキを
ポットミルに入れ、水を加えて朝鮮ボールとともに湿式
粉砕し、5102分を15チ含むスラリーを得た(第1
工程)。
つきに召fられたスラリー200g(8102分:30
g)と水酸化マグネシウム(試薬−級)22gを1tの
オートクレーブ容器にとり、更に水370IIを加えて
、500回転/分の攪拌条件下で160℃で5時間水熱
合成反応を行なった。冷却後反応物をとりだし、濾過に
よシ水を分離したのち、130℃で乾燥した。乾燥品を
卓上小型サンプルミルで粉砕し、白色微粉末を得た(第
2工程)。
本島をX線回折にて分析したところ、石状フィロケイ酸
マグネシウムであった。本島の比表面積は526 〔t
rm2/gl )、メチレンブルー脱色力は280 C
mt/ 11 、l、軸孔半径25に以上の細孔容8j
0.616 (cc、7g )であった。このフィロケ
イ酸マグネシウムを比較例1で得た活性白土粉末に混合
し、フィロケイ酸マグネシウム5重量%。
10止量%12ON訊チ、50ii量チ混合の脱色用吸
着剤を得た。つぎに、脱色試験用硬質ガラス製大型試験
管5本に脱酸ナタネ油50.9を秤りとり、上記脱色用
吸着剤および比較例1の活性白土を0.6.9(油に対
して1.2%)添加し、脱色温度110℃、脱色時間2
0分の第件で脱色試験を行ない、ASAF紙で濾過した
油について、光線透過率、ロビざンド色、クロロフィル
f+L%rt 価’r: 3111定した。その結果を
第2表に示す。
実施例2 比較例3で得た酸性白土粉末に、実施例1で得た層状フ
ィロケイ酸マグネシウムを混合し、フィロケイ酸マグネ
ンウム5,10.30mfM%混合の脱色用吸着剤を得
た。つぎに、脱色試験用硬質ガラス製大型試験管4本に
脱酸大豆油5(lを秤シとシ、上記脱色用吸着剤および
比較例3の酸性白土を0.25i油に対して0.5%)
添加し、脱色温度110℃、脱色時間20分の条件で脱
色試験を行ない、ASAF紙で濾過した油について、先
勝透過率、ロビボンド色、クロロフィル量、酸価を′6
i1足した。その結果を第3表に示す。
実施例3゜ 実施例1の8r41工程で得たスラIJ−200F(S
102分:3o、9)に酸化マグネシウム1(1を加え
、80℃に加熱し、攪拌しながら5時ルノ反応させる。
濾過後ケーキを110℃で乾燥し、粉砕し、風ひによシ
粗粒を除き、微粉末を得た。本島をX線回折にて分析し
たととる、非晶質であった。比表面積は400 (−、
’y :]、メチレンブルー脱色力は110 Ctnt
/I )、細孔半径25X以上の細孔容積は0.385
 〔cC/11 )であった。このケイ絃マグネシウム
を比較例2で得た活性白土粉末に混合し、5,10.2
0.50重量%混合の脱色用吸光剤を得た。つぎに、脱
酸ナタネ油を用いて、吸池剤を油に対して1.2%添加
し、脱色温度110℃、脱色時間20分の条件で脱色試
験を行ない、ASAP紙で済過した油罠ついて、光線透
過率、ロビボンド色、クロロフィル量、酸価をi++l
j定した。その結果を第4表に示す。
実施例4゜ 実施例1で得た層状フィロケイ酸マグネシウム混合の脱
色用吸尤剤を脱酸米糠油に対して2.5%添加し、脱色
温度110℃、脱色時間20分の条件で脱色試験を行な
い、ム5AP紙で炉逸した油について、光線透過率、ロ
ビデンド色、クロロフィル量、酸価を測定した。その結
果を第5表に示す0 実施例5゜ 実施例3で得た非晶質ケイ酸マグネシウム混合の脱色用
吸着剤で、そげ実の醒造で製造した粗製そは酢の脱色を
行なった。
脱色は脱色試験器を使用し、脱色用吸着剤を粗製そげ酢
に対して4%添加し、脱色温度60℃、脱色時間20分
の条件で行ない、ム5AF紙で濾過した鞘製そば酢につ
いて、光線透過率、ロビデンド色を測定した。その結果
を第6表に示す。
第6表 脱色条件:粗製そば酢5C1 温度   60℃ 時間   20分 実施例6゜ 実施例1で得た層状フィロケイ酸マグネシクム混合の脱
色用吸着剤でマシン油の脱色を行なった。
脱色は、吸着剤を油に対して2%添加し、脱色温度10
0℃、脱色時間20分の条件で行ない、ム5AF紙で濾
過した油について、光線透過率を測定した。その結果を
第7表に示す。
第7表 脱色条件:?シン油 5ol 温度   100℃ 時間   20分
【図面の簡単な説明】
第1図は、モンモリロナイト族粘土鉱物の酸処理物と層
状フィロケイ酸マグネシウムとを混合すること罠よって
得られた脱色用吸着剤組成物中の、ケイ酸マグネシウム
質吸着剤の含有量を種々変化させて、吸着剤添加量1.
2重量%、脱色温度110℃、脱色時間20分の条件で
脱醸ナタネ油を脱色処理したときの、ケイ彪マグネシウ
ム含有f1(横411)と、処理油の白色光線透過率(
右縦軸)および処理油中のクロロフィル含有量(左縦軸
)との関係を示す線図であシ、 第2図は脱色試験器を示す断面図である。 Aは親歯車、Bは子山車、Cは電動機連結用プIJ−1
Dはゴム管、Eは温度計、Fはガラス撹拌棒、Gは試販
管、Hは油浴、Iは油浴攪拌機、Jは電熱器を示す。 特許出願人  水澤化学工業株式会社 第1図 41消 1k  (・ム)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(A)モンモリロナイト族粘土鉱物又はその酸処
    理から成り且つ50m^2/g以上の比表面積を有する
    アルミノケイ酸質吸着剤と、 (B)層状微結晶乃至は非晶質のケイ酸マグネシウムか
    ら成り且つ200m^2/g以上の比表面積と50ml
    /g以上のメチレンブルー脱色力(JISK−1470
    )を有するケイ酸マグネシウム吸着剤とを、 A:B=95:5乃至50:50 の重量比で含有する脱色用吸着剤組成物。
  2. (2)ケイ酸マグネシウム質吸着剤が細孔半径25Å以
    上において、0.2c.c./g以上の細孔容積を有す
    る特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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