JPS62262384A - 避雷器 - Google Patents

避雷器

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Publication number
JPS62262384A
JPS62262384A JP10391686A JP10391686A JPS62262384A JP S62262384 A JPS62262384 A JP S62262384A JP 10391686 A JP10391686 A JP 10391686A JP 10391686 A JP10391686 A JP 10391686A JP S62262384 A JPS62262384 A JP S62262384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tubular insulator
thermal expansion
electrodes
pair
metal
Prior art date
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Pending
Application number
JP10391686A
Other languages
English (en)
Inventor
村松 雄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankosha Co Ltd
Original Assignee
Sankosha Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sankosha Co Ltd filed Critical Sankosha Co Ltd
Priority to JP10391686A priority Critical patent/JPS62262384A/ja
Publication of JPS62262384A publication Critical patent/JPS62262384A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は避雷器特性の要求に適合した電極材料を使用で
きる避雷器に関する。
[従来の技術] 一般に、セラミック等の絶縁部材で形成された管状絶縁
体と、密閉室を形成すべく前記管状絶縁体の両端開口部
にそれぞれ気密に装着され、且つ前記管状絶縁体内にお
いて放電面が互いに間隔を有して対向するように配設さ
れた一対の電極とを有する避雷器においては、例えば金
属電極とセラミックとを気密に封着する際には、封着体
である金属電極と被封着体であるセラミックとの熱膨張
係数が略等しいことが必要とされている(例えば特公昭
51−46893号公報参照)。何故ならこれらの熱膨
張係数が等しくない場合には、封着時に管状絶縁体に割
れが発生し、封入ガスの漏出や大気の混入が起り、所定
の放電特性が得られなくなるからである。
この種避雷器においては、前記のように、電極と管状絶
縁体との熱膨張係数が略等しくなるようになされている
が、例えば銅製電極とセラミック製管状絶縁体のように
、熱膨張係数が互いに異なる材料を用いて構成された避
雷器も知られている(例えば特開昭58−163193
号公報参照)。
しかしながらこのように熱膨張係数が互いに異なる材料
を用いて構成される避雷器においては、封着時に熱膨張
係数の差に基いて生ずる管状絶縁体の割れや封着不良等
を防止するため、上記公報に記載されている如く、電極
を中実のシリンダ部とフランジを有する円錐台部とによ
り構成し、且つこのフランジと円錐台部との肉厚が薄く
なるように形成されている。このようにフランジおよび
円錐台部の肉厚を薄くすることは、封着時に熱膨張係数
の差により生ずる電極から封着部に加えられる張力に基
く管状絶縁体の割れや封着不良等を防止するために必要
とされるものである。
さらに上記のように、フランジおよび円錐台部の肉厚を
薄くする代りに、例えばフランジと接合するセラミック
製管状絶縁体の開口端面の反対側にダミー用のセラミッ
クを配設し、これによりフランジを挾み込むようにして
、接合部に加えられる張力に耐えられるように形成した
り、または接合部の近傍の電極表面に環状溝を形成して
実質的に薄い円錐台部を形成したものと同様に構成する
ことも考えられるが、これらのものは電極加工を複雑化
したり、ダミーセラミック等の余分な部材を必要とする
ばかりでなく、熱膨張係数の略等しい部材を用いる場合
のものと比較して、製造上の歩留りがよくない等の問題
点がある。
[発明が解決しようとする問題点] 前記の如く、従来の避雷器においては、電極部材と管状
絶縁体の材料との熱膨張係数が略等しくなるようにこれ
らの材料を選定する必要があるので、例えば電極材料の
選定に当っては、熱膨張係数を第1に考慮しなければな
らないという制限があり、避雷器特性の要求に適合した
電極材料を使用することができない場合があるという問
題点があった。さらに銅製電極とセラミック製管状絶縁
体のように、熱膨張係数が互いに異なる材料を用いるも
のにおいては、前記の如く、構造が複雑化したり、余分
な部材を必要としたり、また製造上の歩留りがよくない
等の問題点があった。
本発明は上記従来の問題点を解消し、熱膨張係数による
使用電極部材の制限を受けることなく、容易且つ確実に
封着することができ、構造が簡単で廉苅な避雷器を提供
することを目的とする。
lτ。
[問題点を解決するための手段] 本発明による避雷器は、管状絶縁体と、密閉室を形成す
べく前記管状絶縁体の両端開口部にそれぞれ気密に装着
され、且つ前記管状絶縁体内において放電面が互いに間
隔を有して対向するように配設された一対の電極とを有
する避雷器において、前記両端開口部と前記一対の電極
とを気密に装着する際に、前記管状絶縁体と熱膨張係数
が略等しい金属座金を前記両端開口部と前記一対の電極
との間に介在させて金属ロウ付してなることを特徴とす
る。
[作用] 本発明によれば、管状絶縁体例えばセラミックと熱膨張
係数が略等しい金属座金例えばニッケル、鉄、コバルト
合金の座金を、管状絶縁体の両端開口部と一対の電極と
の間に介在させて金属ロウ付することにより、管状絶縁
体と一対の電極との熱膨張係数が異なる場合でも、簡単
な構成で容易且つ6を実に封着することができる。これ
により使用する電IJli祠料に対する制限がなくなり
、避雷器特性の要求に適合する電極材料を選定すること
ができる。
[実施例] 第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図であり
、■は例えばアルミナ製磁器のセラミックからなる管状
絶縁体、2,3は管状絶縁体lの両端開口部にそれぞれ
気密に装着され、且つ管状絶縁体l内において放電面が
互いに間隔を有して対向すうるように配設された一対の
電極で、例えばコバルト、鉄、銅、ニッケル、チタン、
タングステン、モリブデンまたはこれら複数の金属の合
金で構成され、その熱膨張係数は管状絶縁体1の熱膨張
係数と必ずしも等しくする必要はなく、避雷器の特性に
適合するように任意の材料を選定することができる。4
.5は管状絶縁体lの熱膨張係数と略等しい熱膨張係数
を有する金属座金で、例えば管状絶縁体1がセラミック
からなる場合には、ニンケル、鉄、コバルト合金製の座
金、6,7は管状絶縁体lの両端開口部と一対の電極2
.3との間に介在させてロウ付された金属ロウを示す。
上記第1図に示す本発明の一実施例による避雷器は、管
状絶縁体1と熱膨張係数が略等しい金属座金4.5を、
管状絶縁体1の両端開口部と一対の電極2,3のフラン
ジとの間に介在させ、これらを金属ロウ6.7にてロウ
付することにより、気密に封着して構成される。従って
管状絶縁体lと一対の電極2,3とがれぞれ熱膨張係数
を異にする場合でも、これらの中間に金属座金4.5を
介在させて金属ロウ口、7にてロウ付することにより、
管状絶縁体lと金属座金4,5は強固に封着され、また
金属座金4.5と電極2,3とは互いに金属同志の接合
のために金属ロウ6.7のヌレ性がよいから、この間も
強固に接合されるので、従来のように、封着時に管状絶
縁体[が割れたり、封着不良等を生じたりすることなく
、確実に封着される。
第2図は本発明の他の実施例の構成を示す図で、第1図
に示すものと同一部分には同一符号を付している。第1
図に示すものと異なるところは、第2図に示す一対の電
極2°、3°にはそれぞれ中央部に四部8.9が設けら
れていることである。この第2図に示す実施例は、一対
の71i極2゛、3°とじて熱膨張係数の大きい材料で
構成された電極を使用する場合に好適の実施例であり、
このように一対の電極2′、3°に凹部8,9を設ける
ことにより、封着時に管状絶縁体lに加わる熱による応
力を低減させることができ、これにより管状絶縁体lの
割れや封着不良等の発生を有効に防止できる利点かある
[発明の効果] 本発明によれば、熱膨張係数による使用電極部材の制限
を受けることなく、広範囲の電極部材を使用できるので
、避雷器の特性に適合した電極部材を選定することがで
きる。また従来のように電極部材を複雑な形状に加工す
ることな(、簡単な構成で管状絶縁体と電極とを容易且
つ確実に封着することができ、廉価な避雷器が得られる
等の優れた効果が奏せられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の構成を示す縦断面図、第2
図は本発明の他の実施例の構成を示す縦断面図である。 l・・・管状絶縁体、2.2’、3.3“・・・電極、
4,5・・・金属座金、6,7金属ロウ。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 管状絶縁体と、密閉室を形成すべく前記管状絶縁体の両
    端開口部にそれぞれ気密に装着され、且つ前記管状絶縁
    体内において放電面が互いに間隔を有して対向するよう
    に配設された一対の電極とを有する避雷器において、前
    記両端開口部と前記一対の電極とを気密に装着する際に
    、前記管状絶縁体と熱膨張係数が略等しい金属座金を前
    記両端開口部と前記一対の電極との間に介在させて金属
    ロウ付してなることを特徴とする避雷器。
JP10391686A 1986-05-08 1986-05-08 避雷器 Pending JPS62262384A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10391686A JPS62262384A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 避雷器

Applications Claiming Priority (1)

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JP10391686A JPS62262384A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 避雷器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62262384A true JPS62262384A (ja) 1987-11-14

Family

ID=14366750

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10391686A Pending JPS62262384A (ja) 1986-05-08 1986-05-08 避雷器

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0322388U (ja) * 1989-07-14 1991-03-07
JPH0330395U (ja) * 1989-08-02 1991-03-26

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5611358U (ja) * 1979-07-06 1981-01-30
JPS5855607A (ja) * 1981-09-28 1983-04-02 Sharp Corp ガス燃焼装置

Patent Citations (2)

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