JPS62262255A - 回転ヘツド型映像信号再生装置 - Google Patents

回転ヘツド型映像信号再生装置

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JPS62262255A
JPS62262255A JP61106079A JP10607986A JPS62262255A JP S62262255 A JPS62262255 A JP S62262255A JP 61106079 A JP61106079 A JP 61106079A JP 10607986 A JP10607986 A JP 10607986A JP S62262255 A JPS62262255 A JP S62262255A
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signal
circuit
phase
pulse
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JP61106079A
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Hisasumi Ando
安藤 寿純
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、回転ヘッド型映像信号再生装置、特に、ド
ラムモータのサーボ回路に関する。
〔発明の概要〕
この発明は、再生映像信号中の水平同期信号と基準水平
同期信号とを位相比較し、位相比較出力によりドラムモ
ータの回転を制御するようになされた回転ヘッド型映像
信号再生装置において、ドロップアウトの検出時に位相
比較出力を前値ホールドすることにより、ドロップアウ
トがサーボ回路に与える悪影響を防止するものである。
〔従来の技術〕
回転ヘッド型のVTRでは、磁気テープに映像信号の1
フイールドを1本のトラックとして記録し、再生時には
、このトランクを回転ヘッドが正しく走査するようにド
ラムモータ及びキャプスタンモータに関連してサーボ回
路が設けられている。
第10図は、従来のVTRに設けられているサーボ回路
を示す。第1O図において、61が直流モータの構成の
ドラムモータを示し、ドラl、モータ61によって一対
の回転ヘッド(図示せず)がフレーム周波数でもって回
転される。一対の回転ヘッドは、180°の角度で対向
してへ・ノドディスク上に取り付けられ、1フイールド
毎にカラー映像信号を記録する。ドラムモータ61の回
転と同期した検出パルスを発生するパルス発生器62が
設けられている。
パルス発生器62からの検出パルスが速度サーボ回路6
3及び位相サーボ回路64に供給される。
速度サーボ回路63では、検出パルスの周期が測定され
、測定された周期と基準値とを比較することにより速度
エラー信号が形成される。この速度エラー信号が混合ア
ンプ65に供給される。位相サーボ回路64では、検出
パルスとサーボ基準信号とが位相比較される。この位相
比較によって得られた位相エラー信号が混合アンプ65
に供給される。混合アンプ65から出力されるサーボエ
ラー信号がドライバ66を介してドラムモータ61に供
給される。
67は、直流モータの構成のキャプスタンモータを示す
。キャプスタンモータ67の回転速度と比例した周波数
の検出信号を発生する周波数発電機68が設けられてい
る。この周波数発電[68からの検出信号が周波数逓倍
回路69を介して速度サーボ回路70に供給される。速
度サーボ回路70では、検出信号の周期からキャプスタ
ンモータ68の速度エラーが検出される。速度サーボ回
路70からの速度エラー信号が混合アンプ71に供給さ
れる。
位相サーボ回路72では、キャプスタンモータ67の位
相エラー信号が形成される。記録時では、磁気テープが
一定の速度で走行すれば良く、例えば周波数発電機68
からの検出信号とサーボ基準信号とが位相比較される。
再生時では、正しいトラッキングを行うために、コント
ロール信号用ヘッド73により再生され、コントロール
信号用アンプ74を介された再生コントロール信号トサ
ーボ基準信号とが位相比較される。位相サーボ回路72
からの位相エラー信号が混合アンプ71に供給される。
混合アンプ71からのサーボエラー信号がドライバ75
を介してキャプスタンモータ67に供給される。
位相サーボ回路64及び72には、内部VD発生回路7
6(VD:垂直同期信号)からのサーボ基準信号が夫々
供給される。内部VD発生回路76には、外部同期信号
が端子77がら供給される。
記録時には、外部同期信号と同期したサーボ基準信号が
内部VD発生回路76によって形成され、再生時には、
水晶発振器の出力信号を分周することによりサーボ基準
信号が形成される。
上述の従来のサーボ回路では、ドラムモータ61が垂直
周期で検出されるサーボエラー信号により制御されるの
で、再生映像信号が持つジッターが非常に大きく、例え
ば60〜70(μsec ’Jのジッターが再生映像信
号に含まれていた。
ジッターをより減少させるためには、上述のように、パ
ルス発生器62からの検出パルスを使用するのと異なり
、再生映像信号中の水平同期信号が基準水平同期信号に
位相ロックするようにドラムモータの回転を制御するサ
ーボ回路が用いられる。このようなサーボ回路は、例え
ばrVTR技術」 (昭和44年4月20日発行1日本
放送出版協会)の第16頁に記載されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
水平周期で位相比較を行うサーボ回路は、ドロップアウ
トの影響により誤動作を生じる。第11図は、水平周期
の位相比較動作を示す。第11図Aが再生水平同期信号
を示し、第11図Bが基準水平同期信号を示す。基準水
平同期信号が移相回路に供給され、第11図Cに示すパ
ルス信号が形成される。このパルス信号がデユーティ調
整回路に供給され、第11図りに示すパルス信号が形成
され、このパルス信号が台形波発生回路に供給され、第
11図計に示す台形波が形成される。一方、第11図A
に示す再生水平同期信号から第11図Fに示すようにパ
ルス幅が狭いゲートパルスが形成される。このゲートパ
ルスによって、台形波の傾斜部分がサンプリングされ、
第11図Gに示すように、再生水平同期信号と基準水平
同期信号との位相差に応じたレベルの位相エラー信号が
得られる。
第11図Aにおいて、78で示されるように、再生水平
同期信号中には、ドロップアウトにより生じたノイズが
含まれる。このノイズは、第11図Fにおいて、79で
示されるような擬似的なゲ−トパルスを発生させる。従
って、位相エラー信号が第11図Gにおいて80で示す
ように、異常なレベルを有するものとなる。このノイズ
により乱されたニラ−信号がドラムモータの位相サーボ
回路に供給されると、ロック状態からアンロック状態と
なり、ドロップアウト期間の後にロック状態に復帰する
迄、再生画像力<hしれる。回転ヘッド型VTRでは、
通常、ドロップアウト補償回路が設けられ、ドロップア
ウト期間は、IH遅延線を介された信号で補間される。
しかしながら、ドロップアウト補償への切り替わり時の
スイッチングノイズ、IH遅延線からの補償用信号のS
/Nが悪いことによって、上述のように、ノイズ78が
発生する。
この発明の目的は、水平周期で位相比較を行う時にドロ
ップアウトによるノイズの悪影響が防止された回転ヘッ
ド型映像信号再生装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、再生映像信号中の水平同期信号と基準水平
同期信号とを位相比較し、位相比較出力によりドラムモ
ータの回転を制御するようになされた回転ヘッド型映像
信号再生装置において、ドロップアウトの検出時に位相
比較出力を前値ホールドするようにしたものである。
〔作用〕
ドロップアウト期間の前における位相エラー信号がドロ
ップアウト期間にホールドされる。従って、ドロップア
ウト期間において、ノイズから発生した擬似的なゲート
パルスを用いた位相比較が防止され、サーボ回路がロッ
ク状態から外れることを防止できる。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この一実施例の説明は、下記の項目に従ってなさ
れる。
a、全体の構成 り0位相比較回路 C9変形例 a、全体の構成 第1図において、1が例えば直流モータの構成のドラム
モータを示す。ドラムモータ1は、フレーム周波数で回
転し、このドラムモータlと一体にヘッドディスク2が
回転される。ヘッドディスク2には、180°の角間隔
でもって一対の回転ヘッド3A及び3Bが取り付けられ
ている。回転ヘッド3A及び3Bの夫々のギャップの延
長方向が異ならされている。ドラムモータlの回転と同
期した検出パルスを発生するパルス発生器4が設けられ
ている。
パルス発生器4からの検出パルスが速度サーボ回路5及
び位相サーボ回路6に供給される。速度サーボ回路5で
は、検出パルスの周期が測定され、測定された周期と基
準の周期とのずれに対応した速度エラー信号が速度サー
ボ回路5から発生する。
位相サーボ回路6では、検出パルスの位相とサーボ基準
信号との位相差に対応した位相エラー信号が生成される
。この位相エラー信号がスイッチ回路7の一方の入力端
子rに供給される。スイッチ回路7は、記録時及び変速
再生時に入力端子rを選択し、また、通常再生時に入力
端子pを選択する。変速再生は、スローモーション再往
、高速再生を意味する。
サーボ基準信号は、内部VD(VD:垂直同期信号)発
生回路10により形成される。内部VD発生回路10は
、発振周波数f、c(f、e:カラーサブキャリア周波
数)の水晶発振器及び分周回路を有し、スイッチ回路1
1を介された信号でリセットされる。スイッチ回路11
は、スイッチ回路7と同様に、記録時及び変速再生時に
選択される入力端子rと通常再生時に選択される入力端
子pとを有する。端子12からスイッチ回路11の入力
端子rに外部同期信号が供給される。外部同期信号は、
記録映像信号から分離された垂直同期信号である。エツ
ジ検出回路13では、パルス発生器4からの検出パルス
と同期したRFスイソチングパルスの例えば立ち上がり
エツジが検出される。
このエツジ検出回路13の出力信号がスイッチ回路11
の入力端子pに供給される。
速度サーボ回路5からの速度エラー信号とスイッチ回路
7を介された位相エラー信号とが混合アンプ8において
混合され、混合アンプ8の出力信号がドライバ9を介し
てドラムモータ1に供給される。速度サーボと記録時及
び変速再生時のドラムモータ1の位相サーボとは、従来
のVTRのサーボ回路と同様である。。
回転へンド3Δ、3Bより交互に磁気テープから再生さ
れた信号が図示せずも、回転トランス。
再生アンプを介してフィルタ回路に供給される。
このフィルタ回路において、FM変調輝度信号と低域変
換色信号とが分離される。FM変調輝度信号がFM復調
器(図示せず)によりFM復調される。FM復調器から
の再生映像信号がCOD (電荷結合デバイス)遅延線
14に供給される。CCD遅延線14には、VCO(電
圧制御型発振器)15により形成されたクロックパルス
が供給される。CCD遅延線14の遅延量は、段数と比
例し、クロックパルスの周波数に反比例する。この一実
施例では、CCD遅延線14の遅延量がVCOI5から
のクロックパルスの周波数に応じて例えば70 (μs
ec )を中心とする±20 Cpsec )の範囲で
可変される。
CCD遅延線14からの映像信号がバッファ回路16を
介してイコしイザ17に供給される。イコライザ17の
出力信号がローパスフィルタ18に供給される。ローパ
スフィルタ18は、CCD遅延線14の出力信号に含ま
れるクロック周波数成分及び折り返し成分を除去するた
めに設けられており、−例として4.5 (MFI2)
のカットオフ周波数を有している。イコライザ17は、
ローパスフィルタ18で生じる位相まわりを補償するた
めに設けられている。ローパスフィルタ18からの映像
信号がパフファアンプ19を介して出力端子20に取り
出されると共に、同期分離回路21に供給される。
出力端子20には、図示せずも、輝度信号を分離するた
めのくし形フィルタ、ノイズ除去回路及びY/C混合回
路が接続される。再生信号から分離された低域変換色信
号は、図示せずも、輝度信号と同様に、COD遅延線、
バッファ回路、イコライザ、ローパスフィルタ、周波数
コンバータ及び搬送色信号を分離するためのくし形フィ
ルタを順次介してY/C混合回路に供給される。低域変
換色信号が供給されるCOD遅延線の遅延量は、輝度信
号が供給されるCCD遅延線14と同様にVCO15に
より形成されたクロックパルスで制御される。
同期分離回路21は、再生映像信号中の同期信号を分離
する。同期分離回路21からの再生同期信号が後述する
位相比較回路22に供給される。
23で示す同期信号発生回路において、水晶発振器の出
力信号を分周することにより基準水平同期信号が形成さ
れる。この基準水平同期信号が移相回路24を介して位
相比較回路22に供給される。
位相比較回路22において得られた位相エラー信号がエ
ラーアンプ25に供給され、エラーアンプ25の出力信
号がVCO15及び位相補償アンプ26に夫々供給され
る。
エラーアンプ25は、ローパスフィルタ及び位相補償回
路を含み、VCO15の発振周波数がエラーアンプ25
を介された位相エラー信号により制御される。つまり、
再生水平同期信号と基準水平同期信号が所定の位相差を
持つように、CCD遅延線14によって再生映像信号が
遅延される。
従って、出力端子20に取り出された再生映像信号は、
基準水平同期信号にロックした信号となり、再生映像信
号中のジッターが大幅に低減される。
位相補償アンプ26の出力13号がスイッチ回路7の入
力端子pを介して混合アンプ8に供給される。このよう
に、通常再生時に、位相補償アンプ26から出力される
位相エラー信号がドラムモータ1の位相エラー信号とし
て用いられる。従って、ドラムモータ1の回転位相は、
再生水平同期信号の位相が基準水平同期信号に対して所
定の位相関係となるようにロックされる。この位相サー
ボによって、再生映像信号のジノクーが従来のサーボ回
路と比較して、大幅に低減される。位相補償アンプ26
は、サーボ回路のループを安定にするためのゲイン特性
及び位相特性を有している。
第1図において、27がキャプスタンモータを示す。キ
ャプスタンモータ27の回転周波数と対応する周波数の
検出信号を発生する周波数発電機28が設けられている
。また、回転ドラムの周面に180°よりやや大きい巻
き付は角で巻き付けられた磁気テープ29の長手方向に
沿って、一定の間隔で記録されているコントロール信号
を再生するコントロール信号用ヘッド30が設けられて
いる。
周波数発電機28からの検出信号が周波数逓倍回路31
を介して速度サーボ回路32に供給される。速度サーボ
回路32では、検出信号の周期(又は周波数)が測定さ
れ、キャプスタンモータ27に関する速度エラー信号が
形成される。この速度エラー信号が混合アンプ33に供
給される。
また、通常再生時に位相サーボ回路34に内部VD発生
回路10からのサーボ基準信号とスイッチ回路35から
の再生コントロール信号とが供給される。このスイッチ
回路35は、Dフリップフロップ36の出力信号により
制御される。スイッチ回路35の一方の入力端子にコン
トロール信号用アンプ37を介された再生コントロール
信号が供給される。スイッチ回路35の他方の入力端子
には、コントロール信号用アンプ37と180°の移相
量の移相回路38を介された再生コントロール信号が供
給される。
Dフリップフロップ36には、内部VD発生回路10か
らのサーボ基準信号がデータ入力として供給され、また
、エツジ検出回路13からのエツジパルスがクロック入
力として供、給される。Dフリップフロップ36は、ト
ラッキング制御における逆トラックの防止のために設け
られている。回転ヘッド3A及び3Bの夫々のギャップ
の延長方向が互いに異ならされており、所謂傾斜アジマ
ス記録が行われる。従って、回転ヘッド3Aにより形成
されたトランクは、再生時に回転へラド3Aにより走査
され、また、回転ヘッド3Bにより形成されたトラック
は、再生時に回転ヘッド3Bにより走査されることが必
要となる。内部VD発生回路10からのサーボ基準信号
は、RFスイッチングパルスと同期しているが、回転ヘ
ッド3A又は3Bの走査期間とサーボ基準信号のレベル
との対応関係が規定されていない。従って、若しサーボ
基準信号の位相が180゛ずれていると、回転ヘッド3
A、3Bの走査するトラックが記録時と逆となる。Dフ
リップフロップ36の出力信号は、サーボ基準信号の位
相とRFスイ・7.チングパルスの位相との関係を示す
0両者が正しい関係にある時には、スイッチ回路35が
コントロール信号用アンプ37からの再生コントロール
信号を選択し、また、サーボ基準信号が180°ずれて
いる時には、スイッチ回路35が移相回路38からの再
生コントロール信号を選択する。
位相サーボ回路34からの位相エラー信号が混合アンプ
35に供給される。混合アンプ33の出力信号がドライ
バ39を介してキャプスタンモータ27に供給される。
b1位相比較回路 第2図は、位相比較回路22の一例の構成を示し、同期
信号発生回路23の出力端子23Aに現れ、移相回路2
4を介された基準水平同期信号がデユーティ調整回路4
1に供給される。デユーティ調整回路41の出力信号が
台形波発生回路42に供給される。台形波発生回路42
からの台形波信号がサンプルホールド回路43に供給さ
れる。
一方、バンファアンプ19の出力端子19Aからの再生
映像信号から同期分離回路21により分離された再生同
期信号が等価パルスを除去するためのV2Hキラー44
を介して単安定マルチバイブレーク(モノマルチと略称
する。)45に供給される。モノマルチ45の出力信号
が波形整形回路46に供給され、波形整形回路46から
ゲートパルスが発生する。このゲートパルスがサンプル
ホールド回路43に供給される。モノマルチ45は、リ
トリガブルモノマルチ47の出力信号によってリセット
される。入力端子48からのドロップアウト検出信号が
スイッチングアンプ49を介してリトリガブルモノマル
チ47に供給される。このリトリガブルモノマルチ47
から出力信号が発生している期間では、モノマルチ45
がリセットされ、モノマルチ45から出力信号が発生し
ない。
つまり、ドロップアウトが検出された場合には、サンプ
ルホールド回路43へのゲートパルスがミューティング
される。
サンプルホールド回路43の出力信号かバッファ回路5
0を介してゲインコントロール回路51に供給される。
ゲインコントロール回路51には、モノマルチ55の出
力信号が供給される。同期分離回路21と接続された垂
直同期分離回路54により、再生映像信号中の垂直同期
信号が分離される。この垂直同期信号の前縁から垂直ブ
ランキング期間の後端迄の間、 “H’  (ハイレベ
ル)となるパルス信号がモノマルチ55から発生する。
モノマルチ55からのパルス信号が“H゛の期間、ゲイ
ンコントロール回路51のゲインが他の期間に比べて上
昇される。
回転ヘッド型VTRの再生映像信号は、垂直同期信号の
直前でスキューが発生したり、ノイズによって等価パル
スが読み間違えられることによって、垂直ブランキング
期間で位相エラーが正常でなくなり、映像の最初の部分
で同期が乱れ易い傾向がある。この悪影響を軽減するた
めに、垂直ブランキング期間の直後でTBC及びサーボ
ループの引き込みが速くされる。上述のように、垂直ブ
ランキング期間において、TBC及びサーボループのル
ープゲインを持ち上げることにより、TBC及びサーボ
ループの引き込みが速くなる。
ゲインコントロール回路51の出力信号がエラーアンプ
25を介してエラーリミッタ52に供給される。エラー
リミッタ52は、第1図では省略されている。このエラ
ーリミッタ52は、位相エラー信号が何等かの原因で極
めて大きくなった時に[(以ロックが生じるのを防止す
るために設けられている。擬似ロックとは、第4図に示
すように、CCD遅延線14の遅延時間がI Hから±
0.5H以上ずれると、隣の安定点(OH又は2H)へ
移ろうとして、位相エラー電圧が最大レベル又は最小レ
ベルに固定され、正常なレベルに戻らなくなる現象であ
る。
第3図は、上述の位相エラー検出部のタイミングチャー
トである。第3図Aが端子23Aに供給される基準水平
同期信号を示し、第3図Bが同期分離回路21により分
離された再生同期信号である。%Hキラー44からは、
第3図Cに示すように、等価パルスが除去された再生同
期信号が得られる。モノマルチ45の出力パルスが第3
図りに示され、波形整形回路46においては、第3図E
に示すゲートパルスが形成される。
基準水平同期信号(第3図A)が供給される移相回路2
4から第3図Fに示すパルス信号が発生し、このパルス
信号のデユーティレシオがデユーティ調整回路41によ
り調整される。第3図Gは、デユーティ調整回路41か
らのパルス信号を示す。
第3図Gに示すパルス信号が台形波発生回路42に供給
され、第3図Hに示す台形波信号が形成される。
台形波信号がサンプルホールド回路43に供給され、第
3図Eに示すゲートパルスでもってサンプリングされる
。従って、サンプルホールド回路43の出力信号(位相
エラー信号)は、基準水平同期信号と再生水平同期信号
の位相差と対応するレベルを有する。
ドロップアウト検出時には、第5図Aに示すドロップア
ウト検出信号が入力端子48からスイッチングアンプ4
9に供給される。ドロップアウト検出信号は、再生信号
のエンベロープレベルが所定レベル以下になる期間で′
H°となる信号である。スイッチングアンプ49から第
5図Bに示すように整形されたパルス信号が得られる。
このスイッチングアンプ49の出力信号の立ち下がりエ
ツジによってリトリガブルモノマルチ47がトリガーさ
れる。リトリガブルモノマルチ47から第5図Cに示す
パルス信号が発生し、このパルス信号が“H’の期間、
モノマルチ45がリセットされる。
この実施例では、ドロップアウト検出信号と再生映像信
号の欠落期間との間にCCD遅延線14による約L H
の時間差があるので、ドロップアウトが終了した後の約
70 〔μsec )よりやや長い時間(CCD遅延線
14の最大遅延時間)のゲートパルス迄がミューティン
グされる。
モノマルチ45がリセットされるために、第5図計に示
すように、リトリガブルモノマルチ47の出力信号がH
°の期間、ゲートパルスが発生しない、従って、サンプ
ルホールド回路43の出力信号は、第5図Fに示すよう
に、ミューティングされる直前のエラー電圧がホールド
された信号となる この一実施例と異なり、ゲートパルスのミューティング
を行わないと仮定すると、第5図りに示すように、ドロ
ップアウトによるノイズを含むゲートパルスが発生する
。第5図りにおいて破線で示すパルス信号は、本来の再
生水平同期信号である。このノイズがゲートパルスとし
て用いられると、サンプルホールド回路43から発生す
る位相エラー信号が乱れ、TBC及びサーボ回路がロッ
ク状態から外れる。しかしながら、位相エラー信号をド
ロップアウト検出時に前値ホールドするこの実施例に依
れば、TBC及びサーボ回路がロック状態から外れるこ
とを防止できる。
C9変形例 第6図は、位相エラー検出部、特に、ドロップアウト対
策に関しての他の例を示す。第2図に示す構成と相違す
る点は、リトリガブルモノマルチ47の時定数をバッフ
ァアンプ56を介された位相、エラー信号により制御す
ることである。
第7図は、第6図に示す位相エラー検出部の動作を示す
タイミングチャートである。第7図Aがドロップアウト
検出信号、第7図Bがスイッチングアンプ49の出力パ
ルス信号、第7図Cがリトリガブルモノマルチ47の出
力パルス信号である。
第7図りに示されるゲートパルス中でドロップアウトに
よる信号欠落期間は、ドロップアウト検出信号の前縁に
対して、CCD遅延線14における遅延量例えば(70
±20〔μsec ) )と対応する時間τの遅れを持
つ。リトリガブルモノマルチ47の時定数で定まる遅延
時間は、CCD遅延線14の遅延量の中心値(70〔μ
sec ) )を中心として位相エラー信号により制御
される。つまり、リトリガブルモノマルチ47の出力信
号が°H’の期間は、ドロップアウト検出信号が“L”
に立ち下がった後のτの期間、保持される。
第7図Eは、リトリガブルモノマルチ47の出力信号に
よりミューティングされたゲートパルスを示し、第7図
Fは、サンプルホールド回路43の出力信号である。上
述のように、リトリガブルモノマルチ47の時定数を制
御すれば、CCD遅延線14の遅延量と等しい期間のゲ
ートパルスを正確にミューティングすることができる。
第8図に示すように、第6図に示す位相エラー検出部の
構成に対して、スイッチングアンプ49の出力信号の立
ち下がりでトリガーされるモノマルチ57と、リトリガ
ブルモノマルチ47の出力信号及びモノマルチ57の出
力信号が供給されるEX−OR(イクスクルーシプOR
)ゲート58とを付加し、EX−ORゲート58の出力
信号をモノマルチ45のリセット端子に供給する構成と
しても良い。このモノマルチ57の時定数は、リトリガ
ブルモノマルチ47と同様に、バッファ回路56を介さ
れた位相エラー信号により制御される。
第9図は、第8図に示す位相エラー検出部の動作を示す
タイミングチャートである。第9図A、第9図B、第9
図Cがドロップアウト検出信号、スイッチングアンプ4
9の出力信号、リトリガブルモノマルチ47の出力信号
を夫々示す。モノマルチ57から第9図りに示すように
、CCD遅延線14の遅延量と等しいパルス幅τに制御
された出力パルス信号が発生する。従って、EX−OR
ゲート58からは、第9図Eに示すパルス信号が得られ
る。
このEX−ORゲート58から出力されるパルス信号に
よって、第9図Fに示すパルスの中でドロップアウトに
よるノイズを含む期間のみがミューティングされ、第9
図Gに示すゲートパルスがサンプルホールド回路43に
供給される。従って、第9図Hに示す位相エラー信号が
サンプルホールド回路43から得られる。
この第8図Hに示す位相エラー検出部に依れば、ドロッ
プアウトの開始点の約IH前の正常なゲートパルスをミ
ューティングすることが防止される。
従って、ドロップアウトの期間と正確に対応する期間の
みでミューティング動作が行われ、位相エラー信号の乱
れが最小限に抑えられる。
この発明では、アナログ可変遅延回路として、CCD遅
延線以外の可変遅延回路を使用することができる。
また、FM変調された輝度信号と低域搬送周波数に変換
された色信号とを混合した信号を記録するVTRに限ら
ず、複合カラー映像信号をFM変調する方式に対してこ
の発明は適用することができる。
〔発明の効果〕
この発明に依れば、ドロップアウトにより、再生水平同
期信号中にノイズが発生し、このノイズがゲートパルス
として用いられ、サンプルホールド回路から出力される
位相エラー信号が乱れ、サーボ回路がロック状態から外
れることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例のブロック図、第2図はこ
の発明の一実施例における位相エラー検出部のブロック
図、第3図は位相エラー検出部の動作説明に用いるタイ
ミングチャート、第4図はTBCの擬似ロックの説明に
用いる路線図、第5図はドロップアウト発生時の位相エ
ラー検出部の動作説明に用いるタイミングチャート、第
6図及び第7図は位相エラー検出部の他の例のブロック
図及びその動作説明のためのタイミングチャート、第8
図及び第9図は位相エラー検出部の更に他の例のブロッ
ク図及びその動作説明のためのタイミングチャート、第
10図は従来のサーボ回路のブロック図、第11図は従
来のサーボ回路における位相エラー検出動作の説明に用
いるタイミングチャートである。 図面における主要な符号の説明 1ニドラムモータ、3A、3B:回転ヘッド、6:位相
サーボ回路、14 : COD遅延線、15 : vc
o、21:同期分離回路、22:位相比較回路、23:
同期信号発生回路、27:キャプスタンモータ、43:
サンプルホールド回路、45:モノマルチ、47;リト
リガブルモノマルチ。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 IBBエコー↓焚出筈し犯のイ列 第6図 トー0.リア7ワト棟出[l午のタイじq゛今ヤード第
γ図 第10図 咲来の叶−木゛回XLI:九・喝膣相エラー淳奮士勧花
第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 再生映像信号中の水平同期信号と基準水平同期信号とを
    位相比較し、位相比較出力によりドラムモータの回転を
    制御するようになされた回転ヘッド型映像信号再生装置
    において、 ドロップアウトの検出時に上記位相比較出力を前値ホー
    ルドするようにした回転ヘッド型映像信号再生装置。
JP61106079A 1986-05-09 1986-05-09 回転ヘツド型映像信号再生装置 Pending JPS62262255A (ja)

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