JPS62261662A

JPS62261662A - 排気ガス戻し装置を備えた内燃機関のための燃料噴射ポンプ

Info

Publication number: JPS62261662A
Application number: JP62087259A
Authority: JP
Inventors: カール・コンラート
Original assignee: Robert Bosch GmbH
Current assignee: Robert Bosch GmbH
Priority date: 1986-04-10
Filing date: 1987-04-10
Publication date: 1987-11-13
Also published as: US4718385A; DE3612068A1; EP0240686A1; DE3762536D1; EP0240686B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、排気ガス戻し装置を備えた内燃機関のだめの
燃料噴射ポンプであって、負荷に応じて作動されて排気
ガス戻し弁を制御する電気信号を送出する電気制御部材
と、往復動と同時に回動するようにシリンダ内で駆動さ
れかつポンプ作業室を閉鎖するプランジャと、燃料圧で
負荷されている室内で前記シランジャを取囲んでいて負
荷に応じて調節移動可能な調整スライダとを備えており
、前記プランジャ内には、前記ポンプ作業室と常時連通
している放圧通路が設けられておシかつ前記調整スライ
ダが、前記プランジャのストロークの可変距離区間では
前記放圧通路の出口を閉鎖するように構成されている形
式のものに関する。

従来の技術たとえば米国特許第４４５２２１７号明細書から公知の
前記形式の燃料噴射ポンプでは回転数調整し、６−にセ
ンサが配属されておシ、とのセンサは回転数調整し・ζ
−の位置に応じて電気信号を発生する。この電気信号に
基づいて排気ガス戻し弁は、内燃機関の部分負荷範囲に
おいて開放され、全負荷範囲において閉鎖されているよ
うに制御される。内燃機関の回転数に影響を及ぼす回転
数調整し・ζ−にセンサを配属することは一つの妥協的
手段である。それというのは回転数調整レバーがその都
度占める位置は内燃機関の所定の負荷範囲には直接的に
は相応しないからである。しかしながら排気ガスの放出
を減少せしめるためには、内燃機関の実際の運転負荷範
囲に直接対応するように排気ガス戻し弁が制御されなけ
ればならない。

発明の課題本発明の課題は公知の燃料噴射ポンプを、排気ガス戻し
弁が内燃機関の実際の運転負荷範囲に直接対応して制御
されうるように改良することにある。

課題を解決するための手段前述の課題を解決するために本発明によれば電気制御部
材が油圧によって作動され、プランジャには第２の通路
が配設されておシ、該第２の通路の出口が、前記電気制
御部材に通じる導管と接続されておシ、前記第２の通路
の入口が調整スライダの作用範囲内で放圧通路の出口と
間隔をおいて、しかも前記放圧通路の出口が開制御され
ている場合にだけ前記第２の通路の入口が開放されるよ
うに配置されているようにした。

発明の作用・効果本発明により得られる作用・効果は、排気ガス戻し弁を
制御するためにその都度の負荷状態に対して必要な燃料
噴射量の調量を直接決定する調整スライダの位置が内燃
機関の運転負荷の基準となっていることである。本発明
のもう１つの効果は、放圧通路の出口とプランジャ内の
第２の通路の入口との間隔を確定する作業以外には調整
作業又は配置作業が全く必要ないということである。さ
らにもう１つの効果は、吐出ポンプの、回転数に依存し
た吐出圧、つ″！シ噴射ポンプの調整スライダを受容す
る吸込室内の圧力が調整スライダの位置を電気信号に変
換するだめに使用されるということである。

実施態様従属請求項に記載の手段によって特許請求の範囲第１項
に記載の燃料噴射ポンプの有利な実施態様が可能である
。

特許請求の範囲第７項に記載の構成によれば、電気制御
部材を必要に応じてポンプケーシングのアクセス可能な
任意の位置に容易に配置する実施例排気ガスを内燃機関の吸入管へ戻すことは内燃機関の排
気ガス中の有害成分を減少するのに有効な手段であるこ
とが判っている。特に圧縮点火式の内燃機関では窒素酸
化物成分が減少せしめられる。燃料噴射量によって運転
される無過給内燃機関は部分負荷範囲においてかなりの
空気過剰状態で運転されるが、この空気過剰率は戻され
た排気ガスの添加混合によって減少される。

つまり燃焼が窒素酸化物の有害成分が減少するように影
響をうける。

燃料噴射ポンプのケーシング１にはシリンダライナ３が
嵌め込まれており、シリンダ２内をプランジャ生が移動
可能である。このプランジャ４は図示されていない駆動
装置によって往復動せしめられると同時に回動せしめら
れる。プランジャ４の一方の端面はポンプ作業室５を閉
鎖し、他方の端部はシリンダライナ３からケーシング１
の吸入室７内に突入している。プランツヤ牛は、吸込室
７内に突入している前記端部で図示されていない駆動装
置と結合されている。

プランジャ牛が吸入行程を行なう間、つまりプランジャ
牛が図示の下死点位置を占める間は、ポンプ作業室５は
プランジャ生の外周面に配置された縦溝８と、シリンダ
ライナ３とケーシング１とを通って延びる吸入孔９とを
介して吸入室７から燃料を供給される。送出しポンプ１
゜は回転数に依存して圧力が上昇するのに伴なって燃料
タンク１１からケーシング１の吸入室７へ燃料を吐出す
る。送出しポンプ１０に対して並列に接続された圧力調
整弁１２は公知の手段で回転数に依存して圧力を調整す
る。

プランジャ牛には袋孔として形成された放圧通路１５が
配置されており、この放圧通路１５はポンプ作業室５に
開口している。放圧通路１５から半径方向の孔１６が分
岐しており、この孔１６はプランジャ牛の外周面の分配
溝１７と連通している。分配溝１７の配置範囲ではシリ
ンダ２の１半径方向平面内で複数の送出し導管１８が分
岐しており、この送出し導管１８は配属の内燃機関の、
燃料を供給されるシリンダの数に相応してシリンダ２の
外周に均等に分配されて配置されている。送出し導管１
８は内燃機関の、図示されていない燃料噴射箇所へ続い
ている。

プランジャ牛の、吸入室７内に突入している部分には放
圧通路１５から半径方向の孔２ｏが分岐しており、この
孔２０はプランジャ牛の外周面に出口Ａを形成している
。出口Ａの範囲にはプランジャ４上に燃料調整機構とし
て調整スライダ２１が移動可能に配置されており、この
調整スライダ２１の、シリンダライナ３に向いた端面は
出口Ａのための制御縁２２を形成している。図示されて
°いない調整装置によって所望の回転数、回転数、大気
圧、温度等の複数の運転・ξラメータに基づいて調整し
・々−２３を介して調整スライダ２１はプランジャ牛に
対して軸方向に調整される。調整においては燃料噴射量
が犬である場合に調整スライダ２１は図示の位置を示ぬ
る。調整スライダ２１が図示の位置を占め、かつプラン
ジャ牛が下死点位置を占める場合には、放圧通路１５の
出口Ａから調整スライダ２１の制御縁２２までの間隔は
測定値Ｓ■である。部分負荷範囲において比較的少ない
燃料噴射量を吐出するために調整スライダ２１は図上で
左側方向へ移動せしめられ、出口Ａと制御縁２２との間
の間隔が減少する。つまり、調整スライダ２１の移動に
より、シランジャΦ及び出口Ａがプランジャ４の下死点
から進む有効行程が変化する。従って調整スライダ２１
の制御縁２２の位置は内燃機関の所定の負荷範囲におけ
るその都度の燃料噴射量の値を決定する。

プランジャ４にはさらに第２の通路２５が配置されてお
り、この第２の通路２５から、シリン／２内常時位置す
るプランジャ区分の範囲に出口臼を備えた半径方向の孔
２６か、調整スライダ２１の作用範囲に入口Ｅを備えた
半径方向の孔２７が分岐している。プランジャ牛が下死
点位置にあり、かつ調整スライダ２１が全負荷の出口Ｅ
は調整スライダ２１０制御縁２２との間に間隔ＳＬを有
しており、この間隔ＳＬは放は放圧通路１５の出口Ａに
対して所定の間隔だけずらされている。このように第２
の通路２５の入口Ｅを放圧通路１５の出口Ａに対してず
らして配置することにより、プランジャΦの行程中には
放圧通路１５の出口Ａが開放せしめられた後で初めて第
２の通路２５が開く。このことから、調整スライダ２１
が最右端位置（図示）に調整せしめられる全負荷運転に
おいては、第２の通路２５の入口Ｅはプランジャ生の吐
出行程時には全く開放されない。これに対して部分負荷
範囲において図示の位置から図上左側方向へ移動せしめ
られており、かつプランジャ行程中に第２の通路２５の
入口Ｅが調整スライダ２１の制御縁２２に達する時、放
圧通路１５の出口Ａが既に開放されているような位置を
調整スライダ２１が占める場合にはプランジャ４の吐出
行程の終了時近くに調整スライダから入ロＥ−通路２５
の出口Ｂの範囲においてシリンダライナ３に環状溝２８
が配置されており、シリンダライナ３内の半径方向の孔
２９と孔３０とを経て前記環状溝２８は袋孔３１を備え
ている。

袋孔３１からは孔３２が分岐しており、この孔３２は流
出絞り３３へと通じている。流出絞り３３からは導管３
４が無圧燃料タンク１１へと通じている。

袋孔３１には周知のモカスイッチ３５がねじで締められ
ている。この王カスイッチ３５は圧力が吸入室７の吐出
圧の範囲である場合には電気接点３７をオンにし、これ
により内燃機関の排気ガス戻し弁を制御するための電気
信号が発生する。吸入室７からの燃料及び吸入室７内の
圧力による田カスイッチ３５の負荷状態は調整スライダ
２１の位置に依存して調整される。環状溝２８及び孔２
９．３０を介して王カスイツチ３５と接続されている第
２の通路２５の入口Ｅは、前述のように調整スライダ２
１が全負荷位置を占める場合には出口Ａが開放された後
のプランジャ生の行程中に開放されることがない。

従って流出絞り３３を介して圧力負荷を軽減せしめられ
る袋孔と王カスイッチ３５とは無圧である。これに対し
て、調整スライダ２１が部分負荷範囲の位置を占める場
合には、プランジャ牛の圧力行程の終了時には第２の通
路２５の入口εが開放せしめられるので、吸入室７内の
圧力が第２の通路２５及び孔２９．３０を経て王カスイ
ッチ３５に働きかける。圧力負荷を受けると千カスイッ
チ３５の電気接点３７がオンになり、電気制御信号が発
生し、この電気制御信号は内燃機関の排気ガス戻し弁を
開放するのに直接使用されるか又は制御信号として使用
される。

強すぎる圧力脈動が王カスイッチに働くのを回避するた
めに、絞り３６がシリンダライナ３内の半径方向の孔２
９内に配置されている。

さらに補足するならば、回転数および／または負荷に比
例する電気信号を発生させるために、圧力スイッチの代
わりに制御圧に依存して相応する電気信号を送出する感
圧センサ部材が配置されてもよい。

さらに付は加えると、前述の実施例では排気ガス戻し弁
を制御するための電気信号を送出するための制御部材が
、種々異なる負荷範囲におけるその都度の噴射１がプラ
ンジャの上死点より程度の差はあるが前の時点で調整ス
ライダ２１によって噴射量の供給を減少することにより
調量される燃料噴射ポンプと関連して記載されている。

電気信号を発生させる前述の装置は、周知の形式でプラ
ンジャの、程度の差はあるが大きなアイドリング行程後
プランジャによって吐出の開始が受容される形式の燃料
噴射ポンプに設けられる。この形式の実施例では、負荷
軽減通路の出口が開いている場合にのみ開くよう通じるな構成で調整部材にｋ＜通路の入口がプランジャに配置
されている。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の燃料噴射ポンプを縦方向に断面して示す
概略図である。１・・・ケーシング、２・・・シリンダ、３・・・シリ
ンダライナ、Φ・・・プランジャ、５・・・ポンプ作業
室、７・・・吸入室、８・・・縦溝、９・・吸入孔、１
０・・・送出しポンプ、１１・・・燃料タンク、１２・
・圧力調整弁、１５・・・放圧通路、１６・・・孔、１
７・・・分配溝、１８・・・送出し導管、２０・・・孔
、２１・・・調整スライダ、２２・・制御縁、２３・・
・調整し・ζ−１２５・・・第２の通路、２６．２７・
・・孔、２８・・・環状溝、２９．３０・・・孔、３１
・・・袋孔、３２・・・孔、３３・・・流出絞り、３４
・・導管、３５・・圧力スイッチ、３６・・・絞り、３
７・・・電気接点、Ａ・・・放圧通路の出口、Ｂ・・・
第２の通路の出口、Ｅ・・・第２の通路の入口、ＳＬ・
・・第２の通路の入口から制御縁２２までの間隔、Ｓ■
・・・放圧通路１５の出口Ａから制御縁までの間隔

Claims

【特許請求の範囲】

１．排気ガス戻し装置を備えた内燃機関のための燃料噴
射ポンプであつて、負荷に応じて作動されて排気ガス戻
し弁を制御する電気信号を送出する電気制御部材と、往
復動と同時に回動するようにシリンダ（２）内で駆動さ
れかつポンプ作業室（５）を閉鎖するプランジヤ（４）
と、燃料圧で負荷されている室（７）内で前記プランジ
ヤを取囲んでいて負荷に応じて調節移動可能な調整スラ
イダ（２１）とを備えており、前記プランジヤ（４）内
には、前記ポンプ作業室（５）と常時連通している放圧
通路（１５）が設けられておりかつ前記調整スライダ（
２１）が、前記プランジヤ（４）のストロークの可変距
離区間では前記放圧通路（１５）の出口（Ａ）を閉鎖す
るように構成されている形式のものにおいて、前記電気
制御部材（３５）が油圧によつて作動せしめられ、前記
プランジヤ（４）内には第２の通路（２５）が配設され
ており、該第２の通路（２５）の出口（Ｂ）が前記電気
制御装置に通じる導管（２９，３０）と接続されており
、前記第２の通路（２５）の入口（Ｅ）が調整スライダ
（２１）の作用範囲内で前記放圧通路（１５）の出口（
Ａ）から間隔をおいて、しかも前記放圧通路（１５）の
出口（Ａ）が開制御されている場合にだけ前記第２の通
路（２５）の前記入口（Ｅ）が開放せしめられるように
配置されていることを特徴とする排気ガス戻し装置を備
えた内燃機関のための燃料噴射ポンプ。
２．前記第２の通路（２５）の入口（Ｅ）が前記放圧通
路（１５）の出口（Ａ）から所定の間隔をおいて配置さ
れており、前記調整スライダ（２１）が全負荷位置を占
める場合に、該調整スライダ（２１）によつて前記出口
（Ａ）が開放された後の前記プランジヤ（４）の残りの
行程距離よりも前記間隔の方が大である特許請求の範囲
第１項又は第２項に記載の燃料噴射ポンプ。
３．前記電気制御部材（３５）の接続箇所が流出絞り（
３３）と接続されている特許請求の範囲第１項又は第２
項記載の燃料噴射ポンプ。
４．前記電気制御部材（３５）に通じている導管（２９
，３０）内に絞り（３６）が配置されている特許請求の
範囲第３項記載の燃料噴射ポンプ。
５．前記電気制御部材が電気スイツチ（３５）である特
許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１項記載
の燃料噴射ポンプ。
６．前記電気制御部材（３５）が、その都度の圧力に比
例する電気信号を送出する圧力センサとして構成されて
いる特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか１
項記載の燃料噴射ポンプ。
７．前記電気制御部材（３５）が燃料噴射ポンプのケー
シング（１）に取り付けられており、かつ前記燃料噴射
ポンプ内に設けた導管（３０）を経て前記吸入室（７）
と接続されている特許請求の範囲第１項から第６項まで
のいずれか１項記載の燃料噴射ポンプ。