JPS62261417A - 射出成形機の射出装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 く発明の楓する技術分野〉 本発明はブラスチ，り材料等（以下凰に狸｛脂という）
を加熱し、可塑化する可塑化シリンダを加熱シリンダ先
端部或いＩａＭ加熱シリンダと一体的に取付たシリンダ
ヘッド部に配設し、前記可塑化シリンダからの溶融樹脂
を前記加熱シリンダへ併給し、加熱シリンダ内に挿着さ
れた射出プランジャにより射出成形を行う射出成形機の
射出装置に関する。

〈従来技術とその問題点〉 方法的，或いは重量的に精密を要する小さい製品を射出
成形するためには、射出装置、即ち浴融す脂射出用の加
熱シリンダを小径にして該加熱シリンダ内部に押入きれ
ている射出用スフ１１ユ径を小径にすることが行われて
いる、 しかしながらスクリュ径が１８賜以下となると、強度と
樹脂移送力等の関係からスクリュ溝深さが制約され、市
販の樹脂ペレットや粉砕樹脂等が出来ず，特別な小型ペ
レット等を使わざるを得なかった。そのため樹脂のコス
ト高による製品の原価が上るという問題があった。

また小さな成形品では溶融樹脂を射出するスクリュやプ
ランジャの射出ストロークが小さく、僅かなスクリュ等
の位置のバラツキが溶融樹脂の金型キャビティに注入さ
れる射出量や、溶融混練される可塑化量に影響し、成形
品の寸法的・重量的な不良が生れる原因となっている。

一方、生産性から考えると、スクリー径を可能な限り大
きくシ、可塑化能力を太きくシ、溶融可塑化時間を短縮
することによりサイクルタイムを短かくすることが考え
られているがスクリュ径を大きくすると可塑化計量精度
を射出精度が劣り、精密な安定成形が阻害され、結局小
さな製品を精密に、しかも生産性良く成形する射出成形
機の射出装置は第４図に示す射出装置程度のものであっ
た。

ここで第４図の射出装置について説明すると、樹脂を加
熱し、可塑化する可塑化シリンダ２１を射出プランジャ
２２が進退可能に挿入された加熱シリンダ２３の先端部
附近に装着し、可塑化シリンダ２１で溶融された樹脂を
チェック弁２４全介して加熱シリンダ２３へ供給し、射
出プランジャ２１を後退限から前進限へ移動させ（図中
左方内入移動する）、図示してないノズル２５の先端に
接する金型内へ射出するようになっている。

この装置は、前述の欠点を取除くことが出来たが、可塑
化シリンダ２１と加熱シリンダ２３を連通する樹脂通路
にチェ、り弁２４が使用してあり、構造が複雑となるば
かりか、この部分に樹脂の滞留が生じ、樹脂の劣化や焼
は等が起きて製品に悪影響を与える。という新な欠点が
生じた。

〈発明の目的〉 本発明は前述のような欠点を解消し、通常サイズのベレ
、、トを用いて比較的大きな可塑化能力を持った小さな
成形品を精度よくしかも生産性の良い射出成形機の射出
装置を提供することを目的とする。

〈発明の概要〉 前述の目的を達成するためプラスチ、ツク材料等を加熱
し、可塑化する可塑化シリンダを加熱シリンダ先端部或
いｉｄ該加熱シリンダと一体的に取付たシリンダヘッド
部に配設し、前記可塑化シリンダからの溶融材料を前記
加熱シリンダへ供給し、加熱シリンダ内に挿着された射
出プランジャにより射出成形を行う射出成形機の射出装
置において、射出工程時に前記可塑化シリンダから加熱
シリンダへの材料流通路を前記射出プランジャ自身が遮
断しつつ射出動作全行うことを特徴とする射出成形機の
射出装置とし、さらに前記材料通路の遮断は前記射出ジ
ャが外周方向に回動することにより行う射出成形機の射
出装置とした。

〈実施例〉 次に第】図および第２図により本発明の１実施例を説明
すると、１は可塑化シリンダで図示してない駆動装置に
よりスクリュ２が回転し、図示してない材料供給部より
ペレット樹脂を導入し、混練可塑化して連絡路３全介し
て加熱シリンダ４〜供給するものである。５は射出プラ
ンジャで前記加熱シリンダ３の内径面に用方向に所定ス
トローク（射出ストローク）だけ移動可能に、しかも外
周方向に所定角度だけ回動可節に嵌合されている。

前記射出プランジャ５には計量時に前記可塑化シリンダ
１から供給される溶融樹脂を連絡路３からプランジャ５
の前方にある射出室６へ導く隙間７が設けてあり射出工
程が完了（樹脂の金型内への注入完了）した時でも図示
した位置のように連絡路３が塞がらないようになってい
る。また先端には計量された樹脂が図示してない金型キ
ャビティ内へノズル孔１２を介して射出するノズル１３
が取付である。８は射出シリンダでそのピストンロッド
９の先端には射出プランジャ５が取付てあ−リ、同プラ
ンジャ５を軸方向に射出ストロークだけ進退させるもの
である。】０は作動片で前記ピストンロッド９に取付で
あり前記射出プランジャ５が計量時に所定の距離りだけ
後退（図中布ｇｌｉ方向）した時リミットスイッチ１１
を作動させるものである。同＋１　ミツトスイッチ１１
は位置調整が可能であり、従って任意の位置に射出プラ
ンジャ５の後退限位置（鎖線で示す）を決めることが出
来、かつ後退限位置で溶融樹脂の加熱シリンダ４への供
給を停止するためにスクリュ２の回転の停止および次工
程の射出プランジャ５の前進時に、溶融回動するよう図
示してない駆動装置に作用するものである。

〈作用動作〉 以上説明したような構成となっており、次にその作用動
作について説明すると射出工程の開始に際し、図示した
射出プランジャ５の前進退位置の時、計量が開始され、
可塑化シリンダ１内のスクリュ２が回転し、溶融樹脂を
連絡路３から隙間７を介して射出室６へ導入する、ノズ
ル１３は図示してない金型に接しており、既に前工程で
金型内へ樹脂の注入は行われているため、ノズル孔１３
は塞がれているため溶融樹脂は射出室６内へ蓄積され、
射出プランジャ５を各方向へ押し後退させる。この射出
プランジャ５の後退動作により前記ピストンロッド９に
取付た作動片々がりミツトスイッチ】】を作動させると
、射出プランジャ５の後退は停止し、射出室６には予め
・定められた射出量だけ溶融樹脂が計量される。従って
前記＋１　ミツトスイッチ１１の作動により、射出プラ
ンジャ５の後退停止ばかりでなく溶融樹脂を供給してい
る可塑化シリンダ１のスクリュ２０回転も停止すム次い
で計量工程に続く充填工程時の射出グラ／ジャ５の前進
（図中左方向）に備え前記リミットスイッチ１１の信号
により射出プランジャ５が第２図の仲買から第３図のよ
うに所定角度（実施例は１８０°）だけ回動し、射出室
６に計量された樹脂がノズル孔１２より射出される際、
連絡路３を通って可塑化シリンダｌ側へ逆流しないよう
に同連絡３を塞ぎ、図示していないが金型が開き、製品
の排出され、再び型開じが行われた後、射出プランジャ
５が射出シリンダ８により前進しく図中左進する）、射
出室６に計量された溶融樹脂全図示してない金型内へ射
出するようになっている。

射出が完了すると、射出プランジャ５は再び第２図に示
す位輩へ回動し、射出室６と連絡路３は隙間７を介して
連絡し、可塑化シリンダｌからの溶融樹脂の供給が可能
になる。

〈効　果〉 以上説明したような構成で作用動作が行われるので当初
に掲げたような欠点が取除かれ市販のペレットで生産性
の高い、しかも精密な小さな製品を射出成形出来るばか
りでなく、連絡路もチェック弁を使用することなく、樹
脂射出用の射出プランジャ自身により連絡路の遮断を行
うので構造も簡単で、樹脂の滞留も起きない。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第３図は本発明の１実施例を示す図で、第
１図は射出装置を示す図。第２図は第１図の断面Ｉ−Ｉ
図で計量工程完了直後の状態を示す図、第３図は同じく
第１図の断面Ｉ−Ｉ図で第２図の状態から所定角度回動
した充填工程直前の図。第４図は従来装置の説明図。 １・・・可塑化シリンダ、２・・・スクリー、３・・・
連絡路、４・・加熱シリンダ、５・・・射出プランジャ
、６・・・射出室、７・・・隙間、８・・・射出シリン
ダ、９・・ヒストンロッド、１０・・・作動片、１１・
・・リミットスイッチ、１３・・・ノズル孔、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プラスチック材料等を加熱し、可塑化する可塑化シ
   リンダを加熱シリンダ先端部或いは該加熱シリンダと一
   体的に取付たシリンダヘッド部に配設し、前記可塑化シ
   リンダからの溶融材料を前記加熱シリンダへ供給し、加
   熱シリンダ内に挿着された射出プランジャにより射出成
   形を行う射出成形機の射出装置において、射出工程時に
   前記可塑化シリンダから加熱シリンダへの材料流通路を
   前記射出プランジャ自身が遮断しつつ射出動作を行うこ
   とを特徴とする射出成形機の射出装置。 ２、前記材料通路の遮断は前記射出プランジャが、その
   外周方向に回動することにより行うことを特徴とする前
   記特許請求範囲第１項記載の射出成形機の射出装置。