JPS62261208A - 電気機械式フイルタの位相回転量変動抑圧方法 - Google Patents

電気機械式フイルタの位相回転量変動抑圧方法

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JPS62261208A
JPS62261208A JP10452286A JP10452286A JPS62261208A JP S62261208 A JPS62261208 A JP S62261208A JP 10452286 A JP10452286 A JP 10452286A JP 10452286 A JP10452286 A JP 10452286A JP S62261208 A JPS62261208 A JP S62261208A
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JP
Japan
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filter
temperature
temperature coefficient
frequency
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP10452286A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Yamamoto
真一 山本
Taku Gonji
五雲寺 卓
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPS62261208A publication Critical patent/JPS62261208A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 電気機械式フィルタ(以下、EMフィルタと略称する。
)の中心周波数での3dB帯域幅等を基準温度からの温
度変動に伴って拡幅させてEMフィルタの公称周波数で
の位相回転量の変動の抑圧を図った。
〔産業上の利用分野〕
本発明はEMフィルタの位相回転量変動抑圧方法に関し
、更に詳しく言えば、温度変動時におけるEMフィルタ
の公称周波数での位相回転量の変動抑圧に中心周波数で
の例えば3dB帯域幅の拡幅を利用しているEMフィル
タの位相回転量変動抑圧方法に関する。
近年においては、ますます通信系のディジタル化が進め
られている。例えば、PCM通信の広帯域タイミング抽
出フィルタでは、より小形で且つ高安定なタイミング抽
出フィルタが必要とされることから、従来のヘリカルフ
ィルタやLCフィルタに代わるものとして高結合圧電1
辰勤子を用いたEMフィルタ(例えば、LiTaO3単
結晶を使用したフィルタ)に大きな期待が寄せられてい
る。
こOEMフィルタにも従来のLCフィルタ同様、温度の
、変化に伴って位相回転量が変動するという望ましくな
い特性を有しており、従来においてもその変動抑圧手段
が採られているが、それは未だ尚不十分なものである。
〔従来の技術〕
第5図は高結合圧電振動子2個1.2及び結合容量素子
3から成るタイミング抽出フィルタの等価回路を示す。
この圧電振動子1,2は温度変化に伴いその共振周波数
が変動するため、その変動分だけフィルタの中心周波数
が偏移してフィルタ本来の所望周波数(公称周波数)f
oにおける位相回転量を変化させてしまう。
その可及的解決手段として圧電振動子の温度係数を改善
してその共振周波数の安定化を図ることによりフィルタ
公称周波数における位相回転量の変動を極力抑えること
も可能であるが、これを採用し難い場合には、第6図に
示すように圧電振動子と直列に容量素子4,5を接続し
、この容量素子4.5に圧電振動子の温度係数を打ち消
し得る温度係数を持たせることで、上述のような中心周
波数の変動を僅かにしてそこでの位相回転量の変υJの
抑圧を図っている。即ち、例えば第7図の(a)に示ず
ような温度25°Cにおけるフィルタ特性(今、フィル
タ中心周波数f。と公称周波数f、が同じになる様に設
定されているとする。)を有する2Mフィルタを70℃
で使用した場合にそのフィルタ特性が第7図の(b)の
如くなり、その位相回転量の差Δθ0を上述の圧電振動
子温度係数の改善により零乃至許容範囲内に収める代わ
りに、直列容量素子4.5の温度係数を圧電振動子の温
度係数とは逆にすることにより、温度が上昇しても(例
えば、70℃への上昇)、第7図の(C)の点線で示す
特性(上述の如き温度係数に対する処置なき場合のフィ
ルタ特性)をその実線で示す特性へ移行させる如くして
上述の如き位相回転量変動の抑圧を図っているものであ
る。なお、第7図において、fOはフィルタ公称周波数
、f、は25°Cにおけるフィルタ中心周波数、f′o
は70℃におけるフィルタ中心周波数、θ0は25゛C
でfOにおける位相回転量、θ′0は70’Cでf、に
おける位相回転量である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述後者の手段は温度補償用容量素子をフィルタ本来の
構成要素のほかに必要とし、そのために圧電振動子の共
振周波数の決定要素として温度補償用容量素子の静電容
量も入って来ることとなり、その共振周波数の調整を複
雑化している。又、温度補償用容量素子を必要とするこ
とは構成の複雑化となり、フィルタの小型化の阻害とな
る。
本発明は斯かる問題点に鑑みて創作されたもので、基準
温度からの温度変動に応じてフィルタ中心周波数での3
dB′a!−域幅等の拡幅を生じさせることにより温度
変動に対する位相回転量の変動を抑圧し得る2Mフィル
タの位相回転量変動抑圧方法を提供することを目的とす
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上述の目的を達成するために本発明は、高結合圧電振動
子2個及び結合容量素子1個を少なくとも1組有して構
成される2Mフィルタにおいて、その中心周波数での3
dB帯域幅等を基準温度からの温度変動に応じて拡幅さ
せて偏位温度における公称周波数での位相回転量の変動
を抑圧するようにしたものである。
〔作 用〕
2Mフィルタの基準温度が変わると、それに伴って2M
フィルタの中心周波数での3 dBi域幅が拡幅される
。2Mフィルタでは3dB帯域幅が拡げられると、位相
傾斜がその帯域特性の微係数で与えられることから拡幅
されたときの位相傾斜は緩くなる性質を有する。従って
、3dB帯域幅の拡幅により圧電振動子の共振周波数の
温度変動に伴うフィルタの位相回転量への効果が弱まり
、結果として位相回転量の変動は抑圧される。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例を示す。この実施例に示す2
Mフィルタは高結合圧電振動子1’、2’及び結合容量
素子3゛とから成り、その結合容量素子3゛の静電容量
温度係数を負としく第2図参照)、且つ高結合圧電振動
子l”、2°の温度係数を負として(第3図参照)構成
したものである。
この構成OEMフィルタの使用温度が25℃の常温状態
(第4図の(al参照)から70°Cの高温状!3(第
4図の(bl参照)へ変わったときの位相回転量の変化
は次のようになる。
使用温度が25℃における2Mフィルタの中心周波数を
f。(fc=fo)とし、rcにおける位相回転量θ0
及び3dB帯域幅をΔf 3dBとし、2Mフィルタの
位相傾斜をαとする。これと同様に、使用温度70℃で
の使用温度25℃に対応する容量をf’c+  θ’o
(foにおける値)、Δf’+d[s及びα° とする
このように、使用温度が上昇すると、第3図から判るよ
うに、圧電振動子1゛、2”の共振周波数は下がるから
、従来構成(本発明のような圧電振動子1’ 、  2
’及び結合容量素子3゛の温度係数に対する考慮のない
構成)の2Mフィルタでは、f C〉r′C+ θoく
θ)o、Δf3dB =Δf’JB、α=α° となる
が、本発明EMフィルタでは、結合容量素子3゛に圧電
振動子1゛、2°と同じ温度係数を持たせる構成とした
ことから、上述のような温度変化における上述諸掛の関
係は、 f C>f’c r ΔfsdB<Δf’sdB、 c
t>tx’となる。
このように、温度上昇に伴って2Mフィルタの3dB帯
域幅がより広帯域となったため、位相傾斜(deg  
・/ Ktlz)が緩くなる。かくして、圧電振動子の
共振周波数の温度変化に伴う2Mフィルタの位相回転量
への効果が弱まり、結果として位相回転変化量は減少さ
れる。
同様に、低温側への温度変化がある場合にも、位相回転
量の変化は抑圧される。
従って、結合容量の温度勾配(傾斜)の決定は、Δf3
dBの変動許容範囲内においてθc’−+−θ′0とな
るようにして行なわれる。
上述のところは、圧電振動子が負の温度係数を有する場
合であったが、正の場合にも同様に当て嵌まる。
〔発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、2Mフィルタの中
心周波数での3dB帯域幅等を温度変動に応じて拡幅し
て温度変動に対する位相回転量の変動を抑圧することが
でき、温度安定度に優れる。
この3dB帯域幅等の拡幅を結合容量素子の静電容量温
度係数の符号と圧電振動子の温度係数の符号との同一化
により生ぜしめるようにすれば1.EMラフイル本来の
素子だけで上述効果を調整の複雑化を伴うことなしに(
調整は圧電振動子の調整のみでよくなる。)享受できる
。又、その小型化の推進にもなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す図、 第2図は結合容量素子の温度特性を示す図、第3図は高
結合圧電振動子の温度特性を示す図、第4図は2Mフィ
ルタの位相図!Z−ffl及び損失の周波数特性を示す
図、 第5図は従来の1つOEMフィルタを示す図、第6図は
従来の他の2Mフィルタを示す図、第7図は第5図及び
第6図EMフィルタでの位相間!2−量変化の抑圧を説
明するだめのグラフである。 第1図において、 1’、2’ は高結合圧電振動子、 3゛は結合容量素子である。 特 許 出 願 人  富士通株式会社;f゛、二]“
ゝ ≠ば÷ 田 手蹟補正書卿 0部061年 8月13日 特許庁長官   黒  1)  明  雄 殿2、発明
の名称 住所 神楽III旬11帥埠肚lJ僻1015盟也(5
22)名称 富士通株式会社 4、代理人

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高結合圧電振動子2個及び結合容量素子1個を少
    なくとも1組有して構成される電気機械式フィルタにお
    いて、 その中心周波数での3dB帯域幅等を基準温度からの温
    度変動に応じて拡幅させて公称周波数での位相回転量の
    変動を抑圧することを特徴とする電気機械式フィルタの
    位相回転量変動抑圧方法。
  2. (2)前記結合容量素子の静電容量温度係数の符号を前
    記高結合圧電振動子の温度係数の符号と同一にして前記
    3dB帯域幅等の拡幅を生ぜしめるようにしたことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気機械式フィル
    タの位相回転量変動抑圧方法。
JP10452286A 1986-05-07 1986-05-07 電気機械式フイルタの位相回転量変動抑圧方法 Pending JPS62261208A (ja)

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JP10452286A JPS62261208A (ja) 1986-05-07 1986-05-07 電気機械式フイルタの位相回転量変動抑圧方法

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JPS62261208A true JPS62261208A (ja) 1987-11-13

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6717328B2 (en) * 2001-03-27 2004-04-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator and FM detection circuit incorporating the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6717328B2 (en) * 2001-03-27 2004-04-06 Murata Manufacturing Co., Ltd. Piezoelectric resonator and FM detection circuit incorporating the same

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