JPS62261069A - オツシロスコ−プの掃引回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はオソシロスコープの掃引回路に関し、さらに評
言すれば掃引速度を読み取ることのできるオッシロスコ
ープの掃引回路に関する。

（従来技術） 従来のオッシロスコープの掃引回路はたとえば第３図に
示す如く構成されていた。電圧＋Ｖ、を一定にして、抵
抗１を通して流れる電流でコンデンサ２を充電し、コン
デンサ２の端子電圧を増幅器３にて増幅のうえ取り出し
、掃引信号出力としている。掃引信号出力が一定レベル
に達したことを掃引終了検出回路４により検出し、掃引
信号出力が一定レベルに達したときトランジスタ５を駆
動してコンデンサ２の電荷をトランジスタ５を介して放
電させることにより、掃引を終了させてぃ。

る。

（発明が解決しようとする問題点） 上記の如き従来方法において掃引速度を可変にするため
には電源電圧■１を可変にするか、または抵抗ｌの抵抗
値を可変にすることが行なわれている。

たとえば後者によるときは、広い掃引速度の変更に対応
するために、第４図ｆａｔに模式的に示す如く、ロータ
リスイッチ６によって抵抗１の抵抗値とコンデンサ２の
容量との組合せを変更可能によることが行なわれている
。第４図（ａ）においては抵抗ｌの抵抗値の切替えをロ
ータリスイッチ６で行なう例を示している。

また抵抗１の一端を可変抵抗７の摺動子に接続して、掃
引時間の微小な変更を可能にすることも行なわれる。

かかる場合に、第４図（ｂ）に示す如くロータリスイッ
チ６の位置切替をつまみ８で行ない、つまみ８と同軸に
可変抵抗７の摺動子移動を行なわせるつまみ９を設け、
つまみ８の回動により掃引速度をステップ的に切替える
。一方、つまみ９の回動により掃引速度の微小な変更を
行なわせる。しかし、つまみ９により掃引速度が変更さ
れたとき掃引速度は非較正の状態になってしまう問題点
があった。これは、つまみ９に固着した突起１０が較正
表示マークＢに重なる位置に設定されているときのみ、
つまみ８の回動位置による設定掃引速度がマークＡの位
置に対向する目盛表示の掃引速度に較正されているのみ
であるためである。

さらにまた、上記の如くロータリスイッチ６による切替
により掃引速度の変更を行なうようになされている場合
、リードアウトオッシロスコープ等の如く常に掃引速度
を含む設定値情報が欲しい場合に、掃引速度情報を得る
手段がない問題点があった。仮につまみ９の回動位置を
ロークリエンコーダ等で検出しても、可変抵抗７の特性
等によって高精度で掃引速度を知ることができない問題
点があった。

本発明は上記の問題点を解決した掃引回路を提供するこ
とを目的とする。

（問題点を解決するための手段） 第１図は本発明の原理を示すブロック図である。

制御電流源１１からの出力電流をコンデンサ２に流し込
んでコンデンサ２を充電し、コンデンサ２の端子電圧は
掃引終了検出回路４で検出し、掃引信号出力が一定レベ
ルに達したことが検出されたときはコンデンサ２に並列
に接続したスイッチ手段５Ａをオン状態に制御する。

一方、１２は制御電流源１１の出力電流値を外部から設
定された所定間隔の掃引速度データに対応した値に制御
する電流源制御回路である。１３は前記所定間隔に対応
する制御電流源１１の出力電流値間であって、外部設定
された掃引速度データに対応した出力電流値に制御電流
ｉｘｔを制御し、かつ少なくともその掃引速度データを
出力可能にした電流源制御回路であり、電流源制御回路
１２および１３によって制御電流源１１の出力電流値を
制御するようにしである。

したがって、電流源制御回路１２および１３に対する掃
引速度データを設定することにより制御電流源１１の出
力電流値は設定され、かつその出力電流がコンデサ２に
流れてコンデンサ２を充電し、コンデンサ２の端子電圧
が掃引終了検出回路４で一定電圧に達したことが検出さ
れたときスイッチ手段５Ａがオン状態に制御されて掃引
信号出力が得られる。

この場合において掃引速度は制御電流源１１からの出力
電流値に対応して定められるが、制御電流源１１の出力
電流値は電流源制御回路１２および１３に対する設定に
より定められ、かつ設定に対応する値が判るため、各設
定に対して較正された状態であり、掃引速度情報をも得
ることができる。

（発明の実施例） つぎに本発明の具体例を実施例によって説明する。

第２図は本発明の一実施例を示すブロック図である。

１４はアップ／ダウンカウンタを、１５および１６はデ
ィジタル／アナログ変換器（以下Ｄ／Ａ変換器と記す）
を、１７はＤ／Ａ変換器１５．１６にリファレンス電流
を与えるための定電圧源を示している。

アップ／ダウンカウンタ１４の計数値データは被変換デ
ータとしてＤ／Ａ変換器１５に供給し、Ｄ／Ａ変換器１
５からの変換出力電流１２と定電圧源１７からの電流の
一部分く＝電流ｉとする）とはリファレンス電流として
Ｄ／Ａ変換器１６に供給する。一方、Ｄ／Ａ変換器１６
には掃引速度設定データが被変換データとして印加しで
ある。

これは前記した従来例のロータリスイッチによる切替え
で設定される掃引速度に対応している。

一方、ダイオード接続のトランジスタ１８とトランジス
タ１９とによりカレントミラー回路２０が構成してあり
、トランジスタ１８にはＤ／Ａ変換器１６の変換出力電
流ｉ、が流しである。トランジスタ１９に流れる電流は
コンデンサ２に流し込み、コンデンサ２の端子電圧は掃
引終了検出回路４により検出し、掃引終了検出回路４の
出力によってコンデンサ２の電荷を放電するトランジス
タ５を駆動する。

上記の如く構成した本発明の一実施例において、作用を
前記従来例に即して説明する。突起１０と較正表示マー
クＢとを一敗させた較正の状態では、アップ／ダウンカ
ウンタ１４は所定の計数値、たとえば設定可能な最大値
にしておく。この状態においてＤ／Ａ変換器１６にはリ
ファレンス電流として（ｉ”　ｉ　２１１１ＡＸ）が流
れる。この状態で掃引速度設定データを変更すると、そ
の変更に応じてＤ／Ａ変換器１６の変換出力電流ｉＩは
変化する。

変換出力電流１１はコンデンサ２に流され、コンデンサ
２の充電電流は変り、掃引出力の鋸歯状波の勾配は変化
する。このようにして掃引速度設定データを変更するこ
とにより掃引速度の切替えが行なわれる。

つぎにアップ／ダウンカウンタ−４にクロックパルスを
与えるとＤ／Ａ変換器１５の変換出力電流１２はアップ
／ダウンカウンタ−４の計数値に対応して変わる。いま
、変換出力電流ｉ、の最大値ｉ３□くｉに設定しておい
たとすれば、アップ／ダウンカウンタ−４をダウンカウ
ントさせることにより、Ｄ／Ａ変換器１１に与えられて
いる掃引速度設定データに対応する掃引速度内で掃引速
度が可変となる。またこのときにおいて前記較正の状態
時からの掃引速度の変更値はアップ／ダウンカウンタ−
４の計数値により判る。

従って、どのような場合でも非較正の状態はなくなる。

（発明の効果） 以上説明した如く本発明によれば、掃引回路の１部を構
成するコンデンサに、制御電流源の出力電流を流して充
電し、かつ制御電流源の出力電流値をプログラム可能と
するとともにその値が判るようにしたため、どのような
場合でも掃引速度を知ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理を示すブロック図。 第２図は本発明の一実施例を示すブロック図。 第３図は従来例を示すブロック図。 第４図は第３図に示した従来例における掃引速度の変更
を説明する説明図。 ２・・・コンデンサ、４・・・掃引終了検出回路、５Ａ
・・・スイッチ手段、１１・・・制御電流源、１２およ
び１３・・・電流源制御回路、１４・・・カウンタ、１
５および１６・・・Ｄ／Ａ変換器、２０・・・カレント
ミラー回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. オッシロスコープの掃引回路において、鋸歯状波を発生
   するためのコンデンサと、出力電流を前記コンデンサに
   流して充電する制御電流源と、前記制御電流源の出力電
   流値を外部から設定された所定間隔の第１掃引速度デー
   タに対応した値に制御する第１電流源制御回路と、前記
   所定間隔に対応する前記制御電流源の出力電流値間であ
   って、外部から設定された第２掃引速度データに対応し
   た出力電流値に前記制御電流源を制御し、かつ少なくと
   も前記第２掃引速度データを出力可能にした第２電流源
   制御回路とを備えたことを特徴とするオッシロスコープ
   の掃引回路。