JPS62260934A - 建築パネル並びにこれを用いた壁面仕上げ法 - Google Patents

建築パネル並びにこれを用いた壁面仕上げ法

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JPS62260934A
JPS62260934A JP10559286A JP10559286A JPS62260934A JP S62260934 A JPS62260934 A JP S62260934A JP 10559286 A JP10559286 A JP 10559286A JP 10559286 A JP10559286 A JP 10559286A JP S62260934 A JPS62260934 A JP S62260934A
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JP
Japan
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panel
heat insulating
insulating layer
panel body
finishing method
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JP10559286A
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清 岩田
守 御子柴
岩田 藤夫
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CENTRAL KENSHIYOU KK
J C COMPOSIT KK
J C KONPOJITSUTO KK
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CENTRAL KENSHIYOU KK
J C COMPOSIT KK
J C KONPOJITSUTO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属製建築パネル並びにこれを用いた建築物
或は笠木等の壁面仕上げ法に関する。
(従来の技術) 従来より、建築物の内・外壁の仕上げ材として、アルミ
ニウム製、鉄琺瑯製建築パネル或は亜鉛メッキ鉄板製成
形体の表面にフッ素樹脂塗料を焼付は塗着せしめた建築
パネル(通称、フッ素パネル)が広く用いられていた。
(発明が解決しようとする問題点) 上記従来の建築パネルのうち、琺瑯パネルやフッ素パネ
ルは、その表面が極めて美麗でありしかも長年月の耐久
性に優れていることから広く賞月されているが、パネル
の実体が鉄板である為、裏面に断熱処理を施さないと結
露が発生したり暖冷房中の熱ロスが多くなる。従ってこ
れらの建築パネルを用いて壁面仕上げをする場合には、
パネルの裏面に事前にウレタン発泡体の断熱層を一体的
に設けたり或はスチレン発泡体を貼着したりするのが一
般的である。然し乍ら、斯かる断熱材は、パネル取付時
のガス溶接の際に燃焼する恐れがあり、またこれらと組
みした建築パネルは建築基準法上不燃材としての認定が
なされず法的な問題点も内包しいた。
亦、琺瑯パネル及びフッ素パネル共工場にてその表面仕
上げ加工がなされる為に、輸送時或は施工時に傷付きそ
の美麗な外観が損われることが多々有り、従って梱包、
輸送及び施工時に細心の注意が必要とされまたそれに要
する費用が嵩み或は工期が遅延する恐れも多分にあった
。更に、施工現場にて寸法誤差が生じた時には、これら
のパネルは切断加工出来ないので新たに発注しなければ
ならず、其だけ工期の遅延及び費用の高騰を来たすこと
となる。
以上より、上記の建築パネルが施工者にとって非常に使
用しにくいものとされていたことは否めない事実であっ
た。
本発明は、上記実情に鑑みなされたもので、不燃性で且
つ断熱性であり、しかも現場施工の多様性に適合し得る
新規な建築パネル及びそれを用いた簡易且つ合理的な壁
面仕上げ法を提供せんとするものである。
(問題点を解決する為の手段) 上記目的を達成する為の本発明の構成を添付図面に基づ
き説明する。第1図は本発明建築パネルの一例を示す縦
断面図、第2図、第3図及び第4図は他の実施例の第1
図と同様図、第5図は本発明方法による壁面の縦断面図
である。即ち、特定発明の要旨は、開口縁部に外向鍔部
11を有した逆平皿状若しくはその曲成変形状の亜鉛メ
ッキ鉄板製パネル本体1と、該パネル本体1の裏面凹所
12内に充填一体化された不燃性断熱層2とより成る建
築パネルにあり、布筒2発明の要旨は、開口縁部に外向
鍔部11を有した逆平皿状若しくはその曲成変形状の亜
鉛メッキ鉄板製パネル本体1と、該パネル本体1の裏面
凹所12内に充填一体化された不燃性断熱層2とより成
る建築パネルPを、被仕上げ壁面Wに密接的に配置し、
隣接する上記パネルAの鍔部11を壁面Pに固定し、爾
後上記パネル本体1の表面を常温硬化型若しくは反応硬
化型塗料にて塗装仕上げするようにした建築パネルによ
る壁面仕上げ法にある。
第1図及び第2図は、平面壁面に取付けるためのパネル
を示し、該パネルは、亜鉛メッキ鉄板を開口縁部に鍔部
11を有して平皿形状に成形したパネル本体1の凹所1
2に不燃性断熱層2を充填一体化したものである。第1
図の場合、上記鍔部11は開口縁部を囲繞する外向鍔と
して示され、布筒2図の場合、L字型の止め金11’・
・・をボルト等の止具111・・・を介して上記開口縁
部に隔設しこれらを鍔部11としている。
不燃性断熱層2は、アルミニウム若しくは界面活性剤を
加えて発泡させたセメントスラリーに、発泡スチレンビ
ーズ、無機質人造軽量骨材(パーライト、フィライト、
シラスバルーン等)及び火山性軽石等の軽量骨材を容積
比で1対2〜4混合してセメントスラリーコンパウンド
とし、これを上記パネル本体1の凹所12に注入平滑化
し硬化させて得られる。このコンパウンドの注入の際、
上記凹所12の内面に、事前にネオプレン・SBRの溶
剤型若しくはエマルジョン型、或はエチレン・酢酸ビニ
ルの溶剤型若しくはエマルジョン型、更には湿気硬化型
ウレタン溶液等のプライマーを塗布し、これに珪砂を散
布してこれを図の如く接着M3となし、その上に上記コ
ンパウンドを注入して不燃性断熱層2を形成させるよう
にすれば、珪砂のアンカー効果及びセメントに対する温
性により該不燃性断熱層2とパネル本体1との強固な一
体化が図られる。
第3図及び第4図のパネルは、夫々出隅部用゛若しくは
円柱用及び入隅部用として用いられものであり、上記第
1図の平面壁用パネルとは形状的に異なるだけでパネル
本体1及び不燃性断熱層2等の基本的構成は同様で、該
平面壁用パネルと組合せ建築物の内・外壁の適所に取付
けられるものである6 上記の如き建築パネルを用いて壁面の仕上げをするには
、第5図に示す如く壁面基体已にアングルA及びCチャ
ンネルC等により組格構築された被仕上げ壁面Wにパネ
ルPを密接的に配置し、隣接するパネルPの鍔部11同
志を上記CチャンネルCにガス溶接若しくはボルト6に
て固定し、爾後パネルPの本体1表面に適宜プライマー
を併用して常温硬化型若しくは反応硬化型塗料を塗布硬
化させ化粧塗膜層4を形成し、更に目地部にシリコンコ
ーキング剤或はチオコール等の充填剤5を充填して完了
する。化粧塗膜層4を形成する塗料としては、フッ素樹
脂塗料、シリコン樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料及びフッ
素樹脂塗料とウレタン樹脂塗料との混合塗料等の反応硬
化型塗料若しくはアクリル樹脂塗料等の常温硬化型塗料
が採用される。尚、第4図中A1及びC□は、夫々アン
グルAお詫びCチャンネルCを固定させる為の取付ボル
トを示す。
(作用) 本発明の建築パネル並びにこれを用いた壁面仕上げ法に
おいては、パネル本体1の裏面に不燃性断熱層2が一体
化されているから、これを建築物の内・外壁面の仕上げ
材として用いた場合、その断熱効果によりパネル裏面に
結露することがなく。
また暖冷房の際の熱ロスもなくなる。しかも全体が不燃
性であるから、ガス溶接等によって仕上げ施工しても燃
焼する悲恋がない。更にパネル本体1の表面は現場にて
塗装仕上げがなされるようにしであるから、輸送中或は
施工時に傷付いても最終の塗装仕上げによりこれが隠蔽
され、従って輸送、梱包及び施工時に従来の如く細心の
注意を払う必要がなく、これに要する費用及び時間も著
減される。しかも現場にて寸法誤差が生じても、塗装仕
上げが最終になされるから、パネルを切断して調整する
ことが可能で、現場施工の多様性に応じた適正な対応が
速やかになされる。
(実施例) 以下に実施例を採って本発明を更に詳述する。
(i)建築パネルの調製; 1.6nyn厚の亜鉛メッキ鉄板を2am幅の外向鍔を
有したlmX1m、深さ2anの平皿形状に成形してパ
ネル本体とした。 このパネル本体の凹所内面に一液性
湿気硬化型ウレタン溶液(濃度20重量%、NC○当量
1.1)をイ当り120gの割合で塗布し、更に5号珪
砂をこの上に2 kg / mの割合で散布し硬化させ
た。
セメント100部(重量部、以下同様)、発泡剤(界面
活性剤)1部及び水30部の割合で混合し、これに発泡
スチレンビーズ(比重、0.02)2.3部を加えよく
混合してセメントスラリーコンパウンドとした。
このコンパウンドを上記パネル本体の凹所に充填し鍔部
と同レベルで平滑にした。10口間養生硬化させるとセ
メントコンクリート体とパネル本体とが強固に一体化し
た建築パネルを得た。上記発泡スチレンビーズを含むセ
メントコンクリート体の諸物性を測定したのでその結果
を第1表に示す。
この第1表から理解される通り上記セメントコンクリー
ト体の比重は極めて小さく、建築パネルは嵩の割りに軽
く極めて扱い易いものとなった。また該コンクリート体
の機械的強度も優れ、しかも熱伝導率も小さく断熱性に
優れていることがわかる。更に本パネルは不燃性であり
、建築基準法上難燃−級に充分適合するものであった。
(ii)壁面の施工仕上げ; アングル及びCチャンネル等で縦横に組格構築された被
仕上げ壁面に上記パネルを密接的に配置し、隣接するパ
ネル同志の鍔部を継ぎ合せこれらをCチャンネルにガス
溶接にて一体固着した。
この表面をエポキシ樹脂系溶液でプライマー処理し乾燥
硬化して後、3フツ化樹脂〔ボンフロン、ボンタイル■
製〕10部にヘキサメチレンジアミン(NC○当量15
)2.5部を加えてよく混合しこれに白色着色剤(酸化
チタンTie2・・・水分を除去したペースト顔料)及
び増量剤を5部添加混合して成るフッ素樹脂塗料をM当
り350gの割合で吹き付は塗布し、これを乾燥後頁に
ボ当り320gの割合で同様に塗布乾燥した。
鍔部の継合せ部を目地とし、これにシリコンコーキング
剤を充填し壁面仕上げを完了した。
上記で得た壁面は光沢のある美麗な白色の仕上り面であ
り、耐久性にも優れたものであった。亦、従来の琺瑯パ
ネル或はフッ素パネルを用いて壁面施工する場合に較べ
極めて低廉且つ短期に施工を完了することが出来た。
尚、上記実施例に限定されず、本発明を逸脱しない限り
他の変更が可能であることは云うまでもない。
(発明の効果) 叙上の如く、本発明の建築パネルは、亜鉛メッキ鉄板に
よるパネル本体1と不燃性断熱層2とを一体化したもの
であるから、不燃性の建築パネルとして用いることが出
来る。そしてこの不燃性断熱層2の存在によりガス溶接
による建築物の内・外壁面の仕上げが可能であり、これ
により得た壁面においては、裏面に結露が生じずまた暖
冷房の際の熱ロスも著減される。亦、本発明の壁面仕上
げ法は、上記パネルを被仕上げ壁面に取付けた後常温硬
化型若しくは反応硬化型塗料にて塗装仕上げせんとする
ものであるから、輸送、施工時にパネル表面が傷付いて
も最終の塗装にてこれを隠蔽することが出来、輸送、梱
包及び施工時の手間や費用が軽減される。更に現場にて
切断加工が可能であり、現場施工の多様性に対する適正
な対応も約束される。
このように数多くの特筆されるべき利点を有する本発明
は施工者に好評を博すること請合である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明建築パネルの一例を示す縦断面図、第2
図、第3図及び第4図は他の実施例の第1図と同様図、
第5図は本発明方法による壁面の縦断面図である。 (符号の説明) 1・・パネル本体、  11・・・鍔部、 12・・・
凹所、2・・・不燃性断熱層、 3・・・接着層、 P
・・・建築パネル、 W・・被仕上げ壁面。 −以上一

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、開口縁部に外向鍔部(11)を有した逆平皿状若し
    くはその曲成変形状の亜鉛メッキ鉄板製パネル本体(1
    )と、該パネル本体(1)の裏面凹所(12)内に充填
    一体化された不燃性断熱層(2)とより成る建築パネル
    。 2、上記不燃性断熱層(2)が発泡スチレンビーズ、無
    機質人造軽量骨材及び火山性軽石等を骨材として含む発
    泡セメントのコンクリート体である特許請求の範囲第1
    項記載の建築パネル。 3、上記パネル本体(1)と不燃性断熱層(2)とが接
    着層(3)を介して一体化されている特許請求の範囲第
    1項又は第2項記載の建築パネル。 4、開口縁部に外向鍔部(11)を有した逆平皿状若し
    くはその曲成変形状の亜鉛メッキ鉄板製パネル本体(1
    )と、該パネル本体(1)の裏面凹所(12)内に充填
    一体化された不燃性断熱層(2)とより成る建築パネル
    (P)を、被仕上げ壁面(W)に密接的に配置し、隣接
    する上記パネル(P)の鍔部(11)を壁面(W)に固
    定し、爾後上記パネル本体(1)の表面を常温硬化型若
    しくは反応硬化型塗料にて塗装仕上げするようにした建
    築パネルによる壁面仕上げ法。 5、上記不燃性断熱層(2)が発泡スチレンビーズ、無
    機質人造軽量骨材及び火山性軽石等を骨材として含む発
    泡セメントのコンクリート体である特許請求の範囲第4
    項記載の仕上げ法。 6、上記パネル本体(1)と不燃性断熱層(2)とが接
    着層(3)を介して一体化されている特許請求の範囲第
    4項又は第5項記載の仕上げ法。
JP10559286A 1986-05-07 1986-05-07 建築パネル並びにこれを用いた壁面仕上げ法 Pending JPS62260934A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01107743U (ja) * 1988-01-14 1989-07-20
JPH0333355A (ja) * 1989-06-29 1991-02-13 Natl House Ind Co Ltd 不燃サイディングボード
JP2018053564A (ja) * 2016-09-29 2018-04-05 積水ハウス株式会社 壁補修方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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