JPS62260813A - グリコシドポリオ−ルを含有する熱安定性ポリウレタンエラストマ−およびその製造方法 - Google Patents

グリコシドポリオ−ルを含有する熱安定性ポリウレタンエラストマ−およびその製造方法

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JPS62260813A
JPS62260813A JP62104857A JP10485787A JPS62260813A JP S62260813 A JPS62260813 A JP S62260813A JP 62104857 A JP62104857 A JP 62104857A JP 10485787 A JP10485787 A JP 10485787A JP S62260813 A JPS62260813 A JP S62260813A
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glycoside
polyurethane
polyol
elastomer
polyisocyanate
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JP62104857A
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English (en)
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Shii Hia Robaato
ロバート シー ヒア
Ii Puigu Jiyon
ジヨン イー プイグ
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ASAHI OORIN KK
Olin Corp
Original Assignee
ASAHI OORIN KK
Olin Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G18/00Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates
    • C08G18/06Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen
    • C08G18/28Polymeric products of isocyanates or isothiocyanates with compounds having active hydrogen characterised by the compounds used containing active hydrogen
    • C08G18/40High-molecular-weight compounds
    • C08G18/48Polyethers
    • C08G18/487Polyethers containing cyclic groups
    • C08G18/4883Polyethers containing cyclic groups containing cyclic groups having at least one oxygen atom in the ring

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  • Polymers & Plastics (AREA)
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  • Polyurethanes Or Polyureas (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般的にはポリウレタンエラストマーに関し、
より特定的にはグリコシド(配糖体)ポリオールを用い
て製造される熱安定性のエラストマーに関する。
〔従来の技術] 有機ポリイソシアネートをメチルグリコシドを含むポリ
エーテルと発泡剤の存在下で反応させてつくられた海綿
状ポリウレタンは当該技術において公知である。例えば
、ホステトラ(Ho5tett1er )等はユニオン
カーバイドコーポレーション(Union Carbi
de Corporation )に譲渡された米国特
許第3.074788号明細書において、この種の海綿
状フオームとその調製方法を提案している。′788特
許は、そこに開示されたフオームは、外部加熱を適用す
ることなく調製することができ、適当な変性によって高
低例れの密度をも持ち、また良好な耐溶剤性を有するが
、支燃性は殆んどないことを教えている。
メチルグリコシドは230″Fという酷しい熱熟成条件
下で膨潤を続は収縮しないという特性を有するポリウレ
タンフォームを与えるものとしてよく知られている。こ
のような開示は、SP工第26回年次会議(19131
)の議事録である「ポリウレタンの将来」に印刷されて
いるシ) o −A/ (J、 J、 C1m5rol
 )とフゼシ(s。
Fuzesi ’)  の「メチルグリコシド基材の硬
質ウレタンポリオールおよび7オーム」という技’lf
論文にみられる。
オキシエチレン含量が少なくとも151Oポリ(オキシ
プロピレン)−ポリ(オキシエチレン)グリコールを基
材とする熱可塑性ポリウレタンエラストマーは、250
?という高い温度での塗装といった処理に対しても熱安
定性をもつものとして、ユニロイヤルインコーボレーテ
ツド(Uniroyal工nc、 )に譲渡された米国
特許第3.984094号明細書に開示されている。
しかし、これらのエラストマーは熱可塑性であり、はん
の少しの時間でもそのような高温にさらすととけてしま
う。さらに、これらのエラストマーはエチレングリコー
ルモL < ハ1.4− フタンジオール鎖延長剤を用
いて製造されることが多く、エチレングリコールもしく
は1.4−ブタンジオールは一般に反応媒体に溶けない
ので放置すると反応混合物の分離が起る、 〔発明が解決すべき問題点〕 少なくとも約1407もしくはそれ以上の高温度に少な
くとも12時間も耐え得るエラストマーのような非フオ
ーム状の熱硬化性ポリウレタンは、本発明者等が知る限
りでは本発明以前には知られていなかった。事実、従来
のポリウレタンエラストマーは、140?以下より充分
に低い温度でもそのような時間間隔で熱劣化し易かった
140″Fもしくはそれ以°Fの温度で熱劣化し易いポ
リウレタンエラストマーを用いることに伴なう不利益は
いうまでもない、 F9+1えば、そのようなエラスト
マーをアルミニウム窓枠用の熱伝導遮断材として用いる
場合、そのような劣化条件では窓がその枠から落ちてし
まう。したがって、高温度熱劣化に耐え得る新しいポリ
ウレタンエラストマーの開発が非常に望まれている。
〔問題点を解決するための手段および作用〕本発明の一
つの特徴は、少なくとも一種のポリイソシアネートと少
なくとも二種のポリエーテルポリオールとの反応生成物
を含むポリウレタンエラストマーであって、該ポリエー
テルポリオールの一種か少なくとも一種のグリコシド部
分(moi6t7 )  を含み、該エラストマーが実
質的に海綿状構造をもたないものに関する。
本発明の他の特徴は、グリコシドポリオールを用いる方
法であって、そのグリコシドポリオールをポリイソシア
ネートと反応させ、実質的に海綿状構造を有さず、少な
くとも約140°Fの温度で少なくとも12時間の期間
熱安定性を示すことを特徴とするポリウレタンを製造す
る方法に関する。
さらに本発明の他の特徴は、実質的に海綿状構造を有さ
ず、グリコシドを含まないポリウレタンとグリコシドを
含むポリウレタンの双方を含む、熱安定性で熱硬化性の
ポリウレタンエラストマーを製造する方法に関し、 (a)  グリコシドポリオールをイソシアネートと反
応させてグリコシドを含むポリウレタンを製造する工程
、 (b)  ジオール、トリオールもしくはアミン−含有
ポリオールをイソシアネートを反応させてグリコシドを
含まないポリウレタンを製造する工程、 を包含する「ワンショット」反応からなり、該グリコシ
ドを含むポリウレタンが該グリコシドを含むポリウレタ
ンおよび該グリコシドを含まないポリウレタンの合計重
量を基準として約40〜約90重量喝の量で存在し、該
工程(a)および(b)を大気圧下、温度約25〜15
0℃で同時の実施する方法に関する。
有機ポリイソシアネートをポリオールと反応させること
によるポリウレタンエラストマーを製造することは公知
である。本発明によるポリウレタンエラストマーの製造
においては、少くとも一種のグリコシドのプロポキシル
化によって製造されるグリコシド基材のポリエーテルポ
リオールをジオール、トリオールもしくはアミン、例え
ばグリセリン、ジエチVングリコール、モノエチレンク
リコール、フロピレンクリコールもしくは類似物をプロ
ポキシル化することによって調造される他のポリエーテ
ルポリオールと共に用いる。グリコシド開始ポリエーテ
ルポリオールはイソシアネートとの反応においてかなり
低い弾性を有し熱安定で硬く強靭のエラストマーの製造
に寄与する傾向を示し、一方ジオール開始ポリエーテル
ポリオールはエラストマーに可撓性と弾性を与える。両
者を混合すると、硬さ、熱安定性、可撓性および弾性の
組合せを特徴とするエラストマーが、該グリコシド開始
ポリエーテルポリオールおよびジオール開始ポリエーテ
ルポリオールとイソシアネートとの反応によって得られ
る。グリコシド開始ポリオールは、用いられるポリオー
ルの合計重量に基いて、好ましくは約40〜約90重量
係、より好ましくは約70〜約90重量%を含む。用い
るポリオールの全てがグリコシドを含む場合は、得られ
るウレタンは硬くかつ熱安定であるが、充分な弾性と可
撓性を有するエラストマーではない。
本明細書で用いる「グリコシド」という術語は、非還元
性の単糖類であって、アルキルもしくはアラルキル基は
酸素原子を経てカルボニル原子に結合しているものを意
味する。
用いることのできるグリコシドとしては、アルファおよ
びベータ型のメチル−D−アラビノシト、メチル−D−
キシロシド、エチル−D−キシロシド、n−ブチル−D
−リボシド、メチル、エチル、プロピル、ブチルおよび
2−エチルへキシル−D−グリコシド、2−エチルへキ
シル−D−フラクトシド、イソブチル−D−マンノ7ド
、エチル−D−ガラクトシド、ベンジル−D−グルコシ
ドおよびメチル〜L−ラムノシトが挙げられる。好まし
いグリフシトはアルキルグリコシドそしてより好ましく
は、アルキル基が1〜6個の炭素原子を含む低級アルキ
ルグリコシドであり、最も好ましいのはメチルグルコシ
ドである。
本発明の実施に当って用いられる上記のグリコシドは公
知の材料である。一般に、グリコシドの合成は、単なる
糖類と適当なアルコールを酸触媒の存在下で反応させる
フィッシャー法またはテトラアセチルグリコジルハロゲ
ン化物のハロゲン原子を置換し、続いてアセタール基を
けん化することに基ずく方法により行なわれる。
フイーザーおよびフイーザー(Pie日er andI
Pieaer )  の「有機化学(Organic 
Chemlstry)J578頁(D、C0Heath
社、ボストン 1956年発行)参照。
用いられるグリコシドは一定の組成の単一の化合物かも
しくはそのような化合物の調製の際に得られる残留生成
物の少量との異性体混合物でよい。
適当な有機ポリイソシアネートは、任意の芳香族、環状
脂肪族および脂肪族ジイソシアネートおよびより高次の
ポリイソシアネートである。
適当な脂肪族ジイソシアネートはへキサメチレンジイソ
シアネート、4.4′−ジシクロヘキシルメタンジイソ
シアネート、1.4−テトラメチレンジイソシアネート
および1,10−デカメチレンジイソ7アネートを含む
。適当な芳香族ジイソシアネートは、トルエン−2,4
−もしくは2゜6−ジイソシアネート(混合物もしくは
各々はまたTD工として知られている)、1.5−ナフ
タVンジイソシアネート、4−メトキシ−1,6−フェ
ニレンジイソシアネート、4−りCl0−1、3− フ
ェニレンジイソシアネート、2.4′−ジイソシアネー
トジフェニルエーテル、5.6−シメチルー1.3−7
二二レンジイソシアネート、2.4−ジメチル−1,3
−フェニレンジイソシアネート、4.4′−ジイソシア
ネートジフェニルエーテル、ペンチジンジイソシア不−
計、4.4’−ジイソシアネートジベンジル、メチレン
−ビス(4−フェニルイソシアネート)(MDIとして
も知られている’1,1.3−)ユニレンジイソシアネ
ートおよびボリアリールポリフェニルイソシアネート(
PAP工としても知られ、本明細書ではPAP工という
)。好ましいイソシアネートはpAp工とMDIである
本発明において有用なグリコシドポリオールは、約30
0〜約3000、好ましくは約500〜約2500の分
子量、約40〜約500、好ましくは約45〜約450
のヒドロキシル価、そして約2,500〜約20. Q
 00 cps 、好ましくは約s、 o o o〜約
I Q、 OOOapeの粘度を有する。これらは公知
の方法にしたがいプロピレンオキシドを多価開始剤とし
てのグリコシドと縮合することにより調製することがで
きる。
本発明において補助ポリオールとして有用なジオール、
トリオールおよびアミン−開始ポリオールは、約500
〜約3000、好ましくは約1000〜約2000の分
子量、約50〜約200、好ましくは約100〜約15
0のヒドロキシル価、そして約100〜約1000 a
pe。
好ましくは約500〜約600 cpsの粘度を有する
。ポリエーテルポリオール反応剤を調製するのに用いら
れる代表的な多価共開始剤は下記の化合物およびその混
合物を包含する:(a)エチレンクリコール、1.3−
7’ロピレングリコール、1、2−70ピレングリコー
ル、フチシンクリコール類、ブタンジオール頌、ベンタ
ンジオール類および類似物のような脂肪族ジオール;(
b)グリセリン、トリメチロールプロパン、トリメチロ
ールプロパン、トリメチロールヘキサンおよび類似物の
ような脂肪族トリオール;(C)テトラエチレンジアミ
ンのようなポリアミン;および(d)ジェタノールアミ
ン、トリエタノールアミンおよび類似物のようなアルカ
ノールアミンポリエーテルポリオール反応剤を調製する
のに用いられる多価共開始剤の好ましい群は、エチレン
グリコール、フーロ?’L/ンクリコール、クリセリン
、トリメチルプロパンおよび類似物のような脂肪族ジオ
ールおよびトリオールを含むものである。
プロピレンオキシド−多価開始剤および共開始剤の縮合
反応は、当該技術においてよく知られているKOHのよ
うな触媒の存在下で行なうのが好ましい。反応を行なう
ときは、充分な割合のアルキレンオキシドを用いるのが
好ましく、約200〜約10. [) OO、より好ま
しくは約300〜約6.500の平均分子11有する最
終ポリオール生成物を生成させる。その触媒はその後分
離するのが好ましく、ポリオールとイソシアネートトの
「ワン7ヨツト」反応によりエラストマーを調製する際
Vζすぐ用いられるポリエーテルポリオールヲ残す。
本発明に有閑なモノエーテルあるいはポリエーテルポリ
オール反応剤は、ジ酸(diacids )もしくは無
水物と反応させてポリエステルポリエーテルポリオール
を生成することが注意される。したがって、ポリエステ
ルポリエーテルポリオールは分子中に別々に間隔を置か
れたカルボン酸基を有して生成される。
これらのポリエステルポリエーテルポリオールを製造す
る場合、ペルオキシ型の遊離ラジカル開始剤を用いるこ
とができる。代表的なペルオキシ型の遊離ラジカル開始
剤は過酸化水素おヨヒシヘンゾイルペルオキシド、アセ
チルペルオキシド、ベンゾイルヒドロペルオキシド、を
−ブチルヒドロペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキ
シド、ラウロイルペルオキシド、ブチリルペルオキ7ド
、ジイソプロピルベンゼンヒドロペルオキシド、クメン
ヒドロペルオキシド、パラメンタンヒドロペルオキシド
、ジアセチルペルオキシド、ジ−アルファクミルペルオ
キシド、ジプロピルペルオキシド、ジイソプロピルペル
オキシド、イソプロピル−t−ブチルペルオキシド、ブ
チル−℃−ブチルペルオキシド、ジラウロイルペルオキ
シド、シフロイルペルオキシド、ジトリフェニルメチル
ペルオキシド、ビス(P−メトキシ−ベンゾイル)ペル
オキシド、p−モノメトキシベンゾイルペルオキシド、
ルプレンペルオキシド、アスカリドール、1−ブチルペ
ルオキシベンゾエート、ジエチルペルオキシテレフタレ
ート、プロピルヒドロペルオキシド、イソプロピルヒド
ロペルオキシド、n−ブチルヒドロペルオキシド、t−
ブチルヒドロペルオキシド、シクロへキシルヒドロペル
オヤシド、トランス−デカリンヒドロペルオキシド、ア
ルファーメチルベンジルヒドロペルオキシド、アルファ
ーメチル−アルファーエチルベンジルヒドロペルオキシ
ド、テトラリンヒドロペルオキシド、トリフェニルメチ
ルヒドロペルオキシド、ジフェニルメチルヒドロペルオ
キシド、2.5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチル
ヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、1.1−ビス(t
−ブチル−ペルオキシ)シクロヘキサンおよびt−ブチ
ルペルベンゾエートのような有機過酸化物(ペルオキシ
ド)およびヒドロペルオキシドを含む。
本発明にしたがってエラストマーを製造するためのポリ
エーテルポリオールとイソシアネートとの反応は触媒を
必要とせず、事実、触媒の不存在下でも急速な反応であ
る。しかし、ポリエーテルポリオール(類)とポリイソ
シアネート(類)間の反応速度はよく知られているポリ
ランタン生成触媒を用いることによって増加し得ること
が多い。これらは第3級アミン触媒および有機水銀化合
物および有機箔化合物のような有機金属化合物を含む。
しかし、このような触媒の使用は本発明の目的には必要
ではない。
反応剤中の全インシアネー) (NC!O)基対全水酸
(OH)基の比率は好ましくは約1:1〜約1、5 :
 1、より好ましくは約1=1〜約1.2:1の範囲に
ある。
「ワンショット」法によるポリエーテルポリオール/イ
ソシアネート反応は約25℃〜約150℃の温度で実施
するのが好ましい。より好ましくは、反応温度は約25
℃〜約130℃の範囲にある。必要に応じて、大気圧よ
り大きい圧力も用いることができるけれども、大気圧°
Fの開放型の中で反応を行なうのが適当である。
数時間〜約24時間の範囲の硬化時間を用いることがで
きるが、約12時間の硬化時間が好ましい。
一般に、この反応は溶剤無しで実施することができる。
しかし、ある場合には、溶剤を用いるのが望ましい。例
えば、非常に粘稠なポリエーテルポリオールを用いると
きは、反応混合物を水もしくは他の溶剤で薄めて反応を
円滑に行なうのがよい。
エラストマーは鎖延長剤の不存在下に本発明にしたがっ
て製造するのが適当である。しかし、ある用途では鎖延
長剤は適当である。これらは2個の活性水素を含有する
基と18〜2000分子量を有する任意の化合物を包含
する。特定の例としては、ジオール、ジアミン、ヒドラ
ジン類、ジヒドラジドおよび類似物が挙げられる。
この目的のためには、適当な化合物として、エチレング
リコール、エチレンジアミン、インホロンジアミン、ジ
エチレングリコールおよび1゜4−ブタンジオールが挙
げられる。
本発明において有用なエラストマーは、任意成分として
界面活性剤、可塑剤、顔料、カーボンブラック、シリカ
および粘土のような充填材を適宜に含有することができ
る。このような任意の添加物はエラストマーの全重量基
準で500重量部り少ない少量でエラストマーに含有さ
せることができる。
大気圧より大きいかもしくは小さい反応圧力は、ポリオ
ール/イソシアネート反応には必要としない。特別の反
応容器にか\る費用をなくすためには大気圧が好ましい
本発明にしたがって製造されるエラストマーは熱硬化性
物質である。そういうものとして、これらのエラストマ
ーは典型的に射出成形するか、もしくは慣用の成形技術
を用いて適宜に注入成形(poured−1n−p’1
ace )する。特に好ましいエラストマーはシヨアD
硬度が約65〜約85である硬質エラストマーである。
本発明にしたがって製造されるエラストマーは、金属お
よび他の材料用の熱安定被覆ならびに金属用の熱伝導絶
縁材の製造に用いることができる。
〔実施例〕
下記の実施例は本発明を説明するためのものでその範囲
を限定するものではない。
実施例1 本発明のグルコシド基材のエラストマーおよび通常のポ
リウレタンエラストマーの調製この実施例は、本発明の
範囲内におけるグリコシド基材のポリウレタンエラスト
マーのH造を明らかにし、通常のポリウレタンエラスト
マーの物性と対比して、その物性を評価するものである
。表rに掲げている処方の数種のニジストマーを「ワン
ショット」法により調製した。
エラストマー■を調製する方法は次の通りである: グリセリントリオール基材のポリオール〔POLY−G
 76−120、オーリンコーポレーション(01in
 Corporation )  製、商品名312.
7重量部、メチレングルコシド基材のポリオール(PO
LY−079−375、オーリンコーボV−ジョン製、
商品名)873重全部およびSIF 1080シリコー
ン界而活性剤α1重量部を周囲温度、大気圧下で混合物
が均質になるまで混合した。次に、イソシアネートを8
7.8重量部の量で添加して106イソシアネート指数
を与え、得られる混合物を脱ガスに付し、開放型中に流
し込んだ。
得られるエラストマーの硬化は一晩中(16時間)11
5℃の温度で実施した。
表!に掲げた他のエラストマーも同様の方法で調製した
。表Iには本発明の範囲内のエラストマー1〜3に対す
る処方および従来技術を説明するための比較用エラスト
マームおよびBの処方が示されている。
エラストマーの各々に対する物性試#L結果を表!に示
す。試験した物性にはASTM−D−2240−75に
よるシヨアD硬度、ASTM−D−790、による曲げ
モジュラス試験、 ASTM−D−638による引張り
強さおよび表1に特定された種々の温度でのムSTM−
D−7538による伸びがある。結果は下記の表Iに示
す: ウソタンエラストマー R,T・          354750140下 
               54,85018o’
p            5.5722501   
               N /A−40”F 
         545,225ショアD硬度(力 R,T、                     
    82140ア               
   74180下                
   65250’F               
        39引張り強さ”(9) 、 psi R−T・                  6,2
15140°F                2,
591180下                 1
,400R,T・                3
0.4140°F59.0 180下                  5&3
250下                  、4.
3〔庄〕181  ASTM−D−790による+9)
ABTM−D−658VCよる tll) ASTM−D−658による(骨)クロスヘ
ッド速度2インチ/分における0、5・処方とそれらの
物性 比較用エラストマーB   エラストマー1   エラ
ストマー236翫500       415,666
     406.4754&680       5
51,566     302.1754.246  
     29へ854     245.475N/
A        I41,825      55,
85252a475       49八933   
  5349506.102            
       IQ、310            
  1  ロ、0452.727         乙
399       へ2901.569      
  5,807       4,59!3269  
      2.647       2.22722
.4              1&3      
     14.OB’!、、6          
9.5       14.56G、9       
  1α0       11.212.1     
         1五B            2
/Lフインチ試料 表1に与えられる物性結果は、本発明のエラストマーの
物性は180″Fもしくはそれ以上の高温で劣化しない
ことを示す。より詳しくいうと、エラストマー1の伸び
特性は、温度が室温(R,T、)から140下、180
下、250?へと変ってもそれ程大きくは変らない(対
応する伸び値は夫々1五3.9.5.1(LOおよび1
3.8である)。これに対して、比較例の場合は室温と
140°Fの温度で伸び値に実質的な増加があり、比較
用エラストマー中では3I14から59に変化し、比較
用エラストマーBでは2λ4から8五6に変化している
。比較すると、エラストマー1では全ての温度において
伸び値がはy一定であることそしてエラストマー2では
180下まで伸び値が安定していることが注目される。
比較例の場合、室温と140″Fの間で伸び値が著しく
増加しているのはこれらのエラストマー中の交差結合に
熱劣化が生じ、それによりそのエラストマーがより伸び
易くなり、あるいは柔軟になったことを示している。こ
のような劣化は、比較用エラストマーの完全さを損なう
ので望ましくない。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)少なくとも一種のポリイソシアネートと少なくと
    も二種のポリエーテルポリオールとの反応生成物を含む
    ポリウレタンエラストマーであつて、該ポリエーテルポ
    リオールの一種が少なくとも一種のグリコシド部分を含
    み、該エラストマーが実質的に海綿状構造をもたないこ
    とを特徴とするポリウレタンエラストマー。
  2. (2)該グリコシドがメチルグルコシドである特許請求
    の範囲第1項に記載のエラストマー。
  3. (3)グリコシドポリオールを用いる方法であつて、そ
    のグリコシドポリオールをポリイソシアネートと反応さ
    せ、実質的に海綿状構造を有さず、少なくとも約140
    °Fの温度で少なくとも12時間の間熱安定性を示すポ
    リウレタン製造することを特徴とする方法。
  4. (4)該温度が少なくとも約175°Fである特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。
  5. (5)該グリコシドがメチルグルコシドである特許請求
    の範囲第3項に記載の方法。
  6. (6)さらにジオール、トリオールもしくはアミン−含
    有ポリオールをイソシアネートと反応させてポリウレタ
    ンエラストマーを製造することを含む特許請求の範囲第
    3項に記載の方法。
  7. (7)実質的に海綿状構造を有さず、グリコシドを含ま
    ないポリウレタンとグリコシドを含むポリウレタンの双
    方を含有し、熱安定性で熱硬化性のポリウレタンエラス
    トマーを製造する方法であつて、 (a)グリコシドポリオールをイソシアネートと反応さ
    せてグリコシドを含むポリウレタ ンを製造する工程、 (b)ジオール、トリオールもしくはアミン−含有ポリ
    オールをイソシアネートと反応さ せてグリコシドを含まないポリウレタンを 製造する工程、 を包含し、該グリコシドを含むポリウレタンが該グリコ
    シドを含むポリウレタンおよび該グリコシドを含まない
    ポリウレタンの合計重量を基準として約40〜約90重
    量%の量で存在し、該工程(a)および(b)を大気圧
    下、温度約25℃〜約150℃で同時に実施することを
    特徴とする方法。
  8. (8)該グリコシドポリオールがメチルグルコシドポリ
    オールである特許請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. (9)該ポリイソシアネートがポリアリールポリフェニ
    ルイソシアネートである特許請求の範囲第7項に記載の
    方法。
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