JPH07188380A - 改善された流動性を有するウレタン基含有半硬質フォームの製造方法 - Google Patents

改善された流動性を有するウレタン基含有半硬質フォームの製造方法

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JPH07188380A
JPH07188380A JP6286134A JP28613494A JPH07188380A JP H07188380 A JPH07188380 A JP H07188380A JP 6286134 A JP6286134 A JP 6286134A JP 28613494 A JP28613494 A JP 28613494A JP H07188380 A JPH07188380 A JP H07188380A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 発泡工程の間良好な流動性を示すウレタン基
含有半硬質フォームの製造。 【構成】 該半硬質フォームは、 1)ポリイソシアネート、 2)イソシアネート反応性水素原子を少なくとも2個含
み、かつ400〜10,000の範囲の分子量を有する
有機化合物、および 3)水および/または有機発泡剤、 特に、該ポリイソシアネートは、 a)混合物100重量%に基づいて、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート55〜87重量%、 b)混合物100重量%に基づいて、2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート8〜40重量%、 c)混合物100重量%に基づいて、2,2′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量%、および d)混合物100重量%に基づいて、ポリフェニルポリ
メチレンポリイソシアネート5〜35重量%、 の混合物からなる、の反応混合物の反応によって製造さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は発泡工程の間非常に良好
な流動性を示すウレタン基含有半硬質フォームの製造方
法に関するものである。反応混合物の良好な流動性のた
めに、これらの反応混合物は、例えば自動車の製造にお
いて裏打ち発泡された(back-foamed)仕切板(instrume
nt panel)の製造のために用いられる種類のモールドを
含めて、複雑な構造の密閉モールドに望ましくない欠陥
およびボイドを伴うことなく充填可能でさえある。
【0002】
【従来の技術】ドイツ特許出願公開第4,001,55
6号明細書は、軟質フォームの製造のためのポリイソシ
アネート成分としてトリレンジイソシアネートおよびジ
フェニルメタンジイソシアネートの混合物を記載してい
る。不幸にして、これらの軟質フォームは、半硬質ポリ
ウレタンフォームの製造における満足な流動性を示さな
いので、仕切板の製造には不適当である。加えて、トリ
レンジイソシアネートは、工業的衛生問題のために加工
者にとってしばしば望ましくない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】驚いたことに、反応混
合物がジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)と
ポリフェニレンポリメチレンポリイソシアネート(PM
DI)との特殊な混合物を含むことによって、発泡性反
応混合物の流動性の顕著な改善が得られることがここに
発見された。これらのMDI/PMDI混合物は、それ
らの単量体MDIイソシアネートの比較的高い含有量、
さらに特には2,4′−MDIの含有量、においていま
まで知られた混合物とは異なる。例えば、ウレタン、カ
ルボジイミド、イソシアヌレートまたはウレア基による
これらイソシアネートの典型的な改質は、同様なプラス
的効果をもたらす。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、 1)ポリイソシアネート、 2)イソシアネート反応性水素原子を少なくとも2個含
み、かつ分子量400〜10,000を有する有機化合
物、および 3)水および/または有機発泡剤、 からなる反応混合物であって、該ポリイソシアネート
が、 a)混合物100重量%に基づいて、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート55〜87重量%、 b)混合物100重量%に基づいて、2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート8〜40重量%、 c)混合物100重量%に基づいて、2,2′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量%、および d)混合物100重量%に基づいて、ポリフェニルポリ
メチレンポリイソシアネート5〜35重量%、 の混合物からなる該反応混合物を反応させることによ
る、ウレタン基含有半硬質フォームの製造方法に関する
ものである。該反応混合物は任意に、 4)架橋剤として、イソシアネート反応性水素原子を少
なくとも2個含み、かつ分子量32〜399を有する有
機化合物および 5)ポリウレタン化学分野で適当なものとしてそれ自体
知られている助剤および添加剤を含み得る。
【0005】一つの好ましい具体化において、ポリイソ
シアネート混合物は、 a)4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート60
〜75重量%、 b)2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート10
〜25重量%、 c)2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート1〜
3重量%、および d)ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート20
〜30重量%、からなる。
【0006】一つの好ましい具体化において、プラスチ
ックフィルムが、フォーム形成性反応混合物で裏打ち発
泡されてフィルム/フォーム複合材を形成する。
【0007】本発明の方法のための適当な出発成分は以
下に記載される。ジフェニルメタンジイソシアネートお
よびポリフェニルポリメチレンポリイソシアネートの異
性体の適当な混合物は、a)混合物100重量%に基づ
いて、4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート5
5〜87重量%、b)混合物100重量%に基づいて、
2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート8〜40
重量%、c)混合物100重量%に基づいて、2,2′
−ジフェニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量
%、およびd)混合物100重量%に基づいて、ポリフ
ェニルポリメチレンポリイソシアネート5〜35重量%
からなる。好ましいこれらの混合物は、a)4,4′−
ジフェニルメタンジイソシアネート60〜75重量%、
b)2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート10
〜25重量%、c)2,2′−ジフェニルメタンジイソ
シアネート1〜3重量%およびd)ポリフェニルポリメ
チレンポリイソシアネート20〜30重量%からなる。
【0008】例えば、ウレタン、カルボジイミド、イソ
シアヌレートまたはウレア基を含むこれらのイソシアネ
ートの改質生成物もまた本発明にとって適当なものであ
る。したがって、官能価2〜4および分子量150〜8
000を有するポリエーテルおよび/またはポリエステ
ルポリオールは、ウレタン改質(即ち、プレポリマーの
生成)のために適当である。適当なポリオールのいくつ
かの例は、この範囲の分子量を有するポリプロピレング
リコールを含む。
【0009】本方法はまた、イソシアネート反応性水素
原子を少なくとも2個含み、かつ一般に400〜10,
000の分子量を有する有機化合物を要求する。適当な
化合物は、例えばアミノ基、チオール基またはカルボキ
シル基を含む有機化合物を含む。これらのような化合物
は好ましくは、例えばヒドロキシル基を含む化合物、好
ましくはポリエーテル、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリラクトンおよびポリアミドを含む。これらの化
合物のなかで、2〜8個のヒドロキシル基を含む化合物
が好ましく、1,000〜8,000の範囲の分子量を
有する化合物がさらに好ましく、そして2,000〜
4,000の範囲の分子量を有する化合物が最も好まし
い。例えば、ドイツ特許出願公開第2,832,253
号明細書11〜18頁(それらの記載は参照によりここ
に含まれる)に記載されているような、均質および気泡
質のポリウレタンの製造のために、それ自体公知の種類
の少なくとも2個、一般には2〜8個そして好ましくは
2〜4個のヒドロキシル基を含むそのような化合物は適
切な例である。種々のそのような化合物の混合物もまた
本発明によって使用され得る。
【0010】特に好ましい具体化は、三官能価出発分
子、さらに特にはトリメチロールプロパンおよび/また
はグリセロールのアルコキシル化によって得られるポリ
エーテルポリオールの使用によって特徴づけられる。ア
ルコキシル化反応において用いられるアルキレンオキシ
ドは、特にプロピレンオキシドまたはエチレンオキシド
またはこれらの2種のアルキレンオキシドの混合物を含
む。これらの特に開示されたアルキレンオキシドはま
た、アルコキシル化反応において互いに順次的に用いら
れ得る。使用し得る他の基本的に適当なポリオールは例
えば欧州特許明細書第380,993号に記載のポリオ
ールを含み、その記載は参照によりここに含まれる。
【0011】適当な発泡剤は、水および例えば容易に揮
発するC1-6 炭化水素または例えばアセトンまたはジエ
チルエーテルのような有機溶剤のような他の有機発泡剤
を含む。これらの他の有機発泡剤は単独にまたは水とと
もにいずれかで発泡剤として用いられ得る。
【0012】本発明の方法のための反応混合物はまた、
いくつかの任意の出発成分をも含み得る。これらの任意
の成分は、少なくとも2個、好ましくは2〜6個のイソ
シアネート反応性水素原子を含み、かつ分子量32〜3
99を有する有機化合物を含む。そのような適当な化合
物のいくつかの例は、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、ブタン−1,4−ジオール、およびジエチルトリレ
ンジアミンの異性体を含む。これらの有機化合物は一般
に、高分子量有機化合物、発泡剤および/または水、こ
れらの低分子量有機化合物および添加剤の合わせた量に
基づいて1〜20重量%の量で存在する。
【0013】例えば乳化剤および気泡安定剤のようなポ
リウレタン化学分野でそれ自体公知の助剤および添加剤
もまた反応混合物に存在し得る。好ましい乳化剤は例え
ばアルコキシル化脂肪酸および高級アルコールに基づい
た乳化剤を含む。適当な気泡安定剤は、とりわけ、ポリ
エーテルシロキサンそして特に水溶性ポリエーテルシロ
キサンを含む。これらの化合物は一般に、エチレンオキ
シドおよびプロピレンオキシドの共重合体がポリジメチ
ルシロキサン単位に結合されるような方法で合成され
る。これらのような気泡安定剤は例えば米国特許明細書
第2,834,748号、同第2,917,480号お
よび同第3,629,308号に記載されており、これ
らの記載は参照によりここに含まれる。第三アミンおよ
び/または有機金属化合物のようなポリウレタン化学分
野でそれ自体公知の触媒もまた本方法において用いられ
得る。反応抑制剤、例えば塩酸または有機酸ハロゲン化
物のような酸性反応を示す物質、パラフィンまたは脂肪
アルコールまたはジメチルポリシロキサンのようなそれ
自体公知の気泡調節剤および顔料または染料、老化の影
響に対する安定剤、可塑剤、制カビ性並びに制菌性薬剤
およびバリウムスルフェート、多孔質珪藻土、カーボン
ブラックまたは白亜のような充填剤もまた用い得る。用
いられる防炎化剤は一般にそれ自体公知の防炎化剤であ
り、そして好ましくは20℃で液体のものである。本発
明によって任意に用い得る界面活性添加剤並びに気泡安
定剤、気泡調節剤、反応抑制剤、安定剤、防炎化剤、可
塑剤、染料、充填剤、制カビ性並びに制菌性薬剤の追加
的例およびこれらの添加剤の使用についての情報および
それらの作用機構は、例えばプラスチック−ハンドブッ
ク(Kunststoff-Handbuch)、 VII巻、ヴイベック (View
eg)およびヘヒトレン(Hoechtlen)編、カール ハンサ
ーフェアラーク(Carl Hanser Verlag)、ミュンヘン、
1966、の例えば103〜113頁に見ることができ
る。
【0014】本発明の方法は以下のように実施し得る。
本発明によれば、反応成分は、例えば米国特許明細書第
2,764,565号記載の種類の機械をしばしば用い
て、それ自体公知のワンショット法によって、プレポリ
マー法によってまたはセミプレポリマー法によって反応
される。一般に、反応はイソシアネート指数50〜18
0そして好ましくは70〜120で実施される。術語
「イソシアネート指数」(また通常NCO指数と称され
る)は、イソシアネートの当量数をイソシアネート反応
性水素含有物質の合計当量数で割り、100を乗じた数
としてここに定義される。本発明の方法は、密度30〜
500kg/m3、そして好ましくは30〜200kg/m3
有する半硬質ポリウレタンフォーム(40%圧縮荷重で
圧縮強度20〜400KPa を有する)を製造するのに適
当であり、しかして該ポリウレタンフォームはなかんづ
く公知の方法で、椅子張り目的のために並びに自動車、
航空機、船およびその他の輸送機関の内装(仕切板、内
部のドアー・ライニング、肘掛、頭のせ、側面衝撃保護
システムおよび同様なもの)のためのエネルギー吸収成
形物のために、フィルム/フォーム複合材を製造するた
めプラスチックフィルムを裏打ち発泡するのに使用され
る。
【0015】この特別な目的(即ち、裏打ち発泡)のた
めの適当なプラスチックフィルムは、ポリウレタンフォ
ームでプラスチックフィルムを裏打ち発泡することによ
る複合フィルム材の製造においていままで用いられた如
何なる公知の表皮層である。そのような表層の例は、ポ
リ塩化ビニル(PVC)、ポリウレタン、PVCとAB
Sのポリマーブレンドまたは熱可塑性のポリオレフィン
のフィルムである。
【0016】本発明の方法は好ましくは、裏打ち発泡さ
れるべきプラスチックフィルムで少なくとも部分的にモ
ールドの内壁をライニングし、そしてそれから発泡性混
合物でモールドを充填することにより実施される。適当
なモールドの材質は、例えばアルミニウムのような金属
または例えばエポキシ樹脂のようなプラスチックであ
る。モールドをライニングするために用いられるフィル
ムは、公知の熱成形技術またはいわゆる粉末スラッシ技
術による公知の方法で作られ得る。本発明によれば、発
泡性反応混合物は、成形されたフォームがちょうどモー
ルドを満たすような量でモールドに装填し得る。しかし
ながら、フォームでモールドの内部を満たすために必要
な量より過剰の発泡性反応混合物をモールドに装填する
こともまた可能である。この特別の技術は過装填として
知られており、そして例えば米国特許明細書第3,17
8,490号および同第3,182,104号に記載さ
れている。
【0017】本発明の方法は以下の例によりさらに説明
される。前記された本発明は、これらの例によって発明
の精神および範囲も限定されるべきではない。当業者に
より、以下の処理操作の条件について公知の改変をなし
うることが容易に理解されよう。特に記載がなければす
べての温度は摂氏度(℃)、そしてすべての部数は重量
による。
【0018】
【実施例】フォームの製造および流れ距離測定方法 フォームがハンドフォーミングによってつくられた。こ
の目的のために、イソシアネートを除いたすべての成分
が混合されそして30秒間攪拌された(1,000r.p.
m の速さで)。イソシアネート成分がそれから加えられ
そして混合物は室温でさらに10秒間攪拌された。すべ
ての例において、NCO指数は100である。反応混合
物の流動性は、ガラスビーカー中室温で、以下に記載さ
れているポリオール処方がイソシアネート成分と攪拌し
て反応される他の試験系列において決められた。ジャー
ナル・オブ・セルラー・プラスチック(J. of Cellular
Plastics)421−440頁、1989年の記事にR.
G.ペトレラ (R. G. Petrella)およびJ.D.トビア
ス(J. D. Tobias) により記載されている、いわゆるフ
ローラビリンスを用いて流れ距離がcmで出発点から測定
された。各々の場合250g(±4g)の量が用いられ
た。結果を以下の表1に示す。
【0019】例1(本発明による) a)ポリオール処方:OH価28を有するポリエーテル
92重量部、トリメチロールプロパンのプロポキシル化
およびそれに続くエトキシル化によって調製された(P
O:EO比率は重量%で83:17)。 ジエタノールアミン 0.5重量部、 トリエタノールアミン 2.0重量部、 N,N−ビス−(ジメチルアミノプロピル)−ホルムア
ミド 0.25重量部、 過メチル化テトラエチレンペンタアミン 0.25重量
部、 水 1.95重量部、 上記ポリエーテル、OH価28(上記参照)、中でペー
スト状にされたカーボンブラック 0.5重量部、 OH官能ポリエステル 2.0重量部(アジピン酸/ヘ
キサン−1,6−ジオールの反応生成物からなりかつO
H価160を有する。ブチルベンジルフタレート中の5
0%溶液) b)イソシアネート成分(NCO含有量:32.5
%): ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート 15重
量%、 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 60重
量%、 2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 23重
量%、および 2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート 2重
量%。 例1からのポリオール処方a)100重量部に対し、イ
ソシアネート成分b)34.4重量部の重量比率でフォ
ームが作られた。
【0020】例2(比較) a)ポリオール処方: 例1と同じ。 b)イソシアネート成分:(NCO含有量: 31.5
%) ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート 55重
量%、 4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 42重
量%、 2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート 2.5
重量%、および 2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート 0.0
5重量%。 例1と同様のポリオール処方100重量部に対し、例2
からのイソシアネート成分b)44重量部の重量比率で
フォームが作られた。
【0021】
【表1】 流れ距離の比較(表1) 例 流れ距離(cm) 備 考 1 150 本発明 2 134 比較例* * 比較例のフォームの構造は、本発明の例1よりラビリ
ンス曲がり管において顕著に粗かった。
【0022】以上、本発明を例示する目的のために詳細
に記載したが、その詳細は単に例示の目的であって特許
請求の範囲によって限定されうることを除いて発明の精
神および範囲を逸脱することなく当業者により多くの改
変をなしうることが了解されよう。以下に本発明の態様
を説明する。
【0023】1.1)ポリイソシアネート、 2)イソシアネート反応性水素原子を少なくとも2個含
み、かつ分子量400〜10,000を有する有機化合
物、および 3)水および/または有機発泡剤 からなる反応混合物の反応によるウレタン基含有半硬質
フォームの製造方法において、該ポリイソシアネート
が、 a)混合物100重量%に基づいて、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート55〜87重量%、 b)混合物100重量%に基づいて、2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート8〜40重量%、 c)混合物100重量%に基づいて、2,2′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量%、および d)混合物100重量%に基づいて、ポリフェニルポリ
メチレンポリイソシアネート5〜35重量%、 の混合物からなる、ことを特徴とする上記製造方法。
【0024】2.該反応混合物が、 4)イソシアネート反応性水素原子を少なくとも2個含
み、かつ分子量32〜399を有する有機化合物の1種
またはそれ以上、を追加的に含む上記第1項記載の方
法。 3.該反応混合物が、 5)添加剤、を追加的に含む上記第2項記載の方法。 4.該ポリイソシアネートが、 a)4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート60
〜75重量%、 b)2,4′−ジフェニルメタンジイソシアネート10
〜25重量%、 c)2,2′−ジフェニルメタンジイソシアネート1〜
3重量%、および d)ポリフェニルポリメチレンポリイソシアネート10
〜30重量%、の混合物からなる上記第1項記載の方
法。
【0025】5.プラスチックフィルムで少なくとも部
分的にモールドの内壁をライニングし、1)ポリイソシ
アネート、2)イソシアネート反応性水素原子を少なく
とも2個含み、かつ分子量400〜10,000を有す
る化合物、および3)水および/または有機発泡剤から
なるフォーム形成性反応混合物をモールドに導入し、反
応混合物を反応させ、そして形成されたフィルム/フォ
ーム複合材をモールドから取り出すことにより、プラス
チックフィルムの裏打ち発泡によるフィルム/フォーム
複合材を製造する方法において、該イソシアネートが、 a)混合物100重量%に基づいて、4,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート55〜87重量%、 b)混合物100重量%に基づいて、2,4′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート8〜40重量%、 c)混合物100重量%に基づいて、2,2′−ジフェ
ニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量%、および d)混合物100重量%に基づいて、ポリフェニルポリ
メチレンポリイソシアネート5〜35重量%、 の混合物からなる、ことを特徴とする上記製造方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 75:04 (72)発明者 ペーター・ガンゼン アメリカ合衆国ペンシルヴアニア州15205 ピツツバーグ、モーベイ・ロード(番地 なし)、マイルス・インコーポレーテツド 内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1)ポリイソシアネート、 2)イソシアネート反応性水素原子を少なくとも2個含
    み、かつ分子量400〜10,000を有する有機化合
    物、および 3)水および/または有機発泡剤からなる反応混合物の
    反応によるウレタン基含有半硬質フォームの製造方法に
    おいて、該ポリイソシアネートが、 a)混合物100重量%に基づいて、4,4′−ジフェ
    ニルメタンジイソシアネート55〜87重量%、 b)混合物100重量%に基づいて、2,4′−ジフェ
    ニルメタンジイソシアネート8〜40重量%、 c)混合物100重量%に基づいて、2,2′−ジフェ
    ニルメタンジイソシアネート0.1〜4重量%、および d)混合物100重量%に基づいて、ポリフェニルポリ
    メチレンポリイソシアネート5〜35重量%、 の混合物からなる、ことを特徴とする上記製造方法。
JP28613494A 1993-10-29 1994-10-27 改善された流動性を有するウレタン基含有半硬質フォームの製造方法 Expired - Fee Related JP3655656B2 (ja)

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