JPS62260115A - 画像に関連するデ−タを同一のモニタ面上に表示する内視鏡装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、内視鏡を介して得られる画像と、この画像に
関連するデータを同一のモニタ面に表示する内視鏡装置
に関する。

（従来の技術） テレビジョンカメラにより撮（象された両（象と、この
画像に関連するデータ等を同一モニタに表示する試みが
種々なされている。

特開昭５９−６９０２６号に係る内視鏡の発明は内視鏡
の像にビデオキャラクタジェネレータからの情報信号を
１畳させて同一ディスプレイ装置に表示させる構成を提
案している。

（発明が解決しようとする問題点） 前記発明によれば、ＣＯＤ等の固体撮像素子の信号を映
像信号に変換した後にその中心をファインダーの視野中
心から一定正電気的に映像信号を偏位させる偏位装τ（
回路）を用いている。

このように電気回路を用いて映像信号をずらすことは回
路が大川りになり、さらに画像を劣化させるおそれがあ
る。

本発明の目的は、簡単な構成で、内視鏡を介して得られ
る画像と、この画像に関連するデータを同一のモニタ面
に表示する内視鏡装置を提供することにある。

（問題を解決するための手段） 前記目的を達成するために、本発明による画像に関連す
るデータを同一のモニタ面上に表示する内視鏡装置は、
照明光源と、前記照明光源からの光を体内に導入するラ
イトガイドと、前記ライトガイドからの光により照明さ
れた部分の像を取り出すイメージガイドと、第１の撮像
装置と、前記イメージガイドの射出端に生ずる像を前記
撮像装置の撮像面に再結像させる結像レンズと、前記結
像レンズを前記撮像装置に光軸をずらして結合させ走査
領域の中心から外れた部分を中心として前記イメージガ
イドからの（象を結（象させるマウントと、前記照明光
源で照明された部分からの光を分光する分光装置と、前
記分光装置により分光されたスペクトルを撮像する分光
像撮像装匝と、前記第１の撮像装置のビデオ信号の像の
成分がない部分に前記分光像に基づいて作成された図形
を重畳する混合回路と、前記混合回路の出力を表示する
モニタから構成されている。

（実施例） 以下図面等を参照して本発明をさらに詳しく説明する。

第１図は本発明による画像に関連するデータを同一のモ
ニタ面上に表示する内視鏡装置の実施例を示すブロック
図である。

内視鏡筒１にはイメージガイド１０と、ライトガイド１
１が挿入されている。

ライトガイド１１の一端には照明用の光源１２が配置さ
れている。

このライトガイド１１で体内に導入された光に照明され
た部分の像はイメージガイド１０を介して導入される。

イメージガイドｌＯの出射端面に形成された像はイメー
ジガイ１−１０の出射端面に設けられたレンズ１０ａを
介して結像レンズ２により、テレビジョンカメラ４の撮
像面に結像させられる。

第２図は、結像レンズとテレビジョンカメラを結合する
ねしマウントの実施例を示す図である。

第３図はテレビジョンの画面内での結像レンズの光軸中
心の移動可能な経路ｌを示す略図である。

偏芯ねしマウント３０の外径ねじの中心とこのマウント
に支持される結像光学系の光軸中心は、第２図に示すよ
うに距％ｉｄだけずれている。

そのためテレビジョンカメラ４に前記偏芯ねじマウント
３０をねじ込んでいけば、結像レンズ２の光軸は第３図
に示すよう移動する。

テレビジョンモニタ画面を観測しながら、最も好ましい
位置になったとき、偏芯ねしマウント３０の外側にねじ
結合されている固定用ねしリング３１を回して、結（象
レンズをテレビジョンカメラ４に固定する。

レンズ２は前記マウントに対して光軸方向にわずかに進
退可能に支持されており、外部からＱＡ位置に調整され
る。

テレビジョンカメラ結合マウント３の前方にビームスプ
リッタ６が設けられており、このビームスプリッタ６に
より分離された光は分光″ＥＩ５により分光される。

この分光スペクトルは、分光像用テレビジョンカメラ７
で！恐像される。

このテレビジョンカメラ７は、補記分光スペクトルの展
開方向と直角方向を水平走査方向としている。

テレビジョンカメラ４と分光像用テレビジョンカメラ７
にはテレビジョンカメラ制御回路２０から、制御信号が
供給されている。

テレビジョンカメラ４からの映像信号は、増幅器を介し
て混合回路２１に接続されている。

分光像用テレビジョンカメラ７の出力は、増幅器および
文字図形発生回路２２を介して混合回路２１に接続され
ている。

文字図形発生回路２２は、前記分光像用テレビジョンカ
メラ７の出力信号から、波長に対する強度の分布を示す
パターンを発生する。

このパターンは混合回路２１により混合されてテレビジ
ョンモニタ２４に表示される。

なお混合回路２１は、撮像装置４のビデオ信号の存在し
ない余白の部分に前記パターンを重ねるように両方の信
号を混合する。

第１図に示すようにモニタの左側にはイメージガイド１
０を介して取り出された情報が、右側には画像に含まれ
るスペクトル図形が示されている。

キーボード２３は装置の起動とか、各部に必要なデータ
を入力するための入力手段を形成している。

なお、前記スペクトル図形の他に必要な情報を前記キー
ボード２３から入力して表示することができる。

以上詳しく説明した実施例について、本発明の範囲内で
種々の変形を施すことができる。

例えば、前記レンズとテレビジョンカメラを結合する偏
心マウントを、相対位置をＸＹ方向に変化させることが
できるＸＹステージ式のマウントにしても良い。

（発明の効果） 以上詳しく説明したように、本発明による画像に関連す
るデータを同一のモニタ面上に表示する内視鏡装置は、
結像レンズを前記撮像装置に光軸をずらして結合させ走
査領域の中心から外れた部分を中心として前記イメージ
ガイドからの像を結像させるマウントを用いている。

したがって、前述したような電気的な変移回路等を用い
ることなく、イメージガイドからの像をモニタの希望す
る部分に表示できる。

さらに、偏心のための複雑な電気回路を必要としないた
め画質の劣化がなくなった。

この画像は純粋な光学系のみによって再結像されたもの
であり、機械的に偏心がされるため、どの位置において
も、電気的な処理を行わない生の画像が得られるから、
倍率の変化や、画像の劣化の問題は完全に解決できた。

また照明光源で照明された部分からの光を分光する分光
装置を設け、前記分光装置により分光されたスペクトル
を撮像する分光像撮像装置の像を前記第１の撮像装置の
ビデオ信号の像の成分がない部分に前記分光像に基づい
て作成された図形を重畳させることができる。

この分光像はヘマトポルフィリン誘導体を利用したがん
の診断に利用できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は、本発明よる画像と、この画像に関連するデー
タを同一のモニタ面に表示する内視鏡装置の実施例を示
すブロック図である。 第２図は、結像レンズとテレビジョンカメラを結合する
ねしマウントの実施例を示す図である。 第３図はテレビジョンの画面内での結像レンズの光軸中
心の移動可能な経路を示す略図である。 １・・・内視鏡筒部 ２・・・結１象レンズ ３・・・テレビジョンカメラ結合マウント４・・・テレ
ビジョンカメラ ５・・・分光器 ６・・・ビームスブリック ７・・・分光（象用テレビジョンカメラ１０・・・イメ
ージガイド １０ａ・・・イメージガイド側レンズ １１・・・ライトガイド １２・・・照明用光源 ２０・・・テレビジョンカメラ制御回路２１・・・混合
回路 ２２・・・文字図形発生回路 ２３・・・キーボード ２４・・・テレビジョンモニタ ３０・・・偏芯ねじマウント ３１・・・固定用ねしリング

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）照明光源と、前記照明光源からの光を体内に導入
   するライトガイドと、前記ライトガイドからの光により
   照明された部分の像を取り出すイメージガイドと、第１
   の撮像装置と、前記イメージガイドの射出端に生ずる像
   を前記撮像装置の撮像面に再結像させる結像レンズと、
   前記結像レンズを前記撮像装置に光軸をずらして結合さ
   せ走査領域の中心から外れた部分を中心として前記イメ
   ージガイドからの像を結像させるマウントと、前記照明
   光源で照明された部分からの光を分光する分光装置と、
   前記分光装置により分光されたスペクトルを撮像する分
   光像撮像装置と、前記第１の撮像装置のビデオ信号の像
   の成分がない部分に前記分光像に基づいて作成された図
   形を重畳する混合回路と、前記混合回路の出力を表示す
   るモニタから構成した画像に関連するデータを同一のモ
   ニタ面上に表示する内視鏡装置。
2. （２）前記マウントは偏心マウントである特許請求の範
   囲第１項記載の画像に関連するデータを同一のモニタ面
   上に表示する内視鏡装置。