JP2837896B2 - 内視鏡用外付けテレビカメラ - Google Patents

内視鏡用外付けテレビカメラ

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【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内視鏡に着脱可能な内視鏡用外付けテレビ
カメラの改善に関する。
[従来の技術] 近年、細長の挿入部を体腔内に挿入することにより、
体腔内臓器等を診断したり、検査したりすることのでき
る内視鏡(スコープ又はファイバスコープ)が広く用い
られている。また、医療用のみならず工業用においても
ボイラ、機械、化学プラント等の管内、あるいは機械内
等の対象物を観察、検査したりするのに用いられてい
る。
また、この内視鏡の例えば先端部に固体撮像素子(CC
D)等の撮像手段を設け、この撮像手段を駆動すると共
に、該撮像手段から得られた撮像信号を映像信号に変換
する信号処理を設け、前記先端部の被検部をモニタの画
面に映しだす電子内視鏡が用いられるようになってき
た。
ところで、従来の内視鏡装置では、被検部まで挿入す
る挿入部に照明光を導光するライトガイド及び該照明光
が照射された被写体の被写体光束を導光するイメージガ
イドが用いられている。したがって、被写体光束は、前
記イメージガイドを導光され、内視鏡手元側基部に設け
られた接眼部の接眼レンズを介して操作者が観察するよ
うになっている。
前述した被写体光束を観察する手段として前記接眼部
に着脱自在なTVカメラを装着し、該TVカメラにより撮像
された被写体像を電子内視鏡装置と同様にモニタにより
観察することが、例えば特開昭63−229025号公報にて提
案されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、前述したイメージガイドを用いた内視鏡にTV
カメラを装着し、該TVカメラにより観察する場合、ライ
トガイド及びイメージガイドによる導光の伝送効率は、
内視鏡の挿入部が長くなるに従って低下してしまい、モ
ニタに映しだされる画像が非常に暗くなるというという
問題点がある。さらに、近年、固体撮像素子の画像数が
増加し、これに伴い、該撮像素子に入力される被写体光
束も増加しなければならないという問題点がある。
本発明は前述した点にかんがみてなされたもので、撮
像素子に入射する被写体光束が少ない場合であっても明
るい画像を得られる内視鏡用外付けテレビカメラを提供
することを目的としている。
[課題を解決するための手段] 固体撮像素子を撮像手段に用いた内視鏡用外付けテレ
ビカメラ装置において、被写体光束を波長領域で複数に
分割する分割手段と、前記複数の被写体光束を光電変換
す複数個の撮像手段と、前記光電変換した信号を時系列
で出力するための切換手段とを備えている。
[作用] 被写体光束を波長領域で複数に分割し、この複数の被
写体光束を光電変換し、さらに、この光電変換した信号
を時系列で出力するようにしている。
[実施例] 以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第
1図は内視鏡用外付けテレビカメラ及び該装置の構成
図、第2図は映像信号プロセッサ及びその関連回路等の
構成図、第3図は固体撮像素子の駆動及び撮像信号のタ
イミングを示す説明図である。
第1図は内視鏡用外付けテレビカメラ及び該装置の構
成図であり、内視鏡用外付けテレビカメラ装置は、内視
鏡3の接眼部3cと着脱自在に接続される内視鏡用外付け
テレビカメラ(以下、TVカメラと称する)90と、前記TV
カメラ90のケーブル90aに接続されたコネクタ90cにより
着脱自在に接続されるビデオプロセッサ91と、前記ビデ
オプロセッサ91の出力端子16に接続され、ビデオプロセ
ッサ91で各種処理をされた映像信号を映す観察モニタ15
と、前記内視鏡3とコネクタ3eにより着脱自在に接続さ
れる、前記内視鏡3に光源を供給する光源装置92とから
構成されるようになっている。
前記内視鏡3は、細長の挿入部3aと、この挿入部3aの
後端に連設された太径の操作部3bと、この操作部3bの後
端部に設けられてた接眼部3cと、前記操作部3bの側方に
延接されたライトガイドケーブル3dと、このライトガイ
ドケーブル3dの端部に設けられたコネクタ3eとから構成
されている。前記挿入部3aの先端部には、レンズ2と、
ライトガイド5の出射端面が配設されている。前記レン
ズ2の結像位置には、イメージガイド4の先端面が配設
されている。このイメージガイド4は挿入部3a、操作部
3b内を挿通され、後端面は接眼部3cに配設され、接眼部
3cに配設されたレンズ6に対向している。前記ライドガ
イド5は、挿入部3a、操作部3b及びライトガイドケーブ
ル3d内を挿通され、入射端面はコネクタ3eに接続されて
いる。接眼部3cには、コンタクトピン27aが配設され、
コンタクトピン27aに接続された信号線28は、操作部3
b、ライトガイドケーブル3b内を挿通されたコネクタ3e
に配設されコンタクトピン29aに接続されている。
前記TVカメラ90は、前記内視鏡の接眼部3cに着脱自在
に形成されたカメラヘッド90aと、このカメラヘッド90a
から延接されたケーブル90bと、このケーブル90bの端部
に設けられたコネクタ90cとから構成されている。前記
カメラヘッド90aには、前記内視鏡3の接眼部3cに配設
されたレンズ6と対向した赤色(R)の波長領域を屈折
するハーフミラー(以下、ミラーと称する)93が配設さ
れ、このミラー93の屈折面に対向してレンズ95a,95bが
配設され、前記レンズ95bの結像位置には固体撮像素子
であるCCD8aが配設されている。また、前記ミラー93の
透過面に対向して緑色(G)の波長領域を反射するミラ
ー94が配設され、このミラー94の屈折面に対向してレン
ズ95c,95dが配設され、前記レンズ95dの結像位置にはCC
D8bが配設されている。さらに、前記ミラー94の透過面
に対向してレンズ95e,95fが配設され、レンズ95fの結像
位置にはCCD8cが配設されている。
前記CCD8a,8b,8cには、アナログスイッチ(以下、ス
イッチと称する)7aの切換端に接続された光電変換出力
信号線が接続されると共に、スイッチ7bの切換端に接続
されたCCD駆動信号線が接続されている。
前記コネクタ90cには、コンタクトピン10a,10b,10c,1
0dが配設されている。コンタクトピン10aに接続された
光電変換信号線はケーブル90bを挿通され前記スイッチ7
aのトランスファ端に接続されている。コンタクトピン1
0cに接続されたCCD駆動信号線はケーブル90bを挿通され
前記スイッチ7bのトランスファ端に接続されている。コ
ンタクトピン10cに接続された調光信号線はケーブル90b
を挿通されアイソレータ26の入力端に接続されている。
アイソレータ26の出力端は、TVカメラ90に、前記内視鏡
3の接眼部3cに配設されたコンタクトピン27aと対向し
て配設されたコンタクトピン97Aに接続されている。
前記ビデオプロセッサ91は、前記TVカメラ90のコネク
タ90cのコンタクトピン10aと対向して配設されたコンタ
クトピン10Aから光電変換信号線が入力端に接続された
映像信号プロセッサ12と、前記映像信号プロセッサ12の
映像信号線が入力端に接続され、調光信号出力端が前記
TVカメラ部90のコネクタ90cのコンタクトピン10cと対向
して配設されたコンタクトピン10Cに接続された映像レ
ベル検出回路40と、駆動信号出力端が前記TVカメラ部90
のコネクタ90cのコンタクトピン10bと対向して配設され
たコンタクトピン10Bに接続されたCCD駆動回路13と、前
記TVカメラ部90のコネクタ90cのコンタクトピン10dと対
向して配設されたコンタクトピン10Dに切換信号線が接
続されると共に、映像信号プロセッサ12及びCCD駆動回
路13にタイミングパルスを発生するタイミングパルス発
生器14とから構成されている。
前記光源装置92は、キセンノランプ等のランプ24を駆
動するランプ駆動回路25と、前記内視鏡3のコネクタ3e
のコンタクトピン29aと対向して配設されたコンタクト
ピン92Aから調光信号が入力され、出力端が可逆モータ3
1に接続された調光回路30と、直流可逆モータ31の軸に
繋止された絞り32と、ランプ24の光源を前記内視鏡3の
コネクタ3eに配設されたライトガイド5の入射端面に収
束するレンズ23とから構成されている。
前記絞り32は、アームの先頭部にある角度で略扇状の
切り欠きを形成した略円板状の部材であり、アームの後
端部が可逆モータ31の軸に繋止されている。
第2図は前記映像信号プロセッサ12及びその関連回路
等の構成図であり、第1図と同じ回路等には同一の符号
を用いてある。
TVカメラ90の駆動入力端には、CCD駆動回路13のCCD駆
動出力端が接続され、前記TVカメラ90の光電変換信号出
力端は、CDS回路50の入力端に接続され、、前記TVカメ
ラ90のRGB切換信号入力端は、タイミングパルス発生回
路42の出力端に接続されている。
前記CDS回路50の出力端は、映像信号レベル検出回路
(DET)40の入力端に接続されると共に、AGC回路51の入
力端に接続されている。前記映像信号レベル検出回路
(DET)40の出力端は調光信号出力端子41に接続されて
いる。前記AGC回路51の出力端はガンマ補正回路(γ)5
3の入力端に接続されている。前記ガンマ補正回路
(γ)53の出力端はA/D変換器54の入力端に接続されて
いる。前記A/D変換器54の出力端は赤色信号メモリ(以
下、Rメモリと称する)56の入力端と、緑色信号メモリ
(以下、Gメモリと称する)57入力端と、青色信号メモ
リ(以下、Bメモリと称する)58の入力端と接続されて
いる。前記Rメモリ56の出力端はD/A変換器59の入力端
に接続され、このD/A変換器59の出力端はバッファアン
プ69の入力端と、エンコーダ72のR信号入力端とに接続
されている。前記Gメモリ57の出力端はD/A変換器60の
入力端に接続され、このD/A変換器60の出力端はバッフ
ァアンプ70の入力端と、エンコーダ72のG信号入力端と
に接続されている。前記Bメモリ58の出力端はD/A変換
器61の入力端に接続され、このD/A変換器61の出力端は
バッファアンプ71の入力端と、エンコーダ72のB信号入
力端とに接続されている。
また、タイミングパルス発生回路42の第1出力端
は前記CDS回路50のパルス入力端に接続され、タイミン
グパルス発生回路42の第2出力端は前記CCD駆動回
路13パルス入力端に接続され、タイミングパルス発生回
路42の第3出力端は前述したようにTVカメラ90のRG
B切換信号入力端に接続されると共に、リングカウンタ4
3のクロック信号入力端に接続されている。リングカウ
ンタ43のP1出力端はRメモリ56のライトイネーブル(書
き込み許可)端に接続されている。前記リングカウンタ
43のP2出力端はGメモリ57のライトイネーブル(書き込
み許可)端に接続されている。リングカウンタ43のP3出
力端はBメモリ58のライトイネーブル(書き込み許可)
端に接続されている。前記エンコーダ72の輝度信号出力
端Yは混合器80の第1入力端に接続されると共に、Y信
号端子78に接続されている。前記エンコーダ72のクロマ
信号出力端Cは混合器80の第2入力端に接続されると共
に、クロマ信号端子79に接続されている。前記混合器80
の出力端はコンポジット信号出力端子77に接続されてい
る。
前記バッファアンプ69の出力端はR信号出力端子74に
接続されている。前記バッファアンプ70の出力端はG信
号出力端子75に接続されている。前記バッファアンプ71
の出力端はB信号出力端子76に接続されている。
この構成で、符号50ないし符号80は、第1図に示す映
像信号プロセッサ12を構成し、符号42及び符号43は第1
図に示すタイミングパルス発生器14を構成している。
このように構成された内視鏡用外付けテレビカメラ及
び該装置の作用について説明する。
光源装置92のランプ駆動回路25の駆動電力で点灯した
ランプ24による光源は、第1図に示すように、絞り32に
より適切な光量に調光され、レンズ23により集光され、
内視鏡3のライトガイド5の入射端面に入射し、ライト
ガイド5を導光され、ライトガイド5の出射端面から、
例えば体腔内の被写体1に照射される。この光源に照ら
された被写体1の像は、内視鏡3のレンズ2によりイメ
ージガイド4の先端面に結像し、イメージガイド4を導
光され、レンズ6の接眼位置に結像する。さらに、この
被写体1の像は内視鏡3に着脱自在に接続されたTVカメ
ラ90の赤色(R)波長領域を屈折するミラー93で分光さ
れ、この赤色(R)を波長領域の被写体光束はレンズ95
a,95bによりCCD8aの光電変換面に結像する。また、前記
ミラー93を透過した被写体光束は緑色(G)波長領域を
屈折するミラー94で分光され、この緑色(G)波長領域
の被写体光束はレンズ95b,95cによりCCD8bの光電変換面
に結像する。さらに、前記ミラー93を透過した被写体光
束である青色(B)波長領域の被写体光束は、レンズ95
d,95eによりCCD8cの光電変換面に結像する。
前記絞り32は、可逆モータ31により所定の角度を回動
し、これによりライトガイド5の入射端面に入射する光
源の光量を調整する。また、前記可逆モータ31は、後述
する調光信号を電流増幅する調光回路30の駆動信号によ
り動作する。また、タイミングパルス発生器14は、後述
する各ブロックが必要とする所定のパルス信号を発生す
る。
また、前記TVカメラ90のスイッチ7bのトランスファ端
には、第3図(a)に示すビデオ信号の垂直同期信号に
同期した第3図(b)に示す駆動信号が、ビデオプロセ
ッサ92のCCD駆動回路13からコンタクトピン10B及びTVカ
メラ90のコネクタ90cに配設されたコンタクトピン10bを
介し、ケーブル90bを挿通された駆動信号線を通じて入
力され、該スイッチ7bは、入力された駆動信号を前記タ
イミングパルス発生回路42のに同期して、第3図
(c)〜(e)に示すようにCCD8a,8b,8cへ切り換えて
出力する。
これによりCCD8a,8b,8cは、光電変換面に結像し、光
電変換した第3図(f)〜(h)に示す光電変換信号
を、スイッチ7aへ出力する。
前記スイッチ7aは、入力された光電変換信号を前記タ
イミングパルス発生回路42のに同期して、第3図
(i)に示すようにR,G,Bの面順次方式の光電変換信号
として、前記TVカメラ90に延設されたケーブル90aを挿
通された光電変換信号線を通じ、コネクタ90cのコンタ
クトピン10a及びビデオプロセッサ92のコンタクトピン1
0Aを介して映像信号プロセッサ12へ出力される。
前述したように映像信号プロセッサ12に入力された第
3図(i)に示す面順次方式の光電変換信号は、第2図
に示すようにCDS回路50に入力され、このCDS回路50を構
成する差動増幅回路により差動増幅され、雑音等を除去
され映像信号に変換される。
この映像信号は、AGC回路51に入力されると共に、映
像レベル検出回路(DET)40に入力される。
前記映像レベル検出回路(DET)40に入力された映像
信号は、映像レベル検出回路(DET)40により直流検波
され、調光信号となる。この調光信号は、調光信号出力
端子52を介し、第1図に示す、コンタクトピン10C,10c
を介した調光信号線によりアイソレータ26に入力され、
アイソレータ26で内視鏡3とビデオプロセッサ91とが電
気的に絶縁され、コンタクトピン97A,27aを介して信号
線28、コンタクトピン29a,92Aを介して光源装置92の調
光回路30に入力される。そして調光回路30は前述したよ
うに絞り32を制御する。即ち、適切な映像信号を得るた
めに自動調光制御がなされている。
前記AGC回路51に入力された映像信号は、その映像信
号のレベルが適正なレベルの範囲となるように調整さ
れ、ガンマ補正回路(γ)53によりガンマ補正され、R
メモリ56と、Gメモリ57と、Bメモリ58とに入力され
る。
前記Rメモリ56のライトイネーブル(書き込み許可)
端には、リングカウンタ43のP1出力端の出力パルスが入
力され、前記Gメモリ57のライトイネーブル(書き込み
許可)端には、リングカウンタ43のP2出力端の出力パル
スが入力され、Bメモリ58のライトイネーブル(書き込
み許可)端には、リングカウンタ43のP3出力端の出力パ
ルスが入力され、このパルス期間のみ前記入力された映
像信号がRメモリ56、Gメモリ57及びBメモリ58に書き
込まれる。即ち、Rメモリ56と、Gメモリ57と、Bメモ
リ58とは、3フィールド周期で得られる、赤(R)、緑
(G)、青(B)のそれぞれの波長領域の映像信号を、
3フィールド期間保持するために設けられたものであ
り、これにより、それぞれの波長領域に時系列で並んだ
映像信号を同時化している。
したがって、Rメモリ56の映像信号は、D/A変換器59
でアナログ信号に変換された後、バッファアンプ69と、
エンコーダ72のR信号入力端とに入力され、Gメモリ57
の映像信号は、D/A変換器60でアナログ信号に変換され
た後、バッファアンプ70と、エンコーダ72のG信号入力
端とに入力され、Bメモリ58の映像信号は、D/A変換器6
1でアナログ信号に変換された後、バッファアンプ71
と、エンコーダ72のB信号入力端とに入力される。
これにより、赤色映像信号(R)は、バッファアンプ
69で電流増幅され、赤色映像出力信号(R)となり、R
信号出力端子74に出力され、緑色映像信号(G)は、バ
ッファアンプ70で電流増幅され、緑色映像出力信号
(G)となり、G信号出力端子75に出力される。青色映
像信号(B)は、バッファアンプ71で電流増幅され、青
色映像出力信号(B)となり、B信号出力端子76に出力
される。このR信号出力端子74に出力された赤色映像信
号(R)と、G信号出力端子75に出力された緑色映像信
号(G)と、B信号出力端子76に出力された青色映像信
号(B)とは、図示しない同期信号等と併せて、第1図
に示す出力端子16を通じてRGB入力である観察モニタ15
に入力され、観察モニタ15にはカラーの被写体1の像が
映しだされる。また、エンコーダ72に入力された赤色映
像信号(R)と、緑色映像信号(G)と、青色映像信号
(B)とは、合成され、輝度(Y)信号と、クロマ
(C)信号とに分離される。この輝度(Y)信号は、Y
信号出力端子78に出力されると共に、混合器80の第1入
力端に入力される。前記クロマ(C)信号は、C信号出
力端子79に出力されると共に、混合器80の第2入力端子
に入力される。混合器80に入力された輝度(Y)信号
と、クロマ(C)信号とは、適宜な比率で混合され、コ
ンポジットビデオ信号となり、コンポジット信号出力端
子79に出力される。
なお、本実施例においてCCDに入射する被写体光束を
遮光する遮光時間を設けていないが、フレーム転送部を
持たないCCDであっても、露光期間が読み出し期間に対
して十分に長いので被写体像が流れる現象はほどんど識
別できない範囲である。
即ち、CCDをR,G,Bごとに単独で設け、このCCDを時系
列で順次読み出すことにより、面順次方式の電子内視鏡
装置のビデオプロセッサに接続することができ、また、
露光時間が十分に長くとれ、明るい映像を得ることがで
きると共に、各CCDの露光時間を重複(オーバーラッ
プ)させることにより動きのある被写体に対して発生す
る色ずれを軽減できるという効果がある。
第4図及び第5図は本発明の第2実施例に係わり、第
4図は、TVカメラの構成を示す説明図、第5図は固体撮
像素子の駆動及び撮像信号のタイミングを示す説明図で
ある。なお、第1実施例と同様のものについては同一の
符号を用いて説明を省略する。
本実施例では、第1実施例で説明したTVカメラ90に、
CCD8b,8cの光電変換信号を緩衝増幅するバッファアンプ
9b,9cと、このバッファアンプ9b,9cの出力信号をアナロ
グ信号からデジタル信号に変換するA/D変換器19b,19c
と、このA/D変換器19b,19cのデジタル信号を記憶するメ
モリ20b,20cと、このメモリに記憶されたデジタル信号
をアナログ新語に変換するD/A変換器21b,21cと、このD/
A変換器21b,21cの出力信号を緩衝増幅するバッファアン
プ22b,22cと、CCD8aの光電変換信号を緩衝増幅するバッ
ファアンプ9aとが設けられている。
前記CCD8aの光電変換信号線は前記バッファアンプ9a
の入力端に接続され、前記CCD8bの光電変換信号線は前
記バッファアンプ9bの入力端に接続され、前記CCD8cの
光電変換信号線は前記バッファアンプ9cの入力端に接続
されている。
前記バッファアンプ9bの出力端は前記A/D変換器19bの
入力端に接続され、このA/D変換器19bの出力端は前記メ
モリ20bの入力端に接続され、このメモリ20bの出力端は
前記D/A変換器21bの入力端に接続され、このD/A変換器2
1bの出力端は前記バッファアンプ22bの入力端に接続さ
れている。
また、前記バッファアンプ9cの出力端は前記A/D変換
器19cの入力端に接続され、このA/D変換器19cの出力端
は前記メモリ20cの入力端に接続され、このメモリ20cの
出力端は前記D/A変換器21cの入力端に接続され、このD/
A変換器21cの出力端は前記バッファアンプ22cの入力端
に接続されている。
第1実施例と同様に設けられたスイッチ7aの切換端に
は、前記バッファアンプ9aの出力端と、前記バッファア
ンプ22bの出力端と、前記バッファアンプ22cの出力端と
が各々接続されている。
また、第1実施例と同様に設けられたスイッチ7bの切
換端は、三端ある一端のみが前記CCD8a,8b,8cの駆動信
号入力端に接続されている。
その他の構成は、第1実施例と同様であり説明を省略
する。
このように構成されたTVカメラ90の作用について説明
する。
第1実施例と同様にCCD8a,8b,8cの光電変換面に結像
した被写体光束は、第5図(a)に示す例えばビデオ信
号の垂直同期信号に同期した駆動信号がスイッチ7bのト
ランスファ端に印加されている。
しかし、スイッチ7bには、三端の一端のみがCCD8a,8
b,8cに接続されているので、該CCD8a,8b,8cに入力され
る駆動信号は、第5図(j)に示すように、各CCDに対
して同時に入力される。
これにより,CCD8a,8b,8cのは、第5図(k)〜(m)
に示すように撮像面の被写体光束を光電変換し、同時
に、CCD8aの光電変換信号は、バッファアンプ9aで緩衝
増幅され、スイッチ7aを介してコンタクトピン10aへ出
力され、CCD8bの光電変換信号は、バッファアンプ9bに
より緩衝増幅され、A/D変換器19bによりデジタル信号に
変換され、メモリ20bに記憶され、CCD8cの光電変換信号
は、バッファアンプ9cにより緩衝増幅され、A/D変換器1
9cによりデジタル信号に変換され、メモリ20cに記憶さ
れる。
前記メモリ20b,20cに記憶された光電変換信号は、D/A
変換器21b,21cによりアナログ信号に変換され、バッフ
ァアンプ21b,21cにより緩衝増幅され、スイッチ7aの切
換端に出力される。したがって、スイッチ7aの切換端
は、第5図(n)〜(p)に示す撮像信号が加わってお
り、スイッチ7aにより第5図(q)に示すようにR,G,B
の撮像信号が順次出力される。
その他の作用については第1実施例と同様であり説明
を省略する。
即ち、R,G,BのCCDを同時に駆動することにより色ずれ
のない画像が得られるという効果がある。
また、その他の効果は第1実施例と同様である。
ところで、第6図は前述したミラーを色波長領域で分
光するものに代えて白色光を分光するものを用いたもの
である。
このTVカメラ90は、前記内視鏡の接眼部3cに着脱自在
に形成されたカメラヘッド90aと、このカメラヘッド90a
から延接されたケーブル90bと、このケーブル90bの端部
に設けられたコネクタ90cとから構成されている。前記
カメラヘッド90aには、前記内視鏡3の接眼部3cに配設
されたレンズ6と対向したミラー98が配設され、このミ
ラー98が屈折面に対向してレンズ95a,95bが配設され、
前記レンズ95bの結像位置には撮像面に赤色(R)の波
長領域を透過するフィルタ96aが例えば貼着されたCCD8a
が配設されている。また、前記ミラー98の透過面に対向
してミラー99が配設され、このミラー99の屈折面に対向
してレンズ95c,95dが配設され、前記レンズ95dの結像位
置には緑色(G)の波長領域を透過するフィルタ96bが
例えば貼着されたCCD8bが配設されている。さらに、前
記ミラー99の透過面に対向してレンズ95e,95fが配設さ
れ、レンズ95fの結像位置には青色(B)の波長領域を
透過するフィルタ96cが例えば貼着されたCCD8cが配設さ
れている。
前記CCD8a,8b,8cには、スイッチ7aの切換端に接続さ
れた光電変換出力信号線が接続されると共に、スイッチ
7bの切換端に接続されたCCD駆動信号線が接続されてい
る。
前記コネクタ90cには、コンタクトピン10a,10b,10c,1
0dが配設されている。コンタクトピン10aに接続された
光電変換信号線はケーブル90bを挿入され前記スイッチ7
aのトランスファ端に接続されている。コンタクトピン1
0bに接続されたCCD駆動信号線はケーブル90bを挿通され
前記スイッチ7bのトランスファ端に接続されている。コ
ンタクトピン10cに接続された調光信号線はケーブル90b
を挿通されアイソレータ26の入力端に接続されている。
アイソレータ26の出力端は、TVカメラ90に、前記内視鏡
3の接眼部3cに配設されたコンタクトピン27aと対向し
て配設されたコンタクトピン97Aに接続されている。
前述したように構成されたTVカメラの作用について説
明する。
このTVカメラ90に入射した被写体光束は、ミラー98で
分光され、レンズ95a,95bによりCCD8aの光電変換面に結
像する。このCCD8aの光電変換面には、前述したように
赤色(R)波長領域のみを透過するフィルタ96aが設け
られており、これにより該CCD8aには赤色(R)波長領
域の被写体光束が結像する。また、前記ミラー98を透過
した被写体光束はミラー99で分光され、レンズ95b,95c
によりCCD8bの光電変換面に結像する。このCCD8bの光電
変換面には、前述したように緑色(G)波長領域のみを
透過するフィルタ96bが設けられており、これにより該C
CD8bには緑色(G)波長領域の被写体光束が結像する。
さらに、前記ミラー98を透過した被写体光束は、である
青色(B)波長領域の被写体光束は、レンズ95d,95eに
よりCCD8c光電変換面に結像する。このCCD8bの光電変換
面には、前述したように青色(B)波長領域のみを透過
するフィルタ96cが設けられており、これにより該CCD8c
には青色(B)波長領域被写体光束が結像する。
その他の作用は第1実施例と同様であり、第1実施例
と同様の効果が得られ、また、本案を第2実施例に適応
してもよく、第2実施例と同様の効果が得られる。
なお、被写体光束の分光はR,G,Bに限られるものでは
なく、色差による分光を用いてもよい。
さらに、蛍光等の特別な波長領域に対して個別に固体
撮像素子を設けてもよい。
また、TVカメラ装置に接眼部を設け、被写体光束をダ
イクロイックミラーにより分光し、接眼による観察を可
能にしてもよい。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、撮像素子に入射
する被写体光束が少ない場合であっても明るい画像を得
られる内視鏡用外付けテレビカメラとなり、観察、診察
等が容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の第1実施例に係り、第1
図は内視鏡用外付けテレビカメラ及び該装置の構成図、
第2図は映像信号プロセッサ及びその関連回路等の構成
図、第3図は固体撮像素子の駆動及び撮像信号のタイミ
ングを示す説明図、第4図及び第5図は本発明の第2実
施例に係わり、第4図はTVカメラの構成を示す説明図、
第5図は固体撮像素子の駆動及び撮像信号のタイミング
を示す説明図、第6図は他の構成のTVカメラを示す説明
図である。 90……TVカメラ 91……ミラー、94……ミラー 8a……CCD、8b……CCD 8c……CCD 7a……スイッチ、7b……スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 雅彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 内久保 明伸 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 笹川 克義 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 矢島 昭彦 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 長谷川 潤 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 上原 政夫 東京都渋谷区幡ケ谷2丁目43番2号 オ リンパス光学工業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−50809(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 9/04 - 9/097 H04N 7/18 A61B 1/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固体撮像素子を撮像手段に用いた内視鏡用
    外付けテレビカメラ装置において、 被写体光束を波長領域で複数に分割する分割手段と、 前記複数の被写体光束を光電変換する複数個の撮像手段
    と、 前記光電変換した信号を時系列で出力するための切換手
    段とを備えたことを特徴とする内視鏡用外付けテレビカ
    メラ。
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