JPS62259985A - コンテナ−吊上げ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は輸送用コンテナーを吊上げる′Ａ置に関するも
のである。

（従来の技術） 従来、斯種コンテナーの積み変えは、第１１図に示す如
く、コンテナー（９）の上面に対応する大きさの長方形
の吊り枠（１０）の四隅に吊金具（６）を配備し、該吊
金具（６）をコンテナー（９）の上面四隅に設けた受金
具（９１）に着脱可能に係きし、枠（１０）の四隅にワ
イヤー（８２）を止着してクレーン（８）で帛り上げる
のである。

（解決しようとする問題点） コンテナーは槍長さの大小によって大型と小型の２種類
があり、それに合わせてコンテナーの取扱い工場では吊
り上げ枠（１０）も大、小２種類を用意し、それ等をコ
ンテナーの大小によって取り換えなければならない、こ
の取り換えに多大の手間が掛かり、更に使用しない一方
の吊り枠を一時的に保管しておくスペースを確保しなけ
ればならない。

又、吊り枠（１０）の四隅に係止したワイヤー（８２）
を枠り１０）の中央上部にてクレーンのフック（８１）
にかけて吊るには、吊り代即ち吊り枠（１０ンとフック
（８１）との間暗は枠の長辺の長さに比例して大きくな
るため、大型コンテナーを吊す吊り枠の場合は当然なが
ら小型コンテナーよりも吊り代が大きくなる。

従ってクレーンを設備する建家は特別に高く設計しなけ
ればならないため大型コンテナーは野曝しにされること
が多かった。

〈問題点を解決する為の手段） 本発明は、大型、小型の両方のコンテナーの吊り上げに
兼用出来、然も大型コンテナーに対しても小型コンテナ
ーと同じ吊り代で実施できるコンテナー吊上げ装置を明
らかにする乙のである。

本発明の構成は、長方形に形成された主枠（１）の四隅
に縦杆り３１）の下端を枢支すると共に円型に形成され
た側枠（２）の２つの自由端を主枠（１）の短辺側に枢
支し、側枠先端の両隅を斜杆（４）によって縦杆（３１
）上端に着脱可能に連結し、主枠（１）の長辺両端の縦
杆（３１）上端の間を連杆（５）によって着脱可能に連
結して、縦杆（３１）は主枠（１）平面に対し直角に、
側枠〈２）は主枠平面と平行に配置し、主枠（１）及び
側枠（２）の各隅部に吊金具（６）を回動自由に枠上し
各吊金具（６）に対する駆動機構り７）を主枠（１〉に
設けたことを特徴とする。

（作用及び効果） 大型コンテナーを吊る場きは、側枠（２）（２）を外側
へ倒して斜杆（４）及び連杆（５）によって側枠（２）
（２）を主枠（１）と平行な平面内に固定し、側枠（２
）（２＞の吊金具（６）（６）をコンテナーの受金具（
９１）に係合して吊り上げることが出来る。

小型コンテナーを吊る場合は、斜杆く４）及び連杆（５
）を外して側枠（２＞（２）を主枠（１）の上方へ折り
畳み、主枠〈１）の吊金具（６）を小型コンテナーの受
金具（９１）にｆｌｉｔ　’ｆして、吊り上げることが
出来る。

上記の様に側枠（２）（２）を開き或は折り畳んで、大
、小２種類のコンテナーの吊り上げが可能となり、従来
の様にコンテナーの大きさに合わせて吊り上げ枠を２種
類用意して収り替える手間及び使用しない一方の別枠の
保管場所を確保する必要は不用となる。

又、大型コンテナーの場自ら主枠（１）の四隅に係止し
たワイヤーにて呂り上げるため、ワイヤーの吊り角度は
小型コンテナーの場合と同じであり、ワイヤーの吊り代
は小型コンテナーに対すると同じであり、大型コンテナ
ーであっても小型コンテナー用建屋の中で集債出来る。

（実施例） 第１図、第２（２Ｉに示す如く、吊り枠（１０）は長方
形の主枠（１）の両側に一対の門型の側枠（２＞（２）
を枢支して構成され、各枠辺は何れも断面矩形のパイプ
を溶接して連結したものである。

上記主枠（１）の四隅に主枠（１）の長辺に沿う垂直面
内にて回動可能にブラケッ？−（３）を枢支し、側枠（
２）（２）の自由端をブラケット（３）の自由端に枢支
する。

ブラケット（３）の枢支側基端には縦杆（３１）の下端
を一体に取り付け、側枠（２）（２）の先ｎ；両隅と縦
杆＜３１）の上端とを斜杆（４）にて着脱可能に連結す
ると共に、主枠（１）の長辺両端の縦杆（３１〉上端の
量分連杆（５）によって芒脱可能に連結する。

ネ゛を杆（４〉及び連杆（５）を４ｉ１手部材に連結す
る連結ピン（４１）（４１）（５１）（５１）は取外し
可能である。

上記状態で縦杆（３１）は主枠平面に対し直角に立ち、
側枠（２）は主枠平面と平行な平面内に揃う。

主枠く１）は小型コンテナーの上面の大きさに対応し、
上記の様に側枠（２）（２）を開いて主枠（１）と平行
な平面に揃えたとき、全体の枠（１０）は大型コンテナ
ーの上面大きさに対応する。

主枠（１）の四隅には主枠（１）上方の一点に向けて吊
り環（１１）を突設し、側枠（２）（２）には後記の如
く側枠（２）を折り畳む際に側枠（２）を吊り上げるた
めの吊り環（２１）を突設する。

主枠（１）の一方の長辺両端に下方に向けて垂れ板（１
２）を突設し、コンテナーの側面に当てて吊り枠（１ｏ
）の位置決めを行わせる。

主枠（１）の四隅及び側枠（２）の両隅部には一斉に切
り替え作動可能に１′１金臭く６）が配備される。

吊金具（６）は第４（２Ｉに示す如く、直交する長軸と
短軸を有する略長方形の掛り板（６６）下面に、中央部
が高くなる複数のリブ（６１）を下向き突設し。

掛り板（６６）の上面中央にネジ軸（６２）を突設し、
ネジ軸（６２）は枠の下板を貫通して上方へ臨出し、臨
出端に２つのナラＩ−（６３）　（６３）の間にレバー
（６４）を挾んでネジ軸（６２）に締付は固定して、ナ
ツト（６３）を主枠及び側枠の下板へ回転自由に支持し
ている。

レバー（６４）の回転によりナツト（６３）　（６３）
及びネジ軸（６２）は一体に回転し、ｔ」り板（６６）
を９０度の範囲て正逆に回転させることが出来る。

側枠（２）の吊金具（６）は主枠（１）の吊金具（６）
よりも長く下方へ突出しており、従って側枠（２）の吊
金具（６）でコンテナーを吊り上げる際に、主枠（１）
の吊金具（６）は邪魔にならない。

上記吊金具（６〉が係脱するコンテナー上面の四隅の受
金具（９１）には、奥が拡大した長大が開設されている
。

主枠（１）の長辺中央部に、吊金具（６）を−斉に正逆
回転させる駆動機構（７）が配備される。

駆動機構（７）は主枠（１）の雨具辺間に跨がって回転
軸（７１）を配置し、軸の両端を枠上に軸受けする。

軸（７１）の両端には手動レバー（７２）の中央部を固
定し、該レバー（７２）の両端に夫々操作用紐（７５）
を吊り下げて、紐操作で回転軸を正逆回転させる。

第５図の如く回転軸（７１）の一端に揺動杆（７３）の
基端を固定し、回転軸り７１）の曲端は第６図の如く歯
車（７６）（７７）を介し該従動歯車（７７）の枢軸（
７８）に基端を固定した揺動杆（７３）に連繋しており
、従って回転軸（７１）の回転によって両揺動杆（７３
）　（７３）は異なる方向に揺動する。

主枠（１）の枠内を一周して索（７４）を無端状に張設
し、上記揺動杆（７３）　（７３）及び主枠四隅の前記
吊金具駆動用レバー（６４）の夫々自由端を索（７４）
に繋ぐ。

第８（２Ｉの如く主枠（１）の長辺及び短辺の両端部に
は、内部に索（７４）を屈曲案内するガイドピン（１３
）（１３）を突設し、索（７４）はガイドピン（１３）
を巡って各枠辺内を往復慴動する。

側枠（２）には補助索（７０）が通され補助索〈７０〉
の両端は索（７４）の長辺側の端部に連語されている。

第７図に示す如く、補助索＜７０）の両端は側枠（２）
の回動中心（２２）及びブラケツト（３）の回動中心（
３２）の近傍へ設けた案内環（２３）　（３３）を通り
、従って後述の如く側枠（２）を主枠（１）上に折り畳
んだとき、補助索（７０）が緊張し過ぎて切れたり、或
は桜み過ぎることはない。

第３図の如く側枠（２）上の前記吊金具駆動用のレバー
（６４）は上記補助索（７０）に繋がれ、側枠（２）の
隅部には補助索（７０）を屈曲案内するガイドピン（７
８）　（７８）及びレバー（６４）の回動角度を略９０
度に規制するためのストッパー（７９）を設けている。

主枠（１）上の索（７４）が左右何れかに引張られると
、側枠（２）（２）上の補助索（７０）も主枠の索（７
４）と同方向に引張られる。

主枠（１）及び側枠（２）（２＞の各吊金具（６）（６
）は長袖を平行に揃えており、索り７４）及び補助索（
７０）が引張られることにより一斉に９０度の範囲で引
張り方向に回動する。

次に上記吊り枠（１０）を用いてコンテナーを吊り上げ
る手順について説明する。

べ型コンテナーのｒ″ 前述の如く、側枠（２）（２＞を主枠（１）と平行な平
面に揃えた伏皿で使用する。

主枠（１）の四隅に突設した吊り環（１１）にワイヤー
（８２）を通し、主枠（１）上の一点でクレーン（８）
のフック（８１）にワイヤー（８２）を掛ける。コンテ
ナー（９）の上方に吊り枠（１０）を移動させ、該枠（
１０）をコンテナー〈９）の上面へ降ろす際、吊り枠（
１０）がコンテナー（９）の上面に接地する前に吊り枠
（１０）に設けた垂れ板（１２）をコンテナー（９）の
側壁の上端に当てて吊り枠（１０）の位置決めを正しく
行なう。

吊り枠（１０）を正しく位置決めして降ろすことにより
側枠（２）（２）の吊金具（６）がコンテナー（９）上
面四隅の受金具（９１）の長大に嵌まる。

次に駆動機構（７）の手動操（ヤレバー（７２）を操作
し、回転軸（７１）を回して索（７４）及び補助索（７
０）を引張り、各吊金具（６）を−斉に９０度回動させ
、受金具（９１）からの吊金具（６）の抜止めを行なう
。

）欠にクレーンく８）によってコンテナー（９）を吊り
上げると、側枠（２＞（２）の両端と加わるコンテナー
の荷重は側枠（２）、斜杆（４）及び縦杆（３１）によ
って主枠（１）の四隅に集中し、クレーンは該主枠（１
）の四隅を吊り上げるため、吊り枠（１０）の全・体の
吊り代は、主枠に対する吊り代と等しくなる。

受金具（９１）と吊金具（６）との接触面にはコンテナ
ー（９）の荷重が掛かっているから、吊金具（６）が不
怠に回転して受金具（９１）から外れる虞れはない。

コンテナー（９）を目的の場所に降ろした後、手動操作
レバー（７２）にて回転軸（７１）を前記とは逆の方向
に回し、索（７４）及び補助索（７０）を引張って各吊
金具（６）を−斉に元位置にＩＭ、３’Ｊｚさせて、作
業を終える。

吊り枠（１０）をこの侭持ち上げると、吊金具（６）と
コンテナー（９）の受金具（９１）との１系合は外れる
。

小型コンテナーの−４ 小型コンテナー（９２）ｔ！−吊るためには、側枠を主
枠上へ折り畳んで枠を小型化する操作を先ず行なう。

枠の折り畳みは連杆（５）を外し、ワイヤーを側枠く２
）の吊り環（２１）に掛けて第９図の如くブラケノ１−
（３）の回転中心（３２）を支点にして側枠（２）を直
角に起こし、これに伴って縦杆（３１）を主枠（１）に
平行に倒し、縦杆（３１）の先端を主枠（１）に載せる
。

側枠（２）を上記伏皿に保持した侭、斜杆く４）の縦杆
（３１）Ｉｌｍの連結ビン（４１）を外し、斜杆（４）
を側枠（２）側に畳み込む。

次にワイヤー（８２）を除々に緩めて側枠（２）を主枠
（１）の上面へ折り畳み側枠（２）を縦杆（３１）に垂
れる。

ワイヤー（８２）を主枠（１）の吊り環（１１）に掛は
換えて吊り枠（１０）を小型コンテナー（９２）の上方
に移動して降ろし、主枠（１）の吊金具（６）をコンテ
ナー（９２）の四隅の受金具（９１）に嵌め、前記同様
駆動機構（７）の手動レバー（７２）を操作し、回転軸
（７１）を回して吊金具（６）を９０度回転させ、吊金
具（６）と受金具（９１）を係きさせ、コンテナーを吊
り上げることが出来る。

本発明の各部構成は上記実施例に限らず、特許請求の範
囲に記載の技術範囲内で種々の変形が可能であるのは勿
論である。

【図面の簡単な説明】

第１図は吊上げ枠の正面図、第２図は同上の平面図、第
３図は側枠の隅部の平面図、第４図は第３図ＩＶ−ＩＶ
線に沿う断面図、第５図は駆動機構の回転軸の一端側の
斜面口、第６図は駆動８！構の回転軸の曲端側の説明図
、第７図は主枠と側枠の連結部の断面図、第８図は同上
の平面図、第９［２Ｉは側枠を直角に起こした伏皿の正
面図、第１０図は側枠を主枠上に折り畳んだ状慇の正面
図、第１１図は従来例の正面図である。 く１）・・・主枠　　　　　　（２）・・側枠（３）・
・・ブラケット　　　（４）・・・斜杆（５）・・・連
杆　　　　　　（６）・・吊金具（７）・・・駆動機構 出　　　願　　人　　　清　　　水　　　高　　　明第
１／図 第４区

Claims (4)

【特許請求の範囲】
1. （１）長方形に形成された主枠（１）の四隅に縦杆（３
   １）の下端を枢支すると共に門型に形成された側枠（２
   ）の２つの自由端を主枠（１）の短辺側に枢支し、側枠
   先端の両隅を斜杆（４）によって縦杆（３１）上端に着
   脱可能に連結し、主枠（１）の長辺両端の縦杆（３１）
   上端の間を連杆（５）によって着脱可能に連結して、縦
   杆（３１）は主枠（１）平面に対し直角に、側枠（２）
   は主枠平面と平行に配置し、主枠（１）及び側枠（２）
   の各隅部に吊金具（６）を回動自由に枠上し各吊金具（
   ６）に対する駆動機構（７）を主枠（１）に設けたこと
   を特徴とするコンテナー吊上げ装置。
2. （２）縦杆（３１）の下端は、主枠（１）の四隅に枢支
   したブラケット（３）に一体に取付け、側枠（２）の両
   自由端は該ブラケット（３）に枢支している特許請求の
   範囲第１項のコンテナー吊上げ装置。
3. （３）吊金具（６）は、直交する長軸と短軸を有する略
   長方形の形状である特許請求の範囲第１項又は第２項の
   コンテナー吊上げ装置。
4. （４）駆動機構（７）は、レバー操作によって正逆に回
   転する回転軸（７１）と、該回転軸に基端に取付けた揺
   動杆（７３）と揺動杆先端と各吊金具（６）とを繋ぐ索
   （７４）とで構成している特許請求の範囲第１項乃至第
   ３項の何れかに記載のコンテナー吊上げ装置。