JP3203274U - 大型メータ取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】少ない人数で、確実に大型メータを配管に取り付けることができる大型メータ取付構造を提供する。【解決手段】一対の配管のエルボ部分にそれぞれ固定されるエルボ固定ケースと、左右のエルボ固定ケース間に掛け渡された横ステー部材20と、大型メータMの左右のフランジFに固定される2つのフランジ吊り下げ部材30と、該フランジ吊り下げ部材30の連結金具36と前記横ステー部材20との間に連結される2台のレバーホイスト40と、前記横ステー部材20に固定されて、左右のワイヤをハンドルの回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るハンドウインチと、前記ワイヤの先端に設けられて前記レバーホイスト40に替えてフランジ吊り下げ部材30の連結部に連結される連結具とからなることを特徴とする。【選択図】図7
Description
本考案は、大型のガスメータの取替や交換などの取付に際して、大型メータを配管に固定するための構造に関する。
例えば、特開2006−53071のガスメータ交換方法では、入側口金と出側口金を入側配管と出側配管に着脱自在に接続してある既設ガスメータを新規ガスメータに交換するガスメータ交換方法であって、入側口金とガスメータ内部とを連通状態と遮断状態とに切り換え自在な入側開閉手段と、出側口金とガスメータ内部とを連通状態と遮断状態とに切り換え自在な出側開閉手段とを備えた新規ガスメータにガスを充填して、各開閉手段を遮断状態に切り換えておき、既設ガスメータを入側配管と出側配管から外して、新規ガスメータを入側配管と出側配管に接続した後、各開閉手段を連通状態に切り換えて、新規ガスメータに交換する方法が知られている。
しかし、上記ガスメータが小型で軽量な場合には、容易に交換できるが、事業用のガスメータなどの大型のガスメータでは、重量が重く、大型メータの口金と配管の口金とを整合してユニオン金具などで連結する際に、大型ガスメータを持ち上げて支える人と、口金の位置合わせをする人と、連結のためにユニオン金具などを操作する人など多くの人手が必要となり、また作業も時間のかかる煩雑な作業となっていたし、大型メータが倒れたりすると危険であり、またメータの損傷も避けられなかった。
しかし、上記ガスメータが小型で軽量な場合には、容易に交換できるが、事業用のガスメータなどの大型のガスメータでは、重量が重く、大型メータの口金と配管の口金とを整合してユニオン金具などで連結する際に、大型ガスメータを持ち上げて支える人と、口金の位置合わせをする人と、連結のためにユニオン金具などを操作する人など多くの人手が必要となり、また作業も時間のかかる煩雑な作業となっていたし、大型メータが倒れたりすると危険であり、またメータの損傷も避けられなかった。
この考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、その解決しようとする問題点は、少ない人数で、確実に大型メータを配管に取り付けることができる大型メータ取付構造を提供することにある。
本考案は、上記課題を解決するために、請求項1の考案では、
一対の入側配管と出側配管のそれぞれの口金が形成されたエルボ部分に固定される一対のエルボ固定ケースと、
該一対のエルボ固定ケースに掛け渡されてエルボ固定ケースの上部に固定される横ステー部材と、
該横ステー部材の両端側に設けられた掛止金具と、
大型メータの中途位置で外側に突出するフランジに着脱可能に固定されるフランジ固定部材と、該フランジ固定部材を吊り下げる吊り下げ体と、該吊り下げ体の上端に設けられた連結金具とからなり、大型メータの左右側面のフランジに固定される2つのフランジ吊り下げ部材と、
チェーン駆動部を内蔵したケースに固定された上フックと、先端に下フックを設けたロードチェーンと、該ロードチェーンをチェーン駆動部により巻上巻下する操作レバーとからなり、前記一対のフランジ吊り下げ部材の連結金具に下フックを連結し、前記横ステー部材の掛止金具に上フックを連結した状態で、レバー操作によるチェーンを巻上げて吊り下げ部材を介して大型メータを吊り上げるための2台のレバーホイストとからなることを特徴とする。
一対の入側配管と出側配管のそれぞれの口金が形成されたエルボ部分に固定される一対のエルボ固定ケースと、
該一対のエルボ固定ケースに掛け渡されてエルボ固定ケースの上部に固定される横ステー部材と、
該横ステー部材の両端側に設けられた掛止金具と、
大型メータの中途位置で外側に突出するフランジに着脱可能に固定されるフランジ固定部材と、該フランジ固定部材を吊り下げる吊り下げ体と、該吊り下げ体の上端に設けられた連結金具とからなり、大型メータの左右側面のフランジに固定される2つのフランジ吊り下げ部材と、
チェーン駆動部を内蔵したケースに固定された上フックと、先端に下フックを設けたロードチェーンと、該ロードチェーンをチェーン駆動部により巻上巻下する操作レバーとからなり、前記一対のフランジ吊り下げ部材の連結金具に下フックを連結し、前記横ステー部材の掛止金具に上フックを連結した状態で、レバー操作によるチェーンを巻上げて吊り下げ部材を介して大型メータを吊り上げるための2台のレバーホイストとからなることを特徴とする。
請求項2の考案では、
前記横ステー部材上の中央に設けられて左右のワイヤをハンドルの回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るハンドウインチと、
横ステー部材の左右両端側で前記左右に延びるワイヤをそれぞれ両端で下向きにガイドする一対の滑車とからなり、各ワイヤの先端にはフランジ吊り下げ部材の連結金具に着脱可能に連結される連結部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の考案では、
前記エルボ固定ケースが、底面が開放されたボックス形状からなっており、入側または出側配管の延出側の壁面に配管を通す切欠が形成されていると共に、エルボ固定ケースの上面および側面に先端がエルボ固定ケースに収納されたエルボ部分と衝合してエルボ固定ケースを固定するネジを有するストッパが螺合しており、前記配管の延出側の壁面には、昇降自在に設けられて前記配管の底面に衝合するストッパ板が設けられていることを特徴とする。
前記横ステー部材上の中央に設けられて左右のワイヤをハンドルの回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るハンドウインチと、
横ステー部材の左右両端側で前記左右に延びるワイヤをそれぞれ両端で下向きにガイドする一対の滑車とからなり、各ワイヤの先端にはフランジ吊り下げ部材の連結金具に着脱可能に連結される連結部が設けられていることを特徴とする。
請求項3の考案では、
前記エルボ固定ケースが、底面が開放されたボックス形状からなっており、入側または出側配管の延出側の壁面に配管を通す切欠が形成されていると共に、エルボ固定ケースの上面および側面に先端がエルボ固定ケースに収納されたエルボ部分と衝合してエルボ固定ケースを固定するネジを有するストッパが螺合しており、前記配管の延出側の壁面には、昇降自在に設けられて前記配管の底面に衝合するストッパ板が設けられていることを特徴とする。
本考案の大型メータ取付構造は、入側配管と出側配管の口金近傍のエルボ部分にそれぞれエルボ固定ケースを固定し、該一対のエルボ固定ケース上に横ステー部材を固定する。
取付前の大型メータの左右の側面のフランジに一対のフランジ吊り下げ部材をそれぞれ固定する。
横ステー部材の左右の掛止金具に2台のレバーホイストのそれぞれの上フックを掛止め、下フックを各吊り下げ部材の連結金具に掛止め、操作レバーで巻き上げることで大型メータを吊り上げることができる。
前記入側配管と出側配管の口金が更に高所に配置されている場合には、前記レバーホイストで吊り上げた大型メータを仮の台の上に載置しておき、レバーホイストに替えてハンドウインチの左右に伸びるワイヤ先端の連結具を左右の吊り下げ部材の連結金具に連結する。そしてハンドルを回転することで左右のワイヤを巻き取って前記入側配管と出側配管の口金近傍まで上昇させ、大型メータの口金と配管の口金とを連結することができる。
取付前の大型メータの左右の側面のフランジに一対のフランジ吊り下げ部材をそれぞれ固定する。
横ステー部材の左右の掛止金具に2台のレバーホイストのそれぞれの上フックを掛止め、下フックを各吊り下げ部材の連結金具に掛止め、操作レバーで巻き上げることで大型メータを吊り上げることができる。
前記入側配管と出側配管の口金が更に高所に配置されている場合には、前記レバーホイストで吊り上げた大型メータを仮の台の上に載置しておき、レバーホイストに替えてハンドウインチの左右に伸びるワイヤ先端の連結具を左右の吊り下げ部材の連結金具に連結する。そしてハンドルを回転することで左右のワイヤを巻き取って前記入側配管と出側配管の口金近傍まで上昇させ、大型メータの口金と配管の口金とを連結することができる。
この大型メータ取付構造は、ガス配管のエルボ部分5.6にエルボ固定ケース10を固定し、この固定されたエルボ固定ケース10、10間に横ステー部材20を固定し、フランジ吊り下げ部材30を介してレバーホイスト40やハンドウィンチ50を用いて大型メータMを所定位置まで吊り上げる構成からなっている。
なお、この考案で大型メータMとは、実際の作業者が一人では配管に取り付けることができない大きさまたは重さのメータをいい、外形の寸法や重量は特に限定されるものではない。
以下に、この考案の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
なお、この考案で大型メータMとは、実際の作業者が一人では配管に取り付けることができない大きさまたは重さのメータをいい、外形の寸法や重量は特に限定されるものではない。
以下に、この考案の好適実施例について図面を参照しながら説明する。
大型メータ取付構造は、上記のように、一対のエルボ固定ケース10と、横ステー部材20と、一対のフランジ吊り下げ部材30と、一対のレバーホイスト40と、ハンドウィンチ50とからなっている。
[エルボ固定ケース]
エルボ固定ケース10は、図1に示すように、底面が開放されたボックス形状からなっており、入側配管、出側配管1、2の口金3、4近傍のエルボ部分5、6に外嵌するようになっている。
本実施例では前記配管1,2は、左右側から接近し所定の離間位置となるまで略水平に延出し、次いで同じレベルで前方へ直角に折れ曲がり、前端で下方に直角に折れ曲がって口金3、4となるエルボ部分5,6が形成されており、上記前方に伸びる個所に外嵌することができるようにエルボ固定ケース10の前面に切欠10Aと背面に配管を通す切欠10Bとが形成されている。
エルボ固定ケース10は、図1に示すように、底面が開放されたボックス形状からなっており、入側配管、出側配管1、2の口金3、4近傍のエルボ部分5、6に外嵌するようになっている。
本実施例では前記配管1,2は、左右側から接近し所定の離間位置となるまで略水平に延出し、次いで同じレベルで前方へ直角に折れ曲がり、前端で下方に直角に折れ曲がって口金3、4となるエルボ部分5,6が形成されており、上記前方に伸びる個所に外嵌することができるようにエルボ固定ケース10の前面に切欠10Aと背面に配管を通す切欠10Bとが形成されている。
エルボ固定ケース10の上面は、エルボ部分5,6に対応して前方側が前方に向かって下降傾斜する前方傾斜面11となり後方側が後方水平面12に形成されており、前方傾斜面11には、エルボ部分5,6に嵌合した際に前記下方に折れ曲がる配管個所の前面と衝合するようにストッパとなるネジ棒13が斜めに螺合されている。
また、後方水平面12で上面全体の略中央位置には、上方へ突出し、後述の横ステー部材20に螺合されるネジ棒14が垂直に立設されている。
エルボ固定ケース10の左右の側面には、前記下方に折れ曲がる配管個所の側面と衝合するようにストッパとなるネジ棒15がそれぞれ水平に螺合されている。
エルボ固定ケース10の前記上面や左右の側面には、エルボ部分5,6とネジ棒13、15との衝合の確認と軽量化のための窓部18が穿設されている。
エルボ固定ケース10の左右の側面には、前記下方に折れ曲がる配管個所の側面と衝合するようにストッパとなるネジ棒15がそれぞれ水平に螺合されている。
エルボ固定ケース10の前記上面や左右の側面には、エルボ部分5,6とネジ棒13、15との衝合の確認と軽量化のための窓部18が穿設されている。
エルボ固定ケース10の左右の側面後方には、下方へ垂下するネジ棒16がそれぞれ固定されており、該ネジ棒16には前記エルボ部分の前方へ延びる個所の底面と衝合しうるストッパ板17が昇降自在に螺合している。
即ち、ストッパ板17は、前記ネジ棒16の一方が通過する孔と他方を着脱可能に嵌挿させるU字孔19を有して前記ネジ棒16に沿って昇降する基板17aと、該基板17aの中央に立設された配管底面衝合板17bとからなっており、前記基板17aの下方に螺合されたナットNによって配管底面と衝合した位置でストッパ板17を固定することができる(図5参照)。
[横ステー部材]
横ステー部材20は、配管のエルボ部分5,6に固定された左右のエルボ固定ケース10間に掛け渡されて、エルボ固定ケース10の後方水平面12に固定される断面蟻溝状のチャンネル部材からなっている(図3、図5参照)。
上記横ステー部材20は、固定時に前記エルボ固定ケース10よりも外方に延出する長さに設定されている。
横ステー部材20は、配管のエルボ部分5,6に固定された左右のエルボ固定ケース10間に掛け渡されて、エルボ固定ケース10の後方水平面12に固定される断面蟻溝状のチャンネル部材からなっている(図3、図5参照)。
上記横ステー部材20は、固定時に前記エルボ固定ケース10よりも外方に延出する長さに設定されている。
この横ステー部材20は、エルボ固定ケース10のネジ棒14を横ステー部材20の底面に穿設された孔21に挿通して、上面でワッシャ22を介してナット23で緊締するなどして固定する(図5参照)。
また、横ステー部材20の左右両端の底面には掛止金具の一例としてリング25が下向きに固定されている。
また、横ステー部材20の左右両端の底面には掛止金具の一例としてリング25が下向きに固定されている。
[フランジ吊り下げ部材]
フランジ吊り下げ部材30は、大型メータMの中途位置で外側に突出するフランジFに着脱可能に固定されるフランジ固定部材31と、該フランジ固定部材31を吊り下げる吊り下げ体35と、該吊り下げ体35の上端に設けられた連結金具36とからなっている(図4(a)参照)。
フランジ固定部材31は、図4(b)に示すように、横向きに開口して、フランジFに外嵌するチャネル材からなっており、フランジ挿入側の上下の縁部に歯形状に折り曲げた折り返し部31aが形成され、内部には図示しないクッション材を設けてフランジFを傷つけずに拘束し、抜けにくくなっている。
フランジ吊り下げ部材30は、大型メータMの中途位置で外側に突出するフランジFに着脱可能に固定されるフランジ固定部材31と、該フランジ固定部材31を吊り下げる吊り下げ体35と、該吊り下げ体35の上端に設けられた連結金具36とからなっている(図4(a)参照)。
フランジ固定部材31は、図4(b)に示すように、横向きに開口して、フランジFに外嵌するチャネル材からなっており、フランジ挿入側の上下の縁部に歯形状に折り曲げた折り返し部31aが形成され、内部には図示しないクッション材を設けてフランジFを傷つけずに拘束し、抜けにくくなっている。
上記フランジ固定部材31の上面には、挿入されたフランジFを押圧する固定ネジ33が取り付けられており、該固定ネジ33を螺進してフランジFをフランジ固定部材31に挟圧している。
また、このフランジ固定部材31の上部の左右両端にはチェーン34を連結するための連結金具32が固設されている。
そして、一対の連結金具32にそれぞれチェーン34が連結され、該チェーン34は上端で集められ連結金具36に連結されてフランジ固定部材31をバランス良く吊り下げる吊り下げ体35となっている。
また、このフランジ固定部材31の上部の左右両端にはチェーン34を連結するための連結金具32が固設されている。
そして、一対の連結金具32にそれぞれチェーン34が連結され、該チェーン34は上端で集められ連結金具36に連結されてフランジ固定部材31をバランス良く吊り下げる吊り下げ体35となっている。
[レバーホイスト]
レバーホイスト40は、チェーン駆動部41を内蔵したケース42に固定された上フック43と、先端に下フック44と止め金具47とを設けたロードチェーン45と、該ロードチェーン45をチェーン駆動部41により巻上巻下する操作レバー46とからなっている。
レバーホイスト40は、チェーン駆動部41を内蔵したケース42に固定された上フック43と、先端に下フック44と止め金具47とを設けたロードチェーン45と、該ロードチェーン45をチェーン駆動部41により巻上巻下する操作レバー46とからなっている。
このレバーホイスト40は、図7に示す通り、前記一対のフランジ吊り下げ部材30の連結金具36に下フック44を連結し、前記横ステー部材20の掛止金具25に上フック43を連結した状態で、操作レバー46の操作によりロードチェーン45を巻上げ、フランジ吊り下げ部材30を介して、大型メータMを吊り上げるようになっている。
そこで、大型メータMの左右側面のフランジFに、一対のフランジ吊り下げ部材30を固定し、各フランジ吊り下げ部材30にそれぞれレバーホイスト40を連結し、左右のレバーホイスト40の操作レバー46をほぼ同時に操作することで、傾くことなく大型メータMを上昇させることができる。
この上昇で、大型メータMの口金7、8を前記配管1,2の口金3、4と整合する高さまで移動することができれば、前記口金3と7、4と8とをユニオンUなどを用いて連結することができる。
この上昇で、大型メータMの口金7、8を前記配管1,2の口金3、4と整合する高さまで移動することができれば、前記口金3と7、4と8とをユニオンUなどを用いて連結することができる。
[ハンドウインチ]
配管1,2の口金3,4の位置が更に高い場合には、上記上昇位置で、大型メータMを仮の台(図示せず)の上に載置しておき、レバーホイスト40に替えてハンドウインチ50を用いて上昇させる。
即ち、前記エルボ固定ケース10上に固定された横ステー部材20上の中央にハンドウインチ50が固定されており、該ハンドウインチ50は、左右のワイヤ53をハンドル56の回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るドラムや逆転防止などの公知の駆動機構を備えている。
配管1,2の口金3,4の位置が更に高い場合には、上記上昇位置で、大型メータMを仮の台(図示せず)の上に載置しておき、レバーホイスト40に替えてハンドウインチ50を用いて上昇させる。
即ち、前記エルボ固定ケース10上に固定された横ステー部材20上の中央にハンドウインチ50が固定されており、該ハンドウインチ50は、左右のワイヤ53をハンドル56の回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るドラムや逆転防止などの公知の駆動機構を備えている。
また、横ステー部材20の左右両端側には、前記左右に延びるワイヤ53をそれぞれ両端で下向きにガイドして方向転換させる左右一対の定滑車60が固定されている。
そして、前記各ワイヤ53の先端には、フランジ吊り下げ部材30の連結金具36に着脱可能に連結される連結部55(一例としてのループ)が設けられている。
そして、前記各ワイヤ53の先端には、フランジ吊り下げ部材30の連結金具36に着脱可能に連結される連結部55(一例としてのループ)が設けられている。
そこで、左右に配置された各フランジ吊り下げ部材30の連結金具36から各レバーホイスト40の下フック44を外し、前記ワイヤ53の先端の連結具55を連結する。
そして、ハンドウインチ50のハンドル56を回転することで、左右のワイヤ53を巻き取って、前記入側配管1と出側配管2の口金3、4近傍まで上昇させ、大型メータMの口金7、8と、配管1、2の口金3、4とをユニオンUなどを用いて連結することができる(図9参照)。
この大型メータMは、重さによっては中空位置に保持してもよいが、通常は、支持台70上に載置しておくことが好ましい(図2参照)。
そして、ハンドウインチ50のハンドル56を回転することで、左右のワイヤ53を巻き取って、前記入側配管1と出側配管2の口金3、4近傍まで上昇させ、大型メータMの口金7、8と、配管1、2の口金3、4とをユニオンUなどを用いて連結することができる(図9参照)。
この大型メータMは、重さによっては中空位置に保持してもよいが、通常は、支持台70上に載置しておくことが好ましい(図2参照)。
上記実施例ではエルボ固定ケースを配置する配管のエルボ部分が、左右に延びる配管から、前方に折れ曲がり、次いで下方に垂下する構造の場合を例示したが、左右に延びる配管から直角に垂下する構造であってもよく、その場合はエルボ固定ケースの側面に横向きの配管を通す切欠が設けられていればよく、前記実施例のエルボ固定ケースの背面の構造を一方の側面に形成することで対応してもよい。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
その他、要するにこの考案の要旨を変更しない範囲で種々設計変更しうること勿論である。
1,2 配管
3、4 配管側の口金
5、6 エルボ部分
7、8 メータ側の口金
10 エルボ固定ケース
20 横ステー部材
21 掛止金具
30 フランジ吊り下げ部材
31 フランジ固定部材
35 吊り下げ体
36 連結金具
40 レバーホイスト
41 チェーン駆動部
42 ケース
43 上フック
44 下フック
45 ロードチェーン
46 操作レバー
50 ハンドウインチ
53 左右のワイヤ
56 ハンドル
60 滑車
M 大型メータ
F フランジ
3、4 配管側の口金
5、6 エルボ部分
7、8 メータ側の口金
10 エルボ固定ケース
20 横ステー部材
21 掛止金具
30 フランジ吊り下げ部材
31 フランジ固定部材
35 吊り下げ体
36 連結金具
40 レバーホイスト
41 チェーン駆動部
42 ケース
43 上フック
44 下フック
45 ロードチェーン
46 操作レバー
50 ハンドウインチ
53 左右のワイヤ
56 ハンドル
60 滑車
M 大型メータ
F フランジ
Claims (3)
- 一対の入側配管と出側配管のそれぞれの口金が形成されたエルボ部分に固定される一対のエルボ固定ケースと、
該一対のエルボ固定ケースに掛け渡されてエルボ固定ケースの上部に固定される横ステー部材と、
該横ステー部材の両端側に設けられた掛止金具と、
大型メータの中途位置で外側に突出するフランジに着脱可能に固定されるフランジ固定部材と、該フランジ固定部材を吊り下げる吊り下げ体と、該吊り下げ体の上端に設けられた連結金具とからなり、大型メータの左右側面のフランジに固定される2つのフランジ吊り下げ部材と、
チェーン駆動部を内蔵したケースに固定された上フックと、先端に下フックを設けたロードチェーンと、該ロードチェーンをチェーン駆動部により巻上巻下する操作レバーとからなり、前記一対のフランジ吊り下げ部材の連結金具に下フックを連結し、前記横ステー部材の掛止金具に上フックを連結した状態で、レバー操作によるチェーンを巻上げて吊り下げ部材を介して大型メータを吊り上げるための2台のレバーホイストとからなることを特徴とする大型メータ取付構造。 - 横ステー部材上の中央に設けられて左右のワイヤをハンドルの回転で左右同時に繰り出し、または左右同時に巻き取るハンドウインチと、
横ステー部材の左右両端側で前記左右に延びるワイヤをそれぞれ両端で下向きにガイドする一対の滑車とからなり、各ワイヤの先端にはフランジ吊り下げ部材の連結金具に着脱可能に連結される連結部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の大型メータ取付構造。 - エルボ固定ケースが、底面が開放されたボックス形状からなっており、入側または出側配管の延出側の壁面に配管を通す切欠が形成されていると共に、エルボ固定ケースの上面および側面に先端がエルボ固定ケースに収納されたエルボ部分と衝合してエルボ固定ケースを固定するネジを有するストッパが螺合しており、前記配管の延出側の壁面には、昇降自在に設けられて前記配管の底面に衝合するストッパ板が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の大型メータ取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015006522U JP3203274U (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 大型メータ取付構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015006522U JP3203274U (ja) | 2015-12-22 | 2015-12-22 | 大型メータ取付構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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ID=55539767
Family Applications (1)
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109664915A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-23 | 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 | 一种外挂式设备 |
-
2015
- 2015-12-22 JP JP2015006522U patent/JP3203274U/ja active Active
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109664915A (zh) * | 2019-01-08 | 2019-04-23 | 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 | 一种外挂式设备 |
CN109664915B (zh) * | 2019-01-08 | 2024-07-30 | 北京全路通信信号研究设计院集团有限公司 | 一种外挂式设备 |
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