JPS62259927A - 貨物用プラツトホ−ムの荷役装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明はトラックの荷台と略同−高さにプラットホーム
を形成し、そのプラットホームからトラック荷台に荷物
を出入する貨物用プラットホームの荷役装置に関する。

「従来の技術」 従来、プラットホーム上の荷物をフォークリフトにより
トラックの荷台に搬入用する技術があった。

「発明が解決しようとする問題点」 前記従来技術は、作業者が荷物をトラック荷台に出入す
るのに比べて省力化を図ることができるが、フォークリ
フトをトラック荷台に乗入れる必要があり、またフォー
クリフトの１回当りの搬入出用が限られるから、トラッ
ク荷台への荷物積込み時間及び荷物積降し時間の短縮並
びに労力の削減などを簡単に行い得す、荷設作業性の向
上を容易に図り得ない等の問題があった。

「間助点を解決するための手段」 然るに、本発明は、トラックの荷台に荷物を出入させる
貨物用プラットホーム上に移動部材を介して荷物出入コ
ンベアを装設し、前記コンベア上に載置させる荷物積載
用パレット下面にスリップ部材を設けると共に、そのパ
レットをトラック荷台に出入させる押引部材を前記コン
ベアに取付けたことを特徴とするものである。

「作　川」 従って、前記コンヘア上のパレットに荷物を載せること
により、コンベアに対設させるトラック荷台にそのパレ
ットを押入させて荷物の積込み作業を行い得る一方、ト
ラック荷台からパレットをコンベア上に引出して荷物の
積降し作業を行い得、従来に比べて荷役作業時間の短縮
並びに労力の削減などを簡単に行い得、荷役作業性の向
上を容易に図り得ると共に、トラック荷台にパレットを
摺動させて出入させるから、荷台に対しパレットを安定
良く支持させ得、荷崩れなどを防いで安全に取扱い得る
ものである。

「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。第１
図は全体の側面図であり、トラック（１）の荷台（２）
と、これに荷物（３）を出入させるプラットホーム（４
）とを略同−高さに形成すると共に、前記プラットホー
ム（４）上に移動部材であるレール（５）を介して荷物
出入コンベア（６）を装設する。

また前記コンベア（６）上に荷物積載用パレット（７）
を載置させると共に、そのパレット（７）をトラック荷
台（２）に出入させる押引部材であるバレン）ｆ引合（
８）を前記コンベア（６）に取付けるもので、トラック
荷台（２）底面と略同−面積のバレーｚトＤ）をコンベ
ア（６）に載せ、そのパレット（７）上に荷物（３）を
積んで固定させ、そして牽引台（８）によりパレット（
７）を押してコンベア（６）に対向させたトラック荷台
（２）に押入させる一方、トラック荷台（２）内のパレ
ット（７）に牽引台（８）ヲ引掛けてコンベア（６）上
にパレット（７）を引出すように構成している。

第２図乃至第４図はパレット（７）の説明図であり、上
６２枚の木製合板（９）（９）の間に鉄板（１０）を挾
んで形成する複数のユニー／　ト板（１１）・・・によ
りパレット（７）を構成すると共に、前記ユニット板（
１１）は周縁にボルト（１２）により枠フレーム（１３
）を固定しており、パレット（７）上面の荷物を固定さ
せる紐（図示省略）を引掛けるフック（１４）・・・を
左右のフレーム（１３）　（１３）に設けると共に、前
記ユニット板（１１）を着脱自在に互に結合固定させる
ピン（１５）及びフックプレー）　（１６）を前後のフ
レーム（１３）（１３）に設け、第４図のようにフレー
ム（１３）のノツチ（１７）にフックプレー）　（１８
）をＦｉ！ｃ着させたとき、そのプレート（１６）の尖
端面（１８）でピン（１５）を押出し、２１（１９）の
弾性閉動でピン（１５）をフックプレー）　（１Ｂ）の
開口（２０）に係入させ、各ユニット板（１１）・・・
を連結固定させるように構成している。

また第３図のように前記ユニット板（１１）−ド面にス
リップ部材であるテフロン樹脂などの低Ｊ９擦抵抗の滑
動帯（２１）をビス（２２）で固定させると共に、前記
滑動帯（２１）を嵌合させた状態で摺動案内する（２３
）の案内によりバレント（７）をトラック荷台（２）に
摺動させて出入させるように構成している。

さらに第５図乃至第７図はコンベア（６）の説明図であ
り、パ゛レット（７）を載せる複数のローラ（２４）・
・・を四角枠形のコンベアフレーム（２５）に回転自在
に軸支させると共に、前記コンベアフレーム（２５）の
送り始端側下面でこの左右に軸受板（２６）・・・を介
して複数の転輪（２７）・・・を設け、またパレット（
７）押出方向へのコンベアフレーム（２５）の移動全阻
止するように、前記レール（５）に係合させる走行輪（
２８）を設け、その走行輪（２８）をコンベアフレーム
（２５）の送り終端側下面に軸受板（２９）を介して取
付ける。

一方、前記コンベアフレーム（２４）の左右外側に駆動
及び従動スプロケッ）　（３０）（３１）を介してロー
トチエン（３２）を張架させ、前記パレット牽引台（８
）をローラ（２４）上面に支持させた状態で、その牽引
台（８）下面に結合板（３３）を介して前記ロートチエ
ン（３２）を連結固定させると共に、前記バレン１−（
７）後端面に５接させる押出板（３４）を備え、バネ（
３５）により突出状に退入自在に押出板（３４）をシリ
ンダ（３６）に設け、またパレット（７）後端のピン（
１５）に係止させる引出フック（３７）をバネ（３５）
により退入状に進出自在にシリンダ（３６）に設け、前
記シリンダ（３６）を牽引台（８）前端に支点軸（３８
）を介して方向転換自在に取付け、前記牽引台（８）の
行動によりパレット（７）に押出板（３４）を当ててコ
ンベア（８）からパレット（７）を押出す一方、前記牽
引台（８）の復動によりピン（１５）にフック（３７）
を引掛けてコンベア（６）上にパレット’（７）を引出
すように構成している。

また前記コンベアフレーム（２５）の前端下側に支柱（
３９）を介して駆動台（４０）を一体連設させ、トラッ
ク（１）を接岸させるトラックターミナルの床面（４５
）に転輪（４１）を介して駆動台（４０）を支持させる
と共に、プラットホーム（４）を形成する垂直壁（４２
）にガイドレール（４３）を固設させ、パレット（７）
引入方向へのコンベアフレーム（２５）の移動を阻止す
るように、前記レール（４３）に嵌入させるガイド輪（
４４）を支柱（３３）に軸支させ、コンベアフレーム（
２５）及び駆動台（４０）をレール（５）延設方向にだ
け移動自在に各輪（２７）　（２８）　（４１）　（４
４）によって支持する。

さらに前記駆動台（４０）に電動モータ（４Ｂ）を内設
し、そのモータ（４Ｂ）に電源を入力する導電アーム（
４７）（４７）を駆動台（４０）の配電ボックス（４８
）に設けると共に、前記アーム（４７）（４７）を常時
摺接支持する導電！　（４９）　（４９）を前記垂直壁
（４２）の配線カバー（５０）内部に架設させている。

次いで、第８図は駆動説明図であり、前記トラック荷台
（２）後面のフック（５１）に係止させるフックアーム
（５２）を備えコンベアフレーム（２５）前端に設ける
荷台連結シリンダ（５３）と、前記シリンダ（５３）を
制御してフックアーム（５２）を進退させる連結及び解
除ソレノイド（５４）（５５）を有する油圧切換弁（５
６）と、前記駆動台（４０）に設けてこれを床面（４５
）に固定させるアウトリガ−用のユニット固定シリンダ
（５７）・・・と、前記シリンダ（５７）を制御する固
定及び解除ソレノイド（５８）　（５９）を有する油圧
切換弁（８０）と、前記駆動台（４０）に設けてトラッ
ク荷台（２）を持上げる荷台昇降シリンダ（６１）・・
・と、前記シリンダ（８１）を制御する上昇及び下降ソ
レノイド（８２）（８３）を有する油圧シリンダ（６４
）とを備えると共に、電動モータ（４６）により駆動す
る油圧ポンプ（６５）を備え、分流弁（６６）及び前記
切換弁（５Ｂ）（Ｈ）（６４）を介して各シリンダ（５
３）　（５７）　（６１）に前記ポンプ（６５）を接続
させる。

また前記電動モータ（４６）により駆動する油圧ポンプ
（６７）と、逆転ソレノイド（６８）を有する油圧切換
弁（６９）を介して前記ポンプ（６７）に正逆転自在に
連結接続させる油圧モータ（７０）と、前記モータ（７
０）に減速連結させるチェノ出力軸（７１）及びコンベ
ア出力軸（７２）を有する減速ギヤケース（７３）とを
備えると共に、荷物出入ソレノイド（７４）により大切
操作する爪クラッチ（７５）とスプロケッ）　（７６）
（７７）及びチェ７（７８）を介してチェノ出力軸（７
１）にドライブシャフト（７９）を連結させ、また減速
ギヤ（８０）　（８１）を介してロートチエン（３２）
の駆動スプロケッ）　（３０）に前記ドライブシャフト
（７９）を連結させ、ロートチエン（３２）を正逆転さ
せて牽引台（８）を往復動させる一方、左右移動ソレノ
イド（８２）により大切操作する爪クラッチ（８３）と
スプロケット（８４）（８５）　（８Ｂ）及びチェノ（
８７）を介して走行輪（２８）の車軸（８Ｂ）をコンベ
ア出力軸（７２）に連結させ、走行輪（２８）を正逆転
させてコンベア（６）をプラットホーム（４）の左右に
移動させるもので、第７図のようにチェノケース（８９
）及びギヤケース（９０）　（９０）を介してコンベア
フレーム（２５）に前記ドライブシャフト（７９）を架
設すると共に、前記チェノ（８７）のアイドルスプロケ
ット（８５）の軸（９１）にガイド輪（４４）を軸支さ
せ、走行輪（２８）とガイド輪（４４）を連動して駆動
するように構成している。

さらに第９図は制御回路図であり、プラットホーム（４
）上のコンベア（８）を左右に移動させてトラック荷台
（２）の真後に位置させる左右移動スイッチ（９２）（
９３）と、ユニット固定シリンダ（５７）を作動させ駆
動台（４０）を床面に固定又は解除させるユニット固定
及び解除スイッチ（９４）（９５）と、荷台連結シリン
ダ（５３）を作動させトラック荷台（２）をコンベア（
６）に連結又は解除させる荷台連結及び解除スイッチ（
９Ｂ）（９７）と、荷台昇降シリンダ（６１）を作動さ
せてトラック荷台（２）をコンベア（６）高さに昇降さ
せる上昇及び下降スイッチ（９８）　（９９）と、前記
コンベア（６）上の牽引台（８）を往復動させてパレッ
ト（７）を押引させる行動及び復動スイッチ（１００）
　（１０１）とを備えると共に、前記各スイッチ（９２
）〜（＋０１）出力に基づく制御信号を発振させる発振
回路（１０２）を設けている。

また前記発振回路（＋０２）からの制御信号を受信する
受信回路（１０３）と、トラック荷台（２）後面の左右
位置板（１０４）及び昇降位置板（１０５）に光を当て
この反射光を検出する荷物出入位置センサ（１０Ｂ）と
、トラック荷台（２）下面の前後位置板（１０７）に光
を当てこの反射光を検出する荷台固定位置センサ（１０
８）と、自動制御スイッチ（１０９）と、牽引台（８）
の往復動端を検出するリミットスイッチ（１１０）（Ｉ
ＩＩ）とを備えると共に、マイクロコンピュータにより
構成する荷役制御回路（１１２）を備え、前記回路（１
０３）及び各センサ（ＩＯ２）（１０８）及び各スイッ
チ（１０９）（１１０）（１１１）を前記制御回路（１
１２）に入力接続する。

そして電動モータ（４６）を作動させるドライバ（１１
３）と、逆転ソレノイド（Ｂ８）及び左右移動ソレノイ
ド（８２）を作動させる左右移動回路（１１４）と、逆
転ソレノイド（８８）及び荷物出入ソレノイド（７４）
を作動させる荷物出入回路（１１５）と、連結及び解除
ソレノイド（５４）（５５）を作動させる荷台連結回路
（＋１１３）　と、固定及び解除ソレノイド（５８）（
５９）を作動させるユニット固定回路（１１７）と、上
昇及び下降ソレノイド（１３２）　（８３）を作動させ
る荷台昇降回路（１１８）とを備え、前記ドライバ（１
１３）及び各回路（１１４）〜（１１８）を前記制御回
路（１１２）に出力接続する。

本実施例は上記の如く構成するもので、自動制御スイッ
チ（１０９）のオン操作により電動モータ（４６）が作
動し、各油圧ポンプ（８５）　（６７）を駆動すると共
に、第１０図及び第１５図のフローチャートに示す如く
、荷役作業制御が開始される。

トラック荷台（２）に荷物（３）を積込む場合、コンベ
ア（８）上のパレット（７）に荷物（３）を積んで待機
すると共に、トラック（１）をプラットホーム（４）に
接近させて停車させる。そして第１０図の如く、左移動
スイッチ（９２）操作によりソレノイド（８２）を作動
させ、走行輪（２８）を正転させてコンベア（６）をプ
ラットホーム（４）左方向に移動させる一方、右移動ス
イッチ（９３）操作によりソレノイド（６８）（８２）
を作動させ、走行輪（２８）を逆転させてコンベア（６
〕　を前記と逆方向に移動させるもので。

荷物出入位置センサ（１０１３）の左右位置板（１０４
）検出により走行輪（２８）を停止させる。

そして第１１図の如く、ユニット固定スイッチ（９４）
操作によりユニット固定シリンダ（５７）を作動させ、
駆動台（４０）を床面に固定させると共に、荷台解除ス
イッチ（９７）操作によりフックアーム（５２）を進出
させて荷台（２）のフック（５１）に係止させ、荷台連
結スイッチ（９Ｂ）操作によりフックアーム（５２）を
退入させ、トラック（１）をコンベア（８）方向に引寄
せるもので、荷台固定位置センサ（１０Ｂ）の前後位置
板（１０７）検出により荷台連結シリンダ（５３）を停
止維持する。

また第１２図の如く、上昇スイッチ（８８）操作により
荷台昇降シリンダ（６１）を作動させ、トラック荷台（
２）をコンベア（８）高さまで上昇させ、荷物出入位置
センサ（１０Ｂ）の昇降位置板（１０５）検出により前
記シリンダ（６１）を停止させ、トラック荷台（２）と
コンベア（８）を一体連結させる。そして第１３図の如
く、往動スイッチ（１００）操作によりツレ／イド（７
４）を作動させ、ロートチエン（３２）を駆動して牽引
台（８）によりパレット（７）卆トラシク荷台（２）に
押入れるもので、第１４図の如く、下降スイッチ（９９
）及び各解除スイッチ（９７）（９５）操作により、ト
ラック荷台（２）を下降させ、またフックアーム（５２
）を離脱させ、また駆動台（４０）を走行自在に床面（
４５）に支持させ、トラック荷台（２）とコンベア（６
）を分離させ、荷物（３）の積込み作業を完了する。

一力、トラック荷台（２）から荷物（３）を降す場合、
第１０図及び第１２図の如く、トラック荷台（２）とコ
ンベア（６）を一体連結させた後、第１５図の如く、往
動スイッチ（１００）操作により牽引台（８）をトラッ
ク荷台（２）のパレット（７）に接近させ、パレット（
７）後端のピン（工５）に牽引台（８）のフック（３７
）を係止させると共に、復動スイッチ（１０１）操作に
よりソレノイド（８８）（７４）を作動させ、ロートチ
エン（３２）を逆転駆動して牽引台（８）によりパレッ
ト（７）をコンベア（６）上に引出すもので、そして第
１４図の如く、トラック荷台（２）とコンベア（６）を
分離して荷物（３）の積降し作業を完了する。

さらに前記パレット（７）は複数ユニット板（１１）を
組合せてトラック荷台（２）の大きさに形成し、荷物を
載せると共に、各ユニット板（１１）毎に分解して運搬
及び格納するものである。なお、ユニット板（１１）下
面に滑動帯（２１）を、またトラック荷台（２）に受レ
ール（２３）を夫々設けたが、受レール（２３）を省い
てこの代わりに滑動帯（２１）を設けても良く、またユ
ニー／　ト板（１１）全面に滑動帯（２１）を設けても
良い。

「発明の効果」 以上実施例から明らかなように本発明は、トラック（１
）の荷台（２）に荷物（３）を出入させる貨物用プラッ
トホーム（４）上にレール（５）などの移動部材を介し
て荷物出入コンベア（６）を装設し、前記コンベア（８
）上に載置させる荷物積載用パレット（７）下面に滑動
帯（２１）などのスリップ部材を設けると共に、そのパ
レット（７）をトラック荷台（２）に出入させる牽引台
（８）などの押引部材を前記コンベア（６）に取付けた
もので１前記コンベア（８）上のパレット（７）に荷物
（３）を載せることにより、コンベア（６）に対設させ
るトラック荷台（２）にそのパレット（７）を押入させ
て荷物（３）の積込み作業を行うことができる一方、ト
ラック荷台（２）カラパレット（７）をコンベア（８）
上に引出して荷物（３）の積降し作業を行うことができ
、従来に比べて荷役作業時間の短縮並びに労力の削減な
どを簡単に行うことができ、荷役作業性の向上を容易に
図ることができると共に、トラック荷台（２）にパレッ
ト（７）を摺動させて出入させるから、荷台（２）に対
しパレット（７）を安定良く支持させることができ、荷
崩れなどを防いで安全に取扱うことができる等の効果を
奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す全体の側面図、第２図
乃至第４図はパレットの説明図、ＭＳ５図乃至第７図は
、荷物出入コンベアの説明図、第８図はその駆動説明図
、第９図は同制御回路図、第１０図乃至第１５図はフロ
ーチャートである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. トラックの荷台に荷物を出入させる貨物用プラットホー
   ム上に移動部材を介して荷物出入コンベアを装設し、前
   記コンベア上に載置させる荷物積載用パレット下面にス
   リップ部材を設けると共に、そのパレットをトラック荷
   台に出入させる押引部材を前記コンベアに取付けたこと
   を特徴とする貨物用プラットホームの荷役装置。