JP2002326637A - 搬送物の搬出入用パレット、搬出入用パレットの構造体、パレット連結体、パレット連結体の構造体及びコンテナへの搬送物搭載パレット連結体の収納構造体 - Google Patents
搬送物の搬出入用パレット、搬出入用パレットの構造体、パレット連結体、パレット連結体の構造体及びコンテナへの搬送物搭載パレット連結体の収納構造体Info
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Abstract
率よくかつ安定した状態で搬出入するのに最適な搬出入
用パレットを提供する。 【解決手段】 搬出入用パレット7は、ドライコンテナ
2の長手方向長さを基準としてモジュール化されたパレ
ット本体70と、他の搬出入用パレット7と連結するた
めの連結手段14とを備えている。このパレット本体7
0は、3本のビーム状基材11上に複数本の載置部材1
2を直交配列して固定してなる。このような搬出入用パ
レット7では、搭載される搬送物の形状・大きさ・重量
等や搬出入手段の形態に応じて、複数の搬出入用パレッ
ト7を連結してパレット連結体として使用したり、単独
のパレットとして使用したり適宜選択可能である。
Description
ドライコンテナへ種々の搬送物を搬出入するのに使用さ
れる搬出入用パレット、そのパレットの構造体、そのパ
レット連結体、そのパレット連結体の構造体及びコンテ
ナへの搬送物搭載パレット連結体の収納構造体に関する
ものである。
輸送手段で搬送物を運ぶのにコンテナが使用されている
が、その中にいわゆるドライコンテナと称されるコンテ
ナがある。このドライコンテナは、通常、細長い直方体
形状をなし、その最小側面に当たる後部の開口のみが搬
送物の搬出入口になっている。しかし、このドライコン
テナに対して搬送物を搬出入することは非常に困難であ
る。特に搬送物が重厚長大なものである場合、一般に周
知のクレーンやリフトが使用できないため、搬出入作業
は困難を極めている。
すように、搬送物51をコンテナトラック52のドライ
コンテナ53に積み込む場合、前記搬送物51を搭載し
た搬出入用パレット54を搬送物積込み場としてのステ
ージ55の上に置いて、ドライコンテナ53の床面53
bとステージ55の床面の高さが同じになるように、前
記ステージ55にコンテナトラック52を近付けて、前
記ステージ55に設置されている第一スライド手段56
により搬出入用パレット54を僅かに上昇させるととも
に、同様にステージ55に設置されている第一変位手段
57により搬出入用パレット54をドライコンテナ53
の開口53aに押し込むようにするという搬送物の搬入
方法を既に提案した(先行技術/特願2000−403
399号発明)。
の床面53b上には、他のスライド手段として第二スラ
イド手段58が一時的に置かれているから、この第二ス
ライド手段58により前記開口53aに押し込まれてき
た搬出入用パレット54をそのまま下方から支え、搬送
物51をドライコンテナ53の所定位置に移送できるよ
うになっている。
法は、搬送物が重量物であっても、ドライコンテナに対
して搬送物を1個ずつ容易かつ確実に搬入できるという
優れた効果を発揮する。しかしながら、この搬入方法に
おいてはさらに次の点を改良する余地があることがその
後判明した。
につき搬送物を1個載せてステージの上で僅かにそれら
を上昇させ、次いで前記第一変位手段57によりドライ
コンテナ53の中に押し込んむという一連の搬入作業が
1個の搬送物を搬入する度に必要である。同様にして、
ドライコンテナ53から搬送物を搬出する際にも、一連
の搬出作業が1個の搬送物を搬出する度に必要となる。
状及び重量等の異なる種々の搬送物51を積み込む場
合、搬送物51が輸送過程においてドライコンテナ35
内において荷崩れを起こしたり、バランスを失ったりし
ないようにドライコンテナの中に搬送物51の搬入する
順序を決めて搬入する。例えば、重量の異なる搬送物5
1を混載するときは、図24に示すように、重量の大き
い搬送物51をドライコンテナ53の中央部に積み込む
ようにしているが、万が一搬入順序を間違えると、ドラ
イコンテナ53内の搬送物51の重心が偏ってしまい、
このドライコンテナ53のクレーン等による搬送が危険
なものとなってしまう。そのため、ドライコンテナ53
に対する搬入物の搬入作業過程においては搬送物の搬入
順序の決定と確認作業に比較的多く時間を費やしてい
る。
レット54の長さL2に比較して搬送物51の長さL1
が大きいような搬送物を1基の搬出入用パレット54に
積載してドライコンテナ53に搬入すると、搬出入用パ
レット54に対しては過積載になって搬入作業が危険に
なるだけでなく、その搬出入用パレット54から搬送物
51の先端部及び後端部が突出して、同様に搬入パレッ
ト54により搬入された他の搬送物と干渉を引き起こす
という問題がある。また、搬送物51が搬送中にドライ
コンテナ53内で荷崩れを起こす恐れがある。
1に合わせて長さL2が異なった種々の搬出入用パレッ
ト54を用意することにすると、搬出入用パレット54
の管理が煩雑になり搬出入用パレット54の効率的な運
用ができないし、搬出入用パレット54の製作コストが
高くなる。従って、ドライコンテナ53で搬送物51を
輸送する場合、ドライコンテナ53の床面53aの形状
・大きさ及び使い勝手等を考慮して形状・寸法等をある
程度標準化した、いわゆるモジュール化された搬出入用
パレットを使用することが望まれている。モジュール化
された搬出入用パレットを物流分野で使用すれば搬送物
が降ろされた搬出入用パレットを循環的に使用すること
もできるので、やがて資源の節約及び地球環境保全にも
なる。
出入用パレットを使用してドライコンテナに対して搬送
物を搬出入する作業の効率化を図るとともに、搬送物の
搬入順序の確認をドライコンテナに搬送物を搬入する前
に確実にでき、加えて重厚長大な搬送物でもドライコン
テナに積み込み可能な搬出入用パレットを提案すべく鋭
意研究したところ、モジュール化された複数基の搬出入
用パレットを用意し、それらを必要に応じて連結可能に
したり、連結したパレット連結体にしたりしてドライコ
ンテナに対して搬送物を搬出入すればよいという事実を
見出し、本発明を完成した。
る搬送物の搬出入作業効率をより向上させるとともに、
搬入作業の準備段階において搬送物の搬入順序の確認が
容易にでき、さらに搬送物がたとえ重厚長大であっても
ドライコンテナに対する搬出入が容易な搬出入用パレッ
ト、そのパレットの構造体、パレット連結体、そのパレ
ット連結体の構造体及びコンテナへの搬送物搭載パレッ
ト連結体の収納構造体を提供することを目的とする。
搬出入用パレットは、コンテナに用いられる搬送物の搬
出入用パレットであって、パレット本体と、該パレット
本体と他の搬出入用パレットのパレット本体とを連結す
る連結手段とを備え、該パレット本体の下側には、搬送
物の搬送方向が開放されている下部開放空間を有し、前
記搬出入用パレット及び他の搬出入用パレットと、更に
は必要に応じて組み合せて使用される他の搬出入用パレ
ットを組み合せると、前記コンテナの平面形状の大きさ
と略一致するものであることを特徴とする。
いフラットコンテナ、天井を開口可能なオープントップ
コンテナ等を挙げることができるが、特に、最小側面に
当たる後部の開口のみが搬送物の搬出入口とされるドラ
イコンテナであることが好ましい。このドライコンテナ
は、一般的に保有数が高く、安価であり、確保も容易で
あり、さらに気密性に優れたコンテナである。また、前
記「搬送物」は、コンテナ内に搬入できる重量、幅、高
さ及び材質であればその種類は特に問わず、例えば、機
械類(自動車部品、電気製品等)、コンクリートパイ
ル、フレコン、果物類、その他雑貨等を挙げることがで
きる。特に、重厚長大な搬送物として、大型工作機械、
長尺製品、コイル状製品、大型ガラス製品、石製品や自
動車等が挙げられる。
と略一致するもの」とは、様々な大きさ及び形状の2以
上の搬出入用パレットを組合わせて得られる底面形状
が、前記コンテナと略一致する形状及び大きさというこ
とである。この組み合わせて用いる搬出入用パレットに
おいて、例えば、本パレットの形状を輸送容器底面の長
辺(又は短辺を)を2等分、3等分、4等分、5等分等
とする形状とすることができる。特に、全長20フィー
トのコンテナの場合には、その全長(長辺)を4等分し
た形状、また、全長40フィートのコンテナの場合に
は、その全長(長辺)を8等分した形状とすることが好
ましい。パレットの汎用性に優れるためである。また、
底面を1/6、2/6、3/6等の大きさのパレット
や、2/5、3/5等の等分でない大きさのパレットを
組み合わせてもよい。また、長辺方向を3等分し、短辺
方向を2等分する底面等の大きさを持つ6等分のパレッ
ト、即ち、長辺方向及び短辺方向の双方向を区分けした
パレットを組み合わせてもよい。
ば、搬出入用パレットに固定されるブロック基材と、該
ブロック基材と他の搬出入用パレットのブロック基材と
を連結する連結部材とを備えたものとすることができ
る。この連結部材としては、前記各ブロック基材間に架
け渡される板状部材と、該板状部材を固定するネジ具と
を組合せて構成できる。また、前記各ブロック基材に形
成された係止部に嵌り込み可能な嵌合部材で構成でき
る。さらに、前記各ブロック基材に形成された係止部に
係止可能な鎖状部材で構成することができる。また、前
記ブロック基材は、着脱可能に取着される鉤状部材(フ
ック)を備えることが好ましい。この鉤状部材を、パレ
ットのクレーン搬送に利用したり、搭載される搬送物の
固定作業(例えば、固定用ネット、固定用ロープ等によ
るラッシング作業)に利用したりできるためである。ま
た、前記連結手段は、搬出入用パレットのどの部位に配
置されていてもよいが、請求項2に示すように、前記連
結手段は、前記パレット本体の搬送物搭載面のコーナー
部に配設されることが好ましい。その連結作業性を向上
でき、また搬送物搭載面のスペース効率を向上できるた
めである。また、前記連結手段は、その搬出入用パレッ
トへの取着状態においてパレットの外郭から外方に突出
しないものが好ましい。
様々なものとすることができるが、請求項3に示すよう
に、前記パレット本体は、その下面側に搬送物の搬出入
方向に配列する複数本のビーム状基材を備えており、前
記下部開放空間は、該複数本のビーム状基材の間に形成
されるものが好ましい。後述する滑動装置及び昇降手段
によるパレットの移動をスムースに行なうことができる
ためである。
トを搬送するための搬送手段を格納あるいは挿入するた
めの空間としたり、搬送物を本パレットに固定するため
の固定部材を固定するための空間、又はその他の任意の
用途に対して用いることができるが、請求項4に示すよ
うに、前記下部開放空間は、該搬出入用パレットを浮上
させて搬送させるための滑動装置及び該滑動装置を昇降
させる昇降手段を格納するための空間であることができ
る。
前記パレット本体を、搬送物の搬出入方向に直交する複
数本の搭載部材と、該搭載部材の下面側に配設され、搬
出入方向に沿う複数本のビーム状基材とを格子状に組み
合せて構成することが好ましい(図3参照)。パレット
強度の確保とともにパレット重量の低減を実現できるた
めである。また、前記搬出入用パレットは、例えば、そ
の搬送物搭載面に対して平行に移動可能であり、かつ搬
送物搭載面に直交する方向(上下方向)への移動を規制
された固定具を備えることが好ましい(図7参照)。こ
の固定具を利用して、例えば、搬送物(例えば、工作機
械等)のアンカーフレームをボルトでパレット本体に固
定できるためである。また、前記搬出入用パレットは、
着脱可能に取着される搬送物のための受け具を備えるこ
とが好ましい。各種搬送物に応じて様々な形態の受け具
を予め用意しておけば、同じパレットを使って各種搬送
物を搭載することができる。また、前記搬出入用パレッ
トは、その下面側に耐荷重部材やスペーサを有すること
ができる。この耐荷重部材やスペーサによって後述する
滑動装置との間で搬送物の荷重を支える機能を果たすと
共に、滑動装置の案内レールの機能を果たすことができ
る。
は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送物の搬
出入用パレットと、該搬出入用パレットに搭載される搬
送物とを備えることを特徴とする。
は、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送物の搬
出入用パレットと、該搬出入用パレットの前記下部開放
空間に格納される、滑動装置及び該滑動装置を浮上させ
る昇降手段とを備えることを特徴とする。前記「搬出入
用パレットの構造体」は、請求項7に示すように、前記
搬出入用パレットに搭載される搬送物を備えることがで
きる。
すように、空気により膨張する膨張体を備えることがで
きる。また、前記「滑動装置」は、請求項9に示すよう
に、ローラコンベアであることができる。
項1乃至4のいずれか1項に記載の搬送物の搬出入用パ
レットを複数基用いて、お互いに隣接する搬出入用パレ
ット同志を前記連結手段により連結してなることを特徴
とする。
は、請求項10記載のパレット連結体と、該パレット連
結体に搭載される搬送物とを備えることを特徴とする。
は、請求項10記載のパレット連結体と、該パレット連
結体を構成する前記複数基の搬出入用パレットの前記下
部開放空間に格納される、滑動装置及び該滑動装置を浮
上させる昇降手段とを備えることを特徴とする。前記
「パレット連結体の構造体」は、請求項13に示すよう
に、前記パレット連結体に搭載される搬送物を備えるこ
とができる。
示すように、空気により膨張する膨張体を備えることが
できる。また、前記「滑動装置」は、請求項15に示す
ように、ローラコンベアであることができる。
パレット連結体の収納構造体は、請求項10記載のパレ
ット連結体と、該パレット連結体を収容するコンテナ
と、該パレット連結体に搭載される搬送物とを備えるコ
ンテナへのパレット連結体の取付構造体であって、前記
パレット連結体が前記コンテナ内部の平面形状の大きさ
と略一致するように配置されていることを特徴とする。
前記搬送物がコイル状製品である場合には、このコイル
状製品の軸心をコンテナの輸送方向(長尺方向)に直交
する向きとなるように搬出入用パレットはコンテナに収
納されていることが好ましい。コンテナの輸送時に、輸
送方向へのコイルの巻き体の飛び出しを防止するためで
ある。
実施例により説明する。図1及び図2に示すように、本
実施例では、ドライコンテナ2(以下コンテナ2と略し
て記載する。)が、例えば港のコンテナヤードの所定の
場所における地表に降ろされ、この地表に置かれたコン
テナ2に搬送物を積込む態様について説明する。コンテ
ナ2が置かれる所定の場所には、本発明に係る搬送物搬
出入用パレットの搬出入を行う搬出入装置3が設けられ
ている。この搬出入装置3は、前述した先行技術と略同
様に、地表に置かれたコンテナ2の床面4と略同一高さ
レベルの床面5aを備えたステージ5と、そのステージ
5及びコンテナ2間で搬出入用パレット7を床面5a、
2aから僅かに浮上させた状態で支持する第一,第二滑
動手段8,27と、搬出入用パレット7に変位力を付与
して搬送物6の搬出入方向(図1,図2にPで示す。)
に変位させる一対の第一変位手段9(変位手段として例
示する。)とから構成されている。また、この搬出入装
置3のステージ5の前部寄りには、前記第二滑動手段2
7をステージ5とコンテナ2との間で変位させる一対の
第二変位手段10が装着されている。尚、前記第二変位
手段10を搬出入用パレット7の変位に利用することも
できる。
示すように、パレット本体70と後述する連結手段とを
備えて構成されている。このパレット本体70は、所定
間隔をおいて3本平行に配設されたビーム状基材11
と、前記搬送物6を直接載せるために前記ビーム状基材
11の上に直交配列させて固定してなる複数本の載置部
材12とからなっており、全体として搬送物の搬出入方
向の奥行きよりも横幅が大きい長方形の搬送物搭載面を
有する格子状構造をなしている。尚、本実施例では、前
記搬出入用パレット7の奥行き寸法は、例えば、全長2
0フィートのドライコンテナの奥行き長さを略4等分し
た寸法に設定され、また、搬出入用パレット7の横幅寸
法は、ドライコンテナの横幅と略同じ寸法に設定されて
いる。また、搬出入用パレット7の前記載置部材12の
裏面には、相隣接する前記ビーム状基材11間には板状
の耐荷重部材13が複数本固着されているとともに、そ
れらの耐荷重部材13の下方には所定の空間Sが形成さ
れており、その空間Sに前記第一,第二滑動手段8,2
7が格納可能になっている(図5、図6参照)。また、
搬出入用パレット7の四つのコーナー部には、この搬出
入用パレット7と略同じようにモジュール化された他の
搬出入用パレットを連結させるための連結手段14が設
けられている。
に、ステージ5上に配設される第一,第二滑動手段8,
27が搬出入用パレット7を下方から支承するとき、第
一,第二滑動手段8,27の頂部と当接して前記載置部
材12及び搬送物6の荷重を支える機能を果たすととも
に、第一,第二滑動手段8,27上を搬出入用パレット
7が滑動するとき、レールの機能をも果たす。搬出入用
パレット7をより軽量にするために耐荷重部材13は必
要最小限の形状・構造を有するように設計されているの
で、好ましくは板状体から形成されているが、前記第一
滑動手段8の頂部と耐荷重部材13との間に隙間の形成
が余儀なくさせられる場合は、両者の間に耐久性のある
スペーサ15、例えば溝鋼を設けることもできる。
示すように、上部に固定用孔等が形成されている固定具
100を備えて構成することができる。この固定具10
0は、隣接する一対の載置部材12と、各部材12の上
面に取着された規制板材101とにより区画される空間
内に挿設されている。従って、固定具100は、載置部
材12の長手方向に沿ってスライド可能であり、かつ、
規制板材101により上方への抜出しが規制されるよう
になっている。そして、例えば、搬出入用パレット7に
搬送物6としての工作機械を搭載する場合、この工作機
械のアンカーフレーム66に形成された貫通孔の位置に
対応して、固定具100をスライド移動させて位置合わ
せを行なって、その固定具100とアンカーフレーム6
6とをネジ止めすることができる。尚、固定具100
は、図7(b)に示すように、長孔102を有するクラン
プ材103を併用し、このクランプ材103を、載置部
材12に沿った方向及び所定範囲で載置部材12に直交
する方向へ移動可能に設けることができる。
ール化された搬出入用パレット7を複数基連結できるも
のであればいかなる構造のものでも使用できるが、この
実施例においては、図8に示すように、連接する搬出入
用パレット7のコーナー部外側において前記ビーム状基
材11の端部に溶接固定される一対の段差状ブロック基
材16a、16bと、それらの段差状ブロック基材16
a、16bを搬出入用パレット7の外側で連結する1枚
の板状連結部材17と、この連結部材17の端部を段差
状ブロック基材16a、16bに固定する2本のボルト
18a、18bとの組合せ体が使用される。
ような組合せ体に限定されることなく、例えば、図9に
示すように、搬出入用パレット7の上面側でダンベル型
の連結部材17をブロック基材16a、16bの係止部
19a、19bに落とし込んで複数基の搬出入パレット
7を連結して本発明に係るパレット連結体とする構造の
ものや、図10に示すように、連結部材17を鎖状にし
て、その両端部をブロック基材16a、16bにフック
状に設けた係止部19a、19b(係止部19aは図示
せず。)に係止させる構造のものも使用できる。いずれ
の場合でも連結手段14、特にその連結部材17、ボル
ト18a、18b、係止部19a、19b等が搬出入用
パレット7の外側ビーム状基材11から外方に突出しな
いように、搬出入用パレット7に組み込まれているとと
もに、前記ブロック基材16a、16bに対する前記連
結部材17の連結又は係脱により、搬出入パレット7を
2基、3基又は4基と複数基連結したり、連結を解除し
たりできるようになっている。
より複数基の搬出入用パレット7は連結されてパレット
連結体7Aとなったら、そのパレット連結体7Aの上に
搬送物6が搭載される。この場合、パレット連結体7A
を構成する1基の搬出入用パレット7に対して搬送物6
を1個又は複数個搭載したり、パレット連結体7Aに1
個又は複数個の搬送物6を跨がせて、その搬送物6が連
接する搬出入用パレット7上に架け渡されるようにして
搭載したり等の搭載態様が採用される。
への搭載態様について説明する。図12(a)に示すよう
に、搬送物6が重厚長大な物である場合には、パレット
連結体7Aを構成する4基の搬出入用パレット7に跨っ
て1個の搬送物6を搭載する。また、図示しないが、搬
送物の大きさがコンテナ2全長を略2等分した大きさで
ある場合には、隣り合う2基の搬出入用パレットに夫々
跨って1個ずつの搬送物を搭載する。また、図12(b)
に示すように、搬送物6が鋼管を束ねたような長尺物で
あり、コンテナ2の全長よりやや長めである場合には、
適宜受け具110を介して傾斜状態で搭載する。また、
図12(c)に示すように、搬送物6が長尺物で、コンテ
ナ2全長よりやや短い場合には、搬送物6をパレット連
結体7A上に2列に配列し、適宜長さ分オーバーラップ
させて搭載する。また、パレット連結体7A上には、長
尺物が輸送方向Pに対して長尺材が飛び出すことを防止
するための受け具110が固定されている。この受け具
110は、その移動抑止部材111が長尺方向に沿って
位置調整し得るようにスライドレール112にスライド
自在に支持されている。
って行なわれるため搬送物6が搬出入用パレット7上で
荷崩れを起こす恐れがある場合、図13に示すように、
前記ブロック基材16a、16bに雌ねじ21a、21
bを設けておいて、それらの雌ねじ21a、21bにフ
ック22a、22bを螺合し、図12(a)に示すよう
に、そのフック22a、22bを介して搬送物6を固定
用ロープ、ワイヤ又はネット等の緊縛材20で固定す
る。これらの雌ねじ21a、21b及びフック22a、
22bは搬出入用パレット7をクレーンで吊上げるとき
も利用できる。尚、図13に示すように、ブロック基材
16a、16bの上端面を角筒状載置部材12で覆った
り、その載置部材12間の隙間を塞ぐためにさらに面状
体23を載置部材12の上に敷設したりする場合、前記
角筒状載置部材12に挿通孔24a、24bを設けると
ともに、角筒状載置部材12の中空部25に短管状案内
部材26を介在させて、フック22a、22bの先端部
をそれらの挿通孔24a、24bに案内させてブロック
基材16a、16bの雌ねじ21a、21bに対してフ
ック22a、22bを螺合させるようにてもよい。
るための第一,第二滑動手段8,27について説明す
る。図14及び図15に示すように、第一,第二滑動手
段8,27は、搬出入パレット7を下方から支承する滑
動装置と、この滑動装置を昇降させる昇降手段とを備え
ている。本実施例では、滑動装置としてローラコンベア
35が使用され、また、このローラコンベア35を昇降
させる昇降手段として空気により膨張又は収縮する膨張
・収縮体31が使用される。前記ローラコンベア35
は、略U字形縦断面を有する基台28と、その基台28
の中に落とし込まれる、前記同様の断面を有する支持部
材29と、所定間隔をおいて平行に前記支持部材29に
軸着される複数個のローラ30とから構成されている。
また、膨張・収縮体31は、合成繊維コードで補強され
たチューブ32と、そのチューブ32に圧縮空気を通気
させる通気管33とから構成されており、チューブ32
に圧縮空気を導入すると、膨張して前記支持部材29を
押し上げ、逆に一旦導入された圧縮空気を抜き取ると、
支持部材29とローラ30との重みにより潰されて支持
部材29を降下させる。
突出する板状のストッパー34aが取り付けられている
とともに、前記支持部材29の外側には前記ストッパー
34aと同様の形状を有する係止板34bが取り付けら
れており、前記チューブ32を膨張させて支持部材29
を上昇させると、前記係止板34bがストッパー34a
に当接して、前記支持部材29が所定以上の高さ位置ま
でしか上昇しないようになっている。
35及び前記第一変位手段9との組み合せによって、パ
レット連結体7Aを、床面から浮き上がらせて搬送方向
に前後進させる搬送機能を実現している。なお、この搬
送機能を、第一変位手段9を併用せずローラコンベア3
5のみで実現してもよい。この場合、ローラコンベア3
5のローラ30うちの少なくとも1個のローラが駆動モ
ータ(油圧、エア、電気モータ等)で自転するか又は外
部に設けた電動機より受動する構造のものを適宜使用す
る。
に示すように、太さの相異する複数本の角筒状支柱43
a、43b、43cを伸縮可能に連結すると共に、それ
らの中に油圧シリンダー44a、44bにより伸縮する
伸縮ロッド45a、45bを装着し、それらの伸縮ロッ
ド45a、45bの伸縮に応じて前記支柱43a、43
b、43cを伸縮させるものが使用可能である。
び図18に示すように、形鋼を直方形に組んで形成した
枠状基材36と、その枠状基材36の短辺枠状基材36
aに平行に組まれた短辺基材37と、この短辺基材37
の上面側に枠状基材36の長辺枠状基材36bと平行に
組まれた長辺上基材38と、同様に短辺基材37の下面
側に長辺枠状基材36bと平行に組まれた長辺下基材3
9とからなる格子状構造のものが使用可能である。
くともコンテナ2の床面2aと略同じ大きさになってお
り、搬出入用パレット7を4基連結した構造体を載置で
きるようになっている。またコンテナ2の開口2aと近
接する前部と対向する後部には第一変位手段9の基端部
を設置するための設置領域Bが設けられている。さらに
前記長辺枠基材36b寄りには第一変位手段9等を設置
するための設置領域Cが設けられている。さらに、ステ
ージ5全面域にわたって、第一,第二滑動手段8,27
等を設置するための設置領域Dが設けられている。
枠基材36bと短辺基材37との交差部、短辺基材37
と長辺下基材39との交差部にはレベル調節手段40が
取り付けられており、ステージ5の水平レベルをコンテ
ナ2の床面2aに合わせることが可能になっている。ま
た長辺枠基材36bの外側及び後部の設置領域Bと搬出
入用パレット7の設置領域Dとの間には搬出入用パレッ
ト7がステージ5からはみ出るのを防止するストッパー
部材41、42が設けられている。
出入装置3及び4基の搬出入用パレット7を連結手段1
4で連結してなるパレット連結体7Aを使用するコンテ
ナ2への搬送物6の搬出入作用について説明する。尚、
このコンテナ2は、コンテナトラック、貨車又は船舶等
の輸送手段に移載されて輸送先の目的地に輸送されてき
たものであり、コンテナ2内にあるパレット連結体7A
には搬送物6が搭載されているものとする。ただし、コ
ンテナ2内にあるパレット連結体7Aには何ら搬送物6
が搭載されていない場合もある。
が搭載されたパレット連結体7Aを積載しているコンテ
ナ2をクレーン等を利用して地表に移載する。このと
き、コンテナ2は、その開口4を搬出入装置3における
ステージ5の前端部に合わせて配置される。この状態よ
り、ステージ5上にある第二滑動手段27は、第二変位
手段10によってコンテナ2内に押し込まれ、コンテナ
2の床面2aに載置されているパレット連結体7Aの空
間S内に格納される{図6(b)参照}。その後、第一,
第二滑動手段8,17のチューブ35に圧縮空気を供給
してローラコンベア35を上昇させる。すると、パレッ
ト連結体7Aは、耐荷重部材13及びスペーサ15を介
してローラコンベア35によって支持され、そのビーム
状基材11がコンテナ2の床面2aから僅かに浮上した
状態となる{図6(a)参照}。
の第一変位手段9の先端をパレット連結体7Aに係止
し、この第一変位手段9を収縮してパレット連結体7A
をローラコンベア35上を滑らせてコンテナ2内からス
テージ5上に引き出す。その後、図19(c)に示すよう
に、ステージ5上に搬出されたパレット連結体7Aに搭
載されている搬送物6をクレーン等を利用して吊り上げ
て所定の場所に移載する。このように全ての搬送物6の
移載を終えたら、各搬出入用パレット7に取着されてい
る受け具110を取り外して、次に積み込まれる搬送物
6に応じた形態の受け具に換えたり、搬送物固定用のネ
ット、ロープ等の固定に使用されるフックを取り付けて
おく。
ジ5上のパレット連結体7Aに対して次の搬送物6をク
レーン等を利用して移載することとなる。ここで、図2
1(a)に示すように、ステージ5の周囲には次に搬送予
定の搬送物6を、その搬送物6の重量・形状を考慮して
バランスよくパレット連結体7A上に配分されるように
準備されている。
の第一変位手段9の先端をパレット連結体7Aに係止
し、この第一変位手段9を伸張してパレット連結体7A
をローラコンベア35上を滑らせてステージ5上からコ
ンテナ2内に押し込む。その後、図20(f)に示すよう
に、コンテナ2内にパレット連結体7Aが完全に搬入さ
れたら、第一,第二滑動手段8,17のチューブ35へ
の圧縮空気の供給を止めローラコンベア35を降下させ
る。すると、パレット連結体7Aは、ローラコンベア3
5による支持から解放され、そのビーム状基材11がコ
ンテナ2の床面2aに接地した状態となる{図6(b)参
照}。次いで、コンテナ2の床面2a上にある第二滑動
手段27を、第二変位手段10によって元のステージ5
上に引き出し、その後、コンテナ2をクレーン等を利用
してステージ5に近接する位置から輸送手段側に移載
し、一連の搬出入作業が終了することとなる。
により複数基連結したパレット連結体7Aを使用して、
コンテナ2とステージ5との間で搬送物6の搬出入作業
を行うようにしたので、搬出入パレットの連結基数に応
じて搬送物6の搬出入作業回数が減少して搬出入作業を
効率化できる。また、コンテナ2をトラック、貨車又は
船舶等の輸送手段で輸送中は、搬出入用パレットが相対
的に大きくなった分だけコンテナ2内で搬送物6を安定
化できる。また、重厚長大な搬送物6をステージ5上で
パレット連結体7Aに搭載するようにしたので、コンテ
ナ2に対する搬送物6の搬入作業を円滑に遂行できるだ
けでなく、搬出入用パレット7に対して過積載にならな
いし搬送物6の先端部及び後端部が突出して、コンテナ
2内壁に衝突するようなことはない。
的地において、コンテナ2内に積載された搬送物6を搬
出した後、空となったパレット連結体7Aを利用して次
の輸送先への搬送物6をコンテナ2内へ搬入し、コンテ
ナを次の輸送先あるいは輸送元へ輸送するようにしたの
で、空のパレット連結体7Aを返却する必要がなく、輸
送コストを抑えかつ輸送効率を向上することができる。
る搬送物6を予め設計された順序にそれらが並ぶように
準備しておくことができ、その順序の確認作業を容易か
つ確実に実施でき、また搬送物6の管理も容易となる。
さらに、コンテナ2を地表においた状態で搬送物6の搬
出入作業を行うようにしたので、この床置きされたコン
テナ2は内部に重量搬送物を積載していても確実に水平
状態を保つことができ、煩雑なコンテナの水平調整作業
等を省くことができる。また、従来では、ドライコンテ
ナ2への搬入が不可能、あるいは極めて煩雑であった重
厚長大な搬送物(例えば、大型工作機械、大型ガラス製
品、石製品、自動車等)の搬入を実施できる。
ず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した
実施例とすることができる。例えば、前記実施例では、
コンテナ2の平面形状の大きさと略一致するパレット連
結体7Aを使用して、第一変位手段9による1回の搬出
入作業を実施するようにしたが、コンテナ2の平面形状
を2等分した大きさと略一致するパレット連結体7Aを
使用し、夫々2回ずつの搬出入作業を繰り返すようにし
てもよい。なお、このような搬出入用パレット7の連結
数は、搭載する搬送物の大きさ、形状、重量等や輸送先
の目的地での搬出入装置3の有無等から決定することが
できる。また、連結解除状態の搬出入用パレット7をコ
ンテナ2へ搬出入するようにしてもよい。この場合、パ
レット搬入に際しては、搬出入装置3により複数基の搬
出入用パレット7を互いに接触させて一斉にコンテナ2
内へ押込むことができる。また、パレット搬出に際して
は、コンテナ2内から搬出入用パレット7を一基ずつ引
出すこととなり、その後、各パレット7に搭載されてい
る搬送物を個別に管理、保管することができる。さら
に、輸送先の目的地において、前記搬出入装置3を採用
せず、少なくとも一対の滑動手段のみを用意しておき、
搬送物の搬出に際して、床置きされたコンテナ2の床面
2aに搬出入用パレット7の下部開放空間Sを介してそ
の滑動手段を挿入し、その後、一番手前の搬出入用パレ
ット7をフォークリフト等で引き出し、次以降の搬出入
用パレット7をワイヤ等でコンテナ2内の開口4付近ま
で引張り出し、これをフォークリフト等でコンテナ2外
へ搬出するようにしてもよい。
同じパレット連結体7Aが搭載されており、このパレッ
ト連結体7Aを使用して輸送先の目的地で搬送物の積み
降ろし・積み込みを順次行ったり、あるいは、目的地で
搬送物の積み降ろした後、空のパレット連結体7Aを搭
載したコンテナが次の目的地に輸送されるものとした
が、これに限定されることなく、例えば、輸送先の目的
地で、搬送物6と共にパレット連結体7Aを積み降ろす
ようにしてもよい。この場合、図21(b)に示すよう
に、ステージ5の周囲には、次に搬送予定の搬送物6を
搭載してあるパレット連結体7Aを準備しておくことが
できる。また、コンテナ2から搬出されたパレット連結
体7Aの連結手段14を解除すれば、夫々の搬出入用パ
レット7に積載された搬送物を個別に管理、移送等する
ことができる。
ができる。即ち、搬出入用パレット7やパレット連結体
7Aを搬送し得る梱包ラインをステージ5に連続して設
け、この梱包ライン上で搬出入用パレット7やパレット
連結体7Aに搬送物を搭載したり、搭載された搬送物の
固定作業を行なったりし、次に輸送される搬送物の準備
作業を実施することができる。また、前記ステージ5と
梱包エリアとをパレット搬送ラインで繋げ、その梱包エ
リアで、搬出入用パレット7やパレット連結体7Aに搬
送物を搭載したり、搭載された搬送物の固定作業を行な
ったりし、次に輸送される搬送物の準備作業を実施する
ことができる。
して輸送手段側からコンテナ2を地表に降ろすようにし
たが、これに限定されることなく、例えば、輸送手段と
してコンテナトラックが使用される場合には、コンテナ
トラックに備え付けられているサイドリフターでコンテ
ナ2を地表に降ろすことができる。また、地表にリフト
機構を別途設置しておき、このリフト機構内にコンテナ
トラックを移動させ、リフト機構によりトラック上のコ
ンテナの四隅をクランプし持上げ、この状態でトラック
のみがリフト機構から離れるように移動し、その後、コ
ンテナを地表に降ろすようにしてもよい。
ンテナ2とステージ5間で搬送物の搬出入作業をおこな
うようにしたが、これに限定されることなく、例えば、
コンテナトラックに搭載された状態のコンテナ2の床面
2aと略一致する床面高さとなるようにステージを設
け、このステージとコンテナトラック上のコンテナとの
間でパレット連結体7Aの搬出入作業を行うこともでき
る。さらに、前記実施例における第一変位手段9の代わ
りに係止部を有するチェーン利用をしてそれに引っ掛け
て搬出入用パレットを移動させるようにしてもよい。ま
た、ロールコンベア35の代わりボールコンベアを使用
することもできる。
コンテナの中に作業効率よくかつ安定した状態で搬出入
できるという優れた効果を発揮する。
施されるドライコンテナと搬出入装置を示す部分破断側
面図である。
る。
トのコンテナ床面からの浮上状態を示し、(b)は搬出入
パレットのコンテナ床面への着地状態を示す。
り、(a)(b)は固定具による搬送物の固定例を夫々示
す。
る。
破断斜視図である。
態様を説明する説明図であり、(a)は重厚長大な搬送物
の搭載態様を示し、(b)(c)は長尺な搬送物の搭載態様
を夫々示す。
る。
説明するための説明図である。
ある。
を説明するための説明図であり、(a)はステージの周辺
に準備される搬送物の準備状態を示し、(b)はステージ
の周辺に準備されるパレット連結体に搭載された搬送物
の準備状態を示す。
るコンテナトラックと搬入装置を示す部分破断側面図で
ある。
搭載する態様を説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
搬送物、7;搬出入用パレット、8;第一滑動手段、1
1;ビーム状基材、12;載置部材、14;連結手段、
27;第二滑動手段、31;膨張・収縮体、35;ロー
ラコンベア。
Claims (16)
- 【請求項1】 コンテナに用いられる搬送物の搬出入用
パレットであって、パレット本体と、該パレット本体と
他の搬出入用パレットのパレット本体とを連結する連結
手段とを備え、該パレット本体の下側には、搬送物の搬
出入方向が開放されている下部開放空間を有し、前記搬
出入用パレット及び他の搬出入用パレットと、更には必
要に応じて組み合せて使用される他の搬出入用パレット
を組み合せると、前記コンテナの平面形状の大きさと略
一致するものであることを特徴とする搬送物の搬出入用
パレット。 - 【請求項2】 前記連結手段は、前記パレット本体の搬
送物搭載面のコーナー部に配設される請求項1記載の搬
送物の搬出入用パレット。 - 【請求項3】 前記パレット本体は、その下面側に搬送
物の搬出入方向に配列する複数本のビーム状基材を備え
ており、前記下部開放空間は、該複数本のビーム状基材
の間に形成される請求項1又は2記載の搬送物の搬出入
用パレット。 - 【請求項4】 前記下部開放空間は、該搬出入用パレッ
トを浮上させて搬送させるための滑動装置及び該滑動装
置を浮上させる昇降手段を格納するための空間である請
求項1乃至3のいずれか1項に記載の搬送物の搬出入用
パレット。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
搬送物の搬出入用パレットと、該搬出入用パレットに搭
載される搬送物とを備えることを特徴とする搬出入用パ
レットの構造体。 - 【請求項6】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の
搬送物の搬出入用パレットと、該搬出入用パレットの前
記下部開放空間に格納される、滑動装置及び該滑動装置
を浮上させる昇降手段とを備えることを特徴とする搬出
入用パレットの構造体。 - 【請求項7】 前記搬出入用パレットに搭載される搬送
物を備える請求項6記載の搬出入用パレットの構造体。 - 【請求項8】 前記昇降手段は、空気により膨張する膨
張体を備える請求項6又は7記載の搬出入用パレットの
構造体。 - 【請求項9】 前記滑動装置はローラコンベアである請
求項6又は7記載の搬出入用パレットの構造体。 - 【請求項10】 請求項1乃至4のいずれか1項に記載
の搬送物の搬出入用パレットを複数基用いて、お互いに
隣接する搬出入用パレット同志を前記連結手段により連
結してなることを特徴とするパレット連結体。 - 【請求項11】 請求項10記載のパレット連結体と、
該パレット連結体に搭載される搬送物とを備えることを
特徴とするパレット連結体の構造体。 - 【請求項12】 請求項10記載のパレット連結体と、
該パレット連結体を構成する前記複数基の搬出入用パレ
ットの前記下部開放空間に格納される、滑動装置及び該
滑動装置を浮上させる昇降手段とを備えることを特徴と
するパレット連結体の構造体。 - 【請求項13】 前記パレット連結体に搭載される搬送
物を備える請求項12記載のパレット連結体の構造体。 - 【請求項14】 前記昇降手段は、空気により膨張する
膨張体を備える請求項12又は13記載のパレット連結
体の構造体。 - 【請求項15】 前記滑動装置はローラコンベアである
請求項12又は13記載のパレット連結体の構造体。 - 【請求項16】 請求項10記載のパレット連結体と、
該パレット連結体を収容するコンテナと、該パレット連
結体に搭載される搬送物とを備えるコンテナへのパレッ
ト連結体の取付構造体であって、前記パレット連結体が
前記コンテナ内部の平面形状の大きさと略一致するよう
に配置されていることを特徴とするコンテナへの搬送物
搭載パレット連結体の収納構造体。
Priority Applications (9)
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| JP2001132402A JP4612221B2 (ja) | 2001-04-27 | 2001-04-27 | 搬送物の搬出入用パレット及びドライコンテナへの搬送物搬送方法 |
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| TW090131738A TW583130B (en) | 2000-12-28 | 2001-12-20 | Device for carrying articles of container, carrying in and carrying out method and pallet for carrying article in and out |
| KR1020010084357A KR100578946B1 (ko) | 2000-12-28 | 2001-12-24 | 컨테이너에 대한 운반물의 운반장치, 반입방법 및반출방법, 그리고 운반물의 반출입용 팰릿 |
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