JPS6225957A - 海苔混合物の塩分濃度調整装置 - Google Patents

海苔混合物の塩分濃度調整装置

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JPS6225957A
JPS6225957A JP61164269A JP16426986A JPS6225957A JP S6225957 A JPS6225957 A JP S6225957A JP 61164269 A JP61164269 A JP 61164269A JP 16426986 A JP16426986 A JP 16426986A JP S6225957 A JPS6225957 A JP S6225957A
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seaweed
seawater
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Yukinori Kumamaru
熊丸 幸規
Yasuo Fujisaki
藤崎 安男
Masaaki Mori
正昭 森
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は海苔抄機に供給される海苔抄き原料の塩分濃度
を調整するための装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
従来海苔抄製の際に割れ、破れ等が発生し歩留りが低下
していた。また、海苔抄き原料に僅かな塩分を含ませる
ことにより、歩留りが向上し、色、光沢も良くなるが、
塩分が多すぎると海苔保存時に吸湿したり、2次加工時
に塩分が析出して品質を害するおそれがあった。また、
海苔抄機には常時大量の海苔抄き原料を連続供給しなけ
ればならず、その塩分濃度を規定範囲に維持するのに困
難性があった。
これを改善したものとして例えば実公昭59−54号公
報に示すごときものがあり、同公報には洗滌機(1)に
よって洗滌された生海苔と水とを一定の割合で攪拌し調
合する調合タンク(3)に、りンク内の生海苔と水との
混合液の塩分濃度を検出する検出器(10)を設け、同
検出器(10)の塩分濃度検出信号に応じて塩分濃度が
所定の範囲の濃度値におさまる様に、洗滌機(1)の生
海苔の洗滌時間又は洗滌水量を自動制御する制御器(1
1)を備えた装置が示されている。
しかしながら、この装置においては、次のような問題点
がある。まず第一に、海苔原藻には一般に貝殻、砂、藁
屑、鉄粉等の挾雑物を含んでおり、その洗滌に当っては
海苔製品の品質を良くするため、前述のような理由によ
る塩分の除去と同時にこれら挾雑物を除去する必要があ
り、そのためには充分な洗滌を必要とし、この充分な洗
郁をした後は海苔原藻には塩分は略ゼロの状態となって
いる。従って塩分を残すような洗滌では洗滌が中途半端
となり、前記挾雑物の除去が完全にできず、却って海苔
製品の品質の著しい低下を招くことになる。
第二に調合タンク(3)内の生海苔と水との混合液即ち
海苔抄き原料は、海苔製品の厚さを均一にするため海苔
濃度を適正かつ均一に保っことが必要で、従って、調合
タンク(3)内の混合液はilU苔濃広濃度定の値に保
つため生海苔と水との供給比率を頻繁に調整する必要が
あり、この調整の都度混合液の塩分濃度が影響されて変
動し、その都度検出器(]0)の信号に応じ制御器(1
1)が動作して洗滌時間又は洗証水楚を制御することに
なるが、生海苔の供給速度は海苔濃度を一定に保つため
略一定の速度で供給されるものであるから調合タンク内
の塩分濃度を急速に改善することは困難で、そのうち再
び海苔濃度調整が行なわれてその影響を受け、この状態
が繰返されることになり、塩分濃度は常に不安定な状態
となる。即ち、生海苔の洗滌時間又は洗滌水ト逢の制御
によるのみでは塩分濃度の迅速な適正制御は不可能であ
った。この場合、−日、混合された調合タンク内混合液
の塩分濃度を修正するには、洗滌機から新に供給するイ
IE ?fi7苔と水との混合物の塩分濃度により平均
化し、その平均化された塩分濃度を都度検出して除々に
適正値へ近づけるほかはなく、反応が非常に緩慢となる
そして、追加供給する生海苔と水の混合物の塩分濃度を
所定の範囲としたときは、小幅修正の繰返しとなり塩分
濃度の迅速な修正は望めず、また、追加供給する混合物
の塩分濃度を槽内塩分濃度が逆の方に調整されるような
値としたときは、かなり急速に修正されるものの、塩分
濃度が過調整により逆の方に外れ、所定の範囲の両側に
交互に振れハンチングを起すおそれがあり、何れにして
も迅速な安定した調整は望めず、常時大量の海苔抄き原
料(混合物)を連続供給するには制御に時間がかかり適
応できなかった。
〔発明の目的〕
本発明は、上記の点に鑑み、海苔抄き原料の塩分を規定
範囲に維持しつつ大量供給に支障を来さないよう、海苔
抄き原料の塩分濃度を適正にかつ迅速に調整することを
可能ならしめ、以て海苔抄製の際の歩留りや製品海苔の
色、光沢等の品質を向上すると共に、保存時の吸湿や2
次加工時の塩分析出等のトラブルを解消せしめることを
その目的としている。
〔発明の構成〕
本発明は、海苔原藻をミンチ化して水洗した後、このミ
ンチ化した海苔を調合機あるいは海苔濃度調整槽におい
て水と混合して海苔と水との混合物を作る際に、この混
合物の海苔抄機に供給するに適した適正濃度jiUol
l値あるいはこの基準値に管理幅を考慮した適正濃度範
囲を定め、前記水として予め前記適正濃度範囲の塩分濃
度に調整された水を用い、また、この水の塩分濃度を調
整するに当って、適正濃度範囲の塩分濃度の混合水が得
t)れるような比率で淡水と海水を同時に混合水調整槽
に供給し、高水位に−1−昇したとき同時供給を止め、
この混合水調整槽内の混合水の塩分濃度を定電圧発振変
調信号を用いた濃度センサにより検出し、この検出塩分
濃度が前記適正濃度範囲より高いときは淡水を供給し、
検出塩分濃度が適正濃度範囲より低いときは海水を供給
し、何れの場合も濃度が適正濃度範囲に入れば供給停+
Izし、混合水を次段へ供給するのに伴って水位が低水
位に降下したとき再度淡水、海水の同時供給を開始し高
水位に達するまで継続するようにしたもので、その装置
は塩分と水の混合水調整槽に淡水を供給する手段、海水
を供給する手段、各供給手段の時間当り供給量をそれぞ
れ調節する手段、調整槽内塩分濃度を検出するセンサ、
当該センサに定電圧高周波電源を与える発振変調回路、
調整槽内の低水位および高水位を検出する水位センサ、
低水位センサ信号により淡水、海水両供給手段を同時に
駆動する出力信号を出し、高水位センサ信号により当該
出力信号を停止する水位制御回路、塩分適正濃度範囲と
調整槽内塩分濃度測定値を比較し測定値が塩分適正濃度
範囲より大なる時に淡水供給手段を駆動する出力信号を
出し、測定値が適正濃度範囲より小なる時は海水供給手
段を駆動する出力信号を出す塩分濃度制御回路より成る
ことを特徴とするものである。
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例に基いて説明する。
第1図は本発明のフローシートを示すものであって、海
苔原藻をミンチ機により細小片に裁断することによって
ミンチ化し、この海苔を充分に水洗して塩分や挾雑物を
取除いた後、このミンチ化した海苔を調合機において海
苔と水との混合物、即ち海苔混合物を作り、この海苔混
合物は海苔混合物攪拌槽内に攪拌しながら一旦貯溜する
。攪拌槽内では必要に応じて濃度調整することもできる
この場合の水は、僅かな塩分を加えた所定濃度の混合水
とし、混合水を貯溜し調整する混合水調整槽よりポンプ
(P3)により調合機へ、また濃度調整の際に必要な水
はポンプ(P4)により供給する。
混合水調整槽へは淡水タンクより淡水、海水タンクより
海水がそれぞれポンプ(Pl、L(P2)により供給さ
れる。混合水調整槽内には塩分濃度を検知する濃度セン
サと槽内水位を検知する水位センサを備え、混合水制御
装置には濃度センサ出力を受けて作動する濃度制御回路
、水位センサの出力を受けて作動する水位制御回路、こ
れら濃度制御回路、水位制御回路の出力を受けて作動す
る駆動回路を有する。濃度センサおよび水位センサの出
力を受けて作動する混合水制御装置の駆動回路出力信号
によりポンプ(PL)、(P2)が作動され、淡水° 
 及び海水の供給量、従って混合水の供給量と塩分濃度
が制御される。調合機の海苔混合物は海苔混合物攪拌槽
に給送され、この攪拌槽内で攪拌、調整された海苔混合
物は海苔抄機へ供給される。
第2図は本発明を実施するための混合水の塩分濃度調整
装置の一実施例を示すもので、混合水調整槽(1)は、
淡水タンク(2)より淡水、海水タンク(3)より海水
がそれぞれポンプ(P□)=(P2)により送られ貯溜
するよう設置されている。
混合水調整槽(1)には、槽内に貯溜された混合水を攪
拌する攪拌機(4)と混合水の塩分濃度を検出するため
の濃度センサ(5)と、槽内の水位が予め設定された高
水位(Hレベル)および低水位(Lレベル)に達したと
きにそれぞれ作動して信号を発する水位センサ(6)と
が取付けられている。混合水制御装置(7)には電源回
路(8)、発振変調回路(9)、濃度制御回路(10)
、水位制御回路(14)、第1の駆動回路(15)、第
2の駆動回路(16)、表示口Cq)        
                  ^^噌路(17
)、表示灯(18)、警報回路(19)、警報ブザ−(
20)を有している。濃度制御回路(10)は整流器(
11)、増幅回路(12)、信号弁別器(13)より成
る。第1、第2の駆動回路(15)、(16)の出力に
より淡水および海水の供給手段であるポンプ(P、、)
、 (P2)が駆動され、淡水タンク(2)、海水タン
ク(3)よりそれぞれ淡水、海水が混合水調整槽(1)
に供給される。淡水、海水の供給路にはそれぞれの供給
量を調節する手段としてバルブ(vt)、(vz)がお
かれ時間当り供給量の調節を可能にしている。調合機(
21)へ海苔と水が供給されるが、その水は混合水調整
槽よりポンプ(P3)によって供給される。
海苔混合物攪拌槽(22)には調合機(21)より海苔
混合物が供給され、ここで海苔濃度調整の必要がある場
合、調整用の水は混合水調整槽(1)よりポンプ(P4
)により供給される。海苔混合物攪拌槽(22)内にて
攪拌調整された海苔混合物は海苔抄き原料として海苔抄
機へ供給される。
第3図は濃度センサの実施例を示し、絶縁筒体(23)
内に所定の間隔を隔てて電極(24)、 (25)を置
(lO) き、その先端は筒体(23)内に突出せしめ、基部は筒
体に埋込みそれぞれ信号線(24a)、 (25a)を
導出する。電極の一方、例えば(25)にけセンザ出力
に苅するサーミスタ等の温度補正回路(26)を組込む
第4図は電源回路(8)、発振変調回路(9)の実施例
を示す。電源回路(8)は制御装置各回路に交流電源を
供給すると共に整流回路(8a)、定電圧回路(8b)
を介し、直流電源、定電圧電源を供給する。
電源回路(8)は商用周波交流で受電し、整流して一旦
直流とするがこの過程で定電圧回路を組込んでおり、そ
の後段で高周波発生時には一定電圧の交流が得られるよ
うにしており、電源側の電圧変動が±20%の範囲では
2次側へ影響がなく濃度測定を安定せしめている。
発振変調回路(9)は、直流定電圧を受け、無安定マル
チバイブレータ等の発振回路(9a)により所定の高周
波出力を得る。この出力端A点における出力波形を第5
図(a)に示す。この場合周波数は固定あるいは可変と
する。また、抵抗、コンデンサ等による基準レベル調整
回路(9b)により基4!!Iノベルを調整し正負平衡
した高周波出力を得るようにする。この出力端13点に
おける出力波形を第5図(b)に示す。この周波数出力
をaW度センザの電極(24)、 (25)へ印加し、
濃度センサ(5)を作動せしめる。濃度センサ(5)の
出力は濃度制御回路(10)へ入力される。
濃度センサ電源としてITE負平衡した高周波を使用蓋
る理由を述べると、直fk分が含まれると混合水が電気
分解し発生したガスが電極にイく1着する笠により測定
誤差を生ずることと、高周波測定では商用周波?I+l
+定に比し温度−濃度(水抵抗値)特性が安定し温度変
化によるalll定誤差を小さくできるためである。温
度−水抵抗値特性の一例を第6図に示す。塩分濃度0.
05〜33%の場合について高周波測定、商用周波測定
による水抵抗値の特性を示したが何れの場合も高周波測
定の方が抵抗測定値の変化度合が小さく安定しているこ
とが分る。
この高周波電源の周波数としては1k)IZ程度又はそ
れ以−1−のとき好結果が得られることを確認しており
、またそれ以下でも変化度合の程度の差があるものの少
なくとも測定は可能である。また、電源電圧が変動する
と同じ抵抗値に対して電流値従って見掛けの検出塩分濃
度値が変動して正確な検出ができず、適正な制御が不可
能になるので、塩分濃度の正確な検出をし適正な制御を
するために電源の定電圧回路が必要である。
濃度制御回路(10)への入力信号は整流器(11)、
増幅回路(12)により処理され信号弁別器(13)に
おいて予め設定された濃度基準値と比較され、その濃度
が基準値域へ入っているかどうかが弁別される。この場
合例えば5段階の信号(SL)、 (S2)・・(S5
)を発するものとし、基準値域に入っている場合は「良
J(S3)、基準値域より「濃」側は濃度差の程度に応
じ「濃J (S2)、 r濃過J(S□)とし、「薄」
側は濃度差の程度に応じ「薄J (s4)、r薄遇」(
S、)とする。
これら5段階の信号はそれぞれ表示回路(17)に供給
され、弁別によってそのいずれかが表示されることにな
る。この信号(S□)〜(S5)に応じて表示灯L1〜
L5のいずれかを点灯させ検出された混含水濃度の状態
を表示する。即ち、■−1+11−12・・L、はそれ
ぞれ「濃過」、「濃」、「良」、「蒔」、「7′Jj′
過」を表示する。また、「濃過」信号(Sl)または「
薄遇」信号(S5)が発せられたときはいずれも警報回
路(19)を作動せしめ警報ブザ−(20)を鳴らして
混合水濃度が「濃過」または「薄遇」であることを知ら
せる。
「濃過」信号(S、)および「濃」信号(S2)は第1
の駆動回路(15)を作動せしめ、また「薄」信号(S
4)および「薄過」信号(S5)は、第2の駆動回路(
16)を作動せしめる。第1−の駆動回路(15)は、
「濃」信号(S2)および「濃過」信号(Sl)を受け
て出力し、ポンプ(P、)を駆動して淡水タンク(2)
より淡水を供給する。また、第2の駆動回路(16)は
、「薄」信号(S4)および「薄遇」信号(S5)を受
けて出力し、ポンプ(P2)を駆動して海水タンク(3
)より海水を供給する。これら淡水、海水の供給は上記
信号が失くなるまで継続する。「良」信号(S3)では
、面駆動回路(1,5)、 (16)は停止1ニジ、ポ
ンプ(P、、)、(P2)共停止する。
水位センサ(6)には高水位(Hレベル)を検出する高
水位電極(6a)と低水位(Lレベル)を検出する低水
位電極(6b)とを有する。水位がLレベル以下となっ
たとき、面駆動回路(15)、 (16)を動作せしめ
ポンプ(Pi、)、 (P2)を同時に駆動し淡水、?
jσ水を同時供給する。この間濃度センサの信号は無関
係とし、ただ淡水と海水の供給比率を基1f(+!濃度
に合致するよう、バルブ(V、)、 (V2)を調節し
濃度の粗調整をする。
バルブ(V、、)、(V2)の調節は一般的には手動で
行なうが、動力方式として電気信号等により制御するこ
とも可能である。
水位がHレベルに達すると淡水、海水具供給停止し、こ
の時点から濃度センサ(5)の信号により濃度制御回路
(10)で弁別し、前述の方法で濃度の微調整を行なう
この間、混合水は調合機(21)あるいは海苔混合物攪
拌槽(22)へ、それぞれポンプ(P3)、(P4)に
より供給され、水位は漸次低下する。水位がLレベル以
下に下った途端、面駆動回路(15)、 (1,6)が
動作し、淡水、海水の同時供給に入り、以下前記工程を
繰返す。上記の動作から見て濃度センサ(5)の取付は
位置はLレベルより下方がよい。
第7図は、混合水制御装置における濃度、水位の制御、
駆動回路の一例を示す。
(101,)、 (102)は制御電源端子、(1,0
3)は水位検出信号で低水位検出信号(103a)(常
閉接点)、高水位検出信号(103b)(常閉接点)の
直列回路として補助リレー(m)と直列に電源端子(1
,01,) 、 (1,02)間に接続する。また補助
リレー(m)の自己保持接点(mal)を信号(103
a)と並列に接続する。補助リレー(m)は水位制御回
路(104)内に設けられ、その補助常閉接点(ma2
)、 (ma3)はそれぞれ淡水ポンプ(pt)、海水
ポンプ(P2)と直列にし電源端子(101,)。
(1,02)間に接続する。(1,05)、 (106
)は塩分濃度検出信号で(105)は濃側か、(106
)は薄側が検出された時の作動信号で、この場合作動時
閉路する接点として表わし、それぞれ前記接点(ma2
)、 (ma3)と並列に接続されている。これらの回
路は有接点回路として構成しているが、無接点回路とし
て構成することも当然可能である。
上記回路の動作について説明すると、低水位信号(10
3a)が作動すると補助リレー(m)が動作しポンプ(
Pl)、 (P2)が駆動され、高水位信号(103b
)が作動すると補助リレー(m)が開放し、ポンプ(p
 t ) = (P 2 )の駆動を停止する。
一方で、「濃」、「濃過]の信号が作動するとポンプ(
P□)が駆動され同信号が失くなれば停止する。また、
「濃」、「濃過」の信号が作動するとポンプ(P2)が
駆動され同信号が失くなれば停止する。
次に、サーミスタの動作について説明する。第8図は増
幅回路(12)の内部詳細を示したもので、(111)
 、 (112)は電源端子で直流電源が印加され、(
112)側をアース側としている。(113)は増幅器
で入力端子(113a)、基準電圧入力端子(113b
)、出力端子(113c)を有する。入力端子(113
a)に濃度センサ出力を整流器(11)を経て入力する
。端子(111)。
(1,12)間に調整抵抗(11,4)、基準電圧分圧
抵抗(115)、基準電圧微調整抵抗(116)を直列
にして接続し、(17)escsす 調整抵抗(1,14)に並列にサーミスタ(26)を接
続する。サーミスタ(26)は濃度センサ(5)に取付
けられており、その端子(26a)、 (26b)を増
幅回路(12)に引込み接続する。分圧抵抗(1,15
)両端子の中間にある分圧端子(11,5a)より増幅
率調整回路を経て増幅器の基準電圧入力端子(113b
)に接続する。増幅率調整回路は前記分圧端子(115
a)と基準電圧入力端子(113b)の間に接続された
微調整抵抗(1,18)、基準電圧入力端子(1]、3
b)と増幅器出力端子(113c)との間に並列に挿入
された抵抗(1,1,9)およびコンデンサ(120)
より成っている。出力端子(1,13c)と端子(11
,2)との間に浮遊電圧抑制抵抗(121,)を接続す
る。
ここでサーミスタの作用について説明する。混合水の濃
度は濃度センサ(5)によりその電極間の抵抗値を測定
して濃度値を求めているが、水温が上昇すると抵抗値が
下り、増幅器入力端子(113a)に与えられる信号電
圧値が上る。従うて増幅器(113)の出力信号電圧値
が上ることになり、水温の上昇によって濃度値が見掛は
上r′/lBJ側へ移動すサーミスタの抵抗は水温の1
〕昇に伴って低下し、基準電圧分圧点(115a)の電
位が上昇し、増幅器基準電圧入力端子(1,13)、)
の電位が−1−昇する。この基準電圧入力の電位上昇に
より入力端子(H,3a)の基準電圧入力端子(1,]
、3b)に対する電位差が縮まり」−―記水温−1−昇
による増幅器入力電圧の−1−外分が補償される。
水温が下降した場合についても同様にして補償すること
ができる。以にのようにして水温の変化によって増幅器
の出力信号電圧が変動しないようにしている。
塩分濃度は前述のように濃過ぎると海苔製品の品質を害
するので許容限界を超えないよう管理の必要があり、例
えば、設定基僧値Noは許容値N mの95%とし、プ
ラスマイナスの管理幅(良とする基準値域幅)ΔNは5
%とし、管理幅上限N。
+ΔN=100%としている。
以」二のように管理幅を定め濃度が下限管理値以下にな
れば海水の供給指令を出し、濃度が増して下限管理値に
楽才1.ば停止指令を出す、また、濃度が」―限管理値
を超えると淡水の供給指令を出し、濃度が下って−1−
眼管理値に至れけ停止指令を出湯ようにしている。
なお、設定j、に 7(Q値NOの設定は装置内蔵の固
定インピルダンスまたは可変インピーダンスで行なうが
、妄に調整できないようにしている。
設定ノー(準値をどのようにするかは業界の合意により
定められるが、一般にばFl″容値Nmが0.2%程度
と考えられる。
その場合、基i(1!値NOは0.19%となるから、
淡水と海水の同時供給の際の供給量の比率を海水の塩分
を例えば3%として求めると、 A+B 即ち、  淡水:海水=1.4:1となる。
上述のように本発明による装置は、海苔抄き原料の塩分
濃度を迅速にかつ適正に調整するもので、第一の特徴は
海苔抄機に供給する海苔抄き原料として、海苔と水との
混合物を作る際に海苔原藻をミンチ化して水洗した後の
ミンチ海苔と混合する水に所定の塩分濃度の混合水を用
いて、この混合水の塩分濃度を適正に保つことにより、
海苔抄き原料の塩分濃度を常に適正範囲に維持すること
にあり、第二の特徴はこの混合水を得るに当って、所定
の水位までは淡水と海水を所定の比率で同時供給し、高
水位に達した後は塩分濃度検出値に応じて淡水又は海水
を継続的に供給して急速に濃度調整をし、低水位に下降
したとき再び淡水と海水を同時供給するようにして、常
時大量の混合水を供給可能にしたことにある。
〔発明の効果〕
上述したように本発明によれば、海苔混合物の塩分濃度
調整装置において、塩分と水の混合水調整槽に淡水を供
給する手段および海水を供給する手段、調整槽内塩分濃
度を検出する濃度センサ、当該濃度センサに定電圧高周
波電源を与える発振変調回路、調整槽内の低水位および
高水位を検出r21)               
   八〇Aする水位センサ、低水位センサ信号により
淡水、海水供給手段を同時に駆動する出力信号を出し、
高水位センサ信号により当該出力信号を停止する水位制
御回路、塩分適正濃度範囲と調整槽内塩分濃度測定値を
比較し測定値が塩分適正濃度範囲より大なる時に淡水供
給手段を駆動する出力信号を出し、測定値が適正濃度範
囲より小なる時は海水供給手段を駆動する出力信号を出
す塩分濃度制御回路を設けたので、海苔抄機に供給する
海苔混合物の塩分濃度を、その濃度が高過ぎる場合もま
た低過ぎる場合も、容易にしかも自動的に迅速に適正濃
度に調整して規定範囲に維持することができ、従って、
海苔抄製の際の歩留りや製品海苔の色、光沢等の品質を
向」こすると共に、海苔保存時の吸湿や加工時の塩分析
出等のIヘラプルを発生ずるおそれがなくなり、また、
海苔抄機に大量の海苔抄き原料を連続供給しても支障を
来たさない等の種々の優れた利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す海苔混合物の塩分濃度調
整装置のフローシー1−1第2図は同じく海苔混合物の
塩分濃度調整装置の一実施例を示すブロック図、第3図
は濃度センサの断面図、第4図は電源回路および発振変
調回路図、第5図(、)は第4図のA点における出力波
形、第5図(b)は第4図のB点における出力波形、第
6図は温度(水温)−水抵抗値特性図、第7図は混合水
制御装置における濃度、水位の制御、駆動回路図、第8
図は増幅回路の内部詳細図である。 (1):混合水調整槽、(2):淡水タンク、(3):
海水タンク、(4):攪拌機、(5):濃度センサ、(
6):水位センサ、(7):混合水制御装置、(8):
電源回路、(9):発振変調回路、00):濃度制御回
路、(1,1):整流器、(12) :増幅回路。 (13):信号弁別器、(14):水位制御回路、(1
5) :第1の駆動回路、(1,6) :第2の駆動回
路、(1,7) :表示回路、(1,8) :表示灯、
(1,9) :警報回路、(20) :警報ブザ−、(
21) :調合機、(22) :海苔混合物攪拌槽、(
23) :絶縁筒体、(24) 、 (25) :電極
、(26) :温度補正回路、 (pz、)、(pz)、(p3)、(p4) :ポンプ
、(VX、)、(V2) :バルブ、L1〜L、:表示
灯。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、塩分と水の混合水調整槽に淡水を供給する手段およ
    び海水を供給する手段、調整槽内塩分濃度を検出する濃
    度センサ、当該濃度センサに定電圧高周波電源を与える
    発振変調回路、調整槽内の低水位および高水位を検出す
    る水位センサ低水位センサ信号により淡水、海水両供給
    手段を同時に駆動する出力信号を出し、高水位センサ信
    号により当該出力信号を停止する水位制御回路、塩分適
    正濃度範囲と調整槽内塩分濃度測定値を比較し測定値が
    塩分適正濃度範囲より大なる時に淡水供給手段を駆動す
    る出力信号を出し、測定値が適正濃度範囲より小なる時
    は海水供給手段を駆動する出力信号を出す塩分濃度制御
    回路より成ることを特徴とする海苔混合物の塩分濃度調
    整装置。 2、濃度センサに温度補正回路を組込んだことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の海苔混合物の塩分濃度
    調整装置。
JP61164269A 1986-07-11 1986-07-11 海苔混合物の塩分濃度調整装置 Granted JPS6225957A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5305990A (en) * 1993-02-10 1994-04-26 Sherwood William L Metallurgical furnace vacuum slag removal
NL1012516C2 (nl) * 1999-07-05 2001-01-08 Synergie Beheer B V Pekeldoseerinrichting.
CN109601921A (zh) * 2019-01-28 2019-04-12 溜溜果园集团股份有限公司 一种连续煮制机

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NL1012516C2 (nl) * 1999-07-05 2001-01-08 Synergie Beheer B V Pekeldoseerinrichting.
CN109601921A (zh) * 2019-01-28 2019-04-12 溜溜果园集团股份有限公司 一种连续煮制机

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