JPS62259012A - 光学式距離測定装置 - Google Patents

光学式距離測定装置

Info

Publication number
JPS62259012A
JPS62259012A JP10355386A JP10355386A JPS62259012A JP S62259012 A JPS62259012 A JP S62259012A JP 10355386 A JP10355386 A JP 10355386A JP 10355386 A JP10355386 A JP 10355386A JP S62259012 A JPS62259012 A JP S62259012A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
measured
distance
receiving
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10355386A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Sugiyama
杉山 聰
Takero Hongo
武朗 本郷
Mitsutoshi Maeda
光俊 前田
Toru Terabayashi
寺林 徹
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Central R&D Labs Inc
Original Assignee
Toyota Central R&D Labs Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Central R&D Labs Inc filed Critical Toyota Central R&D Labs Inc
Priority to JP10355386A priority Critical patent/JPS62259012A/ja
Publication of JPS62259012A publication Critical patent/JPS62259012A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野j 本発明は距離測定装置、特に光ビームを用いて被測定面
との距離を測定する装置の改良に関する。
[従来の技術] 背量技術 従来より、光ビームを用いて被検知物体との距離を非接
触で測定する距離測定装置が周知であり、この光学式距
離測定装置は、非接触式訓測法の中て゛も)則定本青度
やスピード等(こ1但れでいることから、各秤分野の寸
法測定に広く用いられ、特に、自動小プレス部品、ホワ
イトホゾ−、プレス金型、機:戒部品″′、グの金属器
に対する新たな1法手段として注目されている。
しかし、従来、光ビームを用いて距離測定を行おうとす
る場合、被測定面が拡散面である場合には良好な距離測
定を行うことができる反面、被測定面が金属面である場
合には以下に示す理由から良好な距離測定を行うことが
むずかしいという問題があった。
すなわち、第17図には、光ビーム100の金属面及び
完全拡散面に対する反射特性が示されており、同図(A
>は金属面に対する反射特性、同図(B)は完全拡散面
に対する反射特性がそれぞれ示されている。
同図に示すように、光ビーム100の反射光200は、
被測定面゛10が金属面である場合には鋭い指向特性を
示し、また被測定面10か拡散面である場合には各方向
に良好な拡散特性を示す。
従って、例えば第18図に示すように、被測定面10に
対しその先軸300が垂直に交わるよう受光部12を設
置し、測定用の光ビーム100をα方向から投光する場
合を想定すると、被測定面10が拡散面である場合には
第17図(B)に示す反”t’! ’+’f性から明ら
かなように、その反射光200はレンズ14を介して受
光素子16に良好に受光され、被測定面10に対する距
離測定を行うことができる。
これに対し、被測定面10が金属面である場合には、第
17図(A>に示す反rJ1特性からも明らかなように
、反射光200は受光部12の光軸300を含まないβ
方向に反射されてしまい、距離測定を(1なうことがで
きない。
また、金属面からの反射光200を良好に受光すること
ができるよう、例えば第19図に示すように、光軸30
0が被測定面10に対しγ方向となるよう受光部12を
設置することも考えられる。
しかし、通常金属面からの反射光200には、強い正反
q」光Rが含まれる。このため、受光素子16の受光部
16aが焦点はずれになったりすると、スポットe4o
oは、正反射光Rのスポラi・400Rによってその強
度分15が大きく乱され光量合位置がずれてしまい、そ
の測定値に大きな誤差成分が含まれてしまうという問題
があった。
また、光ビーム100の光源にレーザを用いた場合、コ
ヒーレントな性質をもつ。
従って、レーザ光源を用いて金属面め測定を行うと、反
射光200には極めてコントラストの強い像界のスペッ
クルか現われ、スポラl−9/io。
の光量合位置を大きく乱してしまうという問題がある。
また、焦点はずれがある場合の像界スペックルは、光ビ
ーム100の金属面に対する入射角が異なる毎にその位
置が変化するため、金属面に対する測定誤差がざらに大
ぎなものとなる問題が必っlこ 。
スペックル発生原理 次に、後述する本発明の理解を容易に覆るために、前記
スペックルの発生原理を簡単に説明する。
スペックルとは、位相の異なる光が干渉することにより
発生する明暗の斑点である。
そして、このスペックルは、以下に述べる理由から、金
属面の反射光200中には、はっきりとした形で現われ
測定誤差を引き起すものである。
例えば、第20図(A>に示す光学系において、被測定
面10に対しレーザビーム’100を投光し、受光部1
6a上に結像するスポット像400の強度分イ11を測
定したところ、被測定面10か拡散面である場合には第
20図(B)に示すような測定v1宋が得られ、また被
測定面10か金属面である場合には第20図(C)に示
すようなaIす定結宋を得ることができた。
同図から明らかなように、被測定面10か拡散面である
場合と金属面である場合とでは、スフIζツト強度分布
は大きく異なり、金属面では非常にコントラストの高い
スペックルが現われることか観測される。
また、焦点外れがある場合、被3Iす定面か1頃くと、
像界のスペックルは並進することかλUられている。
金属面ではスペックルのコントラストか高いため、而の
傾きによって光強1宴分布が大ぎく乱れ、光量心位買の
決定に誤差を生じる。
従来技術 第22図には、従来の光学式距離測定装置の一例が示さ
れており、この測定装置は、被測定面10に対し光ビー
ム100を送受+= Vるプローブ20と、このプロー
ブ20の受信信号に基づき被測定面10までの距離を演
算する演算処理回路3゜と、を含む。
前記プローブ20には、被測定面10に対し光ビーム1
00を投光する投光部22と、反射光200を受光する
受光部12と、が含まれている。
そして、前記投光部22は、光源24及び集光レンズ2
6を用いて光ビーム100を出力するよう形成されてい
る。
また、前記受光部22は、反m光200を集光レンズ1
4を介して受光素子16の受光面16a上に結像するよ
う形成されている。
ここにおいて、前記集光レンズ14は、被測定面10が
基準位置Mにめるとき、その反射光200の中心線とレ
ンズ面とが垂直に交わるよう設置されている。また前記
受光素子16は、この集光レンズ14の集光面上にその
受光部16aが位置するよう8シ置されている。
従って、受光部16a上に結像するスポット像400の
位置は、被測定面10までの距離が基準位置Mを境にし
てり。変化する毎に、ぞの変化に対応した距離Xだ(プ
、受光部16aの中心位置Oを1止車として図中右方向
または左方向に変化(A−へ方向に変化)することにな
る。
従って、周知の光学式三角測量法を用いれば、受光部1
6a上におけるスポット像400の結像位置を検出し、
被測定面10までの距離を光学的に測定することができ
る。
通常、前記受光索子16aには、受光面16a上におけ
る光スポツト像400の位置を2つの信号電流I、、I
8 (入射光量とスポット像位首に比例する電流像@)
として出力されるような素子が用いられており、このよ
うな素子としては通常PSD (Position 5
ensitive Device )が用いられている
第23図には、受光索子16として用いられるPSDの
等価回路図が示されており、このPSDの受光部16a
は均一な抵抗層からなり、受光面に光が入射すると、定
電流源Iからその両側へ電流信号1  、T  が出力
される。ここにおいて、A  ・8 PSD受光面の抵抗率をσとし、受光面中心位置と光ス
ポット像入射位置との距離をΔLとすると、このPSD
から出力される電流I、I、の値は八 次式で表される。
IA=V/σ(L/2−△L)、IB=v/σ(L/2
+△L)・・・(1) 従って、この電流値■ 、1Bを用いて次式に・A 基づく演算を行えば、PSD受光面上における光スポッ
ト像入射位置△Lを求めることができる。
前記演算処理回路30は、前記第(2)式を演算し、被
測定面10までの距離を測定するために用いられるもの
であり、信号処理回路31、除痺回路40及び演算回路
42を有する。
そして、信号処理回路31は、PSDから出ツクされる
電流IA、18を電圧信号VA、■8に変換する受光回
路32.34と、電圧信号から(VA−V8)及び(V
A+VB)をそれぞれ演算づる減口回路36、加算回路
38、を含み、回路36.38の出力(VA−VB>及
び(VA−I−v8)を除算回路40へ入力している。
除算回路40は、この人ツノ信号を次式に塁づぎ除専し
、その値を)実弾回路42へ向け入ノjしている。
V、 −VR2△L =□ ・・・(3) VA 十vB         L ここにおいて、除咋回路40の出力する演算値は、前記
第2式に示す演算値と同様にPSD受光受光6a上にお
けるスポット像入射位置ΔLと対応した値となる。
従って、演算回路42は、被測定面10’までの距離と
前記入側位置Δしとの対応関係に塁づき、演算回路40
から入力される信号を用い、周知の三角測量法により被
測定面10までの距離を演算により求めることができる
また、この演鐸処理回路30はこれ以外に発信回路50
及び駆動回路52を含み、投光部22からの光ビーム出
力タイミングを制御している。
;発明が解決しようとづ゛る問題点] しかし、このような従来装置では、以下に示すような問
題点を有するため、被測定面10までの距離を正確に測
定することがむずかしく、特に被測定面10か金属面で
ある場合には、その測定値にある程度の誤差が発生する
ことは避けられないという問題がめった。
(A>第1に、前記従来装置では、被測定面10とプ「
I−ブ20との距離が変化すると、焦点外れが起こり、
被測定面10が金属面である場合受光面16a上に結像
するスポット像400の中心位置と光m心位置とのずれ
か大きくなり、測定誤差が発生するという問題がおった
Vなわら、このような装置では、スポット像400の中
心位置と光中心位置とが一致するという前提の下に、ス
ポット像400の受光量に阜づぎその光中心位置を演算
し、該光中心位置をスポツi−像400の中心位置と見
なして被測定面10までの距離測定を行っている。
しかし、被測定面10が金属面で必る場合には、第19
図に示すように、反射光200中に正反射光Rが含まれ
る場合が多く、このためスポット像400は、正反射光
Rのスポット400Rによってその強度弁イ5が大ぎく
乱され、スポツI−像400の中心位置に対しその光m
心位置が大ぎく偏心してしまう場合が多い。
このJ、うな正反射光Rの影響を抑制するためには、受
光面16a上にスポット像400をピン1〜良く結像さ
せる必要がある。
しかし、このような従来装置は、集光レンズ14の結像
位置の変化、すなわち被測定面10と集光レンズ14ま
での距離が変化した際発生する結像位置の変化に何ら考
慮を払っておらず、第22図に示すように、受光面16
aを単に集光レンズ14と平行に配置しているにすぎな
かった。
従って、被測定面10が基準位置M付近にある場合には
、受光面16a上に焦点のあったスポット像400が結
像するため、その測定を良好に行うことができるが、被
測定@10と基準位置Mとの距離が大きくなるに従い、
集光レンズ14の結像位置と受光面16aとの位置ずれ
が大きくなり、受光面16a上には、次第にピントのず
れた直径の大きなスポット像400が結atされるよう
になる。
この結果、受光面16a上にあ(ブるスポッ]〜像40
0の直径が大きくなると、前述した中心位置と光中心位
置との位置ずれが次第に大きくなり、無視できないII
定定差差発生してしまうという問題があった。
([3>第2に、このような従来装置では、焦点外れが
必ず起こり、この場合は被測定面を所定方向に傾けると
スペックルの位置が変化し、測定誤差が発生してしまう
という問題があった。
しかし、被測定面10が拡散面である場合は、シー1ア
ビームを被測定面10に入射してもスペックルのコント
ラストは金属面に比へ低く、大きな影響を受けない。
従って、このような場合には、被測定面10を、例えば
第24図に示ずように、光ビーム100及び反射光20
0の双方を含む方向にi、h、、jのように傾けても、
また第25図に示すように前記方向と直行する方向に1
頃けても、比較的広い傾さ゛範囲でその距離測定を行う
ことができる。
これに対し、被測定面10が金属面のようにτU反則成
分の強い反射面である場合に、光ビームとしてレーザビ
ームを用いると、受光面16a上に集光するスポット像
400に(へめでコン1〜ラス1〜の強いスペックルが
発生する。
そして、このスペックルの位置は、焦点外れがあった場
合第24図及び第25図に示すように被測定面10を傾
けると大きく変化することが知られている。
例えば第24図に示すように、被測定面10をi、h、
jの順に傾けると、それに対応して反射光200の位相
状態が変化し、スポット像400内におけるスペックル
spの位置は、第26図に示すように受光面16aの長
手方向(A−A>に沿って移動する。
従って、このような従来装置では、被測定面10までの
距離が一定である場合でも、第24図に示ずようにその
傾きが変化すると、スポット像400の光量心位置が変
化してしまい、その測定値に所定の誤差が発生してしま
うという問題があった。
特に、受光面16a上にピントのボケだ直径の大きなス
ポット像400が結像する場合に、被測定面10をこの
ように傾けると、スポット像40O内にd″3けるスペ
ックルSpの位置変動幅が大きくなり、その測定誤差が
更に大きくなってしまうという問題があった。
なお、このような金属面を第25図に示すように、第2
4図に示す傾き方向と直交する方向に傾け、発生する測
定誤差についての検6声1を行ったところ、はとんど測
定に誤差が生じないことが確&2された。
これは、金属面10をk又はlのように傾けても、スポ
ット像400内におけるスペックルSPの移動は、測定
精度に影響を及ぼさない受光面16の幅方向(B−B)
に沿って発生するのみであり、スポット像の受光面長手
方向(A−△)に沿った光強度分布を何ら乱すことがな
いためである。
(C)第3に、このような従来装置では、被測定面10
の傾きにより、受光面16aの受光51に過不足が生じ
、正確な測定を行うことができない場合があるという問
題があった。
すなわち、金属面を用いて形成された被測定面10を、
例えば、第24図jのように傾け、反射光200中に含
まれる正反射光Rを受光面16aに入射させ光電信号が
飽和すると像点位置信号の線形性はくずれ測定誤差が発
生してしまうという問題があった。
また、被測定面10を、例えば、第24図iのように傾
けると、前述した場合とは反対に受光量が不足して、測
定不11ヒになってしまうという問題があった。
(D)また、このような従来装置では、被測定面10が
拡散面である場合であってち、被測定面を傾けすぎると
受光量が不足し、測定精度が低下してしまうという問題
があった。
すなわら、このような従来装置では、受光素子16から
出力される信号1  、I  を電圧信号B VA、VBに変換し、 (VA  VB )/ (VA 十VB )という演算
を行っている。しかし、前記(■。十■8)は受光量の
み比例する値で市り、<VA−VB)は受光mと光スポ
ットの受光位置によって変化する値である。
従って、いま信号(VA士VB>、  (V、−V8)
にΔV1.ΔV2のWk音成分が混入すると、前記題(
3)式は次式のように表されることになる。
■へ十VB十Δv1 ■へ十VB+Δ■1   VA−VB十ΔV1− ・・
・(4) 従って、このような従来装置では、受光量が減少すると
前記第4式の分母が小さくなり、この結果、ぞの第2項
に示される誤差成分 (△V2.ZvA+VB十Δ■1
)の値が大きくなり、測定編度が低下してしまうという
問題があった。
[発明の目的] 本発明は、このような従来の課題に道みなされたもので
おり、その目的は、被測定面が拡散面である場合のみな
らず、正反射成分の強い金属面である場合であっても、
被測定面までの距離を正確に測定し、しかも被測定面の
傾きも同時に測定することが可能な光学式距離測定装置
を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 第1の発明 前記目的傘・連成するため、第1の発明は、被測定面に
向Cノ光ビームを投光する投光部と、前記光ビームの両
側に左右対称に配置された一対の集光レンズを有し被測
定面からの反射光を集光する一対の集光系と、 反射光の集光スポット像を受光するよう、前記各集光系
の集光面上に位置して受光面が説けられ、前記集光スポ
ット像の光量に比例しかつその受光位置にス11応した
位置信号を出力する一対の受光素子と、 を含み、 前記受光素子は、その受光面の延長線が、被測定面に入
射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長線と
の交点と交わるよう受光軸にス・1して所定の傾きを持
って配置され、しかも被測定面までの距離に対応して変
化する集光スポット項の受光位置に応じ増加減少する2
種類の信号電流を出力する位置検出素子を用いて形成さ
れ、各位置検出素子の出力信号に基づき被測定面までの
距離を測定することを特徴とする。
第2の発明 また、第2の発明は、被測定面に向け光ビームを投光す
る投光部と、 前記光ビームの両側に左右対称に配置された一対の集光
レンズを有し被測定面からの反射光を集光する一対の集
光系と、 反射光の集光スポット像を受光するよう、前記各集光系
の集光面上に位置して受光面が設けられ、前記集光スポ
ット像の光量に比例しかつその受光位置に対応した位置
信号を出力する一対の受光素子と、 各受光素子の出力信号に基づき被測定面までの距離及び
被測定面の傾きを演算出力する演算処理回路と、 を含み、 前記受光素子は、その受光面の延長線が、被測定面に入
射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長線と
の交点と交わるよう受光軸に対し所定の傾きを持って配
置され、しかも被測定面までの距離に対応して変化する
集光スポット像の受光位置に応じ増加減少する2種類の
信号電流を出力する位置検出素子を用いて形成され、前
記演算処理回路は、 。
前記各位置検出素子の出力信号に基づき各素子の受光量
が最適受光範囲内にあるか否かを判別する受光叩判別部
と、 一方の位置検出素子の受光mのみが最適受光量である場
合には、その位置検出素子の出力に基づいて被測定面ま
での距離を演算出力し、双方の位置検出素子の受光量が
最適受光量である場合には、これら双方の位置検出素子
の出力から求まる距離の平均値を被測定面までの距離と
して演算出力する距離演算部と、 各位置検出素子の受光量を比較し被測定面の傾きを演口
する傾き演算部と、 を含み、被測定面までの距離及び被測定面の傾きを同り
に測定することを特徴とする。
第3の発明 また、第3の発明は、被測定面に対し位置方向被測定面
に向け所定方向に偏向走査される光ビームを投光する偏
向投光部と、 前記投光部の両側に左右対称に配置された一対の集光レ
ンズを有し、被測定面からの反射光を集光する一対の集
光系と、 反射光の集光スポッl−像を受光するよう、前記各集光
系の集光面上に位置して受光面がrt2 cノられ、前
記各集光スポット像の先爪に比例しかつその受光位置に
対応した位置信号を出ツノする一対の受光素子と、 各受光素子の出力信号に基づいて被測定面までの距離及
び被測定面の傾きを演算出力する演緯処理回路と、 を含み、 前記各受光素子は、その受光量の延長線が、被検知物体
に入射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長
線との交点と交わるよう、所定の傾きを持って配置され
、しかも被測定面までの距離に対応して変化する集光ス
ポット像の受光位置に基づき増加減少する2種類の第1
信号電流と、光ビームの偏向走査に対応して変化する集
光スポット像の受光位置に基づき増加減少する2種類の
第2信号電流と、を出力する二次元位置検出素子を用い
て形成され、 前記演算処理回路は、 各位置検出素子の出力する第1信号電流に基づき各素子
の受光量が最適受光量であるか否かを判別する受光量判
別部と、 一方の位置検出素子の受光量のみが最適受光量である場
合には、その位置検出素子の出力に基づいて被測定面ま
での距離を演算出力し、双方の位置検出素子の受光量が
最適受光量である場合には、これら双方の位置検出素子
の出力から求まる距離の平均値を被測定面までの距離と
して演算出力する距離演算部と、 各位置検出素子の受光量を比較し、被測定面の一方向の
傾きを判別する第1の傾き演算部と、被測定面上の少な
くても2個所の偏向走査位置にあ()る測定距離から被
測定面の他方の傾きを演算する第2の傾き演算部と、 を含み、被測定面までの距離及び被測定面の2方向の傾
きを測定することを特徴とする。
[作用] 第1図には、本発明の距離測定装置の原理図が示されて
おり、前記第22図に示づ従来装置と対応する部材には
同一符号を付してその説明は省略する。
?A1の発明の作用 本発明の装置は、投光部22から被測定面10へ向け光
ビーム100を投光するよう形成されている。
この投光部22の光軸Pの両側には、左右対象に一対の
集光レンズ14A、14Bが配置され、被検出向10か
らの反射光200をそれぞれ所定の集光面上に集光する
一対の集光系を形成している。
そして、反射光200の集光スポット像を受光7るよう
、前記各集光系の集光面上にその受光面が位置するにう
一対の受光素子16A、16Bが設けられ、各受光素子
16A、16Bからは集光スポラ]〜tm400の光m
に比例した位置信号が出力されるよう形成されている。
ここにおいて、各受光素子16A、16Bは、被測定面
10に対震る距離に対応して変化するスポット像の受光
位置に応じ、それぞれ増加、減少する2種類の信号電流
IA及びIBを出力する位置検出素子(例えばPSD)
を用いて形成されており、これら各検出信号は演算98
理回路30へ入ツノされている。
本発明の第1の特徴的事項は、前記各受光素子16A、
16Bを、その受光面16aの延長線が、光ビーム10
0の光軸Pと、集光レンズ14のレンズ面の延長線と一
点で交わるよう、受光軸に対し所定の傾きを持って配置
したことにある。
このように、受光素子16の受光面16aを、集光レン
ズ14の結像位置で傾けて配置することにより、被測定
面10の形状が変化し測定距離が変化した場合であって
も、受光面16a上に結像するスポット9400は常に
ピントが合ったものとなり、スポッI−像の直径が広が
らず高いSN比を1qるとともに、スペックルの並進が
発生せず高精度で距離測定を行うことが可能となる。
ざらに、本発明によれば、前述したようにスポット像4
00の直径を小ざなものとすることができるため、対象
面性状が変化しスペックルパターンが変化した場合であ
っても、このスペックルの位置変化の影響を効果的に抑
制し、精度の高い距離測定を行うことが可能となる。
また、本発明においてこれら各受光素子16A、16B
から出力される信号電流は演算処理回路3Oに入力され
、ここで所定の演鈴迅理を施されて被測定面10までの
距離及び被測定面10の傾きが検出される。
第2の実施例 また、本発明においては、受光素子は16A及び16B
の2系列設けられているため、これら各受光索子16A
、16Bに対応した信号処理回路31A、31B8設け
ることが好ましい。
このため、前記一方の受光素子16Aから出力される信
号電流I  、I  は第1の信8処理回路1^   
18 31Aに入力され、前記第3式に示゛す“分子(VIA
−■18)及び分母(V IA十V IB>が演算され
る。
同様に、他方の受光素子16[3から出ツノされる信@
電流1  、I  は第2の信号処理回路3182A 
  2B に入力され、前記第2式に示す分子(V2.− V2B
>及び分母(V 2A十V 2B >が演算される。
そして、これら第1及び第2の信号’II!X理回路3
1A、31Bの出力は、A/D変換回路44を介して演
算回路46に入力されている。
この演算回路46は、本発明における受光量判別部、距
離演算部及び傾き演算部含む。
これら受光量演算部、距離演算部及び傾き演算部は、ハ
ードウェア及びソフ]・ウェアのいずれを用いても形成
することができ、ここにおいては、CP ’LJ等を用
いてソフトウェアで構成する場合を例に採り説明する。
第2図には、この演算回路46の動作を示すフローヂャ
−1〜が示されており、この演算回路46は、各受光素
子16A及び16Bの受光量を表す信号として入力され
る信” CVIA十VIB>及び(V2B+V2B>を
所定の上限値−[及び下限値Uと比較し、受光量が上限
値T及び下限値Uの間にある最適受光範囲内にあるか否
かの判別を行う。
本発明の第2の特徴的事項は、 (イ)@記名受光索子16A、16B双方の受光mが最
適受光範囲であると判別された場合に、これら双方の受
光素子16A、16[3の出力から求まる被測定面10
までの距離D1、D2の平均値を被測定面10までの測
定距離りとして演算出力し、 (ロ)また受光素子16A及び16Bのいずれか一方の
受光mのみが最適受光範囲であると判別された場合には
、当該受光素子の14Aまたは16Bの出力のみがら求
まる被測定面までの距離D1またはD2を被測定面まで
の距離りとして演算出力し、 (ハ)また各受光素子16A及び16Bの受光mが双方
ともlu通受光範囲にないと判別された場合には、測定
不能である旨を表示することにある。
第3図には、前記演算動作をパターン分けした説明が示
されている。
まず、(1)に示すように、両受光索子16A、16B
の受光mが共に最適受光範囲である場合には、2つの受
光素子16A、16Bの出力信号から求まる測定圧!t
D1、D2を平均して出力する。
また、(2)に示すように、一方の受光素子16Aのみ
が最適受光範囲であり、他方の受光素子16Bが過剰光
量または不足光量である場合には、前記一方の受光素子
16Aの出力信号から求まる測定距離D1を選択して出
力する。
また、(3)に示すように、他方の受光素子16Bの受
光量のみが最適受光範囲にあり、一方の受光素子16A
の受光素子が過剰光量または不足光量である場合には、
前記他方の受光素子の出力信号から求まる測定距対i 
Q 2を選択出力することになる。
従って、本発明によれば被測定面10が、例えば反射率
の高い拡散面、反射率の低い拡散面あるいは正反則成分
の多い金属面であるような場合であっても、これら各測
定器10の傾きに関わりなくその測定を精度良く行うこ
とができる。
Vなわも、被測定面10が反射率の高い拡散面(白紙等
)である場合には、第4図に示ずにうに、被測定面10
がi、h、jのように傾いても、両受光素子16A、1
6Bに(ま測定可能な受光量が得られる。
従って、このような場合、本発明によれば、2つの受光
素子16A、16Bから1qられる測定距離D1、D2
を平均化し、被測定面10までの距離測定が行われるこ
ととなる。このため、測定するサンプリング数が2倍と
なり、従来装置に比しその測定精度が極めて高いものと
なる。
また、被測定面10が反射率の低い拡散面(黒い紙等)
である場合には、例えば第5図に示すように被測定面1
0が傾くと、その傾き角に応じて例えば:またはjのよ
うに一方の受光素子16Aまたは16Bの受光量が不足
する場合がある。
このような場合に、従来装置では、少なくともiまたは
jのいずれか一方の角度で距離測定不能となったが、本
発明によれば受光量の多い受光素子16Aまたは16B
を自動的に選択し、距離測定を行うことができるため、
従来の装置に比し測定面10の傾きに対する測定能力を
大幅に向上することが可能となる。
さらに、被測定面10の傾きかに、h、、eである場合
には、両受光素子16A、16Bの受光間は最適受光範
囲となるため、このような場合には前記反射率の低い拡
散面と同様に、その距離測定を高精度で行うことが可能
となる。
また、被測定面]Oが正反銅成分の高い金属面である場
合に、この被測定面10が第6図に示すように傾いて、
正反射光Rが一方の受光素子16Aまたは16Bに入射
すると、この受光素子の受光H1は上限値Tを上回った
過剰光量となる。
このような場合に、従来装置では測定不能、あるいは測
定誤差が極めて大きなものとなるが、本発明の装置では
、前記正反射光が入射しない他方の受光素子の出力に基
づき、距離測定を行うことかできるため、従来装置に比
し測定精度が極めて高いものとなる。
また、第7図(A)に示すように、各受光素子16A及
び16Bに正反射光が入射しないよう金属面が傾いてい
る場合には、各受光素子16A及び16Bの受光mは最
適受光範囲となる場合が多い。
このような場合に、本発明の装置では、2つの受光素子
16A及び16Bの出力に基づぎ2つの測定距離D1、
D2を演算し、その平均値を被測定面10までの距離り
として出力するため、スペックルの影響を極めて効果的
に抑制し、誤差の発生を有効に防止することが可能とな
る。
すなわち、第7図(A>に示すように2つの受光素子1
6A及び16[3から測定点を観測すると、第7図(B
)に示すスポット像400のように各測定点の観測状態
は互いに正反対の状態となる。
従って、これら両受光素子16A及び16Bから得られ
る信号を平均化して用いれば、スペックルパターンの変
化による測定誤差を完全には除去することはできないも
のの、その誤差成分を効果的に除去することは可能とな
る。
また、本発明の他の特徴的事項は、両受光素子16A及
び16Bの受光量を比較することにより、被測定面10
の傾きを判定することにある。
すなわち、第8図に示すように、被測定面10の傾きが
hのような状態である場合には、両受光素子16A及び
16Bの受光間は共に等しい値となる。また、被測定面
10がiのように傾いた場合には、一方の受光素子16
Aの受光量は他方の受光素子16Bに比し増加し、また
被測定面10がjのように傾いた場合には、これとは逆
に他方の受光素子16Bの受光量が一方の測定受光素子
16Δに比し増加する。
従って、これら各受光素子’16A及び14Bの受光4
74を比較することにより、被測定面10がどのように
傾いているかを判定することができる。
第3の発明の作用 また、第3の発明は、投光部22から被測定面に対し投
光する光ビームを、被測定面10の所定方向に向け偏向
走査している。
そして、その受光素子16A、16Bは、被測定面10
までの距離に対応して増減する一対の第1信号電流と、
光ビームの偏向走査に対応して変化ダる一対の第2信号
電流とを出力する二次元位置検出素子(例えば二次元P
SD)を用いて形成されている。
従って、本発明によれば、被測定面10上の光ビーム走
査ライン上各点までの距離を、二次元位置検出素子の第
1信号電流に基づいて測定することができる。
ざらに、本発明によれば、前記二次元位置検出素子の第
2信号電流に基づき、光ビーム100及び反射光200
を含む平面と直交する方向への被測定面10の傾きを求
めることができる。
[発明の効果1 以上説明したように、本発明によれば被測定面が拡散面
である場合のみならず、金属面である場合であっても、
被測定面までの距離測定を、傾き及びスペックル等の影
響を受けることがなく、高速でしかも精度良く行うこと
ができ、しかもこれと同時に被測定面の傾きを求めるこ
とも可能となる。
[実施例] 次に本発明の好適な実施例を図面に基づき説明する。な
あ、前記第1図及び第22図に対応する部材には同一符
号を付しその説明は省略する3第1実施例 第9図には、本発明の好適な第1実施例が示されてa3
す、実施例の装置は、被測定面10に光ビーム100を
投光しその反射光200を受信するプローブ20と、こ
のプローブ20の出力信号に基づき被測定面10までの
距離及び傾きを演算する演算処理回路30とを、含む。
実施例において、前記プローブ20は、光ビーム100
を投光する投光部22と、この投光部22の両側に左右
対称に設けられた一対の受光部12A、12Bとからな
る。
投光部の構成 本実施例において、投光部22は、被測定面10に対し
パルス変調されたレーザビームを照射するように形成さ
れている。
実施例において、この投光部22の光源24には半導体
レーザが用いられており、この半導体レーザは、他のレ
ーザのような平行光ではなく、出力する光が必る角度に
発散する。このため、半導体レーザから出力された光は
、レンズ28を用いて平行な光となり、その後レンズ2
6によって被測定面10に集光されるよう形成されてい
る。
なお、原理的にはレンズ26を用いず、測定光100を
平行光のまま用いることも可能であるが、実施例のよう
にレンズ26を用いて集光覆れば、光ビーム100の直
径を小さくしその測定精度を高めることができる。
また、実施例においてレンズ28とレンズ26との間隔
は任意に設定すればよい。
さらに、レンズ26と被測定面10の基準位置Mとの間
隔り。(基準間隔)は、レンズ26の焦点距離f(26
>となる。このとき、この装置の測定範囲は、この基準
位置Mを中心として前後にΔLの範囲となる。
受光部の構成 第10図には、投光部22に対する受光部12A及び1
2Bの相対位置関係が示されており、前記各受光部12
A、12Bは、投光部22の両側に左右対称に配置され
ている。
そして、各受光部12は、集光レンズ14及び光学フィ
ルタ18を用いて形成される集光系と、この集光系の集
光面に位置して設けられた受光素子16とから形成され
ている。
前記集光レンズ14は被測定面12が基準位置M(投光
部のレンズ26からし。の位置)にあるとき、集光レン
ズ14の中心Qを通る反q1光と、レンズ面が垂直に交
わるよう配置されている。
このようにすることにより、この集光レンズ14により
受光された光は、受光素子16の受光面16aの中央(
0)に結像することになる。
また、実施例において、受光素子16は、前述したPS
Dを用いて形成されている。そして、この受光素子16
は、この受光面16aが集光レンズ14の集光面上に位
置するよう設けられている。
ぞして、この受光素子16は、この受光面16aの延長
線が集光レンズ14のレンズ面と、光ビーム100の光
4Q pと一点で交わるよう所定の傾きを持って配置さ
れている。
また、前記光学フィルタ18は、反04光200以外の
外乱を取り除くために用いられ、集光レンズ14と受光
素子16との間に、集光レンズ面と平行に配置されてい
る。
演算処理回路の構成 実施例の演算処理回路30は前記第1図に示す演算処理
回路と基本的に同様に形成され、被測定面10までの距
離の演算と、その傾きの判定を行っている。
また、実施例の演算処理回路30には、前記半導体レー
ザ光源24をパルス変調するため、発振回路50及び駆
動回路52が設(プられている。
モして、受光部12に入射する反射光用が最適基準光量
となるように、各加算回路38A及び38Bからの信号
によって、発振回路50は、光パルスのパルス高さを決
定する。
これにより、発3辰回路50は、このパルスの高ざ受光
部に応じて自動的にフィードバック制百1され、この結
果、駆動回路52は、光源24の光量を最適な値に自v
J的に制御することとなる。
第2実施例 第11図には、本発明の好適な第2実施例か示されてd
3す、本実施例の装置は前記第1実施例と基本的にその
構成は同じであるが、その特徴的事項は、各受光部12
A、12Bに、それぞれ被測定面12からの反射光20
0を折り曲げ集光レンズ14に導く2枚のil 60.
62を設けたことにある。
このような構成とすることににす、投光部22及び受光
部12を含むプローブ20の大ぎざを、第12図に実線
で示すように、小さく形成することが可能となる。
策J叉策揖 第13図には、本発明の好適な第3実施例が示されてd
3す、前記第1実施例に対応する部材にはと同一符号を
付しその説萌は省略する。
投光部の・構成 第14図には、本実施例の投光部22の具体的な構成が
示されている。
実施例において、この投光部22は、半導体レーザ光源
24から出力される光をレンズ28を用いて平行な光と
し、これをビーム偏向器70を用いてX軸方向に偏向走
査し、この偏向された光ビーム100を偏向レンズ72
を用いて被測定面10上に集光している。
ここにおいて、前記偏向レンズ72は、その焦点とビー
ム(偏向器70の回転軸70aまでの距離及び被測定面
12の基準位首Mまでの距離が、共にレンズ72の焦点
距jdfと等しくなるよう配置されている。
このように偏向レンズ72を配置することにより、ビー
ム偏向器70を往復回転動作にすれば、光ビーム100
の光軸PはX@方向へ41復運動し、この光ビーム10
0のビームスポットS′は、被測定面10の点o、o’
間を往復運動走査することになる。
受光部の構成 本実施例の受光部12は、基本的に前記第1実施例の受
光部同様、集光レンズ14、光学フィルタ18及びPS
D受光素子16を用いて形成されでいる。
ぞして、その特徴的事項は前記受光素子16として二次
元PSDを用い、被測定面までの距離の増減に対応して
一対の第1信@電流1  、I  を八8 出力し、また光ビーム100の偏向走査位置に対応して
変化する一対の第2信号電流1 、■、を出力するよう
形成したことにある。
従って、実施例の装置によれば、二次元PSD受光来子
16から出力されろ第1信号電流■1、I8から被測定
面10の7座標位置、Vなわち被測定面までの距離が検
出され、またこの受光素子16から出力される第2信号
電流1 、■ から、  −D 被測定面10上における光ビーム走査位置、すなわちX
座標位置が検出されることになる。
また、このように二次元PSDを用いることにより、光
ビーム100の両端走査位置o、o’から、被測定面1
0のY軸を回転軸とした傾き角も正確に演算することが
でき、ざらにこれら2つのPSD受九面に入射する反射
光量を比較することにより、X軸を回転軸とした被測定
面10の傾き方向を判定することも可能となる。
演算処理回路の構成 実施例の演算処理回路には、一方の二次元PSD受光素
子16から出力される第1信号電流11A、■ ・1、
第21吉号電流11c、IIDとをそれぞれ信・IB− @処理する(8号処理回路31A及び31Cと、他方の
二次元PSD受光素子から同様に出力される第1信z電
流12A、I2B及び第2信号電流l2C112Dをそ
れぞれ信号処理する信号処理回路31B、31Dとが設
けられている。
そして、これら各信号処理回路31A、31B131C
13’lDの出力はA/D変換回路44を介して演口回
路46に入力されている。
また、この演算処理回路32は、ビーム偏向器70の周
波数と回転角を決めるための発振回路54と、この発振
回路54の出力に基づきビーム偏向器70を回転駆動す
る駆動回路56とが設けられ、ビーム偏向器70の動作
を制御している。
また、偏向走査位置を検出覆るため、前記発(辰回路5
4の出力はA/D変換回路44を介して演  −亦回路
46にも入力されている。
この演算回路46は、前記信号処理回路31を介して入
力される受光素子16A及び16Bの出)yを、基本的
には前記第1実施例と同様の処理方式を用いて選択また
は平均化して、被測定面10上にお()る光ビーム10
0の照射スポット位置座(票(X、Z)を演算する。
また、この演算回路46は、第1の傾き演亦部として殿
能し、信号処理回路31A、31Bから出力される各受
光素子16A、16Bの受光量を比較することにより、
X軸を回転軸とする被測定面10の傾き方向を判定する
こともできる。
ざらに、前記演算回路46は、第2の傾き演算部として
機能し、第15図に示すように、被測定面10上におけ
る光ビーム走査経路の両端座標O(X、Z)、O’  
(X’ 、Z’ )を用いることにより、Y軸を回転軸
とする被測定面10の傾き角θを次式に基づき求めるこ
とができる。
このようにして、本実施例の装置によれば、被測定面1
0までの距離Zのみならず、X軸及びY軸を回転軸とし
た被測定面10の傾きも同時に測定することが可能とな
る。
なお、本実施例の装置は、演算処理回路46を用いて、
各受光素子16A及び16Bの受光量を判別する受光n
1判別部と、被測定面10までの路頭IZを演算する距
離演算部と、XI¥ll1lを回転軸とした被測定面の
傾きを判別する傾き演算部と、Y軸を回転軸とする被測
定面の傾きを演算する傾き演掠部とを、ソフトウェア的
に構成した場合を例にとり説明したが、本発明はこれに
限らずこれら各部をハードウェア的に形成することも可
能である。
用途 第16図には、本発明に係る距離測定装置の用途の具体
例が示されており、本実施例の距R1測定装置は、例え
ば多関節ロボツ1−80の先端に、本発明の装置に用い
られるプローブ20を取りイ」けることにより、同図に
示すように自動作用プレス部品、ホワイトボディ等の寸
法測定を行うことができ、またこれ以外にも例えばプレ
ス金型、その他の機械部品等の寸法測定を、非接触で高
速、高精度に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る光学式距離測定装置の原理説明図
、 第2図は第1図に示す演算回路の動作を示すフローチャ
ー1〜図、 第3図は各受光素子の受光量と距離演算動作との関係を
示す説明図、 第4図は被測定面が反射率の高い拡散面である場合の距
離演算動作の一例を示す説明図、第5図は被測定面が反
射率の低い拡散面である場合の距離測定動作の一例を示
ず説明図、第6図及び第7図は被測定面が金属面である
場合の距離演算動作の一例を示す説明図、第8図は被測
定面10の傾き判定動作の概略説明図、 第9図は本発明の好適な第1実施例を示す説明図、 第10図は第9図に示す受光部の概略説明図、第11図
及び第12図は本発明の好適な第2実施例の説明図、 第13図〜第15図は本発明の好適な第3実施例を示す
説明図、 第16図は本発明の装置の用途の具体例を示す説明図、 第17図は金属面及び完全拡散面に対する光ビームの反
則特性を示す説明図、 第18図及び第19図は反射光と受光部との4口封位置
関係を示1説明図、 第20図は受光面上に結像された集光スポラ1−の強度
分布説明図、 第21図は拡散面と金属面の反射構造の説明図、第22
図1、未従来の光学式距離測定装置の概略M(明図、 第23図は受光素子に用いられるPSDの電気回路図、 第24図〜第28図は被測定面を傾けた場合の説明図で
ある。 10 ・・・ 被測定面 12 ・・・ 受光部 14△、14B  ・・・ 集光レンズ16へ、16B
  ・・・ 受光素子 16a  ・・・ 受光面 22 ・・・ 投光部 30 ・・・ )寅樟処理回路 46 ・・・ 演算回路 70 ・・・ ビーム偏向器 72 ・・・ 鍋内レンズ 100  ・・・ 光ビーム 200  ・・・ 反射光 SP  ・・・ スペックル。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被測定面に向け光ビームを投光する投光部と、 前記光ビームの両側に左右対称に配置された一対の集光
    レンズを有し被測定面からの反射光を集光する一対の集
    光系と、 反射光の集光スポット像を受光するよう、前記各集光系
    の集光面上に位置して受光面が設けられ、前記集光スポ
    ット像の光量に比例しかつその受光位置に対応した位置
    信号を出力する一対の受光索子と、 を含み、 前記受光素子は、その受光面の延長線が、被測定面に入
    射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長線と
    の交点と交わるよう受光軸に対して所定の傾きを持って
    配置され、しかも被測定面までの距離に対応して変化す
    る集光スポット像の受光位置に応じ増加減少する2種類
    の信号電流を出力する位置検出素子を用いて形成され、 各位置検出素子の出力信号に基づき被測定面までの距離
    を測定することを特徴とする光学式距離測定装置。
  2. (2)被測定面に向け光ビームを投光する投光部と、 前記光ビームの両側に左右対称に配置された一対の集光
    レンズを有し被測定面からの反射光を集光する一対の集
    光系と、 反射光の集光スポット像を受光するよう、前記各集光系
    の集光面上に位置して受光面が設けられ、前記集光スポ
    ット像の光量に比例しかつその受光位置に対応した位置
    信号を出力する一対の受光素子と、 各受光素子の出力信号に基づき被測定面までの距離及び
    被測定面の傾きを演算出力する演算処理回路と、 を含み、 前記受光素子は、その受光面の延長線が、被測定面に入
    射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長線と
    の交点と交わるよう受光軸に対して所定の傾きを持って
    配置され、しかも被測定面までの距離に対応して変化す
    る集光スポット像の受光位置に応じ増加減少する2種類
    の信号電流を出力する位置検出素子を用いて形成され、 前記演算処理回路は、 前記各位置、検出素子の出力信号に基づき各素子の受光
    量が最適受光範囲内にあるか否かを判別する受光量判別
    部と、 一方の位置検出素子の受光量のみが最適受光量である場
    合には、その位置検出素子の出力に基づいて被測定面ま
    での距離を演算出力し、双方の位置検出素子の受光量が
    最適受光量である場合には、これら双方の位置検出素子
    の出力から求まる距離の平均値を被測定面までの距離と
    して演算出力する距離演算部と、 各位置検出素子の受光量を比較し被測定面の傾きを演算
    する傾き演算部と、 を含み、被測定面までの距離及び被測定面の傾きを同時
    に測定することを特徴とする光学式距離測定装置
  3. (3)被測定面に向け所定方向に偏向走査される光ビー
    ムを投光する偏向投光部と、 前記投光部の両側に左右対称に配置された一対の集光レ
    ンズを有し、被測定面からの反射光を集光する一対の集
    光系と、 反射光の集光スポット像を受光するよう、前記各集光系
    の集光面上に位置して受光面が設けられ、前記各集光ス
    ポット像の光量に比例しかつその受光位置に対応した位
    置信号を出力する一対の受光素子と、 各受光素子の出力信号に基づいて被測定面までの距離及
    び被測定面の傾きを演算出力する演算処理回路と、 を含み、 前記各受光素子は、その受光面の延長線が、被検知物体
    に入射する光ビームの光軸と、前記集光レンズ面の延長
    線との交点と交わるよう、受光軸に対して所定の傾きを
    持って配置され、しかも被測定面までの距離に対応して
    変化する集光スポット像の受光位置に基づき増加減少す
    る2種類の第1信号電流と、光ビームの偏向走査に対応
    して変化する集光スポット像の受光位置に基づき増加減
    少する2種類の第2信号電流と、を出力する二次元位置
    検出素子を用いて形成され、 前記演算処理回路は、 各位置検出素子の出力する第1信号電流に基づき各素子
    の受光量が最適受光量であるか否かを判別する受光量判
    別部と、 一方の位置検出素子の受光量のみが最適受光量である場
    合には、その位置検出素子の出力に基づいて被測定面ま
    での距離を演算出力し、双方の位置検出素子の受光量が
    最適受光量である場合には、これら双方の位置検出素子
    の出力から求まる距離の平均値を被測定面までの距離と
    して演算出力する距離演算部と、 各位置検出素子の受光量を比較し、被測定面の一方向の
    傾きを判別する第1の傾き演算部と、被測定面上の少な
    くても2個所の偏向走査位置における測定距離から被測
    定面の他方の傾きを演算する第2の傾き演算部と、 を含み、被測定面までの距離及び被測定面の2方向の傾
    きを測定することを特徴とする光学式距離測定装置。
JP10355386A 1986-05-02 1986-05-02 光学式距離測定装置 Pending JPS62259012A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355386A JPS62259012A (ja) 1986-05-02 1986-05-02 光学式距離測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10355386A JPS62259012A (ja) 1986-05-02 1986-05-02 光学式距離測定装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62259012A true JPS62259012A (ja) 1987-11-11

Family

ID=14357012

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10355386A Pending JPS62259012A (ja) 1986-05-02 1986-05-02 光学式距離測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62259012A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238805A (ja) * 1988-07-27 1990-02-08 Rikagaku Kenkyusho 光学的3次元座標入力装置の構成
DE4130119A1 (de) * 1991-09-11 1993-03-25 Leuze Electronic Gmbh & Co Optische distanzmesseinrichtung

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238805A (ja) * 1988-07-27 1990-02-08 Rikagaku Kenkyusho 光学的3次元座標入力装置の構成
DE4130119A1 (de) * 1991-09-11 1993-03-25 Leuze Electronic Gmbh & Co Optische distanzmesseinrichtung

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4660980A (en) Apparatus for measuring thickness of object transparent to light utilizing interferometric method
US6856381B2 (en) Method for carrying out the non-contact measurement of geometries of objects
EP1091229B1 (en) Apparatus and method for autofocus
US6428171B1 (en) Height measuring apparatus
EP0279347B1 (en) Optical axis displacement sensor
JPH04115108A (ja) 三次元スキャナ
JPH11257917A (ja) 反射型光式センサ
EP0627610B1 (en) Two-stage detection noncontact positioning apparatus
US4906097A (en) Imaging and inspection apparatus and method
CN110554402A (zh) 测量设备和处理设备
US4952816A (en) Focus detection system with zero crossing detection for use in optical measuring systems
US5870199A (en) Method and apparatus for highly accurate distance measurement with respect to surfaces
JPS62259012A (ja) 光学式距離測定装置
JPS6316892A (ja) レ−ザ加工装置用測距装置
JPS61112905A (ja) 光応用計測装置
JPS63222202A (ja) 距離・傾斜角測定装置
JP3817232B2 (ja) 変位測定装置
JP2509776B2 (ja) 三次元形状計測装置
JP2000162307A (ja) 原子炉容器点検ロボットの位置標定用レーザ追尾装置
JPS6136884Y2 (ja)
JPH06102011A (ja) 対象面の位置検出装置
JPS5826325Y2 (ja) 位置検出装置
JPH0599620A (ja) エツジ検出装置
JPH03148971A (ja) 投影パターンを用いた非接触変位計測方法
JPH06102016A (ja) 光電式高さ検出装置