JPS62258914A - 燃焼装置 - Google Patents
燃焼装置Info
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- JPS62258914A JPS62258914A JP10330486A JP10330486A JPS62258914A JP S62258914 A JPS62258914 A JP S62258914A JP 10330486 A JP10330486 A JP 10330486A JP 10330486 A JP10330486 A JP 10330486A JP S62258914 A JPS62258914 A JP S62258914A
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- Japan
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- combustion
- air
- chamber
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- pilot burner
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Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、燃料と燃焼空気を混合して燃焼する全一次燃
焼バーナの燃焼検知手段に関する。
焼バーナの燃焼検知手段に関する。
従来の技術
従来のこの種の燃焼装置は第3図に示すように溝1戊さ
れていた。ヒータ1が埋1父された気化筒2の上部開口
部にはバーナヘッド受けを兼ねた混合板3が配設され、
気化筒2の内部に気化室4を区画している。また混合板
3の上部には、多数の小孔5が開設された整流筒6とそ
の外fallに設けられた金y4製の燃焼筒7とによっ
て構成されるバーナヘッド8が配置され、さらにバーナ
ヘッド8とその上端を尉塞するキャップ9とにより内部
に混合室10が区画されている。また、燃焼筒7および
気化筒2の外側には排気通路11をへだてて輻射熱を通
過するガラス筒12および排気口13を開口した排気筒
14が設けられている。なお、排気通路11の上端は排
気キャップ15により閉塞されている。一方、気化筒2
の側壁には給気ノズル16および給油ノズ/L’17が
開口するとともに、それぞれのノズルは給気管18およ
び給油管19を介してファン2oおよびポンプ21に接
続されている(例えば、特開昭80−188718
号公報)。なお、22は油槽、23は燃焼状態を検知す
るフレームロッドである。
れていた。ヒータ1が埋1父された気化筒2の上部開口
部にはバーナヘッド受けを兼ねた混合板3が配設され、
気化筒2の内部に気化室4を区画している。また混合板
3の上部には、多数の小孔5が開設された整流筒6とそ
の外fallに設けられた金y4製の燃焼筒7とによっ
て構成されるバーナヘッド8が配置され、さらにバーナ
ヘッド8とその上端を尉塞するキャップ9とにより内部
に混合室10が区画されている。また、燃焼筒7および
気化筒2の外側には排気通路11をへだてて輻射熱を通
過するガラス筒12および排気口13を開口した排気筒
14が設けられている。なお、排気通路11の上端は排
気キャップ15により閉塞されている。一方、気化筒2
の側壁には給気ノズル16および給油ノズ/L’17が
開口するとともに、それぞれのノズルは給気管18およ
び給油管19を介してファン2oおよびポンプ21に接
続されている(例えば、特開昭80−188718
号公報)。なお、22は油槽、23は燃焼状態を検知す
るフレームロッドである。
上記構成において、ヒータ1によって気化筒2が所定温
度まで加熱されると、ファン20は給気管18および給
気ノズ/v16を介して燃焼空気を気化室4内に供給し
、ポンプ21は油槽22より給油管19および給油ノズ
/v17を介して燃料を気化室4に供給する。気化室4
に入った燃料は加熱された−(化筒内+i、Iにて気化
し、燃・β゛た空気と1昆合して空気過剰率1.0以上
の予混合気になる。予混合′ACは混合板3を介して混
合室10に流入し、ここでさらに均一に混合された後K
“1さ流部6の小孔5から噴出し、点火器(図示せず)
により点火されて燃焼筒7の表面で燃焼する。燃焼筒7
は比較的大面h’tであるので、ここでの燃焼は低負荷
燃焼であるとともに、燃焼にともなう燃焼筒7の赤熱が
ガラス筒12を介して放散されるので燃焼火炎温度が低
くなり、低N Ox燃焼が行なわれる。燃焼てよって生
じた排ガヌは排気d路11を通って排気口1aより排出
されるが、その際に気化筒2を加熱し熱回収が行なわれ
る。
度まで加熱されると、ファン20は給気管18および給
気ノズ/v16を介して燃焼空気を気化室4内に供給し
、ポンプ21は油槽22より給油管19および給油ノズ
/v17を介して燃料を気化室4に供給する。気化室4
に入った燃料は加熱された−(化筒内+i、Iにて気化
し、燃・β゛た空気と1昆合して空気過剰率1.0以上
の予混合気になる。予混合′ACは混合板3を介して混
合室10に流入し、ここでさらに均一に混合された後K
“1さ流部6の小孔5から噴出し、点火器(図示せず)
により点火されて燃焼筒7の表面で燃焼する。燃焼筒7
は比較的大面h’tであるので、ここでの燃焼は低負荷
燃焼であるとともに、燃焼にともなう燃焼筒7の赤熱が
ガラス筒12を介して放散されるので燃焼火炎温度が低
くなり、低N Ox燃焼が行なわれる。燃焼てよって生
じた排ガヌは排気d路11を通って排気口1aより排出
されるが、その際に気化筒2を加熱し熱回収が行なわれ
る。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら上記のような構成では、フレームロッド2
3による燃焼検知およびそれを用いた空燃比制御が困惰
であるという問題点を有していた。
3による燃焼検知およびそれを用いた空燃比制御が困惰
であるという問題点を有していた。
つぎにその理由を説明する。上記構成においてフレーム
ロッド2aに一定゛心圧を印加して予l昆合気の空気過
剰率を変化させた場合のフレームロッド電流値の特性を
第1図に示す。図に示されるよって、フレームロッド電
流は混合気の空気過剰率λが1,0すなわち予混合気中
の燃焼空気量が理論空気量と等しくなる点で最大となる
。ここで、バーナとしては燃焼面に2次空気が供給され
ない全一次燃焼が行なわれているために、予混合気の空
気喝剰率λが1,0以下では空気不足による不完全燃焼
を起こしてしまう。さらに予混合気の空気過剰率λが1
.0以上であっても、1.0近傍では燃焼筒7の赤熱す
なわち温度が最も高くなるために燃焼筒7および整流筒
6が過熱し、逆火してしまう恐れがある。このため、上
記構成の燃焼装置においては、予混合気の空気過剰率λ
の実・改的な使用範囲は第 図中のA点以上になり、フ
レームロッドのイオン電流■fにおけるしきい値(図中
O〜σ線で示す)以上では、制御回路(図示せず)によ
、 り!E:flfPl−t、bj、!:Ke、
b・しかしながら、混合気の空気過剰率λを図中のB点
に設定するとイオン電流1gはIBになるが、このIB
という電流値は低空気過刺率叫のB′でも同様に発生し
てしまい、単なる電流値による判定では不完全燃+3Z
flllのB′という空気i刺率を検出で ゛きない
ため電流値の空気過剰率に対する傾きも合せてFl+2
する必要があった。また、フレームロッドの電流値特性
が常に図中の実線で示すように変化しなければよいが、
経年変化やフレームロッドの取付バラツキ等の原因によ
シ、図中の破線で示すような特性になると空気過剰率の
全域でしきい値のO〜σ以下であり、逆火域や不完全燃
焼域を検出できない問題点があった。さらに、フレーム
ロッドへの電圧印加回路等の故障によシ、電圧が印加さ
れなかった場合には当然ながらフレームロッド電流値は
零となるが、電流値の判定部ではしきい値0〜0′以下
であるために正常と判定されてしまう恐れがあった。
ロッド2aに一定゛心圧を印加して予l昆合気の空気過
剰率を変化させた場合のフレームロッド電流値の特性を
第1図に示す。図に示されるよって、フレームロッド電
流は混合気の空気過剰率λが1,0すなわち予混合気中
の燃焼空気量が理論空気量と等しくなる点で最大となる
。ここで、バーナとしては燃焼面に2次空気が供給され
ない全一次燃焼が行なわれているために、予混合気の空
気喝剰率λが1,0以下では空気不足による不完全燃焼
を起こしてしまう。さらに予混合気の空気過剰率λが1
.0以上であっても、1.0近傍では燃焼筒7の赤熱す
なわち温度が最も高くなるために燃焼筒7および整流筒
6が過熱し、逆火してしまう恐れがある。このため、上
記構成の燃焼装置においては、予混合気の空気過剰率λ
の実・改的な使用範囲は第 図中のA点以上になり、フ
レームロッドのイオン電流■fにおけるしきい値(図中
O〜σ線で示す)以上では、制御回路(図示せず)によ
、 り!E:flfPl−t、bj、!:Ke、
b・しかしながら、混合気の空気過剰率λを図中のB点
に設定するとイオン電流1gはIBになるが、このIB
という電流値は低空気過刺率叫のB′でも同様に発生し
てしまい、単なる電流値による判定では不完全燃+3Z
flllのB′という空気i刺率を検出で ゛きない
ため電流値の空気過剰率に対する傾きも合せてFl+2
する必要があった。また、フレームロッドの電流値特性
が常に図中の実線で示すように変化しなければよいが、
経年変化やフレームロッドの取付バラツキ等の原因によ
シ、図中の破線で示すような特性になると空気過剰率の
全域でしきい値のO〜σ以下であり、逆火域や不完全燃
焼域を検出できない問題点があった。さらに、フレーム
ロッドへの電圧印加回路等の故障によシ、電圧が印加さ
れなかった場合には当然ながらフレームロッド電流値は
零となるが、電流値の判定部ではしきい値0〜0′以下
であるために正常と判定されてしまう恐れがあった。
問題点を解決するだめの手段
上記問題点を解決するために、本発明の燃焼装置はファ
ンから分割供給される燃焼空気の一力が供給されて、高
濃度の予混合気を生成する気化室と、気化室からの予混
合気と他方の燃焼空気を混合してバーナヘッドに送出す
る混合室と、気化室からl昆合室へのr昆合気通路に突
出するとともに気化室11tl+に向けて開口した予混
合気取出口から気化室にて生成した予混合気の一部を取
出して燃焼するパイロットバーナと、パイロットパーナ
ノ火炎中に挿入された燃焼検知手段を設けたものである
。
ンから分割供給される燃焼空気の一力が供給されて、高
濃度の予混合気を生成する気化室と、気化室からの予混
合気と他方の燃焼空気を混合してバーナヘッドに送出す
る混合室と、気化室からl昆合室へのr昆合気通路に突
出するとともに気化室11tl+に向けて開口した予混
合気取出口から気化室にて生成した予混合気の一部を取
出して燃焼するパイロットバーナと、パイロットパーナ
ノ火炎中に挿入された燃焼検知手段を設けたものである
。
作用
本発明は上記した構成によって、主バーナである全−次
燃焼バーナにおける燃焼状態を、高濃度の予混合気を燃
焼するパイロットバーナおよびフレームロッドによって
検知および1lIII却することになり、燃焼範囲での
検知が容易になり不完全燃焼および逆火を防止できる。
燃焼バーナにおける燃焼状態を、高濃度の予混合気を燃
焼するパイロットバーナおよびフレームロッドによって
検知および1lIII却することになり、燃焼範囲での
検知が容易になり不完全燃焼および逆火を防止できる。
実施例
以下、本発明の実施例を第1図および第2図を用いて説
明する。なお、第1図において第3図に示す従来例と同
部品は同番号を付し説明を省略する。気化室4と混合室
10との中間には、空気室本体24と、仕切板25とに
よって区画された空−(室26が設けられ、空気室26
と給気管18とは送気管27とによって接続されている
。まだ、空気室26を貫通して気化室4から混合室10
への混合二(d路28が配置されるとともに、空気室2
6の」二部で混合共通1洛28との接続部には空気流出
[]29が開[1している。−ツバ混合気別路2Bには
パイロットバーナ3oへの予混合気取出[131が、突
出し、かつ気化室411UIに:赳に開口している。パ
イロットバーナ30の上方にはフレームロッド23の電
極が臨んでいる。32は排気筒14に開設した火移り口
である。
明する。なお、第1図において第3図に示す従来例と同
部品は同番号を付し説明を省略する。気化室4と混合室
10との中間には、空気室本体24と、仕切板25とに
よって区画された空−(室26が設けられ、空気室26
と給気管18とは送気管27とによって接続されている
。まだ、空気室26を貫通して気化室4から混合室10
への混合二(d路28が配置されるとともに、空気室2
6の」二部で混合共通1洛28との接続部には空気流出
[]29が開[1している。−ツバ混合気別路2Bには
パイロットバーナ3oへの予混合気取出[131が、突
出し、かつ気化室411UIに:赳に開口している。パ
イロットバーナ30の上方にはフレームロッド23の電
極が臨んでいる。32は排気筒14に開設した火移り口
である。
」二記構成において、ヒータ1により気化筒2が所定温
度まで加熱されるとファン20とポンプ21が作動し、
燃焼空気と燃料を気化室4に供給する。このどき、燃焼
空気は給気管18から送気管27によって空気室26に
分割供給されるため、気化室4にて気化した燃料と給気
ノズル16を介して気化室に供給された燃焼空気とによ
って気化室4内に形成される予?昆合気の空気過剰率λ
は、1.0以下に設定されている。気化室4にて形成さ
れた予混合気は、混合気通路28を通る間に均一に混合
されて混合室10KI’Jt出するとともに、送電管2
7からの燃焼空気が空気室26および空気流出口29を
経て混合室10に流出する。混合室10内に入つた気化
室4からの予混合気と空気室26からの燃焼空気の一部
は混合室10内にて混合し、空気過剰率λが1.0以上
の比較的希薄な混合気となり、全−次燃焼バーナヘッド
8に噴出する。一方、パイロットバーナ30に気化室4
内にて形成された予混合気を導く予混合気取出口32は
、混合気油:洛28に突出するとともに気化室4側に向
けて開1」シているために、燃焼に十分な量で均一な予
混合気をパイロットバーナ30に供給できる。パイロッ
トバーナ30から噴出した高濃度の予混合気は点火器(
図示せず)により点火されて燃焼し、その際に主バーナ
である全−次燃焼バーナヘッド8への点火が、火移り口
32を介したパイロットバーナ30の火炎からの引火に
よって行なわれる。このパイロットバーナの火炎中にフ
レームロッド23を挿入し電圧を印加することによって
得られるイオン電流は、パイロットバーナFl’を体と
しては第2図Aに示すような特性を示すことになる。第
2図Aは縦軸にフレームロッドのイオン電流値、横軸に
パイロットバーナ30に供給される予混合気すなわち気
化室4にて形成される予混合気の空気過倶1率λをとり
、イオン電流値す、ν性を示したもので、図からも判る
ように、空気過’III率λが0.8〜0.9程度でイ
オン電流は最大値を示す。この特性を、パイロットバー
ナ30に連動して変化する主バーナである全−次燃焼バ
ーナ8での空気過剰率λを横軸にとって示すと、第2図
Bの実線のようになる。この場合、主バーナにおいて低
空気過剰率側で逆火を生じない点(図中B点)および高
空気過剰率側でリフト失火を生じない点(図中り点)を
満足するようにイオン電流Ifでのしきい値を設定する
と(図中11=K)それ以上のイオン電流を示す空気過
剰率^の範囲(図中矢印で示す)では正常燃焼を保証さ
れることになる。すなわち、従来例で問題となった空−
(過剰率λが1,0以上の場合にも、フレーム口ッドの
イオン電流はしきい値以下になるために、異常燃焼を検
出し燃焼を停止することができる。なお、第2図B中の
破線は、従来例と同様に主バーナである全一次燃焼バー
ナの火炎中に、フレームロッドを挿入した場合のイオン
電流特性を概念的に示したものである。
度まで加熱されるとファン20とポンプ21が作動し、
燃焼空気と燃料を気化室4に供給する。このどき、燃焼
空気は給気管18から送気管27によって空気室26に
分割供給されるため、気化室4にて気化した燃料と給気
ノズル16を介して気化室に供給された燃焼空気とによ
って気化室4内に形成される予?昆合気の空気過剰率λ
は、1.0以下に設定されている。気化室4にて形成さ
れた予混合気は、混合気通路28を通る間に均一に混合
されて混合室10KI’Jt出するとともに、送電管2
7からの燃焼空気が空気室26および空気流出口29を
経て混合室10に流出する。混合室10内に入つた気化
室4からの予混合気と空気室26からの燃焼空気の一部
は混合室10内にて混合し、空気過剰率λが1.0以上
の比較的希薄な混合気となり、全−次燃焼バーナヘッド
8に噴出する。一方、パイロットバーナ30に気化室4
内にて形成された予混合気を導く予混合気取出口32は
、混合気油:洛28に突出するとともに気化室4側に向
けて開1」シているために、燃焼に十分な量で均一な予
混合気をパイロットバーナ30に供給できる。パイロッ
トバーナ30から噴出した高濃度の予混合気は点火器(
図示せず)により点火されて燃焼し、その際に主バーナ
である全−次燃焼バーナヘッド8への点火が、火移り口
32を介したパイロットバーナ30の火炎からの引火に
よって行なわれる。このパイロットバーナの火炎中にフ
レームロッド23を挿入し電圧を印加することによって
得られるイオン電流は、パイロットバーナFl’を体と
しては第2図Aに示すような特性を示すことになる。第
2図Aは縦軸にフレームロッドのイオン電流値、横軸に
パイロットバーナ30に供給される予混合気すなわち気
化室4にて形成される予混合気の空気過倶1率λをとり
、イオン電流値す、ν性を示したもので、図からも判る
ように、空気過’III率λが0.8〜0.9程度でイ
オン電流は最大値を示す。この特性を、パイロットバー
ナ30に連動して変化する主バーナである全−次燃焼バ
ーナ8での空気過剰率λを横軸にとって示すと、第2図
Bの実線のようになる。この場合、主バーナにおいて低
空気過剰率側で逆火を生じない点(図中B点)および高
空気過剰率側でリフト失火を生じない点(図中り点)を
満足するようにイオン電流Ifでのしきい値を設定する
と(図中11=K)それ以上のイオン電流を示す空気過
剰率^の範囲(図中矢印で示す)では正常燃焼を保証さ
れることになる。すなわち、従来例で問題となった空−
(過剰率λが1,0以上の場合にも、フレーム口ッドの
イオン電流はしきい値以下になるために、異常燃焼を検
出し燃焼を停止することができる。なお、第2図B中の
破線は、従来例と同様に主バーナである全一次燃焼バー
ナの火炎中に、フレームロッドを挿入した場合のイオン
電流特性を概念的に示したものである。
発明の効果
以上の説明から明らかなように、本発明の燃焼装置は燃
焼空気を分割し、一方の燃焼空気と気化燃料との濃い混
合気を形成する気化室と、他方の燃焼空気と気化室から
の濃い混合気とを混合してバーナヘッドに送出する混合
室と、気化室から混合室への混合気通路に突出するとと
もに気化室側に向けて開口した予混合気取出口からの予
混合気を燃焼するパイロットバーナと、パイロットバー
ナの燃焼状態を検知する検知手段を備えたために、パイ
ロットバーナに均一で十分な量の予混合気が供給され、
主バーナにおける空気過剰率をパイロットバーナにおけ
る空気過剰率によって容易に検知することが可能になり
、主バーナでの不完全燃焼や逆火あるいはリフト失火な
どの異常燃焼を防1にできる。また、全一次燃焼バーナ
への点火も、濃い混合/(を燃焼するパイロットパーナ
ヘ一旦点火し、さらにパイロットバーナの火炎によって
主バーナへの点火を行なえば極めて容易に行なうことが
できる。
焼空気を分割し、一方の燃焼空気と気化燃料との濃い混
合気を形成する気化室と、他方の燃焼空気と気化室から
の濃い混合気とを混合してバーナヘッドに送出する混合
室と、気化室から混合室への混合気通路に突出するとと
もに気化室側に向けて開口した予混合気取出口からの予
混合気を燃焼するパイロットバーナと、パイロットバー
ナの燃焼状態を検知する検知手段を備えたために、パイ
ロットバーナに均一で十分な量の予混合気が供給され、
主バーナにおける空気過剰率をパイロットバーナにおけ
る空気過剰率によって容易に検知することが可能になり
、主バーナでの不完全燃焼や逆火あるいはリフト失火な
どの異常燃焼を防1にできる。また、全一次燃焼バーナ
への点火も、濃い混合/(を燃焼するパイロットパーナ
ヘ一旦点火し、さらにパイロットバーナの火炎によって
主バーナへの点火を行なえば極めて容易に行なうことが
できる。
第1図は本発明の一実施例を示す燃焼装置の縦断面図、
第2図A、Bは同装置のパイロットバーナの火炎に挿入
されたフレームロッドのイオン電流特性を示す特性図、
第8図は従来の燃焼装置を示す縦断面図、第4図は従来
例におけるフレームロッドのイオン電流の特性を示す特
性図である。 2・・・・・・気化筒、4・・・・・・気化室、8・・
・・・・全一次燃焼バーナヘッド、10・・・・・混合
室、18・・・・・・給気’f7.20・−・・ファン
、23・・・・・・フレームロッド、26・・・・・・
空気室、27・・・・・・送気管、28・・・・・混合
気通路、29・・・・・・空気流出口、30・・・・・
・パイロットバーナ、31・・・・・・予混合気取出口
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 D J5 7.0
/、5ノマイローノトバーナl;お11る!2
代過第1率入0、.5 1.OB /、、SL 主バーナ電=3+75た気過−索1−JP入第3図
第2図A、Bは同装置のパイロットバーナの火炎に挿入
されたフレームロッドのイオン電流特性を示す特性図、
第8図は従来の燃焼装置を示す縦断面図、第4図は従来
例におけるフレームロッドのイオン電流の特性を示す特
性図である。 2・・・・・・気化筒、4・・・・・・気化室、8・・
・・・・全一次燃焼バーナヘッド、10・・・・・混合
室、18・・・・・・給気’f7.20・−・・ファン
、23・・・・・・フレームロッド、26・・・・・・
空気室、27・・・・・・送気管、28・・・・・混合
気通路、29・・・・・・空気流出口、30・・・・・
・パイロットバーナ、31・・・・・・予混合気取出口
。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 D J5 7.0
/、5ノマイローノトバーナl;お11る!2
代過第1率入0、.5 1.OB /、、SL 主バーナ電=3+75た気過−索1−JP入第3図
Claims (4)
- (1)給気管を介して燃焼空気を供給するファンと、給
気管に接続されて燃焼空気を分岐する送気管と、分割さ
れた燃焼空気の一方と燃料を混合して予混合気を形成す
る気化室と、送気管を介して供給される他方の燃焼空気
と気化室からの予混合気を混合しバーナヘッドに送出す
る混合室と、気化室にて形成された予混合気の一部が供
給され燃焼するパイロットバーナと、パイロットバーナ
の火炎中に挿入されて燃焼状態を検知する検知手段を備
えるとともに、パイロットバーナへの予混合気取出口を
気化室から混合室への混合気通路に突出しかつ気化室側
に向けて開口した燃焼装置。 - (2)有底円筒状の気化筒の内側に気化室を区画し、そ
の上部に送気管が接続されるとともに混合室への空気流
出口を開設した空気室と混合空を連接し、前記混合気通
路を空気室を貫通して配設した特許請求の範囲第1項記
載の燃焼装置。 - (3)気化室にて形成される予混合気の空気過剰率を1
.0以下とするとともに、混合室にて形成される予混合
気の空気過剰率を1.0以上とし、かつバーナヘッドを
表面燃焼を行なう全一次燃焼バーナヘッドとした特許請
求の範囲第1項記載の燃焼装置。 - (4)検知手段を、フレームロッドとした特許請求の範
囲第1項記載の燃焼装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330486A JPS62258914A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 燃焼装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10330486A JPS62258914A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 燃焼装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62258914A true JPS62258914A (ja) | 1987-11-11 |
Family
ID=14350492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10330486A Pending JPS62258914A (ja) | 1986-05-06 | 1986-05-06 | 燃焼装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62258914A (ja) |
-
1986
- 1986-05-06 JP JP10330486A patent/JPS62258914A/ja active Pending
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