JPS62258330A - 6,7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製造法 - Google Patents

6,7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製造法

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JPS62258330A
JPS62258330A JP61099470A JP9947086A JPS62258330A JP S62258330 A JPS62258330 A JP S62258330A JP 61099470 A JP61099470 A JP 61099470A JP 9947086 A JP9947086 A JP 9947086A JP S62258330 A JPS62258330 A JP S62258330A
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憲明 岡村
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精二 黒住
Ryoji Noyori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はプロパルギルシクロペンタン類およびそれらを
用いる6、7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレン
ビシクa (3.0〕オクタン類の製造法に関する。更
に詳細には9(0−メタノ−△6(9#)−プロスタグ
ランジン!、類の新規な鍵合成中間体である6、7−二
置換−2−ヒトルキシー3−メチレンビシクロ(3.0
〕オクタン類の製造法とその前駆体であるプロパルギル
シクロペンタン類に関スル。
〈従来の技術〉 カルバサイクリンは生体内生理活性物質であるプロスタ
グランジン(PGと略記することがある) Is (p
a工s )の6.9−位の酸素原子がメチレン基で置換
されたプpスタグランジン!、類縁体であり1分子内に
エノールエーテルの部分構造を有する天然のプロスタグ
ランジンI、に比較して化学的に安定であるために抗血
栓剤等の医薬品と1.て有用な化合物である。近年、カ
ルバサイクリンの二重結合異性体の一種であるインカル
バサイクリン、すなわち、9(Q−メタノ−△6(9“
)−ブロスタグランジンエ、類が、この同族体の中でも
最も強い血小板凝集抑制作用を示すことが発見され、医
薬品としての応用が期待されるようになった〔池上ら、
テトラヘトーン・レターズ(Tetrahedron 
Letters) 、 33 、349=3および34
97(1983)参照〕。
先に本発明者らはかかる9(0)−メタノ−Δg(sa
)−プロスタグランジンII(インカルバサイクリン)
の鍵合成中間体と1.て有用な6,7−二置換−2−ヒ
ドロキシ−3−メチレンビシクロ〔3゜3.0〕  オ
クタン類とその製造法を特許出願した。
その概要は次の通りである。
囚            (B) (Q この方法によれば7リルアルコール(4)より3工程を
経てアリルアルコール(C1(6,7−二置換−2−ヒ
ドロキシ−3−メチレンビシクロ〔3゜3.0〕  オ
クタン類)に誘導されるが、この間の収率は50%で(
5)の半分が失われることになる。
この為より効率的な7リルアルコール(C)(617−
二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクq (3
.0〕オクタン類)の合成法の開発力ζ望まれている。
〈発明が解決しようとする問題点〉 本発明の目的は9(0)−メタン−Δ6(9″)−プシ
スタグランジン■、類(インカルバサイクリン類)の有
用な鍵中間体である。6.7−二置換−2−ヒトルキシ
ー3−メチレンピシクt−(3,3゜0〕 オクタン類
の効率的な製造法およびその前駆体となるプロパルギル
シクロペンタン類を提供することにある。
本発明者らは9(O)−メタノ−yQ” 9” )−プ
pスタグランジン■1類(インカルバサイクリン類)の
有用な合成鍵中間体である。6,7−二置換−2−ヒド
ロキシ−3−メチレンビシクロ(3,3゜0〕 オクタ
ン類の効率的な製造法を見出すべ(鋭意研究(、た結果
、特定のプロパルギルシクロペンタノン類を用い、これ
を還元剤により環化せしめることにより、目的とする6
、7−二置換−2−ヒトルキシー3−メチレンビシクロ
〔3゜3.0〕  オクタン類が効率的に得られること
を見出し、本発明に到達したものである。
〈問題を解決するための手段〉 本発明では下記式〔0 1ヒニル基を表わjl、R4は酸素原子を含んでい)□ 1  + ■ で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
任意の割合の混合物であるプロパルギルシクロベンクン
類を金msを用いる還元剤によって環化反応せしめ、ま
た必要により脱保護反応せ17めることを特徴とする、
下記式(9)で表わされる化合物およびその鏡像体ある
いはそれらの任意の割合の混合物である6、7−二置換
−2−ヒトルキシー3−メチレンビシクロ(3.0〕オ
クタン類の製造法が提供される。
また本発明では上記製造法の原料となる下記式面 HC OR” 〔式中、R”、 R意、 R”、 R’およびnは前記
定義に同じ〕で表わされる化合物およびその鏡像体ある
いはそれらの任意の割合の混合物であるシクロペンタン
類が提供される。
上記代印においてRlmおよびR町言同−もしくは異な
り、) り (C,〜cy)炭化水素シリル基または水
酸基の酸素原子とともに7セタ一ル結合を形成する基を
表わす。
トリ(Ct〜cy)炭化水素シリル基としては、例えば
、トリメチルシリル基、トリエチルシリル基、トリイソ
プロピルシリル基、t−ブチルジメチル基のようなト!
J (C,〜C4)アルキルシリル基、t−ブチルジフ
ェニルシリル基のよ5なジフェニル(C8〜C,)フル
キルシリル基、ジメチルフェニル基のよ5なジ(01〜
C4)フルキルフェニル基、マたはトリベンジルシリル
基すどを好ましいものとして挙げることができる。
トリ(C8〜C4)フルキルシリル、ジフェニル(C1
〜C4)アルキルシリル、フェニル’;’ (ct〜C
a)アルキルシリル基が好ま1.(、なかでもt−ブチ
ルジメチルシリル基、トリメチルシリル基が特に好まし
い。
水酸基の酸素原子と共にアセタール結合を形成する基と
しては、例えば、メトキシメチル基。
l−エトキシエチル基、2−メトキシ−2−プロピル基
、2−エトキシ−2−プロピル基。
(2−メトキシエトキシ)メチル基、ベンジルオキシメ
チル基、2−テトラヒドロピラニル基。
2−テトラヒドロフラニル基、または6,6−シメチル
ー3−オキサ−2−オキンビシクt−[3゜1.0] 
 へキス−4−イル基を挙げることができる。2−テト
ラヒドロピラニル基、2−テトラヒドロフラニル、l−
エトキシエチル、2−エトキシ−2−プロピル、(2−
メトキシエトキシ)メチル、6,6−シメチルー3−オ
キサ−2−オキシビシクロ(3,1,0)へキス−4−
イル基が!IC好ましい。なかでも2−テトラヒドロピ
ラニル基が特に好ましい。
これらのシリル基および7セタ一ル結合を形成する基は
水酸基の保護基であると理解されるべきである。これら
の保護基は最終生成物の段階で弱酸性から中性の条件で
容易に除去されて薬剤として有用な遊離の水酸基とする
ことができる。したがってこのような性状を有している
水酸基の保護基はシリル基やアセタール結合を形成する
基の代わりとして使用することができる。
上記式〔1〕においてR3は水素原子、メチル基。
またはビニル基を表わす。
上記式ωにおいてR4は酸素原子を含んでいてもよい直
鎖もしくは分岐鎖C1〜C,フルキル基。
アルケニル基もしくはアルキニル基;置換もしくは非置
換のフェニル基;置換もしくは非置換の7エノキシ基;
置換も1.<は非置換のC8〜cueシクロアルキル基
;またはC8〜C,フェノキシ基置換されていてもよい
フェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基もしく
は置換されていてもよい03〜CI。ジクロフルキル基
で置換されている直鎖も;、<は分岐鎖C1〜Csフル
キル基を表わす。
酸素を含んでいてもよい直鎖もしくは分岐鎖C1〜C,
フルキル基としては2−メトキシエチル基、2−エトキ
シエチル基、プロピル基、ブチル基、ペンチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基。
2−ヘキシル基、2−メチル−2−ヘキシル基。
2−メチルブチル基、2−メチルペンチル基。
2−メチルヘキシル基、2.2−ジメチルヘキシル基な
どを挙げることができる。ブチル基、ペンチル基、ヘキ
シル基、ヘプチル基、2−ヘキシル基、2−メチル−2
−ヘキシル基、2−メチルブチル基、2−メチルペンチ
ル基が好ましい。
酸素原子を含んでいてもより直鎖もしくは分岐鎖C,〜
Caフルケニル基としては、例えば1−ブチルビニル、
2−プロピル7リル、2−ペンテニル、4−ペンテニル
、2−メチル−3−ペンテニル、4−へキセニル、l、
4−ジメチルー3−ペンテニル、5−へブテニル、l−
メチル−5−へキセニル、6−メーF’−ルー 5−へ
フチニル、2,6−シメチルー5−ヘプテニルなどが好
ま1い。
酸素原子を含んでいてもよい直鎖もしくは分岐鎖C3〜
C,アルキル基と1.では、例えば、2−ブチル、2−
ペンチニルI3−ペンチニル、1−メチル−2−ペンチ
ニル、1−メチル−3−ペンチニルが好ましい。
置換フェニルg、を換フェノキシ基、もしくはC3〜C
1l の置換シクロアルキル基の置換基としては、例え
ばハロゲン原子、保護された水酸基(例えばシリルオキ
シ基、C1〜C,アルコキシ基なと)、C8〜C4アル
キル基などが挙げられる。
C,−C,。のシクロアルキル基としては、例えばシフ
a 7’ aビル基、シクロペンチル基、シクロヘキシ
ル基、シクロヘキセニル基、シクハヘプチル基、シクロ
オクチル基、シクロデシル基などを拳げることができる
。シクロペンチル基。
シクロヘキシル基が好ましい。
C,〜C,アルコキシ基、fl換されていてもよいフェ
ニル基、fl換されていてもよいフェノキシ基もしくは
置換されていてもよいフェノキシ基。
もしくは置換されていてもよいC1〜C111シクロア
ルキル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖C1〜C
,アルキル基において、C1〜C,アルコキシ基として
は、例えばメトキシ基、エトキシ基。
プロピルオキシ基、イテプロビルオキシ基、グトキシ基
、t−ブトキシ基、ヘキシルオキシ基などが挙げられる
。置換されていてもよいフェ品ル基、置換されていても
よいフェノキシ基。
もしくは置換されていてもよいC,C,。ジクロフルキ
ル基の置換基およびC1〜C16シクロアルキル基とし
ては前述の例示と同じものを挙げることができる。直鎖
もしくは分岐鎖C1〜C,フルキル基としては1例えば
、メチル基、エチル、基、ブーピル基、イソプロピル基
、ブチル基、インブチル基、5ec−ズチル基、t−ブ
チル基、ペンチル基などを挙げることができる。かかる
R3としてはブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル。
2−ヘキシル、2−メチル−2−ヘキシル、2−メチル
グチル、2−メチルペンチル、シクロペンチル、シクロ
ヘキシル、フヱニル、フェノキシ、シクーペンチルメチ
ル、シクロヘキシルメチル基などを汗ましいものとして
咲げることかできる。なお、置換基はその任意の位置に
結合[−ていてもよい。
上記式CDにおいてnはOまたは1を表わす。
また上記式IffにおいてR1およびIζ2は同一もし
くは異なり、水素原子+トリ(C+〜C7)炭化水素シ
リル基または水酸基の酸素原子とともに7セタ一ル結合
を形成する基を表わす。ここでトV (C1〜C?)炭
化水素シリル基および水酸基の酸素原子とともに7セタ
一ル結合を形成する基とI、ては上記式〔Dの場合と同
じものがあげられる。
上記代印で表わされるプルパルギルシクロペンタン類を
原料とする 環化反応に用いられる還元剤の金IA′!
!1としてアルカリ金属のリチウムナトリウム、カリウ
ムなどをあげることができるが、ナトリウムとリチウム
が特に好ま1−い。
また、還元剤の金属種と1−てアルカリ土類金属のカル
シウム、マグネシウムをあげることができる。かかるア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属の使用量は式(1)
で代表されるプロパルギルシクロペンタン類1モルに対
して1.0〜20.0倍モル、好ましくは1.2〜i 
o、o倍モル用いて行なわれる。
かかるアルカリ金属またはアルカリ土類金属の還元剤は
アニオンラジカル溶液として環化反応に用いられる。ア
ニオンラジカル溶液の溶媒としては液体アンモニアまた
はナフタレン、■−(N、N−ジメチルアミノ)−ナフ
タレンまたは4,4ゝ−ジ−t−ブチルビフェニルをア
ルカリ金属またはアルカリ土類金属と等モル以上に含有
しているジエチルエーテル、テトラヒドロ7ラン、ジメ
トキシエタンなどのエーテル系溶媒が好ま1.<、なか
でもナフタレンまたは4.4′−ジ−t−ブチルビフェ
ニルを含有しているテトラヒドロフランが最も好ま1.
い。その使用量は反応を円滑に進行させるに十分な量が
あれば良く、通常は原料化合物の1〜100倍容量、好
ましくは2〜20倍容量が用いられる。
反応温度は−ioo℃〜100℃、好ましくは一78℃
〜50℃、特に好ましくは一り8℃〜0℃程度の温度範
囲が採用される。反応時間は反応温度によって異なるが
、通常−78℃〜0℃で数時間以内に反応は終了する。
また還元a4として用いられる金mmとして亜鉛も好ま
しく用いられる。かかる亜鉛による環化反応は通常トリ
メチルクロルシランと塩基の共存下に実施される。かか
る亜鉛の使用量は成田で代表されるプロパルギルシフ−
ペンタン類1モルに対して1〜50倍モル、好ましくは
10〜30倍モル用いて行なわれる。また亜鉛は塩酸や
銅、銀、水銀等によって活性化されたものが用いられる
。またトリメチルクロルシランは式(1)で代表される
化合物に対し 1〜20倍モル好ましくは5〜lO倍モ
ル用いられる。また塩基と(、ては2,6−ルチジンが
好ま1.<用いられる。塩基は式〔Dで代表される化合
物に対1.て1〜10倍モル、好ま(、<は1〜5倍モ
ル用いられる。
かかる環化反応の溶媒と1.てはジエチルエーテル、テ
トラヒドロフラン、ジメトキシエタンなどのエーテル系
溶媒が好ま1.<、なかでもテトラヒドロフランが最も
好まI、い。その使用量は反応を円滑に進行させるに充
分な量があればよく、通常は原料化合物の1〜100倍
容量。
好ま(−<は2〜20倍容量が用いられる。
反応温度はθ℃〜100℃、好ましくは20℃〜80℃
程度の温度範囲が採用される。反応時間は反応温度によ
って異なるが通常20℃〜80℃で30分から24時間
以内で反応は終了する。
かくして得られた生成物は飽和塩化アンモニウム水を用
いたクエンチ、抽出等を行なうことKよって粗生成物と
して反応系からとり出すことができる。粗生成物は所望
により、カラムクロマトグラフィー、薄層クロマトグラ
フィー。
液体クロマトグラフィー、再結晶等の精製手段により精
製することができろ。
かくして亜鉛を用いた環化反応によって得られた生成物
は下記式帖 R21 〔式中、R” 、 R2” + R” 、 R’および
nは前記定義に同じ〕で表わされる化合物およびその鏡
像体あるいはそれらの任意の割合の混合物となっている
このようにして生成した6、7−二置換−3−メチレン
−2−トリメチルシリルオキシビシクロ(3.0〕オク
タン類の2位のトリメチルシリルエーテルを加水分解(
、て2−ヒトルキシ体にする方法としては、通常のトリ
メチルシリルエーテル切断用試剤たとえばテトラブチル
アンモニウム70リド(溶媒テトラヒドロフラン)。
p−トルエンスルホン酸(溶媒メタノール)。
炭酸カリウム(溶媒メタノール)、クエン酸(溶媒メタ
ノール)、p−トルエンスルホン酸−ピリジン(溶媒メ
タノール)などを用いて実施することができる。すなわ
ち、下記する脱保護反応と同様に反応を行うことにより
目的とする化合物に変換することができる。
成田および唾で代表されるプロパルギルシクロペンタン
類およヒ6.7−二ffl換−2−ヒドロキシ−3−メ
チレンビシクロ (3.0〕オクタン類の7位および6
位の3′位(あるいは4′位)が保護された水酸基の場
合には、必要に応じて脱保護することKよって遊離の水
酸基とすることができる。
水酸基の保護基の除去は、保護基が水酸基の酸素原子と
共に7セタ一ル結合を形成する基の場合には、例えば酢
酸、 p −)ルエンスルホン酸のピリジニウム塩また
は陽イオン交換樹脂等を触媒とし1例えば水、テトラヒ
ドロフラン。
エチルエーテル、ジオキサン、アセトン、アセトニトリ
ル等を反応溶媒とすること1(より好適に実施される。
反応は通常−78℃〜+30℃の温度範囲でlO分〜3
日間程度行なわれる。
また、保獲基がトリ(C,〜c−y)炭化水素 シリル
基の場合には、例えば酢駿、テトラズチルアンモニウム
フルオライド、セシウムフルオライド、フッ化水素、ピ
リジン−7ツ化水素の存在下に、上記1.たような反応
溶媒中で同様の温度で同様の時間実施される。
また上記代印、QD、Ql[lで表わされる化合物にお
いてシクロペンタン環およびビシク+=+ (3,3゜
0〕 オクタン環自身およびそれらの環上に結合してい
る置換基の結合している炭素は不斉な環境のために立体
異性体が存在するが、本発明ではいずれの立体異性体を
も含むものであり、またこれらの任意の割合の立体異性
体混合物でもさしつかえない。また式で代表される化合
物とはこれらの立体異性体すべて、およびそれらの異性
体の任意の割合の混合物をあられすが、式であられされ
た立体構造を有する化合物が最も好ましいものと1−て
あげられる。
本反応に用いられる上記式〔Dで表わされるプロパルギ
ルシクロペンタン類は下記式■〔式中、R” 、 R”
 、 R” 、 R’およびnは前記定義と同じ〕で表
わされるプロパルギルシクロペンタン類を酸化すること
によって得ることができる。かかる酸化剤としては二酸
化マンガンツクジム酸tN−ハロカルボン酸7ミド、酸
素、2,3−ジクpロー5.6−ジシ7ノー1,4−ベ
ンゾキノン。
ジメチルジスルホキシドなどをあげることができ、なか
でも二酸化マンガン、クロム酸(%にビリジニクムジク
pメート)、ジメチルスルオキシドが好ましい。かかる
酸化剤の使用量は原料である穴口で表わされるシクロベ
ンクン類1モルに対して0.8〜20倍、好ま(、(は
1.0〜10倍、特に好ましくは1.2〜5倍モルの酸
化剤を用いて行なわれる。
反応温度は用いる酸化剤によって大いに異なり一り8℃
〜120℃程度の温度範囲で実施され1反応時間も酸化
剤や反応温度により異なり薄層りpマドグラフィーなど
で原料の消失を追跡1.なから行なうのが好まl−い。
反応は有機媒体中で行なわれるが、かかる有機媒体とし
ては工程lで例示;7たものゑ他にN。
N−ジメチルホルム7ミド、アセトンなどの有機媒体も
適宜使用される。有機媒体の使用量は原料の1〜100
倍容量、好ましくは2〜20倍容量が用いられる。
後処理1分離、N製は前述と同様に1.て行なえる。
上記穴間で表わされるプロパルギルシクロペンタン類は
下記式M 0Rスl で表わされるプロパルギルシクロペンタン類をハイドp
ボレーション反応及びそれに続く酸化反応、またR5が
トリメチルシリル基の場合にはさらにR6を選択的に脱
保護することによって得ることができる。ハイドpボレ
ーション反応は通常の手法で実施することができる。〔
オルガニック・リアクション(Organic Rea
ctions) +13巻、 Chapter I +
ジョン・ウィリー・アンド・サンズ(John、 Wi
ley & 5ons Inc、) NewYork、
 1963年;新実験化学講座、有機化合物の合成と反
応1 、P497〜505.丸善等参罠〕ハイドロボレ
ーション試策としてはジアミルポラン((CH,)、C
HCH(CH,)BH) 、 9−ボラビシクa (3
,3,1)ノナン(9−BBN)、ジシクーヘキシルボ
ラン、ジイソピノカン7エエルポラン等のジフルキルボ
ランやカテコールポラン、ジハロポラン等のジ置換ポラ
ンを用いることができるが好ましくはシアミルポランお
よび9−ボラビシクロ(3,3,1)ノナン(9−II
BN )が用いられる。ハイドロボレーションに続く酸
化反応に使用される酸化剤と17ては過酸化水素−水酸
化ナトリウム、メチルアミンオキラド、空気酸化等を用
いることができるが過酸化水素−水酸化ナトリウムが特
に好ましい。ハイドロボレーション試薬の使用量は式■
で表わされるシフ−ペンタン類に対して化学量論的には
等モルで反応は進行するが、通常は原料化合物に対して
0.5−^5倍モル、好ま1.<は0.8〜2倍モル用
いられる。反応温度は一100℃〜50℃、好ましくは
一り0℃〜室温程度である。反応時間は反応温度によっ
て異なるが、通常lO分〜20時間、好ま1.<は30
分〜5時間程度である。反応は通常有機媒体の存在下に
行なわれる。用いられる媒体は反応試剤とは反応1、な
い不活性な非プGl)ン性有機媒体が用いられ、好まし
くはデトラヒド口7ラン、ジエチルエーテル、ジグリム
、トリグリム等のエーテル系溶媒が用いられ、特にテト
ラヒドロフランが好ましい。ハイドpボレーション反応
によって生成するフルキルポランは通常単離することな
く、反応系に直接酸化剤を加えることKより酸化l、て
下記式〔V′〕OR雪1 〔式中、R” 、 R1’ 、 R” 、 R4、R”
およびnは前記定義に同じ。〕で表わされるアルコール
体へと導かれる。酸化剤として過酸化水素を用いる時は
同時番て水酸化ナトリウム等の塩基を使用する。過酸化
水素はいかなる濃度のものでも使用できるが、30%前
後の濃度のものが一般的に使用される。過酸化水素の使
用量は使用するハイドロボレーション試薬の0.5〜5
0倍モル、好ましくは3〜lO倍モルである。水酸化ナ
トリウムはそのもの自体または水溶液と1.て使用する
ことができるが。
一般的K1−10規定濃度の水溶液を使用する。
その使用量はハイドロボレーション試薬の0.5〜50
倍モル、好ましくは3〜lO倍モルである。この時の反
応温度は0℃〜100℃であるが、好ましくは40℃〜
70℃である。反応時間は5分から5時間であるが、好
ましくは20分〜1時間である。酸化剤と1.てトリメ
チルアミンオキシドを用いる時は、通常ハイドロボレー
ション試薬に対(7て0.5〜50倍モル、好ましくは
3〜lO倍モル用いる。
かく1−て得られた生成物は、通常の方法に従ってクエ
ンチ・抽出等をすることKより粗生成物とi、て反応系
から取り出すことができる。粗生成物は、所望によりカ
ラムクーマドグラフィー、薄層りpマドグラフィー、液
体りpマドグラフィー、再結晶等の精製手段によりN製
することができる。
上記式ωで表わされる化合物は上記式〔V′〕で表わさ
れる化合物の5ちR1がトリメチルシリル基であるもの
を選択的に脱保護することによっても得られる。このア
セチレン末端の脱保護反応は通常の手法で実施すること
ができる〔シリコン・リエージエント・7オー・オルガ
ニック・シンセシス(Silicon Reagent
g for OrganicSynthesis)、R
eacLivity and  5tructure 
Con−eepta Organic Chemist
ry 14巻、 Chapter 9+Springe
r −Ver1mg+ 1983年〕脱保護反応試薬と
1.ては硝酸銀−エタノール−水とシアン化カリウム−
水を用いるもの、水酸化カリウム水。
フン化カリウム−メタノールなどが用いられる。
下記式■で表わされるプロパルギルシクロペンタン類は
下記式〔〜U〕 R11 で表わされるプロパルギルシクロペンタノン類を四塩化
チタン−亜鉛−ジブロムメタンより調製されるメチレン
化剤(L、Lombardoら、テトラヘトpンレター
ズ、23巻、4293ページ。
1982年参照)、四塩化チタン−亜鉛−ショートメタ
ンより調製されるメチレン剤(野崎−ら、テトラヘトp
ンレターズ、26巻、5581ページ、1985年参照
)または他のメチレン化剤を用いてメチレン化すること
により得ることができる。
かかる四塩化チタン−亜鉛−ジブロムメタンより調製さ
れるメチレン化剤とはジブロムメタンipに対し、四塩
化チタン0.59〜21.亜鉛0.8〜2.51!より
成る混合物をテトラヒドロフラン中O℃で5時間〜3日
間攪拌し放置したものを表わす。
また四塩化チタ/−亜鉛−ジヨードメタンより調製され
るメチレン化剤とはショートメタン1Fに対し、四塩化
チタン0.1〜0.2 g、亜鉛0.3〜0.6gより
なる混合物をテトラヒドロフラン中、25℃で30分攪
拌1.たものを表わす。
上記式〔■〕で表わされるシクロペンタノン類とメチレ
ン化剤との反応は有機媒体の存在下に行なわれ、反応温
度下において液状であって反応試薬とは反応しない不活
性の非プロトン性の有様媒体が用いられる。かかる媒体
と1.てはジクロメクン!ジクpルエタン、テトラクロ
ルエタンの如きハロゲン化炭化水素が好ま(、<挙げら
れる。有機媒体の使用量は反応を円滑に進行させるに十
分な量があればよく、通常は原料の1〜200倍容量、
好ま[、<は5〜50倍容量が用いられる。反応温度は
一20℃〜70℃。
好ま1.<はO℃〜50℃で行なわれる。反応時間は1
0分〜24時間で終了する。か(1−て得られた生成物
は飽和炭酸水素ナトリウム水によってクエンチされ、抽
出等をすることにより反応系から取り出すことができる
。粗生成物は所望によりカラムクロマトグラフィー、薄
層クロマトグラフィー、液体りpマドグラフィーを再結
晶等の精製手段により精製することができる。
上記式〔■〕で表わされるプロパルギルシクロペンタノ
ン類は野依らの方法に従かい(野依良治ら、ジャーナル
・オブ・アメリカン・ケミカル・ンサイエテイー、10
7巻、3348ページ。
1985年)、下記に示すごとく三成分連結反応を行な
うことにより得ることができる。
か(の如く新規き環化反応によって得られた代印で表わ
される6、7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレン
ビシクロC3.0〕オクタン類は最初に述べた抗血栓剤
等の医薬品として有用なインカルバサイクリンすなわち
、9(Ol−メタノ−へ6(9“)−プロスタグランジ
ン■1類の中間体と1.て有用である。すなわち弐画の
6,7−二11f換−2−ヒドロキシー3−メチレンビ
シク5(3.0〕オクタン類(ただL R” 、 R”
は各々前記定義のRlm 、 R富1を表わすものとす
る)はそのアリルアルコールのγ位で位置選択的に有機
リチウム化合物と反応して前述のインカルバサイクリン
、すなわち9− (01−メタノ−へ6(9“)−プ、
スタグランジン11骨格を構築することができる有用な
鍵中間体である。
〈実施例〉 以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本
発明はこれらに限定されるものではない。
下記式(Ia)から下記式([la)への環化反応の例
を実施例1〜4に示す。
実施例1 金属リチウム15QJとナフタレン266ダをテトラヒ
ドロ7ラン7r!Ltに加えて、室温で2時間攪拌し濃
緑色の7ニオンラジカル溶液を調製する。これを−50
℃に冷却し、ここに(Ia)509のテトラヒドロ7ラ
ン3a/9液を加える。
5分径塩化7ンモニクム飽和水溶液を加えてクエンチし
、酢酸エチルでの抽出も飽和食塩水での有機相洗浄後、
硫酸マグネシウムでの乾燥後溶媒を減圧8mして粗生成
物3469を得た。
これをシリカゲルカシムク−マドグラフィーによりヘキ
サン−酢酸エチル9:lの混合溶媒で溶出させ(l[l
a) 34ダを得た。収率67%。
この(111m)は下記の(111aα)1419と(
nlaβ)2oapよりなる。
スペクトルデータ CD(Jl m(δ   )  (Iflaa) CllLaβ〕共
通MS 0.8〜1.0(21H,m) 3.5〜4.2<4H
,br)4.91(lH+brg)、 5.01(IH
tbrs)+ 5.43(2Hl m ) Rf値(シリカゲル薄層クレマトrNk開溶媒n−ヘキ
サン−酢酸エチル4対1) (Iflaa) 0.43 +  (I[Iaβ) 0
.30実施例2 金属リチウム15ダと4.4′−ジ−t−ブチルビフェ
ニル553ダとテトラヒドロフラフ5 xiを0℃で1
8時間攪拌し、濃緑色の7ニオンラジカル溶液を調製す
る。これを−50℃に冷却しくIa) s o、a a
tのテトラ辷ドロ7ラン3d溶液を加える。5分後実施
例1と同様にクエンチ後処理、精製し、(IIIm) 
3019 ((lnacr)1119 t (Ifla
a)19呼)を得た。収率59チ。
実施例3 金属ナトリウム14I9とナフタレン85ダ。
テトラヒト−7ラン2Nを室温で2.5時間攪拌し7ニ
オンラジカル溶液を調製する。これを−フO′cK冷却
後(Im) 51 mgのテトラヒドロフラフ 1.2
 d溶液を加えた。−70℃で1時間攪拌後、飽和塩化
アンモニウム水でクエンチし、実施例1と同じ操作で後
処理、精製1.て(llla) 2519 ((l[I
aα)7#、(Iflaa)t8ap)を得た。収率4
2%。
実施例4 窒素ガス雰囲気下金属ナトリウム2819を入れたフラ
スコを−700に冷却(、液体7ンモニア約7−をとり
攪拌しながら濃縮した。−45℃で(1&) 51 #
のテトラヒト−フラン3.5d溶液をこれに加え、その
まま50分攪拌した。この後安息香酸ナトリウム432
ダを加えて室温で20分攪拌しアンモニア気化させた。
水を加え、エーテルで2回抽出後有機相を飽和型1水。
飽和塩化アンモニウム水9食塩水の屓で洗浄し。
硫酸マグネシウムで乾燥後、溶媒を減圧濃縮して481
1gの粗生成物を得た。シリカゲルカラムクーマドグラ
フィーにより、n−へキサン−酢酸エチル97.5 :
 2.5の混合溶媒で溶出させ(Illa) ((Io
taβ〕のみ)ioipを得た。収率20%。
下記式〔1a〕から下記式QVa)への環化反応を経て
(llla)を得る例を実施例5〜8に示す。
(Ia)           (!Va)実施例5 亜鉛末をlO%塩酸中5分攪拌する。上澄みをデカンテ
ーションで除いた後、水(1回)。
アセトン(3回)、エーテル(2回)で洗浄後真空で2
時間乾燥活性化させた。(Ia) 53ダにこの亜鉛末
138m9を加えさらにトリメチルクロルシラン68m
gのテトラヒドロ7ランld溶液を加える 更に2,6
−ルチジン32〜を加えて4時間加熱還流させる。デカ
ンテーションで固体と液体を分離11、液体側にジエチ
ルエーテルIQILtを加える 有機相を飽和硫酸水素
カリウム水、飽和重曹水9食塩水の順で洗い、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後、減圧で溶媒を除去]7た。
こうして得た(IVa)を含む粗生成物をメタノール3
dK溶解し、p−)ルエンスルホン酸ピリジン少々を加
えて室温で10分間攪拌する。ここに飽和重曹水を加え
、メタノールを減圧濃縮した後エーテル抽出を行なう。
有機相を食塩水で洗い、硫酸マグネシウムで乾燥後、溶
媒を減圧濃縮した。粗生成物をシリカゲルカラムクロマ
トグラフィーでn−ヘキサン−酢酸エチル19対lの混
合溶媒を用い、溶出させ(Iota) 11.8〜を得
た。収率23チ。
実施例6 亜鉛末を3チ塩酸で1分間攪拌する。この洗浄を4回繰
返す。蒸留水で5回洗浄した後、2チ硫酸鋼水溶液で2
回洗浄、次いで蒸留水(5回)、無水エタノール(4回
)、ジエチルエーテル(5@)の順序で洗い窒素ガス気
流下にガラスフィルターで一過し、減圧で4時間乾燥さ
せて活性化した。
CI&〕5319に、この亜鉛末138I+!fi+と
トリメチルクロルシラン68m9のテトラヒドロフラン
1m溶液、2,6−ルチジン32〜を加え、4時間加熱
還流させた。
実施例5と同様の後処理、脱シリル化、精製を行なって
(lua)を1659得た。収率31%。
実施例7 亜鉛末350〜を10%塩酸で4分間攪拌後デカンテー
ションで上澄みを除く。アセトン。
エーテルの順で洗浄した後酢酸釧12■の1.7ゴ沸騰
酢酸懸濁液を加え1分間攪拌(、た。注射器で上澄みを
除いた後、酢酸ld、エーテル2ゴ(3回)、メタノー
ル2m、エーテル2 ml(4回)、テトラヒドロフラ
ン2d(4回)の順で洗浄後、真空で3時間乾燥させて
活性化した。
(Ia) 53ダに、この亜鉛末138■とトリメチル
クロルシラン68〜のテトラヒドロフラン1y溶液、2
,6−ルチジン32ダを加え、4時間加熱還流させた。
実施例5と同様の後処理、脱臼、リル?精製を行なって
(II[a)を1139得た。
収率34チ 実施例8 亜鉛末4.129を10%塩酸で2分間攪拌し、上澄み
を除去した。蒸留水5mlによる洗浄を4回行なった後
塩化第2水銀0.81を51R1の沸騰水に溶液を加え
て10分間攪拌1.た。上澄みを除いた後、蒸留水5d
、エタノール5d(7回)エーテル5d(7回)の順で
洗浄1.た。3時間真空乾燥させて活性化亜鉛をyA製
した。
(Ia) 53 mgに、この亜鉛末138rR9とト
リメチルクロルシラン68me)のテトラヒドロフラン
1 at浴溶液2,6−ルチジン32■を加え4時間加
熱還流させた。実施例5と同様の後処理、脱シリル、精
製を行なって(llla)を17119を得た。
収率32%。
次に下記式(Va)から下記式(Ia)への酸化反応の
例を実施例9忙示す。
実施例9 ピリジン5.05114を5off/の塩化メチレン釦
溶解し、三酸化クロム3.12 IIを加え20分間室
温で攪拌1.た。ここに(Va) 1.30 、!it
の塩化メチレン3d溶液を加え、室温で15分攪拌した
エーテル150dを加え、セライト吸引−過1゜固体を
除去した。有機相を飽和硫酸水素カリウム水、飽和重曹
水1食塩水(2回)の順で洗浄した。硫酸マグネシウム
で乾燥後減圧で溶媒をm縮して1.32.81の粗生成
物を得た。これをシリカゲルカラムクロマトグラフィー
で精製するとn−ヘキサン−酢酸エチル(19対l)の
溶出部K(Ia) l、o t gを得た。収率77%
(la)のNMR、スペクトルデータ δCDIJ3  。
TMS”” 0.88(21H)、2.87(IH,m)、3.7−
4.3(2H,m)t  5.43(2H4)、9.9
7(IH+d+  J−3H2)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔 I 〕 〔式中、R^1^1、R^2^1は同一もしくは異なり
    、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または水
    酸基のを酸素原子とともにアセタール結合を形成する基
    を表わし、R^3は水素原子、メチル基またはビニル基
    を表わし、R^4は酸素原子を含んでいてもよい直鎖も
    しくは分岐鎖C_3〜C_8アルキル基、アルケニル基
    もしくはアルキニル基;置換もしくは非置換のフェニル
    基;置換もしくは非置換のフェノキシ基;置換もしくは
    非置換のC_3〜C_1_6シクロアルキル基;または
    C_1〜C_6アルコキシ基、置換されていてもよいフ
    ェニル基、置換されていてもよいフェノキシ基もしくは
    置換されていてもよいC_3〜C_1_6シクロアルキ
    ル基で置換されている直鎖もしくは分岐鎖C_1〜C_
    6アルキル基を表わし、nは0または1を表わす。〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物であるプロパルギルシクロペンタン
    類を金属種を用いる還元剤によつて環化反応せしめ、ま
    た必要により脱保護反応せしめることを特徴とする下記
    式〔II〕▲数式、化学式、表等があります▼……〔II〕 〔式中、R^1、R^2は同一もしくは異なり、水素原
    子、トリ(C_1〜C_7)炭化水素シリル基、または
    水酸基の酸素原子とともにアセタール結合を形成する基
    を表わし、R^3、R^4およびnは前記定義に同じ。 〕 で表わされる化合物およびその鏡像体あるいはそれらの
    任意の割合の混合物である6,7−二置換−2−ヒドロ
    キシ−3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オクタン類
    の製造法。 2、還元剤として用いる金属種がアルカリ金属である特
    許請求の範囲第1項記載の6,7−二置換−2−ヒドロ
    キシ−3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オクタン類
    の製造法。 3、還元剤として用いられるアルカリ金属がナトリウム
    またはリチウムである特許請求の範囲第2項記載の6,
    7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ〔
    3.3.0〕オクタン類の製造法。 4、還元剤として用いられる金属種がアルカリ土類金属
    である特許請求の範囲第1項記載の6,7−二置換−2
    −ヒドロキシ−3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オ
    クタン類の製造法。 5、還元剤として用いられるアルカリ土類金属がカルシ
    ウムまたはマグネシウムである特許請求の範囲第4項記
    載の6,7−二置換−2−ヒドロキシ−3−メチレンビ
    シクロ〔3.3.0〕オクタン類の製造法。 6、還元剤として用いられる金属種が亜鉛である特許請
    求の範囲第1項記載の6,7−二置換−2−ヒドロキシ
    −3−メチレンビシクロ〔3.3.0〕オクタン類の製
    造法。 7、下記式〔III〕 ▲数式、化学式、表等があります▼……〔III〕 〔式中、R^1、R^2、R^3、R^4およびnは前
    記定義に同じ〕で表わされる化合物およびその鏡像体あ
    るいはそれらの任意の割合の混合物であるプロパルギル
    シクロペンタン類。 8、上記式〔 I 〕においてR^1、R^2がt−ブチ
    ルジメチル基である特許請求の範囲第7項記載のシクロ
    ペンタン類。 9、上記式〔 I 〕においてR^3が水素原子またはメ
    チル基である特許請求の範囲第7項ないし第8項記載の
    シクロペンタン類。 10、上記式〔 I 〕においてR^4がn−ブチル基、
    n−ペンチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基
    または2−メチルヘキシル基である特許請求の範囲第7
    項〜第9項のいずれか1項記載のシクロペンタン類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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