JPS6225727Y2 - - Google Patents

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JPS6225727Y2
JPS6225727Y2 JP7797981U JP7797981U JPS6225727Y2 JP S6225727 Y2 JPS6225727 Y2 JP S6225727Y2 JP 7797981 U JP7797981 U JP 7797981U JP 7797981 U JP7797981 U JP 7797981U JP S6225727 Y2 JPS6225727 Y2 JP S6225727Y2
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JP
Japan
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stop lever
gear
upper case
tip
pressing
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JP7797981U
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JPS57190487U (ja
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  • Electromechanical Clocks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、時計の停止装置に関する。
従来この種の停止装置の一例として、実開昭52
−171964号(実願昭51−80430号)の如き構造の
ものが知られている。すなわち、停止レバーが板
バネにて形成され、針回し軸を押すか、または引
くことにより、停止レバーの先端部が時計輪列の
中の一つの歯車を押圧衝止するようになつてい
る。かかる構造の停止装置によると、停止レバー
を時計輪列の横から入れるように組み込まねばな
らず、このために自動組立を適用することが難か
しく、またこの組立性の観点から停止レバーは独
立の部品に形成する必要があつた。
そこで本考案は、上記従来技術の欠点を除去
し、部品点数の減少と自動組立を可能とすること
を目的とするものである。
以下、本考案の一実施例を添付図面にしたがつ
て説明すると、上ケース1と下ケース2とによつ
て時計機械体ケースが構成されており、上下両ケ
ース1,2の間に中板3が配設されている。上ケ
ース1の一部を切欠した部分に現われているよう
に、上ケース1と中板3の間に、コイル4を巻回
したボビン5、およびこのボビンに一部が挿通し
ているステータ6、およびこのステータによつて
駆動されるロータ7が配設されている。上ケース
1と中板3および中板3と下ケース2の各間隙に
周知の時計輪列(図示せず。)が設けられてお
り、ロータ7に対して同軸的に固着されたロータ
カナ8が、この時計輪列の中の駆動車9と噛合し
ている。ボビン5の一方のつば部から、停止レバ
ー10が一体的に延出形成してある。第2図に明
確に示されているように、停止レバー10は、そ
の上面中間部より上方へ突出する押圧用突起11
を一体に有しており、この押圧用突起11はその
上面部に傾斜面11aを有し、上ケース1の穴部
12を貫通して外方へ突出している。この状態で
停止レバー10の先端部が駆動車9の上面と間隔
をもつて対向している。また停止レバー10の基
部近傍の突部13は、中板から突出する柱14に
よつて上ケース1の保持穴15に押し込まれ、こ
の押圧部を中心として停止レバー10は上下方向
に弾発的に変位可能である。押圧用突起11の下
面からはストツパ片16が垂下形成され、ステー
タ6の上面と対向している。なお、中板3は上下
両ケース1,2から突出する柱(図示せず。)等
を介して挟持され、ステータ6は上ケース1と中
板3の柱(図示せず。)によつて挟持される。
第1図において、上ケース1が未だ組み込まれ
ていない状態または上ケース1が外ずされた状態
においては、停止レバー10は自由状態にあり、
この自由状態において停止レバー10は自己復元
力にて鎖線位置に変位している。すなわち、停止
レバー10の先端部は、駆動車9の上面から面方
向(駆動車9の径方向)に逸脱している。したが
つて、中板3の上部へコイル4、ステータ6、ロ
ータ7からなる時計用モータを組み込んだ後に、
駆動車9を始めとする高速段の時計輪列の組込み
挿入を何等支障なく行なうことができる。そして
最後に上ケース1が真上から降下されて下ケース
2に被せられる。このとき押圧用突起11はその
傾斜面11aによつて、また上ケース1の側壁部
の傾斜面12aによつて穴部12にスムーズに導
き入れられる(第2図または第3図参照)。この
ために停止レバー10は第1図において、鎖線位
置から実線位置(正規位置)へ移動し、その先端
部が駆動車9の上面に間隔をもつて対向する。
第2図において、押圧用突起11を強制的に押
圧すると、停止レバー10は鎖線図示の如く変位
し、その先端部が駆動車9の上面を押圧し、これ
によつて駆動車9の回動が規制されて時計の運針
が停止する。停止レバー10の変位はストツパ片
16がステータ6上面に当接することによつて規
制される。押圧用突起11の押下を解放すれば、
停止レバー10は自己の弾性復元力にて元位置に
復帰し、時計の運針が開始する。
なお、上ケース1の傾斜面12aは必ずしも必
要ではない。
以上のように、本考案に係る時計の停止装置に
よれば、高速段の歯車群よりも前に組み込まれる
時計用モータのコイルボビンと一体に停止レバー
を形成しても、モータ組込み後の高速段の歯車群
の組込み挿入に停止レバーが障害にならず、した
がつて時計の組立を容易に行なうことができる。
特に各部品を真上から投入するだけで組立が行な
えるから、自動組立機による組立の自動化を図る
ことができる。また部品点数も減少できるからコ
ストダウンすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の時計の停止装置を用いた時
計機械体の一部切欠平面図、第2図は、その要部
を側方より見た拡大展開断面図、第3図は、第2
図−線断面図である。 1……上ケース、2……下ケース、3……中
板、4……コイル、5……ボビン、6……ステー
タ、7……ロータ、8……ロータカナ、9……駆
動車、10……停止レバー、11……押圧用突
起、11a……傾斜面、12……押圧用突起の突
出用に上ケースに開設されている穴部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 上下両ケースよりなる機械体ケースの内部に、
    ロータとステータとコイルとからなる時計用モー
    タによつて駆動される時計輪列を備えた時計にお
    いて、 上記時計輪列の中の一つの歯車と係合してその
    回動を規制可能な停止レバーを、上記コイルが巻
    回されているボビンの一部から一体的にかつ弾性
    的に変位可能に延出形成し、 上記停止レバーは、その一部に上記上ケースの
    穴部から外側へ突出する押圧用突起を備えてお
    り、 上記上ケースが組み込まれる以前には、上記停
    止レバーの先端部が上記歯車から径方向に逸脱し
    た位置にあり、 上記上ケースを上記下ケースに組み込み、かつ
    上記押圧用突起を上記穴部に挿通したとき、上記
    停止レバーの先端部が上記歯車と間隔をもつて対
    向し、 上記押圧用突起を押下することにより、上記停
    止レバーの先端部が変位して上記歯車と係合可能
    である ことによつて構成した時計の停止装置。
JP7797981U 1981-05-28 1981-05-28 Expired JPS6225727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7797981U JPS6225727Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

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JP7797981U JPS6225727Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57190487U JPS57190487U (ja) 1982-12-02
JPS6225727Y2 true JPS6225727Y2 (ja) 1987-07-01

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ID=29873620

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JP7797981U Expired JPS6225727Y2 (ja) 1981-05-28 1981-05-28

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JPS57190487U (ja) 1982-12-02

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