JPS6225688Y2 - - Google Patents

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JPS6225688Y2
JPS6225688Y2 JP14647980U JP14647980U JPS6225688Y2 JP S6225688 Y2 JPS6225688 Y2 JP S6225688Y2 JP 14647980 U JP14647980 U JP 14647980U JP 14647980 U JP14647980 U JP 14647980U JP S6225688 Y2 JPS6225688 Y2 JP S6225688Y2
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turntable
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JP14647980U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、情報表示装置に関し、特に車輛の現
在位置などを表示する表示機構を有する情報表示
装置の構造に関する。
自動車の運転席近傍に地図及び走行位置指示部
を具備した表示器を備え、自動車の現在位置を常
に地図上に表示させる情報表示装置が種々提案さ
れている。このうち、道路地図上に予め設定され
たコースを色鉛筆などで色表示させておき、車輛
の走行にともなつて走行位置指示部を設定された
予定コースに従つて移動させ、かつ地図を回転さ
せながら常に走行位置指示部の移動方向が車輛の
走行方向と一致するように制御する情報表示装置
がある。
第1図は出願人が開発したこの種情報表示装置
の一例を示す分解斜視図であり、図中、1はケー
スカバーである。カバーの端部にはスイツチボー
ド1aが設けられ、パワースイツチなど情報表示
装置の操作に必要なスイツチが配設されている。
1bは扉であり、該扉1bはケースカバー1に開
閉自在に枢着されている。扉1bの中央には透明
なアクリル樹脂板からなる窓1cがあけられてお
り、その周囲には4個の照明ランプ1dが取付け
られている。
2はシートパツクである。シートパツク2の両
端には巻取ドラム2a,2bが回動自在に設けら
れ、これら2つの巻取ドラムには透明合成樹脂フ
イルムからなる搬送用シート2cが巻回されてい
る。搬送用シート2cの上には透明フイルムに道
路地図が印刷された地図2dが載置されており、
さらに複数枚の地図は搬送用シート2cとともに
巻取ドラム2a,2bの中に巻き込まれている。
巻取ドラム2a,2bは、該巻取ドラム2a,2
bの中に収納された駆動モータ2eにより自動的
に回動されるか、又は回転つまみ2f,2gを手
指にて回転させることにより回動される。シート
パツク2の一方端には表示窓2hを設けた表示扉
2iが回動自在に取付けられており、表示扉2i
の端にはフツク2jが設けられ、又表示窓2hに
はハーフミラー2kが嵌め込まれている。2mは
掛止め用の係合孔、2nは搬送用シート2cをス
ムースに導くガイドローラ、2pはコネクタであ
る。
3は基台である。基台3は舟形をしたケース状
を呈しており、その中には回路基板3a,3bが
二段重ねに設けられ、図には示されていないが、
これら回路基板の上には各種の電子部品が配設さ
れている。基台3にはパルスモータ3cが取付け
られている。3dは止部材、3eはI/Oコネク
タである。
4はターンテーブルである。該ターンテーブル
4は基台3のほぼ中央に回転軸(図示せず)をも
つて回転可能に枢支されている。4aはターンテ
ーブル4の下面に取付けられた大径歯車で、その
周囲に設けられた歯4aaには、パルスモータ3c
の回転軸に取付けられたピニオン3caが噛合して
おり、パルスモータ3cが駆動されると、ターン
テーブル4が回転する。ターンテーブル4の側壁
4bには、シートパツク2を掛止めるフツク4c
が設けられている。
5はY送りキヤリツジであり、側壁4b間に掛
け渡された2本のガイドレール5aにガイドさ
れ、Y送りねじ棒5bを回転させるとガイドレー
ル5aに沿つてY方向に移動する。
6はヘツド部材であり、発光素子からなる表示
部材とフオトトランジスタからなる受光素子(道
路追跡センサ)とを持つている。ヘツド部材6は
X送り軸6aが回転するとき、Y送りキヤリツジ
5内においてX送り軸6aとスプライン結合して
いる回転部材に巻きつけられたワイヤ6bの移動
により、X方向に移動する。
シートパツク2は表示扉2iを閉じた状態でタ
ーンテーブル4上に載置され、その係合孔2mと
フツク4cとを係合させて、シートパツク2はタ
ーンテーブル4上に固定される。このとき、ヘツ
ド部材6の上端は地図の下面に位置する。なお、
ケースカバー1は基台3に被せられて止部材3d
にねじ止めされる。したがつて、シートパツク2
の地図は窓1cを通して観察することができ、車
輛が走行するとき、地図の下面に配設されたヘツ
ド部材6が移動して車輛の現在位置を表示すると
ともに、シートパツク2が回転して、車輛の走行
方向と地図上における車輛の進行方向とを一致さ
せる。
ところで、上述の情報表示装置においてはター
ンテーブル4の下面4fにも各種の電子部品を配
設する必要があるため、大径歯車4aをターンテ
ーブル4の下面に直接固定することができず、タ
ーンテーブル4との間に部品の高さだけのすき間
を設ける必要がある。又、基台3に取付けたパル
スモータも嵩高であるため、第2図に示すよう
に、基台3からターンテーブル4までの寸法が大
きくなり、結果的に情報表示装置の厚さが非常に
大きくなるという欠点がある。
本考案は上述の如き従来の欠点を改善する新規
な考案であり、その目的はターンテーブルを駆動
する機構を出来得る限り小さく構成し、しかも歯
車機構を使用しない機構を提供することにある。
次に本考案の一実施例を図面を用いて詳細に説
明する。
第2図は情報表示装置の主要部外観を示す斜視
図であり、図中11はシートパツクである。該シ
ートパツク11の中には、複数枚の地図が巻き込
まれて収容され、自動あるいは手動操作によつて
それら複数枚の地図のうち、所望のものを表示面
に表出せしめることができる。このシートパツク
11に収納されている地図は、透明あるいは半透
明の薄い合成樹脂フイルム上にインクをもつて道
路地図が印刷され、必要によつては印刷された地
図の上に保護用の薄い合成樹脂被膜を被せたもの
が使用され、表示面11aに表われた地図の下側
には、発光ダイオードによる輝点をもつて車輛の
現在位置を表示する表示部材と道程追跡センサを
持つたヘツド部材がX軸及びY軸方向に移動自在
に配設されている。又、シートパツク11は情報
表示装置から取外し自在に装着されているととも
に、車輛の走行方向にともなつて回転することも
できる。
次に情報表示装置の詳細な機構について説明す
る。第3図は該装置からシートパツク11を取外
した状態を示す斜視図である。図中、13はター
ンテーブルである。ターンテーブル13は基台3
の上に取付けられたパルスモータにより回転自在
に基台3上に枢支されている。第4図はターンテ
ーブル13の回転部分を示す断面図である。図中
3′は基台3に設けられた取付板であり、該取付
板3′に設けた穴にはパルスモータ14のステー
タ14aが固着されている。ステータ14aの中
央は円筒状の穴が設けられ、この部分に軸受部材
14bが嵌め込まれている。このパルスモータ1
4は、アウターロータ形であり、1ステツプで約
2.7゜づつ歩進する。そしてそのロータ14cの
中央は円筒状の軸部14dが設けられ、この軸部
14dは軸受部材14bの内側に挿入されて回転
可能に軸承されている。なお、図には示されてい
ないが、ロータ14cは上方への抜け止め措置が
講ぜられている。ロータ14cの上部14eには
ターンテーブル13が固定されている。ターンテ
ーブル13に配設されている電子部品から引出さ
れた導線は、中央孔14fの上端に設けられた穴
14gから中央孔14fに導入され、この中を通
つて取付板3′の下面に導出され、基台3上の回
路基板の端子部に接続される。そしてパルスモー
タ14が付勢されると、ターンテーブル13が回
転する。
ターンテーブル13の両側には2枚の側壁13
e,13fが立設され、これら側壁13e,13
f間に4本の軸がかけ渡されている。そのうち、
13gと13hはキヤリツジ15をガイドするY
送りガイドバーである。13iは側壁13e,1
3f間に回転可能に軸承されているY送りねじ軸
であり、その周囲にはねじ溝が切られているとと
もに、端部には歯車13jが取付けられており、
図には示されていないが、ターンテーブル13の
裏面に取付けられたY送りパルスモータの回転軸
に取付けられたピニオン13kと噛合している。
そして、Y送りねじ軸13iが回転するとき、後
述する構造によりキヤリツジ15はY方向に移動
する。13mは断面小判形のX送り軸で、キヤリ
ツジ15を貫通し、該キヤリツジ15の中でキヤ
リツジの歯車とスプライン結合しており、側壁1
3eより突出したX送り軸13m先端の歯車に、
図示していないがターンテーブル下部に取付けた
X送りパルスモータの回転軸のピニオンが噛合つ
ている。そして、X送り軸13mの回動によつ
て、ヘツド部材17がワイヤ駆動によつてX方向
に移送される。側壁13e,13fの端部には、
シートパツク11を装着する保持フレーム16を
掛け止めるためのロツクレバー13nと該ロツク
レバー13nを回動させる解除レバー13pが設
けられている。ロツクレバー13nは、矢印方向
に回動可能に取付けられ、ロツクレバー復帰ばね
13qにより解除レバー13p方向に回動力を付
与されている。ロツクレバー13nの先端には、
鈎部13naが設けられ、中ほどには傾斜部13
nbが設けられている。解除レバー13pは、上
下方向にスライド可能に取付けられ、一方端には
押圧部13paが設けられ、中ほどにはロツクレ
バー13nの傾斜部13nbと当接するピン13
pbが設けられている。そして、解除レバー13
pの押圧部13paを押圧してこれを第4図に示
す矢印A方向に押圧すると、ピン13pbがロツ
クレバー13nの傾斜部13nbを押圧するた
め、ロツクレバー13nはロツクレバー復帰ばね
13qの力に抗して矢印B方向に回動する。
側壁13e,13fの解除レバー13pが設け
られた端と反対側の端部には、シートパツク11
を装着するための保持フレーム16が回動自在に
枢着されており、該保持フレーム16は、ばね1
6aにより常時第3図に示すように、シートパツ
ク11が挿入しやすいように傾斜した位置にバイ
アスされている。保持フレーム16の側面には、
ロツクレバー13nの鈎部13naと係合する係
合ピン16bと、シートパツク11に電力を供給
するためのコネクタ16cが取付けられている。
又、中央には表示窓16dがあけられている。
以上詳細に説明したように、本考案はターンテ
ーブルを回転させるモータをターンテーブルの回
転中心部に設置したため、従来のものに比べて省
スペースとなる。又、モータとターンテーブル間
には何ら歯車機構のような機構的な伝達機構を持
つていないので、構造が簡単で、しかも騒音も発
生せず、伝達系の損矢が少なく振動もないため、
ターンテーブルの回転がスムースに行なわれる。
さらに、モータのロータにターンテーブルを取
付ければよいので、組立ても非常に楽になるばか
りか、モータの軸の中心に導線が貫通しているの
で、配線構造もシンプルになるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の情報表示装置を分解して示した
斜視図、第2図は本考案の一実施例を示す要部斜
視図、第3図は同分解斜視図、第4図はターンテ
ーブルの回転機構部分の断面図である。 図中、1はケースカバー、2はシートパツク、
3は基台、4はターンテーブル、5はY送りキヤ
リツジ、6はヘツド部材、11はシートパツク、
13はターンテーブル、14はパルスモータ、1
4aはステータ、14bは軸受部材、14cはロ
ータ、14dは軸部、14eは上部、14fは中
央孔、14gは穴、15はキヤリツジ、16は保
持フレーム、17はヘツド部材である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表示部材を有するヘツド部材を担持し、該ヘツ
    ド部材を第1の方向に移動させるキヤリツジと、
    該キヤリツジを担持して該キヤリツジを前記第1
    の方向と直交する方向に移動させるターンテーブ
    ルと、該ターンテーブルを担持し該ターンテーブ
    ルを回転せしめる機構と、前記ヘツド部材が移動
    する平面に近接してシート状情報媒体を配設し、
    表示部材により該情報媒体上に表示を行なう情報
    表示装置において、アウターロータ形のモータの
    ステータを基台上に取付け、ロータにターンテー
    ブルを固定したことを特徴とする情報表示装置の
    表示機構。
JP14647980U 1980-10-15 1980-10-15 Expired JPS6225688Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14647980U JPS6225688Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14647980U JPS6225688Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15

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Publication Number Publication Date
JPS5770278U JPS5770278U (ja) 1982-04-27
JPS6225688Y2 true JPS6225688Y2 (ja) 1987-07-01

Family

ID=29506042

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14647980U Expired JPS6225688Y2 (ja) 1980-10-15 1980-10-15

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JPS5770278U (ja) 1982-04-27

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