JPS62256615A - 反応射出成形装置 - Google Patents

反応射出成形装置

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Publication number
JPS62256615A
JPS62256615A JP61100655A JP10065586A JPS62256615A JP S62256615 A JPS62256615 A JP S62256615A JP 61100655 A JP61100655 A JP 61100655A JP 10065586 A JP10065586 A JP 10065586A JP S62256615 A JPS62256615 A JP S62256615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
temperature
heat medium
gate
pinholes
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP61100655A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nishikawa
和夫 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPS62256615A publication Critical patent/JPS62256615A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えばポリオール系溶液とイソシアネート系
溶液とをミキシングヘッド内で混合させた後、ゲートか
ら金型のキャビティ内に射出し、2液を反応硬化させる
ようにした反応射出成形装置に関するものである。
[従来技術] 第7図に示すように、イソシアネートとフレオンとから
なるA液を調合タンクl入内で調合した後、ケミカルタ
ンク2A内に貯溜する一方、ポリオールと架橋剤と触媒
にガラス繊維を加えて調合タンクIB内において調合し
た後、これをB液としてケミカルタンク2B内に貯溜し
ておき、射出成形時には、2つの押し出しシリンダ3A
、3Bによりミキシングヘッド4に送り込み、ミキシン
グヘッド4内において混合させて、混合液を一対の金型
5,6で形成されるキャビティ7内にゲートを介して注
入し、金型温度を反応硬化に必要な温度に保持して、反
応硬化させるようにした反応射出成形装置は従来よりよ
く知られている。
ところで、この11M成形においては、ゲートに連なる
キャビティの入口部分に位置する成形品の表面に、ピン
ホールが発生するといった問題がある。
この発生機構について考えると、第8図に示すように、
材料の反応は、ゲート8から注入された材料の外表面が
金型5,6から熱を受けることによって開始されてごく
薄いスキンR9を生じ、これが時間とともに厚くなり、
最終的に内部が発泡して、反応が終了する。このスキン
層9の形成初期は、強度が低く、特にゲート8に連続す
るキャビティ7の入口部10付近はその内側を多量の材
料が高速で流れるため、物理的にスキン層9が削られて
、十分な厚みを有するスキン層9が形成されない間に発
泡反応が生じて、ピンホールが形成されるものと考えら
れる。このようなピンホールの発生は、とりわけガラス
繊維を強化材として混入する場合には、ガラス繊維によ
ってスキン層がより大きく削られるため、より一層大き
な問題となる。
このピンホール対策として、全体の型温を上げる、ある
いは触媒量を増加することによってスキン層の形成速度
を十分速くすることが考えられるが、その場合には、全
体の反応速度が上がりすぎるため、材料の流れが阻害さ
れて、シンクマークや欠肉を生じるといった新たな不具
合を生ずる。
[発明の目的] 本発明の目的は、ゲート付近に発生しうるピンホールを
確実に防+l:、することができる反応射出成形装置を
堤供することである。
[発明の構成] このため、本発明は、2液を混合して所定温度に保たれ
た成形型のゲートからキャビティ内に射出して、反応硬
化させるようにした反応射出成形装置において、キャビ
ティを構成する成形型のゲート付近に、射出初期、混合
液を成形型の型温より高い温度に加熱する加熱手段を設
けたことを特徴としている。
し発明の効果] 本発明によれば、ピンホール発生部となるゲート付近を
他の部分より高温に保持するようにして、ゲート付近の
スキン層形成を促進するようにしたので、この部分のピ
ンホールの発生を確実に防止することができ、しかも全
体の溶液の流動性や反応性には何ら悪影響を与えること
がない。
[実施例] 以下、本発明の実施例について具体的に説明する。
く第1実施例〉 第1図に示すように、注入ゲート8に連続するキャビテ
ィ7の入口部lOを上型5との間で形成する下型6には
、下型6を所定の型温に保持するaLR熱媒通路It、
・・・、11とは別に、小径の急速昇温用熱媒通路12
.・・・、12をピンホールが発生しやすい所定の範囲
にわたって設け、上記温調熱媒通路11.・・・、11
には、第1の型温調機13から熱媒を供給する一方、急
速昇温用熱媒通路+2゜・・・、12には、第2の型温
調機14から熱媒を供給するようにし、これによって注
入ゲート8に続くキャビティ7の人口部IOの温度を注
入初期に他の部分の温度より、例えば15℃程度高くな
るように設定する。
(イ)RIM原料 AeL・・・カルボジイミド変性MDI  (NGO含
有率29%) 97重量部;発泡剤(フロン−11)3
重量部 B液・・・ポリプロピレングリコール(分子fi500
0)90重量部;エチレングリコール 10重量部;触
媒(ジブデルチンジラウレート)  0.2f[11部
;ミルドガラス繊維 20重量部 (ロ)型温調 ピンホール発生部位、即ち注入ゲートに連続する入口部
分の型温を、第2図に示すように、注入の開始から約6
秒間は通常部分の型温70℃に対して15℃だけ高い温
度(85℃)に保持し、その後6秒から10秒までの間
で徐々に温度を低下させ、10秒後以降は通常部位の型
温と同じ70℃に保持する。そして、約60秒後に離型
する。
以上の型温調の制御の結果、成形品の入口部10に位置
する部位にピンホールの発生は見られなかった。
く第2実施例〉 第3図に示すように、この実施例では、注入ゲート8に
続く入口部10に高周波発振装置I5を用いた高周波加
熱装置16を配置する。この加熱装置は、例えば3φ程
度の銅管17.・・、17を併設し、これを絶縁体より
なるケースI8で密封したものであって、鋼管17.・
・・、17は高周波発振装置15に接続しておく。この
高周波発振装置15としては、例えば発振周波数4. 
OOKHz、出力5KW程度のものを用いることができ
る。もちろん下型6には、前述したと同様、型温を制御
するためのfA調調熱連通路11・・・、11が適当な
間隔で配置され、型温調機13から熱媒が供給される。
そして、この実施例では、人口部lOに相当する部分の
温調熱媒通路11.・・・、11の配列ピッチを他の部
分より小さく設定して、もともとの加熱能力を入口部1
0において高くしておく。
(イ)RIM原料 A液・・・プレポリマー変性MDI  (NGO含有率
22.8%) 100重量部 B液・・・ポリプロピレングリコール(分子ff160
00)90重量部;エチレングリコール 10重量部;
触媒(ジブデルチンジラウレート) 0.3重量部(ロ
)型温調 第4図に示すように、入口部IOの型温は、最初80℃
となるように高周波発振装置を約1.5秒間発振させ、
その後徐々に低下させて、注入が終了する約4秒後に通
常の型温70℃まで低下させる。
この場合にも、入口部10におけるピンホールの発生は
何ら観察されなかった。
〈第3実施例〉       ′ 第5図に示す型構造では、第3図の場合と同様、高周波
発振装置15に接続された高周波加熱装置20を入口部
10を形成する下型キャビテイ面に直接にはめ込んで構
成する。この場合には、第5図の円Aで示す部分拡大図
に示すように、絶縁体21内に約3φの銅管22を埋め
込み、これを非磁性体製金属シート23でカバーしたも
のであって、上記の銅管22.・・・、22は第2実施
例と同様の高周波発振装置15に接続する一方、この銅
管22、・・・、22を第2の型fA調機14にも接続
して、温調熱媒による温調と高周波加熱とを平行して行
なえるようにした構成としている。なお、この場合には
、第1の型温調機13に接続される下型の温調熱媒通路
I1.・・・、11は、等ピッチ配列とする。
(イ)RIM原料 A液・・・カルボジイミド変性MDI(NC○含有率2
9%) 97重量部;発泡剤(フロン−11)3重量部 B液・・・ポリプロピレングリコール(分子ff140
00)80重量部; 1.4−ブタンジオール 20重
量部;触媒l(ジブチルチンジラウレート)0.1重量
部;触媒2(トリエチレンジアミン)0.1重量部;磁
性体(Ni、Goなど)を表面にコーティング(例えば
スパッタリングによる]、たミルドガラス繊維 40重
量部 (ロ)型温調 第6図に示すように、注入が開始されると、高周波発振
装置をオンして、高周波発振を約2秒間行なわせ、最初
型温70°Cに保持した入口温度を約lO°C程度上昇
させ、約2秒後に高周波発振を停止させ、他の部分の型
温か約4秒後に70℃に達するタイミングで人口部を7
0℃まで低下さ+」・る。なお、注入時間は約3秒であ
る。
この実施例においては、強化ガラス繊維とじて用いたミ
ルドガラス繊維表面の磁性体が、磁化フィラーとして作
用して、高周波誘導加熱の原理によって効率よく加熱さ
れる。したがって、他の部分の型温は、例えば注入開始
時40℃程度から徐々に上昇させることができ、温調精
度が容易化される。
なお、この実施例においても、ピンホールは何ら観測さ
れなかった。
以上のように、本発明においては、注入ゲートに連続す
るキャビティの入口部の温度を他の部分に比して高温に
保持することができる加熱手段を設けることによって、
混合溶液の注入時、入口部でのスキン層を早期に形成す
ることができるため、ピンホールの発生を確実に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかる金型人口部の断面
図、第2図は第1実施例における型温調方式を示すダイ
ヤグラム、第3図は本発明の第2実施例にかかる金型入
口部の断面図、第4図は第2実施例における型温調方式
を示すダイヤグラム、第5図は本発明の第3実施例にか
かる金型入口部の断面図、第6図は第3実施例における
型温JM方式を示すダイヤグラム、第7図は反応射出成
形装置の全体概略説明図、第8図は反応射出成形におけ
るピンホール発生機構を説明するための金型入口部の断
面図である。 5.6・・・成形型、7・・・キャビティ、8−ゲート
、10・・・入口部、11.・・・、11・・・温調熱
媒通路、12、・・・、12・・・急速昇温用熱媒通路
、13.14・・・型温調機、 16.20・・・高周波加熱装置。 特 許 出 願 人  マツダ株式会社代 理 人 弁
理士 前出 葆ほか2名第13 第211ffi

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2液を混合して所定温度に保たれた成形型のゲー
    トからキャビティ内に射出して、反応硬化させるように
    した反応射出成形装置において、キャビティを構成する
    成形型のゲート付近に、射出初期、混合液を成形型の型
    温より高い温度に加熱する加熱手段を設けたことを特徴
    とする反応射出成形装置。
JP61100655A 1986-04-30 1986-04-30 反応射出成形装置 Pending JPS62256615A (ja)

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JP61100655A JPS62256615A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 反応射出成形装置

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JP61100655A JPS62256615A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 反応射出成形装置

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JPS62256615A true JPS62256615A (ja) 1987-11-09

Family

ID=14279826

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JP61100655A Pending JPS62256615A (ja) 1986-04-30 1986-04-30 反応射出成形装置

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JP (1) JPS62256615A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006278568A (ja) * 2005-03-28 2006-10-12 Matsushita Electric Works Ltd 電磁波シールド筐体
JP2011189680A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Mitsubishi Heavy Industries Plastic Technology Co Ltd 加熱装置付金型、及び樹脂の射出成形方法

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