JPH08127038A - 反応射出発泡成形品の製造方法 - Google Patents

反応射出発泡成形品の製造方法

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JPH08127038A
JPH08127038A JP6266748A JP26674894A JPH08127038A JP H08127038 A JPH08127038 A JP H08127038A JP 6266748 A JP6266748 A JP 6266748A JP 26674894 A JP26674894 A JP 26674894A JP H08127038 A JPH08127038 A JP H08127038A
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reactive composition
semi
molding die
foam molded
foam
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Yoshitaka Nakatani
好孝 中谷
Hajime Naito
一 内藤
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スキン層の厚さ及び密度が均一で、品質良好
な反応射出発泡成形品を得る。 【構成】 発泡性の反応性組成物原液を成形用型内に射
出し反応半硬化させるとともに発泡させ、この発泡成形
体の表面層が半硬化状態の時に、型内の発泡成形体の表
面に非発泡性の反応性組成物原液を注入し反応硬化させ
ることによって、目的の反応射出発泡成形品を得る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インテグラルスキン
フォームのような反応射出発泡成形品の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】発泡性の反応性組成物原液を成形用型内
に射出し反応硬化させて、インテグラルスキンフォーム
(スキン層付きフォーム)のような反応射出発泡成形品
を製造する方法は知られている。
【0003】この種の反応射出発泡成形品の製造方法に
あっては、反応性組成物原液の型内での流動性を良くす
るために、成形用型は通常30〜60℃に加熱保持され
る。一方、反応性組成物原液は反応硬化時に発熱して型
温度よりも高温(例えば、ウレタンフォーム成形の場合
は100℃程度)になる。
【0004】そして、発泡剤含有の反応性組成物原液は
反応硬化とともに発泡し型に接する部分から冷却され、
それにより型に接する部分に形成される気泡膜内のガス
が冷却されて凝縮し、この部分の気泡膜が萎縮して高密
度のスキン層が形成され、その後発泡成形品が脱型可能
な温度まで冷却されて脱型される。
【0005】しかし、このように成形用型の温度が30
〜60℃の一定温度に保持された状態で発泡成形品が冷
却される場合は、型内の発泡成形品の温度を脱型可能な
温度まで下げるのに時間がかかり生産性が低い。
【0006】また、形成されるスキン層は比較的薄く
(約1mmぐらい)、しかもその密度も比較的小さく、そ
のため得られる発泡成形品に強度が弱く、充分に満足の
いく製品は得られない。
【0007】そこで、脱型するまでの時間を短縮して生
産性を向上させ、高強度の発泡成形品を得るために、成
形用型を一定温度に加熱して反応性組成物原液を反応硬
化させた後、この成形用型を急冷することによりスキン
層の厚さ及び密度を制御する方法が提案されている(特
公昭63−24448号公報参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記提案の
方法では、スキン層の厚さは増加するが、成形用型には
どうしても温度分布のばらつきがあり、この温度分布の
ばらつきに起因してスキン層に存在するわずかの気泡が
微妙に変化するため、スキン層の厚さ及び密度が不均一
となるという問題がある。
【0009】この発明は、上記の問題を解決するもの
で、その目的とするところは、スキン層の厚さ及び密度
が均一で、品質良好な反応射出発泡成形品の製造方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、発泡性の
反応性組成物原液を成形用型内に射出し反応半硬化させ
るとともに発泡させ、この発泡成形体の表面層が半硬化
状態の時に、型内の発泡成形体の表面に非発泡性の反応
性組成物原液を注入し反応硬化させることによって達成
することができる。
【0011】以下、図面を参照しながら、この発明を詳
しく説明する。図1はこの発明の一実施態様を示す説明
図である。図1において、10及び20は温調可能な加
熱ジャケット付きの原料タンク、30はミキシングヘッ
ド、40はガス抜き孔を有する密閉合せ型方式の成形用
型で、型内に温水を通して温調可能になされている。
【0012】また、50及び60は温調可能な加熱ジャ
ケット付きの原料タンク、70はミキシングヘッドであ
り、上記と同様に成形用型40へ連結されている。
【0013】先ず、原料タンク10及び20から発泡性
の反応性組成物原液の各成分が吐出される。発泡性の反
応性組成物原液は公知のもので、例えば、以下に述べる
ポリイソシアネートとポリオールとを主成分とし、必要
に応じて触媒、鎖延長剤、架橋剤、その他充填剤等の添
加剤を配合してなる反応性組成物原液に、発泡剤を含有
させたものが主に用いられる。
【0014】ポリイソシアネートとしては、トリレンジ
イソシアネート(TDI、クルードTDI)、ジフェニ
ルメタンジイソシアネート(MDI、ポリメリックMD
I、変性MDI)、シクロヘキシルメタンジイソシアネ
ート(水添MDI)等が挙げられる。
【0015】また、ポリオールとしては、ポリエステル
ポリオール、ポリエーテルポリオール、芳香族アミン系
ポリエーテルポリオール等が挙げられる。これ等のポリ
オールの水酸基価は350〜700 mgKOH/g程度
が好ましい。
【0016】発泡剤としては、フロン(フロン11、フ
ロン12など)、メチレンクロライド、エチレンクロラ
イド等の低沸点有機液体や水が用いられる。低沸点有機
液体を用いる場合は、この低沸点有機液体が加熱により
ガス化し、このガスによって発泡するが、水を発泡剤と
して用いる場合は、この水が上記ポリイソシアネートの
イソシアネート基と反応して炭酸ガスが発生し、この炭
酸ガスによって発泡する。
【0017】これ等の発泡剤の含有量は、得ようとする
発泡成形品の発泡倍率にもよるが、発泡剤として低沸点
有機液体を用いる場合は、一般に上記ポリイソシアネー
ト100重量部に対して5〜20重量部の範囲で用いら
れ、発泡剤として水を用いる場合は、上記ポリイソシア
ネート100重量部に対して一般に0.2〜3重量部の
範囲で用いられる。
【0018】なお、触媒としては有機錫化合物やアミン
系触媒が用いられ、鎖延長剤や架橋剤としては多価アル
コール類や多価アミンが適量用いられ、これ等の添加剤
も広く知られている。
【0019】このような発泡性の反応性組成物原液は、
化学的に高活性であるので、通常は主要な反応性成分が
別々に用意され、成形用型内に射出する直前に、反応性
組成物原液を構成する反応性成分を混合して調製され
る。
【0020】例えば、ポリイソシアネートとポリオール
とを用いる場合、原料タンク10にポリイソシアネート
が用意され、原料タンク20にポリオールが用意され
る。これ等の原料は原料タンク10及び20を温調する
ことにより、通常20〜40℃程度の一定の温度に加熱
保持される。
【0021】そして、一定温度に加熱保持された上記各
原料は、成形用型40内に射出する直前に、このポリイ
ソシアネートとポリオールとがミキシングヘッド30に
供給され衝突混合される。この場合、上記発泡剤及びそ
の他の添加剤は、通常ポリオール成分の方に含有され
る。
【0022】次いで、ミキシングヘッドド30混合され
た発泡性の反応性組成物原液は、直ちに密閉方式の成形
用型40内、すなわちキャビティに射出される。成形用
型40は、反応性組成物原液の型内での流動性を良くす
るために、型内に温水を通して、通常30〜60℃程度
の一定の温度に加熱保持される。
【0023】成形用型40内に射出された反応性組成物
原液は、各主要成分が反応半硬化し、同時に反応熱によ
り発熱して発泡剤によるガスにより発泡し発泡成形体が
形成される。そして、成形用型40の内壁面に接する部
分から冷却されて半硬化状態の表面層が形成される。
【0024】このように発泡成形体の表面層が半硬化状
態の時に、型40内の半硬化状態の発泡成形体の表面に
非発泡性の反応性組成物原液が注入される。非発泡性の
反応性組成物原液を注入するタイミングは、あまりにも
早すぎると硬化が遅すぎて発泡成形体の内部まで非発泡
性の反応性組成物原液が入り込み良好なスキン層が得ら
れず、逆にあまりにも遅すぎる硬化が進みすぎて発泡成
形体とスキン層との密着が悪くなる。
【0025】上記非発泡性の反応性組成物原液は、前述
の発泡性の反応性組成物原液の調製において発泡剤を使
用せず、それ以外は発泡性の反応性組成物原液の調製と
同様にして調製される。
【0026】この場合、ポリイソシアネートとポリオー
ルとを主成分とし、必要に応じて触媒、鎖延長剤、架橋
剤、その他充填剤等の添加剤を配合して調製された反応
性組成物原液が好適に用いられるが、その他シクロペン
タジエン、尿素樹脂、エポキシ樹脂、不飽和ポリエステ
ル樹脂、エポキシアクリレート樹脂、ウレタンアクリレ
ート樹脂等を主成分とする反応性組成物原液(熱硬化性
樹脂液)を用いることができる。
【0027】これ等の反応性組成物原液は、一般に化学
的に高活性であるので、例えば、主要な反応性成分が別
々に用意され、通常20〜40℃に加熱され原料タンク
50及び60から吐出され、ミキシングヘッド70で衝
突混合され、その後直ちに上記成形用型40内の半硬化
状態の発泡成形体の表面に注入される。
【0028】成形用型40内に注入された上記非発泡性
の反応性組成物原液は、半硬化状態の発泡成形体(コア
層)を覆い、成形用型40の内壁面に接する部分から冷
却されて、非発泡性の反応性組成物による被覆層及び半
硬化状態の発泡成形体が硬化し一体化され、上記被覆層
が非発泡のスキン層となった発泡成形品が形成される。
【0029】そして、型内の発泡成形品が変形せずに脱
型可能な温度まで冷却された後、常法により脱型され
る。こうして、インテグラルスキンフォームのような発
泡成形品が得られる。
【0030】なお、上例においては、密閉合せ型方式の
成形用型40を用いたが、開放合せ型方式の成形用型を
用いることもできる。開放合せ型方式の成形用型を用い
る場合は、型を開いて非発泡性の反応性組成物原液を注
入し、その後型を閉じて非発泡性の反応性組成物原液を
半硬化状態の発泡体の表面に押し広げられる。
【0031】開放合せ型方式では、開いた型を正確に上
下せねばならず、型締め機にレベリング装置が必要とな
る。一方、密閉合せ型方式では、型締め圧以上の高圧注
入機が必要になるが、この発明では成形時の型締め圧が
比較的低いので、密閉合せ型方式が好適に採用される。
【0032】
【作用】発泡性の反応性組成物原液を成形用型内に射出
し反応半硬化させるとともに発泡させ、この発泡成形体
の表面層が半硬化状態の時に、型内の発泡成形体の表面
に非発泡性の反応性組成物原液を注入し反応硬化させる
と、型内の発泡成形体(コア層)の表面に非発泡のスキ
ン層が形成される。
【0033】そして、このスキン層の厚みは、その内部
の発泡成形体から独立して、注入量に応じて厚くも薄く
も自由に調節することができ、しかも非発泡であるので
気泡は全くなく密度は一定となり、成形用型の温度に多
少のばらつきがあっても気泡に起因するスキン層の微妙
な変化は起こらず、スキン層の厚みのばらつきが均一と
なる。
【0034】
【実施例】以下、この発明の実施例及び比較例を示す。実施例1 図1に示す方法で反応射出発泡成形品を製造した。原料
タンク10及び20をそれぞれ40℃に温調し、原料タ
ンク10から40℃に加熱された変性ジフェニルメタン
ジイソシアネート(NCO成分28%)(SBUイソシ
アネート0389:住友バイエル社製)を吐出し、原料
タンク20から40℃に加熱された発泡剤として水0.
6重量%を含有するポリオール(水酸基価610 mgK
OH/g)(SBUポリオールH523:住友バイエル
社製)を吐出した。
【0035】上記各原料の吐出割合は、水0.6重量%
を含有するポリオール100重量部に対して、変性ジフ
ェニルメタンジイソシアネートポリイソシアネート18
6重量部であった。
【0036】その後、上記各原料をミキシングヘッド3
0で衝突混合して、発泡性の反応性組成物原液を調製
し、この発泡性の反応性組成物原液を直ちに成形用型4
0内(キャビティ)に射出した。ここで、成形用型40
の温度は型内に温水を通して70℃に加熱保持し、型締
め圧は10 kg/cm2 とした。
【0037】射出した反応性組成物原液は、成形用型4
0内で反応半硬化するとともに発生するガスにより発泡
し、型内に半硬化状態の発泡成形体が形成される。この
発泡成形体の表面層が半硬化状態の時に、型内の発泡成
形体の表面に非発泡性の反応性組成物原液を注入した。
注入のタイミングは、発泡性の反応性組成物原液を型4
0内に射出してから45秒後とした。
【0038】非発泡性の反応性組成物原液は、上記発泡
性の反応性組成物原液を調製において、発泡剤となる水
を含有させず、それ以外は発泡性の反応性組成物原液と
同じで、変性ジフェニルメタンジイソシアネートとポリ
オールとからなる。
【0039】この場合、原料タンク50から40℃に加
熱された変性ジフェニルメタンジイソシアネートを吐出
させし、原料タンク60から40℃に加熱されたポリオ
ールを吐出させ、これをミキシングヘッド70により衝
突混合し、その後直ちに型40内の発泡成形体の表面に
注入した。
【0040】成形用型40内に注入された上記非発泡性
の反応性組成物原液は、半硬化状態の発泡成形体を覆
い、成形用型40の内壁面に接する部分から冷却され
て、非発泡性の反応性組成物による被覆層及び半硬化状
態の発泡成形体が硬化し一体化され、上記被覆層が非発
泡のスキン層となった発泡成形品が形成された。
【0041】反応硬化熱によって高温になった半硬化状
態の上記発泡成形品は、70℃に保持された成形用型4
0により冷却され、非発泡性の反応性組成物原液の注入
から7分15秒後には型内の発泡成形品が変形せずに脱
型可能になったので、常法により脱型して発泡成形品を
得た。
【0042】得られた発泡成形品(長方形)は、スキン
層(厚さ約2.1mm、密度約1.1g/cm3 )と、この
スキン層の内部に充満する発泡層(厚さ約8mm、密度約
0.6g/cm3 )とからなる良好なインテグラルスキン
フォームであった。
【0043】上記発泡成形品(長方形)のスキン層の厚
みのばらつきを評価するために、発泡成形品の四隅部分
と中央部分とのスキン層の厚みを正確に測定したとこ
ろ、四隅部分は2.1mm、2.1mm、2.1mm、2.1
mmで、中央部分は2.2mmであり、スキン層は比較的厚
く且つ均一であった。
【0044】比較例1 引用の特公昭63−24448号公報記載の方法で反応
射出発泡成形品を製造した。この方法においては、原料
タンク10及び20、ミキシングヘッド30をそれぞれ
40℃に温調して、実施例1と同じ発泡性の反応性組成
物原液の温度を40℃に加熱した。なお、非発泡性の反
応性組成物原液は使用せず、したがって原料タンク50
及び60、ミキシングヘッド70は使用しなかった。
【0045】そして、実施例1と同様な成形用型40に
70℃の温水を通して成形用型40の温度を調節し、こ
の成形用型40内に上記40℃の反応性組成物原液を射
出して、反応性組成物原液の反応硬化と発泡とを行っ
た。そして、射出から4分後に、成形用型40を70℃
の温水から10℃の冷水に切り換えて冷却した。
【0046】10℃の冷水に切り換えてから4分後(射
出から8分後)には、型内の発泡成形品が変形せずに脱
型可能となったので、常法により脱型して発泡成形品を
得た。
【0047】得られた発泡成形品(長方形)は、見掛け
上は実施例1と同様に、スキン層と、このスキン層の内
部に充満する発泡層とからなる良好なインテグラルスキ
ンフォームであった。
【0048】しかし、上記発泡成形品(長方形)のスキ
ン層の厚みのばらつきは、四隅部分は2.0mm、2.0
mm、1.7mm、2.2mmで、中央部分は1.8mmであ
り、スキン層は実施例1に比べて不均一であった。
【0049】比較例2 この方法においては、原料タンク10及び20、ミキシ
ングヘッド30をそれぞれ40℃に温調して、実施例1
と同じ発泡性の反応性組成物原液の温度を40℃に加熱
した。なお、非発泡性の反応性組成物原液は使用せず、
したがって原料タンク50及び60、ミキシングヘッド
70は使用しなかった。
【0050】そして、実施例1と同様な成形用型40に
70℃の温水を通して成形用型40の温度を調節し、こ
の成形用型40内に上記40℃の反応性組成物原液を射
出して、反応性組成物原液の反応硬化と発泡とを行っ
た。
【0051】射出から10分後には、型内の発泡成形品
が変形せずに脱型可能となったので、常法により脱型し
て発泡成形品を得た。
【0052】得られた発泡成形品(長方形)は、見掛け
上は実施例1と同様に、スキン層と、このスキン層の内
部に充満する発泡層とからなる良好なインテグラルスキ
ンフォームであった。
【0053】しかし、上記発泡成形品(長方形)のスキ
ン層の厚みのばらつきは、四隅部分は1.1mm、1.3
mm、1.3mm、1.4mmで、中央部分は0.8mmであ
り、スキン層は実施例1に比べて薄く且つ不均一であっ
た。
【0054】
【発明の効果】上述の通り、この発明の反応射出発泡成
形品の製造方法は、発泡性の反応性組成物原液を成形用
型内に射出し反応半硬化させるとともに発泡させ、この
発泡成形体の表面層が半硬化状態の時に、型内の発泡成
形体の表面に非発泡性の反応性組成物原液を注入し反応
硬化させるもので、それによりスキン層の厚さ及び密度
が均一で、品質良好な反応射出発泡成形品を得ることが
できる。
【0055】また、この発明によれば、非発泡性の反応
性組成物原液の注入量を調節することにより、スキン層
の厚さを容易に調節するこがすることができ、スキン層
の厚さを厚くすることにより、強度が高い発泡成形品を
製造することができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施態様を示す説明図である。
【符号の説明】
10 発泡性の反応性組成物原液用の原料タンク 20 発泡性の反応性組成物原液用の原料タンク 30 発泡性の反応性組成物原液用のミキシングヘッド 40 成形用金型 50 非発泡性の反応性組成物原液用の原料タンク 60 非発泡性の反応性組成物原液用の原料タンク 70 非発泡性の反応性組成物原液用のミキシングヘッ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発泡性の反応性組成物原液を成形用型内
    に射出し反応半硬化させるとともに発泡させ、この発泡
    成形体の表面層が半硬化状態の時に、型内の発泡成形体
    の表面に非発泡性の反応性組成物原液を注入し反応硬化
    させることを特徴とする反応射出発泡成形品の製造方
    法。
JP6266748A 1994-10-31 1994-10-31 反応射出発泡成形品の製造方法 Pending JPH08127038A (ja)

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