JPS62255B2 - - Google Patents
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- JPS62255B2 JPS62255B2 JP56121391A JP12139181A JPS62255B2 JP S62255 B2 JPS62255 B2 JP S62255B2 JP 56121391 A JP56121391 A JP 56121391A JP 12139181 A JP12139181 A JP 12139181A JP S62255 B2 JPS62255 B2 JP S62255B2
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Description
本発明は抗ピル性バルキースパン糸に関し、よ
り詳細には抗ピル性に優れ、嵩高性、反発性およ
び光沢など独特の風合、外観を有する新規なアク
リル系抗ピル性バルキースパン糸に関する。 従来、バルキー性を有するアクリル系紡績糸と
しては、レギユラアクリル繊維とアクリル系高収
縮繊維との混紡糸や、アクリル系複合繊維とレギ
ユラアクリル繊維の混紡糸、また複合繊維とレギ
ユラ繊維および高収縮繊維との混紡糸が知られて
いる。 これらのうち複合繊維による混紡糸は、高収縮
繊維混紡糸にくらべて、複合繊維特有の三次元ケ
ン縮の発現から均一なふくらみと弾力のあるバル
キー糸が得られるが、製品表面の毛羽はケン縮形
態により、からみ易くピリングが発生しやすい欠
点があつた。 また複合繊維と高収縮繊維の混紡糸は寸法安定
性や均一性、反撥性の優れたバルキー糸が得られ
る反面、複合繊維が一段と糸および製品表面に出
ることからピリングが発生しやすい欠点があつ
た。そしてピル発生防止のため、特公昭46―
15147号公報などに見られるように複合繊維の混
紡率を少なくしたものや、紡績糸の中心部に複合
繊維を配置するため、複合繊維の高収縮化が提案
されているが、いずれもバルキー化により糸、製
品表面へ複合繊維が出現するので満足な抗ピル性
は得られていない。また先に抗ピル性アクリロニ
トリル系複合繊維(以下、抗ピル性複合アクリル
繊維と略記)と抗ピル性レギユラアクリル繊維と
の混紡糸について提案したが(特願昭55―141179
号や、特願昭55―166527号)、これらのものでは
抗ピルの点では十分であつても、抗ピル性レギユ
ラアクリル繊維、抗ピル性複合アクリル繊維の双
方ともに熱水収縮率が小さく、特に前者がゼロ近
くの値と小さく、バルキーな糸は得られず、さら
に収縮性繊維との混紡について検討を進めた結
果、収縮性繊維の収縮率や繊維物性により抗ピル
性が不十分であつたり、また良好な抗ピル性が得
られる反面、紡績工程中でフライ、糸切れが発生
し紡績性が著しく低下するもの、また製品の耐久
性、実用性の面で強度的に不良である問題があつ
た。 そこで本発明はかかる欠点を解消し、抗ピル
性、紡績性、嵩高性、耐久性、寸法安定性の良好
な複合繊維混紡バルキースパン糸を得ることを目
的とするものであり、抗ピル性複合アクリル繊維
と収縮性繊維からなるスパン糸の抗ピル性と紡績
性を同時に満足する条件について鋭意検討を重
ね、本発明を完成したものである。 すなわち本発明は単繊維引張強度が2.5〜3.5
g/d、引張伸度が15〜35%、結節強度が0.8〜
2.5g/dである抗ピル性複合アクリル繊維と熱
水収縮率が7〜30%で熱水処理後の単繊維引張強
度が2.0〜3.5g/d、引張伸度が10〜35%、結節
強度が0.8〜2.5g/dである抗ピル性アクリロニ
トリル系収縮繊維(以下、抗ピル性収縮アクリル
繊維と略記)とが混紡されてなることを特徴とす
る抗ピル性バルキースパン糸である。 更に詳細に説明すれば、本発明で使用する抗ピ
ル性複合アクリル繊維は単繊維引張強度が2.5〜
3.5g/d、引張伸度が通常では15〜35%、好ま
しくは15〜30%であり、結節強度が通常では0.8
〜2.3g/d、好ましくは0.8〜2.0g/dの特性を
有することが重要である。 また抗ピル性収縮アクリル繊維は100℃の沸水
中でフリー状態で10分間処理し、自然乾燥後で単
繊維引張強度が2.0〜3.5g/d、引張伸度が通常
では10〜35%、好ましくは1.0〜30%であり、結
節強度が通常では0.8〜2.3g/d、好ましくは0.8
〜2.0g/dの特性を有することが重要であり、
熱水処理後で強度が3.5g/d以上、伸度が35%
以上、結節強度が2.3g/d以上では良好な抗ピ
ル性が得られない。一方強度が2.0g/d以下、
伸度が10%以下、結節強度が0.8g/d以下では
良好な抗ピル性が得られる反面、熱処理前の繊維
物性が大幅に低下することから良好な紡績性が得
られないばかりか製品の耐久性の点で不十分であ
る。 次に本発明では、抗ピル性収縮アクリル繊維の
混用率は、良好な抗ピル性、風合を得ること、製
品の形態安定性の観点から10〜50重量%が必要で
あり、10%以下では十分な形態安定性、嵩高性、
反発性が得られず、50%以上ではバルキー糸の均
一なふくらみが得られない。 また、良好な抗ピル性と優れた嵩高性、反発
性、風合を得るために抗ピル性複合アクリル繊維
はスパン糸中に20〜60重量%が必要であり、20%
以下では十分な嵩高性が得られず、60%以上では
複合繊維のケン縮発現が強くなり、糸が粗硬にな
つて良好な風合が得られなくなる。 さらに抗ピル性収縮アクリル繊維の収縮率は7
〜30%が必要である。7%以下では嵩高性が不足
気味で、十分な寸法安定性が得られない。また30
%以上になるとバルキー性が大になり糸の外観不
良や反発性不足から好ましくない。 ここで収縮率は0.1g/dの荷重下の長さl0(50
cm)の繊維束をフリー状態で100℃の熱水中に20
分間処理し、脱水後、自然乾燥し再び0.1g/d
の荷重下の長さl1から次式で算出した。 収縮率=l0−l1/l0×100(%) 更に、本発明のスパン系においては、第3成分
繊維として抗ピル性レギユラ繊維や羊毛あるいは
綿等の天然繊維との混紡糸とすることによりさら
に均一性の優れたしかも反発性の良好な抗ピル性
スパン系を得ることができる。抗ピル性レギユラ
繊維および天然繊維は特に限定されるものでな
く、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系
抗ピル繊維いずれでもよい。天然繊維はたとえば
羊毛、獣毛繊維、麻、木綿、絹などである。 本発明で用いる抗ピル性複合アクリル繊維は製
造方法に限定されるものではなく、従来知られて
いる種々の方法で得られたものを適宜用いること
ができ、たとえばアクリロニトリルを80モル%以
上含有し、アクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルの6.0モル%以上、9.0モル%以下と共
重合した高収縮サイドの共重合体のDMSO溶液
と、上記アクリロニトリルと上記エステルの1.0
モル%以上、3.0モル%以下とを共重合した低収
縮サイドの共重合体のDMSO溶液の、2種類の重
合体紡糸原液を用いて製造される。 この場合、高収縮サイドの重合体中には、スル
ホン基含有ビニル単量体を0.2モル%以上、0.4モ
ル%以下、低収縮サイド重合体中には0.5モル%
以上、1.0モル%以下を夫々含有させると良い。 また、これら2種の重合体に共重合されるアク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルは、
ケン縮発現性能の点から4.0モル%以上、6.5モル
%以下の含有率差が必要である。 上記2種の重合体紡糸原液を通常の複合紡糸口
金を用いてサイド・バイ・サイド型、または偏心
鞘芯状にDMSO―水系湿式紡糸浴中に吐出凝固さ
せ、ついで4〜6倍に延伸し、水洗したのち乾燥
し、水洗によりDMSOを除去した繊維トウを、
100〜200℃に加熱された乾燥機中に送り、3〜7
%の収縮をとりながら水分率3%以下にまで乾燥
させる。 このように、抗ピル性を有しない従来の複合繊
維の製造条件に比して、2種の重合体の組成差を
大にすると共に、低延伸倍率を採用し、凝固浴の
高温度化、DMSO溶液の低濃度化を行ない、工程
中の弛緩収縮率を最少にとることにより目標とす
る特性を有する抗ピル性複合アクリル繊維が得ら
れる。 本発明で用いる抗ピル性収縮アクリル繊維は本
発明の収縮率、繊維物性を満足する範囲内で従来
知られている種々の方法で得たものを採用するこ
とができるが、たとえばアクリロニトリルを80モ
ル%以上含有し、アクリル酸エステルまたはメタ
リル酸エステルの2.0モル%以上、6.0モル%以下
と共重合した共重合体のDMSO溶液の紡糸原液を
用いて製造される。この場合、重合体中にはスル
ホン基含有ビニル単量体を0.2モル%以上、1.0モ
ル%以下を含有させると良い。この重合体原液を
通常の口金を用いてDMSO―水系湿式紡糸浴中に
吐出凝固させ、ついで3〜6倍に延伸し、水洗に
よりDMSOを除去し乾燥した繊維トウを、100〜
200℃の乾燥機中で3〜7%の収縮をとり水分率
3%以下まで乾燥させる。 このように、抗ピル性を有しない従来の繊維の
製造条件に比して、低延伸倍率、凝固浴の高温度
化、DMSO溶液の高濃度化を採用し、工程中の弛
緩収縮率を最少にしたトウを公知の乾熱延伸(た
とえばターボステープラなど)および湿熱延伸法
で延伸ケン切することにより目標とする特性を有
する抗ピル性収縮アクリル繊維が得られる。 以上、述べたように本発明は抗ピル性複合アク
リル繊維と抗ピル性収縮アクリル繊維を混用する
ものであり、これにより抗ピル性、嵩高性、外
観、風合および製品の形態安定性が極めて優れた
スパン糸を得ることができる。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 まず、抗ピル性複合アクリル繊維を下記のよう
に製造した。 DMSO中でアゾビスイソブチロニトリルを重合
開始剤に用いて重合した、アクリロニトリル
91.31モル%、アクリル酸メチル8.3モル%、アリ
ルスルホン酸ソーダ0.39モル%からなる共重合体
紡糸原液()と、アクリロニトリル97.00モル
%、アクリル酸メチル2.0モル%、アリルスルホ
ン酸ソーダ1.00モル%からなる共重合体紡糸原液
()を複合紡糸口金より、サイド・バイ・サイ
ド型に最終繊維のデニールが約3dになるように
して40℃のDMSO50%水溶液中に複合紡糸し、つ
いでこれを98℃DMSO30%溶液中で4.5倍に延伸
後水洗し、160℃の熱風乾燥機中で5%の弛緩を
与えながら乾燥し、仕上油剤を付与したのちクリ
ンプをかけ、60℃で約50分乾燥後102m/mにカ
ツトした。 得られた繊維の特性は下記第1表のとおりであ
る。
り詳細には抗ピル性に優れ、嵩高性、反発性およ
び光沢など独特の風合、外観を有する新規なアク
リル系抗ピル性バルキースパン糸に関する。 従来、バルキー性を有するアクリル系紡績糸と
しては、レギユラアクリル繊維とアクリル系高収
縮繊維との混紡糸や、アクリル系複合繊維とレギ
ユラアクリル繊維の混紡糸、また複合繊維とレギ
ユラ繊維および高収縮繊維との混紡糸が知られて
いる。 これらのうち複合繊維による混紡糸は、高収縮
繊維混紡糸にくらべて、複合繊維特有の三次元ケ
ン縮の発現から均一なふくらみと弾力のあるバル
キー糸が得られるが、製品表面の毛羽はケン縮形
態により、からみ易くピリングが発生しやすい欠
点があつた。 また複合繊維と高収縮繊維の混紡糸は寸法安定
性や均一性、反撥性の優れたバルキー糸が得られ
る反面、複合繊維が一段と糸および製品表面に出
ることからピリングが発生しやすい欠点があつ
た。そしてピル発生防止のため、特公昭46―
15147号公報などに見られるように複合繊維の混
紡率を少なくしたものや、紡績糸の中心部に複合
繊維を配置するため、複合繊維の高収縮化が提案
されているが、いずれもバルキー化により糸、製
品表面へ複合繊維が出現するので満足な抗ピル性
は得られていない。また先に抗ピル性アクリロニ
トリル系複合繊維(以下、抗ピル性複合アクリル
繊維と略記)と抗ピル性レギユラアクリル繊維と
の混紡糸について提案したが(特願昭55―141179
号や、特願昭55―166527号)、これらのものでは
抗ピルの点では十分であつても、抗ピル性レギユ
ラアクリル繊維、抗ピル性複合アクリル繊維の双
方ともに熱水収縮率が小さく、特に前者がゼロ近
くの値と小さく、バルキーな糸は得られず、さら
に収縮性繊維との混紡について検討を進めた結
果、収縮性繊維の収縮率や繊維物性により抗ピル
性が不十分であつたり、また良好な抗ピル性が得
られる反面、紡績工程中でフライ、糸切れが発生
し紡績性が著しく低下するもの、また製品の耐久
性、実用性の面で強度的に不良である問題があつ
た。 そこで本発明はかかる欠点を解消し、抗ピル
性、紡績性、嵩高性、耐久性、寸法安定性の良好
な複合繊維混紡バルキースパン糸を得ることを目
的とするものであり、抗ピル性複合アクリル繊維
と収縮性繊維からなるスパン糸の抗ピル性と紡績
性を同時に満足する条件について鋭意検討を重
ね、本発明を完成したものである。 すなわち本発明は単繊維引張強度が2.5〜3.5
g/d、引張伸度が15〜35%、結節強度が0.8〜
2.5g/dである抗ピル性複合アクリル繊維と熱
水収縮率が7〜30%で熱水処理後の単繊維引張強
度が2.0〜3.5g/d、引張伸度が10〜35%、結節
強度が0.8〜2.5g/dである抗ピル性アクリロニ
トリル系収縮繊維(以下、抗ピル性収縮アクリル
繊維と略記)とが混紡されてなることを特徴とす
る抗ピル性バルキースパン糸である。 更に詳細に説明すれば、本発明で使用する抗ピ
ル性複合アクリル繊維は単繊維引張強度が2.5〜
3.5g/d、引張伸度が通常では15〜35%、好ま
しくは15〜30%であり、結節強度が通常では0.8
〜2.3g/d、好ましくは0.8〜2.0g/dの特性を
有することが重要である。 また抗ピル性収縮アクリル繊維は100℃の沸水
中でフリー状態で10分間処理し、自然乾燥後で単
繊維引張強度が2.0〜3.5g/d、引張伸度が通常
では10〜35%、好ましくは1.0〜30%であり、結
節強度が通常では0.8〜2.3g/d、好ましくは0.8
〜2.0g/dの特性を有することが重要であり、
熱水処理後で強度が3.5g/d以上、伸度が35%
以上、結節強度が2.3g/d以上では良好な抗ピ
ル性が得られない。一方強度が2.0g/d以下、
伸度が10%以下、結節強度が0.8g/d以下では
良好な抗ピル性が得られる反面、熱処理前の繊維
物性が大幅に低下することから良好な紡績性が得
られないばかりか製品の耐久性の点で不十分であ
る。 次に本発明では、抗ピル性収縮アクリル繊維の
混用率は、良好な抗ピル性、風合を得ること、製
品の形態安定性の観点から10〜50重量%が必要で
あり、10%以下では十分な形態安定性、嵩高性、
反発性が得られず、50%以上ではバルキー糸の均
一なふくらみが得られない。 また、良好な抗ピル性と優れた嵩高性、反発
性、風合を得るために抗ピル性複合アクリル繊維
はスパン糸中に20〜60重量%が必要であり、20%
以下では十分な嵩高性が得られず、60%以上では
複合繊維のケン縮発現が強くなり、糸が粗硬にな
つて良好な風合が得られなくなる。 さらに抗ピル性収縮アクリル繊維の収縮率は7
〜30%が必要である。7%以下では嵩高性が不足
気味で、十分な寸法安定性が得られない。また30
%以上になるとバルキー性が大になり糸の外観不
良や反発性不足から好ましくない。 ここで収縮率は0.1g/dの荷重下の長さl0(50
cm)の繊維束をフリー状態で100℃の熱水中に20
分間処理し、脱水後、自然乾燥し再び0.1g/d
の荷重下の長さl1から次式で算出した。 収縮率=l0−l1/l0×100(%) 更に、本発明のスパン系においては、第3成分
繊維として抗ピル性レギユラ繊維や羊毛あるいは
綿等の天然繊維との混紡糸とすることによりさら
に均一性の優れたしかも反発性の良好な抗ピル性
スパン系を得ることができる。抗ピル性レギユラ
繊維および天然繊維は特に限定されるものでな
く、アクリル系、ポリエステル系、ポリアミド系
抗ピル繊維いずれでもよい。天然繊維はたとえば
羊毛、獣毛繊維、麻、木綿、絹などである。 本発明で用いる抗ピル性複合アクリル繊維は製
造方法に限定されるものではなく、従来知られて
いる種々の方法で得られたものを適宜用いること
ができ、たとえばアクリロニトリルを80モル%以
上含有し、アクリル酸エステルまたはメタクリル
酸エステルの6.0モル%以上、9.0モル%以下と共
重合した高収縮サイドの共重合体のDMSO溶液
と、上記アクリロニトリルと上記エステルの1.0
モル%以上、3.0モル%以下とを共重合した低収
縮サイドの共重合体のDMSO溶液の、2種類の重
合体紡糸原液を用いて製造される。 この場合、高収縮サイドの重合体中には、スル
ホン基含有ビニル単量体を0.2モル%以上、0.4モ
ル%以下、低収縮サイド重合体中には0.5モル%
以上、1.0モル%以下を夫々含有させると良い。 また、これら2種の重合体に共重合されるアク
リル酸エステルまたはメタクリル酸エステルは、
ケン縮発現性能の点から4.0モル%以上、6.5モル
%以下の含有率差が必要である。 上記2種の重合体紡糸原液を通常の複合紡糸口
金を用いてサイド・バイ・サイド型、または偏心
鞘芯状にDMSO―水系湿式紡糸浴中に吐出凝固さ
せ、ついで4〜6倍に延伸し、水洗したのち乾燥
し、水洗によりDMSOを除去した繊維トウを、
100〜200℃に加熱された乾燥機中に送り、3〜7
%の収縮をとりながら水分率3%以下にまで乾燥
させる。 このように、抗ピル性を有しない従来の複合繊
維の製造条件に比して、2種の重合体の組成差を
大にすると共に、低延伸倍率を採用し、凝固浴の
高温度化、DMSO溶液の低濃度化を行ない、工程
中の弛緩収縮率を最少にとることにより目標とす
る特性を有する抗ピル性複合アクリル繊維が得ら
れる。 本発明で用いる抗ピル性収縮アクリル繊維は本
発明の収縮率、繊維物性を満足する範囲内で従来
知られている種々の方法で得たものを採用するこ
とができるが、たとえばアクリロニトリルを80モ
ル%以上含有し、アクリル酸エステルまたはメタ
リル酸エステルの2.0モル%以上、6.0モル%以下
と共重合した共重合体のDMSO溶液の紡糸原液を
用いて製造される。この場合、重合体中にはスル
ホン基含有ビニル単量体を0.2モル%以上、1.0モ
ル%以下を含有させると良い。この重合体原液を
通常の口金を用いてDMSO―水系湿式紡糸浴中に
吐出凝固させ、ついで3〜6倍に延伸し、水洗に
よりDMSOを除去し乾燥した繊維トウを、100〜
200℃の乾燥機中で3〜7%の収縮をとり水分率
3%以下まで乾燥させる。 このように、抗ピル性を有しない従来の繊維の
製造条件に比して、低延伸倍率、凝固浴の高温度
化、DMSO溶液の高濃度化を採用し、工程中の弛
緩収縮率を最少にしたトウを公知の乾熱延伸(た
とえばターボステープラなど)および湿熱延伸法
で延伸ケン切することにより目標とする特性を有
する抗ピル性収縮アクリル繊維が得られる。 以上、述べたように本発明は抗ピル性複合アク
リル繊維と抗ピル性収縮アクリル繊維を混用する
ものであり、これにより抗ピル性、嵩高性、外
観、風合および製品の形態安定性が極めて優れた
スパン糸を得ることができる。 以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。 実施例 1 まず、抗ピル性複合アクリル繊維を下記のよう
に製造した。 DMSO中でアゾビスイソブチロニトリルを重合
開始剤に用いて重合した、アクリロニトリル
91.31モル%、アクリル酸メチル8.3モル%、アリ
ルスルホン酸ソーダ0.39モル%からなる共重合体
紡糸原液()と、アクリロニトリル97.00モル
%、アクリル酸メチル2.0モル%、アリルスルホ
ン酸ソーダ1.00モル%からなる共重合体紡糸原液
()を複合紡糸口金より、サイド・バイ・サイ
ド型に最終繊維のデニールが約3dになるように
して40℃のDMSO50%水溶液中に複合紡糸し、つ
いでこれを98℃DMSO30%溶液中で4.5倍に延伸
後水洗し、160℃の熱風乾燥機中で5%の弛緩を
与えながら乾燥し、仕上油剤を付与したのちクリ
ンプをかけ、60℃で約50分乾燥後102m/mにカ
ツトした。 得られた繊維の特性は下記第1表のとおりであ
る。
【表】
次に、抗ピル性収縮アクリル繊維を次のように
して製造した。 DMSO中で溶液重合によりアゾビスイソプチロ
ニトリルを重合触媒に用い、アクリロニトリル/
アクリル酸メチル/アリルスルホン酸ソーダから
なる三元共重合体の溶液を作製した。 共重合率はアクリル酸メチルが2.0モル%と4.0
モル%、アリルスルホン酸ソーダが1.2モル%と
0.4モル%の2種の溶液である。 この2種の重合体原液を最終の単糸デニールが
3dになるように50%DMSO水溶液中に湿式紡糸
し、6倍に延伸した後、170℃で収縮率を7%に
設定して4分間乾燥した。次いで得られた乾燥ト
ウを120℃の加圧蒸気中で20分間弛緩処理した。 得られたトウをターボステープラで延伸倍率を
変更して6種のスライバを作製した。スライバの
単繊維の熱処理前、後の繊維特性を下記第2表に
示した。
して製造した。 DMSO中で溶液重合によりアゾビスイソプチロ
ニトリルを重合触媒に用い、アクリロニトリル/
アクリル酸メチル/アリルスルホン酸ソーダから
なる三元共重合体の溶液を作製した。 共重合率はアクリル酸メチルが2.0モル%と4.0
モル%、アリルスルホン酸ソーダが1.2モル%と
0.4モル%の2種の溶液である。 この2種の重合体原液を最終の単糸デニールが
3dになるように50%DMSO水溶液中に湿式紡糸
し、6倍に延伸した後、170℃で収縮率を7%に
設定して4分間乾燥した。次いで得られた乾燥ト
ウを120℃の加圧蒸気中で20分間弛緩処理した。 得られたトウをターボステープラで延伸倍率を
変更して6種のスライバを作製した。スライバの
単繊維の熱処理前、後の繊維特性を下記第2表に
示した。
【表】
【表】
上記のようにして得られた抗ピル性複合アクリ
ル繊維および抗ピル性収縮アクリル繊維を用いて
各種混紡率で通常のソ毛紡績方式によりメートル
番手2/36(上撚数180T/m、下撚数360T/m)
の紡績糸を得た。この紡績糸をバルキ噴射染色機
でカセ染したのち、7ゲージ手動横編機でゴム組
織のセータ編地を作成し、抗ピル性、バルキ性、
風合、製品の形態安定性を評価した。結果を第4
表に示す。 なお、抗ピル性評価はICI型試験機による方法
(JIS―L1076A法)で5時間行なつた。 また、第3成分繊維として、抗ピル性レギユラ
繊維としては第3表に示した通りの特性を有して
いる抗ピル性レギユラアクリル繊維ステープルを
用いた。またウールは市販のメリノ羊毛(64′S)
を用いた。この抗ピル性レギユラアクリル繊維
は、熱水収縮率が0.3%のものである。
ル繊維および抗ピル性収縮アクリル繊維を用いて
各種混紡率で通常のソ毛紡績方式によりメートル
番手2/36(上撚数180T/m、下撚数360T/m)
の紡績糸を得た。この紡績糸をバルキ噴射染色機
でカセ染したのち、7ゲージ手動横編機でゴム組
織のセータ編地を作成し、抗ピル性、バルキ性、
風合、製品の形態安定性を評価した。結果を第4
表に示す。 なお、抗ピル性評価はICI型試験機による方法
(JIS―L1076A法)で5時間行なつた。 また、第3成分繊維として、抗ピル性レギユラ
繊維としては第3表に示した通りの特性を有して
いる抗ピル性レギユラアクリル繊維ステープルを
用いた。またウールは市販のメリノ羊毛(64′S)
を用いた。この抗ピル性レギユラアクリル繊維
は、熱水収縮率が0.3%のものである。
【表】
【表】
第4表からも明らかな通り、実験番号2〜5,
9〜10及び15〜19は本発明の範囲のスパン糸であ
つたため、紡績性、バルキー性、抗ピル性、形態
安定性、製品耐久性に優れていた。これに対し実
験番号1は抗ピル性収縮繊維の物性が本発明の範
囲より高いため抗ピル性不良であつた。また実験
番号6は物性が低いため紡績性、耐久性が劣り良
好な製品が得られなかつた。また実験番号7,
8,11〜14は混用率が本発明の範囲を外れたため
バルキー性、形態安定性が劣り良好な製品となら
なかつた。なお、前述の抗ピル性収縮アクリル繊
維を用いることなく、前述の、本発明者らが先に
提案した特願昭55―141179号(特開昭57―66132
号公報)や、特願昭55―166527号(特開昭57―
95327号公報)に記載の実施例に準じて、上記抗
ピル性複合アクリル系繊維と第3表に記載した抗
ピル性レギユラアクリル繊維等とを用い、各種の
混紡を行なつて各種スパン糸を作つたが、いずれ
も抗ピル性では満足がいくものの、本発明のもの
に比較すると、バルキー性の点や寸法安定性の点
で数段劣るとの判断ができるものであつた。
9〜10及び15〜19は本発明の範囲のスパン糸であ
つたため、紡績性、バルキー性、抗ピル性、形態
安定性、製品耐久性に優れていた。これに対し実
験番号1は抗ピル性収縮繊維の物性が本発明の範
囲より高いため抗ピル性不良であつた。また実験
番号6は物性が低いため紡績性、耐久性が劣り良
好な製品が得られなかつた。また実験番号7,
8,11〜14は混用率が本発明の範囲を外れたため
バルキー性、形態安定性が劣り良好な製品となら
なかつた。なお、前述の抗ピル性収縮アクリル繊
維を用いることなく、前述の、本発明者らが先に
提案した特願昭55―141179号(特開昭57―66132
号公報)や、特願昭55―166527号(特開昭57―
95327号公報)に記載の実施例に準じて、上記抗
ピル性複合アクリル系繊維と第3表に記載した抗
ピル性レギユラアクリル繊維等とを用い、各種の
混紡を行なつて各種スパン糸を作つたが、いずれ
も抗ピル性では満足がいくものの、本発明のもの
に比較すると、バルキー性の点や寸法安定性の点
で数段劣るとの判断ができるものであつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 単繊維強度が2.5〜3.5g/d、引張伸度が15
〜35%、結節強度が0.8〜2.3g/dである抗ピル
性アクリロニトリル系複合繊維と、熱水収縮率が
7〜30%熱水処理後の単繊維強度が2.0〜3.5g/
d、引張伸度が10〜35%、結節強度が0.8〜2.5
g/dである抗ピル性アクリロニトリル系収縮性
繊維とが混紡されてなる抗ピル性バルキースパン
糸。 2 抗ピル性アクリロニトリル系収縮性繊維が10
〜50重量%と抗ピル性アクリロニトリル系複合繊
維が20〜60重量%混紡されてなる特許請求の範囲
第1項記載の抗ピル性バルキースパン糸。 3 第3成分として抗ピル性非収縮合成繊維およ
び/または綿および/または羊毛等を含む天然繊
維が混紡されている特許請求の範囲第1項記載の
抗ピル性バルキースパン糸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12139181A JPS58109642A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 抗ピルバルキ−スパン糸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12139181A JPS58109642A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 抗ピルバルキ−スパン糸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58109642A JPS58109642A (ja) | 1983-06-30 |
JPS62255B2 true JPS62255B2 (ja) | 1987-01-07 |
Family
ID=14810030
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12139181A Granted JPS58109642A (ja) | 1981-08-04 | 1981-08-04 | 抗ピルバルキ−スパン糸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58109642A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220089296A (ko) * | 2020-12-21 | 2022-06-28 | 주식회사 디오 | 미세 커팅 엣지를 갖는 치과용 임플란트 픽스츄어 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59192717A (ja) * | 1983-04-13 | 1984-11-01 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 抗ピル性アクリル系複合繊維の製造法 |
JPH04240209A (ja) * | 1990-08-03 | 1992-08-27 | Monsanto Co | 低ピル布帛用アクリル系繊維 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146170A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-20 | Hitachi Ltd | |
JPS5341261A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-14 | Shimadzu Corp | Air inlet air flow detector |
JPS5669678A (en) * | 1979-11-13 | 1981-06-11 | Fuji Heavy Ind Ltd | Flighttsimulator break |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5669678U (ja) * | 1979-11-05 | 1981-06-09 |
-
1981
- 1981-08-04 JP JP12139181A patent/JPS58109642A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5146170A (ja) * | 1974-10-18 | 1976-04-20 | Hitachi Ltd | |
JPS5341261A (en) * | 1976-09-27 | 1978-04-14 | Shimadzu Corp | Air inlet air flow detector |
JPS5669678A (en) * | 1979-11-13 | 1981-06-11 | Fuji Heavy Ind Ltd | Flighttsimulator break |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20220089296A (ko) * | 2020-12-21 | 2022-06-28 | 주식회사 디오 | 미세 커팅 엣지를 갖는 치과용 임플란트 픽스츄어 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58109642A (ja) | 1983-06-30 |
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