JPS62255992A - 文字出力方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、入力される文字情報、制御情報を解釈して
、文字情報に対応する複数の文字パターンを出力する文
字出力装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の装置、例えばレーザビームプリンタ等に
おいては、外部装置、例えばホストコンピュータから出
力する文字情報、すなわち文字コードとその文字コード
に対応する文字パターンを出力するための制御情報、す
なわち改行コード等がレーザビームプリンタに入力され
てくる。これに応じて、レーザビームプリンタのプリン
タでは、入力される文字コード、制御コード等を一時、
バッファに取り込み、このバッファに蓄えられた文字コ
ード、制御コードを解析して、文字パターンの発生と発
生させた文字パターンの配こを指定していた。

特に、入力された制御情報は、その制御情報が正しく機
能しているがどうかを逐一判別することはできないよう
に構成されている。すなわち、出力される文字パターン
にその制御情報の機能を付加して出力する必要性がなく
、敢えて出力すれば、文字パターンと制御情報とが混在
して、乱雑な文字出力となってしまう、このようなこと
を考慮して、従来は文字コードに対応する文字パターン
を制御情報に基づいて処理した状態で出力していた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところが、第４図に示すように、最近の文字出力装置に
おいては、出力可能な文字のフォント種３１〜３３が増
えるとともに、多彩な強調印字、例えば網かけ印字３５
．アングライン印字３４が可能となっているため、正常
な文字パターンの出力を得るまでの過程においては、表
示中のどこでどのような制御がなされているかが目視で
きたないために、誤りの訂正および文字の編集作業は作
成した文字パターンを出力しなければ判別できず、多大
な労力と長い試行錯誤の時間を費やさなければならない
等の問題点があった。

この発明は、上記の問題点を解消するためになされたも
ので、文字パターンの制御情報を必要に応じて出力する
ことにより、編集および誤りの訂正を速やかに行える文
字出力装置を得ることを目的する。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係る文字出力装置は、文字パターンの出力を
制御するために入力される制御コードのメツセージ出力
指令を入力する制御コード出力指令手段と、この制御コ
ード出力指令手段の出力に基づいて制御コードに対応す
る所定の制御メツセージを発生させるメツセージ発生手
段と、このメツセージ発生手段が発生させた制御メツセ
ージを文字パターンの出力形態に準じて出力する制御情
報出力手段とを設けたものである。

〔作用〕

この発明においては、制御コード出力指令手段より制御
コードの出力指令が入力されると、メツセージ発生手段
が制御コードに対応する所定の制御メツセージを発生さ
せる。これに応じて、制御情報出力手段が、発生させた
制御メツセージを文字パターンの出力形態に準じて出力
させる。

〔実施例〕

第１図はこの発明の一実施例を示すページプリンタの構
成を説明するブロック図であり、１はホストコンピュー
タで、文字データ（文字コード）および制御指令（制御
コード）を発生して文字発生制御部２に入力する。３は
入力バッファで、ホストコンピュータ１より入力される
文字データ（文字コード）および制御指令（制御コード
）を一時的に蓄える。４は汎用マイクロプロセッサから
なるＣＰＵで、入力バッファ３に蓄えられた入力データ
を解析し、メツセージ発生指令４ａ　、文字コード４ｂ
　、出力位置制御情報４Ｃを発生させる。５はこの発明
のメツセージ発生手段をなす制御内容メツセージ発生器
で、ＣＰＵ４から送出されるメツセージ発生指令に基づ
いて制御コードに対応する制御メツセージ文字コード列
を発生させ、その制御メツセージ文字コード列を発生さ
せるための制御文字コード５ａを文字発生器６に出力す
る。文字発生器６はＣＰＵ４から入力される文字コード
４ｂおよび制御内容メツセージ発生器５から送出される
制御文字コード５ａに基づいた文字パターン６ａを発生
させ、１ペ一ジ分のドツト数を有するＲＡＭで構成され
る出力用ページバッファ７に格納する。出力用ページバ
ッファ７は格納されたドツトイメージ７ａをプリンタイ
ンタフェース部８に送出する。プリンタインタフェース
部８は出力用ページバッファ７に格納されたドツトイメ
ージに対応するビデオ信号８ａを、例えばレーザビーム
プリンタで構成されるページプリンタ９に送出する。

第２図はこの発明による制御メツセージおよびパターン
・・セージを説明するための模式図であり、１１は出力
舐、１２は印字開始時にプリンタの初期諸設定について
通知する制御メツセージで、文字の属性、改行幅１文字
ピッチ等といった各種設定の状況を簡単に出力する。制
御メッセージコ２は通常の印字の邪魔にならない、例え
ば出力紙］１の上マージンの上側や、別の出力紙１１に
印字出力される。１３は印字可能゛エリアで、設定され
た上下左右のマージン位置を示す。１４は文字ピッチマ
ークで、文字の印字間隔を示す。この文字ピッチマーク
１４の間隔が印字間隔を示す。１５は水平タブ位置マー
クで、水平タブ移動制御が指令された場合に移動する印
字位置を表現している。１６は行間マークで、行間スペ
ースを示し、行間マーク１６の間隔が行の間隔を示す。

１７は垂直タブ位置マークで、垂直方向のタブ位置を示
し、垂直タブ移動制御が指令された場合に、移動する印
字位置を表現している。１８は改行マークで、この改行
マーク１８が印字された位置で改行制御が正しく実行さ
れたことを示す。

１９は水平タブ制御マークで、この水平タブ制御マーク
１９が印字された位置で水平タブ移動制御が実行された
ことを示す。２０は空白マークで、水平タブ移動によっ
て飛ばされた空白部分を示す。２１は未印字マークで、
印字位置がマージンを越えて印字されなかったことを示
す。これにより、未印字の注：・工をオペレータに喚起
する。２２は文字サイズ変更メツセージで、文字サイズ
の変更制御が正しく行われたことを示し、この実施例で
は、７．２ポイントのフォントが９．６ポイントに変更
されたことを、フォントサイズが変更された位置で表現
しており、その状態を正確に把握でき、修正、変更にも
即応できる。２３はエラーメツセージで、何らかの理由
で正しく制御を実行できなかった旨を通知するもので、
この実施例ではイタリック体のフォントを選択しようと
したが、対応するフォントが見つからず、選択できなか
った旨を意味している。２４はエラーメツセージで、送
出されてきた制御コードが文法的に正しくなくて、プリ
ンタ側で解読できなかった場合を通知する。この実施例
では、ＥＳＣコードに続く何らかの制御命令が解読でき
なかった旨を示している。２５は文字ピッチ変更メツセ
ージで、文字ピッチを例えば２０ＣＰＩ　（キャラクタ
・パー・インチ）に変更する制御が正しく実行されたこ
とを示している。２６は改頁マークで、改頁制御が正し
く実行されたことを示している。なお、上記１１〜２６
はテストプリントモードが選択された場合に印字される
もので、通常印字モードでは印字されない。また、上記
１１〜２６は制御内容メツセージ発生器５から送出され
る制御文字コード５ａに基づいて文字発生器６が発生さ
せたものである。

次に第３図を参照しながらこの発明による制御メツセー
ジ印字動作を説明する。

第３図はこの発明による制御メツセージ印字動作を説明
するためのフローチャートである。なお、（１）〜（１
３）は各ステップを示す。

出力処理が開始され、ホストコンピュータ１よリデータ
コードの送信が開始されると、まず、その出力開始時点
でのプリンタの初期諸設定の状態についてメツセージを
出力する。ただし、本来出力されない制御情報（影の情
報）を通常も出力すると、文字出力が乱雑になるので、
制御情報を出力するモードを以下テストプリントモード
と云う、またテストプリントモードを設定するのは、プ
リンタ側に設けるデュップスイッチまたはホストコンピ
ュータ１から送出されるコマンドでも構わない。

さて、初期諸設定開始時点で、初期諸設定のメツセージ
を印字するモード、すなわちテストプリントモードが設
定されているかどうかをＣＰＵ４が判断する（１）、こ
の判断で、ＹＥＳの場合は初期諸設定メツセージ印字、
すなわち第２図に示したメツセージ１２の印字を行い（
２）、Ｎｏならば入力バッファ３に蓄えられたデータを
１単位コードずつ読み込む（３）。次いで、入力バッフ
ァ３に蓄えられた入力データの印刷が全て終了したかど
うかを判断しく４）、ＹＥＳならば印刷を終了し、Ｎｏ
ならばテストプリントモードが指令されているかどうか
を判断しく５）、Ｎｏならば通常印字、すなわち制御内
容に関するメツセージを出力しない従来通りの普通の印
字を行い（６）、ステップ（３）に戻り、ＹＥＳならば
送出されてきたコードデータが制御情報を意味するもの
がどうかを判断する（７）。この判断で、Ｎｏの場合は
、文字コードに対応する文字パターンの印字を行い（８
）、ステップ（３）に戻り、ＹＥＳならば制御情報が文
法的に正しいかどうかのチェックを行う（８）。次いで
、通常の印字の場合と同様に、その制御情報通りの制御
処理を行う（１０）、続いて、その制御情報通りの制御
がなされたかどうか、すなわち内容がＯＫかどうかを判
断しく１１）、Ｎｏの場合、すなわち何らかのエラーが
発生した場合は、第２図に示すようにエラーメツセージ
２３．２４を印字しく１２）、ＹＥＳの場合、すなわち
制御が正しく実行された場合には、実行された制御内容
をメツセージまたはマークで第２図に示すように印字し
く１３）、ステップ（３）に戻る０以上の動作を印刷終
了まで繰り返し、第２図に示す出力紙１１を得ることが
でき１編集者は一目にして、制御情報と制御情報の動作
状態を把握することができる。

なお、上記実施例では、ページプリンタを例にして説明
したが、これに限定されることはなく、文字パターンを
出力する媒体、例えばディスプレイ装置であってもこの
発明を適用でき、これによって印字形態の編集、修正、
変更が自在に行える。また上記実施例ではテストプリン
トモードをホストコンピュータ１から送出される制御コ
マンドで指定する場合について説明したが、プリンタ側
に設けるスイッチ手段により指定できるように構成して
もよいことは云うまでもない。

〔発明の効果〕

以上説明したように、この発明は文字パターンの出力を
制御するために入力される制御コードのメツセージ出力
指令を入力する制御コード出力指令手段と、この制御コ
ード出力指令手段の出力に基づいて制御コードに対応す
る所定の制御メツセージを発生させるメツセージ発生手
段と、このメツセージ発生手段が発生させた制御メツセ
ージを文字パターンの出力形態に準じて出力する制御情
報出力手段とを設けたので、文字パターンの印字を制御
する制御情報が正しく機能しているかどうかを印字文字
の出力形態と並行してオペレータが目で確認でき、最小
の労力で文字出力の編集、修正、変更に即応できる優れ
た利点を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すページプリッタの構
成を説明するブロック図、第２図はこの発明による制御
メツセージおよびエラーメツセージを説明するための模
式図、第３図はこの発明による制御メツセージ印字動作
を説明するためのフローチャート、第４図は従来の文字
印字出力形態を示す模式図である。 図中、１はホストコンピュータ、２は文字発生制御部、
３は入カバフファ、４はＣＰＵ、５は制御内容メツセー
ジ発生器、６は文字発生器、７は出力用ページバッファ
、８はプリンタインタフェース部、９はページプリンタ
である。 第２図 第３図 第 −Ｊ３′ 赦海油ｊ゛揺肋’ｎ’＃ｒｇｔ画跪、／３“田 ｌ　ｕ　ｙｗｘ　ｙＺ 〕

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）文字コードおよび制御コードを処理して前記文字
   コードに対応する文字パターンを作成して出力する文字
   出力装置において、前記文字パターンの出力を制御する
   ために入力される制御コードのメッセージ出力を入力す
   る制御コード出力指令手段と、この制御コード出力指令
   手段の出力に基づいて前記制御コードに対応する所定の
   制御メッセージを発生させるメッセージ発生手段と、こ
   のメッセージ発生手段が発生させた前記制御メッセージ
   を前記文字パターンの出力形態に準じて出力する制御情
   報出力手段とを具備したことを特徴とする文字出力装置
   。
2. （２）メッセージ発生手段は、入力される制御情報に基
   づく文字パターンが発生できない場合に、エラーメッセ
   ージを発生させることを特徴とする特許請求の範囲第（
   １）項記載の文字出力装置。
3. （３）制御メッセージは、制御メッセージを示すマーク
   情報であることを特徴とする特許請求の範囲第（１）項
   記載の文字出力装置。