JPS62253016A - マイクロ波加熱料理具、その製造法、並びにこの製造に役立つデカル - Google Patents

マイクロ波加熱料理具、その製造法、並びにこの製造に役立つデカル

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JPS62253016A
JPS62253016A JP62025533A JP2553387A JPS62253016A JP S62253016 A JPS62253016 A JP S62253016A JP 62025533 A JP62025533 A JP 62025533A JP 2553387 A JP2553387 A JP 2553387A JP S62253016 A JPS62253016 A JP S62253016A
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JP62025533A
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マービン シュナイダー
ルイス アンソニー ブランコ
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COMMERCIAL DEKARU Inc
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
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    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/647Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques
    • H05B6/6491Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with the use of susceptors
    • H05B6/6494Aspects related to microwave heating combined with other heating techniques combined with the use of susceptors for cooking
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J36/00Parts, details or accessories of cooking-vessels
    • A47J36/02Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay
    • A47J36/04Selection of specific materials, e.g. heavy bottoms with copper inlay or with insulating inlay the materials being non-metallic
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10S99/14Induction heating

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はマイクロ波加熱料理具、その製造法、並びにこ
の製造に役立つデカルに関するものである。
(発明の技術的背景) 典型的はマイクロ波加熱法、たとえばマイクロ波料理に
おいては、マイクロ波放射線が加熱されるべき物品によ
って吸収されて熱に変換される。
かくして、通常のマイクロ波料理においてマイク波エネ
ルギーは、食物そのものによって吸収されるので、熱は
食物内で発生する。しかし、成るマイクロ波加熱法にお
いては、外側で発生される熱も利用することが望ましい
。例えば、マイクロ波エネルギーの内部吸収により単独
に料理された肉は、従来の料理法にて発生する望ましい
外観の焼具合、即ち褐色化は起らない。マイクロ波放射
線によって肉を料理する場合は、従って、外側で発生す
る熱が肉の表面に効果的に作用することが望ましく、こ
れによって、肉は褐色化して焼けることになる。
マイクロ波吸収性物質を含有する料理具は、これまでに
も製作されて、以上の目的に利用されてぎだ。マイクロ
波吸収性物質はマイクロ波エネルギーを吸収して熱に変
換するので、将埋具そのものも加熱される。従って、こ
のような料理具に入れられて、マイクロ波エネルギーに
曝された食物は、食物内に吸収されたマイクロ波放射線
によっても、同時にマイクロ波放射線によって加熱され
た料理具から食物に移動する熱によっても両方から加熱
される。このような料理臭類の使用で、典型的なマイク
ロ波オーブンによって肉をこんがりと褐色に焼きあげる
ことができることになる。
それ故、市販のマイクロ波加熱料理具の1つに、マイク
ロ波放射線にほぼ透過性であるガラス−セラミック物質
からなるボデーの表面にil続マイクロ波吸収性錫含有
層の施されたものがあり、この錫含有層は典型的には、
ガラス−セラミックボデーを塩化錫蒸気と接触すること
によって形成される。これまで、マイクロ波加熱料理具
類並びにその製作法に広範囲の努力が行なわれたにかか
わらず、現在、なお一層の改善が必要とされる。特に、
より経済的な料理臭製造法の必要、並びにこのような製
造法によって製造可能な料理臭類への要望が認められる
(発明の構成、作用及び効果) 本発明による第1の提案は、マイクロ波を実質的に透過
するボデーに、粒状のマイクロ波吸収性、即ち“ロシイ
(+ossy)”感受物質を付着して作られたマイクロ
波加熱料理具である。この感受物質として好ましいのは
、導電物質である。この感受物質には、少なくともl金
属酸化物と、非酸化状態または還元状態の少なくとも1
金属とが含まれて良い。感受物質の金属酸化物成分とし
ては、磁気反応性のあるものが好ましく、かつ1個以上
の金属間酸化物が含有されて良い。本開示に用いられて
いるように、“金属間酸化物”なる用語は、異なる金属
2個以上と、酸素とからなる化合物を意味する。有用な
感受物質の1つは酸化鉄類、酸化ニッケル類および鉄と
ニッケルの金属酸化物類、例えばニッケルー鉄フェライ
ト(N i Fe204)を含有する。また還元状態の
ニッケルも含まれる。感受物質にはまた単独金属のみの
酸化物としても、還元状態の金属として、例えば酸化亜
鉛や還元亜鉛として含まれて良い。
好ましい感受物質によフて供せられるbf1気特性およ
び導電性の組合せから、マイクロ波を当てることによる
効果的な加熱が増進される。
さらに、このような感受物質はボデーの表面に薄い感受
物xqとして形成されることが好ましい。この開示にお
いて、′セラミック”なる用語は、従来のセラミック類
はもちろんのこと、ガラス−セラミック類をも包含する
広い意味で用いられる。ボデーの好ましい材料は、ガラ
ス−セラミックで、特に、登録商標+PYROCERM
+の下に販売されているものである。好ましいカバー材
料としてガラスが含まれる。
カバー層としては薄く、かつ熱膨張係数がボデーのそれ
に近いものが好ましく、また、ボデー表面の間隔を置い
た処々でのみボデーと融着し、かつ感受物質層における
感受物質粒子間の少なくとも若干の間隙において充填さ
れていないのが好ましい6本発明はオペレーション理論
によって制限されないが、これ等38特徴のすへては、
ボデーおよびその各層の熱膨張の差から起る剪断応力を
できるだけ小さくするのに役立ち、それ故、上記容器の
使用に発生しがちな繰返される温度変化中において、カ
バー層および感受物質の狂いや分離を防止すると推測さ
れる。なお、上記未充填の間隙のために感受物質層のマ
イクロ波吸収性に寄与すると考えられる。
本発明による第2点としては、マイクロ波加熱料理具を
製造するための、PJ*で能率の良い方法を提供するこ
とである。この場合、料理具ボデーの表面には、粒状の
広意(広い意味での)感受物質の感受物!71が形成さ
れる。ここに、”感受物質”なる用語は(それ自体が)
マイクロ波吸収性の物質を云う、また、本開示において
用いられる“広意感受物質”と云う用語は、感受物質そ
のものおよび処理を受けてマイクロ波吸収性になる物質
(即ち先駆物質)も合せ含めたものを意味する。
感受物質はデカル基板上に先ず形成された後、デカル基
板上から料理具ボデーへ移される。同じデカル基板上に
は感受層と共に、カバー層(単層または複層)も形成し
ておき、これ等の層をすべて同時に単回操作でボデーへ
穆すことが好ましい。かくして、本発明による特に好ま
しい実施の態様としての料理臭製造法は、マイクロ波加
熱料理具の生産を著しく簡単化すると同時に、従来困難
であった工程のすべてを除き、しかも従来法に伴う危険
物質も排除されるものである。
本発明の他の目的、特徴、および利点は、添付図面を参
照して好ましい実施の態様についての説明から一層容易
に理解されるであろう。
(実施例) 第1図に図解したように、本発明によるl実施例に用い
るデカルは、従来のデカルと同様に基板(10)は紙で
あり、この基板上に水溶性デキストリン解11ffi(
12)が形成されている6本発明による感受物質層は塗
布されたニスバインダ塗剤(15)と、この塗布ニスペ
ース塗剤に接着形成された鉄−ニッケル合金の広意感受
物質の細粒(16)からなる単層が形成されている。広
意感受性合金粒子間には、非常に細かいガラス粒子(1
7)が散在している。このデカルにおける感受物質層の
パターンは、完成料理具の感受物質層の所要パターンに
一致するように作られるのが望ましい、第1図および’
fr3図に図解するように、感受物質層には、合体カバ
ー領域(18)があり、そこには一定間隔でそこを貫通
して延びる複数個の穴(20)がある。
感受物質層を形成するには、先ず、解離層に、感受物質
層の所要パターンと一致するパターンでもってニスをプ
リントし、次いで、広悪感受性合金粒子およびガラスモ
ダレータ粒子との混和物を上記ニス上に塗布した後に、
これ等粒子が適切な位置に保持されるように上記ニスを
乾燥することによフて行なわれる。乾燥後に、固着しな
かった粒子は、例えばブラシで除去される。この作業で
、塗布ニスに直接接触していない上記の合金粒子のみが
、そのまま留まる。かくして、粒子層を数個、塗布工程
中に塗布ニス上に、互いに上下に付若させると、最も低
い層のみが、除去作業を終えた後に残留する。粒子の大
部分は、ニスの欠いた領域から除かれて、従って、上記
の穴(20)が形成される。粘着性ニス層へ粒子を接着
させることによって、粒状層を所要のパターンに形成す
る方法は、デカル製作法において周知のことであり、こ
れは、普通、“リソ(l i tho)法”と呼ばれて
いる。
第1カバーIt!(22)は、アクリル系バインダ中に
低溶融性、低膨張性ガラスの微粒子を含むもので、感受
物質層(14)上に配置され、第1カバー層の中に、感
受物資層中の穴(20)を通って延びる部分が処々ある
。この第1カバー層はまた、従来の顔料、例えば鉄、ク
ローム、またはコバルトの酸化物類を含む、第1カバー
層(22)は、さらに、感受物XN全体にわたりその上
に広がると共に、一部は感受物質層の線辺を越えて延び
ている。さらにまた、上記の連続部の他に、飛び地部(
27)があり、ここには、完成料理具(第3図)に見ら
れるような文字標識のような標印に成形されている。こ
の第1カバー層の上に第2カバー層が配置されるがこれ
は、顔料を含まないこと以外は、第1カバー層と同様な
構成を有する。
これ等カバー層は、典型的には、バインダおよびこのた
めの有機溶剤からなる展剤中にガラス粒子を配合したス
クリーンプリントを行なうことによって形成される。ガ
ラス/バインダ層をスクリーンプリントによって形成す
る方法は、セラミック製品やガラス製品装飾用のデカル
製法において周知である。
上述の各層の粒度および厚さは、理解を容易にせんため
に、非常に誇張して画いである。典型的には、合金粒子
は直径にして約40μ未満、好ましくは約27μ未満で
ある。他方、両カバー層のガラス粒子は直径にして約2
〜4μが好ましい。
デカルの各カバー層は典型的には約10μ未満の厚さを
有する。
本発明による方法において、第1図に図解されるデカル
は、従来型フライパンのガラス−セラミック・ボデー(
28)の表面(29)(第2図)上のカバー層および感
受物質層とを形成するために用いられる。デカルに湿気
を与えて軟らかくし、かつ解a層(12)を溶解した後
、デカルを、その基板が料理具のボデーと対面するよう
にボデーと並置する0次いで、感受物質層(14)およ
び両カバー層(22,24)をボデーの表面上に残して
基板を除去する。これ等の作業は、従来公知のデカル、
例えば”水”デカル、或いは“スライドオフ“デカルと
して知られるものを適用する場合と同一である。
感受物質層およびカバー層形成後、料理具ボデーと、カ
バー層や感受物質層とは、酸化7囲気中で、例えば、通
常利用されている型の従来のオーブン内の空気雰囲気中
で加熱されて、飾りとしてのデカルがセラミック製品上
に固着され、ついで漸次、室温へ冷却される。加熱段階
では、ニスとアクリル系バインダとは酸化してガス状の
酸化生成物となり急速に発散する。カバー層中のガラス
粒子は軟らかくなり、かつ融解し、かくして単一の連続
した穴のおいていないカバー層(30)(第4図)を形
成すべく流れ、カバー層は感受物質層の縁辺(26)に
て、また感受物質層内の各穴(20)においても、ボデ
ーに融着する。これは第4図に図解しである。完成品に
おける合体カバー層はデカルの両カバー層の総厚さの約
半分の総厚さを有する。このように厚さの減するのは、
バインダの損失と、およびガラスが流れて、バインダが
加熱前に占有していた空間を占有するからであると考え
られる。
感受物質層内の合金粒子は酸化して最終感受物質となる
。感受物質層の金属類は、加熱段階中では完全には酸化
しない。本発明は、いかなるオペレージ日ン理論によっ
ても制限されないけれども、カバー層は感受物質層の酸
化を制限するのに役立つと考えられる。料理具のボデー
(28)は、実質的に非多孔質であるので、従って、周
囲雰囲気からの酸素はボデーを通って感受物質層には入
り得ない。ガラス粒子の融解以前、カバー層は多孔質で
、従って、感受物質層へ成る程度酸素が入ることになる
。ガラス粒子の融解するや、結果する合体カバー層(3
0)はほぼ非多孔質となって、さらに酸素が受容物質層
へ透過するのを実質的に停止する。合金の鉄分は、通常
、ニッケル分よりかなり大幅に酸化する。従って、ニッ
ケル分の少なくとも一部は、加熱後、最終感受物質中に
て還元状態、ないし非酸化状態のままである。最終感受
物質はまた鉄およびニッケルそれぞれの酸化物を含有す
る。存在する酸化物類には、鉄およびニッケルの金属間
酸化物、即ち鉄、ニッケルおよび酸素とからなる化合物
を有すると考えられる。さらに、形成される金属間酸化
物は、成るニッケルー鉄フェライト、即ちNiFe2O
を含有すると考えられる。
加熱段階後は、感受物質は粒状のままであるが、加熱前
と比較して、感受物Xf’Jに本来あったものとは配列
が若干変化して異なる粒子に変る。
それ故、還元された、または非酸化状態のニッケルの幾
らかが、加熱処理中に、先に形成された酸化物粒子から
分離して、はぼ純粋な還元または非酸化状態のニッケル
の顕微鏡的微粒子が得られる。この粒子は、顕微鏡観察
下ではl!維状態ないし小満として認められる。また、
加熱処理中、感受物質層内では、隣接粒子間で焼結ない
し融着の見られるものがある。
加熱後、最終物質層(14)の粒子間の間隙(32)は
ガラスによって完全には充填されない。カバー層のガラ
スは他より大きい間隙(34)の若干を通って流れ、か
くして、このような間隙においてボデーとの結合および
融着が見られることがある。さらに、感受物質層中に含
まれるガラスモダレータ粒子は、加熱中、融解して、感
受物質粒子間の間隙中にさらにガラスの付着が増大する
。それにもかかわらず、感受物質の粒度間の間隙の少な
くとも若干は、未充填のままである。それ故、完成品に
は、感受物質が、若干の未充填の空隙、或いは間隙を有
する粒子(16)からなる詰まっていない状態の暦とじ
て含まれると共に、感受物質層の上に密着して配置され
た連続したガラス質カバー層(30)が形成されており
、このカバー層はボデーの表面上で、間隔を置いて処々
で、即ち感受物質層の縁辺(26)、各穴(20)、お
よび大きい間隙(34)のあるものの付近でボデーに融
着している。第4図で極めて明確に見られるように、こ
れ等の間隔を置いた処々の間にある融着カバー層(30
)の部分は、感受物XMAの上に橋架けしているがボデ
ーには融着されない、従って、完成料理具申の感受物質
層は完全にカバー層やボデーによって密封されるけれど
も、感受物質層の粒子(]6)はガラス杼母材中で密に
結合することはない。
本発明は、いかなるオペレーション理論によっても制限
されないけれども、次のこと、即ち、ガラスカバー物質
は、感受物質層の間隙を完全に充填すること無しに連続
層を形成すべく流れるよう制御されるが、これは、加熱
段階にて適用される温度でのガラスの比較的高い粘度と
、および表面張力の効果との両方と関係がある。典型的
には、カバー層はカバー物質の融点、即ち約690°C
−約710°Cより、はんの僅かに高い温度にまで加熱
されて、冷却前の約4−7分間その温度に維持される。
融解カバー物質は感受物質層の粒子を湿らさないので、
従って、カバー物質は表面張力の効果で、少なくともさ
らに細かい間隙からは排除される。感受物質の冷却中で
の収縮も、感受物質層の非充填間隙の形成に寄与してい
るかも知れない。
感受物質の熱膨張係数は、通常、ボデーおよびカバー物
質のそれよりも大きい。料理具が冷却される時、感受物
質の粒子はボデーやカバー層に較べて大幅に収縮する。
粒子のこのような収縮は粒子間の間隙を開く傾向がある
完成した料理具では、カバー層はボデー表面上に感受物
質を効果的に保持すると共に、感受物質層を料理具が使
用されている間保護する。それ故、感受物質層の19擦
はカバー層によって防止される。さらにカバー層は、感
受物質が、料理具の使用されている間、例えばマイクロ
波投射に付帯する加熱に基ずくより一層の酸化を防止す
る。カバー層はまた、感受物質が、浄化中、洗剤の化学
作用を受けるのを防止し、さらに、感受物質が感受物質
層から浸出するのを防止する。このように、カバー層は
感受層の有用な生活を非常に延長するものであり、しか
も感受物資による周辺への汚染をも防止する。
完成料理具はマイクロ波料理に用いられる。1片の肉等
の食品を料理具ボデーの内表面(表面(29)とは反対
側の表面)に接して置き、この料理具を標準のマイクロ
波オーブン中に入れると良い。器具ボデーは、これから
突出している脚(複数)(31)を介してマイクロ波オ
ーブンの台上に設置すると良い、これにより、表面(2
9)が、従って、カバー層も、感受物′R層も台から離
れて維持されることになる。この料理具をマイクロ波放
射線へ露出するや、感受物質層(14)は、マイクロ波
エネルギーを吸収し、これを熱に変えるので、料理具の
隣接壁部およびこれと接触する食物とが加熱される。
本発明はオペレーション理論のよって制限されないけれ
ども、感受物′M層によるマイクロ波エネルギーの吸収
およびその熱への変換は、酸化物粒子とマイクロ波エネ
ルギーの磁気成分との相互作用および感受物質層におけ
る渦電流の誘発の両者を伴うと考えられる。感受物質層
における感受物質粒子に隣接する未充填間隙はこれ等粒
子の励磁に対する反応を強めるものである。また感受物
質層に還元された、または非酸化状態の金属が存在する
ことによフて、感受物質層の導電性が強まり、感受物質
層における渦電流の発生を容易にすると考えられる。さ
らに、カバー物質は感受物質粒子間の互いの絶縁をもた
らすことはほとんどなく、それ故、感受物質層範囲内に
おける渦電流を妨げることもほとんどないと考えられる
。これ等要因は、料理具にマイクロ波エネルギーが当っ
た場合に発生するマイクロ波エネルギーの効果的変換に
大いに寄与すると思われる。さらに、感受物質層の上に
、密接してカバー層を配置したことにより、感受物質層
の表面付近で電弧の発生が効果的に防止される。かくし
て、カバー層は、マイクロ波の投射中に電弧を発生し易
い微粒金属酸化物や単体金属のような感受物質の使用を
非常に容易にするものである。
感受物質層にて十分な熱が発生されて、料理具ボデーの
隣接部分の温度を、肉がこんがり焼けるのに十分な高温
である約205°Cに上昇させるようにすることが好ま
しい、容易に認識されるであろうように、この料理具は
、使用中加熱−冷却のサイクルが繰返される。感受物X
層内に含まれる物質は、典型的には、ボデー物質と較べ
て著しく高い熱膨張係数を有する。例えば、登録商標P
YROCERMの下で市販されている型のガラス−セラ
ミックスは10−”cm/cm/” Cの大きざの熱膨
張係数を有するのに対して、金属ニッケルおよびニッケ
ルー鉄フェライトの熱膨張率は約10−’cm/am/
’ Cである。料理具の隣接層間での膨張係数について
の上述のような大きな差異は有意な膨張差を引き起し易
く、従って、両層間の界面においてかなりの応力を誘発
する傾向がある。
しかしながら、これ等応力は感受物質層における非充填
間隙によってできるだけ小さくされる。
これ等の間隙は感受物質粒子の膨張のための余裕を与え
られると考えられる。料理具の使用中に得られる温度は
、通常、その料理具を製作するための加熱段階中に得ら
れる温度より低い。従りて、使用中での感受物質粒子の
膨張は、通常、製作中の冷却段階中でのこれ等粒子の収
縮より小さい。
従って、このような膨張は、感受物質層の非充填間隙の
すべてを必ずしも塞ぐものではなく、従って、感受物質
層においてそれほどの圧縮応力を誘発するものではない
と考えられる。さらに、カバー層がボデーと、その処々
でのみ接触していることによって、感受物質およびボデ
ーの膨張差によって引き起される応力ができるだけ小さ
くされると思われる。それ故、感受物質が加熱時に膨張
する時に、カバー層はボデーから僅かに離れたところで
撓んだり、ビール樽状になったりするかも知れない。1
4埋具についてのこれ等特徴は感受物質とボデー間の熱
膨張差に対して効果的な補償となる。かくして、感受物
質はその熱膨張係数をほとんど気にすることなしに選ば
れて良い。
上述した製造法では、鉄−ニッケル合金からなる広意感
受物質として、感受物質に変化し得るように、鉄および
ニッケルそれぞれの酸化物と、および還元状態のニッケ
ルとを含有するものが用いられる。推奨されるべ討鉄−
ニッケル合金は、鉄含量が約20−約80%、残りがニ
ッケルとする組成のものであり、特に好ましくは、鉄が
約70%で、ニッケルが約 30%のものである。
鉄およびニッケルは合金粒子以外の形で与えられても良
い、即ち、広意感受物質は鉄の微粒子とニッケルの微粒
子とを含む混合物であってもよい、このような混合物は
鉄やニッケルの混合されたガス状のカルボニル類によっ
て形成される。このような化合物で有用な結果が得られ
るかも知れないけれども、合金粒子の酸化によって形成
された感受物資によっては、異なる金R粒子の混合物を
酸化することによって形成される感受物質と比較して一
層効果的なかつ一層一貫した熱発生が得られる。
純粋な亜鉛は広意感受物質としても用いられる。純粋な
亜鉛広意感受物質の部分酸化によって形成されるもので
、酸化亜鉛と還元状態の亜鉛とからなる混合物は、マイ
クロ波エネルギーの熱への効果的変換を与えるものであ
る。
カバー層の熱膨張係数は、通常、その下側に配置された
ボデーのそれとは、実用上差支えない程度に近似してい
る。それ故、ガラス−セラミックボデーである場合は、
カバー層において用いられるガラスは、約60 X I
 O−’Cm/ Cm/ ’ C以下の膨張係数をもっ
ている。カバー層に用いられるガラスはまた、約710
’C以下の融点を有し、かつ加熱段階中得られる温度で
先駆感受物質の金属によるイオン置換に対する抵抗を有
するものが好ましい、カバー物質はまた、摩擦杭の強い
こと、並びに化学物質に対する抵抗の強いこと、特に、
完成料理具の使用時におけるような条件下での洗剤の作
用に対する強い抵抗をもつことが望ましい。一連の所要
な諸特性を有するガラスは当業者には周知であるが、コ
ーニング、グラス・ワークス(CornjngGlas
s Works )社、(コーニング、ニューヨーク)
から市販の低融点低膨張のガラス“フラックス番号13
44”が特に好ましい。
さらに、カバー層とボデーとの間の各融着点における応
力をできるだけ小さくするために、完成料理具のカバー
層は薄くすべきである。料理具カバー層は、デカルの両
カバー層におけるガラス粒子の融合によって合体された
!#層であるが、この層の厚さとしては約10−約6μ
が好ましく、約8−約6μが特に奨励される0本開示に
おいて層に関して用いられている“厚さ”とは、層中に
おける可視の穴や開口を除外した場合の層の平均厚さの
ことを意味する。完成料理具のカバー層の厚さは、デカ
ルの両カバー層におけるカバー物質およびバインダの比
率と、並びにこれ等層の厚さに依存する。これ等パラメ
ータは、デカルの両カバー層における単位面積当りカバ
ー物質の総質量が、所要の厚さを有する融合カバー層の
単位面積当り質量に相当するように調節されるのが良い
約6−約10μの厚さのカバー層を形成するためニハ、
約4.4gm/cm3の密度を有するガラスの場合で、
約2.64−約4 、4 m g / c m ’が要
求される。即ち、デカルの両層におけるガラス粒子につ
いての単位面積当り総容量は、完成料理具の所要融合カ
バー層の厚さ、即ち単位面積当りの容量、即ち、約ax
 I O−’am’ 7cm” −10xlO−’cm
3/am”に相当する。
感受物質層に含まれるモダレータは、感受物質層の導電
率を低減し、従って、使用料理具にマイクロ波が投射す
ることによって得られる温度を緩和する。デカルにおけ
るモダレータ/広意感受物質比、従って完成料理具にお
けるモダレータ/感受物質比は、使用料理具9使用中に
所要の温度が得られるように選定される。モダレータは
、料理具の使用中の温度を一層高くすべか場合は、全く
含まれなくて良い。モダレータとして利用されるガラス
は、カバー物質と同様な融点および膨張係数を有する。
モダレータは、料理具の使用中、洗剤の作用から保護さ
れるが、しかし、感受物質の金属に密接に露出される。
従って、特にイオン交換に対して抵抗性であるガラス組
成は、モダレータとして好ましい、コーニング・グラス
・ワークスから販売されている“融剤、No、1803
”の記号のガラスはモダレータとして特に好ましい、モ
ダレータは、純亜鉛広意感受物賀と一緒で特に有用であ
る。純亜鉛広意感受物質から形成された亜鉛/酸化亜鉛
感受層、但しモダレータ無しに、通常、料理具について
要望される温度範囲を越す高い温度にも達する。
本発明の他の実施の態様によるデカルを第5図に示すが
、これは1カバー層口22)のみしか形成されていない
、このデカルの車−カバー層の有するガラスの総質量は
完成料理具の所要厚さをもつカバー層を形成するのに必
要とするガラスのIs質量に匹敵する。カバーNJ(1
22)も感受物質14(z4)のいずれも、シルクスク
リーン法にて形成される。カバー層(122)は、第1
図のデカルの両カバー層にて用いられているのと同様の
ガラス粒子およびアクリル系バインダとの混合物を含む
、感受物質層(114)には金属粒子(116)および
同型のアクリル系バインダとしてのモダレータ粒子(1
17)とが含まれる。第5図のデカルは、料理具ボデー
へ移すためのいわゆる“熱解離”操作を行なうための設
計のとなつており、従って、基質とその他の質との配置
は第1図に示したものとは逆になっている。第5図のデ
カルにおいて、基質(+10)は感受物質層よりはむし
ろカバー層と隣接して配置されている。
熱解離型装飾デカルに普通用いられているような、ワッ
クス解1!IF!(112)が基板とカバー層との間に
配置されている。熱解離型装飾デカルに普通用いられて
いるような加熱により活性化されるような接着剤の層(
140)は感受物質層(t t 4)に接して配置され
ている。デカルは、使用に当って、接着剤層(140)
がボデー表面と接触するように、料理具のボデー上に載
置されて温められる。これにより解1!1llFl(+
12)のワックスが軟化すると共に、接着剤(140)
が活性化される。次いで、基板(110)がカバー層か
らg、llがされ、デカルの残部は料理具ボデー上に残
る。以上の諸作業は、従来の熱解離型装飾デカルをセラ
ミック製品やガラス製品へ通用するのに通常利用される
のと同じである。カバー層および感受物質を料理具ボデ
ーへ移した後の加熱段階は、先に述べた方法とほぼ同じ
である。接着剤層(140)の接着剤成分はガス状の物
質に酸化されるが、この酸化物は感受物質層およびカバ
ー層に含まれるアクリル系バインダの酸化生成物と共に
消散する。
第6図には、第5図に示すそれと類似する熱解離型デカ
ルを示す、これは、同様11基板(210)、カバー層
(222)、感受物質層(214)および接着剤層(2
40)を有するがさらにガラス粒子とバインダとの混合
物を含有し、カバー層に用いられるものと類似の下層(
242)が感受物質層(214)と接着剤層(240)
とに挟まれて配置されている。デカルを料理具ボデーへ
移す時、下層(242)は、感受物質層とボデーの元の
表面との間に挟んで置かれる0次いで、加熱すると、下
層(242)のガラス成分はボデーと融着して、第7図
に示すように、7にデー(28B)の表面上に連続した
ガラス様下層となり、ボデーの構成部を形成する。カバ
ー層(222)は、感受物質層にて間隔を置いて形成さ
れた各開口(220)および感受物質層の縁辺にて、上
記下層、従ってボデーと融着する。カバー層と下層とか
ら、感受物質層における互いに隣接しあう粒子間の間隙
へのガラスの流れが起る場合があり、このような流れは
、感受物質層の粒子間の比較的大きい間隙(234)に
て下層、従ってボデーと融着する。しかしながら、この
ような流れは、通常、感受物質粒子間のすべての間隙を
完全に充填するには不十分である。従って、先に述べた
実施例と同様に、カバー層は、離れ離れの箇所、即ち、
感受物質層の各開口や縁辺、および上記の比較的大きい
間隙において隔着される。
下層のガラスとしては、カバー層に用いられるのと同様
の低融点ガラスが好ましい。また、熱膨張係数について
は、下側にあるボデー物質とカバー物質との中間値を有
するものが選ばれると良い。これにより、下側にあるボ
デー物質とカバー物質との間に膨張係数の勾配が設けら
れる。完成料理具の下層の厚さは約1,5〜約4μであ
るのが良い。
第8図に示された料理具は、第3図および第4図に図解
されたのと同様のものであるが、感受物質層の各開口(
320)が、円形穴よりはむしろ狭い細長い線状スリッ
トとして形成しである。各線状開口は、それ等の末端で
互いに連結されてオリ、これにより、感受物質層は多数
のゾーン(350)に細分されるが、各ゾーンは隣りの
ゾーンとは介在する開口によって分離されている。カバ
ー層の個々のゾーン(350)が、各開口(320)で
の融着カバー層とボデーとによって互いに分離されてい
るので、マイクロ波エネルギーが料理具に当った場合に
発生する渦電流は各ゾーン間を流れることなく、代りに
、個々のゾーン内での循環に制限される。容易に理解さ
れるように、完成料理具の感受物質のパターンは、デカ
ルの製造における感受物x層のプリントパターンを変え
ることによって所要通り変更可能である。
カバー層、感受物質層、および、用いられておれば、下
層を、単一デカルから料理具ボデーは移すことが好まし
いが、その理由は、このデカルによって、これ等各層が
所要のパターンで、かつ所要の厚さ、即ち単位面積当り
質量でもって、経済的な単一操作で可能だからである。
さらに、プリントされたデカル上の各層は、料理具ボデ
ーへ移す前に検出でき、不完全な層の移行を防止し、か
くして料理具ボデーの損失を避けることが可能である。
他方、これ等層の若干、またはすべてをデカルの使用無
しにボデーへ移しても良い、この場合、粒状の広意感受
物質または合金を料理具ボデー上に直接配置して感受物
質層を形成しても良く、また、このように形成された感
受物質層上に直接配置されても良い。感受物質とカバー
物質は、適当な方法、例えば、シルクスクリーンプリン
トによって、ボデーの表面に、シルクスクリーンプリン
ト法によるデカルの製造において用いられるのと同様な
「バインダ/溶剤」混合物を用いて付着されて良い。ま
た、ガラス買下層は、感受物質層とカバー層を移す坦面
に、セラミック工業で普通に用いられるようなつや出し
処理をボデーに施すことによって、ボデー上に形成され
て良い。別法として、感受物質層を第1デカルによって
移すと共に、カバー層を第2デカルによって、或いは直
接移行によって感受物質層上に移すようにしても良い。
このデカルに用いられる基板、解離塗剤、接着剤および
バインダは、感受物質および/またはカバー物質を凝集
した機能性の層として維持すると共に、これ等各層を料
理具ボデーへ移すことを容易にすることを単に果すもの
である。基板、解離塗剤、接着剤およびバインダからな
る従来のいかなる組合せも、これ等成分が完成料理具ま
たは加熱作業中に起る過程に悪影響を与えない限り用い
られて良い。従って、バインダ類、接着剤類、および解
Il!塗剤類は、完成料理具を汚染するかも知れない固
体の残留物よりはむしろガス状物質が生成されるように
加熱段階中の酸化を促進すべきである。この点および他
の点も合せて、本発明によるデカル用の基板/解ll!
I塗剤/接着剤/バインダ系の選択に関して考慮すべき
ことは、ガラス製品またはセラミック製品に関してのそ
れと同じである。特に好ましい加熱解離系としては、米
国特許第4,068.033号および4,117,18
2号に開示されており、これ等はここに参考までに含ま
れる。氷解直系もまた用いられて良い、さらに、デカル
はまた可燃性基板、たとえばニトロセルローズで、解離
系無しで、形成しても良い、この場合、感受物質層およ
び/またはカバー層はデカル全体をボデー上に!置する
ことによってボデーへ移され、そしてこれ等層は、加熱
作業中と同様に、基板を燃焼させることによって、基板
からボデーへ移される。
上述した以外の広意感受物質もまた用い得る。
即ち、鉄、ニッケルおよび亜鉛以外の企肩角、およびそ
れ等の組合せが使用可能である。さらに非金属導電物質
も利用可能である。上述した還元金属感受物質を用いる
方法にては、この物質は、加熱段階中に、酸化されて所
要の最終感受物質になる。このような酸化が行なわれる
ためには、加熱段階での少なくとも一部が酸化:囲気中
にて行なわれるにの方法の1変法において、広、!!r
9.受物質はボデーへ移された時、既に最終感受物質中
に所要の成分を有している0例えば、移された時の広意
感受物質は、鉄およびニッケルをれぞれの酸化物を含ん
だり、好ましくは、金属間酸化物、例えばニッケルー鉄
フェライトを含有し得るし、さらに、還元金属ニッケル
も含有し得る。広意感受物質は既に所要の最終組成を有
しているので、この物質の酸化は、この変法における加
熱段階では不必要である。従って、加熱段階は不活性雰
囲気内にて行なわれる。しかしながら、加熱段階中にお
いて、還元金属(4′L数または複数)の酸化によって
最終の感受物質組成物中に金属酸化物を形成することが
好ましく、このような通常条件下の酸化は、一層強力な
感受物質をもたらす傾向があり、それ故、完成料理具の
感受物質層中におけるマイクロ波エネルギーの熱への変
換が一層効果的になる。さらに別の変法では、先ず感受
物質形成組成物を移して、通常条件下で酸化し、次いで
、カバー物質が移されて、独立した工程で融着が行なわ
れる。
マイクロ波の放射中、感受物質、従って、料理具ボデー
で得られる温度平衡は、感受物質の組成、感受物質層の
厚さ、および加熱されるべき食品その他の物品によフて
料理具に課せられる熱損失とによって変動する。感受物
質の磁気反応、即ち、磁気物質層内での発熱速度は、感
受物質がそのキュリ一点に近ずくほど著しく低下する。
熱が感受物質から連続的に失われるにつれて、感受物質
によって得られる平衡温度は、キュリ一点より幾らか低
くなる。
キュリ一点と平衡温度との差は、感受物質層の厚さ、即
ち単位面積当りの感受物質の質量が増すにつれて低減す
る。感受物質の単位面積当り質量は、“単位面積当りの
金RRIx”を悪法するとして良いが、ここでは“単位
面積当りの金R1!を量”なる語は、受容物質層中に含
まれる金属(単数または複数)の単位面積当り質量で、
従って、感受物質層に含まれる酸素の質量を除外したも
のとして用いられる。感受物ffl!tPJの面積は、
ここで用いる場合は、可視大の穴や開口についての面積
はすべて除外するものである。還元金属の広意感受物質
が適宜に酸化することによって形成される感受物質の場
合、料理具の感受物質層内における単位面積当りの金属
質量は、料理具ボデーへ最初に移される単位面積当りの
感受物質の質量に等しくなる。
所要の平衡温度は、料理具の使い方によって変る。マイ
クロ波料理に当っては、約り60℃〜約326℃の平衡
温度が通常必要とされる。鉄−ニッケル合金広意感受物
質の部分酸化によって形成された、そして単位面積当り
の金属質量が約6−約t8mg/crn’、特に好まし
くは約12mg/crn’である感受物質層の場合、上
記所要範囲内の平衡温度が得られ、それ故、このことは
料理具として好ましい。亜鉛系広意感受物質の部分酸化
によって形成されて、感受物質層の金属質量の約0.3
5−約0.5倍量のガラスモダレータを含有する感受物
XNの場合、単位面積当り金属質量が約5−約15mg
/crn’、特に好ましくは約10mg/crn’の時
に、所要範囲内の平衡温度が得られる6 本発明の場合、料理具ボデーとして、ガラス−セラミッ
ク物質以外の物質からなるものが用いられて良い0例え
ば、通常のセラミックまたはガラスからなる料理具ボデ
ーも使用可能である。ガラスがカバー物質や下層物質と
して好ましいけれども、他の熔融性、非導電性物質も用
いられて良い、即ち、セラミック組成物もカバー物質と
して用い得る。なおセラミックは、加熱段階中に燃えた
り、部分熔融を受けたりする。また、カバー物質には、
加熱段階中に、その流動を制限するためのチクソトロピ
ー剤が含まれても良い。ガラスのカバー物質と共に用い
るのに適したチクソトロピー剤には、加熱段階にて適用
される温度では溶融しない比較的高融点ガラスの細粒子
が含有されて良い、ボデー物質、カバー物質および下層
物質は、できれば、マイクロ波を透過するのが好ましく
、これによって、料理具に投射されるマイクロ波エネル
ギーが感受物質層に達することになる。
(実地例) 次に、実地例によって本発明の詳細な説明する。
火獲■上 デカルの基質となるべ台紙にデキストリンが塗布された
ものに、亜麻仁油からなるニスを3μの厚さで、連続し
た、一般には8角形の、幅が約21cmのスポット・パ
ターンにてプリントを行った。この形成されたニス層は
、この層を貫いて延びる直径約1.5mmの穴を複数固
有し、これ等大は、第4図に示されるように、隣接の穴
の中心から中心まで約2mm間隔の直線状に配列されて
いる。約27μの最大粒度を有する鉄70%−ニッケル
30%の合金が粘質のニス塗剤上に塗布された。付着さ
れなかった金属粒子は、形成された金属被覆ニス層に粉
をふりかけ、ブラシで拭くことによって除去された、展
剤は、メタクリル酸メチルを30重量部、ドデカルゼン
スルホン酸を10重量部、および芳香族炭化水素溶媒を
60fI量部とを混合することによって作られた。この
展剤ノ1 !ifi部を、Corning No、18
03の平均粒度が約3μである低膨張、低融点のガラス
融剤の1重量部と、それに同様な粒度を持つ酸化クロー
ム黒色顔料の0.01重量部と共に、混合することによ
って作られた。この第1混合物の実質的に連続した層が
、スクリーンプリント法により330メツシユのスクリ
ーンを通して形成されたが、この場合、プリントは、合
金層によって囲周される全面積と、その縁辺にて合金層
を約2mm越えた範囲に上記連続層によって覆われるよ
うに行なった。第1の、即ち顔料の添加された混合物の
追加分段つかを、合金層から遠隔の各領域においてデキ
ストリン層に直接付着させ、これ等追加分は文字の形に
形成した、第1塗剤の塗布は、風乾によるキユアリング
によって溶剤を蒸発した後にて得られたカバー層(これ
はガラスを含有するアクリル系バインダ)の厚さが6μ
になるように行なわれた。第2のガラス塗剤混合物は、
第1ガラス塗剤混合物の場合と、顔料を使用しなかった
点を除いて、同様の処法に従って調製された。この第2
塗剤混合物は、390メツシユのスクリーンを用いて、
キユアリングされた第1カバー層の全面にわたって施さ
れ、次いで、溶剤の蒸発によってキユアリングし、かく
して、やはり厚さ約6μの第2カバー層が形成された0
以上のようにして、第1図に示したと実質的に同じデカ
ルが得られた。
このデカルを湿らせた後、一般には1辺が約25cmの
方形底を有するガラス−セラミックのフライパンと並置
して、デカルの基質を取除き、デカルの感受物質層また
は合金層およびカバー層とをフライパン底の外側、即ち
、食品と接触したい表面上に残した。かくして感受物質
層およびカバー層を備えたフライパンは、普通のコンベ
アベルト式オーブンに通し、これにより空気中でフライ
パンを約40分かかって約700℃に加熱し、この温度
で約6分間保持した後、約10分間かかって室温にまで
冷却した。
かくして得られたマイクロ波加熱のフライパンは、家庭
の料理用に普通用いられている従来のマイクロ波オーブ
ンに入れて、マイクロ波放射によって肉が褐色に焼ける
温度にまで効果的に加熱される。このフライパンは、操
返し加熱によってはほとんど影響を受けない、即ちマイ
クロ波吸収性感受物質層は、融着された連続ガラスカバ
ー層によって、摩耗や洗剤による腐食から効果的に保護
される。デカルにおける第1(顔料を含む)カバー層の
文字に成型された各部分からもたらされる文字群により
、使用上の指針についての永久表示が得られた。この表
示も、やはりフライパンの使用の場合に、損傷に対する
抵抗性を有する。
汲属■ユ デカルは約8μの算術平均粒度で、統計学上最頻粒度が
約2−3μである金属亜鉛系広意感受物質を用いて作ら
れた。この亜鉛粒子は、約2μ未満のコーニング(社)
 No、1803融剤の粒子およびアクリル系バインダ
と混和されて、亜鉛の各重量部当り約0.4II!fg
部の融剤および約1重量部のバインダとを含有する感受
物質層塗剤組成物上に、約10mg/crrl″の亜鉛
層が得られるようにプリントすることによって、デカル
の感受物質が形成された。デカル製造法の他の点につい
ては、実地例1に用いられたのと同じである。このデカ
ルは、料理部ボデーに移され、実地例1において用いら
れたと同じ方法によって加熱された。得られた料理具は
、実地例1で作られた料理具と同様な特性を有していた
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるデカルの要部概略断面図である
。 第2図は、第1図のデカルを用いての本発明による方法
の中間段階における料理具ボデー、感受層、およびカバ
ー層を画いたものである。 第3図は、第1図のデカルを用い、第2図に係る方法を
適用して得られた完成料理具の要部底面図である。 第4図は、第3図の4−4線に沿った要部概略拡大断面
図である。 第5図および第6図は、本発明による第2実地例による
デカルを第1図と同様に図解したものである。 第7図は、第6図のデカルを用いて作った料理具の一部
を画いた概略断面図である。 第8図は、本発明による第3実地例により作られた料理
具の要部底面図である。 特許出願代理人  弁理士 菅原一部 第 1 図 第2図 第4図 第 3 図 第 8 図 第6図 第5図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 [1]ボデーおよび該ボデーの表面上に形成された粒状
    感受物質の感受物質層を有すると共に、上記感受物質層
    (14、214)の上面に密接に載置されて、かつ上記
    ボデーに融着された実質的にマイクロ波を透過するカバ
    ー物質からなるカバー層(22、222)が形成された
    ことを特徴とするマイクロ波加熱料理具。 [2]上記ボデー(28、228)がガラスまたはセラ
    ミック物質からなり、そして上記カバー物質が主として
    ガラスまたはセラミック物質からなることを特徴する請
    求の範囲第[1]項に記載の料理具。 [3]上記カバー層が上記ボデーの表面上の間隔を置い
    た処々の部位でのみ融着され、上記感受物質層面上の上
    記カバー層の、上記部位間の部分が上記カバーに融着さ
    れ、上記感受物質の粒子間間隙(20)の少なくとも若
    干が充填されないことを特徴とする請求の範囲第[1]
    項および第[2]項に記載の料理具。 [4]上記感受物質が導電物質を含有し、上記カバー物
    質および上記ボデーが非導電性であることを特徴とする
    請求の範囲第[1]項、第[2]項または第[3]項に
    記載の料理具。 [5]上記感受物質が還元状態にある少なくとも1金属
    を含有することを特徴とする請求の範囲第[4]項に記
    載の料理具。 [6]上記感受物質が少なくとも1個の金属酸化物を特
    徴とする請求の範囲第[5]項に記載の料理具。 [7]上記の少なくとも1金属酸化物が、鉄、ニッケル
    および亜鉛からなる群から選ばれる金属を少なくとも1
    個を成分とする酸化物を含むことを特徴とする請求の範
    囲第[6]項に記載の料理具。 [8]導電性のモダレータ(17、117)が上記感受
    物質の粒子間間隙内に配置されたことを特徴とする請求
    の範囲第[1]項〜第[7]項のそれぞれに記載の料理
    具。 [9]上記感受物質の最大粒度が約40μ以下であり、
    かつ上記感受物質層の平均厚さが約40μ以下であるこ
    とを特徴とする請求の範囲第[1]項に記載の料理具。 [11]上記ボデーがガラス−セラミック物質からなり
    、上記カバー層が主としてガラスからなることを特徴と
    する請求の範囲第[1]項〜第[9]項に記載の料理具
    。 [11]上記カバー層が約10μ未満の厚さであること
    を特徴とする請求の範囲第[10]項に記載の料理具。 [12]上記ボデーが上記表面にてガラスの下層(24
    2)を備え、上記下層が上記感受物質層と対向し、さら
    に上記カバー層が上記下層と融着されることを特徴とす
    る請求の範囲第[1]〜第[11]項に記載の料理具。 [13]基板および感受物質層を有すると共に、上記基
    板に固着された粒状広意感受物質(16、116)が形
    成されたことを特徴とする、マイクロ波加熱料理具を作
    るためのデカル。 [14]上記感受物質層に隣接配置された粒状の可熔融
    カバー物質を含有するカバー層(22、222)を備え
    たことを特徴とする請求の範囲第[13]項に記載のデ
    カル。 [15]上記カバー物質が主としてガラスまたはセラミ
    ック物質であることを特徴とする請求の範囲第[14]
    項に記載のデカル。 [16]上記広意感受物質が還元状態の金属を少なくと
    も一種含有することを特徴とする請求の範囲第[13]
    項、第[14]項または第[15]項に記載のデカル。 [17]上記感受物質層が粒状の可熔融非導電モダレー
    を含有することを特徴とする請求の範囲第[16]項に
    記載のデカル。 [18]上記少なくとも1種の金属が、鉄、ニッケル、
    および亜鉛からなる群より選ばれる少なくとも1種の金
    属を含有することを特徴とする請求の範囲第[16]項
    に記載のデカル。 [19]上記広意感受物質が、鉄、ニッケルおよび亜鉛
    からなる群から選ばれる少なくとも2種の金属を成分と
    する合金を含有することを特徴とするデカル。 [20]上記合金が鉄およびニッケルの合金であり、お
    よび上記合金における鉄;ニッケルの重量比が約4:1
    と約1:4との間にあることを特徴とする請求の範囲第
    [19]項の記載のデカル。 [21]上記広意感受物質が約40μ以下の最大あ粒度
    を有し、かつ上記カバー物質が約4μ以下の最大粒度を
    有することを特徴とする請求の範囲第[14]項または
    第[15]項に記載のデカル。 [22]上記カバー層が約6×10^−^4−10×1
    0^−^4cm^3/cm^2の率にてカバー物質を含
    有することを特徴とする請求の範囲第[22]項に記載
    のデカル。 [23]複数個の隣接重層したカバー層(22、222
    、24、242)、該カバー層の1つ(22、222)
    が上記感受物質層と隣接し、上記各カバー層が主として
    ガラスまたはセラミック物質からなる粒状のカバー物質
    を含有し、上記カバー層が共に上記カバー物質を6×1
    0^−^4−10×10^−^4cm^3/cm^2の
    率で含有することを特徴とする請求の範囲第[13]項
    、第[14]項または第[15]項に記載のデカル。
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