JPS62252288A - 符号化装置 - Google Patents

符号化装置

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JPS62252288A
JPS62252288A JP61094490A JP9449086A JPS62252288A JP S62252288 A JPS62252288 A JP S62252288A JP 61094490 A JP61094490 A JP 61094490A JP 9449086 A JP9449086 A JP 9449086A JP S62252288 A JPS62252288 A JP S62252288A
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岡村 富二男
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Hitoaki Owashi
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Takashi Furuhata
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、伝送すべき情報信号を時間軸方向にサンプリ
ング量子化してディジタル信号に変換して伝送する装置
に係り、特に復号化時での情報信号の反転現象を防止し
た符号化装置に関する。
〔従来の技術〕
伝送信号として画像信号をディジタル信号に変換して伝
送する装置において、その1標本値(以下これを画素と
称する。)当りの量子化ビット数は、直線量子化の場合
で通常7〜8ビットが必要とされている。この直線量子
化で画像信号をそのままディジタル化すると、そのディ
ジタル信号の伝送レートは、標準テレビ方式の場合で、
100M bit / see程度が必要となり、一部
で提案されている高品位テレビ方式にいたっては、上記
標準方式の2倍以上の伝送レートが要求される。
この画像信号をディジタル信号で磁気記録再生する装置
(以下これをディジタルVTRと称する。)では、上記
の様に伝送レートが著しく高いため。
従来のアナログ記録方式VTRと比べて、テープの記録
密度が実質低下して、充分な記録時間が得られず、また
扱う信号も非常に広帯域となって、ディジタル信号処理
回路の動作速度も問題となり、技術的にも困難が伴い、
このディジタルVTRを家庭用としてなど広く普及させ
るための大きな障害となっている。
こうした問題を改善するために、いわゆる高能率符号化
の検討が従来から行なわれており、その例が文献(吹抜
敬彦著パ画像のディジタル信号処理″日刊工業新聞社)
に詳述されている。この文献(の第9章)にも記載され
ているように、1標本値当りのビット数を低減する方法
として、すでに符号化した画素の値から現在の値を予測
し、それとの誤差を符号化するいわゆる予測符号化方式
(DPCM)がよく知られている。
以下、従来技術を図面を用いて説明する。
第2図は前値予測を用いた予測符号化方式での符号器の
一従来例を示すブロック図、第4図は上記予測符号化方
式での復号器の一例を示すブロック図、第6図は第2図
、第4図での符号特性・復号特性の一例を示す特性図で
ある。
第2図において、端子50から、A/D変換器により量
子化ビット数nビットのディジタル信号Aに変換された
画像信号が供給されている。
ここで、上記量子化ビット数nは、その量子化誤差が無
視できる程度の大きな値であり、画像信号を取り扱う本
例では、例えばn=7と定められる。
このn=7ビットのディジタル信号Aは減算器られる1
サンプル(1画素)前のディジタル信号が減算され、減
算器51からの8ビットの差分信号Cは第6図に示す変
換特性を持つ読み取り専用メモリROM54により変換
され、m=4ビットの圧縮差分信号Eが出力される。こ
の4ビットの圧縮差分信号Eは端子55を介して伝送、
或いは記録される。
そして受信、或いは再生時には第4図において、圧縮差
分信号Eと同等のm=4ビットの圧縮差分信号I′が端
子32を介して入力され、第6図に示す変換特性を持つ
ROM33により変換され、8ビットの差分信号C′が
出力される。
この差分信号C′は、加算器34において1画素間隔に
等しい遅延時間を持つ遅延器35からの1サンプル(1
画素)前のディジタル信号が加算され、上記ディジタル
信号Aと同様なディジタル信号A′が出力される。この
ディジタル信号A′は端子36を介して出力され、D/
A変換器によりアナログ信号に変換された後、画像信号
として出力される。
上記したような予測符号化方式にヨtvLf、1画素当
りのビット数を4ビット程度に低減可能で、上記した直
線量子化方式と比べてビット数を477に低減すること
が可能である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記前値予測を用いた予測符号化及び復号化装置におけ
る入出力信号の量子化レベルの範囲は、量子化ビット数
を7ビットとしたことにより、−64〜+63である。
この時、n=7ビットの入力ディジタル信号Aが例えば
、−31→62→25→10→35・・・と変化する場
合には、減算器51からの8ビットの差分信号Cは、−
31→93→−37→−15→25・・・となり、RO
M54からの圧縮差分信号Eは、−5→7→−5→−4
→4・・・それぞれに対応するm = 4ビットのデー
タとなって伝送或いは記録される。そして受信或いは再
生時には、圧縮差分信号Eと同等の4ビットの圧縮差分
信号1′が端子32を介して入力され、ROM33から
の8ビットの差分信号C′は、−31→110→−31
→−17→31・・・そして加算器34からの出力ディ
ジタル信号A′は、−31→79(−49)→48→3
1→62・・・・・・・・・となり、ビット数n=7の
量子化レベルの範囲(−64〜+63)を超えたレベル
のデータ79により逆極性のレベルに反転したデーター
49が出力されてしまう。
このため、情報信号の反転現象が発生してしまう。
上記したように、従来の予測符号化装置では、復号化時
にビット数nの量子化レベルの範囲を超えたレベルのデ
ータにより逆極性のレベルに反転したデータを出力して
しまい、情報信号の反転現象が発生するなどの問題があ
った。
本発明の目的は、上記した従来技術に鑑み、復号化時に
情報信号の反転現象が発生しないような符号化装置を提
供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するため、伝送すべき情報信号
をその量子化誤差が無視できる程度に充分な量子化ビッ
ト数nで符号化し、上記符号化した標本に対応する予測
値を算出して、上記nビットの椋本値を上記予測値との
差分データの最上位ピッ1゛を除いたビット数nのデー
タ番こ基づし1て上記nより少ないビット数mのデータ
に変換する・そして・上記ビット数mのデータに基づし
1て復号化時と同等の変換手段により得たビット数nの
データに上記差分データの最上位ビットと同じ符号を最
上位ビットとして1ビット追加し、この1ビット追加し
たビット数n+1のデータと、ビット数n+1で表現さ
れたビット数nの上記予測値の量子化レベルを示すデー
タとを加算し、この加算データの最上位ビットを除いた
ビット数n+1のデータと、ビット数n + 1で表現
されたピッ1〜数nの最大成いは最小の量子化レベルを
示すデータとのレベル比較結果により、上記ピッ1〜数
mのデータを、同じ極性で絶対値が1ステップ下の別の
ビット数mのデータに切替えて伝送するように構成する
〔作用〕
復号化時における反転現象は、上記比較結果により符号
化時に検出することができる。
それによって、伝送すべきビット数□のデータを。
同じ極性で絶対値が1ステップ下の別のビット数mのデ
ータに切替えて伝送するので、復号化時に出力データが
ビット数nの量子化レベルの範囲を超えるレベルとはな
らず、反転現象が生じることはない。
〔実施例〕
一般に、予測符号化方式はビット数nのデータ同士の減
算によるビット数n+1の差分データをnより少ないビ
ット数mのデータに変換する方式であり、その変換によ
る誤差は大きい。
そこで、上記差分データの最上位ビットを除いたビット
数nのデータすなわち上記差分データの絶対値に相当す
るデータをビット数mのデータに変換する方式が考えら
れる。
この方式によれば、上記したビット数n+1のデータを
変換する場合に比べて、上記変換による誤差を約1/2
にすることができる。
以下、上記した最上位ビットを除いたビット数nのデー
タをビット数mのデータに変換する方式を例にとり、本
発明の実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明をVTRなどの磁気記録再生装置に適
用した場合の一実施例を示すブロック図、第3図は本発
明に係わる符号器3の一実施例を示すブロック図、第4
図は本発明に係わる復号器12の一実施例を示すブロッ
ク図、第5図は第3図・第4図の符号器・復号器の動作
説明用の各部波形図、第6図はその符号特性・復号特性
の一実施例を示す特性図である。
第1図において、1は記録すべき画像信号の入力端子、
2はA/D変換器、3は符号器、4はPCMプロセッサ
、5はメモリ、6は変調器、7は記録増幅器、8は磁気
ヘッド、9は磁気テープ。
10は再生イコライザ、11は復調器、12は復号器、
13はD/Aコンバータ、14は再生された画像信号の
出力端子である。
端子1からの画像信号VはA/D変換器2により量子化
ビット敗nビットでディジタル信号Aに変換される。こ
のnビットのディジタル信号Aは本発明に係る符号器3
によって後述するように適宜ビット圧縮される。
この符号器3の出力I (以下、これをデータエと略記
する。)はPCMプロセッサ4を介して、メモリ5に逐
次書き込まれる。メモリ5への書き込みのときに、デー
タエの所定のビット数からなるブロック毎にそのアドレ
スを示すアドレス符号と符号訂正のためのいわゆるパリ
ティ符号が追加されてメモリ5へ逐次書き込まれる。
メモリ5への書き込み終了後、引き続いて読み取られ、
読み取られたデータエ及びアドレス符号とパリティ符号
は、PCMプロセッサ4にて並列データから直列データ
に変換されるとともに、ブロックの頭出しのための誤り
検出符号や、或いはこれらデータ列の前後に、適宜調歩
符号などが追加されて出力される。
このPCMプロセッサ4がらの出力データ列りは、変調
器6によって磁気記録に適した符号に変調されてのち、
その出力は記録増幅器7を介して磁気ヘッド8により逐
次磁気テープ9に記録される。
次に再生系において、磁気テープ9がら磁気ヘッド8に
より再生された信号は、再生イコライザ10で適宜再生
等化されてのち、復調器11で復調されて、上記変調器
6に入力されたデータ列りと同様の信号L′が出力され
る。この復調器11からの出力データ列L′は、PCM
プロセッサ4にて、そのブロック毎に同期符号に基づき
、データの頭出しや、前記誤り検出符号に基づき符号誤
り検出などが行なわれてのち、直列データから並列デー
タに変換されてからメモリ5に逐次書き込まれる。
メモリ5に書き込まれたデータは、PCMプロセッサ4
により上記パリティ符号に基づいて逐次符号訂正されて
から、冗長の符号は逐次解除され、上記符号器3からの
出力データ列と同様のデータエ′が出力されて、復号器
12に供給される。
復号器12にて復号されてnビットのディジタル信号A
′が出力され、このディジタル信号A′はD/A変換器
13にてアナログ信号に変換されて元の画像信号v′が
復元されて端子14に出方される。
次に、本発明に係る符号器3の動作を第3図に示す一実
施例により第5図の波形図を用いて説明する。
第3図において、15は上記A/D変換器2がら出力さ
れるnビットのディジタル信号Aの入力端子である。第
5図の(1)に示すように、 A/D変換器2で端子1
から入力される画像信号Vがサンプリング周期τ毎に逐
次サンプリングされ、各標本値のレベルに応じてnビッ
トのディジタル信号Aiに逐次変換されて出力される。
ここで、上記量子化ビット数nは、その量子化誤差が無
視できる程度の大きな値であり、画像信号を取り扱う本
実施例では1例えばn=8と定められる。
本発明は、記録すべき画像信号をその量子化誤差が無視
できる程度に充分な量子化ビット数nで符号化し、上記
符号化した標本値に対応する予測値を求め、上記標本値
を上記予測値に関連する差分データの最上位ビットを除
いたnビットのデータに基づき上記値nより小さなビッ
ト数mで符号化している。
この第3図及び第5図は、n=8ビット、m=4ビット
とし、また標本値に対応する予測値を1サンプル前の標
本値とした場合の一実施例を示すものである。
そして、ビット数n + 1で表現されたビット数nの
最大の量子化レベル(例えば+127)を示すデータ、
及び、ビット数n+1で表現されたビット数nの最小の
量子化レベル(例えば−128)と、復号化時と同等の
ビット伸張手段により上記ビット数m(=4)のデータ
をビット伸張して得たビット数n(=8)のデータに上
記差分データの最上位ビットと同じ符号を最上位ビット
として1ビット追加したビット数n+1のデータとのレ
ベル比較により復号化した時に画像信号の反転現象が生
じるか否か判定する。
そして、この判定結果に基づいて、上記ビット数m (
= 4 )のデータを同じ極性で、絶対値が1ステップ
下の別のビット数m(=4)のデータに切替えて符号器
3からの出力信号丁として出力させることにより、復号
化した時に画像信号の反転現象を生じさせないようにす
ることが可能となる。
以上の原理に基づく符号化方式は次のようにして行なわ
れる。
第3図において、端子15より入力されるn(=8)ビ
ットのディジタル信号A(第5図(2)のa)は、減算
器16にて、遅延回路18からの予測値B(第5図(2
)のb)が減算される。
この遅延回路18からの予測値Bは、減算器16からの
出力信号C2(第5図(2)のC)と、遅延回路18か
らの1ステップ(1画素)前の出力信号Bとを加算器1
7にて加算し、この加算器17からの出力信号D(第5
図(2)のd)を遅延回路18にて、1サンプル(1画
素)間隔に等しい時間でだけ遅延した信号であり、上記
ディジタル(g号Aに対し、1サンプル前のディジタル
信号Aに相当する信号である。
したがって、減算器16からの出力信号C1゜C2は、
ディジタル信号Aと1サンプル前のディジタル信号Aと
の差分信号(第5図(2)のC)となる。この出力信号
C1は、差分信号の最上位ビットの符号を示す1ビット
の信号でありまた出力信号C2は最上位ビットを除いた
n(=8)ビットの差分信号であり、読み取り専用メモ
リROM19のアドレス信号として供給される。
ROM19は減算器16からのn(=8)ビットの差分
信号C2をm(=4)ビットに変換する機能を有する。
n=8.m==4の場合についてROM19における変
換特性の一例を第6図に示す。ROM19には、第6図
に示す−8〜+7に対応する全部で16(すなわち4ビ
ット相当)のデータが書き込まれており、これらデータ
は減算器16からのn(=8)ビットの差分信号C2に
応じてアドレス指定されて読み取られる。
その−例として、第6図に示すように、差分信号C2の
値が77のときは6に対応するm (= 4 )ビット
の信号E(第5図(2)のe)がROM19より出力さ
れる6かくして、ROM19にて、減算器16からのn
(=8)ビットの差分信号C2は。
m (= 4 )ビットに変換される。
このm (= 4 )ビットに変換されたROM19か
らの出力信号Eは加算器23.減算器24及びデータセ
レクタ29の一方に供給されるとともに、読み取り専用
メモリROM20に供給される。ROM20は復号化時
のROM(第4図のROM33)と同等の機能を有し、
ROM19からのm(=4)ビットの出力信号Eを第6
図に示す変換特性に準じて、n(=8)ビットに変換す
る機能を有する。
その−例として、第6図に示すように、m(=4)ビッ
トの出力信号Eが、6に対応するデータのときは、77
の値を有するデータが、4に対応するデータのときは3
1の値を有するデータが。
信号C2’ としてROM20より出力される。このn
(=8)ビットに変換されたROM20からの出力信号
C2’ は、データ合成器21にて減算器16からの差
分データの最上位ビットの符号を示す1ビット信号C1
が最上位ビットとして1ビット追加され、ビット数n+
t(=9)のデータC′(第5図(2)のc′)が出力
される。このデータ合成器21からの出力データC′は
、加算器22にて、遅延器18からの予測値Bが加算さ
れる。ここで、予測値Bは、ビット数n+1で表現され
たビット数nの予測値の量子化レベルを示すデータであ
る。(例えば、ビット数。の予測値の最上位ビットと同
じ符号をビット数nの予測値に、最上位ビットとして1
ビット追加することにより得る)この加算器22からの
加算データは、最上位ビットを除いたのち、ビット数n
+1<=9)の加算信号F(第5図(2)のf)として
比較器27.28それぞれの一方に供給される。ここで
、この加算信号Fは、復号化することにより得られる元
の標本値Aに対応するデータに相当する。比較器27の
他の一方には、ビット数n+1で表現されたビット数n
の最大の量子化レベル(n=8の場合には例えば+12
7)を示すデータを出力する最大レベル発生回路25か
らの出力信号MAXが、また、比較器28の他の一方に
はビット数n+1で表現されたビット数nの最小の量子
化レベル(n=8の場合には例えば−128)を示すデ
ータを出力する最小レベル発生回路26からの出力信号
MINが、供給されている。
一方、データセレクタ29の他の一方には減算器24に
て得たROM19からのm(=4)ビットの出力信号E
から1ステップすなわちILSBだけ減算したデータが
供給されている。例えば、出力信号Eが6に対応するデ
ータのときは、5に対応するデータが、出力信号Eが3
に対応するデータのときは2に対応するデータが加算器
24より出力される。この時、n=:8.m=4とした
本実施例で、ROM19からのm(=4)ビットの出力
信号Eが、データセレクタ29.30を介してそのまま
記録され、復号化時に、再生されたm(=4)ビットの
データを変換して得たn(=8)ビットのデータに、後
述する算出手段により得た予all値を加算したときの
レベルが、ビット数n(=8)の最大の量子化レベル(
+ 127)を超えてしまい、最小の量子化レベル方向
に反転したデータが出力される場合においても、減算器
24にて得たROM19からの出力信号Eから1ステッ
プ(ILSB)だけ減算した差分データをROM19か
らの出力信号Eの代わりに記録した場合には・復号化時
に再生信号を変換して得たn(=8)ビットのデータに
上記予測値を加算したデータのレベルが、上記最大の量
子化レベル(+ 127)を超えることはない。
そこでデータセレクタ29にて、RO1vl19からの
出力信号Eと、減算器24からの差分データが、比較器
27からの、出力信号により選択出力される。すなわち
、(最大レベル発生回路25からの出力信号MAX)>
(加算器22からの出力信号F)の場合にはROM19
からの出力信号Eが選択出力され、逆に(最大レベル発
生回路25からの出力信号MAX)<(加算器22から
の出力信号F)の場合には、減算器24からの差分デー
タが選択出力される。
このデータセレクタ29からの出力信号はデータセレク
タ30の一方に供給されており、他の一方には、加算器
23にて得たROM19からのm(=4)ビットの出力
信号Eに1ステップすなわちILSBだけ加算したデー
タが供給されている。
例えば、出力信号Eが−7に対応するデータのときは−
6に対応するデータが、出力信号Eが−5に対応するデ
ータのときは−4に対応するデータが加算器23より出
力される。
この時、n=8.m=4とした本実施例で、ROM19
からのm(=4)ビットの出力信号Eが、データセレク
タ29.30を介してそのまま記録され、復号化時に再
生されたm(=4)ビットのデータを変換して得たn(
=8)ビットのデータに。
後述する算出手段により得た予測値を加算したときのレ
ベルが、ビット数n(=8)の最小の量子化レベル(−
128)以下となり、最大の量子化レベル方向に反転し
たデータが出力される場合においても、加算器23にて
得たROM19からの出力信号Eに1ステップ(ILS
B)だけ加算した加算データをROM19からの出力信
号Eの代わりに記録した場合には、復号化時に再生信号
を変換して得たn(==8)ビットのデータに上記予測
値を加算したデータのレベルが上記最小の量子化レベル
(−128)以下となることはない・したがって、デー
タセレクタ30にて、データセレクタ29からの出力信
号と、加算器23がらの加算データが比較器28からの
出力信号により選択出力される。すなわち、(最小レベ
ル発生回路26からの出力信号MIN)((加算器22
からの出力信号F)の場合には、データセレクタ29か
らの出力信号が選択出力され逆に(最小レベル発生回路
26からの出力信号MIN)>(加算器22からの出力
信号F)の場合には、加算器23からの加算データが選
択出力される。
かくして、第3図に示した符号器にて符号化して得た出
カニは端子31より、前記第1図のPCMプロセッサ4
を介してメモリSに172にビット圧縮して書き込まれ
る。
そして、メモリ5に1/2にビット圧縮されて書き込ま
れたデータは前記したようにPCMプロセッサ4を介し
て読み取られ、かつ読み取られた並列のデータは逐次ワ
ードごとに直列に変換されて・出力され、直列データL
としてPCMプロセッサ4より出力される。
この直列データ出力しは変調器6、記録増幅器7を介し
て磁気ヘッド8により磁気テープ9に記録される6 次に本発明に係わる復号器12の一実施例を第4図に、
その動作説明用の各部波形図を第5図に示す。
再生時においては、上記により記録されたデータは、磁
気テープ9より磁気ヘッド8により再生されて、再生イ
コライザ10と復調器11にて適宜再生等化、復調され
て、復調器11からは上記のデータ出力りと同等の直列
データ出力L′が得られる。
この直列データ出力L′はPCMプロセッサ4を介して
ワード毎に並列データに変換されてから逐次メモリ5に
書き込まれる。そして、PCMプロセッサ4からは、上
記符号器3からの出力Iと同一の出力I’  (第5図
(2)のi)が得られ、この出カニ′は第4図に示す復
号器12の端子32に供給される。この第4図に示す復
号器12は従来の前値予測符号化方式での復号器と同様
な構成となっている。
すなわち、第4図において、端子32より入力されるP
CMプロセッサ4からの出カニ′は、ROM33にm(
=4)ビットのアドレス信号として供給される。ROM
33にて、上記m(=4)ビットのデータエ′は前記第
6図に示した特性に準じてn(=8)ビットのデータC
′ (第5図(2)のC′)に変換される。
その−例として、第6図に示すように1m(=4)ビッ
トのデータIが6に対応するデータのときは77の値を
有するデータが、4に対応するデータのときは31の値
を有するデータが、信号c’  (第5図(2)のC″
)としてROM33より出力される。
このROM33によりn(=8)ビットに変換された信
号C#は、加算器34にて遅延回路35からの予測値K
(第5図(2)のk)が加算される。
この遅延回路35からの予測値には、加算器34からの
出力信号A′を遅延回路35にて、1サンプル(1画素
)間隔に等しい時間でだけ遅延した信号である。
したがって、この加算器34にて、元の標本値Aに対応
するデータA’  (第5図(2)のa′)が復元され
て端子36に出力される。
以上述べたように本発明は、記録時に再生時の反転現象
を検出して、記録すべきm(=4)ビットの信号のレベ
ルを1ステップだけ変化させて記録することを特徴とし
、これにより再生時に画像信号の反転現象が生じること
はない。
以上の実施例は、VTRなどの磁気記録再生装置に本発
明を適用した場合を示したが1本発明はこれに限るもの
ではなく、画像信号以外の音声信号など任意の情報信号
を記録再生するにとどまらず、任意の伝送媒体にディジ
タル信号として伝送する場合に適用できるものであり、
本発明の主旨をそれるものではない。
また1以上の実施例は、前値予測符号化方式の場合を示
したが、本発明はこれに限るものではなく、一般にN次
曲線予測符号化方式においても、更には、予測値或いは
基準値との差分をビット圧縮して符号化する他の差分符
号化方式においても本発明が適用できることは明らかで
ある。
また、以上の実施例は、加算器23及び減算器24によ
りROM19からのビット数m (= 4 )の出力f
−タEと同じ極性で、絶対値が1ステップ下の別のビッ
ト数m(=4)のデータを得る場合を示したが、本発明
はこれに限るものではなく、ビット数n(−8)のデー
タにおける2進数表示したときの大小関係と、該データ
をビット数m(=4)のデータに変換したときのビット
数m(=4)のデータにおける2進数表示したときの大
小関係が異なる場合があるような変換特性を有するRO
MをROM19として用いた場合においても、ROM2
0或いはROM33のアドレス信号として供給したとき
に、ROM19からのm (= 4 )ビットの所定デ
ータを供給したときよりも1ステップ上のn(=8)ビ
ットのデータが出力されるようなビット数m(=4)の
データがROM19からのピッ1〜数m (= 4 )
の所定データを供給したときに出力され71ROM、及
びROM20或いはROM33(7)アドレス信号とし
て供給したときに、ROM19からのm(=4)ビット
の所定データを供給したときよりも1ステップ下のn(
=8)ビットのデータが出力されるようなビット数m 
(= 4 )のデータがROM19からのビット数m 
(= 4 )の所定データを供給したときに出力される
ROM、により得ることができ、本発明の主旨をそれる
ものではない。
また1以上の実施例では、ビット数n+1の差分データ
の最上位ビットを除いたnビットのデータをビット数m
のデータに変換する場合での画像信号の反転現象を検出
し防止する手段について示したが1本発明はこれに限る
ものではなく、ビット数n + 1の差分データをその
ままビット数mのデータに変換する場合においても、本
発明が適用できることは明らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、再生時すなわち復号
化時に情報信号の反転現象を生じさせることなく情報信
号を伝送することができるので、ディジタルVTRのよ
うな磁気記録再生装置においては画質劣化を抑えること
ができるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
従来技術に係わる符号器の一例を示すブロック図、第3
図は本発明に係わる符号器の一実施例を示すブロック図
、第4図は本発明に係わる復号器の一実施例を示すブロ
ック図、第5図は第3図、第4図の符号器・復号器の動
作説明用の各部波形図、第6図はその符号特性・復号特
性の一実施例を示す特性図である。 3・・・符号器、 12・・・復号器。 16.24,51・・・減算器、 17.22,23,34.52・・・加算器。 27.28・・・比較器、 29.30・・・データセレクタ、 18.35.53・・・遅延回路、 19.20,33,54・・・ROM。 第 20 第 S図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、情報信号をサンプリング量子化してディジタル信号
    に変換して伝送、或いは記録する装置において、上記情
    報信号を逐次標本化する手段と、標本化した標本値をビ
    ット数nで量子化する手段と、上記ビット数nの標本の
    うちの少なくとも一部のビット数nの標本に対応する所
    定のビット数nの予測値を算出する手段と、上記標本値
    を上記予測値とのビット数n+1の差分データの最上位
    ビットを除いたビット数nのデータに基づいて上記nよ
    り少ないビット数mのデータに変換する第1の変換手段
    と、復号したときに、ビット数nの量子化レベルの範囲
    を超えたデータにより逆極性のレベルに反転したデータ
    が出力されるか否かを検出する手段、とを有し、上記検
    出する手段により、上記第1の変換手段からのビット数
    mのデータを、反転しない別のビット数mのデータに切
    替えて伝送するようにしたことを特徴とする符号化装置
    。 2、上記検出する手段は、復号化時での上記ビット数m
    のデータを該データに基づくビット数nのデータに変換
    する手段と同等な第2の変換手段と、上記第2の変換手
    段からのビット数nのデータに、上記ビット数n+1の
    差分データの最上位ビットと同じ符号を最上位ビットと
    して1ビット追加する手段と、上記追加する手段からの
    ビット数n+1のデータと、ビット数n+1で表現され
    たビット数nの上記予測値の量子化レベルを示すデータ
    とを加算する手段と、上記加算する手段からの加算デー
    タの最上位ビットを除いたビット数n+1の加算データ
    と、ビット数n+1で表現されたビット数nの最大の量
    子化レベルを示すデータとのレベルを比較する手段と、 上記ビット数n+1の加算データとビット数n+1で表
    現されたビット数nの最小の量子化レベルを示すデータ
    とのレベルを比較する手段、とで構成したことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の符号化装置。 3、上記反転しない別のビット数mのデータは、上記第
    1の変換手段からのビット数mのデータと同じ極性で、
    絶対値が少なくとも1ステップ下のビット数mのデータ
    とするようにしたことを特徴とする特許請求の範囲第1
    項記載の符号化装置。
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