JPS62252275A - 拡大・縮小可能な画像処理装置 - Google Patents

拡大・縮小可能な画像処理装置

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JPS62252275A
JPS62252275A JP61096207A JP9620786A JPS62252275A JP S62252275 A JPS62252275 A JP S62252275A JP 61096207 A JP61096207 A JP 61096207A JP 9620786 A JP9620786 A JP 9620786A JP S62252275 A JPS62252275 A JP S62252275A
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JP
Japan
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data
image
memory
circuit
signal
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Application number
JP61096207A
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English (en)
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Yoshinori Abe
阿部 喜則
Masahiko Matsunawa
松縄 正彦
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
    • G06T3/00Geometric image transformations in the plane of the image
    • G06T3/40Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
    • G06T3/4007Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、簡易形の電子写真式カラー複写機などに適
用できる拡大・縮小可撤な画像処理装置に関する。
[発明の背景] 原画像を拡大φ縮小することのできる画像処理装置にお
いて、これに使用される表示装置や記録装置などの出力
装置は、一般に白と黒の2値でしか表わされないものが
多い。
このような出力装置を用いて擬似的に中間調を表現する
方法として、ディザ法などが知られている。ディザ法は
面積階調法の一種であって、一定の面!11(マトリッ
クス)内に記録するドツトの数を変化させることにより
中間調画像を表現するものである。
従って、ディザ法は第42図に示すように、所定の閾値
マトリックスを用いて原稿の1画素に対応した部分を1
ドツトで記録するものである。
これによりz値化された出力データが得られる。
この出力データは擬似的に白、黒の2値で中間調画像を
表現することになる。
ところで、このような出力装置を有するカラー画像処理
′!A2Lで、CCDなどの画像読み取り手段から得ら
れた原画像を外部より設定した倍率で拡大・縮小して記
録できるようにしたものが開発されている。
この場合、通常倍率に応じてCODからの信号読み出し
クロック(転送りロック)の周波数を変化させることに
より、目的とする拡大・縮小画像を得ている。
例えば、出力装置の主走査方向におけるlラインの走査
時間をTV、lライン走査に要する画素数をNとしたと
・き、出力装置の転送りロック周波数fOは。
fO=N/T曽 となる。
同様に、CCDからの転送りロックをf。
CODが1ライン走査に要する時間をTとすると。
f = N/T となる。
従って、f)fOのときは原画像が縮小されて記録され
、f(fOのときには拡大されて記録されることになる
[発明が解決しようとする問題点1 ところで、上述した従来の画像処理装置では、CODの
転送りロックを倍率に応じて可変しているので、次のよ
うな欠点を有する。
すなわち、まずCODに供給される転送りロックを変化
させるようにしているので、この転送りロックの制御と
同時に露光ランプの露光量も7rA御する必要がある。
そのため、露光量の制御回路を設けなければならない。
また、CODに供給される転送りロックの周波数を倍率
に対応して可変する必要があるから。
クロック発振器としては可変形のものを使用する必要が
ある。その場合、倍率を細かく設定できるようにすると
、転送りロック周波数を細かく調整しなければならない
から、可変形発振器の回路構成が複雑化する。
さらに、CODに供給される転送りロックを倍率に対応
して変化させることは、原画像に対してそのサンプリン
グ位置を倍率に応じて可変することと等価であることか
ら、拡大処理時は原画像の同一サンプリング位置の同一
データが繰り返して使用され、縮小時は逆に間引かれる
ことになる。その結果、原画像を忠実に拡大・縮小した
記録画像が得られない欠点がある。
このような欠点を除去するには、原画像データを得たの
ち、隣接する一対の原画像データのレベルに基づいてこ
れら一対の原画像データに関連したデータを増加したり
、間引いたりすることによって、拡大・縮小画像を得る
ようにすればよい。
このようなデータ補間による場合には、倍率によるサン
プリング位置の画像データ(補間データ)をROMテー
ブルとして用意し、なければならない、細かな倍率まで
設定できるようにするには、それだけROMテーブルの
データ数を増やさなければならず、大容量のメモリが必
要になり、それだけコストアップを招来する。
そこで、この発明では、従来の画像処理装置の欠点であ
る拡大・縮小処理するための付属回路系の構成の複雑化
、記録画像の品質劣化を除去すると共に、補間法によっ
て拡大11viA小用の補間データを得る場合であって
も、そのテーブル規模の縮小化を達成できるようにした
拡大・縮小可能な画像処理袋とを提案するものである。
[発明が解決しようとする問題点] 1述の問題点を解決するため、この発明では、複数間の
画像情報の補間を行なう補則データが格納された補間テ
ーブルと、この補間テーブルの補間データを選択するた
めのデータ選択信号が格納されたデータ選択テーブルと
を有し、拡大・縮小倍率に応じて上記補間テーブルの補
間データを参照するようにした拡大・縮小可ずmな画像
処理装置において、次のように構成したものである。
すなわち、データ選択テーブルとしてはデータ選択信号
書込み回路と、データ選択メモリとで構成される。
占込み回路には予め倍率により求められたデータ選択信
号が格納され、指定倍率に応じて書込み回路に格納され
たデータ選択信号の一部がデータ選択メモリに記憶され
る。
このデータ選択メモリに記憶されたデータ選択信号が補
間データの参照信号として使用される。
[作用] 補則データを使用して拡大・縮小用の画像データを得る
ようにすれば、2点間の原画像データから補間データが
作成されるため、拡大会縮小処理しても記録画像の品質
が劣化するおそれはない。
占込み回路用のメモリとして、大容量のROMを使用し
、データ選択メモリとして、書込み可使な高速RAMを
使用した場合、大容量のROMはこの装置におけるシス
テムコントロール回路に設けられた制御プログラムが格
納されたROMなどに記憶させることができるから、倍
率を細かく設定できるようにした場合でも、コストアッ
プを招来することがない。
[実施例] 続いて、この発明に係る拡大・縮小可能な画像処理装置
を説明する。
ただし、以下に示す実施例は、中央を基準にして画像の
読み取り及び記録がなされ、かつ画像の記録位置が外部
で設定できるようになされた、出力装置として簡易形の
電子式カラー複写機を使用したカラー画像処理装置に適
用した場合である。
従って、まずこの発明が適用されるこのようなカラー画
像処理装との簡提条件を説明する。
中央基準の画像読み出し及び記録から説明する。
第39図に示すように、Wを画像読み取り手段の最大読
み取り幅としたとき、IiX稿a21台51の中央!i
liを基準に原稿52の画像データを読み取り、この中
央線見を基準にして画像が記録されるものでは、等倍時
には、第40図Bに示すように記録されるものの、縮小
時には、同図Aに示すように記録される。
従って、記録すべき記録紙53のサイズが小さいような
ときには、記録紙の転写領域外になることが考えられ、
その場合には縮小画像を記録紙上に正しく記録すること
ができない。
記録紙53のサイズが大きいようなときでも。
縮小画像は記録紙53の端に詰めて記録されてしまう欠
点がある。
さらに、拡大処理時には、元の原稿の余白部分も拡大さ
れる結果、第40図Cに示すように拡大されることにな
る。そのため、必要な範囲の画像を所定の記録紙53上
に記録できなくなるおそれがある。
従って、このような中央基準のものでは、画像データ処
理タイミング(具体的には、後述する出力バッフ7回路
への画像データの読み出し。
占込みタイミング)を適宜調整する必要がある。
実施例では、どのような倍率でも記録紙の中央を基準に
して画像が記録されるように工夫されている。
次に、記録位置を外部より指定できるように構成されて
いるカラー画像処理装置は、第41図Aに示す原稿52
の領域nを拡大して、例えば。
同図Bに示す記録紙53の指定位置に、その拡大画像N
を記録できるようにしたものである・さて、第1図はこ
の発明に係るカラー画像処理装置の概略構成を示す。
原稿52などの画像情報は画像読み取り装置50で、色
分離処理、A/D変換処理、その他の画像処理がなされ
ることにより、各色信号に対応した所定ビット数の画像
データ、例えば、16階調(0−F)の画像データに変
換される。
各画像データは画像処理回路2において。
拡大・縮小などの画像処理が補間法に基づいて処理され
る。この場合、補間データは補間テーブルに格納され、
この補間データを選択するためのデータ選択信号は上述
したデータ選択テーブルに格納されろ、そして、必要な
データ選択信号は倍率指定に応じてシステムコントロー
ル回路80からの指令に基づいて選択される0画像処理
後の画像データは出力バッファ回路9Gで、中央基準に
よる画像記録処理や記録指定に基づく処理が実行される
これらの処理は出力バッファ回路90に設けられたライ
ンメモリに対する書込みあるいは読み出しアドレスを制
御することによって達成される。
1h力バツフア回路90から読み出された各色に対応し
た画像データは出力装2165に供給されて、外部で設
定された倍率で画像が記録されたり、外部で設定された
位置に画像が記録される。
画像読み取り装fi50には画像読み取り手段を駆動す
るための駆動モータや露光ランプなどが付設されている
が、これらはシーケンス制御回路(シーケンスドライバ
ー)70から得られる制御信号により所定のタイミング
をもって制御される。また、シーケンス制御回路70に
は、ポジションセンナ(特に1図示せず)からのデータ
が入力される。
操作・表示部75では2倍率指定、記録位置の指定、記
録色の指定などの各種入力データがインプットされたり
、その内容などが表示される。
表示手段はLEDなどの素子が使用される。
上述した各種の制御及び画像処理装置全体のコントロー
ル及び状態の管理などはシステムコントロール回路80
によって制御される。そのため、このシステムコントロ
ール回Mi38041cPUを使用したマイクロコンピ
ュータ制御が適切である。
図はマイクロコンピュータ制御の一例であって、このコ
ントロール回路80と上述の各種の回路系との間はシス
テムバス81によって、必要な画像処理データ及び制御
データの授受が行なわれることになる。
具体的に以下説明する。
画像読み取り回路50に対しては、画像読み取り開始信
号、シェーデング補正のための開始信号、記録色指定信
号などがシステムバス81を介して供給される。
画像処理回路2に対しては、操作・表示部75で指定さ
れた倍率指定のための倍率データや、記録する画像の種
類や濃度などに応じて画像データを2値化するための闇
値を選択する田植選択データ、さらには記録位lが指定
されたときの記録位置指定データなどがコントロール回
路80に取り込まれてからシステムバス81を介して供
給されるものである。
出力バッファ回路9Gには、これに設けられたラインメ
モリに対する書込みあるいは読み出し開始アドレスが供
給される。ラインメモリに七ツテングされる書込みある
いは読み出し開始アドレスデータは指定倍率や記録位置
指定データなどによって異なったものとなる。
出力?tfi65に対しては、画像記録のためのスター
ト信号や記録紙サイズの選択信号などが供給される。出
力装2165としては、電子写真式のカラー複写機など
が使用される。
続いて、これらの構Jji、要素について、詳細に説明
する。
説11の都合上、まず、この発明に適用できる簡易形の
カラー複写機の構成の一例を第6図以下を参照して説明
することにする。
簡易形のカラー複写機は色情報を3種類程度の色情報に
分解してカラー画像を記録しようとするものである0分
離すべき3種類の色情報として。
この例では、黒BK、赤R及び青Bを例示する。
第6図において、200はカラー複写機の要部の一例で
あって、201はドラム状をなす像形成体で、その表面
にはセレンSe等の光導電性感光体表層が形成され、光
学像に対応した静電像(静電潜像)が形成できるように
なされている。
像形成体201の周面にはその回転方向に向って順次以
下に述べるような部材が配置される。
像形成体201の表面は帯電器202によって、一様に
帯電され、その後、露光ランプ203によってその表面
が弱い光で一様に露光される。
帯電、露光された像形成体201の表面には各色分解像
に基づく像露光(、その光学像を204で示す)がなさ
れる。
像露光後は所定の現像器によって現像される。
現像器は色分解像に対応した数だけ配置される。
この例では黒のトナーの現像剤が充填された現像器20
5と、赤のトナーの現像剤が充填された現像器206と
、Hのトナーの現像剤が充填された現像器207とが、
像形成体201の回転方向に向ってこれらの順で、順次
像形成体201の表面に対向配置される。
現像器205〜207は像形成体201の回転に同期し
て順次選択され、例えば現像器205を選択することに
よって黒の色分解像に基づく静電像にトナーが付着する
ことにより、黒の色分解像が現像される。
現像器207側には転写前帯電器209と転写画露光ラ
ンプ210とが設けられ、これらによってカラー画像を
記録体Pに転写しやすくしている。ただし、これらの転
写前帯電器209及び転写前露光ランプ210は必要に
応じて設けられる。
像形成体201上に現像化されたカラー画像は転写器2
11によって、記録体P上に転写される。転写された記
録体Pは後段の定着器212によって定着処理がなされ
、その後記録体Pが排紙される。
なお、除電器213は除電ランプと除電用コロナ放電器
の一方または両者の組合せからなる。
クリーニング91214はクリーニングブレードやファ
ーブラシで構成され、これらによって像形成体201の
カラー画像を転写した後のドラム表面に付着している残
留トナーを除去するようにしている。
この除去作業は、現像が行なわれた表面が到達するとき
までには像形成体201の表面から離れるようになされ
ていることは周知の通りである。
帯電器202としてはスコロトロンコロナ放電器などを
使用することができる。これは、先の(1?電による影
響が少なく、安定した帯電を像形成体201上に与える
ことができるからである。
像露光204としては、レーザビームスキャナによって
得られる像露光が利用される。レーザビームスキャナの
場合には、鮮明なカラー画像を記録することができる。
色トナー像を重ね合せるために繰り返される少なくとも
第2回11以降の現像については、先の現像により像形
成体201に付着したトナーTを後の現像でずらしたり
することなどがないようにしなければならない、その意
味でこのような現像は非接触ジャンピング現像条件によ
ることが好ましい、第6図はこのような非接触ジャンピ
ング現像条件によって現像するタイプの現像器を示す。
現像剤としては、非磁性トナーと磁性キャリアとが混合
されたいわゆる2m分現像剤を使用するのが好ましい、
この2成分現像剤は色が鮮明で。
かつトナーの帯電制御が容易だからである。
第2図に画像読み取り装置i!Iso及び画像処理回路
2の一例を示す。
同図において、原稿52のカラー画像情報(光学像)は
グイクロイックミラー55において、2つの色分解像に
分離される。この例では、赤Rの色分解像とシアンCy
の色分解像とに分離される。そのため、グイクロイック
ミラー12のカットオフは600n塵程度ものが使用さ
れる。これによって、赤成分が透過光となり、シアン成
分が反射光となる。
赤R及びシアンcyの各色分解像は夫々CCUなどの画
像読み取り手段56.57に供給されて、夫々から赤成
分R及びシアン成分cyのみの画像信号が出力される。
第3図は、画像信号R,CFと各種のタイミング信号と
の関係を示し、水上有効域信号(H−VALID) (
Iili1図C)はCC056,57(7)最大原稿読
み取り輻Wに対応し、同図F及びGに示す画像信号R,
CYは同期クロー、りCLK(同図E)に同期して読み
出される。
これら画像信号R,CFは正規化用のアンプ58.59
を介してA/D変換器60.61に供給されることによ
り、所定ビット数のデジタル信号に変換される。デジタ
ルカラー画像信号は次段の色分離回路150に供給され
て、カラー画像記録に必要な複数の色信号に分離される
上述の例では、赤R1青B及び黒BKの3色でカラー画
像を記録するようにした筒易形の記録型とであるので1
色分離回路150ではこれら3色の色信号R,B、BK
に分離されることになる0色分離の具体例については後
述する。
色信号R,B、BKは色選択回路160においてそのう
ちの1つの色信号が選択される。これは、J:、述した
ように、像形成体201の1回転につき1色のカラー画
像が現像されるような画像形成処理プロセスを採用して
いるからであり、像形成体201の回転に同期して現像
器205〜207が選択されると共に1選択された現像
器に対応した色信号が色選択回路160において選択さ
れることになる。
端子170には色信号に対する選択信号Gl〜G3が供
給される。この選択信号G1−G3は。
後述するように、3色記録、つまり通常の記録モードの
場合と、単色記録、つまり色指定記録モードの場合とに
よって、出力すべき色信号を選択するため使用されるも
ので、システムコントロール回路80から供給される。
なお、カラー原稿から3色の色信号に分離する色分離処
理は像形成体201の1回転毎に実行されるが、像形成
体201の予備回転中に1回だけ実行するようにしても
よい。
上述した色分#(2色から3つの色信号への色分子a)
は次のような考えに基づいて行なわれる。
第7図は色成分のカラーチャートの分光反射特性を模式
的に示したものであって、同図Aは無彩色の分光反射特
性を、同図Bは青色の分光反射特性を、そして同図Cは
赤色の分光反射特性を夫々示す。
その横軸は波長(ns)を、縦軸は相対感度(%)を示
す、従って、グイクロイックミラー12の分光特性を6
00n■とすれば、赤成分Rが透過し、シアン成分Cy
が反射される。
白色を基準として正規化した赤信号RのレベルをVR,
シアン信号CyのレベルをVCとするとき、これら信号
VR,Vcとから座標系を作成することにより、作成さ
れた色分離マツプに基づいて赤、青及び黒の色分離を行
なうことができる。
座標軸の決定に際しては、次の点を考慮する必要がある
I66回調を表現できるようにするため、テレビジョン
信号の輝度信号に相当する原稿11の反射率(反射濃度
)の概念を取り入れる。
■、赤、シナンなどの色差(色相、彩度を含む)の概念
を取り入れる。
従って、輝度信号情報(例えば、5ビツトのデジタル信
号)と色差信号情報(同様に、5ビツトのデジタル信号
)として例えば以下のものを用いるとよい。
輝度信号情報=VR+vc     (1)ただし、 0≦VR≦l 、 O(2) o≦vc ≦1.o        (3)0≦VR+
VC: ≦2 、0     (4)VR、V(: )
和(VR+vc ) t*黒Lし ヘJL/(=0)か
ら白レベル(= 2 、0)までに対応し、全ての色は
0から2.0の範囲に存在する。
色差信号情報=VR/ (VR+VC)またはVC/ 
(VR+VC)   (5) 無彩色の場合には、全体のレベル(VR+VC)に含ま
れる赤しヘルVR,シアンレベルVCの割合は一定であ
る。従って、 VR/ (VR+vc > =vc / (VR+vc
 )=0.5     (6) となる。
これに対し、有彩色の場合には、赤系色では、0.5<
VR/(VR+VC)≦1.0  (7)0≦VC/ 
(VR+VC) <0 、5  (8)シアン系色では
、 0≦VI?/(VR+VC)<0.5  (9)0.5
<VC/(VR+VC)≦1.0 (10)のように表
現することができる。
従って、座標軸として(VR+VC)とVR/ (VR
+VC) モL<+t (VR+VC) トVC/ (
VR+VC)を、2軸とする座標系を用いることにより
、レベル比較処理だけで有彩色(赤系とシアン系)、無
彩色を明確に分離することができる。
第8図には、その縦軸に輝度信号成分 (VR+VC)を、その横軸に色差信号成分VC/ (
VR+VC’)を取ったときの座標系を示す・ 色差信号成分としてVC/ (VR+VC)を使用すれ
ば、0.5より小さい領域は赤系R10,5より大きい
領域はシアン系Cyとなる。
色差信号情報=0.5近傍及び輝度信号情報が少ない領
域に夫々無彩色が存在する。
第9図はこのような色分離方法に従って色区分を行なっ
た色分離マツプの具体例を示す0色分離でツブはROM
テーブルが使用され、図示の例は32X32のブロック
に分けられている例を示す、そのため、このROMテー
ブルに対するアドレスビット数としては行アドレスが5
ビツト、列アドレスが5ビツト使用される。このROM
テーブル内には、原稿の反射濃度から得られた量子化さ
れた濃度対応値が格納されている。
第4図はこのような色分離を実現するための色分離回路
tSO及び色選択回路160の一例を示す系統図である
端子L50a、150bには3色に色分離する前の赤信
号R及びシアン信号C7が供給され。
演算処理回路tStにおいて1階調変換、γ補正等の処
理が実行される。演算処理後のデータは。
輝度信号データを求めるための(VR+vc )の演算
結果が格納されたメモリ152に対するアドレス信号と
して利用されると共に、色差信号データVC/ (VR
+VC)の演算結果が格納されたメモリ153に対する
アドレス信号として利用される。
これらメモリ152,153の各出力は後述のメモリ1
54〜156のアドレス信号として利用される。メモリ
154〜156は第13図に示した色分離マツプのデー
タが各色毎に格納されたデータテーブルが使用される。
メモリ154は黒信号BK用であり、メモリ155は赤
信号R用であり、メモリ15Bは青信号B川である。
第9図に示す色分離マツプからも明らかなように、赤信
号R及びシアン信号Cyのレベルを検出し、演算処理す
ることによって2つのカラー情報信号から、赤、青およ
び黒の3つの色信号R1B、BKに分離することができ
る。
夫々のメモリ154〜156から読み出された所定の色
信号は色選択回路180に供給される。
色選択回路160は夫々バッファ回路161〜163を
有し、夫々から得られる色信号はアンドゲート165〜
167に供給されて、必要な色信号のみ選択的に出力さ
れる。その出力がオアゲート168を経て画像処理回路
2に供給される。これらのアンドゲート、オアゲート1
65〜16Bには実際には4ビツトのデータが入力され
る。
アンドゲート165〜166には上述したゲート信号G
1−G3が供給される。
ゲート信号G1〜G3は分離された各色信号に対応する
もので、像形成体201の回転に同期した3相のゲート
信号01〜G3が形成される(第5図C−H)、同時に
、現像器205〜207にも、第5図C−Hに示す現像
バイアスが像形成体201の回転に同期して各現像器2
05〜207に供給されることになる。
その結果、各色に対する露光プロセスエ〜■(同図F)
をもって、順次露光、現像処理工程が実行される。
第10図は画像処理回路2の一例を示すブロック図であ
る。
この例では、0.5倍から2.0倍までの間を1.5%
(1/84の近似として)きざみで拡大・縮小すること
ができるようにした場合である。
ここで、この発明でも原理的には、拡大処理は画像デー
タを増加し、縮小処理は画像データを間引くような補間
処理である。そして、第39図に示す主走査方向の拡大
、縮小は電気的な信号処理で行ない、副走査方向の拡大
、縮小処理は光電変換素子の露光時間を一定にした状態
で光電変換素子または画像情報の移動速度を変えて行な
うようにしている。
副走査方向の移動速度を遅くすると原画像が拡大され、
速くすると縮小されることになる。
第10図において、タイミング信号発生回路10は画像
処理回路2全体の処理タイミングを制御するタイミング
信号などを得るためのものであって、これにはCCD5
6.57に対すると同様に、同期クロック(CLK)、
水上有効域信号(H−VALID)、垂直有効域信号(
V −VALID)及び水上同期信号(H−5YNG)
が供給される。
タイミング信号発生回路10からは1述したタイミング
信号の他に、倍率が2倍までをリアルタイムに処理する
ために、同期クロックCLKの2倍の周波数を持つクロ
ックCKL2などが出力される。
色選択回路160から各色信号毎に送出された16階調
レベルを有する画像データはスイッチング回路25を介
して縦続接続された2つのラッチ回路11.12に供給
されて、4ビツト構成の画像データ、従って中間調レベ
ルをもって出力された画像データのうち隣接した2つの
画素の画像データDI 、DOが同期クロックのタイミ
ングでラッチされる。
スイッチング回路25は第41図に示すように読み取る
べき画像領域を設定するとき、その設定領域外の画像情
報を切り捨てるために使用されるものである。そのため
、指定領域外では“0”データ(画像が白の場合のデー
タ)がラッチされるようにスイッチング回路25が制御
される。
スイッチング回路25に対する制御信号は上述したタイ
ミング信号発生回路10で生成されが、このタイミング
信号発生回路10もI10ポート26を介して供給され
る読み取り領域指定データに基づいて制御されるは勿論
である。
ラッチ回路11.12でラッチされた画像データDo、
DIは補間データ用のメモリ13に対するアドレスデー
タとして使用される。
補間メモリ13は隣接する2つの画像データから参照さ
れる新たな中間調レベルを有する画像データ(以下この
画像データを補間データという)が記憶されている補間
データテーブルであって、ROMなどが使用されている
補間メモリ13のアドレスデータとしては、L通した一
対のラッチデータDO,DIの他に、データ選択信号S
Dが利用される。
データ選択信号SDは、一対のラッチデータDO,DI
によって選択されたデータテーブル群のうち、どのデー
タを補間データとして使用するかを決定するためのアド
レスデータとして利用される。
データ選択信号SDは、後述するように拡大・縮小のた
めの設定倍率により決定される。
補間メモリ13より出力された補間データSはラッチ回
路14でラッチされる。
一方、300はデータ選択信号SDが格納されたデータ
選択テーブルである。データ選択テーブル300はデー
タ選択信号の占込み回路310とデータ選択メモリ32
0とで構成され、データ選択信号の書込み回路310に
は1倍率により定まるデータ選択信号SDと後述する処
理タイミング信号TDとがブロックごとに格納されてい
る。
データ選択信号SDの容量が多いことから、データ選択
信号の書込み回路310は大容量のROMが使用される
データ選択信号の書込み回路310としては、データ選
択信号SDなどを格納する専用のROMを使用すること
もできるが、システムコントロール回路80に具備され
た制御プログラム用のROMを使用してもよい。
データ選択メモリ320はデータ選択信号の書込み回路
310に格納されたデータ選択信号SD、処理タイミン
グ信号TDのうち1倍率指定に応じたデータ選択信号S
D及び処理タイミング信号TDを書込むために使用され
る。従って。
実際の画像処理時におけるデータ選択信号SDはこのデ
ータ選択メモリ320に書込まれたデータ選択信号が使
用される。
このようなことから、データ選択メモリ320としては
、高速で書込み及び読み出しすることかでさるRAMな
どを使用すればよい。
倍率指定データは第10図に示すようにI10ポート3
30を介して書込み回路310に供給されると共に、デ
ータセットパルス05(第12図A)が同じ<I10ポ
ート340を介して供給される。
一方、データ選択メモリ320へのデータ選択信号SD
、処理タイミング信号TDの書込み時は、書込み回路3
10側のクロックを利用してデータの書込みが行なわれ
ることから、第10図に示すように、データ選択メモリ
320側にはクロック選択回路350が設けられて、同
期クロックCLK2と書込み回路310側の書込みクロ
ックとが選択される0選択されたクロックはカウンタ3
60でカウントされ、その出力がアドレスデータとして
データ選択メモリ320における7ビツトのアドレス端
子AO〜A7に供給される。
ここで、サンプリング周期が64で9倍率が2倍率まで
であるとすると、カウンタ360では、128クロツク
(従って、128画素分のデータ)をカウントしたとき
にキャリーパルスが発生するように構成される。このキ
ャリーパルスは書込み終了信号C3として使用される(
第12図B)。
第11図は書込み回路310の一例を示す。
同図において、311はデータROMであり、これには
第16図や第18図に示すようなデータ選択信号SDと
処理タイミング信号TDが格納されている。
ここで1画像読み取りに先立って書込み回路310に格
納されたデータ選択信号SDなどは、外部より倍率が指
定された後においてデータセットパルスDSに基づきデ
ータROM311のデータ選択メモリ320に転送され
る。データセットパルスDSは第1’1図に示すコント
ロール回路313に供給されて、第12図Cに示す書込
みイネーブル用のコントロール信号ESが生成される。
コントロール信号ESはカウンタ314に供給されてこ
れに供給されるクロック回路315からの書込みクロッ
クのカウント状態が制御される(第12図D 、 E)
 、コントロール信号ESが“O”の期間TOはカウン
タ314からの書込みクロックにて指定された倍率に対
応するデータ選択信号SD及び処理タイミング信号TD
がブロック単位(第16図及び第18図一点10線領域
)でデータ選択メモリ320に書込まれる。
また、データROM311は、アクセスタイムが良いの
で1通常の読み取り速度より低い周波数のクロックで読
みだされる。その書込みタイミングはクロック回路31
5からの書込みクロックに同期するは言うまでもない。
なお、バッファ回路31Bは画像読み取り状態において
、データ選択メモリ320の読み出しデータがデータR
OM311偏に悪影響を及ぼざないようにするために設
けられたものであり、コントロール信号ESが“ONの
期間のみ能動状態となる。コントロール信号ESは、ま
たデータ選択メモリ320に対する書込み用のイネーブ
ル信号としても利用される(第10図参照)。
データ選択メモリ320へのデータ選択信号SDの書込
みが終了すると、カウンタ360からの終了信号C8が
出力されデータ書込み期間が終了する。
その後1通常の画像処理モードとなりデータ選、択メモ
リ320からデータ選択信号SDと処理タイミング信号
TDとが読み出される。
処理タイミング信号TDは、上述のように補則データが
存在するときには“1′、存在しないとき及びデータを
間引くときには“0”のように選定されている。
データ選択信号SDと処理タイミング信号TDとは、ラ
ッチ回路17でラッチされる。ラッチタイミングは同期
クロックCLK2で規制される。
処理タイミング信号TDはラッチ回路14においてラッ
チされるべき補間データSのタイミングを制御するもの
で、そのため、処理タイミング信号TDは一旦、ラッチ
回路18に供給されて。
補間メモリ13のアクセス時間だけ遅延される。
所定時間(同期クロックCLK2の1周期分)だけ遅延
された処理タイミング信号TI)はゲート回路19にそ
のゲート信号として供給される。
ゲート回路19には、同期クロックCLK2が供給され
、処理タイミング信号TDが“1″のとき開となり、“
O”のとき閉となるように制御され、“1″のときのみ
クロックが出力される。
ゲート回路19より出力された書込みクロックはラッチ
回路14のラッチパルスとして使用されて、補間メモリ
13から出力された補間データSのうち有効なデータの
みをラッチする。書込みクロックは後段の出力バッファ
回路90の書込み川のクロックとしても使用される。
第13図は、ラッチデータDO,Diとデータ選択信号
SDによって選択される補間データSの一例を示すもの
である。実施例では、DOとDlのデータを直線補間し
たものを補間データとしている。
第13図において、Sは16階調レベルでもって出力さ
れる補間データ(4ビツト)で、ラッチデータとして使
用される画像データDO,DIはそれぞれ16階調レベ
ルをもつことから、補則データSとしては、16X16
=256通りのデータブロックが含まれている。
図は、 Do =0 、DI =Fであるときの、各ス
テップにおける直線補間による理論値(少数点5桁)と
、実際にメモリされている補間データSの値を、正傾斜
と負傾斜の夫々の場合について示す。
実際には、第14図に示すような形で補間データSが記
憶されている。ただし、このデータはDO=4.Dl=
O〜Fの場合の例である。
この第14図において、ADR3はベースアドレスであ
って、DO=4のとき、DIがOからFまでのレベルを
とるときのデータ選択信号SD(横方向に品数された0
からFまでのデータ)と、出力される補間データSとの
関係を示す。
アドレスデータAD1’iSと横軸のデータ選択信号S
Dの値を加えたものが補間メモリ13に対する実際のア
ドレスとなる。
第15図に、画像拡大時に使用するデータ選択信号SD
の一部を示す0例示のデータは拡大率Mを124/84
とした場合であり、 l/84の間隔で倍率を設定する
ことができる0図中、本田は無効データを示す。
このように、l/64の間隔で倍率を設定できるように
すると、第15図に示すように、その繰り返し周期は6
4となる。また、拡大率が124/84である場合には
サンプリング藺隔は84/124(= 0.5te13
)となるので、繰り返し周期に対するサンプリング位置
(理論値)と、そのときに参照されるデータ選択信号S
Dとの関係は図示するような関係になる。
繰り返し周期「0」でのデータ選択信号SDにおいて、
前者のデータ(0)は、サンプリング位置が(0,00
000)のときのデータ選択信号SDであり、後者のデ
ータ(8)は、サンプリング位置が(0,51813)
のときのデータ選択信号SDである。これら対のデータ
選択信号SDは繰り返し周期の値によって相違する。
なお、縁り返し周期が15.32及び48のところでは
、後者のデータ選択信号SDの値が存在しない、これは
その周期間では、1個のデータしか存在しないことを示
している。
これらのデータは実際には第16図に示すような状態で
補間データ選択メモリ16に格納されている、第16図
において、ベースアドレスADRS (縦軸)とステッ
プ数(横軸)とによって参照されるデータ選択信号SD
のうちで、その右側のデータは後述するように書込みク
ロックコントロール用のデータ(処理タイミング信号T
Dという)を示す。
処理タイミング信号TDは“l”のとき、書込み可使状
態(書込みイネーブル)となり、“O”のとき、書込み
禁止状態となる。従って、同図中のデータ“00″は無
効データを示す。
第17図は画像縮小時に使用する補間データ選択信号S
Dのデータテーブルの一部を示す。
例示しデータは縮小率Mを33784とした場合である
0図中1本印は間引きデータを示す、このデータ選択信
号も第18図に示すような状態でメモリに格納されてい
る。
以上説明したのが画像処理回路2の主要な構成であるが
1画像処理回路2から得られる出力データは一旦2値化
されたのち、出力バッファ回路90(詳細は後述する)
を介して出力袋2!65に供給される。
2 (fi化無処理ための回路構成の一例を再び第10
図を参照して説明する。
図において、閾値テーブル69は、書込みクロックをカ
ウントする主走査カウンタ20と。
水平同期信号をカウントする副走査カウンタ21と、こ
れらのカウンタ20.21のカウント値に基づいて所定
の閾値データを出力するマトリックス(ROM411成
)22とを有する。
闇値データはシステムコントロール回路80かもの制御
信号に基づいて選択される。すなわち、読み取るべき原
稿が線画である場合には、その濃度に対応した一定閾値
のデータが使用される。
第19図にその一例を示す0図の閾値データはヘキサデ
シマル表示である。
原稿52が写真画のような場合には、ディザ法によるz
値化が好ましいので、この例ではディザマトリックスが
閾値データとして使用される。
ディザマトリックスとしては、原稿52の濃度に応じて
、この例では3種類のマトリックスが用意され、これら
が適宜選択される。ディザマトリックスとしては、4×
4で構成されたマトリックスを使用することができ、原
稿52の濃度が薄いとき、第20図Aに示すディザマト
リックスが選択されるときには、普通の濃度のときには
同図Bのマトリックスが、濃いときには、同図Cのマト
リックスが選択される。
線画のときに使用する閾値データあるいは写真画のとき
に使用するディザマトリックスは原稿52の濃度に応じ
てオペレータが手動的に選択してもよいが、自動化した
法が便利である。自動化する場合には、原稿52の全体
の濃度を検出し、その濃度から最適なディザマトリック
スなどがシステムコントロール回路80の指令に、2M
いて選択される。
なお、ディザマトリックスにょるディザ画像はランダム
ディザや条件付きディザよりもディザマトリックスの最
大面積の開口(第20図では。
4X4の面積開口)に閾値が1つづつ入るように、組織
的ディザ法によるディザ画像が好ましく、また最小面積
の開口にも閾値が均等に入るような分散形ディザ画像が
好ましく、さらに完全に閾値が分散したベイヤ形ディザ
画像が特に好ましい。
2値化回路23においては、ラッチ回路14から出力さ
れた画像データがディザマトリックス22で選択された
ディザ閾値と比較されて画素ごとに2値化される。
次に、上述した画像処理装置2の画像処理動作について
、まず拡大処理動作から第21図以下を参照して詳細に
説明する。説明の便宜上、拡大率Mは124/84(工
1.94)倍とする。
第21図はオリジナルデータと補間後のデータとの関係
をアナログ的に図示したものであって、Dはオリジナル
データを示し、Sは補間後の出力データを示す。
このときの画像情報レベルと補間後のデータとの関係は
第13図に示した通りである。また、このときの補間時
におけるサンプリングピッチとデータ選択信号SDとの
関係は第15図に示した通りである。
この補間処理時の各部における信号のタイミングチャー
トは第22図に示すようになる。
従って、今、CCD60から得られるオリジナル画像デ
ータを、D 0(0)、DI(F)、D2(F)、D3
(θ)、D4(0)(カッコ内は各画像データの階調レ
ベルを示す)とする、同期クロックに同期してラッチ回
路11からはDi(F)が、ラッチ回路12からはDO
(0)が出力される。
一方、外部で設定した倍率信号とカウンタ回路15の出
力とによって、第15図に示すデータテーブルが参照さ
れて、データ選択信号SDとしては0,8;0,8.1
,9;1,9.・・・(第22図E)が出力され、処理
タイミング信号TDとしては、l、L、l、・・・(同
図F)が出力される。
補間メモリ13からは1画像データDO1DIと、デー
タ選択信号SDとによって、補間データテーブルが参照
されて、必要な補間データS(同図G)が出力される。
すなわち1画像データD 0(0)と1)1(F)との
間では、データ選択信号SDがOと8であることから、
補間データSO及びSlとしては、0と8が出力される
画像データDi(F)と02(F)との間では、データ
選択信号SDが0と8であることから、補間データS2
及びS3としては、FとFが出力される。
画像データD2(F)とD3(0)との間では、データ
選択信号SDが1と9であることから、補間データS4
及びS5としては、Eと7が出力される。
画像データD3(0)と04(0)との間では、選択手
段SDが1と9であることから、補間データS8及びS
7としては、0と0.が出力される。
その後に続く画像データD5.DB、・・・・・・につ
いても上述したと同様な補間データSの読み出しが実行
される。
従って、補間後のデータをx印で表わすと、第21図に
示すようになって、オリジナル画像データ間に所定のレ
ベルを有する画像データが補則されて出力されることが
分かる。
このようにして、実際の画像データDo −D4に対し
て補間法により補間データSO〜S7が順次読み出され
、これら補間データSがラッチ回路14に順次送出され
る(同図I)。
一方、ラッチ回路17から出力された処理タイミング信
号TDはラッチ回路18で時間t(第22図参照)だけ
遅延されるが、この遅延時間tは上述したように補間デ
ータ用のメモリ13でのデータアクセスに必要な時間で
あり、ラッチ回路14で補間データSを読み出すのに必
要な時間である。
ゲート回路19はラッチ回路18からの処理タイミング
信号TDによりそのオン・オフが制御されるため、ゲー
ト回路19がオン時にのみラッチ回路14でラッチ動作
が行なわれ、それ以外のときはラッチ動作が行なわれな
い。
次に、縮小処理について説明する。
第23図は縮小処理の場合の画像信号をアナログ的に図
示したものであって、画像データDO。
DI 、D2 、D3 、・・・・・・はO印で、補間
データso 、si  、・・・・・・は×印で表わし
である。第24図はそのときの信号のタイミングチャー
トを示し、そのときに使用されるオリジナル画像データ
Dと補1111データSとの関係は第13図に、データ
選択信号SDの関係は第17図に示した通りである。な
お、ここに例示した縮小率Mは33/114(−0,5
2)であり、画像データの階調レベルは上述した拡大処
理の場合と同じとする。
ラッチ回路11.12から隣接する2つの画像データ(
例えば5画像データDI、Do)がアドレス信号として
補間メモリ13に供給され、外部で設定した縮小用の倍
率(33/64)が補則データ用選択メモリ16に供給
され、さらに同期クロックCLK2がカウンタ回路15
でカウントされることは、J:述した拡大処理の場合と
同じである。
第17図からも明らかなように1選択メモリ16からは
データ選択信号SDとして、02本;F9本;本2本、
E、O,・・・・・・が出力され、処理タイミング信号
TDとしては、1,0,1,0゜0、Q、l、・・・・
・・が出力される。ただし末は無効データであるので、
補間データ選択メモリ16にはOデータが記憶されてい
る。
そのため、補間データ用のメモリ13からは第23図に
示すような補間データSが読み出される。
すなわち、画像データDo(0)とDi(F)との間で
は、データ選択信号SDが0と本であることから、補則
データ5(=SO)としては、0のみが出力される。
画像データDI(F)と02(F)との間では、データ
選択信号SDがFと本であることから、補間データSl
としてはFが出力される0画像データD2(F)とD3
(0)との間では、データ選択信号SDがともに本であ
ることから、補間データSは何も出力されない0画像デ
ータD 3(0)と04(0)との間では、選択データ
SDがEと本であることから、補間データS2としては
、0のみが出力される。
その後に続く画像データD4.D5.・・・・・・につ
いても上述したと同様な補間データSの読み出しが実行
される。
このようにして、実際の画像データDO,DI。
・・・・・・に対して補間法によりデータが求められる
ことにより、補間データso、st、・・・・・・が順
次読み出されて、その補間データSがラッチ回路14に
順次転送される。
一方、処理タイミング信号TDは0,1,0゜0.0.
1・・・・・・となるので(同図F)、ゲート回路19
から出力される書込みクロックは第22図Hに示すよう
になるから、所定のデータが間引かれて補間データSO
,Sl、・・・・・・が出力される(同図工)。
なお、上述したように、縮小する場合は、原画像情報の
原画素間に新たな画像データを午えてその画像データを
出力し、また原画素の画像データのいくつかを間引きし
たり、そのままの値を出力したりするものであるが、こ
れらの出力画像データは総じて補間データという。
上述の実施例において、拡大、縮小の倍率を変更すれば
、補間データ用の選択メモリ16から出力されるデータ
選択信号SDが変り、補間データ用のメモリ13がそれ
に応じてアドレスされて対応する補間データSが出力さ
゛れることは明らかであろう。
拡大・縮小処理が施され、かつ2値化処理された画像デ
ータは出力バッファ回路90に供給されるが・この出力
バッフ7回路90では、拡大・縮小倍率などの外部指定
データに基づいて、出力バッファ回路90に設けられた
ラインメモリに対するデータの書込みあるいは読み出し
開始アドレスが制御される。
まず、書込みあるいは読み出し開始アドレスを指定され
た倍率に応じて制御する理由を第25図及び第26図を
参照して説明する。
例えば、CCD60の最大画像読み取りサイズが84判
で、その解像度が18dotg/■■である場合には、
lライフ分の画像データ量は4096ビツトとなる0倍
率が2倍までを考えると、画像データ記憶用のラインメ
モリとしては第23図に示すような8192ビツトの容
量をもつラインメモリを用意する。
そして、記録した結果が、中央(2048ビツト目)が
基準になるように画像データが書込まれたり、読み出さ
れたりする。
従って1画像縮小時、例えば1/2に画像を縮小する場
合、ラインメモリの書込み開始アドレスとしては、40
96ビツトの174に相当するアドレス(1024番目
のアドレス)に設定されることになるから、その場合に
は縮小画像データは第25図Aに示す状態でラインメモ
リに書込まれることになる。
これに対して、読み出し開始アドレスは、0アドレスに
設定される。そのため、第26図Aに示すように縮小画
像が記録される。
これは、0アドレスから1023アドレスまでは1画像
データが0”であるために、その間は白とみなされて記
録紙に記録され、10247ドレスから始めて縮小画像
データに基づく記録が開始されることになるからである
例えば、32/84の縮小率のときには縮小画像データ
は1024アドレスから書込まれる。同様に31/84
の縮小率のときには992アドレスから書込まれ、34
/84の縮小率のときには960アドレスから書込まれ
ることになる。
このように、結果が中央になるように画像データを書込
み、読み出しはOアドレスを基準にすれば記録紙53の
中央MA9.を基準として画像が記録されることになる
このようなことから、縮小時の書込み開始アドレスは、
次のように設定されるものである。
書込み開始アドレス = (409111−409flX縮小倍率)/2画像
拡大時には、画像データが増えるため縮小時とは逆に読
み出し開始アドレスが制御される。
最大拡大率が2倍であるとそのときの画像データは等倍
時の画像データの2倍となる。
その場合、記録される画像の面精は4倍になるから、例
えば84判サイズの原稿を2倍に拡大しようとしても記
録紙の最大サイズが84判までであるときには、拡大画
像の全てを記録紙上に記録することはできない。
このようなことを考慮すると、記録紙の最大サイズによ
り、原稿の中央部分の処理結果が記録されるように制限
しておいた方が、自然な拡大画像を得ることができる。
それ故、画像拡大時は第25図Bに示すように、拡大画
像データ量のl/2のデータ(拡大画像の中心線見の位
置に対応する)を基準にして前後2048ビツトの計4
096ビツトが読み出されることになる。
そのため、 128/84の拡大率のときには、拡大画
像データのうち、最初のデータから2047ビツト目の
データまでが無視され、2048ビツト目のデータから
ラインメモリへの読み出しが開始され、これより合計4
096ビツトの画像データが読み出されることになる。
これに対して、書込み開始アドレスは“0″アドレスに
設定される。
同様に、127784の拡大率のときには、2016ビ
ツト目から読み出しが開始され、また124/84の拡
大率のときには、1984ビツト目から読み出しが開始
され、これより合計4096ビツトの画像データが読み
出されることになる・他の拡大率に設定した場合も、そ
の拡大率に応じた読み出し開始アドレスからの画像デー
タが選定されるは言うまでもない。
このようなことから、拡大時の読み出し開始アドレスは
、次のように設定されるものである。
読み出し開始アドレス = (4098X拡大倍率−4098)/2以上総合す
ると、拡大・縮小時における書込み及び読み出し開始ア
ドレスは第27図に示すように設定されるものである。
以上が中央を基準として画像が処理される場合の書込み
あるいは読み出し開始アドレスの設定例である。
続いて、指定領域のみ画像デ・−夕を読み取り、そして
指定された記録位置に拡大・縮小処理された画像を記録
するために必要な書込みあるいは読み出し開始アドレス
の制御例を説明する。
第28図は記録位置指定の説明図であって。
図は説明の便宜上、画像を拡大するときの説明図である
が、画像縮小の場合にも適用できることは言うまでもな
い。
まず、読み取るべき画像領域をn1〜n4゜拡大・縮小
された結果の記録画像領域をN1〜N4とし、画像領域
n1〜n4の対角線上に位置する各座標を、(xi 、
yl)、(N2 、y2)とする、同様に、記録画像領
域N1〜N4の対角線上に位置する座標のうち、最小座
標を。
(N3.y3)とする、また、読み出し画像領域及び記
録画像領域における基準点(原稿52の端のことで、(
x、y)= (0,0)の点をいう)からの主走査方向
(水平走査方向)及び副走査方向(垂直走査方向)にお
ける上述した座標までのデータ数あるいはライン数を図
示するように、l0111.LQ、Ll とする。
画像′領域n1〜n4が指定された場合には、入力され
る画像データは第1O図に示すスイッチ切換回路25に
より指定領域外のデータがO(白情報)となるように、
タイミング他発生回路lOによりコントロールされる。
第28図A及びCはIt)IOの例であり、同図B及び
DはIt  <IOの例である。
II )IOの場合から説明する。
記録密度が上述のように、18dots/■■である場
合、IO,Ifは、 l0=16−Xi 11=16・x3 となる、ここで、指定された倍率をmとすれば。
工0の画像データは、m * I Oに増加する。
一方、線分11は上述した通りであるから、これら線分
の関係を図示すれば、第29図のようになる。
また、画像領域nlを記録しようとする場合には、IO
のデータは上述したように0データ(白情報)である、
また、記録領域NlにおけるItのデータは何も記録さ
れないOデータである。
さて、第29図に示す例は、工l)mlIIOであるか
ら、拡大された画像データをそのままラインメモリに書
込み、これを読み出したのでは、水平方向の記録開始点
x3に到達する前に本来の画像領域nlにおける拡大画
像データm・(x2−xl )が記録されてしまい、指
定した記録開始点から外れて記録されてしまう。
このようなことがないように、拡大画像データのライン
メモリへの書込み開始点を制御する必要がある。すなわ
ち、このような場合には、第30図に示すように、It
 とms IQとの差が記録開始点のずれ量となるので
、その分を見込んだ位′aAOより、拡大画像データを
ラインメモリに書込むようにすればよい。
こうすれば1本来の画像データの書込まれるアドレスA
Iは、第30図に示すようになる。
アドレスA1までのデータ数はIfに相当し、これは取
も直さず記録座標系における水平座標x3に対応するこ
とになる。
従ッY−2I l > 10 ノ場合−c、 カッI 
1 >m5IOのときには、 AO=Il −m−IO 目のアドレスから、拡大画像データが書込まれ、その読
み出しは0アドレスからである。また、後述するように
、拡大・縮小の処理が行なわれていない期間を利用して
、0データ(自情報)によりラインメモリがクリアーさ
れているので、0アドレスからAOアドレスまでは、′
0”データが書込まれていることになる。
II  <IOで、m−IO> Ifのときには。
第31図及び第32図からも明らかなように、拡大画像
データはOアドレスから書込まれることになるのに対し
、読み出しアドレスは、AO=m・IO−If に対応するアドレスから画像データが読み出される。
こうすることによって、m・IO>Itの場合でも、設
定された水平座標点x3から画像が正しく記録されるこ
とになる。
このように、ラインメモリに対する書込みあるいは読み
出し開始アドレスを設定することによって、画像記録位
置の水平移動が可能になる。
垂直方向における画像記録位置の移動は、画像読み取り
装2150の読み取りスタートあるいは出力袋2165
の書込みスタートを早めたりするなど、その動作タイミ
ングを制御することによって実現される。
結果のみ示せば、 Ll > LOのときには、 TO= (Ll−m−LO)”主走査時間だけ出力装置
65を通常時よりも早くスタートさせる。主走査時間と
は、1ラインを走査するに要する主走査方向の時間をい
う。
Ll  <LOのときには。
To = (m−LO−Ll ) ・主走査時間だけ画
像読み取り装2150を通常時よりも早くスタートさせ
る。
このように動作タイミングを選定すると共に、上述の書
込み及び読み出しアドレスを選定することによって、予
め設定された記録位!!1(x3゜y3)に、拡大・縮
小処理された画像N1〜N4を正しく記録することがで
きることになる。
第28図には、画像を拡大処理する例を示しているが、
上述の動作は等焙処理(m=1.o)で記録位置のみ移
動させて記録したり、あるいは縮小処理(m<1.0)
した上で画像を記録する場合にも適用できるは言うまで
もない。
さて、第33図以下は、上述した中央基準による画像記
録あるいは記録位置指定による画像記録動作を実現する
ための一例を示す回路図である・第33図は出力バッフ
ァ回路90の一例を示す。
出力バッファ回路90には一対のラインメモリtoo、
totが設けられ、夫々には1947分の画像データが
供給される。一対のラインメモリ100.101を設け
たのは1947分の画像データを交互に供給して、画像
データの書込み及び読み出しをリアルタイムで処理でき
るようにするためである。ラインメモリtoo、toi
はhaしたように8192ビツトの容量をもつものが使
用される。
中央を基準にして画像を記録する場合におけるラインメ
モリioo、toiに対する書込み及び読み出しは次の
ように制御される。
まず、ラインメモリへのデータ書込み時には、画像処理
回路2において生成された書込みクロックが使用され、
読み出し時には出力袋2165用の読み出しクロックが
使用されるので、これらクロックはクロック選択用の第
1及び第2のスイッチ102,103を介して夫々のア
ドレスカウンタ104,105に供給される。
第1及び第2のスイッチ102,103は一方のライン
メモリが書込みモードにあるとき、他方のラインメモリ
が読み出しモードとなるように相補的に制御される。そ
のためのスイッチコントロールはコントロール回路10
7から出力された水平周期のコントロール信号(第34
図C)が利用される。
夫々のアドレスカウンタ104,105にはさらにライ
ンメモリ100.lotに対する書込み開始アドレス及
び読み出しアドレスを決定するための各アドレスデータ
が第3及び第4のスイッチ108,109を介して供給
される。
第3及び第4のスイッチ108,109もまた。一方の
アドレスカウンタが書込みモードにあるときには、他方
の7ドレスカウンタが読み出しモードとなるように相補
的に制御されるものであって、これらスイッチ108,
109にも、第34図Cに示したような水平周期のコン
トロール信号が供給される。
書込み開始アドレスあるいは読み出し開始アドレスは水
平同期信号(第34図A)に同期してアドレスカウンタ
104あるいは105にプリセットされる。CPU80
で生成された上述の書込みあるいは読み出しアドレスは
夫々I10ポート130,131を介してスイッチ10
8゜109に供給される。
ラインメモリ100,101からの出力は第5のスイッ
チ110でその何れかが選択されたのち、上述した出力
装置65や、画像メモリ64に供給される。第5のスイ
ッチ110は読み出しモード時の画像データを選択する
ためのものであるから、第34図Cに示すコントロール
信号とは逆相の信号が使用されるものである。
さて、一対のラインメモリ100.lotのデータ供給
ラインには第6のスイッチ140が設けられ1本来の画
像データと、Oデータ(自情報に相当)とが選択される
。これは、ラインメモリ100,101をクリアーする
ためのデータで、原稿読み取りが行なわれていない時に
選択されている。
記録位置指定モードの場合には、読み取り画像領域を示
す座JI!A(xi  、yl)、(x2 、y2)の
各座標データの入力の他に、記録位置を指定する座標(
x3.y3)及び指定倍率mが操作赤表示部75から入
力゛される。
これらデータの入力は、1遠のようにオペレータが直接
的にキー人力してもよければ、タブレットなどのポイン
ティングデバイス上に原稿52を置き、直接位置を指定
してCPU80にてその座標を読み取らせるようにして
もよい。
キー人力する場合にあっても、所定のピッチをもって縦
横に罫線が施された透明ホルダーに!!X稿52を差し
込んで、各座標を指定してもよい。
このような透明ホルダーを使用すると、その座標の読み
取りを素早く行なうことができる。
上述の各入力データからアドレスが算出されて(アドレ
スが格納されたROMテーブルを使用してもよい)、ラ
インメモリtoo、101への書込み及び読み出しアド
レスが所定のように選択される。これと同時に、速度制
御データが算出されて、これが画像読み取り装置50に
付設された駆動モータに供給されることにより、指定倍
率に応じた読み取り速度に規制されると共に1画像読み
取りスタート信号が供給される。
出力装置65にも、指定倍率や記録位置に対応した記録
スタート信号が供給されることになる。
ところで、上述では原稿の中央を基準にして画像を読み
取り、記録紙の中央を基準にして画像が記録されるよう
な画像処理装置に適用したが、この発明はこれ以外の画
像処理装置にも適用することができる。
第1に、画像読み取りも1画像記録もともに原稿(記録
紙)の片側を基準にして処理されるものであるときは、
C0D56.57の画像読み取り開始位置と、記録開始
位置(レーザプリンタでは、レーザビームの記録ビーム
開始位置)とが同じであるので、問題なくこの発明を適
用できる。
第2に、画像読み取りが原稿の中央線を基準にして行な
われ1画像記録は記録紙の片側を基準にして処理される
タイプの画像処理装置では、出力バッファ回路90への
書込み及び開始アドレスは次どのようになる。
この場合、ラインメモリ100.lotへの書込み開始
アドレスは常にOアドレスとなる。
これに対して読み出し開始アドレスは倍率信号だけでは
決定することができない0M稿のサイズによって相違す
る。
そのため、この種の画像処理装置においては。
原稿サイズを示す信号と倍率とから読み出し開始アドレ
スが決定される。
第35図に示すように、読み取るべき原稿52のサイズ
がA4判であるときを以下に示す。
上述のように、H1datg/s−であるときには、A
4判の横幅のビット数は、 21Qmm X  18dott/ms=  3380
ビー/ )であるから、最大読み取り原稿サイズが84
判であると、第35図の輻Yに対して倍率を乗じた値が
ラインメモリに対する読み出し開始アドレスとなる。
従って1等倍時の読み出し開始アドレスは、(409B
 −3380) / 2 = 388  ビー/ )と
なる。
任意の倍率における書込み及び開始アドレスの値を第3
6図に示す、ただし、原稿サイズはA4判の場合である
第3に、画像読み取りが第37図に示すように、片側を
基準にして行なわれ、画像記録は記録紙の中央線見を基
準にして処理されるタイプの画像処理装置では、出力バ
ッファ回路90への書込み及び開始アドレスは以下のよ
うに定められる。
この場合には、A4判の最大ビット数 (3360ビツト)と84判の最大ビット数(409B
ビツト)から書込み開始アドレスが決定される。すなわ
ち 書込み開始アドレス = (4098−3380X倍率)/2である。このと
き、読み出し開始アドレスはOアドレスである。
書込み開始アドレスが負になったとき(拡大時)は、そ
の値が読み出し開始アドレスの値となる。従って、この
ときの書込み開始アドレスはOアドレスである。
任、aの倍率における書込み及び読み出し開始アドレス
の値を第38図に示す。
このように書込みあるいは読み出し開始アドレスは原稿
の読み取りあるいは書込み基準位置に応じて変更するこ
ともできる。また、ラインメモリ100、lotへの書
込み開始アドレスは記録紙の紙サイズに応じて変更する
ようにしてもよい。
上述では、拡大・縮小率を128/64から33/84
までの間で、l/84きざみで選択できるようにした条
件の下では、タイミング発生回路10により得られる同
期クロックCLK2を基準同期クロックの2倍の周波数
としたが、この周波数は最大拡大率により定まるもので
ある。
例えば最大拡大率が3倍に選定されているときには、同
期クロックCLK2の周波数は基準同期クロックの3倍
の周波数に設定されるものである。従って、同期クロッ
クCLK2の周波数は使用する最大拡大率に応じて変更
される。
メモリ13.16はROMの代りにRAMを使用しても
よく、メモリ13はこれに代えて演算回路を使用しても
よい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明では補間テーブルを使用
して拡大・縮小用の補間データを得るようにしたので、
従来のごとく霧光量のコントロールや転送りロック制御
として露光量制御回路や可変発振器を設ける必要がなく
なり、それだけ構成を簡略化するこ乏ができる。勿論、
補間データを使用しているので記録画像の品質も劣化し
ない。
また、データ選択信号SDを使用する場合にも、大容量
の占込み回路310に書込まれたデータ選択信号SDを
、必要に応じてデータ選択メモリ320に転送し、これ
を高速で読み出すようにしたものである。従って、デー
タROM311をシステムコントロール回路80の制御
プログラム格納用ROMと共用することもできるので、
ROMの回路規模を縮小で、大幅なコストダウンを達成
することができる。
また、拡大・縮小倍率に応じて出力バッファ回路90な
どを制御する場合には、指定された任意の位置に拡大・
縮小された画像を記録することができる。従って、オペ
レータの希望する領域の画像を、記録紙上の希望する位
置に、希望する大きさの画像を記録できる特徴を有する
勿論、この発明ではラインメモリへの書込みあるいは読
み出し開始アドレスを倍率に応じて制御するようにした
から、拡大・縮小が読み取り側の中央を基準にして行な
われたのと同様の効果が得られると共に、記録に対して
も記録紙の中央を基準として記録されることになる。
その結果、縮小画像が片寄って記録されたり、記録紙の
転写領域外に画像が記録されたりするおそれがない、ま
た1画像拡大時でも余白部分まで拡大されるおそれがな
いので、必要とする画像を正しく記録することができる
などの特徴を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による拡大・縮小可能な画像処理装置
の概要を示す系統図、第2図は画像読み取り装置の一例
を示す系統図、第3図はその動作説明に供する波形図、
第4図は色分離回路及び色選択回路の一例を示す系統図
、第5図は画像形成処理プロセスの一例を示す説明図、
第6図は簡易形の電子写真式カラー複写機の一例を示す
構成図、第7図及び第8図は色分離の説明に供する図、
第9図は色分離マツプの一例を示す図、第1O図は画像
処理回路の一例を示す系統図、第11図はデータ選択信
号書込み回路の一例を示す系統図、第12図はその動作
説明に供する波形図、第13図及び第14図は画像拡大
時に使用する補間データの一例を示す図、第15図及び
第16図は画像拡大時に使用する繰り返し周期とそのと
きのデータ選択信号とに関係を示す図、第17図及び第
18図は画像縮小時に使用する繰り返し周期とデータ選
択信号との関係を示す図、第19図は線画用に使用する
閾値データの一例を示す図、第20図は写真画用に使用
する閾値データマトリックスの一例を示す図、第21図
は画像拡大処理動作の説明に供する信号波形図、第22
図はそのときのタイミングチャート、第23図は画像縮
小処理動作の説明に供する信号波形図、第24図はその
ときのタイミングチャート、第25図はラインメモリの
説明に供する図、第26図は記録画像の説明図、第27
図、第36図及び第38図は夫々書込み及び読み出し開
始アドレスの一例を示す図、第28図は記録位置指定の
説明図、第29図〜第32図はその動作説明に供する図
、第33図は出力バッファ回路の一例を示す系統図、第
34図はその動作説明に供する波形図、第35図及びt
537図は画像読み取り及び画像記録の他の例を示す図
、第39図は従来の拡大・縮小可渣な画像処理装置の要
部の一例を示す系統図、第40図はその動作説明に供す
る波形図、第41図は記録位置指定の説明図、第42図
はディザ画像による記録例の説明図である。 2・・・画像処理回路 10・・・タイミング信号発生回路 13・・・補間テーブル用のメモリ 22・−・ディザマトリックス 23・・・2値化回路 50・・・画像読み取り装置 60・・・画像読み取り手段(COD)65・・・出力
装置 70・・・シーケンス制御回路 75・・・操作・表示部 90・・・出力バッファ回路 300・・・データ選択テーブル 310・・・データ選択信号書込み回路300・・・デ
ータ選択メモリ D・・・画像データ S・・・補間データ SD・・・データ選択信号 TD・・・処理タイミング信号 DS・・・データセ−/ トパルス CS・・・終了信号 ES・・・コントロール信号 特許出願人 小西六写真工業株式会社 第11図 第12図 Q運−) 第13図 第 −5+6 補間メ 14図 →ステップ数 +7  +8  +9  +A  +B  +C+D 
 +E  +Fモリ13の内容 アーグ這択置号SD M石 十〇  +1  +2  +3  +4  +5
  +ブーツ選択メモリ 8  +7  +8  +9   +A  十B  +
C+D  +E  +F1ζ 第 データ選択メモリ1 5の内容C1ト率33/84c内イθ 第19図 第20図 (、A)     (B)     (C)第22図 第24図 第25FjA 第26図 鵜・1・5t      α九叶     薯、I+吋
第27図 第29図 第30図 ト11−m−l04+−1=−m−10→第35図 第37図 第36図 第38図 第39図 第41図 A         3 第42@ 画ぶ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数間の画像情報の補間を行なう補間データが格
    納された補間テーブルと、 この補間テーブルの補間データを選択するためのデータ
    選択信号が格納されたデータ選択テーブルとを有し、 拡大・縮小倍率に応じて上記補間テーブルの補間データ
    を参照するようにした拡大・縮小可能な画像処理装置に
    おいて、 上記データ選択テーブルはデータ選択信号書込み回路と
    、データ選択メモリとで構成され、書込み回路には予め
    倍率により求められたデータ選択信号が格納され、 指定倍率に応じて上記書込み回路に格納されたデータ選
    択信号の一部が上記データ選択メモリに記憶されると共
    に、 このデータ選択メモリに記憶されたデータ選択信号が上
    記補間データの参照信号として使用されるようになされ
    た拡大・縮小可能な画像処理装置。
  2. (2)上記書込み回路として、ROMが使用されてなる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の拡大・縮
    小可能な画像処理装置。
  3. (3)上記データ選択メモリとして、書込み可能なRA
    Mが使用されてなることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項もしくは第2項記載の拡大。 縮小可能な画像処理装置。
  4. (4)上記書込み回路用のメモリとしてはシステムコン
    トロール回路を構成するマイクロコンピュータに使用さ
    れる制御用プログラムが格納されたROMが使用されて
    なることを特徴とする特許請求の範囲第1項〜第3項記
    憶の拡大・縮小可能な画像処理装置。
JP61096207A 1986-04-21 1986-04-25 拡大・縮小可能な画像処理装置 Pending JPS62252275A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61096207A JPS62252275A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 拡大・縮小可能な画像処理装置
US07/039,678 US4833531A (en) 1986-04-21 1987-04-16 Technique for interpolating a color image for image enlargement or reduction based on look-up tables stored in memory
EP87303475A EP0244141B1 (en) 1986-04-21 1987-04-21 Image processing system
DE3751156T DE3751156D1 (de) 1986-04-21 1987-04-21 Bildverarbeitungssystem.

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61096207A JPS62252275A (ja) 1986-04-25 1986-04-25 拡大・縮小可能な画像処理装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61096207A Pending JPS62252275A (ja) 1986-04-21 1986-04-25 拡大・縮小可能な画像処理装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02176873A (ja) * 1988-12-27 1990-07-10 Kyocera Corp 画像拡大処理装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5935270A (ja) * 1982-08-21 1984-02-25 Konishiroku Photo Ind Co Ltd 画素密度変換装置

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