JPS62252111A - 希土類磁石の多極着磁方法 - Google Patents
希土類磁石の多極着磁方法Info
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- JPS62252111A JPS62252111A JP9528186A JP9528186A JPS62252111A JP S62252111 A JPS62252111 A JP S62252111A JP 9528186 A JP9528186 A JP 9528186A JP 9528186 A JP9528186 A JP 9528186A JP S62252111 A JPS62252111 A JP S62252111A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Hard Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、基本組成が希土類金属、鉄およびボロンから
なる希土類磁石の多極着磁方法に関する。
なる希土類磁石の多極着磁方法に関する。
従来、永久磁石の多極着磁方法としては、第2図に示す
ような多極着磁ヨークを用いる方法か、第5図に示すよ
うなヘッド着磁方法が用いられていた。
ような多極着磁ヨークを用いる方法か、第5図に示すよ
うなヘッド着磁方法が用いられていた。
しかし、多極着磁ヨークを用いる方法では、飽和着磁(
完全着m>が比較的容易であるが、着磁ピッチを細かく
することが困難でsb、ヘッド着磁方法では、着磁ピッ
チが細かくできるのだが、着出工程に時間が要し、飽和
着磁が困難で信号程度の磁束密度しか得られないといっ
た問題点を有している。
完全着m>が比較的容易であるが、着磁ピッチを細かく
することが困難でsb、ヘッド着磁方法では、着磁ピッ
チが細かくできるのだが、着出工程に時間が要し、飽和
着磁が困難で信号程度の磁束密度しか得られないといっ
た問題点を有している。
さらに、特願昭60−125591に公報に示されてい
るように、基本組成が希土類金属、鉄およびボロンから
なる希土類磁石は、通常の生産レベルの着磁磁場では飽
和着磁させることができないので十分な磁気性能が得ら
れず、高い着磁磁場を用い飽和着磁させようとすると、
着出工程に時間を要し、着磁装置が大型化・複雑化し、
コストが高くなムかつ品質の安定性が得られないといっ
た問題点を有している。
るように、基本組成が希土類金属、鉄およびボロンから
なる希土類磁石は、通常の生産レベルの着磁磁場では飽
和着磁させることができないので十分な磁気性能が得ら
れず、高い着磁磁場を用い飽和着磁させようとすると、
着出工程に時間を要し、着磁装置が大型化・複雑化し、
コストが高くなムかつ品質の安定性が得られないといっ
た問題点を有している。
本発明は以上の問題点を解決するもので、その目的とす
るところは、低い磁場でもヘッド着磁方法によって得ら
れる着磁ピンチで飽和着磁もしくはそれに近い磁束密度
を得ることを可能とし、かつ着磁工程も藺便な希土類磁
石の多極磁着方法を提供することにある。
るところは、低い磁場でもヘッド着磁方法によって得ら
れる着磁ピンチで飽和着磁もしくはそれに近い磁束密度
を得ることを可能とし、かつ着磁工程も藺便な希土類磁
石の多極磁着方法を提供することにある。
本発明の希土類磁石の多極着磁方法は、基本組成が希土
類金属、鉄およびボロンからなる希土類磁石を局部的に
50〜200℃と高温にして多極着磁することを特徴と
する。
類金属、鉄およびボロンからなる希土類磁石を局部的に
50〜200℃と高温にして多極着磁することを特徴と
する。
基本組成が希土類金属、鉄およびボロンからなる希土類
磁石は、lHeの温度係数が大きく、この性質は普通マ
イナスと考えられるが、着磁に関しては逆に利用するこ
とができる。即ち、高温にすることにより、lHaを低
い状態にして着磁を行なえば、低い着磁磁場で飽和着磁
ができるのである。
磁石は、lHeの温度係数が大きく、この性質は普通マ
イナスと考えられるが、着磁に関しては逆に利用するこ
とができる。即ち、高温にすることにより、lHaを低
い状態にして着磁を行なえば、低い着磁磁場で飽和着磁
ができるのである。
ま九、50℃未満では常温と比べて高副の効果が得られ
ず、逆に200℃を越えると寥温に戻し罠後の磁気性能
が大幅に低くなってしまうため、上述の範囲が望ましい
。
ず、逆に200℃を越えると寥温に戻し罠後の磁気性能
が大幅に低くなってしまうため、上述の範囲が望ましい
。
なお、第1図に本発明の原理説明図を示すが、本発明は
この図に示すような円筒状磁石に限るものではなく、円
盤状、板状等でも良い。
この図に示すような円筒状磁石に限るものではなく、円
盤状、板状等でも良い。
なお、基本組成が希土類金属、鉄およびボロンからなる
希土類永久磁石としてはNdFa−’B磁石が知られて
いるが、希土類金属としては、Y。
希土類永久磁石としてはNdFa−’B磁石が知られて
いるが、希土類金属としては、Y。
La、 C@、 Pr、 Nd、 Pm、 am、 E
+n、 Gd、 Tb。
+n、 Gd、 Tb。
Dy、 Ha、 Kr、 Tm、 Yb およびLu
の希土類元素のうちの1撞または2撞以上であれば良く
、ジジム(Pr−Nd)やセリウムージジム(Ce−P
r−Nd)でも十分な磁気性能が得られ、供給面・価格
面から有利である。さらに、Dy−?Tbの重希土類元
素の少量添加により、保磁力IHcを増大させることが
でき、温度特性の実質的な改善が達成される。
の希土類元素のうちの1撞または2撞以上であれば良く
、ジジム(Pr−Nd)やセリウムージジム(Ce−P
r−Nd)でも十分な磁気性能が得られ、供給面・価格
面から有利である。さらに、Dy−?Tbの重希土類元
素の少量添加により、保磁力IHcを増大させることが
でき、温度特性の実質的な改善が達成される。
また、鉄の一部をコバルトでfile換することにより
キューリ一温度の向上が計られ、残留磁化Brの温度係
数も改善され、他の遷移金属群で置換しても磁気性能や
耐食性等が改善される。
キューリ一温度の向上が計られ、残留磁化Brの温度係
数も改善され、他の遷移金属群で置換しても磁気性能や
耐食性等が改善される。
以下、本発明について実施例に基づいて詳細に説明する
。
。
(実施例−1)
Nd13 F a、I B、 の組成になるように高
周波溶解炉を用いアルゴンガス雰囲気下で溶解、鋳造し
た合金をスタンプミル、ボールミルを用い磁性粉末とし
た。この磁性粉末を円筒状の型に充填させ、半径方向に
磁場配向させ、15 Kt / rm”の成形圧で圧縮
成形した。これをアルゴンガス雰囲気中で1000〜1
200℃の最適温度で焼結、400〜1000℃の最適
温度で時効を施した。
周波溶解炉を用いアルゴンガス雰囲気下で溶解、鋳造し
た合金をスタンプミル、ボールミルを用い磁性粉末とし
た。この磁性粉末を円筒状の型に充填させ、半径方向に
磁場配向させ、15 Kt / rm”の成形圧で圧縮
成形した。これをアルゴンガス雰囲気中で1000〜1
200℃の最適温度で焼結、400〜1000℃の最適
温度で時効を施した。
この円筒状ラジアル磁石に、内11111が81外側が
Nの2極着磁を施し、その後その一部を内側がN1外側
がSの磁場をかけながら半田ごてを用い約100℃にし
比。
Nの2極着磁を施し、その後その一部を内側がN1外側
がSの磁場をかけながら半田ごてを用い約100℃にし
比。
この円筒状ラジアル磁石の外側面にガウスメータをあて
て、その表面磁束密度を測定した。その結果を第4図に
示す。
て、その表面磁束密度を測定した。その結果を第4図に
示す。
@4図から明らかなように、高温にし九周辺部の表面磁
束密度が低下していて着磁模様の多極化の可能性を示し
ている。
束密度が低下していて着磁模様の多極化の可能性を示し
ている。
(実施例−2)
N d+s、s D Fl、l F @軒CGto B
sとなるふうに、実施例−1と同様な方法を用い、円筒
状ラジアル磁石を作成した。
sとなるふうに、実施例−1と同様な方法を用い、円筒
状ラジアル磁石を作成した。
この円筒状ラジアル磁石に、内側がS、外側がNの2極
着磁を施し、その後内側がN、外側がSの磁場をかけな
がらレーザな用い[L3s1のピンチ幅で着磁を施した
。
着磁を施し、その後内側がN、外側がSの磁場をかけな
がらレーザな用い[L3s1のピンチ幅で着磁を施した
。
また、比較例として、第5図に示すようなヘッド着磁法
を用いて、同じピッチで着磁を施した。
を用いて、同じピッチで着磁を施した。
さらに、第2図に示すような多極着磁ヨークでも四じピ
ッチでの着磁を試みたが、ヨークの構造上の問題で不可
能であった。
ッチでの着磁を試みたが、ヨークの構造上の問題で不可
能であった。
本発明2よび比較例の表面磁束密度を測定し、その結果
を示したのが第5図である。
を示したのが第5図である。
第5図から明らかなように、比較例と比べて、9本発明
は大変高い表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得ら
れることが分かる。
は大変高い表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得ら
れることが分かる。
(実施例−3)
(CeoJPro、tNdoJDya+ )IIF@l
l?cOIOBllとなるように、実施例−1と同様な
方法を用い、円筒状ラジアル磁石を作成した。
l?cOIOBllとなるように、実施例−1と同様な
方法を用い、円筒状ラジアル磁石を作成した。
この円筒状ラジアル磁石に、レーザーを用い局部的に高
温とし磁場をN、S交互にかけながら0.3mのピンチ
幅で着磁な施した。
温とし磁場をN、S交互にかけながら0.3mのピンチ
幅で着磁な施した。
この礎石の表面磁束密度を実施例−2の比較例と合わせ
て示したのが、第6因である。
て示したのが、第6因である。
第6図からも明らかなように、比較例と比べて、本発明
は大変高い表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得ら
れ、ステッピングモータなど応用面にも有効であること
が分かる。
は大変高い表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得ら
れ、ステッピングモータなど応用面にも有効であること
が分かる。
以上述べたように、本発明によれば、基本組成が希土類
金属、鉄およびボロンからなる希土類磁石を局部的に5
0〜200℃と高温にして多極着磁することによシ、従
来のものとは比較にならない程細かい着磁ピッチで高い
表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得られ、加えて
着磁工程も部属化され、さらにこの高性能の磁石を用い
、ステッピングモータの高出力化、小型化が実現できる
など応用面にまでも多大の効果を有するものである。
金属、鉄およびボロンからなる希土類磁石を局部的に5
0〜200℃と高温にして多極着磁することによシ、従
来のものとは比較にならない程細かい着磁ピッチで高い
表面磁束密度と大きな振幅の着磁模様が得られ、加えて
着磁工程も部属化され、さらにこの高性能の磁石を用い
、ステッピングモータの高出力化、小型化が実現できる
など応用面にまでも多大の効果を有するものである。
第1図は本発明の原理説明概略図。
第2図は比較例の多極浸出ヨーク方法の原理説明概略図
。 第3図は比較例のヘッド着磁方法の原理説明概略図。 第4図は表面磁束密度の変化を示す図。 第5図は多極着磁模様の表面磁束密度の波形を示す図。 第6図は多極着磁模様の表面磁束密度の波形を示す図で
ある。 1・・・・・・磁石 2−−・−高温部 5・・・・・・加熱装置 4・・・・・・外部磁界 5・・・・・・コイル線 6・・・・・・ヨーク 7−−−−−−継鉄 8・・・・・・着磁ヘッド。 以上 b、コー7 実2図 1、JJLL 第3図 第4図
。 第3図は比較例のヘッド着磁方法の原理説明概略図。 第4図は表面磁束密度の変化を示す図。 第5図は多極着磁模様の表面磁束密度の波形を示す図。 第6図は多極着磁模様の表面磁束密度の波形を示す図で
ある。 1・・・・・・磁石 2−−・−高温部 5・・・・・・加熱装置 4・・・・・・外部磁界 5・・・・・・コイル線 6・・・・・・ヨーク 7−−−−−−継鉄 8・・・・・・着磁ヘッド。 以上 b、コー7 実2図 1、JJLL 第3図 第4図
Claims (3)
- (1)基本組成が希土類金属、鉄およびボロンからなる
希土類磁石を局部的に50〜200℃と高温にして多極
着磁することを特徴とする希土類磁石の多極着磁方法。 - (2)前記鉄の一部をコバルト等鉄以外の少なくとも一
種の遷移金属群で置換した特許請求の範囲第1項記載の
希土類磁石の多極着磁方法。 - (3)前記高温をレーザー光線によつて実現した特許請
求の範囲第1項または第2項記載の希土類磁石の多極着
磁方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095281A JPH0824085B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 希土類磁石の多極着磁方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095281A JPH0824085B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 希土類磁石の多極着磁方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62252111A true JPS62252111A (ja) | 1987-11-02 |
JPH0824085B2 JPH0824085B2 (ja) | 1996-03-06 |
Family
ID=14133388
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61095281A Expired - Lifetime JPH0824085B2 (ja) | 1986-04-24 | 1986-04-24 | 希土類磁石の多極着磁方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0824085B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19531861A1 (de) * | 1995-08-30 | 1997-03-06 | Danfoss As | Verfahren zum Herstellen von magnetischen Polen auf einem Grundkörper und Rotor einer elektrischen Maschine |
CN105097183A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-11-25 | 沈阳工业大学 | 环形粘结钕铁硼磁体多极分段充磁装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076110A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-30 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 磁気回路の組立着磁方法 |
JPS60218815A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 硬質磁性膜の製造方法 |
-
1986
- 1986-04-24 JP JP61095281A patent/JPH0824085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6076110A (ja) * | 1983-10-03 | 1985-04-30 | Sumitomo Special Metals Co Ltd | 磁気回路の組立着磁方法 |
JPS60218815A (ja) * | 1984-04-13 | 1985-11-01 | Yaskawa Electric Mfg Co Ltd | 硬質磁性膜の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19531861A1 (de) * | 1995-08-30 | 1997-03-06 | Danfoss As | Verfahren zum Herstellen von magnetischen Polen auf einem Grundkörper und Rotor einer elektrischen Maschine |
CN105097183A (zh) * | 2015-09-23 | 2015-11-25 | 沈阳工业大学 | 环形粘结钕铁硼磁体多极分段充磁装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0824085B2 (ja) | 1996-03-06 |
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Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |