JPS62251524A - スプライン軸 - Google Patents
スプライン軸Info
- Publication number
- JPS62251524A JPS62251524A JP61095679A JP9567986A JPS62251524A JP S62251524 A JPS62251524 A JP S62251524A JP 61095679 A JP61095679 A JP 61095679A JP 9567986 A JP9567986 A JP 9567986A JP S62251524 A JPS62251524 A JP S62251524A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tooth
- spline
- shaft
- backlash
- spline shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 9
- 238000003754 machining Methods 0.000 abstract 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shafts, Cranks, Connecting Bars, And Related Bearings (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はスプライン軸に関する。
(従来技術)
歯車等の軸孔に内歯を形成して、この部分を軸端に設け
たスプライン(ご嵌合させるスプライン継手は、嵌め合
わせに大きな力を必要とする(よか、嵌め合わせた後に
ガタが生じかねない問題を有している。
たスプライン(ご嵌合させるスプライン継手は、嵌め合
わせに大きな力を必要とする(よか、嵌め合わせた後に
ガタが生じかねない問題を有している。
特開昭59−107738号公報に開示されたものは、
かかる問題を解消すべく、スプライン軸の開放側端部の
歯形を正規の歯厚より肉薄となして歯車等の挿入を容易
になしたものであるが、この種のものでも、挿入した後
の嵌め合せの段階においてはかなりの押圧力が必要にな
るほか、転造用平ダイスの歯形形成がきわめて困難で、
その成形に多大のコストを要するといった問題を有して
いる。
かかる問題を解消すべく、スプライン軸の開放側端部の
歯形を正規の歯厚より肉薄となして歯車等の挿入を容易
になしたものであるが、この種のものでも、挿入した後
の嵌め合せの段階においてはかなりの押圧力が必要にな
るほか、転造用平ダイスの歯形形成がきわめて困難で、
その成形に多大のコストを要するといった問題を有して
いる。
(目的)
本発明は、一般的にスプライン軸またはスプライン軸に
嵌め合わされる歯車等には回転駆動力が一定の向きで作
用することに着目してなされたもので、その目的とする
ところは、歯車等をわずかな力で嵌め合わせることがで
き、しかも簡単な転造用工具、によって容易に成形する
ことのできる新たなスプライン軸を提供することにある
。
嵌め合わされる歯車等には回転駆動力が一定の向きで作
用することに着目してなされたもので、その目的とする
ところは、歯車等をわずかな力で嵌め合わせることがで
き、しかも簡単な転造用工具、によって容易に成形する
ことのできる新たなスプライン軸を提供することにある
。
(目的を達成するための手段)
すなわち本発明はかかる目的を達成するために、軸端に
、嵌め合わすべき部材の内歯と容易に嵌合する程度の歯
厚となしたスプライン歯を形成するとともに、上記内歯
どの間にバックラッシュが形成される側の該スプライン
軸上の歯の軸方向内奥端に位置する側面部分に、歯底に
向けて拡がる略三角形状のバックラッシュ吸収用の台状
凸部を形成したことを特徴とするスプライン軸にある。
、嵌め合わすべき部材の内歯と容易に嵌合する程度の歯
厚となしたスプライン歯を形成するとともに、上記内歯
どの間にバックラッシュが形成される側の該スプライン
軸上の歯の軸方向内奥端に位置する側面部分に、歯底に
向けて拡がる略三角形状のバックラッシュ吸収用の台状
凸部を形成したことを特徴とするスプライン軸にある。
(実施例)
そこで以下に本発明の詳細を図示した実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図はクランクシャフト等に適用した本発明の一実施
例を示すものであって、図中符号1は軸端周面にインボ
リュート歯形のセレーションもしくはスプライン歯2・
・・・を形成したスプライン軸で、この軸端の歯2・・
・・は、一対の転造用平ダイス7.7(第3図)の間に
スプライン軸1を介挿させたよ、これら平ダイス7.7
を互いに逆方向に相対的に平行移動させることによって
、これらの各対向面に設けた正規の歯厚より若干厚いイ
ンボリュートスプライン歯形8・・・・により正規の歯
厚より若干薄く形成される。
例を示すものであって、図中符号1は軸端周面にインボ
リュート歯形のセレーションもしくはスプライン歯2・
・・・を形成したスプライン軸で、この軸端の歯2・・
・・は、一対の転造用平ダイス7.7(第3図)の間に
スプライン軸1を介挿させたよ、これら平ダイス7.7
を互いに逆方向に相対的に平行移動させることによって
、これらの各対向面に設けた正規の歯厚より若干厚いイ
ンボリュートスプライン歯形8・・・・により正規の歯
厚より若干薄く形成される。
また、このスプライン軸]には、歯車5の内歯6との間
にバックラッシュが形成される側の各スプライン歯2・
・・・の軸方向内端部−側面3・・・・、つまり、嵌め
合わされる歯車5側に回転駆動力が作用するものにおい
てはスプライン軸1上の歯2・・・・の回転方向前側面
、また、スプライン軸]側に駆動力が作用するものにお
いてはスプライン軸1上の歯2の回転方向前側面に、1
0乃至1100u程度の範囲のもとで設定されるある厚
hv!持ったバックラッシュ吸収用の台状凸部3・・・
・が、歯底側に向けて徐々に広くなるような略三角形状
に形成されている。
にバックラッシュが形成される側の各スプライン歯2・
・・・の軸方向内端部−側面3・・・・、つまり、嵌め
合わされる歯車5側に回転駆動力が作用するものにおい
てはスプライン軸1上の歯2・・・・の回転方向前側面
、また、スプライン軸]側に駆動力が作用するものにお
いてはスプライン軸1上の歯2の回転方向前側面に、1
0乃至1100u程度の範囲のもとで設定されるある厚
hv!持ったバックラッシュ吸収用の台状凸部3・・・
・が、歯底側に向けて徐々に広くなるような略三角形状
に形成されている。
これらの台状凸部3・・・・もスプライン歯2・・・・
の成形と同時に転造によつ形成されるが、これには、転
造用平ダイス7.7の各歯形8・・・・(第4図)の端
部−側面1こ円形の研削砥石等を当てでその部分の歯厚
を若干薄く研削し、このようにして形成された研削部9
・・・・により台状凸部3・・・・が形成される。
の成形と同時に転造によつ形成されるが、これには、転
造用平ダイス7.7の各歯形8・・・・(第4図)の端
部−側面1こ円形の研削砥石等を当てでその部分の歯厚
を若干薄く研削し、このようにして形成された研削部9
・・・・により台状凸部3・・・・が形成される。
したがって、このようにして形成されたスプライン軸1
の軸端に嵌め合わすべき歯車5を嵌め込むと、スプライ
ン軸1上には各スプライン歯2・・・・が正規の歯厚よ
り若干薄く形成されているため、歯車5はわずかな力を
もっで嵌め込むことができる。そして、嵌め込みの終端
において歯車5の内歯6がスプライン歯2・・・・−側
面の凸部3・・・・に当接した段階で、ハンマー等をも
って歯車5に衝撃力を加えるか、もしくは螺着用工具に
より螺着方向の押圧力を加えると、歯車5はスプライン
軸1上に強固に嵌合わされる。
の軸端に嵌め合わすべき歯車5を嵌め込むと、スプライ
ン軸1上には各スプライン歯2・・・・が正規の歯厚よ
り若干薄く形成されているため、歯車5はわずかな力を
もっで嵌め込むことができる。そして、嵌め込みの終端
において歯車5の内歯6がスプライン歯2・・・・−側
面の凸部3・・・・に当接した段階で、ハンマー等をも
って歯車5に衝撃力を加えるか、もしくは螺着用工具に
より螺着方向の押圧力を加えると、歯車5はスプライン
軸1上に強固に嵌合わされる。
そしてこのよう(こ嵌め合わされると、歯車5の内歯6
・・・・は、それぞれ台状凸部3・・・・によつスプラ
イン軸1の歯2・・・・の一方に偏奇し、駆動力が作用
する側の面同士が互いに隙間なく密着して、広い面に駆
動力が作用するように嵌合し合う。
・・・・は、それぞれ台状凸部3・・・・によつスプラ
イン軸1の歯2・・・・の一方に偏奇し、駆動力が作用
する側の面同士が互いに隙間なく密着して、広い面に駆
動力が作用するように嵌合し合う。
なお、以上は重負荷用のスプライン継手として、軸端に
インボリュートスプライン歯型を形成したスプライン軸
の例をもって本発明を説明したが、軽負荷用の小さい歯
型スプラインを有するもの、あるいは傾斜底スプライン
を有する軸にも本発明を適用することができる。
インボリュートスプライン歯型を形成したスプライン軸
の例をもって本発明を説明したが、軽負荷用の小さい歯
型スプラインを有するもの、あるいは傾斜底スプライン
を有する軸にも本発明を適用することができる。
(効果)
以上述べたように本発明によれば、軸端に嵌め合わすべ
き部材の内歯と容易に嵌合する程度の歯厚となしたスプ
ライン歯を形成するとともに、その歯の軸方向内奥端に
おけるバックラッシュができる側の一面に台状の凸部を
設けたので、嵌め合わすべき部材をスプライン軸に容易
に嵌め合わすことができると同時に、回転駆動力が作用
する側の面同士を、台状凸部によりすきまなく士撞させ
ることができる。
き部材の内歯と容易に嵌合する程度の歯厚となしたスプ
ライン歯を形成するとともに、その歯の軸方向内奥端に
おけるバックラッシュができる側の一面に台状の凸部を
設けたので、嵌め合わすべき部材をスプライン軸に容易
に嵌め合わすことができると同時に、回転駆動力が作用
する側の面同士を、台状凸部によりすきまなく士撞させ
ることができる。
しかも、台状の凸部を歯形の軸方向内奥端に設けるよう
にしたので、この種のスプライン歯形を形成するにあた
っては、転造用平ダイスの歯形の端部−側面を円形の研
削砥石等を用いて単に研削すれば足りるなど、その転造
用工具をも簡単に成形することができる。
にしたので、この種のスプライン歯形を形成するにあた
っては、転造用平ダイスの歯形の端部−側面を円形の研
削砥石等を用いて単に研削すれば足りるなど、その転造
用工具をも簡単に成形することができる。
第1図は本発明の一実施例を示すスプライン軸の要部の
斜視図、第2図はスプライン歯形と内歯との嵌合状態を
示す図、第3図はこのスプライン軸の成形に用いられる
転造装置の模式図、第4図はその平ダイスの歯型を拡大
して示した斜視図である。
斜視図、第2図はスプライン歯形と内歯との嵌合状態を
示す図、第3図はこのスプライン軸の成形に用いられる
転造装置の模式図、第4図はその平ダイスの歯型を拡大
して示した斜視図である。
Claims (1)
- 軸端に、嵌め合わすべき部材の内歯と容易に嵌合する程
度の歯厚となしたスプライン歯を形成するとともに、上
記内歯との間にバックラッシュが形成される側の該スプ
ライン軸上の歯の軸方向内奥端に位置する側面部分に、
歯底に向けて拡がる略三角形状のバックラッシュ吸収用
の台状凸部を形成したことを特徴とするスプライン軸。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095679A JPS62251524A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | スプライン軸 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61095679A JPS62251524A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | スプライン軸 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62251524A true JPS62251524A (ja) | 1987-11-02 |
JPH033806B2 JPH033806B2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=14144186
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61095679A Granted JPS62251524A (ja) | 1986-04-23 | 1986-04-23 | スプライン軸 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62251524A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02136816U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-15 | ||
DE102020111679A1 (de) | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh | Welle, Umformwerkzeug, Herstellungsverfahren und Rotor für eine elektrische Maschine |
-
1986
- 1986-04-23 JP JP61095679A patent/JPS62251524A/ja active Granted
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02136816U (ja) * | 1989-04-19 | 1990-11-15 | ||
DE102020111679A1 (de) | 2020-04-29 | 2021-11-04 | Valeo Siemens Eautomotive Germany Gmbh | Welle, Umformwerkzeug, Herstellungsverfahren und Rotor für eine elektrische Maschine |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH033806B2 (ja) | 1991-01-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |