JP4137858B2 - ノンバックラッシュ機構 - Google Patents

ノンバックラッシュ機構 Download PDF

Info

Publication number
JP4137858B2
JP4137858B2 JP2004260383A JP2004260383A JP4137858B2 JP 4137858 B2 JP4137858 B2 JP 4137858B2 JP 2004260383 A JP2004260383 A JP 2004260383A JP 2004260383 A JP2004260383 A JP 2004260383A JP 4137858 B2 JP4137858 B2 JP 4137858B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gear
sub
helical
tooth
view
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004260383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006077826A (ja
Inventor
孝行 矢古宇
重 小山
知之 高野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2004260383A priority Critical patent/JP4137858B2/ja
Priority to DE200510041357 priority patent/DE102005041357A1/de
Priority to CN200510098332A priority patent/CN100594314C/zh
Publication of JP2006077826A publication Critical patent/JP2006077826A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4137858B2 publication Critical patent/JP4137858B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Gears, Cams (AREA)

Description

本発明は、互いに噛合するギヤの間のバックラッシュを解消したノンバックラッシュ機構に関する。
従来から、例えば自動車用マニュアルトランスミッションにおいて、カウンタシャフトに回転自在に取り付けられた1速ドリブンギヤ及び2速ドリブンギヤにサブギヤを取り付けて、相手側ギヤである1速ドライブギヤ及び2速ドライブギヤとのバックラッシュを解消するようにしたシザーズギヤが用いられ、相手側ギヤとの間にノンバックラッシュ機構を構成している。
このようなシザーズギヤは、自動車用エンジンの燃料噴射ポンプ或いはカムシャフト等のトルク変動を生ずる装置の駆動用又は非駆動用ギヤとしても用いられている。
具体的には、シザーズギヤは、所定数の歯を有するメインギヤと、このメインギヤと同じ歯形及び歯数を有するとともに、メインギヤに隣接配置され、メインギヤとともに相手側ギヤに噛合するサブギヤと、メインギヤとサブギヤを回転方向に相対的に離間する方向に付勢するスプリングとを有している。
そして、スプリングのばね力により回転方向に握りを持たせて相手側ギヤと噛み合わせ、相手側ギヤの歯をメインギヤとサブギヤの歯で挟むことで、相手側ギヤとのバックラッシュを解消するようになっている。
一般的に、ドライブギヤ及びドリブンギヤは、高負荷高速伝動を担うためにはす歯歯車(はす歯ギヤ)とされており、サブギヤは、コストの低減及び製作の容易さ等の理由により平歯車とされ、プレスにより鋼板を打ち抜いて形成されている。従って、当該サブギヤは、はす歯ギヤから形成されたドライブギヤとの当たり面の面積が小さく、互いに線接触している。
ところで、プレス打ち抜きによるサブギヤの歯面は、打ち抜き方向に対して最初にポンチが当たる部分は剪断面となるために滑らかな面となるが、当該剪断面に続く残部は破断面となるために荒い面となり、ドライブギヤの歯との当たり面(噛み合い)の精度が悪くなる。
従って、サブギヤの破断面の歯面の部分がはす歯ギヤであるドライブギヤと線接触で噛み合うと歯当たりが悪くなり、バックラッシュを良好に除去することができなくなる。
このため、従来のサブギヤは、プレス打ち抜き後歯面を加工して滑らかな面とし、ドライブギヤとの歯当たりを良くして噛み合いの精度を高め、バックラッシュを良好に取り除くようにしている。
然しながら、プレスによる打ち抜き後さらに歯面を滑らかに加工することは、2重の手間が掛かりサブギヤのコストアップをきたすという問題がある。
この問題を解決するようにしたノンバックラッシュ機構が、実用新案登録公報第2595071号で提案されている。この実用新案登録公報に記載されたノンバックラッシュ機構は、サブギヤがプレス打ち抜きの剪断面の部分でのみ相手側はす歯ギヤと当たるようにされていることを特徴とする。
更に、実開平5−30599号公報では、バックラッシュエリミネータ用歯車(サブギヤ)の歯面をプレス加工で形成し、相手側はす歯ギヤの歯面に沿って面接触可能な形状に歯面形成したバックラッシュエリミネータが開示されている。
実用新案登録公報第2595071号公報 実開平5−30599号公報
特許文献1記載のノンバックラッシュ機構では、プレス打ち抜きの剪断面の部分のみが相手側はす歯ギヤと当たるように設定されているが、サブギヤとはす歯ギヤは線接触となり、耐久性が低下し、本来の機能が低下するという問題がある。
特許文献2記載のバックラッシュエリミネータでは、相手側はす歯ギヤの歯面に沿って面接触可能な形状になるようにプレスだれを大きくしてサブギヤの歯面形成をするが、本来プレスだれを規定することは難しく、金型製作も試行錯誤を繰り返す場合がある。
また、プレスだれは、金型初期と金型の磨耗時ではだれ量が変化するため、定期的な金型のメインテナンスが必要になる。更に、プレスだれと反対側に突出したばり除去のために機械加工が必要であるが、機械加工はコストアップの要因となるという問題がある。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、安価で生産性の良いノンバックラッシュ機構を提供することである。
請求項1記載の発明によると、互いに噛合する第1、第2のはす歯ギヤと、該第1のはす歯ギヤと同一の歯数を有し該第1のはす歯ギヤの側面に同軸に配置されるとともに前記第2のはす歯ギヤに噛合するサブギヤと、前記第1のはす歯ギヤと前記サブギヤとの間に設けられ該第1のはす歯ギヤと該サブギヤとを相対的に回転方向に離間させるように付勢するスプリングとを備えたノンバックラッシュ機構において、前記第2のはす歯ギヤと当接する前記サブギヤの歯面の角部に該第1、第2のはす歯ギヤのねじれ角相当のコイニング加工が施されており、前記サブギヤはプレス打ち抜き加工により平歯車として形成された後、前記コイニング加工が施されることを特徴とするノンバックラッシュ機構が提供される。
請求項1記載のノンバックラッシュ機構によると、サブギヤの歯面の角部にコイニング加工を行うことにより、第2のはす歯ギヤとの面接触が可能となり、コイニングの角度を第1、第2のはす歯ギヤのねじれ角相当にすることで、ギヤとしての噛み合い精度が向上する。
また、コイニング加工により、全歯面均一に面接触することが可能となり、サブギヤの音及び振動レベルが向上する。更に、面接触部は加工硬化し、従来磨耗対策として行ってきた熱処理が不要となる。
さらに、サブギヤはプレス打ち抜きにより平歯車として形成された後、コイニング加工が施されるので、サブギヤの歯面を精度良く仕上げることができ、機械加工や熱処理が不要な、安価で生産性の良いノンバックラッシュ機構を提供することができる。
図1を参照すると、本発明のノンバックラッシュ機構が適用されるのに適したマニュアルトランスミッションの1速ギヤ列及び2速ギヤ列周辺の縦断面図が示されている。メインシャフト12及びカウンタシャフト14が図示しないトランスミッションケースに回転可能に取り付けられている。
メインシャフト12は図示しないクラッチを介して、エンジンのクランクシャフトに選択的に連結され、クラッチ係合時にエンジンの駆動力により回転される。
入力シャフト12とカウンタシャフト14との間には、例えば1速〜5速までの各変速段を規定する複数の変速ギヤ列が設けられているが、図2では1速ギヤ列16及び2速ギヤ列18のみが示されている。
1速ギヤ列16は、入力シャフト12に固定的に取り付けられたはす歯ギヤからなるドライブギヤ20と、カウンタシャフト14に回転自在に取り付けられたはす歯ギヤからなるドリブンギヤ22とを含んでおり、ドライブギヤ20とドリブンギヤ22は互いに噛み合っている。
2速ギヤ列18は、入力シャフト12に固定的に取り付けられたはす歯ギヤからなるドライブギヤ24と、カウンタシャフト14に回転自在に取り付けられたはす歯ギヤからなるドリブンギヤ26を含んでおり、ドライブギヤ24とドリブンギヤ26は互いに噛み合っている。
1速ギヤ列16のドリブンギヤ22には平歯車からなるサブギヤ28が取り付けられており、2速ギヤ列18のドリブンギヤ26には平歯車からなるサブギヤ30が取り付けられている。
1速ギヤ列16と2速ギヤ列18の切り替えは、1速ドリブンギヤ22と2速ドリブンギヤ26との間におけるカウンタシャフト14上に設けられているシンクロ機構32により達成される。
シンクロ機構32はカウンタシャフト14にスプライン嵌合されたシンクロハブ34と、シンクロハブ34の外周にスプライン嵌合され後退用ドリブンギヤ37を有するシンクロスリーブ36と、2つのボークリング38,40を含んでいる。
1速ドリブンギヤ22及び2速ドリブンギヤ26の側面にそれぞれサブギヤ28,30が取り付けられているため、常時噛み合っている1速ドライブギヤ20及び2速ドライブギヤ24とのバックラッシュを抑制することができ、エンジン回転角速度変動に起因するギヤ歯打ち音を抑制することができる。
図2を参照すると、本発明のノンバックラッシュ機構が適用可能なシザーズギヤ42の分解斜視図が示されている。図3は組み立てたアセンブリ状態のシザーズギヤ42の斜視図である。
本実施形態のシザーズギヤ42は、はす歯ギヤからなるメインギヤ44と、スプリング48を間に挟んでメインギヤ44に取り付けられた平歯車からなるサブギヤ46とから構成され、サブギヤ46をメインギヤ44に取り付けるために従来必要であったリベット等の締結手段を用いないことを特徴とする。
図4を参照すると、本発明実施形態のメインギヤ44の正面図が示されている。図5は図4のA−A線断面図であり、図6は図4の背面図を示している。メインギヤ44はその外周に複数の歯50を有しているとともに、その背面側にはシンクロ機構32のスリーブ36と噛み合うための複数のドグ歯51を有している。
図4及び図5を参照すると明らかなように、メインギヤ44は一方の側面に円周方向に等間隔離間し、且つ半径方向に突出するそれぞれ内溝54を有する複数の第1係合突起52を有している。本実施形態では、第1係合突起52が円周方向に60度離間して形成されている。隣接する第1係合突起52の間には、内溝54の深さより深い逃げ部56が形成されている。
図7を参照すると、本発明実施形態のサブギヤ46の正面図が示されている。図8は図7のA−A線断面図、図9は図7のB−B線断面図である。
サブギヤ46は、外周に複数の歯60を有する環状外周部分46aと、この環状外周部分46aから第1の軸方向に第1の所定距離、例えば3.0mmをオフセットした環状内周部分46bとから構成される。
図7に示されるように、サブギヤ46は円周方向に互いに120度離間した3個の軸方向位置決め部62と、各軸方向位置決め部62の間に配置されるように円周方向に互いに120度離間した3個の径方向及び回転方向位置決め部64を有している。
軸方向位置決め部62は、メインギヤ44の第1係合突起52との干渉を避けるために環状外周部分46aに形成された第1のスリット66と、第1のスリット66に臨んで環状内周部分46bの外周に一体的に且つ環状外周部分46aから第1の軸方向に第1の所定距離より大きい第2の所定距離、例えば4.6mmオフセットして形成された第2係合突起68とから構成される。
径方向及び回転方向位置決め部64は、メインギヤ44の第1係合突起52との干渉を避けるために環状外周部分46aに形成された第2のスリット70と、この第2のスリット70に臨んで環状内周部分46bの外周に一体的に形成された第3係合突起72及びストッパ74とから構成される。
図8を参照すると明らかなように、第3係合突起72及びストッパ74はサブギヤ46の環状内周部分46bと同一平面上に形成されているが、軸方向位置決め部62の第2係合突起68は、環状外周部分46aから離れる方向にオフセットされて形成されている。
図10(A)はコイルスプリング48のセットした状態の平面図、図10(B)はその正面図を示している。ここでセットした状態とは、図3に示すようにシザーズギヤ42に組み立てた状態のコイルスプリングの状態を言う。
コイルスプリング48はメインギヤ44の穴58に嵌合する端部48aと、サブギヤ46の穴76に嵌合する端部48bを有している。コイルスプリング48のフリー状態が図10(A)に2点鎖線で示されている。
次に、本実施形態のシザーズギヤ42の組立手順について説明する。まず、コイルスプリング48をフリーな状態でその端部48aをメインギヤ44の穴58に嵌合し、端部48bをサブギヤ46の穴76に嵌合する。
この状態からコイルスプリング48を引き伸ばす方向、例えば図10(A)で反時計回り方向に回転し、メインギヤ44とサブギヤ46の位相を合わせる。即ち、サブギヤ46をコイルスプリング48の付勢力に抗して回転し、サブギヤ46の軸方向位置決め部62及び径方向/回転方向位置決め部64がメインギヤ44の逃げ部56に丁度一致するまでサブ46を回転する。
この状態から、サブギヤ46をメインギヤ44に押し付けながら時計回り方向に回転すると、サブギヤ46の第2係合突起68が図12に示すように第1係合突起52の下側に形成された内溝54に嵌合する。これにより、シザーズギヤ42の軸方向の位置決めが達成される。
この状態で手を離すか、或いはサブギヤ46を時計回り方向に更に回転すると、コイルスプリング48の付勢力により径方向/回転方向位置決め部64のストッパ74がメインギヤ44の第1係合突起52の側面に当接して、シザーズギヤ42はセット状態となる。
この状態では、図13に矢印78で示すように、コイルスプリング48の付勢力がストッパ74を第1係合突起52の側面に圧接させる方向に作用する。これにより、シザーズギヤ42の回転方向の位置決めが達成される。
また、この状態では、サブギヤ46に形成された第3係合突起72の外周がメインギヤ44に形成された第1係合突起52の内周に当接する。これにより、シザーズギヤ42を径方向の位置決めが達成される。
次に図14を参照すると、歯面の角部に本発明によるコイニング加工(面押し加工)を施したサブギヤ46´を採用したシザーズギヤ42Aの縦断面図が示されている。本実施形態のシザーズギヤ42Aは、サブギヤ46´の歯面の角部にコイニング加工を施した点を除き、上述した実施形態のシザーズギヤ42と同様である。
図15は図14に示したシザーズギヤ42Aが、例えばドライブギヤ43に噛み合っている様子を示す一部破断正面図である。この場合、メインギヤ44はドライブギヤ43により駆動されるドリブンギヤとなる。ドライブギヤ43及びメインギヤ44は所定のねじれ角θを有するはす歯ギヤから形成され、サブギヤ46´は鋼板をプレス打ち抜きした平歯車から形成されている。
図15において、サブギヤ46´は、各歯60の歯面60aの角部に形成されたコイニング加工部61がドライブギヤ43の歯43aの歯面に面接触され、スプリング48のばね力により矢印A方向に押し付けられて圧接されている。
そして、メインギヤ44はその歯50がスプリング48の反力によりドライブギヤ43の歯43aに矢印B方向に圧接され、ドライブギヤ43との間のバックラッシュが取り除かれるように構成されている。この構成において、ドライブギヤ43及びシザーズギヤ42Aは矢印C方向に回転される。
図16に示すように、サブギヤ46´は例えば厚さ約1.6mmの鋼板をプレスにより打ち抜いて平歯車として形成されている。各歯60の歯面の角部にはコイニング加工部61が形成されている。
サブギヤ46´のプレス打ち抜き及びコイニング加工(面押し加工)について図17を参照して説明する。図17(A)において、サブギヤ46´のプレスによる打ち抜き方向を矢印P方向とすると、歯幅方向に対してポンチ(図示せず)が最初に当たる僅かな部分60bはプレスだれで変形し、続いて滑らかな剪断面60cとなり、最後に破断面60dとなる。破断面60dは剪断面60cよりも粗い切断面となる。
即ち、サブギヤ46´の歯60の歯面60aは、歯幅方向に対して打ち抜きの最初の部分がプレスだれ部60bとなり、続いて面の滑らかな剪断面60cとなり、当該剪断面60cに続く部分から打ち抜き終わりまでの残部が面の粗い破断面60dとなる。
本実施形態のサブギヤ46´は、図17(B)に示すように、各歯60の歯面60aのはす歯ギヤから形成されたドライブギヤ43と当接する角部にドライブギヤ43のねじれ角θ相当のコイニング加工を施し、コイニング加工部61としたことを特徴とする。
これにより、サブギヤ46´とドライブギヤ43との面接触が可能となり、サブギヤ46´に施すコイニングの角度をドライブギヤ43のねじれ角に合わせることで、歯車としての噛み合い精度が向上する。
以上の説明では、サブギヤをメインギヤに取り付けるのにリベットを必要としない特殊なシザーズギヤに本発明を適用した例について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図18に示すようなサブギヤをリベットによりメインギヤに取り付ける一般的なシザーズギヤにも同様に適用可能である。
即ち、メインギヤ80はボス82とリベット締結用の複数の穴83を有している。サブギヤ84はリベット締結用の複数の穴85を有しており、メインギヤ80とサブギヤ84との間にスプリング86を挟みこんで、サブギヤ84を複数のリベット88でメインギヤ80に対して締結する。
サブギヤ84の各歯87の歯面の角部には図16及び図17(B)に示すようなコイニング加工部61が形成されている。
本発明が適用されるのに適したマニュアルトランスミッションの1速ギヤ列及び2速ギヤ列部分の縦断面図である。 本発明が適用されるのに適したシザーズギヤの分解斜視図である。 図2に示したシザーズギヤの組み立てた状態の斜視図である。 メインギヤの正面図である。 図4のA−A線断面図である。 メインギヤの背面図である。 サブギヤの正面図である。 図7のA−A線断面図である。 図7のB−B線断面図である。 図10Aはコイルスプリングの平面図、図10Bはコイルスプリングの正面図である。 メインギヤの内溝付き第1係合突起部分を示す斜視図である。 軸方向位置決め状態を示す斜視図である。 径方向及び回転方向位置決め状態を示す斜視図である。 本発明のサブギヤを採用したシザーズギヤの縦断面図である。 図14に示したシザーズギヤとドライブギヤとの噛み合い状態を示す一部破断正面図である。 本発明実施形態に係るサブギヤの側面図である。 図17(A)はサブギヤの歯をプレス打ち抜きにより形成したときの説明図、図17(B)は本発明のコイニング成形加工を説明する図である。 リベットによりサブギヤをメインギヤに取り付けるシザーズギヤの分解斜視図である。
符号の説明
42,42A シザーズギヤ
44 メインギヤ
46,46´ サブギヤ
48 コイルスプリング
52 第1係合突起
54 内溝
56 逃げ部
46a 環状外周部分
46b 環状内周部分
60 歯
61 コイニング加工部
62 軸方向位置決め部
64 径方向/回転方向位置決め部
66 第1スリット
68 第2係合突起
70 第2スリット
72 第3係合突起
74 ストッパ

Claims (1)

  1. 互いに噛合する第1、第2のはす歯ギヤと、該第1のはす歯ギヤと同一の歯数を有し該第1のはす歯ギヤの側面に同軸に配置されるとともに前記第2のはす歯ギヤに噛合するサブギヤと、前記第1のはす歯ギヤと前記サブギヤとの間に設けられ該第1のはす歯ギヤと該サブギヤとを相対的に回転方向に離間させるように付勢するスプリングとを備えたノンバックラッシュ機構において、
    前記第2のはす歯ギヤと当接する前記サブギヤの歯面の角部に該第1、第2のはす歯ギヤのねじれ角相当のコイニング加工が施されており、
    前記サブギヤはプレス打ち抜き加工により平歯車として形成された後、前記コイニング加工が施されることを特徴とするノンバックラッシュ機構。
JP2004260383A 2004-09-07 2004-09-08 ノンバックラッシュ機構 Expired - Fee Related JP4137858B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260383A JP4137858B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 ノンバックラッシュ機構
DE200510041357 DE102005041357A1 (de) 2004-09-07 2005-08-31 Scherzahnrad und spielfreier Mechanismus
CN200510098332A CN100594314C (zh) 2004-09-07 2005-09-07 剪式齿轮

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004260383A JP4137858B2 (ja) 2004-09-08 2004-09-08 ノンバックラッシュ機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006077826A JP2006077826A (ja) 2006-03-23
JP4137858B2 true JP4137858B2 (ja) 2008-08-20

Family

ID=36157460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004260383A Expired - Fee Related JP4137858B2 (ja) 2004-09-07 2004-09-08 ノンバックラッシュ機構

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4137858B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TWI448633B (zh) 2011-12-08 2014-08-11 Ind Tech Res Inst 螺旋齒輪齒隙消除裝置
JP6160440B2 (ja) * 2013-10-24 2017-07-12 株式会社ジェイテクト 遊星歯車装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006077826A (ja) 2006-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100594314C (zh) 剪式齿轮
US7979988B2 (en) Worm gear unit and method of producing same
JP5020149B2 (ja) スプライン連結構造
US7485044B2 (en) Shaft assembly and method of manufacture thereof
DE102005041357A1 (de) Scherzahnrad und spielfreier Mechanismus
JPS58109764A (ja) 歯車変速機の歯車打音防止機構
DE102015204822A1 (de) Rotationsbaugruppe mit mechanischer Steckverbindung sowie Drehmomentübertragungseinrichtung
WO2012026296A1 (ja) ウォームギヤ機構及びこれを用いた電動パワーステアリング装置
JP2017009115A (ja) 平歯車
JP4137858B2 (ja) ノンバックラッシュ機構
JPH11108070A (ja) 軸部材の嵌合構造および嵌合方法
KR102031160B1 (ko) 기어 기구 및 그 제조 방법
CN203176201U (zh) 十字轴式万向接头
JPH11303974A (ja) シザースギヤ
JP5985964B2 (ja) ドライブプレートおよびドライブプレートのリングギヤ部材
JP5037822B2 (ja) 差動制限装置
JP2009138916A (ja) バックラッシレスギヤ装置
JP4286119B2 (ja) ギア対の噛み合わせ構造
EP3795858A1 (en) Wave gear device
JP6480107B2 (ja) ドライブプレート
JP2005207454A (ja) 積層ギア
JP7327835B2 (ja) 歯車部材
JP2010223320A (ja) 伝達比可変装置
JPS6238046Y2 (ja)
JP2695485B2 (ja) 内燃機関用点火配電器の動力伝達装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071003

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071016

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080603

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080604

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110613

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees