JPS6225135A - 接着強度に優れたポリエ−テルイミド発泡体 - Google Patents

接着強度に優れたポリエ−テルイミド発泡体

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JPS6225135A
JPS6225135A JP16297385A JP16297385A JPS6225135A JP S6225135 A JPS6225135 A JP S6225135A JP 16297385 A JP16297385 A JP 16297385A JP 16297385 A JP16297385 A JP 16297385A JP S6225135 A JPS6225135 A JP S6225135A
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JP
Japan
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foam
adhesive strength
strength
polyetherimide
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP16297385A
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English (en)
Inventor
Tsuneo Hogi
恒夫 保木
Yutaka Matsuki
豊 松木
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高強度で、耐熱性に優れ、不燃性の積層パネ
ル用芯材、あるいは下地材として有用なポリエーテルイ
ミド発泡体に関し、特に、積層パネル面材との接着強度
、あるいはポリエーテルイミド発泡体同士の接着強度に
優れたポリエーテルイミド発泡体に関する。
[従来の技術] 軽量な積層パネル用の芯材、あるいは内装下地材として
ハニカム類、熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂の発泡
体類が知られている。しかしながらハニカム類はパネル
面材との接着が難しく接着不良によるハク離がおきやす
く、又、ハニカムのセルの大きさを3■■より小さくす
る事が技術的に難しく断熱性使に劣っている。一方樹脂
の発泡体は機械的強度、耐熱性に劣り、燃焼しやすく、
たとえ難燃性にしても発煙量が多くなったり、機械的強
度が弱かったりして、総合的性能で劣っていた。
これらの問題点を改良する発泡体としてガラス転移点が
140℃以上の樹脂から成る耐熱性発泡体(特開昭59
−38139号公報)が提案されている。特開昭59−
3El139号公報には、ポリエーテルイミド発泡体の
記載があり耐熱性に優れていることが示されているが、
公報に記載されている方法で追試した所、圧縮強度、接
着強度等が劣り、積層パネル用の芯材、あるいは内装下
地材として使用するには不十分な性能の発泡体であった
[発明が解決しようとする問題点] 本発明は、機械的強度、耐熱性に優れ燃焼時の発煙が少
いポリエーテルイミド発泡体において、積層パネル用面
材、特にFRPとの接着強度に優れ、ポリエーテルイミ
ド発泡体同士の接着強度にも優れたポリエーテルイミド
発泡体を提供するものである。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、ポリエーテルイミド発泡体の圧縮強度を
高め、かつ接着強度を高める目的で、鋭意研究を重ねた
結果、ポリエーテルイミド発泡体の平均気泡径、特に接
着面における平均気泡径と、吸水率を特定の範囲にする
事により圧縮強度及び接着強度に優れる事を見い出し、
本発明を完成するに至った。
すなわち本発明は、発泡体の見掛は密度が0.4〜0.
02 g/c1の範囲であって、平均気泡径が0.1〜
3■の範囲内であり、吸水率が15%以下である喜を特
徴とするポリエーテルイミド発泡体に関する。
本発明におけるポリエーテルイミド発泡体はその平均気
泡径が0.1〜3層履の範囲内である。平均気泡径が0
.1 mmより小さいと、圧縮強度、接着強度が低下し
てしまい好ましくない、この理由は現在の所明らかでは
ないが、気泡径が0.1 mmより小さいと発泡する過
程で気泡膜にピンホール、シワ、ワレ等の構造的欠陥が
生じやすく、又、欠陥がなくとも膜厚に厚薄が生じ、変
形に対し抵抗力が弱くなっていると共に、接着剤とのヌ
レ性が悪くなる為と考えられる。又圧縮強度が小さいと
、接着加工時の加圧力を大きく出来ず、接着剤層中にボ
イド等が生じやすくなり接着強度が低下してしまう為と
考えられる。一方、平均気泡径が3mmより大きいと接
着強度が低ドしてしまい好ましくない0.この理由は、
接着時に接着剤が気泡内に浸透してしまい1面材と、発
泡体表面との接着に関与する接着剤が少くなったり、接
着面に現われている気泡膜が座屈しやすく、接着時の圧
縮により表面の気泡壁が変形してしまい接着が不均一に
なってしまう為と考えられる。
本発明におけるポリエーテルイミド発泡体は、その吸水
率が15%以下である。吸水率が15%より大きいと、
接着強度が低下してしまい好ましくない。吸水率は、発
泡体表面層の気泡構造特に、気泡膜のワレ、破れ、比較
的大きい穴の存在率と関係していると考えられ、吸水率
が大きいと、発泡体表面層を通して、接着剤が移行しゃ
すくなり。
面材との接着に使われる接着剤量が少くなり接着不良を
生じる原因になっていると考えられる。
本発明のポリエーテルイミド発泡体は、その見掛は密度
が0.4〜0.02 g/cm3の範囲のものが本発明
の目的すなわちパネル用芯村ないし下地材として好まし
い、見掛は密度が0.4 g/cm3を超えて大きいも
のは発泡体の特徴である軽量化においてその効果が小さ
く、実用上のメリットがない、一方0.02 g/cr
a3未満であると、圧縮強度、曲げ強度、曲げ弾性率等
の機械的強度が低くなり、パネルとしても機械的強度の
小さいものとなり、又、接着加工時に接合不良が出やす
く好ましくない。
本発明において用いるボ1ノエーテルイミドは、公知の
方法(米国特許第3,803,085号、第3,838
゜つ87号、第3,847,867号、第3.H3,[
3号。
第3,989,670号、第3,991,004号、第
4,293,683号明細S)で製造することができ、
例えば一般式♂ 又は−5−1qはO又はl、7は1〜5の整数である)
で表わされる二価の有機基、−R−は炭素数6〜20の
芳香族炭化水素基若しくはそのハロゲン化誘導体、炭素
数2〜20のアルキレン基若しくはシクロアルキレン基
、炭素数2〜8のアルキレン基で末端停止されたポリジ
オルガノシロキサンリ である)で表わされる二価の有機基、nは1よりモ大き
く、かつポリエーテルイミドの固有粘度が0.1以上、
好ましくは0.35以上となるような値である] で表わされるポリエーテルイミドが用いられる。
また、本発明においては、これらのポリエーテルイミド
の外に、場合によりその分子鎖末端を無水フタル酸で封
鎖されたものや、前記一般式(I)(−0−2−0−)
及びアミン成分(−R−)の少なくともl成分が2種以
上の基から成る共重合体を用いてもよいし、あるいはこ
れらの重合体のブレンド物又は所望により他の重合体を
ブレンドしたものも用いることができる。
本発明のポリエーテルイミド発泡体は、その使用目的に
より、着色材、無機充てん材、酸化防止剤、滑材、気泡
調整剤、帯電防止剤など、従来の発泡体に慣用されてい
る添加剤を加えることもできる。
本発明のポリエーテルイミド発泡体は、ポリエーテルイ
ミドに発泡体を混合し、加熱発泡させる事により製造さ
れる。使用される発泡剤は、バリウムアゾジカルボキシ
レート、トリヒドラジノトリアジン、P−1ルエンスル
ホニルセミ力ルバジド、p、p’−オキシビスベンゼン
スルホニルセミカルバシ゛′ド、ヒドラゾジカルボンア
ミド、アゾジカルボンアミド、アゾビスホルムアミド、
N、N’−ジニトロンペンタメチレンヒドラミン等の化
学発泡剤、ジクロロテトラフルオロエタン、ジクロロジ
フルオロメタン、トリクロロフルオロメタン、トリクロ
ロトリフルオロエタン、アセトン、クロロホルム、塩化
メチル、塩化メチレン等の物理発泡剤、これらの単独あ
るいは混合物がある。製造方法は従来公知の方法、たと
えば、金型内で加圧、加熱した後、放圧して発泡させる
方法、押出機内で加圧下加熱し、大気中に押出発泡する
方法、粒状の発泡性樹脂組成物を加熱発泡し、型内で加
熱成形する方法等が使用される。
本発明でいう平均気泡、径は、発泡体から立方体状のサ
ンプルを切り出し、各三断面について拡大鏡で観察し、
ランダムに選んだ気泡についてその長、径及び短径を測
定しその平均値で示した。
又、吸水率は、ASTM D 2842に準じて測定し
発泡体の体積当りの吸水量を、マoR%で求めた。
[発明の効果] 本発明のポリエーテルイミド発泡体は、機械的強度に優
れ、耐熱性に優れかつ接着性に優れるため、FRP 、
鋼板、アルミ板、ガラス繊維布、あるいはポリマーフィ
ルム等の面材との接着、あるいはFRPプリプレグとの
接着に優れ、件部の優れた積層パネルの製造に有用な芯
材を提供する。又、ポリエーテルイミド発泡体自体との
接着にも優れるため、広巾の板状発泡体が容易に製造出
来る。
[実施例] 次に実施例により、本発明をさらに詳細に説明する。
実施例1 2.2−ビス[4−(3,4−ジカルボキシフェノキシ
)フェニル]プロパンジアンハイドライドと、m−フェ
ニレンジアミンとから得られるポリエーテルイミド(G
E製Ulte腸1000 )と、アセトンとを耐圧容器
に入れ、70℃で18時間加熱して、ポリエーチルイミ
ド100重量部に対し、アセトン14重量部を含浸させ
た。得られた樹脂組成物100重量部に対しタルク0.
5重量部を混合し、口径40mmの押出機の出口側に、
発泡剤注入装置を付し、押出機の出口に、冷却装置を接
続した押出発泡装置の樹脂供給口から供給し、230℃
に加熱溶融し、発泡剤注入装置から、ジクロルテトラフ
ルオロエタン3重量部(ポリエーテルイミド100重量
部当り)を圧入し、均一に混合し、冷却装置により19
5℃に冷却した後、スリット状のノズルから大気中に押
出発泡した。得られた発泡体は見掛は密度0.058 
g/cya3.平均気泡径が0.15mm、吸水率0.
1%、であった。又、圧縮強度は5.0kg/c層2、
鋼板(0,3am厚み)をエポキシ樹脂接着剤を使用し
て、3 kg/cm2の加圧子接着したサンプルについ
て測定した面引張強度は19.0kg/c+s2であっ
た。
又、上記と同じ方法で、平均気泡体をタルクの添加量で
制御し、第1表に示した気泡径の発泡体を得た。それぞ
れの発泡体の見掛は密度は0.054〜0.058 k
g/c■2の範囲内であり、吸水率は0.1%未満であ
った。それぞれの発泡体の圧縮強度、面引張強度は第1
表に示したとおりであった。
比較例1 実施例1において、気泡径をそれぞれ0.13m+s、
5層層にした他は同じ方法で発泡体を得た。得られた発
泡体の特性は第1表に示した通りであった。
第1表から、平均気泡径が0.15〜3■の範囲内の発
泡体が優れた面引張強度を示し、かつ圧縮強度も優れて
いることが明らかである。
第1表 実施例2.比較例2 実施例1において、タルクの量を0.3重量部にした他
は同様の方法で発泡させ平均気泡径0.5Hの発泡体を
得た。又、ノズル部での樹脂温度を200℃まで徐々に
上げて、第2表に示した吸水率が異なる発泡体を得た。
各々の発泡体について、フェノール樹脂(40%)を含
浸したガラス繊維マットプリプレグとの面引張強度を測
定した結果を第2表に示した。
第2表から吸水率が15%以下の発泡体が優れた面引張
強度を示すことが明らかである。
第2表

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 発泡体の見掛け密度が0.4〜0.02g/cm^3の
    範囲内であって、平均気泡径が0.1〜3mmの範囲内
    であり、吸水率が15%以下である事を特徴とするポリ
    エーテルイミド発泡体。
JP16297385A 1984-11-22 1985-07-25 接着強度に優れたポリエ−テルイミド発泡体 Pending JPS6225135A (ja)

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EP85308480A EP0186308B1 (en) 1984-11-22 1985-11-21 Expandable polyetherimide compositions and foamed materials obtained therefrom
DE8585308480T DE3585318D1 (de) 1984-11-22 1985-11-21 Expandierbare polyetherimidzusammensetzungen und davon abgeleitete geschaeumte materialien.
US06/800,195 US4629745A (en) 1984-11-22 1985-11-21 Expandable polyetherimide compositions and foamed materials obtained therefrom

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03190939A (ja) * 1988-12-15 1991-08-20 General Electric Co <Ge> 発泡性ポリエーテルイミド樹脂
US5145048A (en) * 1987-06-19 1992-09-08 Kitamura Machinery Co., Ltd. Pallet changer
WO2011055530A1 (ja) * 2009-11-05 2011-05-12 株式会社アイ.エス.テイ ポリイミド発泡体、ポリイミド粉体混合物、ポリイミド粉体、ポリイミド発泡体の製造方法、積層ポリイミド発泡成形体の製造方法、湾曲ポリイミド発泡成形体の製造方法、積層ポリイミド発泡成形体および湾曲ポリイミド発泡成形体

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WO2011055530A1 (ja) * 2009-11-05 2011-05-12 株式会社アイ.エス.テイ ポリイミド発泡体、ポリイミド粉体混合物、ポリイミド粉体、ポリイミド発泡体の製造方法、積層ポリイミド発泡成形体の製造方法、湾曲ポリイミド発泡成形体の製造方法、積層ポリイミド発泡成形体および湾曲ポリイミド発泡成形体

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